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図面 (8)

課題

上位装置112より封筒サイズなどの不定サイズでの印刷出力が要求されても、的確に対応することができると共に、データ回線網よりの受信データがこの不定サイズで印刷出力されるのを防げる通信装置を提供する。

解決手段

上位装置112よりのダウンロードデータ及びデータ回線網200よりの受信データを印刷メモリ106に記憶して記録部107より印刷する際に、上位装置112よりのダウンロードデータを封筒サイズなどの不定サイズで印刷する指示があったときには、その後に送られてくる上位装置112よりのダウンロードデータを最先に記録部107より印刷出力する。

概要

背景

近年、ファクシミリ装置などに代表される通信装置コンピュータとのインターフェース手段を具備せしめて、コンピュータにより作成した文書データを通信装置の記録手段により印刷する機能(以下「プリント機能」と称す。)、コンピュータにより作成した文書を通信装置の送信手段を用いて遠隔地に送信する機能(以下「FAX送信機能」と称す。)、通信装置の受信手段を用いて受信した原稿情報をコンピュータ上に電子情報として取り込む機能(以下「FAX受信機能」と称す。)、通信装置の読取手段を用いて読み取った原稿情報をコンピュータ上に電子情報として取り込む機能(以下「スキャナ機能」と称す。)などが実現されている。

係る通信装置は、モデム装置プリンタ装置スキャナ装置などそれぞれ別個のコンピュータの周辺装置であったものをひとつの多機能装置を実現していることから、マルチファンクション装置とも呼ばれている。

通信装置、とくにファクシミリ装置は、コンピュータ周辺装置と成り得る要素、すなわち、通信手段、読取手段、記録手段を兼ね備えており、これにコンピュータとのインターフェース手段を具備せしめれば、容易にマルチファンクション装置を実現することができる。

従来のファクシミリ装置をコンピュータ装置に接続してマルチファンクション装置として用いた例を説明する。以下に示すファクシミリ装置は、通信手段、読取手段、記録手段、コンピュータインターフェース手段を具備することによりマルチファンクション装置を実現している。

一般に通信手段は、データ回線網に対して呼の接続/切断を行うNCU、送信データ/受信データの変調復調を行うモデム等で構成されていた。また、読取手段は、シート状の原稿CCDイメージセンサ等により1ラインごと走査して画素データとして読み取ることで実現されていた。

また、コンピュータインターフェース手段は、RS−232C仕様規格シリアルインターフェースや、IEEE−P1284仕様のようなパラレルインターフェースなどにより実現されていた。

係るインターフェース手段により、双方向のデータ転送、すなわち、「コンピュータから通信装置(ファクシミリ装置)へ」、「通信装置(ファクシミリ装置)からコンピュータ装置へ」のデータ転送を実現していた。ここで、コンピュータ側および通信装置側で該データ転送を実施するために適正にプログラムされたプログラムラが接続される。

記録手段は、レーザビームプリンタ等のページプリンタで構成されていた。レーザビームプリンタは、レーザ露光によるいわゆる電子写真方式プリンタである。かかる電子写真方式プリンタは、感光ドラムと呼ばれる円筒状の部材の表面にトナーを画像を形成するように付着せしめて、該感光ドラムを一定速度で回転しながら記録紙に該トナーを定着して印刷する構造であったため、1ページの印刷がひとたび起動されたら、1ページの印刷プロセスを途中で休止することはできない。

そこで、通信装置内に複数ページ分の印刷データを蓄積できる印刷メモリを具備し、1ページ分のデータが蓄積完了したら印刷プロセスの起動をかけるという方式が採用されていた。これにより、印刷途中で印刷データが無くなるいわゆるアンダーランの状態が発生しないように制御されていた。

なお、コンピュータからの印刷データと回線からの受信データは上述した印刷メモリに蓄積され、例えばFIFO方式で順次読み出されて印刷出力されていた。

概要

上位装置112より封筒サイズなどの不定サイズでの印刷出力が要求されても、的確に対応することができると共に、データ回線網よりの受信データがこの不定サイズで印刷出力されるのを防げる通信装置を提供する。

