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技術 自動車用空調装置

出願人 サンデンホールディングス株式会社
発明者 桜井弘孝
出願日 1998年6月1日 (22年8ヶ月経過) 出願番号 1998-151294
公開日 1999年12月14日 (21年2ヶ月経過) 公開番号 1999-342726
状態 未査定
技術分野 自動車用空気調和 車両用空気調和
主要キーワード 駆動索 ダクト外面 突出代 冷風路 空気吸入側 温風路 スライド駆動機構 モータアクチュエータ
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この項目の情報は公開日時点(1999年12月14日)のものです。
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図面 (7)

課題

駆動機構に必要なスペースを最小限に抑え、装置の小型化の要請に対応可能な自動車用空調装置を提供する。

解決手段

ダクト内に熱交換器を有し、ダクト内に形成された温風通路および冷風通路横断する方向にスライド可能で、該スライドにより空調モードに応じて温風通路と冷風通路の通過風量の割合を調節可能なエアミックスドアを有し、該エアミックスドアの駆動機構が、該エアミックスドアに接続されたワイヤまたはベルトからなる駆動索を有する自動車用空調装置において、前記駆動索を駆動するアクチュエータを、前記ダクト外面に実質的に突出部または突出物を有する面に設けたことを特徴とする自動車用空調装置。

概要

背景

従来の自動車用空調装置の構造は、たとえば図6に示すようになっている。図6において、101は空調ダクトを示しており、ダクト101内に、送風機102、冷却器としての蒸発器103、加熱器としてのヒータコア104がこの順に配置され、ヒータコア104の上流側に回動式のエアミックスダンパ105が設けられている。吸気口106から吸入された空気は、蒸発器103を通過し、ヒータコア104を通過する空気とバイパスする空気との風量割合がエアミックスダンパ105で調節され、温風された空気が、DEF吹出口107、VENT吹出口108、FOOT吹出口109等からなる吹出口のうち選択された吹出口を通して車室内に送られる。

このような自動車用空調装置においては、蒸発器103とヒータコア104との間にエアミックスダンパ105の回動動作用のスペースを確保しなければならず、該スペースの必要性が、空調装置全体を小型化する上で大きな障害となっている。

近年の自動車用空調装置の小型化の要請応えるために、上記のような回動式のエアミックスダンパの代わりに、スライド式エアミックスドアを設ける構造が提案されている(たとえば、特開平10−35246号公報、特開平8−282248号公報)。

概要

駆動機構に必要なスペースを最小限に抑え、装置の小型化の要請に対応可能な自動車用空調装置を提供する。

ダクト内に熱交換器を有し、ダクト内に形成された温風通路および冷風通路横断する方向にスライド可能で、該スライドにより空調モードに応じて温風通路と冷風通路の通過風量の割合を調節可能なエアミックスドアを有し、該エアミックスドアの駆動機構が、該エアミックスドアに接続されたワイヤまたはベルトからなる駆動索を有する自動車用空調装置において、前記駆動索を駆動するアクチュエータを、前記ダクト外面に実質的に突出部または突出物を有する面に設けたことを特徴とする自動車用空調装置。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

ダクト内に熱交換器を有し、ダクト内に形成された温風通路および冷風通路横断する方向にスライド可能で、該スライドにより空調モードに応じて温風通路と冷風通路の通過風量の割合を調節可能なエアミックスドアを有し、該エアミックスドアの駆動機構が、該エアミックスドアに接続されたワイヤまたはベルトからなる駆動索を有する自動車用空調装置において、前記駆動索を駆動するアクチュエータを、前記ダクト外面に実質的に突出部または突出物を有する面に設けたことを特徴とする自動車用空調装置。

請求項2

前記アクチュエータの、前記突出部または突出物を有する面からの突出代が、前記突出部または突出物の突出代よりも小さい、請求項1の自動車用空調装置。

請求項3

前記エアミックスドアが互いに独立作動可能な2つのドア本体を有し、各ドア本体にそれぞれ駆動索を介してアクチュエータが連結されている、請求項1または2の自動車用空調装置。

