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技術 長葱の切断・皮はぎ連続処理機

出願人 株式会社マツモト
発明者 松本弘
出願日 1998年6月10日 (21年10ヶ月経過) 出願番号 1998-161945
公開日 1999年12月21日 (20年4ヶ月経過) 公開番号 1999-346742
状態 特許登録済
技術分野 果実・野菜の大量処理装置及び飼料調整装置
主要キーワード ベース架台 皮はぎ 切断処理装置 取付架台 不用部分 切断処理後 ブロー処理 連続処理装置
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年12月21日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

長葱の切断・皮はぎ連続処理機において、切断前における長葱の葉先部分の広がりを抑制し、作業性の向上を図る。

解決手段

処理すべき長葱が搭載可能となるように、上方に開放部が形成されたバケット6を設ける。このバケット6の上流側に側および葉側にカッター8A,8Bを設ける。その下流側に圧縮空気噴出して長葱Nの表面に付着した古い皮などを吹き飛ばすノズル9を設ける。バケット6と同期して移動し、バケット6に搭載された長葱Nの葉先部分を集束する集束片7を設ける。この集束片7は、カッター8Bよりも下流側、ノズル9よりも上流側でリターンする。ノズル9が設けられている位置に、バケット6における両側立ち上がり部の上端部と密接して、前記バケットにおける開放部を閉塞する開閉蓋10を設ける。

概要

背景

従来、収穫した長葱のうち、葉先部分や元部分など、食用に供しない不用部分を取り除く長葱の切断処理装置が用いられている。その一方、収穫した長葱の葉付茎側から茎元側に向けて圧縮空気を吹き付けて、表皮や付着している土・砂などを吹き飛ばして取り除く皮はぎ処理を行う、一種清浄処理機である皮はぎ処理機も知られている。

そして、これらの処理を連続して行う、すなわち、収穫した長葱を搬送しながら、その葉先部分および茎元部分を切断し、切断後の長葱を皮はぎ処理位置まで連続的に搬送し、この皮はぎ処理位置で長葱の皮はぎ処理を行う長葱の切断・皮はぎ処理機も知られている。

かかる長葱の切断・皮剥ぎ連続処理装置としては、例えば、図6にその概略を示すものがある。この長葱の切断・皮はぎ連続処理装置50は、処理される長葱Nを水平状態に搬送する搬送部を備えており、この搬送部には、長葱Nを搭載する複数のバケット51,51…が設けられている。また、搬送部における搬送方向ほぼ中央部の側部には、長葱の茎元部分を切断するカッター52、および葉先部分を切断するカッター53が設けられている。また、これらのカッター52,53が設けられた位置の下流側における皮はぎ処理位置には、圧縮空気を噴出するノズル54が設けられている。

搬送部において、バケット51に搭載されて上流側から搬送される長葱Nは、まずカッター52,53によってその茎元部分および葉先部分を切断される。その後、茎元部分および葉先部分を切断された長葱Nを、皮はぎ処理位置まで搬送し、皮はぎ処理位置において、ノズル54から噴出される圧縮空気により、その表面に付着した表皮などの付着物を吹き飛ばす

概要

長葱の切断・皮はぎ連続処理機において、切断前における長葱の葉先部分の広がりを抑制し、作業性の向上を図る。

処理すべき長葱が搭載可能となるように、上方に開放部が形成されたバケット6を設ける。このバケット6の上流側に茎側および葉側にカッター8A,8Bを設ける。その下流側に圧縮空気を噴出して長葱Nの表面に付着した古い皮などを吹き飛ばすノズル9を設ける。バケット6と同期して移動し、バケット6に搭載された長葱Nの葉先部分を集束する集束片7を設ける。この集束片7は、カッター8Bよりも下流側、ノズル9よりも上流側でリターンする。ノズル9が設けられている位置に、バケット6における両側立ち上がり部の上端部と密接して、前記バケットにおける開放部を閉塞する開閉蓋10を設ける。