上位装置112よりのダウンロードデータ及びデータ回線網200よりの受信データを印刷メモリ106に記憶して記録部107より印刷する際に、上位装置112よりのダウンロードデータを封筒サイズなどの不定サイズで印刷する指示があったときには、その後に送られてくる上位装置112よりのダウンロードデータを最先に記録部107より印刷出力する。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

情報処理装置及びデータ回線網に接続可能な通信装置において、前記情報処理装置よりのダウンロードデータ及び前記データ回線網よりの受信データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されているデータを印刷出力する印刷出力手段と、前記情報処理装置よりのデータのダウンロード時に印刷出力フォーマットを指定する指定手段と、前記指定手段による指定印刷出力フォーマットに従って前記記憶手段に記憶されているデータの前記印刷出力手段よりの印刷出力の優先順位を制御する印刷制御手段とを備えることを特徴とする通信装置。

請求項2

前記所定印刷フォーマットの指定は前記印刷出力手段での印刷出力記録媒体サイズ定型サイズ不定サイズかの指定であることを特徴とする請求項1記載の通信装置。

請求項3

印刷制御手段は、前記指定手段による印刷フォーマットの指定が不定サイズである場合には続く前記情報処理装置よりのダウンロードデータを最先に前記印刷出力手段より印刷出力することを特徴とする請求項2記載の通信装置。

請求項4

情報処理装置及びデータ回線網に接続され、前記情報処理装置よりのダウンロードデータ及び前記データ回線網よりの受信データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたデータを印刷出力する印刷手段とを備える通信装置における出力制御方法であって、前記情報処理装置よりのデータのダウンロード時に印刷出力フォーマットの指定を受け付け、指定された印刷出力フォーマットに従って前記記憶手段に記憶されているデータの前記印刷手段よりの印刷出力の優先順位を制御することを特徴とする出力制御方法。

請求項5

前記所定印刷フォーマットの指定は前記印刷手段での印刷出力記録媒体サイズが定型サイズか不定サイズかの指定であることを特徴とする請求項4記載の出力制御方法。

請求項6

前記印刷フォーマットの指定が不定サイズである場合には続く前記情報処理装置よりのダウンロードデータを最先に前記印刷手段より印刷出力することを特徴とする請求項5記載の出力制御方法。

請求項7

前記請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の機能を実現するコンピュータプログラム列。

請求項8

前記請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の機能を実現するコンピュータプログラムを記憶したコンピュータ可読記録媒体

技術分野

0001

本発明は情報処理装置及びデータ回線網に接続可能な通信装置及び通信方法に関するものである。

背景技術

0002

近年、ファクシミリ装置などに代表される通信装置にコンピュータとのインターフェース手段を具備せしめて、コンピュータにより作成した文書データを通信装置の記録手段により印刷する機能(以下「プリント機能」と称す。)、コンピュータにより作成した文書を通信装置の送信手段を用いて遠隔地に送信する機能(以下「FAX送信機能」と称す。)、通信装置の受信手段を用いて受信した原稿情報をコンピュータ上に電子情報として取り込む機能(以下「FAX受信機能」と称す。)、通信装置の読取手段を用いて読み取った原稿情報をコンピュータ上に電子情報として取り込む機能(以下「スキャナ機能」と称す。)などが実現されている。

0003

係る通信装置は、モデム装置プリンタ装置スキャナ装置などそれぞれ別個のコンピュータの周辺装置であったものをひとつの多機能装置を実現していることから、マルチファンクション装置とも呼ばれている。

0004

通信装置、とくにファクシミリ装置は、コンピュータ周辺装置と成り得る要素、すなわち、通信手段、読取手段、記録手段を兼ね備えており、これにコンピュータとのインターフェース手段を具備せしめれば、容易にマルチファンクション装置を実現することができる。

0005

従来のファクシミリ装置をコンピュータ装置に接続してマルチファンクション装置として用いた例を説明する。以下に示すファクシミリ装置は、通信手段、読取手段、記録手段、コンピュータインターフェース手段を具備することによりマルチファンクション装置を実現している。

