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技術 盗難監視システム

出願人 アルプス電気株式会社
発明者 木内慎高井大輔中村仁
出願日 1998年5月25日 (22年7ヶ月経過) 出願番号 1998-142846
公開日 1999年12月10日 (21年0ヶ月経過) 公開番号 1999-339140
状態 未登録
技術分野 盗難警報装置
主要キーワード 受信ケーブル 送信ケーブル 盗難監視装置 一入力端子 空き端子 接続ミス 盗難監視システム 伝送端
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年12月10日)のものです。
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図面 (7)

課題

第一の受信手段が親機側ケーブルまたは後続子機側のケーブルのいずれに接続され、同様に、第二の受信手段が親機側のケーブルまたは後続の子機側のケーブルのいずれに接続されても正常に動作するようにして、物理的および電気的な接続の方向性を無くする。

解決手段

受信信号が最初に第一の伝送端2eに入力されたときには、第二の切り替え手段2vは常に上り信号を第一の送信手段2bに送出するとともに、第三の切り替え手段2wは下り信号を第二の送信手段2cに送出し、受信信号が最初に第二の伝送端2fに入力されたときには、第二の切り替え手段2vは常に上り信号を第二の送信手段2cに送出するとともに、第三の切り替え手段2wは下り信号を第一の送信手段2bに送出するようにした。

概要

背景

図4乃至図6に従って従来の盗難監視システムを説明する。ここで、図4は従来の盗難監視システム全体のブロック構成図、図5は従来の盗難監視システムにおける親機のブロック構成図、図6は従来の盗難監視システムにおける子機のブロック構成図である。

先ず、図4において、システム全体の制御を司る制御装置である親機51は、図示しないホストコンピュータに接続されると共に、店舗内の商品陳列フロアから離れた場所等に設置されている。そして、親機51には、盗難監視する複数の監視装置である子機52を縦続的に接続したケーブル53が複数本接続されている。ケーブル53は、店舗内に張り巡らされ、このケーブル53に接続されている子機52が、陳列されている商品(図示せず)の近くに設置される。また、一台の子機52に対して複数の商品が接続されるようになっている。商品を子機52に接続するには盗難検出手段であるタグ54が使用される。タグ54には、例えば、抵抗体が表面に印刷された札状基板、例えば、フレキシブル基板(図示せず)が用いられる。このタグ54が商品毎に貼付されると共に、接続ケーブル55によって子機52に電気的に接続される。

親機51は、図5に示すように、送信部51a、受信部51b、制御回路51c、警報手段51d等を備えており、送信部51aからは、盗難の有無を確認するための確認信号や、監視動作あるいは警報動作を制御する指令信号下り信号ケーブル53aを介して子機52に送信し、受信部51bは、子機52からの盗難の有無を知らせる応答信号上り信号ケーブル53bを介して受信する。そして、盗難があった場合には、制御回路51cによって警報手段51dを動作させるようにしている。

一方、子機52は、図6に示すように、第一の受信手段52a、第一の送信手段52b、第二の送信手段52c、第二の受信手段52dを有している。第一の受信手段52aは親機51からの確認信号または指令信号を受信し、第一の送信手段52bは、親機51に応答信号を送信する。ここで、第一の受信手段52aの入力端および第一の送信手段52bの出力端は、一対となってそれぞれ親機51側の下り信号ケーブル53aおよび上り信号ケーブル53bに接続される。また、第二の送信手段52cは、親機51からの確認信号または指令信号を後続の子機52に送信し、第二の受信手段52dは、後続の子機52からの応答信号を受信する。そして、第二の送信手段52cの出力端と第二の受信手段52d入力端は、一対となって、それぞれ後続の子機52側の下り信号ケーブル53aおよび上り信号ケーブル53bに接続される。

また、子機52は、第一の受信手段52で受信した信号が確認信号または指令信号のいずれであるかを判別する第一の信号判別手段52eと、第一の信号判別手段52eに接続され、受信した信号が指令信号であるときに、それが、自分(自機)宛または他の子機52宛のいずれに送信された指令信号であるかを判定する第二の信号判別手段52fと、この第二の信号判別手段52fに接続されたコマンド解析手段52gと、コマンド解析手段52gに接続されるとともに、タグ54の異常を検出する検出部52hと、検出部52hからの検出信号によって警報動作をする警報手段52iと、切り替え手段52jと、応答信号生成手段52kと、二つの論理和(OR)回路52l、52mとを有している。

