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技術 洗浄方法及び装置

出願人 株式会社丸山製作所
発明者 川口宏祐
出願日 1998年6月15日 (21年6ヶ月経過) 出願番号 1998-181384
公開日 2000年1月7日 (19年11ヶ月経過) 公開番号 2000-000531
状態 拒絶査定
技術分野 食器の洗浄、乾燥 液体または蒸気による洗浄
主要キーワード 供給液タンク 排水処理タンク 起動盤 ケミカルタンク 受け入れ部分 焼き肉店 吸液口 キャビテーションジェット
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年1月7日)のものです。
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図面 (7)

課題

アルカリイオン還元水洗浄効果と、キャビテーションジェットによる洗浄効果との相乗効果を奏しうる洗浄方法及び装置に関する。

解決手段

NaCl水溶液電気分解によってアルカリイオン還元水とする供給液貯留タンク10と、この供給液貯留タンク10内のアルカリイオン還元水を吸引高圧ホース48を介して貯留槽50内に圧送する高圧ポンプ40と、前記高圧ホース48の末端に構成されて前記貯留槽50内の液中で開口しキャビテーションジェットを発生するノズル装置52と、前記被洗浄物74を担持する洗浄かご76を備える。

概要

背景

供給された高圧噴射流液中噴射してキャビテーション噴射流を形成する技術については、特開昭60−168554号公報及び特開平5−212317号公報に記載されて公知である。また水に溶けアルカリ性を示す化合物を含む水を電気分解し、得られたアルカリ水食器類洗浄を行う技術も特開平9−327670公報及び特開平9−238880号公報に記載されて公知である。なお例えば、特に焼き肉店において、焼き肉金網又は鉄板への適用について考察すると、これら金網や鉄板は使用の都度、人手ブラシやたわしを使用して焦げ粕を洗い落としているが、その労力は大変なものであり、特に人手が足りない場合は一回ごとに使い捨てにせざるを得ず、不経済であると共にエネルギ資源の浪費ともなっていた。特に金網の場合は隙間が多いので、通常のウオータジェットは使用できず、不便を強いられていた。

概要

アルカリイオン還元水洗浄効果と、キャビテーションジェットによる洗浄効果との相乗効果を奏しうる洗浄方法及び装置に関する。

NaCl水溶液を電気分解によってアルカリイオン還元水とする供給液貯留タンク10と、この供給液貯留タンク10内のアルカリイオン還元水を吸引高圧ホース48を介して貯留槽50内に圧送する高圧ポンプ40と、前記高圧ホース48の末端に構成されて前記貯留槽50内の液中で開口しキャビテーションジェットを発生するノズル装置52と、前記被洗浄物74を担持する洗浄かご76を備える。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

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請求項1

被洗浄物(74)とノズル装置(52)とを同じ液中に配置し、前記ノズル装置(52)から前記被洗浄物(74)へ向けてアルカリイオン還元水噴射し、キャビテーションジェットにより洗浄を行うことを特徴とする洗浄方法

請求項2

アルカリイオン還元水を貯留する貯留槽(50)と、前記貯留槽(50)内のアルカリイオン還元水中に配設される被洗浄物(74)へ向けてアルカリイオン還元水を噴射しキャビテーションジェットにより洗浄するノズル装置(52)を有することを特徴とする洗浄装置

請求項3

前記ノズル装置(52)はキャビテーションジェットを発生させるノズルオリフィス(60,62,64)と、ノズルオリフィス(60,62,64)に連通し案内壁(68)によって画定される空間部分(66)とを備えてなることを特徴とする請求項2記載の洗浄装置。

請求項4

NaCl水溶液電気分解によってアルカリイオン還元水とする供給液貯留タンク(10)と、この供給液貯留タンク(10)内のアルカリイオン還元水を吸引高圧ホース(48)を介して貯留槽(50)内に圧送する高圧ポンプ(40)と、前記高圧ホース(48)の末端に構成されて前記貯留槽(50)内の液中で開口しキャビテーションジェットを発生するノズル装置(52)と、前記被洗浄物(74)を担持する洗浄かご(76)とを備えることを特徴とする請求項2又は3のいずれかに記載の洗浄装置。

