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技術 装飾体移動機構

出願人 リズム時計工業株式会社
発明者 基雄一
出願日 1998年5月29日 (21年1ヶ月経過) 出願番号 1998-166405
公開日 1999年12月14日 (19年7ヶ月経過) 公開番号 1999-342272
状態 未査定
技術分野 玩具 機械時計
主要キーワード カーブ部分 電池交換時期 くちばし 部分切断 減速用 オモリ 正時信号 タイマー回路
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年12月14日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

常時動作を可能にすると共に消費電力も最小限に抑える装飾体移動機構を提供する。

解決手段

装飾体8は、特別な駆動力を必要とするものではなく、重力によって移動路2に沿って移動する。移動路2の上下両端部の位置が入れ代わるように移動路2を回転させると、移動路2の端部に位置する装飾体8は高所へ移動し、重力で移動路2に沿って下降する。

概要

背景

従来の時計等に用いられている装飾用動作機構としては、人形を打つ動作をするものや、動物揺動するもの等、様々なものがあった。一般に、この種の動作機構は、モーターソレノイド等の駆動部を装飾体の内部に配設したり、装飾体と外部に設けた駆動部とを歯車レバー等で機械的に連結して、装飾体を駆動するものであった。

概要

常時動作を可能にすると共に消費電力も最小限に抑える装飾体移動機構を提供する。

装飾体8は、特別な駆動力を必要とするものではなく、重力によって移動路2に沿って移動する。移動路2の上下両端部の位置が入れ代わるように移動路2を回転させると、移動路2の端部に位置する装飾体8は高所へ移動し、重力で移動路2に沿って下降する。

目的

本発明は、上記従来技術の課題に鑑みなされたもので、装飾体の自由な回転を可能にし、これにより常時動作を可能にすると共に消費電力も最小限に抑えることができる装飾体移動機構を提供するものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

上下方向に伸び移動路と、重力又は浮力によって前記移動路に沿って移動する装飾体と、前記移動路の上下の各端部の位置が入れ代わるように前記移動路を回転させる回転駆動部と、からなることを特徴とする装飾体移動機構

請求項2

前記装飾体は、前記移動路の回転時に、上下方向の向きを一定に保持すべく回転することを特徴とする請求項1記載の装飾体移動機構。

請求項3

前記駆動部は、一定時間毎に前記移動路を回転させることを特徴とする請求項1記載の装飾体移動機構。

請求項4

前記装飾体が最下点又は最上点に達したことを検出する検出手段を有し、該検出手段が前記装飾体を検出することにより前記駆動部が前記移動路を回転させることを特徴とする請求項1記載の装飾体移動機構。

技術分野

0001

本発明は、時計等に用いられる装飾用動作機構に関するものであり、特に、風船等を模した装飾体を移動させる装飾体移動機構に関するものである。

背景技術

0002

従来の時計等に用いられている装飾用の動作機構としては、人形を打つ動作をするものや、動物揺動するもの等、様々なものがあった。一般に、この種の動作機構は、モーターソレノイド等の駆動部を装飾体の内部に配設したり、装飾体と外部に設けた駆動部とを歯車レバー等で機械的に連結して、装飾体を駆動するものであった。

発明が解決しようとする課題

0003

上記のように従来の技術においては、装飾体内部の駆動部と外部にある制御回路とを電力供給用のコードで接続したり、装飾体と外部にある駆動部とを機械的に連結することが必要であった。このため、装飾体の位置を大きく移動あるいは回転させると、コードがねじれたり、機械的連結部分にストレスがかかることがあるので、装飾体の動作には機構限界があった。特に、装飾体を回転させる場合には、一定角度内で往復動させる等の限定が必要であった。

0004

また、上記のように人形等の装飾体をモーター等の駆動部で駆動する動作機構においては、これを常時動作させると消費電力が増大し、電池交換時期を早めてしまうことにもなっていた。

0005

本発明は、上記従来技術の課題に鑑みなされたもので、装飾体の自由な回転を可能にし、これにより常時動作を可能にすると共に消費電力も最小限に抑えることができる装飾体移動機構を提供するものである。

課題を解決するための手段

0006

本発明の装飾体移動機構は、上下方向に伸び移動路と、重力又は浮力によって前記移動路に沿って移動する装飾体と、前記移動路の上下の各端部の位置が入れ代わるように前記移動路を回転させる回転駆動部と、から構成されている。