そして、第一の信号判別手段52eと切り替え手段52jの入力端子52j0とが接続され、切り替え手段52gの一方の出力端子52j1と応答信号生成手段52kとが接続されている。また、論理和回路52lの二つの入力端には第二の受信手段52dと応答信号生成手段52kとが接続され、論理和回路52lの出力端が第一の送信手段52bに接続されている。さらに、論理和回路52mの二つの入力端には切り替え手段52jの他方の出力端子52j2と第二の信号判別手段52fとが接続されている。なお、切り替え手段52jの入力端子52j0は、通常、他方の出力端子52j2に接続されており、検出部52hからの検出信号が切り替え制御信号として切り替え手段52jに入力されたときに、入力端子52j0と一方の出力端子52j1とが接続されるようになっている。

以上の構成において、第一の受信手段52aで受信した信号が確認信号である場合には、第一の信号判別手段52eは、確認信号を切り替え手段52jの入力端子52j0に出力する。そして、確認信号は、切り替え手段52j、論理和回路52m、を介して第二の送信手段52cに出力される。すると、確認信号は第二の送信手段52cから後続の子機52へ転送される。また、第一の信号判別手段52eが確認信号であることを判定した段階で、検出部52hがタグ54の異常を検出した場合には、検出部52hからの検出信号によって警報手段52iが警報動作をする。また、このとき、検出信号によって切り替え手段52jが切り替え制御されて入力端子52j0が第一出力端子52j1に接続され、第一の信号判別手段52eから出力された確認信号は切り替え手段52jを介して応答信号生成手段52kに出力される。このとき、検出信号は応答信号生成手段52lkにも入力され、応答信号生成手段52kは、盗難有りの応答信号を発生し、論理和回路52lに出力する。すると、応答信号は、論理和回路52l、第一の送信手段52bを介して親機51に送信される。

一方、第一の受信手段52aで受信した信号が指令信号である場合には、第一の信号判別手段52eは、指令信号を第二の信号判別手段52fに出力する。ここで、第二の信号判別手段52fは、指令信号が、後続の子機52に送信されたものであれば、この指令信号を論理和回路52mに出力する。すると、指令信号は、論理和回路52m、第二の送信手段52cを介して後続の子機52に転送される。ここで、指令信号が、自機に送信されたものであれば、コマンド解析手段52gに出力する。すると、コマンド解析手段52gは、指令信号の内容を解析し、例えば、検出部52hの監視動作や警報動作を停止させるように検出部52hを制御する。なお、後続の子機52から送信される応答信号は、第二の受信手段52dで受信され、論理和回路52l、第一の送信手段52bを介して親機51に転送される。

概要

第一の受信手段が親機側のケーブルまたは後続の子機側のケーブルのいずれに接続され、同様に、第二の受信手段が親機側のケーブルまたは後続の子機側のケーブルのいずれに接続されても正常に動作するようにして、物理的および電気的な接続の方向性を無くする。

受信信号が最初に第一の伝送端2eに入力されたときには、第二の切り替え手段2vは常に上り信号を第一の送信手段2bに送出するとともに、第三の切り替え手段2wは下り信号を第二の送信手段2cに送出し、受信信号が最初に第二の伝送端2fに入力されたときには、第二の切り替え手段2vは常に上り信号を第二の送信手段2cに送出するとともに、第三の切り替え手段2wは下り信号を第一の送信手段2bに送出するようにした。

目的

そこで、本発明の盗難監視システムは、第一の受信手段52aが親機51側のケーブル53(下り信号ケーブル53a)または後続の子機52側のケーブル53(上り信号ケーブル53b)のいずれに接続され、同様に、第二の受信手段52dが親機51側のケーブル53(下り信号ケーブル53a)または後続の子機52側のケーブル53(上り信号ケーブル53b)のいずれに接続されても正常に動作するようにして、物理的および電気的な接続の方向性を無くすることを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

商品に接続されて盗難の有無を検出する盗難検出手段と、前記盗難検出手段が接続され、盗難の有無を監視する盗難監視装置と、前記盗難監視装置を制御する制御装置と、前記盗難監視装置と前記制御装置とを接続するとともに、前記制御装置から前記盗難監視装置への下り信号と前記盗難監視装置から前記制御装置への上り信号とを伝送するケーブルとを備え、前記盗難監視装置は、前記ケーブルに接続可能な第一の伝送端および第二の伝送端と、前記第一の伝送端に接続された第一の受信手段及び第一の送信手段と、前記第二の伝送端に接続された第二の送信手段および第二の受信手段と、前記第一の受信手段または前記第二の受信手段で受信した受信信号切り替えて取り込む第一の切り替え手段と、前記上り信号を前記第一の送信手段または前記第二の送信手段に切り替えて出力する第二の切り替え手段と、前記下り信号を前記第一の送信手段または前記第二の送信手段に切り替えて出力する第三の切り替え手段とを有し、前記受信信号が最初に前記第一の伝送端に入力されたときには、前記第二の切り替え手段は常に前記上り信号を前記第一の送信手段に送出するとともに、前記第三の切り替え手段は前記下り信号を前記第二の送信手段に送出し、前記受信信号が最初に前記第二の伝送端に入力されたときには、前記第二の切り替え手段は常に前記上り信号を前記第二の送信手段に送出するとともに、前記第三の切り替え手段は前記下り信号を前記第一の送信手段に送出するようにしたことを特徴とする盗難監視システム

