図面 (/)

この項目の情報は公開日時点(1999年7月27日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (1)

課題・解決手段

パントプラゾールが少なくとも一部徐放形であるペレット又は錠剤形のパントプラゾールの経口医薬品は、抗菌活性成分複合させて投与すると、ヘリコバクターに起因する疾患に対する迅速な開始時の増強された効果において際立っている。

概要

背景

概要

パントプラゾールが少なくとも一部徐放形であるペレット又は錠剤形のパントプラゾールの経口医薬品は、抗菌活性成分複合させて投与すると、ヘリコバクターに起因する疾患に対する迅速な開始時の増強された効果において際立っている。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
3件
牽制数
6件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

少なくとも1種の抗菌活性成分と組み合わされたパントプラゾールからなるヘリコバクターに起因する疾患を治療するための経口医薬品において、少なくとも一部のパントプラゾールが徐放形であることを特徴とする、少なくとも1種の抗菌活性成分と組み合わされたパントプラゾールからなるヘリコバクターに起因する疾患を治療するための経口医薬品。

請求項2

完全に又は部分的に徐放形のパントプラゾールが、単一投与単位で少なくとも1種の抗菌活性成分と固定的に組み合わされている、請求項1に記載の経口医薬品。

請求項3

パントプラゾールがペレット形で、少なくとも1種の抗菌活性成分と一緒に投与単位としての1つのカプセル中に存在する、請求項2に記載の経口医薬品。

請求項4

完全に又は部分的に徐放形のパントプラゾールが、少なくとも1種の抗菌活性成分と一緒に、多層錠剤中に存在する、請求項2に記載の経口医薬品。

請求項5

パントプラゾール及び少なくとも1種の抗菌活性成分が別々の投与単位で、単一包装中に存在する、請求項1に記載の経口医薬品。

請求項6

単一包装が、用法用量患者に通ずるような投与単位の個々の成分の相対的アレンジにより、薬名分量により、かつ/又は着色によりデザインされているブリスターパックである、請求項5に記載の経口医薬品。

請求項7

パントプラゾールの徐放形がアルカリ性ペレット又は錠剤核活性成分の放出を制御する少なくとも1つの中間層及び小腸で可溶性外側腸溶層を有する、請求項1に記載の経口医薬品。

請求項8

少なくとも1つの中間層が水不溶性徐放性被膜形成剤からなる、請求項7に記載の経口医薬品。

請求項9

被膜形成剤が溶液又は分散液から施与されている、請求項8に記載の経口医薬品。

請求項10

中間層が水不溶性徐放性被膜形成剤として、水不溶性セルロースエーテル及び/又は酢酸ポリビニルを含有する、請求項8に記載の経口医薬品。

請求項11

中間層が水不溶性徐放性被膜形成剤として、エチルセルロースアンモニオメタクリレートコポリマー(EudragitTRRS、EudragitTRRL)又はポリビニルアルコールを含有する、請求項8に記載の経口医薬品。

請求項12

小腸で可溶性の外側腸溶層がメタクリル酸メタクリル酸メチルコポリマー又はメタクリル酸/メタクリル酸エチルコポリマー(EudragitTRL)からなる、請求項11に記載の経口医薬品。

請求項13

外側腸溶層がセルロース誘導体被覆からなる、請求項7に記載の経口医薬品。

請求項14

請求項15

空孔形成剤可塑剤緩衝剤塩基及び顔料からなる群から選択されるいずれかが付加的に中間層中に存在する、請求項7に記載の経口医薬品。

請求項16

請求項17

パントプラゾールを少なくとも1種の抗菌活性成分と組み合わせて、ヘリコバクターに起因する疾患を治療するための医薬品を製造するために使用することにおいて、パントプラゾールの少なくとも一部が徐放形である、パントプラゾールの使用。