目的

そこで、本発明の課題は、プッシャなどを設けなくとも、皮はぎ作業時にバケットから突き出ている葉先部分を多くして、作業員が葉先部分を掴みやすくし、もって作業性の向上を図ることにある。また、切断前に長葱の葉先部分の広がりを抑制することにより、長葱の葉先部分をきれいに切断できるようにすることにある。さらには、バケットの搬送を防止することなく、皮はぎ処理時における騒音遮断効果および塵埃飛散防止効果を高めることにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

処理すべき長葱が搭載可能となるように、上方に開放部が形成されたバケットを有する本体搬送手段と、この本体搬送手段が形成する搬送路における側に、搬送されてくる長葱の茎元部分を切断処理する茎元切断手段を設けるとともに、前記搬送路における葉側に、前記長葱の葉先部分を切断処理する葉先切断手段を設け、さらに、この葉先切断手段の後方の同じく搬送路上に、前記切断処理した長葱に付着する表皮その他の付着物圧縮空気を吹き付けて除去する皮はぎ手段を設けた長葱の切断・皮はぎ連続処理機において、前記本体搬送手段と前記葉先切断手段との間に、前記本体搬送手段と同期して移動するとともに、前記バケットに搭載された長葱の葉先部分を集束する集束片を有し、長葱の葉先を集束しながら搬送する葉先搬送手段を設け、前記葉先搬送手段は、前記搬送手段における前記葉先切断手段が設けられた位置よりも下流側であって、かつ前記皮はぎ手段が設けられた位置よりも上流側まで延在しており、前記本体搬送手段における前記皮はぎ手段が設けられた位置に、前記バケットにおける両側立ち上がり部の上端部と密接して、前記バケットにおける開放部を閉塞する閉塞手段を設けたことを特徴とする長葱の切断・皮はぎ連続処理機。

技術分野

0001

本発明は、収穫した長葱の出荷作業に先立って不用部分である元部分および葉先部分を切り落とす切断処理機と、表皮その他の付着物剥ぎ取り処理する、つまり切断処理ブロー処理とを連続的に行う長葱の切断・皮はぎ連続処理機に関するものである。

背景技術

0002

従来、収穫した長葱のうち、葉先部分や茎元部分など、食用に供しない不用部分を取り除く長葱の切断処理装置が用いられている。その一方、収穫した長葱の葉付茎側から茎元側に向けて圧縮空気を吹き付けて、表皮や付着している土・砂などを吹き飛ばして取り除く皮はぎ処理を行う、一種清浄処理機である皮はぎ処理機も知られている。

0003

そして、これらの処理を連続して行う、すなわち、収穫した長葱を搬送しながら、その葉先部分および茎元部分を切断し、切断後の長葱を皮はぎ処理位置まで連続的に搬送し、この皮はぎ処理位置で長葱の皮はぎ処理を行う長葱の切断・皮はぎ処理機も知られている。

0004

かかる長葱の切断・皮剥ぎ連続処理装置としては、例えば、図6にその概略を示すものがある。この長葱の切断・皮はぎ連続処理装置50は、処理される長葱Nを水平状態に搬送する搬送部を備えており、この搬送部には、長葱Nを搭載する複数のバケット51,51…が設けられている。また、搬送部における搬送方向ほぼ中央部の側部には、長葱の茎元部分を切断するカッター52、および葉先部分を切断するカッター53が設けられている。また、これらのカッター52,53が設けられた位置の下流側における皮はぎ処理位置には、圧縮空気を噴出するノズル54が設けられている。

0005

搬送部において、バケット51に搭載されて上流側から搬送される長葱Nは、まずカッター52,53によってその茎元部分および葉先部分を切断される。その後、茎元部分および葉先部分を切断された長葱Nを、皮はぎ処理位置まで搬送し、皮はぎ処理位置において、ノズル54から噴出される圧縮空気により、その表面に付着した表皮などの付着物を吹き飛ばす