請求項2

前記第一の伝送端または前記第二の伝送端のいずれの伝送端に前記最初の受信信号が着信したかを検出する着信検出手段と、前記最初の受信信号が着信した方の伝送端を記憶する第一着信端記憶手段とを設け、前記第一着信端記憶手段の記憶内容によって前記第一の切り替え手段および前記第三の切り替え手段を切り替え制御することを特徴とする請求項1記載の盗難監視システム。

請求項3

前記着信検出手段は常に前記第一の伝送端または前記第二の伝送端からの前記受信信号を取り込むように前記第一の切り替え手段を切り替え制御することを特徴とする請求項1または2記載の盗難監視システム。

請求項4

前記第一の伝送端または第二の伝送端に入力される前記受信信号を受信してそのいずれかを出力する共通受信部を設け、前記第一の切り替え手段は、前記第一の伝送端に入力される前記受信信号が入力される第一入力端子と前記第二の伝送端に入力される前記受信信号が入力される第二入力端子と前記共通受信部からの前記受信信号が入力される第三入力端子と出力端子とを有し、第一着信端記憶手段がリセット状態では前記第三入力端子と前記出力端子とが接続されており、前記最初の受信信号が着信したときに、前記着信検出手段が前記出力端子を前記第一入力端子または前記第二入力端子に接続して前記受信信号を取り込むようにしたことを特徴とする請求項4記載の盗難監視システム。

技術分野

0001

本発明は、盗難監視システムに関し、詳しくは、有線式の盗難監視システムに設置される機器の接続の方向性をなくして、接続ミスによる故障誤動作が発生しないようにした盗難監視システムに関する。

背景技術

0002

図4乃至図6に従って従来の盗難監視システムを説明する。ここで、図4は従来の盗難監視システム全体のブロック構成図、図5は従来の盗難監視システムにおける親機のブロック構成図、図6は従来の盗難監視システムにおける子機のブロック構成図である。

0003

先ず、図4において、システム全体の制御を司る制御装置である親機51は、図示しないホストコンピュータに接続されると共に、店舗内の商品陳列フロアから離れた場所等に設置されている。そして、親機51には、盗難監視する複数の監視装置である子機52を縦続的に接続したケーブル53が複数本接続されている。ケーブル53は、店舗内に張り巡らされ、このケーブル53に接続されている子機52が、陳列されている商品(図示せず)の近くに設置される。また、一台の子機52に対して複数の商品が接続されるようになっている。商品を子機52に接続するには盗難検出手段であるタグ54が使用される。タグ54には、例えば、抵抗体が表面に印刷された札状基板、例えば、フレキシブル基板(図示せず)が用いられる。このタグ54が商品毎に貼付されると共に、接続ケーブル55によって子機52に電気的に接続される。

0004

親機51は、図5に示すように、送信部51a、受信部51b、制御回路51c、警報手段51d等を備えており、送信部51aからは、盗難の有無を確認するための確認信号や、監視動作あるいは警報動作を制御する指令信号下り信号ケーブル53aを介して子機52に送信し、受信部51bは、子機52からの盗難の有無を知らせる応答信号上り信号ケーブル53bを介して受信する。そして、盗難があった場合には、制御回路51cによって警報手段51dを動作させるようにしている。

0005

一方、子機52は、図6に示すように、第一の受信手段52a、第一の送信手段52b、第二の送信手段52c、第二の受信手段52dを有している。第一の受信手段52aは親機51からの確認信号または指令信号を受信し、第一の送信手段52bは、親機51に応答信号を送信する。ここで、第一の受信手段52aの入力端および第一の送信手段52bの出力端は、一対となってそれぞれ親機51側の下り信号ケーブル53aおよび上り信号ケーブル53bに接続される。また、第二の送信手段52cは、親機51からの確認信号または指令信号を後続の子機52に送信し、第二の受信手段52dは、後続の子機52からの応答信号を受信する。そして、第二の送信手段52cの出力端と第二の受信手段52d入力端は、一対となって、それぞれ後続の子機52側の下り信号ケーブル53aおよび上り信号ケーブル53bに接続される。