請求項18

ヘリコバクターに起因する疾患を治療するために、活性成分としてのパントプラゾールのための、又はそれと少なくとも1種の抗菌活性成分との複合使用のためのペレット又は錠剤形の経口医薬品を製造する方法において、その方法が、a)活性成分をアルカリ塩として、かつ/又はアルカリ性物質を添加してペレット又は錠剤核にし、b)これに、主に水不溶性徐放性酸性被膜形成剤からなる少なくとも1つの徐放性中間層を施与し、c)次いで、小腸で可溶性の外側腸溶層を施与することからなることを特徴とする、ヘリコバクターに起因する疾患を治療するために、活性成分としてのパントプラゾールのための、又はそれと少なくとも1種の抗菌活性成分との複合使用のためのペレット又は錠剤形の経口医薬品を製造する方法。

0001

抗菌活性物質及び徐放性パントプラゾールを含有す
経口医薬品
本発明は、ヘリコバクターに起因する疾患を治療するための、パントプラゾー
ルと抗菌活性成分との複合使用のためのペレット又は錠剤形の経口医薬品に関す
る。

0002

例えば、ヨーロッパ特許(EP−A)第0005129号明細書、同第016
6287号明細書及び同第0268956号明細書中に記載されているようにピ
リジン−2−イルメチルスルフィニル−1H−ベンゾイミダゾールは、そのH+
/K+−ATPアーゼ抑制効果の故に、胃酸分泌の上昇により生ずる疾患の治
療のためにますます重要となっている。この群から既に市場入手可能な活性
分の例は、オメプラゾール(omeprazole : INN)、ランソプラゾール(lansopraz
ole : INN)及びパントプラゾール(pantoprazole : INN)である。これらの活
性成分は、不可逆性プロトンポンプ抑制剤とも呼ばれている。

0003

ある種の胃疾患の原因と考えられている微生物ヘリコバクターピロリを、ヘ
リコバクターピロリに対して活性な抗菌活性成分と胃酸を減らす薬剤との複合使
用により制御することは従来、選択法と見なされてい
る。

0004

ヨーロッパ特許(EP−A)第0519365号明細書は(活性成分パントプ
ラゾールに関して)水溶性中間層及び腸溶層被覆されたアルカリ性核成分をベ
ースとする処方を提案しており、その際、ポリビニルピロリドン及び/又はヒド
ロキシプロピルメチルセルロースをアルカリ性核のためのバインダーとして使用
すると、改善された安定性が達成される。

0005

ヨーロッパ特許(EP−A)第0342522号明細書は酸不安定性ベンゾ
ミダゾールの処方を記載しており、その際、中間層が、アルカリ性核と腸溶被覆
との間に位置し、かつ水中で低い可溶性のみを示す被膜形成材料、例えばエチル
セルロース及びポリビニルアセテート及びその中に懸濁し、かつ水中で低い可溶
性を示す微粒無機又は有機材料、例えば酸化マグネシウム酸化ケイ素又はスク
ロース脂肪酸エステルからなる。

0006

特開昭(JP−A)59−020219号公報は、(腸溶被覆下に)被膜形成
材料、例えば高い脂肪酸含有率を伴うヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒ
ドロキシプロピルセルロース及びヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレー
トの中間層を有する酸不安定性活性成分のための腸溶組成物を記載している。

0007

ドイツ特許(DE−A)第3233764号明細書は腸溶組成物に関して、水
溶性セルロースエーテル
水溶性モノ−又はポリ塩基有機酸、例えばクエン酸酒石酸等からなる中間
層を提案している。

0008

不可逆性プロトンポンプ抑制剤と抗菌活性成分との複合使用は確かに、ヘリ
バクターに対して試験管中では良好な効果を示すが、この複合使用で達成される
臨床効果は粗末なものである。作用の発現の著しい遅れが、実際に不便である。

0009

ヘリコバクターに対する抗菌活性成分の作用は意外にも、徐放性投与形持続
性放出形)でのパントプラゾールの投与により強化される。加えて、徐放性パン
トプラゾールの投与が、このような放出の遅滞を伴わない形での投与の場合より
もかなり早く作用を発現させることは、特に意外なはずである。ヘリコバクター
根絶するまでの治療期間は短くなり、抗菌酸性抑制剤のかなりの量が節約され
る。