請求項4

2つのアクチュエータが実質的に同一面に設けられている、請求項3の自動車用空調装置。

技術分野

0001

本発明は、自動車用空調装置に関し、とくに、温風冷風との混合割合を調節するスライド式エアミックスドア駆動機構の構造に関する。

背景技術

0002

従来の自動車用空調装置の構造は、たとえば図6に示すようになっている。図6において、101は空調ダクトを示しており、ダクト101内に、送風機102、冷却器としての蒸発器103、加熱器としてのヒータコア104がこの順に配置され、ヒータコア104の上流側に回動式のエアミックスダンパ105が設けられている。吸気口106から吸入された空気は、蒸発器103を通過し、ヒータコア104を通過する空気とバイパスする空気との風量割合がエアミックスダンパ105で調節され、温風された空気が、DEF吹出口107、VENT吹出口108、FOOT吹出口109等からなる吹出口のうち選択された吹出口を通して車室内に送られる。

0003

このような自動車用空調装置においては、蒸発器103とヒータコア104との間にエアミックスダンパ105の回動動作用のスペースを確保しなければならず、該スペースの必要性が、空調装置全体を小型化する上で大きな障害となっている。

0004

近年の自動車用空調装置の小型化の要請応えるために、上記のような回動式のエアミックスダンパの代わりに、スライド式のエアミックスドアを設ける構造が提案されている(たとえば、特開平10−35246号公報、特開平8−282248号公報)。

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、上記特開平10−35246号公報に示された構造では、エアミックスドアに直接的にレバーを係合させてレバーで直接エアミックスドアを駆動する構造となっているため、この駆動機構に大きなスペースを要するとともに、レバーの作動がエアミックスドアに係合可能な位置で行われるためその機構制約され、この部分の小型化には限界があるとともに、設計上の自由度も小さい。また、エアミックスドアを案内する案内溝が分割された複数の溝からなっているため、溝形成用のスペースも大きなものとなっており、この面からの小型化の効果が小さいという問題がある。

0006

一方特開平8−282248号公報に開示された構造では、エアミックスドアの駆動にリンクレバー機構を用いているため、機構が複雑になるばかりか、このリンク−レバー機構がエアミックスゾーンにスペース的に侵入しており、やはり装置全体の小型化に限界があるとともに、設計上の自由度も小さいという問題がある。

0007

そこで本発明の課題は、所望のスライド動作が可能なエアミックスドアのスライド駆動機構を簡素でかつ設計上の自由度を大きく持たせつつ実現し、同時に駆動機構に必要なスペースを小さく抑えて、自動車用空調装置の小型化の要請に十分に応えることにある。

課題を解決するための手段

0008

上記課題を解決するために、本発明の自動車用空調装置は、ダクト内に熱交換器を有し、ダクト内に形成された温風通路および冷風通路横断する方向にスライド可能で、該スライドにより空調モードに応じて温風通路と冷風通路の通過風量の割合を調節可能なエアミックスドアを有し、該エアミックスドアの駆動機構が、該エアミックスドアに接続されたワイヤまたはベルトからなる駆動索を有する自動車用空調装置において、前記駆動索を駆動するアクチュエータを、前記ダクト外面に実質的に突出部または突出物を有する面に設けたことを特徴とするものからなる。

0009

上記アクチュエータの、突出部または突出物を有する面からの突出代を、上記突出部または突出物の突出代よりも小さくすれば、アクチュエータの設置に伴う装置の大型化を防止することができるので、アクチュエータの上記突出代は、突出部また突出物の突出代よりも小さいことが好ましい。なお、上記アクチュエータとしては、モータアクチュエータが好適である。

0010

本発明に係る自動車用空調装置は、互いに独立空調可能な2つの風路を有するものとすることができる。この場合は、エアミックスドアを、互いに独立作動可能な2つのドア本体から構成し、各ドア本体にそれぞれ駆動索を介してアクチュエータを連結すればよい。2つのアクチュエータは、実質的に同一面に設けることができる。