0006

また、子機52は、第一の受信手段52で受信した信号が確認信号または指令信号のいずれであるかを判別する第一の信号判別手段52eと、第一の信号判別手段52eに接続され、受信した信号が指令信号であるときに、それが、自分(自機)宛または他の子機52宛のいずれに送信された指令信号であるかを判定する第二の信号判別手段52fと、この第二の信号判別手段52fに接続されたコマンド解析手段52gと、コマンド解析手段52gに接続されるとともに、タグ54の異常を検出する検出部52hと、検出部52hからの検出信号によって警報動作をする警報手段52iと、切り替え手段52jと、応答信号生成手段52kと、二つの論理和(OR)回路52l、52mとを有している。

0007

そして、第一の信号判別手段52eと切り替え手段52jの入力端子52j0とが接続され、切り替え手段52gの一方の出力端子52j1と応答信号生成手段52kとが接続されている。また、論理和回路52lの二つの入力端には第二の受信手段52dと応答信号生成手段52kとが接続され、論理和回路52lの出力端が第一の送信手段52bに接続されている。さらに、論理和回路52mの二つの入力端には切り替え手段52jの他方の出力端子52j2と第二の信号判別手段52fとが接続されている。なお、切り替え手段52jの入力端子52j0は、通常、他方の出力端子52j2に接続されており、検出部52hからの検出信号が切り替え制御信号として切り替え手段52jに入力されたときに、入力端子52j0と一方の出力端子52j1とが接続されるようになっている。

0008

以上の構成において、第一の受信手段52aで受信した信号が確認信号である場合には、第一の信号判別手段52eは、確認信号を切り替え手段52jの入力端子52j0に出力する。そして、確認信号は、切り替え手段52j、論理和回路52m、を介して第二の送信手段52cに出力される。すると、確認信号は第二の送信手段52cから後続の子機52へ転送される。また、第一の信号判別手段52eが確認信号であることを判定した段階で、検出部52hがタグ54の異常を検出した場合には、検出部52hからの検出信号によって警報手段52iが警報動作をする。また、このとき、検出信号によって切り替え手段52jが切り替え制御されて入力端子52j0が第一出力端子52j1に接続され、第一の信号判別手段52eから出力された確認信号は切り替え手段52jを介して応答信号生成手段52kに出力される。このとき、検出信号は応答信号生成手段52lkにも入力され、応答信号生成手段52kは、盗難有りの応答信号を発生し、論理和回路52lに出力する。すると、応答信号は、論理和回路52l、第一の送信手段52bを介して親機51に送信される。

0009

一方、第一の受信手段52aで受信した信号が指令信号である場合には、第一の信号判別手段52eは、指令信号を第二の信号判別手段52fに出力する。ここで、第二の信号判別手段52fは、指令信号が、後続の子機52に送信されたものであれば、この指令信号を論理和回路52mに出力する。すると、指令信号は、論理和回路52m、第二の送信手段52cを介して後続の子機52に転送される。ここで、指令信号が、自機に送信されたものであれば、コマンド解析手段52gに出力する。すると、コマンド解析手段52gは、指令信号の内容を解析し、例えば、検出部52hの監視動作や警報動作を停止させるように検出部52hを制御する。なお、後続の子機52から送信される応答信号は、第二の受信手段52dで受信され、論理和回路52l、第一の送信手段52bを介して親機51に転送される。

発明が解決しようとする課題

0010

以上説明した従来の盗難監視システムでは、第一の受信手段52a、第一の送信手段52bは、必ず親機51側のケーブル53(それぞれ下り信号ケーブル53aおよび上り信号ケーブル53b)に接続され、また、第二の送信手段52c、第二の受信手段52dは、必ず後続の子機2側のケーブル53(それぞれ上り信号ケーブル53bおよび下り信号ケーブル53a)に接続されるようになっている。そして、第一の受信手段52aで受信された親機51からの確認信号は、第一の信号判別手段52eで判別され、また、第二の受信手段52dで受信された後続の子機52からの応答信号は論理和回路52l、第一の送信手段52eを介して親機51に送信されるようになっている。即ち、子機52とケーブル53との間には、電気的な接続の方向性が有った。

0011

そのため、例えば、エンドユーザー店舗経営者)が、既に設置されている盗難監視システムの構成を変更するために、子機52の接続替えをする場合、誤って、第一の受信手段52aおよび第一の送信手段52bを後続の子機52側のケーブル53に接続し、同様に、第二の送信手段52cおよび第二の受信手段52dを親機51側のケーブル53に接続すると、親機51からの確認信号が第二の受信手段52dを介して論理和回路52lに入力されてそのまま第一の送信手段52bを介して後続の子機52に転送されてしまうことになる。また、後続の子機からの応答信号が第一の受信手段52aを介して第一の信号判別手段52cに入力されるとになる。すると、子機52内の各構成部(第一の信号判別手段52e等)が動作しなくなるだけでなく、最悪の場合には各構成部が故障するという問題があった。