0010

従って本発明は、少なくとも1種の抗菌活性成分と組み合わされたパントプラ
ゾールからなり、その際、少なくとも一部のパントプラゾールが徐放形である、
ヘリコバクターに起因する疾患を治療するための経口医薬品に関する。その他の
要旨は、請求項から明らかである。

0011

本発明に関して、パントプラゾールは化合物、5−ジフルオロメトキシ−2−
[(3,4−ジメトキシ−2−ピリジニル)メチルスルフィニル]−1H−ベンゾイ
ミダゾール、その塩及び溶媒和物(例えば、水和物)
、殊に、結晶水1.5分子を有するナトリウム塩(パントプラゾールNa×1.
5H2O)である。

0012

好適な(ヘリコバクター、殊にヘリコバクターピロリに対して活性な)抗菌活
性成分の例は、ヨーロッパ特許(EP−A)第0282131号明細書中に挙げ
られている。これらの活性成分には例えば、ビスマス塩(例えば、次クエン酸ビ
スマス又は次サリチル酸ビスマス)、スルホンアミドニトロフラン(例えば、
ニトフラゾン、ニトロフラントイン又はフラゾリドン)、メトロニダゾル、チ
ニダゾール、ニモラゾール(nimorazole)又は抗生物質が含まれる。これに関して
挙げられる抗生物質の例は、活性成分の特定のクラスに従い分類すると次のもの
である:アミノグリコシド、例えばゲンタマイシンネオマイシンカナマイ
ン、アミカシン又はストレプトマイシンマクロライド、例えばエリスロマイシ
ン、アジスロマイシン(azithromycin)、クラリスロマイシン(clarithromycin)、
クリンダマイシン又はリファンピシンペニシリン、例えば、ペニシリンG、ペ
ニシリンV、アンピシリンメズロシリン又はアモキシシリンポリペプチド
例えばバシトラシン又はポリミキシンテトラシリン(tetracyline)、例えばテ
トラシリン、クロロテトラサイクリンオキシテトラサイクリン、ミノサイクリ
ン又はドキシサイクリンカルバペネム(carbapenem)、例えばイミペネム(imipe
nem)、ロラカルベフ(lorac
arbef)、メロペネム(meropenem)又はパニペネム(panipenem);セファロスポリン
、例えば、セファレキシン、セホキシチン、セフロキシムアクセチル(axetil)、
セフォタキシムセフポドキシムプロキセチル(cefpodoxim proxetil)、セファ
クロールセファドロキシル又はセファロチンジャイレース抑制剤、例えばシ
プロフロサシン(ciprofloxacin)、ノルフロキサシン(norfloxacin)、オフロキ
サシン(ofloxacin)又はペフロキサシン(pefloxacin)又はその他の別の抗生物質
、例えばクロラムフェニコール

0013

これに関連して、パントプラゾールと複数の抗菌活性成分との、例えば、ビス
マス塩及び/又はテトラサイクリンメトロニダゾールとの組み合わせ、又はア
モキシシリン又はクラリスロマイシンとメトロニダゾールとの組み合わせとの連
帯投与が、特に記載する価値がある。

0014

強調しうる抗菌活性成分は、エリスロマイシン、アジスロマイシン、クラリス
ロマイシン、クリンダマイシン、リファンピシン、アンピシリン、メズロシリン
、アモキシシリン、テトラサイクリン、ミノサイクリン、ドキシサイクリン、イ
ペネム、メロペネム、セファレキシン、セフロキシムアクセチル、セフポドキ
シムプロキセチルセファクロル、セファドロキシル、シプロフロキサシン、ノ
ルフロキサシン、オフロキサシン及びペフロキサシンである。

0015

クラリスロマイシン及びアモキシシリンを、特に強調すべき抗菌活性成分とし
て挙げることができる。

0016

本発明の目的では、複合投与は、固定されたコンビネーション、及び殊に自由
なコンビネーションを意味し、つまり、徐放性パントプラゾール及び抗菌活性
分が、一緒に1つの投与単位中に存在するか、又は別々の投与単位で存在する徐
放性パントプラゾール及び抗菌活性成分を、直ちに連続して、又は比較的長い時
的間隔をおいて投与する;比較的長い時間的間隔とは、最大24時間の期間を
意味する。別々の投与単位として使用するために、1つのパック中に一緒に入れ
うるように製造するのが有利である。例えば、2つの投与単位を、2つの投与単
位相互の相対的な組み合わせ、薬名分量及び/又は着色に応じて、2つの投与単
位の個々の成分の摂取時間(用法用量)が患者に明確なように自体公知の方法で
デザインされているブリスターパック中に一緒にパックする。

