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図面 (7)

課題

第1透明絶縁基板と第2透明絶縁基板の重ね合わせ精度等に係わりなく、表示画像黒表示時の輝度の上昇を防ぎ、コントラストの低下を抑制することが可能な液晶表示素子を提供する。

解決手段

少なくとも、一面に第1透明電極4及び第1配向膜を配置し、他面に第1偏光板を配置した第1透明絶縁基板と、一面にカラーフィルタ8及び第2透明電極9それに第2配向膜を配置し、他面に第2偏光板を配置した第2透明絶縁基板と、第1透明絶縁基板の一面と第2透明絶縁基板の一面とを対向配置し、第1透明絶縁基板及び第2透明絶縁基板間に液晶層封止した液晶表示素子において、カラーフィルタ8は、ブラックマトリクス面13に多数の楕円形状の3色光透過用開口部14R、14G、14Bを規則的に配置したものからなる。

概要

背景

最近、液晶表示素子は、全体構造コンパクトであり、微精細高コントラスト表示画像の表示が可能になったことから、パーソナルコンピュータを始めとする各種の情報制御機器等の情報表示部材として多く用いられるようになってきている。

ところで、既知の液晶表示素子は、透明ガラスからなる第1透明絶縁基板と、同じく透明ガラスからなる第2透明絶縁基板とを有し、第1透明絶縁基板は、その一面に、直交方向の一方方向に沿って延びる平行配置された多数の第1透明電極と多数の第1透明電極上に配置された第1配向膜とが形成され、その他面に、第1偏光板配置形成され、第2透明絶縁基板は、その一面に、カラーフィルタとカラーフィルタ上に直交方向の他方方向に沿って延びる平行配置された多数の第2透明電極と多数の第2透明電極上に配置された第2配向膜とが形成され、その他面に、第2偏光板が配置形成されている。また、第1透明絶縁基板の一面と第2透明絶縁基板の一面とが対向配置され、対向した第1透明絶縁基板と第2透明絶縁基板間に液晶層封止配置した構成を具備しているものである。

ここで、図4は、既知の液晶表示素子において、カラーフィルタの位置と第1透明電極及び第2透明電極の配置位置との関係を示す一例の説明図であって、カラーフィルタの位置と第1透明電極及び第2透明電極の配置位置との間に位置ずれが生じていない場合の例を示すものである。

図4において、41はカラーフィルタ、42はブラックマトリクス面(遮光面)、43Rは赤色光透過用開口部、43Gは緑色光透過用開口部、43Bは青色光透過用開口部、44は第1透明電極、45は第2透明電極である。

そして、カラーフィルタ41は、透過光を遮るブラックマトリクス面42と、ブラックマトリクス面42内の各所に規則的に配置形成した赤色光透過用開口部43R、緑色光透過用開口部43G、青色光透過用開口部43Bとからなっている。各赤色光透過用開口部43R、緑色光透過用開口部43G、青色光透過用開口部43Bは、同寸の長方形状のもので、直交方向の一方方向及び他方方向の双方向において、赤色光透過用開口部43R、緑色光透過用開口部43G、青色光透過用開口部43Bの順に配置形成されている。第1透明絶縁基板上の第1透明電極44は、赤色光透過用開口部43R、緑色光透過用開口部43G、青色光透過用開口部43Bの長寸方向に沿って延びるように配置されるもので、正規配置状態のとき、赤色光透過用開口部43R、緑色光透過用開口部43G、青色光透過用開口部43Bの横幅(短寸方向の幅)全体が第1透明電極44の横幅内に収まるように配置される。第2透明絶縁基板上の第2透明電極45は、赤色光透過用開口部43R、緑色光透過用開口部43G、青色光透過用開口部43Bの短寸方向に沿って延びるように配置されるもので、正規の配置状態のとき、赤色光透過用開口部43R、緑色光透過用開口部43G、青色光透過用開口部43Bの縦幅(長寸方向の幅)全体が第2透明電極44の横幅内に収まるように配置される。