0012

また、この問題を未然に防ぐためには、ケーブル53と子機52との接続時に、接続の方向性を確認する必要があり、接続作業が面倒になるという問題があった。 また、正しい接続のためには、接続の方向性を物理的に持たせて、例えば、第一の受信手段52aには親機51側の下り信号ケーブル53aのみが接続可能で、且つ、後続の子機52側の上り信号ケーブル53bには接続不可能とし、同様に、第二の受信手段52dには後続の子機52側の上り信号ケーブル53bのみが接続可能で、且つ、親機51側の下り信号ケーブル53aには接続不可能とすることが考えられるが、そのようにすると、ケーブル53と子機52との接続部分の構造が複雑になるという問題があった。

0013

そこで、本発明の盗難監視システムは、第一の受信手段52aが親機51側のケーブル53(下り信号ケーブル53a)または後続の子機52側のケーブル53(上り信号ケーブル53b)のいずれに接続され、同様に、第二の受信手段52dが親機51側のケーブル53(下り信号ケーブル53a)または後続の子機52側のケーブル53(上り信号ケーブル53b)のいずれに接続されても正常に動作するようにして、物理的および電気的な接続の方向性を無くすることを目的とする。

課題を解決するための手段

0014

以上の課題を解決手段として、本発明の盗難監視システムは、商品に接続されて盗難の有無を検出する盗難検出手段と、前記盗難検出手段が接続され、盗難の有無を監視する盗難監視装置と、前記盗難監視装置を制御する制御装置と、前記盗難監視装置と前記制御装置とを接続するとともに、前記制御装置から前記盗難監視装置への下り信号と前記盗難監視装置から前記制御装置への上り信号とを伝送するケーブルとを備え、前記盗難監視装置は、前記ケーブルに接続可能な第一の伝送端および第二の伝送端と、前記第一の伝送端に接続された第一の受信手段及び第一の送信手段と、前記第二の伝送端に接続された第二の送信手段および第二の受信手段と、前記第一の受信手段または前記第二の受信手段で受信した受信信号を切り替えて取り込む第一の切り替え手段と、前記上り信号を前記第一の送信手段または前記第二の送信手段に切り替えて出力する第二の切り替え手段と、前記下り信号を前記第一の送信手段または前記第二の送信手段に切り替えて出力する第三の切り替え手段とを有し、前記受信信号が最初に前記第一の伝送端に入力されたときには、前記第二の切り替え手段は常に前記上り信号を前記第一の送信手段に送出するとともに、前記第三の切り替え手段は前記下り信号を前記第二の送信手段に送出し、前記受信信号が最初に前記第二の伝送端に入力されたときには、前記第二の切り替え手段は常に前記上り信号を前記第二の送信手段に送出するとともに、前記第三の切り替え手段は前記下り信号を前記第一の送信手段に送出するようにした。

0015

また、本発明の盗難監視システムは、前記第一の伝送端または前記第二の伝送端のいずれの伝送端に前記最初の受信信号が着信したかを検出する着信検出手段と、前記最初の受信信号が着信した方の伝送端を記憶する第一着信端記憶手段とを設け、前記第一着信端記憶手段の記憶内容によって前記第一の切り替え手段および前記第三の切り替え手段を切り替え制御するようにした。

0016

また、本発明の盗難監視システムは、前記着信検出手段は常に前記第一の伝送端または前記第二の伝送端からの前記受信信号を取り込むように前記第一の切り替え手段を切り替え制御するようにした。

0017

また、本発明の盗難監視システムは、前記第一の伝送端または第二の伝送端に入力される前記受信信号を受信してそのいずれかを出力する共通受信部を設け、前記第一の切り替え手段は、前記第一の伝送端に入力される前記受信信号が入力される第一入力端子と前記第二の伝送端に入力される前記受信信号が入力される第二入力端子と前記共通受信部からの前記受信信号が入力される第三入力端子と出力端子とを有し、第一着信端記憶手段がリセット状態では前記第三入力端子と前記出力端子とが接続されており、前記最初の受信信号が着信したときに、前記着信検出手段が前記出力端子を前記第一入力端子または前記第二入力端子に接続して前記受信信号を取り込むようにした。

発明を実施するための最良の形態

0018

図1乃至図3に従って本発明の盗難監視システムを説明する。ここで、図1は本発明の盗難監視システム全体のブロック構成図、図2は本発明の盗難監視システムにおける親機のブロック構成図、図3は本発明の盗難監視システムにおける子機のブロック構成図である。