0017

投与単位とは殊に、パントプラゾール放出の徐放が、可能な限り問題なく達成
される医薬投与形のことである。これには殊に、2種の活性成分(一方はパント
プラゾール、他方は抗菌活性成分)が放出されるか、又は体に効果的に摂取され
るように、最適な活性成分プロフィール、従って発現プロフィールが達成される
ように有利にデザインされた用量形を伴う錠剤、被覆された錠剤又はペレット及
カプセル中のミクロ錠剤
が含まれる。

0018

遅滞の種々のタイプ及び程度を(徐放性のために)使用することができるので
、可能な限り長く持続し、かつpHを挙げるために充分なパントプラゾールプラ
ズマレベル保証される。

0019

抗菌活性成分の製薬処方を、個々の活性成分を熟知している当業者に公知のよ
うに実施する。

0020

一部のパントプラゾールの迅速な放出及びその他の部分の持続的放出を例えば
、層状錠剤又は多層錠剤により達成することができ、その場合、一部のパントプ
ラゾールは形状の外部被覆中に存在し、その放出の遅滞はない:これに、抗菌活
性成分を含有する別の被覆、次いで通常、その放出が持続するパントプラゾール
を有する核が続く。

0021

どのように放出を遅らせるか、又は持続させるかの詳細は、専門知識を有する
当業者に熟知されている。当業者は同様に、必要な投与形(製薬処方)のために
好適な助剤及び付形剤にも熟知している。溶剤、錠剤助剤及びその他の活性成分
付形剤に加えて、例えば、錠剤被覆組成物可塑剤抗酸化剤保存剤染料
を使用することができる。活性成分間又は活性成分と助剤との間の不相容が予期
される場合には、適当な分離層を適当な場所に(例えば、層状錠剤又は多層錠剤
中)施与する。

0022

活性成分の投与量は、使用される抗菌活性成分の特
性にかなり依存している。パントプラゾールの典型的な投与量は、1日量約0.
01〜約20、有利に0.05〜5、特に0.1〜1.5mg/体重kgと考え
られ、その場合、複数の単一用量の形が好適である。ペニシリン、例えばアモキ
シシリンは1日量約5〜40、有利に10〜20mg/体重kgで投与される。

0023

かなり着色された分解生成物を生じさせる中性、殊に酸性環境中で分解する強
い傾向の故に、経口組成物に関して、一方でパントプラゾールをアルカリ性環境
中に保持し、かつ他方で、酸にさらされることから保護する必要がある。酸不安
定性活性成分を含有する錠剤又はペレットを、を通過した後に腸内のアルカリ
性媒体中で迅速に溶ける腸溶被覆で被覆することは通常公知である。非常に酸−
不安定性のパントプラゾールの場合には、それをそのアルカリ性塩の形で、例え
ばナトリウム塩として、又はアルカリ性物質と一緒に錠剤核又ペレットに処理す
ることが必要である。腸溶被覆に好適な物質遊離カルボキシル基を有するので
、腸溶被覆が部分的に、又は全て内部から、内部のアルカリ媒体の故に溶けて、
遊離カルボキシル基が活性成分の分解を促進する場合に問題が生ずる。従って、
シーリング中間層サブコーティング)を、腸溶被覆とアルカリ性錠剤核との間
に施与する必要がある。ヨーロッパ特許(EP−A)第0244380号明細書
は、活性成分をアルカリ性化合物又はアルカリ塩と一
緒に含有する核を、水中に可溶性か、又は水中で迅速に分解する製薬学的認容
可能な非酸性不活性物質の少なくとも1つの層で、腸溶層が施与される前に被覆
することを提案している。