0007

また、この装飾体移動機構における前記装飾体は、前記移動路の回転時に、上下方向の向きを一定に保持すべく回転するものとなっている。

0008

更に、この装飾体移動機構における前記駆動部は、一定時間毎に前記移動路を回転させるものとなっている。

0009

更にまた、この装飾体移動機構は、前記装飾体が最下点又は最上点に達したことを検出する検出手段を有し、該検出手段が前記装飾体を検出することにより前記駆動部が前記移動路を回転させるものとなっている。

発明を実施するための最良の形態

0010

本発明の装飾体移動機構における装飾体は、特別な駆動力を必要とするものではなく、重力又は浮力によって移動路に沿って移動するものとなっている。従って、移動路の上下両端部の位置が入れ代わるように移動路を回転させると、移動路の端部に位置する装飾体は高所又は低所へ移動し、重力で移動路に沿って下降するか又は浮力で移動路に沿って上昇することになる。

0011

このように装飾体は外部からの電力供給等を必要としないので、コード等で接続されておらず、その位置あるいは方向を自由に変えることができる。このため、本発明においては、移動路を回転させてその上下端部の位置を入れ代えることにより装飾体を高所又は低所へと移動させ、また、その際に装飾体の上下方向の向きが一定になるように装飾体を回転させ、何等の動力を使うことなく装飾体を一方の端部から他方の端部へと重力又は浮力で移動させることを可能にしたものである。

0012

特に、装飾体が移動路に沿って移動するときには電力を必要としていないため、常時、装飾体を動作させても、移動路を回転させる際に回転駆動部に間欠的に電力を供給するだけで良いことになる。従って、常時動作させても、消費電力を最小限に抑えることができる。

0013

図1は本発明の一実施例に係る装飾体移動機構を示す側面図である。

0014

2は上下方向に伸びる柱状の移動路である。この移動路2の図中右方の正面には、ラック状凹凸4が設けられている。また、移動路2の図中左方の背面の中央には回転軸6が設けられている。

0015

8は移動路2に沿って移動する装飾体である。この装飾体8は、図2及び図3に示すように、移動路2に摺動自在に外嵌される支持部材10と、この支持部材10に回動自在に軸着された支持軸12と、この支持軸12の先端に軸着された装飾部材14と、から構成されている。本実施例における支持部材10は、略C形状をなすものであり、移動路2をその左右から抱え込むように移動路2に外嵌されている。また、支持軸12は、移動路2の凹凸4に対面する支持部材10の端辺10aを正面方向へ貫く軸12aにより軸着されており、この正面方向に突出する軸12aに関して回動自在な状態にある。装飾部材14は、軸12aに直交する方向を向く軸14aにより支持軸12の先端に取り付けられており、この軸14aに関して回動自在な状態にある。また、この装飾部材14は、鳥を模した形状をなし、軸14aより下方にオモリ14bが内蔵されている。この装飾部材14は、くちばし状の係合部14cが移動路2の凹凸4の方向を向くように形成されており、更にその係合部14cが凹凸4に係合するように重心位置が定められている。即ち、本実施例における装飾体14の重心位置は、装飾体14を支持する軸14aの上方且つ前方に位置するように設定されている。

0016

16は回転軸6を回転させる回転駆動部である。本実施例における回転駆動部16は、モーターと減速用の歯車等からなる駆動機構18と、その動作を制御する駆動回路20と、を有している。この駆動回路20は、後述する検出手段からの検出信号応答して駆動機構18を作動させ、移動路2の上下端部の位置が入れ代わるように180度回転させるものである。尚、駆動回路20内にタイマー回路を設けたり、外部の時計回路からの正時信号を入力するようにして、一定時間毎に駆動機構18を作動させるようにすることもできる。

0017

22は装飾体8が移動路2の最下点に達したことを検出する検出手段であり、本実施例においてはマイクロスイッチで構成されている。この検出手段22は、移動路2の下方端部付近に設置されており、移動路2に沿って装飾体8が降下して最下点に達すると、装飾体8が検出手段22に触れてスイッチがオン状態になることで検出信号を出力するものである。この検出信号は、前述した駆動回路20に供給されている。

0018

次に、上記構成からなる装飾体移動機構の動作を説明する。はじめに、図1に示すように、移動路2の上方端部に装飾体8をセットすると、装飾体8は自重で降下し始める。そのときに、装飾部材14は軸14aにより前後方向(図中左右方向)に回動自在に支持されているため、移動路2の凹凸4に係合したり離れたりすることを繰り返し、これにより比較的ゆっくりと装飾体8は下降する。そして、装飾体8が最下点に達すると、装飾体8は検出手段22に接触してこれをオン状態にする。このときに検出手段22から出力された検出信号が駆動回路20に供給されると、駆動回路20は駆動機構18を作動させて移動路2を180度回転させて、その上下端部の位置を入れ代える。