0019

先ず、図1に示す本発明の盗難監視システム全体のブロック構成は、図4に示す従来の盗難監視システムのブロック構成と同じであり、システム全体の制御を司る制御装置である親機1は、図示しないホストコンピュータに接続されると共に、店舗内の商品陳列フロアから離れた場所等に設置されている。そして、親機1には、盗難を監視する複数の盗難監視装置である子機2を縦続的に接続したケーブル3が複数本接続されている。ケーブル3は、店舗内に張り巡らされ、このケーブル3に接続されている子機2が、陳列されている商品(図示せず)の近くに設置される。また、一台の子機2に対して複数の商品が接続されるようになっている。

0020

商品を子機2に接続するには盗難検出手段であるタグ4が使用される。タグ4には、例えば、抵抗体が表面に印刷された札状の基板、例えば、フレキシブル基板(図示せず)が用いられる。このタグ4が商品毎に貼付されると共に、接続ケーブル5によって子機3に電気的に接続される。

0021

親機1は、図2に示すように、送信部1a、受信部1b、制御回路1c、警報手段1d等を備えており、図5に示す従来の親機51と同じ構成をなしている。ここで、送信部1aは下り信号ケーブル3aに接続される出力端を有し、また、受信部1bは上り信号ケーブル3bに接続される入力端を有し、送信部1aの出力端と受信部1bの入力端とは、一対となって一つの伝送端1eを構成している。送信部1aからは、下り信号ケーブル3aを介して、盗難の有無を確認するための確認信号や子機2を制御する指令信号等の下り信号を子機2に送信し、受信部1bは、上り信号ケーブル3bを介して子機2から送信されてくる応答信号である上り信号を受信する。応答信号は、盗難の有無を親機1に知らせるためのものであり、盗難があった場合には、制御回路1cによって警報手段1dを動作させるようにしている。

0022

一方、子機2は、図2に示すように、第一の受信手段2a、第一の送信手段2b、第二の送信手段2c、第二の受信手段2dを有している。ここで、第一の受信手段2aと第二の受信手段2dとは、それぞれ、ケーブル3に接続される入力端を有し、また、第一の送信手段2bと第二の送信手段2cは、それぞれ、ケーブル3に接続される出力端を有している。そして、第一の受信手段2aの入力端と第一の送信手段2bの出力端とは、一対となって、第一の伝送端2eを構成し、この伝送端2eによって、第一の受信手段2aおよび第一の送信手段2bは、それぞれ第一の受信ケーブル3c、第一の送信ケーブル3dに接続可能となっている。同様に、第二の送信手段2cの出力端と第二の受信手段2dの入力端とは、一対となって、第二の伝送端2fを構成し、第二の送信手段2cと第二の受信手段2dは、それぞれ第二の送信ケーブル3e、第二の受信ケーブル3fに接続可能となっている。さらに、第一の受信手段2aおよび第一の送信手段2bは、それぞれ第二の受信ケーブル3f、第二の送信ケーブル3eにも接続可能となっており、同様に、第二の送信手段2cおよび第二の受信手段2dは、それぞれ第一の送信ケーブル3d、第一の受信ケーブル3cにも接続可能となっている。

0023

従って、第一の伝送端2eが親機1側のケーブル3に接続された場合には、第一の受信ケーブル3cと第二の送信ケーブル3eとが下り信号ケーブル3aになるとともに、第一の送信ケーブル3dと第二の受信ケーブル3fとが上り信号ケーブル3bになり、第二の伝送端2fが親機1側のケーブル3に接続された場合には、第二の受信ケーブル3fと第一の送信ケーブル3dとが下り信号ケーブル3aになるとともに、第一の受信ケーブル3cと第二の送信ケーブル3eとが上り信号ケーブル3bになる。

0024

また、子機2は、例えば、アナログスイッチで構成された第一の切り替え手段2gと、着信検出手段2hと、ワイヤードOR回路で構成された共通受信部2iとを有している。着信検出手段2hは、受信した信号が第一の伝送端2eまたは第二の伝送端2fのいずれから入力されたものであるかを判定する。そして、第一の受信手段2aおよび第二の受信手段2dで受信した信号が、それぞれ第一の切り替え手段2gの第一入力端子2g1および第二入力端子2g2に入力されると共に、着信検出手段2h、共通受信部2iにも入力されるようになっている。ここで、共通受信部2iに入力された信号は、最初に入力された方が第一の切り替え手段2gの第三入力端子2g3に出力される。

0025

また、子機2は、第一の切り替え手段2gの出力端子2g0に接続された送信方向判別手段2jと、送信方向判別手段2jの一方の出力端に接続された第一の信号判別手段2kと、第一の信号判別手段2kの一方の出力端に接続された第二の信号判別手段2lと、第二の信号判別手段2lの一方の出力端に接続されたコマンド解析手段2mと、着信検出手段2hの出力端に接続された第一着信端記憶手段2nを有している。送信方向判別手段2jは、受信した信号が親機1からのものであるかまたは後続の子機2からのものであるかを判別する。また、第一の信号判別手段2kは、親機1からの信号が確認信号であるか指令信号であるかを判別する。また、第二の信号判別手段2lは、指令信号が自分(自機)宛に送信されたものであるか後続の子機2に送られたものであるかを判別する。さらに、コマンド解析手段2mは、指令信号に基づいて、自機内の検出部2oの制御やその他の各部の制御をする。