0006

一般に通信手段は、データ回線網に対して呼の接続/切断を行うNCU、送信データ/受信データの変調復調を行うモデム等で構成されていた。また、読取手段は、シート状の原稿CCDイメージセンサ等により1ラインごと走査して画素データとして読み取ることで実現されていた。

0007

また、コンピュータインターフェース手段は、RS−232C仕様規格シリアルインターフェースや、IEEE−P1284仕様のようなパラレルインターフェースなどにより実現されていた。

0008

係るインターフェース手段により、双方向のデータ転送、すなわち、「コンピュータから通信装置(ファクシミリ装置)へ」、「通信装置(ファクシミリ装置)からコンピュータ装置へ」のデータ転送を実現していた。ここで、コンピュータ側および通信装置側で該データ転送を実施するために適正にプログラムされたプログラムラが接続される。

0009

記録手段は、レーザビームプリンタ等のページプリンタで構成されていた。レーザビームプリンタは、レーザ露光によるいわゆる電子写真方式プリンタである。かかる電子写真方式プリンタは、感光ドラムと呼ばれる円筒状の部材の表面にトナーを画像を形成するように付着せしめて、該感光ドラムを一定速度で回転しながら記録紙に該トナーを定着して印刷する構造であったため、1ページの印刷がひとたび起動されたら、1ページの印刷プロセスを途中で休止することはできない。

0010

そこで、通信装置内に複数ページ分の印刷データを蓄積できる印刷メモリを具備し、1ページ分のデータが蓄積完了したら印刷プロセスの起動をかけるという方式が採用されていた。これにより、印刷途中で印刷データが無くなるいわゆるアンダーランの状態が発生しないように制御されていた。

0011

なお、コンピュータからの印刷データと回線からの受信データは上述した印刷メモリに蓄積され、例えばFIFO方式で順次読み出されて印刷出力されていた。

発明が解決しようとする課題

0012

しかしながら上記従来例では、つぎのような問題があった。コンピュータから印刷しようとしたときに、回線からの着信が有り、当該着信の受信データが先に印刷されてしまうようなこともある。このとき、コンピュータからの印刷データのサイズがA4サイズのような定型サイズであれば問題はない。かかる場合、通信装置はすでにA4サイズの記録紙がセットされているはずであり、また、回線からの受信データは定型サイズのみだからである(ITU−T勧告T.4等)。

0013

一方、コンピュータからの印刷データのサイズが封筒のような不定サイズの場合は問題が生ずる。オペレータは当該印刷のために封筒をすでに通信装置にセットしているであろうから、受信データの印刷が先に起動した場合には、既にセットされている封筒に受信データが印刷されてしまう。

0014

その結果、封筒が無駄に使用されるのみならず、受信データが封筒サイズに収まらない場合には受信データが欠落してしまうことになる。

0015

通信プロトコル上、通信装置の印刷メモリに受信データが蓄積されたら通信制御終了を示すOKの旨を相手送信機返答してしまうため、相手は正常に印刷が成されたものと判断してしまい、送受信側で情報送達の認識のずれが生じてしまう。

0016

また、一律にコンピュータからの印刷を優先させると、印刷メモリのオーバーフローにより、受信が中断し受信データの即時性が失われるおそれがある。

0017

さらに、不定サイズ紙に対応した通信装置においては、あらゆる紙サイズに対応するのは装置が高価になることから、通常、記録紙サイズを認識する手段を具備していない。

0018

したがって、一刻も早い対策が望まれていた。

課題を解決するための手段

0019

本発明は上述した課題を解決することを目的としてなされたもので、係る目的を達成する一手段として例えば以下の構成を備える。

0020

即ち、情報処理装置及びデータ回線網に接続可能な通信装置において、前記情報処理装置よりのダウンロードデータ及び前記データ回線網よりの受信データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されているデータを印刷出力する印刷出力手段と、前記情報処理装置よりのデータのダウンロード時に印刷出力フォーマットを指定する指定手段と、前記指定手段による指定印刷出力フォーマットに従って前記記憶手段に記憶されているデータの前記印刷出力手段よりの印刷出力の優先順位を制御する印刷制御手段とを備えることを特徴とする。