請求項5

前記供給液貯留タンク(10)には、その上部に配設されて電気分解を行う電極(34)と、前記供給液貯留槽(10)の底部に開口して前記高圧ポンプ(40)に至る吸液口(11)との間に、気泡遮断網(54)を張設してなることを特徴とする請求項4記載の洗浄装置。

請求項6

被洗浄物(74)を担持する洗浄かご(76)を動力手段(82)を介して水平方向に回転可能としてなることを特徴とする請求項4又は5記載の洗浄装置。

技術分野

0001

この発明は、アルカリイオン還元水洗浄効果キャビテーションジェットによる洗浄効果との相乗効果を奏しうるようにした洗浄方法と装置に関する。

背景技術

0002

供給された高圧噴射流液中噴射してキャビテーション噴射流を形成する技術については、特開昭60−168554号公報及び特開平5−212317号公報に記載されて公知である。また水に溶けアルカリ性を示す化合物を含む水を電気分解し、得られたアルカリ水食器類洗浄を行う技術も特開平9−327670公報及び特開平9−238880号公報に記載されて公知である。なお例えば、特に焼き肉店において、焼き肉金網又は鉄板への適用について考察すると、これら金網や鉄板は使用の都度、人手ブラシやたわしを使用して焦げ粕を洗い落としているが、その労力は大変なものであり、特に人手が足りない場合は一回ごとに使い捨てにせざるを得ず、不経済であると共にエネルギ資源の浪費ともなっていた。特に金網の場合は隙間が多いので、通常のウオータジェットは使用できず、不便を強いられていた。

発明が解決しようとする課題

0003

この発明は、汚れ落としに効果があるアルカリイオン還元水の生成と、キャビテーションジェットの洗浄効果を組み合わせることによって、洗浄機能を高めることを企図するものである。

課題を解決するための手段

0004

請求項1に記載の洗浄方法は、被洗浄物(74)とノズル装置(52)とを同じ液中に配置し、ノズル装置(52)から被洗浄物(74)ヘ向けてアルカリイオン還元水を噴射し、キャビテーションジェットにより洗浄を行うものであって、被洗浄物の洗浄に有効なものである。

0005

請求項2に記載の洗浄装置はアルカリイオン還元水を貯留する貯留槽(50)と、貯留槽(50)内のアルカリイオン還元水中に配設される被洗浄物(74)と、貯留槽(50)内のアルカリイオン還元水中に配置され被洗浄物(74)へ向けてアルカリイオン還元水を噴射し、キャビテーションジェット中の気泡(72)により洗浄するノズル装置(52)を有するものであって、貯留槽(74)内のアルカリイオン還元水中にアルカリイオン還元水を噴射することで被洗浄物に対するキャビテーショジェットの作用による洗浄効果を高める。

0006

請求項3に記載の洗浄装置はノズル装置(52)はキャビテーションジェットを発生させるノズルオリフィス(60,62,64)と、ノズルオリフィス(60,62,64)に連通し案内壁(68)によって画定される空間部分(68)とを備えてなり、キャビテーションジェットは案内壁(68)により拡散を阻止されつつ上方へ噴射される。

0007

請求項4に記載の洗浄装置は、NaCl水溶液を電気分解によってアルカリイオン還元水としてなる供給液貯留タンク(10)と、供給液供給タンク(10)内のアルカリイオン還元水を吸引高圧ホース(48)を介して貯留槽(50)に圧送する高圧ポンプ(40)と、高圧ホース(48)の末端に構成されて貯留槽(50)内の液中で開口しキャビテーションジェットを発生するノズル装置(52)と、被洗浄物を担持する洗浄かご(76)とを備えてなり、アルカリイオン還元水の生成と、キャビテーションジェットにともなう気泡による洗浄効果が多大である。