0024

中間層は、外部から拡散侵入する水素イオンがアルカリ性核から拡散侵出する
ヒドロキシルイオンとそこで反応しうるpH−緩衝帯域として作用する。中間層
緩衝能を高めるために、緩衝物質中間層中に導入することが提案される。実
際にこの方法でやや安定な組成物を得ることができる。しかし、比較的厚い中間
層では既に僅かな分解でも生ずる、目には分からない偏晶を防ぐ必要がある。加
えて、製造の間、痕跡量湿気をも避けるかなりの努力を払わなければならない

0025

本発明の範囲でのもう1つの目的は、湿度及びその他の効果により生じる活性
成分の分解及び着色に対するかなりの耐性により際立っている、活性成分の徐放
性放出及び制御放出を伴うペレット又は錠剤形のパントプラゾール用経口医薬品
である。

0026

同時に、活性成分とアルカリ性反応との、かつ腸溶被覆と酸性反応との間の相
互作用のためのバリアとなる水不溶性被膜形成体の少なくとも1つの徐放性中間
層を施与することにより、この目的は特に有利に達成される。

0027

これに関して、被膜形成体は、更なる添加物有機
溶剤、洗剤アルカリ化物質等)を伴わずに水に溶けない場合に、それは水不溶
性とみなされる。

0028

従って、発明は更に、アルカリ性ペレット又は錠剤核、少なくとも1つの徐放
制御中間層及び小腸で可溶性の外側腸溶層からなる、酸不安定性不可逆プロトン
ポンプ抑制剤用のペレット又は錠剤形の経口医薬品に関し、その際、医薬品用
中間層は水不溶性被膜形成剤からなり、その被膜形成剤を無水溶液又は水性分散
液から施与する。

0029

徐放を例えば、数多くの特許中に記載されているように半透膜により達成する
ことができる(例えば、ヨーロッパ特許(EP−B)第0185331号明細書
)。

0030

どのように徐放を達成するかの詳細は、その専門知識をベースとする当業者に
熟知されている。当業者は同様に、必要な投与形のための適当な助剤及び付形剤
に関しても熟知している(薬剤処方)。溶剤、錠剤助剤及びその他の活性成分付
形剤と並んで、例えば、錠剤被覆組成物、可塑剤、抗酸化剤、保存剤、染料等を
使用することができる。活性成分間の、又は活性成分と助剤との間の不相容性
予期される場合には、好適な分離層を適当な位置に施与する。

0031

本発明の経口医薬品は活性成分の制御放出及び安定性の増加により、従来技術
よりも優れている。(活性成分の放出を制御する)中間層を非常に薄く(20〜
80、特に有利に40〜60μm)保持するのが特に有利であり、これは材料の
かなりの節約及び短い処理時間をもたらす。水中への中間層の不溶性は、水性
濁液の形での腸溶層の施与が、中間層の溶解があり得ないために難しくないこと
を意味している。更に、かなり平滑な表面を有する経口医薬品が得られ、これは
、より良い外観をもたらすだけでなく、かつ錠剤のインプリンティング法を技術
的に簡単にする。

0032

ペレット又は錠剤核の塩基性反応のために、(必要な場合には、pHの上昇を
、単に活性成分塩を使用することにより達成せずに)これを無機塩基と混合する
。これに関して、例えば、弱酸の製薬学的に安定なアルカリ金属アルカリ土類
金属又は土類金属及びアルカリ土類金属及び土類金属の製薬学的に安定な水酸化
物及び酸化物を挙げることができる。例えば炭酸ナトリウムを強調される塩基
して挙げることができる。

0033

填料及びバインダーの他に、その他の助剤、殊に滑剤及び汚損防止剤(nonstic
k agent)及び錠剤崩壊剤を、錠剤核の製造で使用する。好適なバインダーは殊に
、種々の重合度のポリビニルピロリドンである。挙げられる滑剤及び汚損防止剤
の例は、高級脂肪酸及びそのアルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩、例えばス
テアリン酸カルシウムである。好適な錠剤崩壊剤は殊に、化学的に不活性な物質
である。好適なものとして挙げられる錠剤崩壊剤は、架橋されたポリビニルピロ
ドン、架橋されたナトリウムカルボキシメチルセルロース及びナトリウムデン
プングリコレートである。