0026

そして、コマンド解析手段2mには、このコマンド解析手段2mによって制御されるとともに、タグ4を接続した検出部2oが接続され、検出部2oには、警報手段2pが接続されている。なお、第一の切り替え手段2gは、着信検出手段2hの出力信号によって切り替え制御される。

0027

さらに、子機2は、第一の信号判定手段2kの他方の出力端に接続された応答切り替え手段2qと、応答切り替え手段2qの一方の出力端2q1と検出部2oの出力端とに接続され、親機1への応答信号を生成する応答信号生成手段2rと、第一着信端記憶手段2nの出力端に接続された送信方向制御手段2sと、応答信号生成手段2rの出力端と受信方向判別手段2jの他方の出力端とに接続された第一の論理和回路2tと、応答切り替え手段2qの他方の出力端2q2と第二の信号判別手段2lの他方の出力端とに接続された第二の論理和回路2uと、第一の論理和回路2tの出力端に接続された第二の切り替え手段2vと、第二の論理和回路2uの出力端に接続された第三の切り替え手段2wとを有している。第二の切り替え手段2vの第一出力端2v1と第三の切り替え手段2wの第一出力端2w1とは、第一の送信手段2bの入力端に接続され、また、第二の切り替え手段2vの第二出力端2v2と第三の切り替え手段2wの第二出力端2w2とは、第二の送信手段2cの入力端に接続されている。

0028

そして、応答切り替え手段2qの入力端子2q0は、通常第二出力端子2q2に接続されており、検出部2oの検出信号によって切り替え制御されて入力端子2q0が第一出力端子2q1に接続される。また、第二の切り替え手段2vと第三の切り替え手段2wとは、送信方向制御手段2sによって切り替え制御されるようになっている。なお、第二の切り替え手段2vの第三出力端2v3と第三の切り替え手段2wの第三出力端2w3はいずれへも接続されず空き端子となっている。

0029

以上の構成を有する子機2が盗難監視システムの中に設置された場合、第一の伝送端2eおよび第二の伝送端2fが、親機1側または後続の子機2側のいずれのケーブル3に接続されるかの接続状態は特定されていない。そのため、子機2がケーブル3に接続されてシステム内に設置された直後の段階では、第一着信端記憶手段2nをリセットして記憶内容をクリアする。すると、第一の切り替え手段2gの出力端2g0は第三入力端子2g3に接続され、第二の切り替え手段2vの入力端子2v0は第三出力端子2v3に接続され、第三の切り替え手段2wの入力端子2w0は第三出力端子2w3に接続される。ところで、子機2は、システム上、親機1からの確認信号または指令信号によって動作が開始するようになっており、従って、子機2に対しては、必ず親機1からの信号が最初に入力される。また、親機1からの信号と後続の子機2からの信号とが同時に入力されることはない。

0030

以上のような状態で、子機2は、親機1から送信されてくる確認信号または指令信号を待ち受ける。ここで、例えば、第一の伝送端2eに信号が入力されたと仮定すると、それが第一の受信手段2aを介して共通受信手段2iと、第一の切り替え手段2gの第一入力端子2g1と、着信検出手段2hとに入力される。ここで、第一着信端記憶手段2nがリセットされていることによって、第一の切り替え手段2gの出力端子2g0は第三入力端子2g3に接続されており、このため、受信された信号は、共通受信手段2iを介して送信方向判別手段2jに入力される。そして、受信した信号が親機1からの確認信号であるか指令信号であることが判別されて第一の信号判別手段2kに出力される。

0031

一方、着信検出手段2hでは、入力された第一着信信号が第一の伝送端2eで受信された信号であることが判定され、この判定結果によって、第一の切り替え手段2gが切り替え制御され、出力端子2g0と第一入力端子2g1とが接続される。この結果、第一の伝送端2eが親機1側のケーブル3に接続され、第二の伝送端2fが後続の子機2側のケーブル3に接続されていること、即ち、第一の受信手段2aが下り信号ケーブル3aに接続されるともに、第一の送信手段2bが上り信号ケーブル3bに接続され、第二の送信手段2c、第二の受信手段2dが、それぞれ後続の子機2側のケーブル、即ち、下り信号ケーブル3a、上り信号ケーブル3bに接続されていることが特定される。そして、この接続状態が記憶手段2nに記憶される。従って、この接続状態が特定されるまでの期間では、すでに確認信号や指令信号が送信方向判別手段2jや第一の信号判別手段2kによって所定の処理がなされている。