0008

請求項5に記載の装置は、供給液貯留タンク(10)において、その上部に配設されて電気分解を行う電極(34)と、この供給液貯留タンク(10)の底部に開口して高圧ポンプ(40)に至る吸液口(11)との間に、気泡遮断網(54)を張設し、この供給液貯留タンク(10)内に発生したガスが電気分解によって発生したガスが高圧ポンプ(40)に吸い込まれないようにする。

0009

請求項6に記載の洗浄装置は、被洗浄物(74)を担持する洗浄かご(76)を動力手段(82)を介して水平方向に回転可能としてなり被洗浄物(74)に対するキャビテーションジェットの受け入れ部分の拡大を企図するものである。

発明を実施するための最良の形態

0010

図1において、10は供給液貯留タンクであり、この供給液貯留タンク10には、ケミカルタンク12内のNaCl溶液14が定量供給コック16を介して滴下供給される。

0011

一方、給水源としての水道コック18を介して清水が前記供給液貯留タンク10に注入され、この供給液貯留給水タンク10にはNaCl水溶液20が貯留される。

0012

商用電源24により供給された電力は、ACーDC変換器26により直流に変換されバッテリ28の充電を行う。

0013

このバッテリ28からは前記供給液タンク10のNaCl水溶液20に陽極30及び陰極32が沈設されて電極34が形成される。

0014

上述の構成によって前記供給液貯留タンク10内で前記電極34による電気分解で、NaCl水溶液20の陽極30付近にCl2、陰極32付近ではH2とNaOHが生成され、Cl2とH2はガスの気泡となって、液面から大気中に拡散され、ここにアルカリイオン還元水(NaOH)が生成される。

0015

前記商用電源24に起動盤22を介して接続される電動機36は、伝導部材ベルトプーリ)38を介して、高圧ポンプ40を駆動するようになっており、この高圧ポンプ40は前記給水タンク10の底部においてフィルタ42を介して前記供給液貯留タンク10内のアルカリイオン還元水を吸液口11から吸引し、調圧弁44を経て、一方は前記供給液貯留タンク10に余水ホース46を介して還流させ、他方は高圧ホース48を介して貯留槽50内のノズル装置52に接続する。なお前記供給液貯留タンク10には前記電極34と前記吸液口11との間に気泡遮断網54を張設し、前記電気分解によって発生したCl2とH2のガスが、高圧ポンプ40に吸引されないようにする。

0016

前記貯留槽50内に配設される前記ノズル装置52の構成について、図2ないし図4によって説明する。このノズル装置52はキャビテーションジェットを発生させるためのものであって、前記高圧ホース48からの高圧水ケース56内に形成した通路58に導かれ、図示の例では3個が示されているノズルオリフィス60,62,64に連通する。

0017

これらノズルオリフィス60,62,64は、前記ケース56に形成される空間部分66に開口し、この空間部分66は案内壁68により画定されている。前記ノズルオリフィス60,62,64の形状としては、比較的広い断面積が次第に狭くなり細孔となって開口するように形成されている。

0018

前記高圧水が、前記ノズルオリフィス60,62,64より貯留槽50内に貯留されている洗浄槽70内に噴射されると、激しくキャビテーションが発生し、細かい気泡72が生ずる。前記案内壁68はキャビテーションによるこれら気泡72の発生を促進するとともに気泡72の拡散を防止しつつ上方に導く。

0019

上記貯留槽50の液中には、前記ノズル装置52の上方に位置して、被洗浄物74を保持する洗浄かご76が配設されており、この洗浄かご76を支承するロッド78は上方へ延長され、前記貯留槽50の外部の支持体80上に保持される動力手段すなわち電動機82によって回転駆動される。したがって前記洗浄かご76に関して前記ノズル装置52を偏倚させて配設すれば、前記ロッド78の回転により洗浄かご76が回動して、比較的広い範囲の被洗浄物74の洗浄が可能となる。

0020

前記貯留槽50の上部にスクリーン84を形成し、このスクリーン84によって区画された部分からホース86を導出し、このホース86は供給ポンプ88、濾過装置90及びリターンホース92を経て、前記給水タンク10内に返還される。なお濾過装置90は排水処理タンク(図示せず)に連通されると共に、前記貯留槽50にはドレンコック94が設けられ、汚泥処理槽(図示せず)に連通されている。