0021

そして例えば、前記所定印刷フォーマットの指定は前記印刷出力手段での印刷出力記録媒体サイズが定型サイズか不定サイズかの指定であることを特徴とする。あるいは、印刷制御手段は、前記指定手段による印刷フォーマットの指定が不定サイズである場合には続く前記情報処理装置よりのダウンロードデータを最先に前記印刷出力手段より印刷出力することを特徴とする。

発明を実施するための最良の形態

0022

以下、図面を参照して本発明に係る一発明の実施の形態例を詳細に説明する。

0023

図1は、本発明に係る一発明の実施の形態例における通信装置の構成例を示した図である。

0024

図1において、100は本実施の形態例の通信装置、112はインターフェース信号線111を介して通信装置100と接続されており、たとえば周知のパーソナルコンピュータ等で実現される上位装置である。200は通信装置100が接続されているデータ回線網、250はデータ回線網200に接続されている他の通信装置である。

0025

通信装置100において、101は本実施の形態例の通信装置全体を制御するための主制御部であり、MPU101a、本実施の形態例を実現するための例えば後述するフローチャートに示す制御手順などが格納されているROM101b、かかる制御手順の実行時などにおいて使用する変数等を格納するRAM101c等で構成される。

0026

また、主制御部101は、他にDMA制御手段、割り込み手段、タイマ手段等、マイクロプロセッサシステムを構成する上で必要となる周辺デバイス要件をも具備している。

0027

102は主制御部101と各ブロックをつなぐシステムバスであり、各ブロック間でデータの授受を行うデータバス、および、各ブロックを指定するアドレスバスからなる。103は原稿を光学的に読み取り、画素データに変換する読取部である。104はデータ回線網200に接続され、データ回線網200との間の呼の接続、切断、および、送信データの変調、受信データの復調を行い、回線を介して相手局(例えば他の通信装置250)との間のデータのやり取りを行う通信部である。

0028

105は操作ボタン表示器等からなる操作部である。106はDRAM等で構成される印刷メモリであり、通深部104よりの受信画像情報や上位装置112からの印刷データ等を一時記憶する。また107はレーザビームプリンタ等で構成される記録部である。

0029

108は上位装置112に接続されたインターフェース部であり、例えばIEEE−P1284仕様のごとき半2重の双方向インターフェース準拠したインターフェース手段でコンピュータ等の上位装置112との間でデータの授受を行う。109は符号化されている画像データを復号化するための復号化部、110は画像データを符号化するための符号化部である。

0030

上述した上位装置112は、MPUおよび主記憶装置等のコンピュータ、CRT等の表示装置キーボードおよびマウスなどの操作装置ハードディスク装置などの補助記憶装置等で構成され、オペレーティングシステムのごとき基本ソフトウェアにより管理制御される。

0031

また、オペレーティングシステム上でワープロソフトウェア表計算ソフトウェアごときアプリケーションソフトウェアを作動せしめることができる。さらにインターフェース信号線111を介して通信装置100とデータの授受を行うよう適正にプログラムされたドライバソフトウェアをも具備している。

0032

このドライバソフトウェアは、アプリケーションソフトウェアと連携して、アプリケーションソフトウェアで作成した文書を通信装置100により印刷したり、他の通信装置に送信したり、あるいは通信装置100の読取部103により読み取った原稿情報をアプリケーションソフトウェアで作成した文書に取り込んだりすることが可能である。

0033

図2は、本実施の形態例における印刷メモリの印刷ファイルを管理するためのフォーマットを示した図であり、以下、図2を参照して本実施の形態例における印刷メモリ106内の上位装置112からダウンロードされた印刷データ(以下、便宜上「PCデータ」と称す。)および、データ回線網200から到来する受信データ(以下、便宜上、「受信データ」と称す。)をファイルとして記憶管理する方法を説明する。