このような構成を有する既知の液晶表示素子は、いずれかの第1透明電極44及びいずれかの第2透明電極45が駆動電圧の供給によって駆動されたとき、それぞれ駆動された第1透明電極44と第2透明電極45との交点部分の液晶層の液晶分子配向状態が変化し、同交点部分に赤色光透過用開口部43Rがあった場合、赤色光が赤色光透過用開口部43Rを通して表示面側に投射され、同交点部分に緑色光透過用開口部43Gがあった場合、緑色光が緑色光透過用開口部43Gを通して表示面側に投射され、同交点部分に青色光透過用開口部43Bがあった場合、青色光が青色光透過用開口部43Bを通して表示面側に投射される。

概要

第1透明絶縁基板と第2透明絶縁基板の重ね合わせ精度等に係わりなく、表示画像の黒表示時の輝度の上昇を防ぎ、コントラストの低下を抑制することが可能な液晶表示素子を提供する。

少なくとも、一面に第1透明電極4及び第1配向膜を配置し、他面に第1偏光板を配置した第1透明絶縁基板と、一面にカラーフィルタ8及び第2透明電極9それに第2配向膜を配置し、他面に第2偏光板を配置した第2透明絶縁基板と、第1透明絶縁基板の一面と第2透明絶縁基板の一面とを対向配置し、第1透明絶縁基板及び第2透明絶縁基板間に液晶層を封止した液晶表示素子において、カラーフィルタ8は、ブラックマトリクス面13に多数の楕円形状の3色光透過用開口部14R、14G、14Bを規則的に配置したものからなる。

目的

本発明は、このような問題点を解決するもので、その目的は、第1透明絶縁基板と第2透明絶縁基板の重ね合わせ精度等に係わりなく、表示画像の黒表示時の輝度の上昇を防ぎ、コントラストの低下を抑制することが可能な液晶表示素子を提供することにある。

効果

実績

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請求項1

少なくとも、一面に第1透明電極及び第1配向膜を配置し、他面に第1偏光板を配置した第1透明絶縁基板と、一面にカラーフィルタ及び第2透明電極それに第2配向膜を配置し、他面に第2偏光板を配置した第2透明絶縁基板と、前記第1透明絶縁基板の一面と前記第2透明絶縁基板の一面とを対向配置し、前記第1透明絶縁基板及び前記第2透明絶縁基板間に液晶層封止した液晶表示素子において、前記カラーフィルタは、遮光面に多数の楕円形状の3色光透過用開口部を規則的に配置したものであることを特徴とする液晶表示素子。

技術分野

0001

本発明は、液晶表示素子に係わり、特に、液晶表示素子を製造する際に、第1透明絶縁基板と第2透明絶縁基板とを重ね合わせたときに発生する微小位置ずれに基いて、表示画像コントラストが低下するのを抑制した液晶表示素子に関する。

背景技術

0002

最近、液晶表示素子は、全体構造コンパクトであり、微精細高コントラストの表示画像の表示が可能になったことから、パーソナルコンピュータを始めとする各種の情報制御機器等の情報表示部材として多く用いられるようになってきている。

0003

ところで、既知の液晶表示素子は、透明ガラスからなる第1透明絶縁基板と、同じく透明ガラスからなる第2透明絶縁基板とを有し、第1透明絶縁基板は、その一面に、直交方向の一方方向に沿って延びる平行配置された多数の第1透明電極と多数の第1透明電極上に配置された第1配向膜とが形成され、その他面に、第1偏光板配置形成され、第2透明絶縁基板は、その一面に、カラーフィルタとカラーフィルタ上に直交方向の他方方向に沿って延びる平行配置された多数の第2透明電極と多数の第2透明電極上に配置された第2配向膜とが形成され、その他面に、第2偏光板が配置形成されている。また、第1透明絶縁基板の一面と第2透明絶縁基板の一面とが対向配置され、対向した第1透明絶縁基板と第2透明絶縁基板間に液晶層封止配置した構成を具備しているものである。