0021

前記被洗浄物74としては、例えば図5及び図6に示すような金網96や鉄板98が想定されるが、これは焼き肉用として使用されるものである。

0022

上記構成からなる洗浄装置において、先ず供給液貯留タンク10に、水道栓18から清水を供給し、一方ケミカルタンク12からは、NaCl溶液14が定量供給コック16を経て滴下し、これによって希釈されたNaCl水溶液20が供給液貯留タンク10に貯留される。

0023

商用電源24により供給される電力はACーDC変換器26により直流に変換されバッテリ28の充電を行う。前記バッテリ28からは電極34(陽極30、陰極34)に給電され、前記供給液貯留タンク10内に沈設された電極34によって、前記NaCl水溶液は、電気分解により、アルカリイオン還元水を生成する。

0024

高圧ポンプ40は前記商用電源24から起動盤22により起動される電動機36で、伝導部材38により駆動、運転されると、供給液貯留タンク10から前記アルカリイオン還元水を吸い込み、高圧水が調圧弁44により所定の圧力に調節されて、高圧ホース48によりノズル装置52に導かれ、貯留槽50内の静止水中にノズルオリフィス60,62,64から噴射されると激しくキャビテーションが起り、細かい気泡72が発生する。

0025

この気泡72は案内壁68により拡散が阻止され、被洗浄物74(例えば焼き肉用金網、鉄板)に向けて、効果的に衝突する。この気泡72は被洗浄物74の表面の近傍で消滅する際に、非常に強い衝撃波が発生し、表面に付着している汚れを剥ぎ落とすのである。

0026

前記被洗浄物74が焼き肉用金網96又は鉄板98の場合においては、これらを前記洗浄かご76に複数枚金網96の網の間や格子状の隙間の間が重ねられるようにしてほぼ水平に保持し、貯留槽50内のアルカリイオン還元水により浸漬され、前記洗浄かご76が動力手段82によって回転する間に万遍なく洗浄される。アルカリイオン還元水は油汚れタンパク質を分解する働きがあり、柔らかくなった汚れは、ウオータジェットキャビテーションにより除去される。

0027

なお前記気泡遮断網54は、供給液貯留タンク10内にあって、前記電解分解によって発生したガスが高圧ポンプ40に吸い込まれないようにする。前記調圧弁44の圧力調節後の余水は余水ホース46を介して供給液貯留タンク10に戻される。

0028

前記貯留槽50では汚水付着物は底部のドレンコック94から汚泥処理槽(図示せず)に回収され、洗浄液はスクリーン84によって濾過され、供給ポンプ88により再び加圧され、濾過装置90で細かい異物が除かれ、リターンホース92から供給液貯留タンク10に回収される。なおこの供給液貯留タンク10は水道コック(給水源)18からの清水の供給と、ケミカルタンク12からのNaCl溶液の供給により、一定の水量レベル水溶液の濃度を保つようにする。

発明の効果

0029

この発明によれば、キャビテーションジェットにより、アルカリイオン還元水によって洗浄するので、アルカリイオン還元水の洗浄効果と、キャビテーションジェットによる洗浄効果の相乗効果によって、被洗浄物を効率よく洗浄できるものである。

図面の簡単な説明

0030

図1この発明の洗浄装置の全体の構成図である。
図2ノズル装置の断面図である。
図3図2のIIIーIII線に沿う断面図である。
図4図2のIVーIV線に沿う断面図である。
図5被洗浄物としての焼き肉用金網の平面図である。
図6被洗浄物としての焼き肉用鉄板の平面図である。

--

0031

10供給液貯留タンク
11吸液口
40高圧ポンプ
48高圧ホース
50貯留槽
54気泡遮断網
56ケース
60ノズルオリフィス
62 ノズルオリフィス
64 ノズルオリフィス
66 空間部分
68案内壁
74被洗浄物
76洗浄かご
82電動機(動力手段)

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