発明が解決しようとする課題

0006

ところで、この種の長葱の切断・皮はぎ連続処理機において、長葱の表面に圧縮空気を吹き付ける際には、作業員が長葱Nの葉先部分を手で掴み、長葱N自体が圧縮空気によって吹き飛ばされないようにして皮はぎ作業を行っている。しかし、上記従来の長葱の切断・皮剥ぎ連続処理装置50においては、カッター53は、長葱を搭載して移動するバケット51の側部近傍に設置されているため、切断後、バケット51より突き出ている葉先部分が非常に少なく、作業員が長葱Nの葉先部分を掴みにくい状態となっている。このような状態では、作業性の低下を招くことになるので、作業員が長葱Nの葉先部分を掴みやすくするために、皮はぎ処理位置の若干上流側において、長葱Nを葉先方向に押し出すプッシャなどを設けなければならなかった。この問題に対して、例えばバケット51における葉先側端部と、カッター53の間に間隔をおけば、切断後の長葱Nはバケット51から突き出した状態で搬送されるので、作業員はその葉先部分を容易に掴むことができる。しかし、カッター53とバケット51の葉側端部との間に間隔をおいた場合、長葱Nの葉先部分は非常に軽量軟質であるので、切断時にカッター53にあたったときに、葉先部分が搬送方向上流側(図面右側)に逃げてしまう。そのため、葉先部分が長葱Nの長手方向に垂直の方向にきれいに切断できないことになる。葉先部分の切断がきれいに行われていない場合には、長葱Nの商品としての価値が低下してしまうという問題がある。

0007

また、皮はぎ処理位置においては、皮はぎ処理時に騒音遮断し、周囲に漏音塵埃飛散するのを防止するために、バケット51の上方に、覆板55が設置されている。しかし、図7に示すように、バケット51の搬送を妨げないように、バケット51と覆板55の間に間隙hを残して覆板55が設けられている。このため、騒音遮断効果、塵埃の飛散防止効果を十分に発揮できないものであった。

0008

そこで、本発明の課題は、プッシャなどを設けなくとも、皮はぎ作業時にバケットから突き出ている葉先部分を多くして、作業員が葉先部分を掴みやすくし、もって作業性の向上を図ることにある。また、切断前に長葱の葉先部分の広がりを抑制することにより、長葱の葉先部分をきれいに切断できるようにすることにある。さらには、バケットの搬送を防止することなく、皮はぎ処理時における騒音遮断効果および塵埃飛散防止効果を高めることにある。

課題を解決するための手段

0009

上記課題を解決した本発明に係る長葱の切断・皮はぎ連続処理装置は、処理すべき長葱が搭載可能となるように、上方に開放部が形成されたバケットを有する本体搬送手段と、この本体搬送手段が形成する搬送路における茎側に、搬送されてくる長葱の茎元部分を切断処理する茎元切断手段を設けるとともに、前記搬送路における葉側に、前記長葱の葉先部分を切断処理する葉先切断手段を設け、さらに、この葉先切断手段の後方の同じく搬送路上に、前記切断処理した長葱に付着する表皮その他の付着物を圧縮空気を吹き付けて除去する皮はぎ手段を設けた長葱の切断・皮はぎ連続処理機において、前記本体搬送手段と前記葉先切断手段との間に、前記本体搬送手段と同期して移動するとともに、前記バケットに搭載された長葱の葉先部分を集束する集束片を有し、長葱の葉先を集束しながら搬送する葉先搬送手段を設け、前記葉先搬送手段は、前記搬送手段における前記葉先切断手段が設けられた位置よりも下流側であって、かつ前記皮はぎ手段が設けられた位置よりも上流側まで延在しており、前記本体搬送手段における前記皮はぎ手段が設けられた位置に、前記バケットにおける両側立ち上がり部の上端部と密接して、前記バケットにおける開放部を閉塞する閉塞手段を設けたことを特徴とするものである。