0004

ここで、図4は、既知の液晶表示素子において、カラーフィルタの位置と第1透明電極及び第2透明電極の配置位置との関係を示す一例の説明図であって、カラーフィルタの位置と第1透明電極及び第2透明電極の配置位置との間に位置ずれが生じていない場合の例を示すものである。

0005

図4において、41はカラーフィルタ、42はブラックマトリクス面(遮光面)、43Rは赤色光透過用開口部、43Gは緑色光透過用開口部、43Bは青色光透過用開口部、44は第1透明電極、45は第2透明電極である。

0006

そして、カラーフィルタ41は、透過光を遮るブラックマトリクス面42と、ブラックマトリクス面42内の各所に規則的に配置形成した赤色光透過用開口部43R、緑色光透過用開口部43G、青色光透過用開口部43Bとからなっている。各赤色光透過用開口部43R、緑色光透過用開口部43G、青色光透過用開口部43Bは、同寸の長方形状のもので、直交方向の一方方向及び他方方向の双方向において、赤色光透過用開口部43R、緑色光透過用開口部43G、青色光透過用開口部43Bの順に配置形成されている。第1透明絶縁基板上の第1透明電極44は、赤色光透過用開口部43R、緑色光透過用開口部43G、青色光透過用開口部43Bの長寸方向に沿って延びるように配置されるもので、正規配置状態のとき、赤色光透過用開口部43R、緑色光透過用開口部43G、青色光透過用開口部43Bの横幅(短寸方向の幅)全体が第1透明電極44の横幅内に収まるように配置される。第2透明絶縁基板上の第2透明電極45は、赤色光透過用開口部43R、緑色光透過用開口部43G、青色光透過用開口部43Bの短寸方向に沿って延びるように配置されるもので、正規の配置状態のとき、赤色光透過用開口部43R、緑色光透過用開口部43G、青色光透過用開口部43Bの縦幅(長寸方向の幅)全体が第2透明電極44の横幅内に収まるように配置される。

0007

このような構成を有する既知の液晶表示素子は、いずれかの第1透明電極44及びいずれかの第2透明電極45が駆動電圧の供給によって駆動されたとき、それぞれ駆動された第1透明電極44と第2透明電極45との交点部分の液晶層の液晶分子配向状態が変化し、同交点部分に赤色光透過用開口部43Rがあった場合、赤色光が赤色光透過用開口部43Rを通して表示面側に投射され、同交点部分に緑色光透過用開口部43Gがあった場合、緑色光が緑色光透過用開口部43Gを通して表示面側に投射され、同交点部分に青色光透過用開口部43Bがあった場合、青色光が青色光透過用開口部43Bを通して表示面側に投射される。

発明が解決しようとする課題

0008

前記既知の液晶表示素子は、液晶表示素子を製造する際の製造工程の中に、第1透明絶縁基板と第2透明絶縁基板との重ね合わせ、それら2つの基板の対向面の周囲を貼り合わせを行う製造工程がある。この製造工程においては、第1透明絶縁基板側に形成した第1透明電極44と、第2透明絶縁基板側に形成したカラーフィルタ41の各赤色光透過用開口部43R、緑色光透過用開口部43G、青色光透過用開口部43Bの配置位置に一致するように、第1透明絶縁基板と第2透明絶縁基板との位置決めを行い、その位置決めを行った後で、第1透明絶縁基板と第2透明絶縁基板との重ね合わせ部分の対向面の周囲を貼り合わせを行うようにしているが、液晶表示素子を量産する際に、第1透明絶縁基板側の各構成要素及び/または第2透明絶縁基板側の各構成要素の寸法の僅かなバラツキや配置状態の僅かなバラツキ等によって、第1透明電極44の形成位置と、赤色光透過用開口部43R、緑色光透過用開口部43G、青色光透過用開口部43Bの配置位置とが完全に一致しない場合が生じる。