0011

上記熱交換器としては冷却器(たとえば蒸発器)と加熱器(たとえばヒータコア)とから構成し、上記エアミックスドアが冷却器と加熱器との間に設けられる。

0012

このエアミックスドアは、エアミックスドアのスライド時に案内溝に沿って案内されることが好ましい。案内溝は、エアミックスドアの移動時には前記熱交換器側から離反可能に、移動終了時には前記熱交換器側に当接または接近可能に形成されていることが好ましい。また、案内溝は、エアミックスドアの一方の移動端に対応する位置から他方の移動端に対応する位置まで連続していることが好ましい。

0013

上記のような自動車用空調装置においては、エアミックスドアの駆動機構に駆動策を用い、この駆動索は自由に引き回すことができるので、エアミックスドアの駆動機構をコンパクトにかつ、空きスペースを有効に利用して構成でき、しかも、該駆動索の駆動源としてのアクチュエータの設置位置を自由に選択することが可能となる。このアクチュエータを、ダクト外面に実質的に突出部また突出物を有する面に設け、つまり、アクチュエータを、上記面のうち突出部また突出物からみて相対的に凹部に相当する位置に設置することにより、アクチュエータの設置に伴う、ダクトひいては装置の大型化を防止、あるいは最小限に抑制することができる。

0014

すなわち、アクチュエータの、突出部また突出物を有する面からの突出代が、突出部または突出物の突出代よりも小さい場合には、装置の大型化を防止することができ、また、両者の突出代が上記とは逆の関係になる場合においても、上記凹部をアクチュエータの設置スペースとして有効活用することにより、装置の大型化を最小限に抑制することができる。

発明を実施するための最良の形態

0015

以下に、本発明の自動車用空調装置の望ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1ないし図3は、本発明の一実施態様に係る自動車用空調装置を示している。図1において、1は自動車用空調装置全体を示しており、2はその通風ダクトを示している。ダクト2の空気吸入側には、外気導入口3と内気導入口4とが設けられ、ダンパ5によって内外気の吸入割合を調節できるようになっている。これら導入口の下流側に送風機6が設けられ、空気が吸入されるとともにダクト2内を下流側に向けて圧送される。

0016

通風ダクト2内の送風機6の下流側には、冷却器としての冷媒の蒸発器7、加熱器としてのヒータコア8がこの順に配置されている。蒸発器7の下流側には、ダクト2内を2つの風路9、10に区画する壁11が設けられている。

0017

蒸発器7とヒータコア8との間には、ダクト2内を横断する方向にスライド可能なエアミックスドア12が設けられている。エアミックスドア12は、風路9内を横断方向にスライド可能で、空調モードに応じて風路9内の上方の冷風通路15と下方の温風通路16の通過風量の割合を調整するドア本体13と、風路10内を横断方向にスライドし、風路10内の冷風路17と温風路18の通過風量の割合を調整するドア本体14とを有している。

0018

ドア本体13、14には、駆動索19、20(本実施態様においてはワイヤ)接続されている。駆動索19、20は、モータアクチュエータ21、22に連結されており、該アクチュエータ21、22が駆動されると、駆動索19、20が周回駆動され、ドア本体13、14が風路9、10の横断方向にスライドするようになっている。駆動索19、20の途中の経路には、駆動索19、20の移動方向をドア本体13、14のスライド方向に変換するプーリ23、24、25、26が設けられている。

0019

なお、駆動索21、22の軌道を設定するに際しては、図4図5に示すように、プーリ23、25からドア本体13、14へ向かう駆動索21、22をダクト2のダクト外面37に設けられた挿入穴38の縁部で屈曲させてドア本体13、14に連結するようにしてもよい。この場合は、駆動索21、22の周回駆動をドア本体13、14のスライド方向に変換するためのプーリ24、26は省略することもできる。