0019

このように移動路2が180度回転すると、最下点にあった装飾体8は最上点に移動する。また、このときに装飾部材14は、その重心位置の関係から支持軸12と共に回転し、鳥の頭部が上に位置するように上下の向きを変える。そして、上述した動作と同様にして再び下降し始める。本実施例においては、装飾体8が最下点に達すると上記動作を繰り返すことになるので、装飾体8は常時動作することになる。

0020

上記実施例のように、移動路2に支持部材10を外嵌させて移動路2に沿って装飾体8を下降させると共に、移動路2の凹凸4と装飾体8の係合部14cとを係合させることにより装飾体8の降下速度を調整しているが、図4及び図5に示すように構成しても良い。即ち、移動路2の正面中央に蟻溝状の溝2aを設け、ここに装飾体28の背面より突出し先端の径大部が溝2a内部に適合する係合ピン28aを、溝2aの上端又は下端から挿入する。これにより装飾体28は、溝2aによりガイドされて移動路2の上方の端部から下方の端部へと下降することになる。また、溝2a又は移動路2と溝2aの両方を図4に示すように蛇行させることにより、そのカーブ部分で装飾体28の降下速度が減速され、下降速度の調整をすることができる。

0021

尚、この装飾体28は一体に形成された係合ピン28aで回動可能に支持されており、しかもこの係合ピン28aで支持された箇所より下方にオモリ28bが取り付けられている。このため、移動路2が180度回転するときに、装飾体28は、オモリ28aが下方に位置するように回転して、上下方向の向きを常に一定の状態に保持することになる。

0022

上述した実施例においては、重力を利用して移動路2の上方から下方へ装飾体8、28が下降するように構成したが、図6及び図7に示すように、浮力を利用して移動路32の下方から上方へ装飾体38が上昇するように構成することもできる。

0023

即ち、図6に示すように、移動路32を、密閉した容器32aと、その内部に注入した液体32bで構成し、その中に浮力が生じる装飾体38を封入するように構成する。このように構成すると、装飾体38は移動路32の下方の端部から上方の端部へ上昇することになる。尚、装飾体38の上昇速度は、装飾体38の浮力の大小あるいは液体32bの粘性等を変更することにより調整することができる。尚、装飾体38が液体32b内で浮かび上がるように設定するには、装飾体38の比重と液体32bの比重を比較し、液体32bの比重の方が大きければ装飾体38は浮かび上がるので、この条件に基づいて装飾体38と液体32bの材質等を選定すればよい。

0024

また、このように装飾体38を容器32a内に封入した場合、装飾体38が最上点に達したこと、即ち移動路32の上方の端部に達したことを検出するために、非接触で装飾体38を検出するセンサ等の検出手段52を移動路32の上方の端部付近に設置する。そして、この検出手段52からの検出信号に応答して移動路32を180度回転させる。

0025

また、この移動路32も、図7に示すように、容器32aを蛇行させることにより、装飾体38の上昇速度を調整することが可能となる。

0026

尚、上記装飾体移動機構においては、装飾体8、28、38を複数設けることもでき、各々下降・上昇する速度を変えて設定することも可能である。

発明の効果

0027

本発明によれば、移動路に沿って移動可能な装飾体を、移動路を回転させることにより高所又は低所へ移動させ、重力又は浮力により移動路に沿って下降又は上昇するように構成しているので、装飾体を動作させる駆動力を必要とせず、装飾体を電力供給用のコード等で接続する必要がなくなる。このため、装飾体を自由に回転移動させることができ、動作や移動に関してより自由に設定することができ、動作の面白味を高めることもできる。

0028

また、装飾体を常時動作させた場合でも、装飾体の動作に電力は必要ないため、電力の消費を少なくすることができる。特に、移動路の回転も、装飾体が移動終了するまでの間は停止しているので、間欠的に回転駆動すれば良いことになり、移動路の回転駆動に必要な電力も最小限に抑えることができる。

図面の簡単な説明

0029

図1本発明の一実施例に係る装飾体移動機構を示す側面図である。
図2図1に示す装飾体の構造を示す側面図である。
図3図2に示す装飾体の部分切断平面図である。
図4図1に示す移動路と装飾体の構成を変更した一部変更例を示す正面図である。
図5図4に示す移動路と装飾体を示す部分切断平面図である。
図6図1に示す移動路と装飾体の構成を変更した他の一部変更例を示す正面図である。
図7図6に示す移動路を更に変更した一部変更例を示す正面図である。

--

0030

2、32移動路
8、28、38装飾体
16回転駆動部
22、52 検出手段

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