0009

また、前記既知の液晶表示素子は、液晶表示素子を製造する際の製造工程の中に、第1透明絶縁基板側にカラーフィルタ41を形成した後で、その上に第2透明電極45を形成させる製造工程がある。この製造工程においては、第2透明電極45の形成に、カラーフィルタ41上に位置決め配置した露光マスクを用いたエッチング手段を採用しているが、やはり液晶表示素子を量産する際に、露光マスクの配置位置の僅かなバラツキ等によって、第2透明電極45の形成位置と、赤色光透過用開口部43R、緑色光透過用開口部43G、青色光透過用開口部43Bの配置位置とが完全に一致しない場合が生じる。

0010

図5は、既知の液晶表示素子において、カラーフィルタの位置と、第1透明電極及び第2透明電極の配置位置との関係を示す他の例の説明図であって、カラーフィルタの位置と第1透明電極及び第2透明電極の配置位置との間に位置ずれが生じている場合の例を示すものである。

0011

図5において、図4に示された構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付けている。

0012

図5に示されるように、カラーフィルタ41の位置と第1透明電極44の形成位置とが若干ずれた場合は、赤色光透過用開口部43R、緑色光透過用開口部43G、青色光透過用開口部43Bの長辺側端部に、第1透明電極44と重なり合わずに飛び出してしまう飛び出し領域が生じ、同様にして、カラーフィルタ41の位置と第2透明電極45の形成位置とが若干ずれた場合は、赤色光透過用開口部43R、緑色光透過用開口部43G、青色光透過用開口部43Bの短辺側端部に、第2透明電極45と重なり合わずに飛び出してしまう飛び出し領域が生じる。そして、これらの飛び出し領域においては、対応する第1透明電極44及び第2透明電極45に供給される駆動電圧の有無に係わらず、液晶層の液晶分子の配向状態が変化せず、常に一定の光透過(光もれ)が生じる。

0013

図6は、第1透明電極44と第2透明電極45との間の印加電圧と、これらの透明電極44、45に重なり合った光透過用開口部43における光透過率との関係を示す特性図である。

0014

図6において、縦軸は光透過率(T)であり、横軸電圧(V)である。また、実線は、重なり合った部分(通常部)の特性であり、点線は、飛び出し領域(飛び出し部)の特性である。

0015

図6に示されるように、電圧(V)が小さいとき、即ち、黒表示が行われるときには飛び出し部の光透過率が通常部の光透過率に比べて高くなっているため、表示部全体の黒表示時の光透過率が上昇するようになる。

0016

このように、既知の液晶表示素子は、カラーフィルタ41の位置と第1透明電極44及び第2透明電極45の形成位置とが若干ずれた場合、各赤色光透過用開口部43R、緑色光透過用開口部43G、青色光透過用開口部43Bに生じた飛び出し領域の黒表示時の透過光量が、第1透明電極44及び第2透明電極45と重なり合っている赤色光透過用開口部43R、緑色光透過用開口部43G、青色光透過用開口部43Bの透過光量と比較して若干高くなるので、表示画像の黒表示時の輝度が上昇し、コントラストが低下してしまうという問題を有している。

0017

本発明は、このような問題点を解決するもので、その目的は、第1透明絶縁基板と第2透明絶縁基板の重ね合わせ精度等に係わりなく、表示画像の黒表示時の輝度の上昇を防ぎ、コントラストの低下を抑制することが可能な液晶表示素子を提供することにある。

課題を解決するための手段

0018

前記目的を達成するために、本発明による液晶表示素子は、第1透明絶縁基板の一面に第1透明電極及び第1配向膜を、他面に第1偏光板をそれぞれ配置し、第2透明絶縁基板の一面にカラーフィルタ、第2透明電極及び第2配向膜を、他面に第2配向膜をそれぞれ配置し、第1透明絶縁基板の一面と第2透明絶縁基板の一面とを液晶層を介して対向配置したもので、遮光面に多数の楕円形状の3色光透過用開口部を規則的に配置したカラーフィルタを用いた手段を具備する。