0034

(ペレット又は錠剤核に施与される)水−不溶性徐放性中間層で使用可能な被
膜形成ポリマーの例には、エチルセルロース、ポリビニルアセテート、アンモ
メタクリレートコポリマーA(例えばEudragitTRRL)及びタイプB(例えばEudra
gitTRRS)等が含まれる。放出速度はこの中に好適な水溶性空孔形成剤、例えばP
EG、ラクトースマンニトールソルビトール、HPMC等を導入するだけで
なく、施与される被覆層の厚さによっても制御することができる。

0035

放出制御ポリマー分散液で使用される溶剤又は分散液は、非水性有機溶剤、例
えばアルコールケトン又はハロゲン化された炭化水素又はこれらの溶剤の混合
物である。

0036

同様に、米国特許(US−A)第3845770号明細書、同第391689
9号明細書、同第4036227号明細書、同第4093708号明細書、同第
4096238号明細書、同第4135514号明細書及び同第4142526
号明細書に記載されているように、活性成分の放出を制御するために、酢酸セル
ロース、酢酸酪酸セルロース、酢酸プロピオン酸セルロースの半透膜を用いる浸
透系を使用することができる。これらは放出速度を変えることなく、腸溶ラッカ
ーの水性分散液で被覆することができる。

0037

腸溶被覆のための好適なポリマーの例は、メタクリル酸メタクリル酸メチル
コポリマー又はメタクリル酸/メタクリル酸エチルコポリマー(EudragitTRL)
又はセルロース誘導体、例えばカルボキシメチルエチルセルロース(CMEC、D
uodcel)、酢酸フタル酸セルロースCAP)、酢酸トリメリト酸セルロース(
CAT)、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート(HP50、HPS
S)、ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートスクシネート(HPMC
AS)又はポリビニルアセテートフタレートであり、これに更に所望の場合には
可塑剤(例えばプロピレングリコール)及び/又はその他の添加物及び助剤(例
えば、緩衝剤、塩基、例えば有利に水酸化アルミニウム又は顔料)を添加するこ
とができる。

0038

この目的に慣用の装置を用いて慣用の方法で層を施与する。

0039

0040

次の処方例で、本発明を制限することなく本発明を詳述する。

0041

例1

0042

錠剤:

0043

I.未被覆核の製造
a)パントプラゾールNa×1.5H2O
45.1mg
b)炭酸ナトリウム10.0mg
c)マンニトール20.0mg
d)HPMC2910 3cps
25.0mg
e)HPMC2910 15cps
4.0mg
f)ステアリン酸カルシウム
2.1mg
106.2mg

0044

a)をb)、c)及びd)の一部と混合する。残りのb)及びc)を、e)の
澄明水溶液に添加し、かつpHをb)で>10に調節する。この溶液を流動床
顆粒のために使用する。残りのd)及びf)を乾燥した顆粒に加え、かつ顆粒を
適当な錠剤製造機中で圧縮する。

0045

II.徐放性層
g)エチルセルロース9.85mg
h)微粉化ラクトース2.37mg
i)プロピレングリコール0.98mg
j)アンモニア25% 0.80mg
14.00mg

0046

g)を、溶液(A)を製造するためにイソプロパノール165ml中に溶かす
。イソプロパノール165ml中のh)の良好な懸濁液をローターステーター
アジテーターを使用して製造し、次いで、i)及びj)を、懸濁液(B)を製造
するために好適なアジテ
ターを使用して撹拌する。溶液(A)及び懸濁液(B)を合わせる。Iから得ら
れた錠剤核を、適当な装置中で、前記で得られた懸濁液で適当な層圧に被覆する

0047

III.腸溶被覆:
l)EudragitTML 13.64mg
m)クエン酸トリエチル1.36mg
15.00mg

0048

l)を水140mlで希釈し、m)を添加する。生じた分散液を処理の前にふ
るいにかける。IIIからの分散液をIIから得られた予備シールされた核の上
に適当な装置中で噴霧する。