0020

ドア本体13、14の両側にはピン29、30が突設されており、ドア本体13、14が上下方向にスライドする際には、ピン29、30が案内溝27、28に案内されるようになっている。案内溝27、28は、上下両端に折れ曲がり部を有する2つの連続した溝から形成されている。上記折れ曲がり部を形成することにより、ドア本体13、14は移動時には、ヒータコア8側から離反可能に、移動終了時にはヒータコア8側に当接または近接可能になっている。これによって、移動時にはヒータコア8等とこすれることはなく、耐久性が向上されるとともに、移動終了時には必要なシール性が確保されるようになっている。

0021

駆動索19、20の駆動源としてのアクチュエータ21、22は、ダクト2を形成するダクト外面31に設けられている。ダクト外面31には、蒸発器7内へ熱交換媒体を導入出する配管32、33、およびヒータコア8内へ熱交換媒体を導入する配管34、35が挿通されており、各配管はダクト外面31から所定の突出代をもって図2のA方向に突出されている。つまり、ダクト外面31は、配管等の突出物36を有する面になっている。

0022

アクチュエータ21、22は、ダクト外面31上に、配管等の突出物36から見ると実質的に凹部になる位置に設けられており、アクチュエータ21、22のA方向への突出代は、突出物36のA方向への突出代よりも小さくなっている。

0023

また、アクチュエータ21、22は、本実施態様においてはそれぞれ独立駆動するようになっている。このため、エアミックスドア12のドア本体13、14も独立作動可能になっており、風路9、10において独立空調が可能になっている。

0024

本実施態様のような自動車用空調装置1においては、まず、エアミックスドア12がスライド式のドアに構成されることにより、図6に示したような回動式のダンパに比べ占有スペースが大幅に縮小される。

0025

このエアミックスドア12の駆動機構に、ワイヤやベルトからなる駆動索19、20が用いられることにより、駆動機構が占めるスペースも大幅に縮小され、このエアミックスドア12部分が全体として大幅に小型化される。

0026

また、駆動索19、20は自由に引き回すことが可能であるから、該駆動索19、20のアクチュエータ21、22を突出物36を有するダクト外面31に設置することができる。そして、アクチュエータ21、22を、突出物36から見て相対的に凹部となるダクト外面31上に設置すればアクチュエータ21、22の設置に伴う、ダクト2、ひいては装置1の大型化を防止あるいは抑制することができる。

0027

なお、本実施態様においては、アクチュエータ21、22の突出代は、突出物36の突出代よりも小さくなっているので、装置1の大型化が防止されることになる。

発明の効果

0028

以上説明したように、本発明の自動車用空調装置によるときは、スライド式のエアミックスドアを、ワイヤやベルトからなる駆動索により駆動させるようにし、該駆動索を引き回すことにより、アクチュエータを、ダクト外面に実質的に突出部また突出部を有する面に設置することができ、アクチュエータの設置に伴う装置の大型化等を防止することができるので、スライド式のエアミックスドア、および駆動索の採用の効果と相まって装置の一層の小型化を図ることができる。

図面の簡単な説明

0029

図1本発明の第1実施態様に係る自動車用空調装置の概略構成図である。
図2図1の装置の拡大部分斜視図である。
図3図1の装置の駆動機構の拡大部分斜視図である。
図4図3とは別の構造の駆動機構の拡大部分斜視図である。
図5図4部分拡大断面図である。
図6従来の自動車用空調装置の概略構成図である。

--

0030

1自動車用空調装置
2通風ダクト
3外気導入口
4内気導入口
5ダンパ
6送風機
7冷却器としての蒸発器
8加熱器としてのヒータコア
9、10風路
11 壁
12エアミックスドア
13、14ドア本体
15、17冷風通路
16、18温風通路
19、20駆動索
21、22モータアクチュエータ
23、24、25、26プーリ
27、28案内溝
29、30ピン
31、37ダクト外面
32、33、34、35配管
36突出物
38 挿入穴

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