0019

前記手段によれば、第1透明絶縁基板と第2透明絶縁基板との重ね合わせを行った際に、カラーフィルタの位置と第1透明電極の形成位置とが若干ずれたり、第2透明電極を形成する際に、カラーフィルタの位置と第2透明電極の形成位置とが若干ずれたとしても、3色光透過用開口部を楕円形状のものにしたので、飛び出し領域が大幅に低減し、表示画像の黒表示時の輝度の上昇を防ぎ、コントラストの低下を抑制することができる。

発明を実施するための最良の形態

0020

本発明の実施の形態において、液晶表示素子は、少なくとも、一面に第1透明電極及び第1配向膜を配置し、他面に第1偏光板を配置した第1透明絶縁基板と、一面にカラーフィルタ及び第2透明電極それに第2配向膜を配置し、他面に第2偏光板を配置した第2透明絶縁基板と、第1透明絶縁基板の一面と第2透明絶縁基板の一面とを対向配置し、第1透明絶縁基板及び第2透明絶縁基板間に液晶層を封止したものであって、カラーフィルタは、遮光面に多数の楕円形状の3色光透過用開口部を規則的に配置したものである。

0021

本発明の実施の形態によれば、液晶表示素子の製造工程の中の、第1透明絶縁基板の一面と第2透明絶縁基板の一面とを重ね合わせ、両基板の対向部周辺を貼り合わせを行う際に、何等かのバラツキによってカラーフィルタにおける3色光透過用開口部の位置と第1透明電極の形成位置との間に若干の位置ずれを生じたり、第2透明絶縁基板に形成したカラーフィルタ上に第2透明電極を形成する際に、露光マスクを配置したときの若干の位置ずれに基づいて、カラーフィルタにおける3色光透過用開口部の位置と第2透明電極の形成位置との間に若干の位置ずれを生じたとしても、カラーフィルタの3色光透過用開口部を楕円形状のものにしているので、飛び出し領域を大幅に低減することができ、その結果、表示画像の黒表示時の輝度の上昇を防ぎ、コントラストの低下の抑制が可能になる。

0022

以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

0023

図1は、本発明による液晶表示素子の一実施例の構成を示す断面図であり、途中、構成の一部を省略して示しているものである。

0024

図1において、1は透明ガラスからなる第1透明絶縁基板(上側基板)、2は透明ガラスからなる第2透明絶縁基板(下側基板)、3は液晶層、4は第1透明電極、5は絶縁膜、6は第1配向膜、7は第1偏光板、8はカラーフィルタ、9は第2透明電極、10は第2配向膜、11は第2偏光板、12は液晶シール部である。

0025

そして、第1透明絶縁基板1は、その一面に、直交方向の中の一方方向に沿って延び、平行配置された帯状の多数の第1透明電極4と、多数の第1透明電極4上の全面に配置された絶縁膜5と、絶縁膜5上の全面に配置された第1配向膜6とを有しており、その他面に、全面にわたって配置された第1偏光板7を有している。第2透明絶縁基板2は、その一面に、全面にわたって配置されたカラーフィルタ8と、カラーフィルタ8上に直交方向の中の他方方向に沿って延び、平行配置された帯状の多数の第2透明電極9と、多数の第2透明電極9上の全面に配置されたに第2配向膜10とを有しており、その他面に、全面にわたって配置された第2偏光板11を有している。第1透明絶縁基板1の一面と第2透明絶縁基板2の一面とが対向配置され、対向配置された第1透明絶縁基板1と第2透明絶縁基板2との間に液晶層3が設けられ、第1透明絶縁基板1と第2透明絶縁基板2の対向面の周辺部に設けられた液晶シール部12により、液晶層3が第1透明絶縁基板1と第2透明絶縁基板2の対向面間に封止されている。

0026

このような構成を具備する液晶表示素子の表示動作は、既知の液晶表示素子における前述の表示動作と同じであり、その表示動作はよく知られているところであるので、本実施例の液晶表示素子に対するこれ以上の説明は、省略する。

0027

次いで、図2は、図1に図示された本実施例の液晶表示素子におけるカラーフィルタ8の位置と、第1透明電極4及び第2透明電極9の配置位置との関係を示す第1例を示す説明図であって、カラーフィルタ8の位置と、第1透明電極4及び第2透明電極9との位置ずれが生じていない場合を示すものである。