0049

例2

0050

錠剤:

0051

I.未被覆核の製造:

0052

核の製造を例IのIと同様に実施した。

0053

II.徐放性層:
g)酢酸ポリビニル9.15mg
h)微粉化ラクトース2.27mg
i)プロピレングリコール0.91mg
j)アンモニア25% 0.80mg
13.13mg

0054

溶液(A)を製造するためにg)を、アセトンクロロホルムの1:1混合物
150ml中に溶かす。

0055

アセトン/クロロホルムの1:1混合物150ml
中のh)の微細な分散液をローター−ステーターアジテーターを使用して製造し
、次いで、懸濁液(B)を製造するためにi)及びj)を適当なアジテーターを
用いて撹拌する。溶液(A)及び懸濁液(B)を合わせる。

0056

Iで得られた錠剤核を、適当な装置中で、前記で得られた懸濁液を用いて適当
層厚に被覆する。

0057

III.腸溶被覆:
l)EudragitTRL 13.46mg
m)クエン酸トリエチル1.36mg
15.00mg

0058

腸溶被膜被覆された錠剤1つ当たりの全重量
183.50mg

0059

l)を水135mlで希釈し、m)を添加する。分散液を処理の前にふるいに
かける。

0060

IIIからの分散液を、適当な装置中で、IIで得られた予めシールドされた
核の上に噴霧する。

0061

例3

0062

ペレット:

0063

I.出発ペレット
a)スクロースペレット(0.7〜0.85mm
) 950.0g
b)ヒドロキシプロピルメチルセルロース291
0(USP) 40.0g
c)プロピレングリコール9.9g
d)NaOH 0.1g

0064

a)をb)、c)及びd)の水溶液と一緒に流動床中に噴霧する(Wurster met
hod)。

0065

II.活性ペレット
e)パントプラゾールNa×1.5H
403.0g
f)ヒドロキシプロピルメチルセルロース291
0(USP) 403.0g
g)プロピレングリコール201.5g
h)NaOH 1.0g

0066

f)、g)、h)、e)を次いで精製水リットル中に溶かし、かつ流動床中
でIで得られたペレット900g上に噴霧する(Wurster method)。

0067

III.予めシールドされたペレット

0068

徐放性層を、錠剤に関して記載された方法と同様に、パン又は流動床中で施与
する。

0069

IV.腸溶被覆ペレット

0070

被覆を、錠剤に関して記載された方法と同様に、パン又は流動床中で施与する

0071

次いでペレットを適当なサイズのカプセルにパックする(例えばサイズ1)。

0072

例4

0073

ペレット:

0074

I.活性ペレット
c)パントプラゾールNa×1.5H2O
403.0g
d)炭酸Na 87.3g
e)微結晶性セルロース(Avicel PH101)
117.0g
f)Naカルボキシメチルセルロース
18.0g

0075

c)〜f)を無水で予備混合し、次いで、慣用のニーダー又は高速ミキサー
で水中の炭酸Na及びNaカルボキシメチルセルロースの溶液を用いてペースト
状の粘稠度に湿らせる。生じた組成物を次いで、押出し、かつ当業者に熟知され
ている押出機ラウンダー(rounder)法でペレットの形にする。湿ったペレット
を適当な装置中で乾燥させる(乾燥炉、流動床等)。

0076

III.徐放性層:

0077

徐放性層を、錠剤に関して記載された方法と同様にパン又は流動床中で施与す
る。

0078

IV.腸溶被覆ペレット

0079

被覆を、錠剤に関して記載された方法と同様にパン又は流動床中で施与する。

0080

ペレットを次いで、適当なサイズ(例えばサイズ1)のカプセル中にパックす
る。

0081

本発明及びその利点は、前記記載から容易に理解される。勿論、本発明の精神
及び観点から外れることなく、又はその物質的利点を損なうことなく、種々の変
更が生成物及び方法で成されうる。前記の生成物及び
方法は単に、本発明の有利な実施態の実例である。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