発明を実施するための最良の形態

0010

以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら、具体的に説明する。図1は、本発明に係る長葱の切断・皮はぎ連続処理機の斜視図、図2はその平面図、図3はその側面断面図である。切断・皮はぎ連続処理機1においては、平面形状が長方形を呈するベース架台2が設けられている。なお、本実施形態においては、説明の便宜上、ベース架台2において搬送される長葱Nの茎が位置する側を「茎側」、長葱Nの葉が位置する側を「葉側」と称する。ベース架台2における搬送方向(矢印A方向)上流側端部および下流側端部には、それぞれ支軸3A,3Bがベアリングを介して回動可能となるように軸承されている。これらの支軸3A,3Bにおける茎側端部および長手方向中央よりやや葉側位置には、同径のスプロケット4A,4B,4C,4Dがそれぞれ固定されており、これらのスプロケット4A,4Bにはチェーン5Aが、スプロケット4C,4Dにはチェーン5Bが、それぞれエンドレスとなるように巻き掛けられている。また、下流側の支軸3Bには、モータM1 がベルトを介して接続されており、支軸3Bは駆動軸となり、支軸3Aは従動軸として働く。

0011

そして、チェーン5A,5Bの間には、処理すべき長葱が搭載可能となるように、上方に開放部が形成されたバケット6が搬送方向にほぼ一定の間隔を置いて複数取り付けられている。バケット6は、断面略U字状であり、長葱Nの本体部分を搭載する本体搭載部と、搭載される長葱の茎元部分を保持する茎元保持部材を有している。この茎元部分保持部材は、長葱の茎元をしっかり保持しうるように、本体搭載部よりも狭幅に構成されている。これらチェーン5A,5Bおよびバケット6によって、本発明の本体搬送手段が構成される。

0012

また、ベース架台2における搬送方向中間部よりやや下流側に、支軸3Cがベアリングを介して回動可能となるように軸承されている。そして、支軸3A,3Cにおける葉側端部には、それぞれ同径のスプロケット4E,4Fがそれぞれ固定されており、これらのスプロケット4E,4Fには、チェーン5Cが巻き掛けられている。チェーン5A,5Bと、チェーン5Cとは、それぞれ支軸3Aに巻き掛けられていることから、いずれも同期して移動する。

0013

また、チェーン5Cには、バケット6に搭載された長葱Nの葉先部分を集束する断面略U字状の集束片7,7…が、バケット6,6…のそれぞれ延長線上に位置するように取り付けられている。かかる位置に集束片7が取り付けられることにより、バケット6に搭載された長葱Nの葉先部分を集束できるように構成されている。チェーン5Cおよび集束片7によって、本発明の葉先搬送手段が構成される。

0014

そして、ベース部材2の搬送方向ほぼ中央位置、換言すれば支軸3Cが設けられた位置の若干下流側には、その茎側に長葱Nの茎元部分を切断する茎元切断手段となるカッター8Aが、葉側に長葱Nの葉先部分を切断する葉先切断手段となるカッター8Bがそれぞれ設けられており、葉先搬送手段は、葉先切断手段よりやや下流側まで延在するように構成されている。これらのカッター8A,8Bは、バケット6を挟んで適宜の間隔をおいて設置されており、長葱Nを定寸に切断できるように構成されている。また、カッター8A,8Bには、それぞれこれらを駆動するモータM2 ,M3 が接続されているとともに、カバー8a,8bによって保護されている。なお、カッター8A,8Bの近傍には、切断される長葱Nを押さえ押えローラを設けてもよい。

0015

さらに、ベース架台2の葉側におけるやや内側であって、支軸3Cよりも下流側であり、かつ支軸3Bよりも上流側の位置に、本発明の皮はぎ手段となるノズル9が取付架台9A上に設置されている。このノズル9からは、長葱Nの表面に付着した表皮その他の付着物を吹き飛ばす圧縮空気が噴出される。ノズル9におけるバケット6を介した反対側には、ノズル9から噴出される圧縮空気およびこの圧縮空気により吹き飛ばされる付着物を排出するための集塵フード13が設けられている。

0016

また、本発明では、このノズル9が設置されている位置よりも上流側である支軸3Cの位置において葉先搬送部分となるチェーン5Cは、上流側にリターンするように構成されている。このため、ノズル9が設置されている位置においては、長葱Nの葉先部分は、大きく突き出た形でバケット6に搭載された状態となっているので、プッシャなどにより、長葱Nを葉側に押し出さなくとも、作業員が容易に葉先を掴むことができる。