0034

図2において、601、605はそれぞれファイル管理テーブルであり、602、603は各ページデータの情報を記憶するためのページ管理テーブルである。

0035

ファイル管理テーブル601、605は、印刷データ、もしくは、受信データ1ファイルごとに作成されている。そして、各ファイル管理テーブル内には、内容を特定するためのファイルID、印刷データ方は受信データであることを示す属性情報、ページ管理テーブル602.603のアドレス情報などが記憶されている。

0036

また、各ファイル管理テーブル内には、別のファイル管理テーブルのアドレス情報を格納できるようなチェーン構造を備えており、かかるアドレス情報のチェーンをたどっていけば、すべてのファイルにアクセスすることができる。

0037

更に、604は印刷データもしくは受信データの印刷メモリ106内における記憶位置を管理するためのメモリブロック管理テーブルである。印刷メモリ106はある一定サイズのブロックに分割して管理する(以下、該ブロックのことを「メモリブロック」と称す。)。各メモリブロックにはシリアル番号が付されており、メモリブロック管理テーブル604の各エリアには次のメモリブロックの番号情報が格納されている。

0038

該メモリブロック内では、画像データはアドレス昇順に格納されている。

0039

また、ファイル管理テーブル601、605内の各ページ情報内には、先頭のメモリブロックの番号情報が格納されているため、当該先頭ブロック番号情報を起点としてメモリブロック管理テーブル604をたどっていけば、所望の画像データを容易にアクセスすることができる。

0040

たとえば図示の例では、ページ管理テーブル602の管理による1ページ目のデータがメモリブロック0、1、3番に、ページ管理テーブル603の管理による2ページ目のデータがメモリブロック2、4、5番に格納されている。

0041

メモリブロックのサイズは固定長であるから、画像メモリ先頭アドレスがわかれば、メモリブロック番号情報から各メモリブロックの先頭アドレスを容易に算出できることをあらわしている。

0042

図3は、上位装置112と通信装置100との間のコマンドインターフェースを説明するための図である。図3に示すように、本実施の形態例においては、上位装置112からのコマンドに対して通信装置100がレスポンス返送するという方式で通信を行う。すなわち、コマンドとレスポンスとで一対をなしていおる。また、必要に応じてコマンドの後にパラメータが付される場合もある。

0043

図3において、701は上位装置112からのコマンドとパラメータのフォーマットを示している。第1データであるオペコードは、当該コマンドの種類を判別するための情報である。第2データのパラメータ長は次に続くパラメータのサイズを表わしている。当該値がゼロの場合は、当該コマンドの後にはパラメータは続かないことを意味するので、通信装置100側は適時データ転送方向を切り替えることができる。

0044

702はコマンドに付随するパラメータであり、コマンド内に収まりきらないようなサイズの情報を転送するのに用いる。703は通信装置100側から、コマンドに応答して上位装置112側へ返送されるレスポンスのフォーマットを示している。

0045

704は上位装置112側からのコマンドに対するレスポンスである。たとえば、上位装置112からの印刷メモリ106の空き容量を確認するコマンドに対して応答するのは、第1データに該レスポンスのデータサイズの情報をセットし、第2データに上位装置112への返答の実体であるところの空きメモリ容量をセットすればよい。

0046

上位装置112側では、該レスポンス情報に基づいて通信装置100側にダウンロードするデータ量を調整すれば後述する出力制御を実現することができる。

0047

ここで、該レスポンス情報は、上位装置112側でそのまま表示し得るように、シフトJISコードのごときコードによりセットしてもよいし、あらかじめ上位装置112側と通信装置100側との間で取り決められた内部コードにてセットしてもよい。

0048

また、該レスポンス情報は図示の終了コード終端される。したがって、上位装置112側では、該レスポンスデータの内容を順次解析していき、終了コードに到達したらレスポンスの終了と判断すればよい。また、レスポンス長データの直後に終了コードがくる場合は、画像メモリ106には画像データが存在しないことを意味する。