0028

図2において、13はブラックマトリクス(遮光)面、14Rは赤色光透過用開口部、14Gは緑色光透過用開口部、14Bは青色光透過用開口部であり、その他に、図1に示された構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付けている。

0029

そして、カラーフィルタ8は、透過光の透過を遮るブラックマトリクス面13と、ブラックマトリクス面13内の各所に規則的に配置形成した赤色光透過用開口部14R、緑色光透過用開口部14G、青色光透過用開口部14Bとからなっている。赤色光透過用開口部14R、緑色光透過用開口部14G、青色光透過用開口部14Bは、いずれも同寸の楕円形状のもので、直交方向の中の一方方向及び他方方向の2つの方向に対して、赤色光透過用開口部14R、緑色光透過用開口部14G、青色光透過用開口部14Bの順に配置形成されている。

0030

第1透明絶縁基板1上に形成される多数の第1透明電極4は、赤色光透過用開口部14R、緑色光透過用開口部14G、青色光透過用開口部14Bにおける楕円形の長径方向に沿って延びるように配置されるもので、カラーフィルタ8と第1透明電極4とが正規の位置に配置されている状態のとき、赤色光透過用開口部14R、緑色光透過用開口部14G、青色光透過用開口部14Bの横幅(短径方向の幅)全体が第1透明電極4の横幅内に収まるように配置される。また、第2透明絶縁基板2上に形成される多数の第2透明電極9は、赤色光透過用開口部14R、緑色光透過用開口部14G、青色光透過用開口部14Bにおける楕円形の短径方向に沿って延びるように配置されるもので、カラーフィルタ8と第2透明電極9とが正規の位置に配置されている状態のとき、赤色光透過用開口部14R、緑色光透過用開口部14G、青色光透過用開口部14Bの縦幅(長径方向の幅)全体が第2透明電極9の横幅内に収まるように配置される。

0031

カラーフィルタ8と第1透明電極4との配置関係及びカラーフィルタ8と第2透明電極9との配置関係が図2に示すようになっている場合は、第1透明電極4及び第2透明電極9にそれぞれ駆動電圧が供給され、駆動された第1透明電極4及び第2透明電極9の交点部分にある液晶層の液晶分子の配向状態が変化し、同交点部分に赤色光透過用開口部14Rがあった場合、赤色光が赤色光透過用開口部14R全体を通して表示面側に投射され、同交点部分に緑色光透過用開口部14Gがあった場合、緑色光が緑色光透過用開口部43G全体を通して表示面側に投射され、同交点部分に青色光透過用開口部14Bがあった場合、青色光が青色光透過用開口部43B全体を通して表示面側に投射されるようになり、表示面に、所定の輝度を有し、良好なコントラストの画像を表示させることができる。

0032

続く、図3は、図1に図示された本実施例の液晶表示素子におけるカラーフィルタ8の位置と、第1透明電極4及び第2透明電極9の配置位置との関係を示す第2例を示す説明図であって、カラーフィルタ8の位置と、第1透明電極4及び第2透明電極9との位置ずれが生じている場合を示すものである。