0017

そして、この皮はぎ手段が設けらた位置に、バケット6における両側立ち上がり部6A,6Bの上端部と密接してバケット6の開放面を閉塞する閉塞手段となる開閉可能な開閉蓋10が設けられている。この開閉蓋10が閉状態にあるときの下面側には、バケット6の両側立ち上がり部の上端部との密着性を良好なものにするためのスポンジ10Aが固着されている。図4(A)に示すように、この開閉蓋10を閉じて、バケット6の立ち上がり部6A,6Bの上端部と密接させ、開閉蓋10によってバケット6の開放面を完全に閉塞することにより、例えば覆板をバケットの上方に配置し、バケットを離間した状態で覆う場合と比較して、皮はぎ処理時の騒音遮断効果を高めることができる。また、周囲に飛散する塵埃の量を著しく軽減することもできる。

0018

また、開閉蓋10は、ベース部材2に固定された支持部材11に蝶番12を介して取り付けられることにより、開閉可能とされている。さらに、支持部材11には、この開閉動作を行うためのモータM4 が接続されている。そして、支持部材11は、開状態のときには立ち上げられてバケット6の搬送の妨げとならず、閉状態のときにバケット6の開放部を閉塞する。

0019

閉塞手段の態様としては、上記の実施形態の他、図4(B)に示すように、搬送方向に直交する方向に沿って開閉する態様とすることもできる。あるいは、図4(C)に示す態様とすることもできる。この態様では、ベース架台2に固定された支持部材11′に、ビニールゴムなどの軟質材からなるシート10′の端部を固定して、中央部が垂れ下がるようにしておく。そして、支持部材11′がシート10′を支持している部分の高さをバケット6の上端部より高くなるようにし、垂れ下がった部分をバケット6の上端部よりも低くなるようにしておく。このように構成することにより、搬送されてきたバケット6の上流側上端部がシート10′を持ち上げ、さらに搬送されて皮はぎ位置に到達して停止したときに両上端部がシート10′と密接してバケット6の開放部を閉塞する。そして、皮はぎ作業を終えてバケット6の搬送が再開されると、バケット6の下流側上端部がシート10′を押し上げて皮はぎ位置から出て行く。支持部材11′にシート10′を固定する態様とする際には、図4(D)に示すように、シート10′の上流側端部のみを固定し、下流側はフリーな状態としておいてもよい。さらに、図示はしないが、シート10′の端部を、支持部材11′でなく、上方から吊るされたなどに固定することもできる。かかる態様では、シート10′の下方への押圧力が少なくなるので、バケット6をよりスムーズに移動させることができる。これらの態様からも判るように、閉塞手段として要は、バケット6の搬送を妨げることなく、しかも皮はぎ処理時にバケット6の開放部を閉塞するものであれば、その態様は問わない。

0020

次に、本発明に係る長葱の切断・皮はぎ連続処理装置における切断・皮はぎ処理工程について、図1および図5を参照しながら説明する。まず、図示しない電源スイッチをONにして、モータM1 ,M2 およびM3 が駆動する。モータM1 の駆動により、チェーン5A,5Bおよび5Cが駆動を開始し、チェーン5A,5Bに取り付けられたバケット6およびチェーン5Cに取り付けられた集束片7が搬送方向への移動を開始する。また、モータM2 ,M3の駆動により、カッター8A,8Bが回転を開始する。

0021

次いで、バケット6に長葱Nを搭載する。さらに具体的には、長葱Nの本体部分を本体搭載部に搭載し、茎元部分は茎元部分保持部材によって保持されるように、葉先部分は集束片7により集束されるように搭載する。このとき、上述のように、チェーン5Cに取り付けられた集束片7は、チェーン5A,5Bに取り付けられたバケット6の延長線上にあるので、バケット6に長葱Nの本体部を搭載し、集束片7に葉先部分を搭載することができる。なお、もちろん、チェーン5A,5Bの駆動に伴って送り込まれてくる各バケット6に対して、それぞれ1本ずつの長葱Nを搭載する。