0049

尚、印刷データの場合は、コマンドには印刷データを表わすオペコードとパラメータ長がセットされ、パラメータには印刷データの実体がセットされる。

0050

以下、以上の構成を備える本実施の形態例における通信装置の制御を説明する。まず図4を参照して本実施の形態例における上位装置112よりの印刷データのダウンロード時の動作を説明する。図4は上位装置112から印刷データがダウンロードされるときの通信装置100側の制御を示すフローチャートである。尚、上位装置112側でもこのフローチャートに対応する制御が行なわれていることは勿論である。

0051

上位装置112は、通信装置100の記録部107よりダウンロードを行うときには、通信装置100に印刷データをダウンロードする旨を伝えるダウンロード指示コマンドを送ってくる。このため主制御部101はまずステップS301で、インタフェース部108をこの上位装置112からのダウンロード指示コマンドを受信する。本実施の形態例においては、このダウンロード指示コマンドの中に記録紙サイズを指定する情報をも含まれている。

0052

続いてステップS302では、受信したダウンロード指示コマンドに含まれる指定された記録紙サイズを調べ、この指定された記録紙サイズが不定サイズかどうかをチェックする。指定された記録紙サイズが不定紙サイズではなく、定型サイズである場合にはステップS304に進む。

0053

一方、ステップS302で指定された記録紙サイズが不定サイズである場合にはステップS303に進み、優先モードオンしてダウンロードされる印刷データを優先的に印刷する“不定紙優先モード”状態に移行する。具体的には不定紙優先モードであるかどうかを示すフラグ等に値をセットする。そしてステップS304に進む。

0054

ステップS304では、上位装置112に対して印刷データを受け付けることをOKする旨のレスポンスを返送する。ここで、たとえば、記録部107に障害が発生している場合等で印刷出力ができない状態の場合にはNGである旨のレスポンスをすれば、以下のステップに移行することなく終了する。

0055

OKする旨のレスポンスを返送するとステップS305に進み、上位装置112より印刷データの実体を所定サイズごとに受信して印刷メモリ106に蓄積する。その際、図2に示したファイル管理テーブル等が作製される。

0056

ダウンロードデータは図4の701に示すコマンド部と印刷データの実体である702に示すパラメータ部から構成されている。この印刷データの実体は、たとえば、ITU−T−T4のMRモードのごとき符号モード圧縮処理をしておくことで、転送時間の短縮や、受信データを復号して記録する処理と共通の処理になるので、非常に効率的である。

0057

続くステップS306では、所定サイズの印刷データを受け取るごとにOKのレスポンスを返送する。ここで、印刷メモリ106の記憶可能容量不足した場合には、NGのレスポンスをすれば、上位装置112は同じデータを再送してくるため、NGのレスポンスを返送して印刷メモリ106の空きを待つことができる。そして、メモリに空きができたときにOKのレスポンスを返送するようにしておけば継続的なダウンロード制御ができる。

0058

ステップS306でOKのレスポンスを返送すると続くステップS307でダウンロードされる印刷データの終わりをチェックする。具体的には、印刷データの終了であればコマンド部701にて最終データブロックであることを示す情報が付加されているので、該情報が付加されているか否かで判断すればよい。ここで、印刷データの終了でなければステップS305に戻り、次のブロックの印刷データのダウンロード処理を行う。

0059

一方、ステップS307で印刷データの終了である場合には当該ダウンロード処理を終了する。そして、その後、あるいはダウンロード中の実際の上記処理を行っていないスタンバイ状態で後述するように記録部107よりの印刷出力を行うことになる。

0060

次に、本実施の形態例の通信装置100が、データ回線網200を介して他の通信装置、例えば他の通信装置250より送られてくるデータを受信する動作制御図5を参照して説明する。図5は本実施の形態例の通信装置のデータ回線網200からの受信データを受信する処理を示すフローチャートである。

0061

尚、この制御はデータ回線網200より1ページ単位でデータを受信して印刷メモリ106に蓄積する制御である。本実施の形態例によれば、通信装置100とデータ回線網200との間の通信制御は、図6に示すITU−T規格−勧告T.30の通信手順に基づいて行なわれる。