0033

図3において、図2に示された構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付けている。

0034

そして、カラーフィルタ8における赤色光透過用開口部14R、緑色光透過用開口部14G、青色光透過用開口部14Bの位置は、第1透明電極4の形成位置と若干ずれているもので、赤色光透過用開口部14R、緑色光透過用開口部14G、青色光透過用開口部14Bの短径方向一端部に、第1透明電極4と重なり合わずに飛び出してしまう飛び出し領域(以下、これを第1飛び出し領域という)2が生じている。同様に、カラーフィルタ8における赤色光透過用開口部14R、緑色光透過用開口部14G、青色光透過用開口部14Bの位置は、第2透明電極9の形成位置とも若干ずれているもので、赤色光透過用開口部14R、緑色光透過用開口部14G、青色光透過用開口部14Bの長径方向一端部に、第2透明電極9と重なり合わずに飛び出してしまう飛び出し領域(以下、これを第2飛び出し領域という)が生じている。そして、第1飛び出し領域及び第2飛び出し領域においては、対応する第1透明電極4及び第2透明電極9にそれぞれ駆動電圧が供給されたとしても、液晶層の液晶分子の配向状態が変化せずに、光透過率が変化しない点で、既知の液晶表示素子と同じであるが、赤色光透過用開口部14R、緑色光透過用開口部14G、青色光透過用開口部14Bをそれぞれ楕円形状のものにしているため、カラーフィルタ8と、第1透明電極4及び第2透明電極9との間で、同じ寸法の位置ずれが生じた場合、赤色光透過用開口部14R、緑色光透過用開口部14G、青色光透過用開口部14Bの各全体領域に対する第1飛び出し領域の面積比率、及び、第2飛び出し領域の面積比率は、既知の液晶表示素子における同じ面積比率(図5参照)よりも相当に少なくなり、位置ずれの発生に伴うそれぞれの赤色光透過用開口部14R、緑色光透過用開口部14G、青色光透過用開口部14Bにおける光透過率の変化が僅かになる。

0035

このように、本実施例の液晶表示素子は、カラーフィルタ8と、第1透明電極4及び第2透明電極9との間位置すれが生じたとしても、位置ずれの発生に伴うそれぞれの赤色光透過用開口部14R、緑色光透過用開口部14G、青色光透過用開口部14Bにおける光透過率の変化が僅かであるから、既知の液晶表示素子と比べて、表示画像の黒表示時の輝度の上昇を抑制することができ、同時に、表示画像のコントラストの低下を抑えることができる。

発明の効果

0036

以上のように、本発明によれば、液晶表示素子の製造工程において、第1透明絶縁基板の一面と第2透明絶縁基板の一面とを重ね合わせ、両基板の対向部の周辺を貼り合わせを行う際に、何等かのバラツキ等に伴う組立て精度の低下によって、カラーフィルタにおける3色光透過用開口部の位置と第1透明電極の形成位置との間に若干の位置ずれを生じたり、または、第2透明絶縁基板に形成したカラーフィルタ上に第2透明電極を形成する際に、露光マスクを配置したときの若干の位置ずれに基づいて、カラーフィルタにおける3色光透過用開口部の位置と第2透明電極の形成位置との間に若干の位置ずれを生じたりしたとしても、カラーフィルタの3色光透過用開口部を楕円形状のものにしているので、3色光透過用開口部が第1透明電極や第2透明電極から飛び出してしまう飛び出し領域の面積を大幅に低減することができ、その結果、表示画像の黒表示時の輝度の上昇を防ぎ、コントラストの低下を抑制できるという効果がある。

図面の簡単な説明

0037

図1本発明による液晶表示素子の一実施例の構成を示す断面図である。
図2図1に図示の液晶表示素子において、カラーフィルタの位置と、第1透明電極及び第2透明電極の配置位置との関係を示す第1例の説明図である。
図3図1に図示の液晶表示素子において、カラーフィルタの位置と、第1透明電極及び第2透明電極の配置位置との関係を示す第2例の説明図である。
図4既知の液晶表示素子において、カラーフィルタの位置と、第1透明電極及び第2透明電極の配置位置との関係を示す一例の説明図である。
図5既知の液晶表示素子において、カラーフィルタの位置と、第1透明電極及び第2透明電極の配置との関係を示す他の例の説明図である。
図6第1透明電極と第2透明電極との間の印加電圧と、これらの透明電極に重なり合った光透過用開口部における光透過率との関係を示す特性図である。

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0038

1 第1透明絶縁基板(上側基板)
2 第2透明絶縁基板(下側基板)
3液晶層
4 第1透明電極
5絶縁膜
6 第1配向膜
7 第1偏光板
8カラーフィルタ
9 第2透明電極
10 第2配向膜
11 第2偏光板
12液晶シール部
13ブラックマトリクス(遮光)面
14R赤色光透過用開口部
14G緑色光透過用開口部
14B青色光透過用開口部

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