0022

バケット6に搭載された長葱Nはそのまま搬送され、切断処理位置において、カッター8A,8Bにより、定寸に切断される。ここで、長葱Nの茎元は硬いため、切断時にカッター8Aと接触したときに長葱N全体が押されて、長葱Nの長手方向に対して垂直に切断できないことが懸念されるが、本発明では、長葱Nの茎元部分を茎元保持部材によって保持しているので、確実に長葱Nの長手方向に対して垂直に切断することができる。逆に、長葱Nの葉先側は、柔らかすぎるため、切断時にカッター8Bと接触したときに葉先部分が曲がってしまい、やはり長葱Nの長手方向に対して垂直に切断できないことが懸念される。しかし、本発明においては、長葱Nの葉先部分を集束片7で集束しているので、葉先部分をも確実に長葱Nの長手方向に垂直に切断することができる。切断処理後、さらに長葱Nが搬送されると、支軸3Cの位置、葉先搬送手段のチェーン5Cがリターンし、長葱Nの先端がバケット6から大きく突き出た状態となって、搬送が継続される。

0023

そして、バケット6が皮はぎ処理位置まで搬送され、開閉蓋10の下部に到着したことを図示しない近接スイッチなどが検知するとモータM1 が停止し、これに伴ってバケット6が停止する。それから、所定の時間が経過した後、開閉蓋10が閉じて、バケット6の開口部を閉塞するが、その間に、作業員は、長葱Nの葉先部分を掴む。その後、ノズル9から圧縮空気を噴出して表皮その他の付着物を集塵フード13に吹き飛ばす、いわゆるブロー処理を施す。

0024

このブロー処理が完了したら、作業員が長葱Nの葉先部分から手を離し、モータM4 によって開閉蓋10を開く一方、再びモータM1 を駆動させ、バケット6の搬送を再開し、次のバケット6が皮はぎ処理位置に搬送されるまで継続する。そして、切断・皮はぎ処理が済んだ長葱Nは、搬送部の最下流における取出位置において、取り出される。このように、長葱Nの搬送・切断は、いわば間欠的に行われる。なお、上記実施形態においては、本体搬送手段と葉先搬送手段とを同一のモータで駆動するようにしていたが、これらを別個のモータで駆動してもよい。

発明の効果

0025

以上の説明のとおり、本発明によれば、長葱の切断・皮はぎ連続処理機において、プッシャなどを設けなくとも、皮はぎ作業時にバケットから突き出ている葉先部分を多くして、作業員が葉先部分を掴みやすくすることができるので、作業性の向上を図ることができる。また、切断前に長葱の葉先部分の広がりを抑制することができるので、長葱の葉先部分をきれいに切断することができる。さらには、バケットに閉塞手段を形成したので、バケットの搬送を防止することなく、皮はぎ処理時における騒音遮断効果および塵埃飛散防止効果を高めることが可能となる。

図面の簡単な説明

0026

図1本発明に係る長葱の切断・皮はぎ処理機の斜視図である。
図2本発明に係る長葱の切断・皮はぎ処理機の平面図である。
図3本発明に係る長葱の切断・皮はぎ処理機の側面図である。
図4(A)は、本発明に係る長葱の切断・皮はぎ処理機における閉塞手段の1実施例を示す側面断面図、(B)は、その変形例を示す正面断面図、(C)、(D)は、その変形例を示す側面断面図である。
図5本発明に係る長葱の切断・皮はぎ処理機の作業工程フローチャートである。
図6従来の長葱の切断・皮はぎ処理機の平面図である。
図7従来の長葱の切断・皮はぎ処理機における皮はぎ部の側部断面図である。

--

0027

1 切断・皮はぎ連続処理機
2ベース架台
3A,3B,3C支軸
4A,4B,4C,4Dスプロケット
5A,5B,5Cチェーン
6バケット
6A 本体搭載部
6B茎元保持部材
7集束片
8A,8Bカッター
9ノズル
9A取付架台
10開閉蓋
10′シート
10Aスポンジ
11,11′支持部材
12蝶番
13集塵フード
N 長葱
M1 ,M2 ,M3 ,M4 モータ

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