0062

なお、図6通信制御手順における受信プロトコルにおいて、601に示すPIXすなわち画像受信フェーズにおける部分は1ページ単位での受信となる。従って、複数ページのデータを通信する場合は、かかる処理を繰り返せばよい。

0063

通信部104がデータ回線網1200よりの他の通信装置からの被呼を検出すると、図5に示す処理に移行する。

0064

まずステップS401で受信データを管理するためのファイル管理テーブルを作成する。続くステップS402では、印刷メモリ106からメモリブロックを1つ獲得する。

0065

次のステップS403では、データ回線網200を介して受信した符号データ1ラインを復号化部109により復号化し、画像データ1ラインを生成する。なお、ITU−T規格−勧告T.4によれば、1ラインの終わりはEOL符号で判別するため、このEOL符号を監視することで1ライン単位の復号化が可能となる。

0066

続いてステップS405において、ステップS403において生成した1ライン分の画素データを符号化部110で符号化して1ライン分の符号データを生成する。その際、上位装置112からダウンロードされる印刷データと同じフォーマット、たとえば、ITU−T規格−勧告T.4であると、前述の通り、効率的である。

0067

次にステップS406では、ステップS405において生成した符号データをステップS402で獲得した印刷メモリ106のメモリブロックに蓄積していく。そしてステップS407において、1ページ分のデータの受信及び印刷メモリ106への蓄積が終了したかどうかをチェックする。ITU−T規格−勧告T.4によれば、1ページの終了はRTC符号で判別する。このため、通信部104でこのRTC符号を受信している否かを監視することで1ページの受信終了か否かが判別可能となる。1ページの終了である場合には当該処理を終了することになる。

0068

一方、ステップS407で1ページ分のデータの受信及び印刷メモリ106への蓄積が終了していない場合にはステップS408に進み、獲得したメモリブロックへの蓄積が終了したかどうかをチェックする。獲得したメモリブロックへの蓄積が終了していない場合にはステップS403に進み、次の受信データの蓄積処理を行う。

0069

一方、ステップS408において、獲得したメモリブロックへの蓄積が終了した場合にはステップS409に進み、次の蓄積のために印刷メモリ106からメモリブロックを獲得する。そしてステップS403に進み、次の受信データの蓄積処理を行う。

0070

なお、以上の処理により、他の通信装置よりのデータの受信及び印刷メモリ106への蓄積を行う。そして、その蓄積処理と併行して、あるいは蓄積処理の終了後の実際の上記処理を行っていないスタンバイ状態で後述するように記録部107よりの受信データの印刷出力を行うことになる。

0071

最後に、図7を参照して上述した制御により印刷メモリ106に格納される蓄積データを、記録部107より印刷出力する制御を説明する。図7は、通信装置100による印刷メモリ106内のデータを記録部107より印刷出力する制御を示すフローチャートである。

0072

通信装置100の主制御部101では、スタンバイ状態、すなわちステップS501−ステップS504−ステップS501のループ処理においては図示の処理以外に送信や着信の起動のチェック、上位装置112からのデータ受信の有無のチェック等を行うが、ここでは省略する。

0073

まずステップS501で装置が“不定紙優先モード”状態であるかどうかをチェックする。“不定紙優先モード”でなければステップS502に進み、印刷メモリ106を検索する。例えば、ファイル管理テーブルのチェーンから印刷すべきデータを所定の要件にしたがって選択する。そしてステップS504に進む。ここで、所定の要件とは、たとえば、ファイルの生成時刻の早いものから選択するようにすれば、印刷メモリ106内のデータ印刷順はFIFO方式となる。

0074

一方、ステップS501において、図4のステップS303で優先モードがオンされている場合で“不定紙優先モード”であればステップS503に進み、ファイルの属性が上位装置112からダウンロードされたものを優先して選択する。この結果、例えデータ回線網200よりの受信データがあっても上位装置112よりのダウンロードデータが優先される。そしてステップS504に進む。

0075

ステップS504では、ステップS502もしくはステップS503の処理で印刷すべきファイルが発見されたかどうかを判別する。印刷ファイルが無ければ再びステップS501に戻る。

0076

一方、ステップS504で印刷すべきファイルが発見された場合にはステップS505に進み、発見され選択された印刷ファイルの内容を記録部107より印刷出力する。具体的には、印刷メモリ106内のデータはたとえばMRモード等で圧縮してあるのでそれらを復号下部109で復号化してライン単位の画素データを生成して記録部107に転送して記録部107で印刷出力する。なお、記録部107がレーザビームプリンタの場合は、画素データを印刷する方式は周知であるのでここでの印刷出力の詳細説明は省略する。

0077

続いてステップS506の処理に移行し、“不定紙優先モード”であるかどうかをチェックする。、“不定紙優先モード”であれば、該“不定紙優先モード”での印刷出力が終了したため、優先モードをオフとしてステップS501に戻る。

0078

なお、ステップS506で“不定紙優先モード”でない場合には直ちにステップS501に戻る。

0079

以上説明したように本実施の形態例によれば、上位装置112とのインターフェース部108を具備し、該上位装置112からダウンロードされる印刷データ、および、データ回線網200から受信する受信データを通信部104で受信して印刷メモリ106に蓄積させることができ、印刷メモリ106に蓄積されているデータをページ単位で記録することができる。この際、上位装置からの印刷データのダウンロードの前に記録紙サイズが定型サイズか不定サイズかを指定することが可能であるため、不定サイズが指定されたら場合に次に上位装置からダウンロードされる印刷データを最先に印刷出力させることができる。この結果、上位装置112から封筒等の不定サイズの記録紙に印刷しようとしたときに、データ回線網200からの着信があり、当該着信の受信データの印刷と競合してしまうような場合も、確実に上位装置112からの印刷が優先されるため、封筒紙に受信データを印刷してしまうような不都合が解消される。

0080

また、この動作は封筒等の不定サイズの印刷のときのみ動作するので、不用意に受信データの印刷を遅延せしめることもないので、受信データの情報の即時性もほぼ維持される。

0081

なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータインタフェイス機器リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置など)に適用してもよい。

0082

また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。

0083

この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

0084

プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディスクハードディスク光ディスク光磁気ディスクCD−ROM,CD−R,磁気テープ不揮発性メモリカード,ROMなどを用いることができる。

0085

また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。

0086

さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。

0087

本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードを格納することになる。

発明の効果

0088

以上説明したように本発明によれば、情報処理装置よりのダウンロードデータを、印刷出力フォーマットの指定に従って印刷出力できる。この場合においても、例えデータ回線網からの印刷出力フォーマットが指定された印刷出力フォーマットと異なる印刷出力フォーマットであっても、不具合を起すことなく印刷出力することができる。

0089

このため、例え情報処理装置より不定サイズでの印刷出力が要求されても、的確に対応することができると共に、データ回線網よりの受信データがこの不定サイズで印刷出力させることを防ぐことができる。

0090

また、データ回線網よりの受信データの印刷を不必要に遅延せしめることもないので、受信データの情報の即時性を維持することができる。

0091

図面の簡単な説明

0092

図1本発明に係る一発明の実施の形態例における通信装置の構成例を示した図である。
図2本実施の形態例における印刷メモリの印刷ファイルを管理するためのフォーマットを示した図である。
図3本実施の形態例における上位装置と通信装置との間のコマンドインターフェースを説明するための図である。
図4本実施の形態例における上位装置から印刷データがダウンロードされるときの通信装置側の制御を示すフローチャートである。
図5本実施の形態例における通信装置のデータ回線網からの受信データを受信する処理を示すフローチャートである。
図6ITU−T規格−勧告T.30の通信手順を示した図である。
図7本実施の形態例における通信装置による印刷メモリ内のデータを記録部より印刷出力する制御を示すフローチャートである。

--

0093

101 主制御部
102システムバス
103 読取部
104通信部
105 操作部
106印刷メモリ
107 記録部
108インターフェース部
109復号化部
110 符号化部
111インターフェース信号線
112 上位装置

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