0032

そして、上記の特定された接続状態のもとで、子機2の以後の動作が機能するように、第一着信端記憶手段2nによって、送信方向制御手段2sを介して第二の切り替え手段2vと第三の切り替え手段2wとが切り替え制御される。即ち、着信検出手段2hによって、第一の伝送端2eが第一着信の受信端であることが判定され、それが第一着信端記憶手段2nに記憶される。すると、第一着信端記憶手段2nは、記憶された情報を送信方向制御手段2sに出力し、送信方向制御手段2sは、第二の切り替え手段2vの入力端子2v0と第一出力端子2v1とを相互に接続し、第三の切り替え手段2wの入力端子2w0と第二出力端子2v2とを相互に接続する。この切り替え制御によって、第一の論理和回路2tの出力は、第二の切り替え手段2vの第一出力端子2v1、第一の送信手段2b、第一の伝送端2eを介して必ず親機1に送信されるようになり、また、第二の論理和回路2uの出力は、第三の切り替え手段2wの第二出力端子2w2、第二の送信手段2c、第二の伝操短2fを介して、必ず後続の子機2に送信されるようになる。

0033

以上のように、第二の切り替え手段2vと第三の切り替え手段2wとが制御された状態で、第一の信号判別手段2kでは、入力された信号が確認信号であるか指令信号であるかが判別される。そして、確認信号である場合には応答切り替え手段2qの入力端子2q0に入力され、指令信号である場合には第二の信号判別手段2lに入力される。応答切り替え手段2qの入力端子2q0に入力された確認信号は、第二の論理和回路2u、第三の切り替え手段2wを介して第二の送信手段2cに出力される。そして、さらに、第二の伝送端2f、ケーブル3を介して後続の子機2に転送される。

0034

なお、確認信号が受信された段階で、検出部2oがタグ4の異常を検出していると、検出部2oは検出信号を応答切り替え手段2qと応答信号生成手段2rに出力し、これによって、応答切り替え手段2qの入力端子2q0と第一出力端子2q1とが相互に接続され、確認信号が応答信号生成手段2rに入力される。そして、応答信号生成手段2rにおいて、盗難有りの応答信号が生成され、これが第一の論理和回路2t、第二の切り替え手段2vを介して第一の送信手段2bに出力される。そして、さらに、第一の伝送端2e、ケーブル3を介して親機1に送信される。

0035

一方、第二の信号判別手段2lに入力された指令信号は、それが後続の子機2に送信されたものであれば、第二の論理和回路2u、第三の切り替え手段2、第二の送信手段2c、第二の伝送端2fを介してケーブル3に送出されて後続の子機2に転送される。また、指令信号は、それが自分宛(自機宛)のものであればコマンド解析手段2mに入力され、ここで指令の内容が解析され、この解析結果によって検出部2oが制御され、例えば、検出部2oによる監視動作が中断されたり、警報手段2pの警報動作が中止される。

0036

そして、その後に入力される信号が、第一の伝送端2eまたは第二の伝送端2fのいずれを介して入力されるかによって、着信検出手段2hが第一の切り替え手段2gのみを切り替え制御する。即ち、第一の伝送端2e、第一の受信手段2aを介して親機1からの確認信号または指令信号を受信した場合には、着信検出手段2hは第一の切り替え手段2gを制御して、出力端子2g0を第一入力端子2g1に接続し、第二の伝送端2f、第二の受信手段2dを介して後続の子機2からの応答信号を受信した場合には、着信検出手段2hは第一の切り替え手段2gを制御して、出力端子2g0を第二入力端子2g2に接続するように繰り返す。

0037

以上までの説明は、第一の伝送端2eが第一着信であった場合の動作であるが、最初に、第二の伝送端2fに信号が入力されたと仮定すると、それが第二の受信手段2dを介して共通受信手段2iと、第一の切り替え手段2gの第二入力端子2g2と、着信検出手段2hとに入力される。ここで、第一の切り替え手段2gの出力端子2g0は第三入力端子2g3に接続されており、受信された信号は、共通受信手段2iを介して送信方向判別手段2jに入力される。そして、受信した信号が親機1からの確認信号であるか指令信号であることが判別されて第一の信号判別手段2kに出力される。

0038

一方、着信検出手段2hでは、入力された第一着信信号が第二の伝送端2fで受信された信号であることが判定され、この判定結果によって、第一の切り替え手段2gが切り替え制御され、出力端子2g0と第二入力端子2g2とが接続される。この結果、第二の伝送端2fが親機1側のケーブル3に接続され、第一の伝送端2eが後続の子機2側のケーブル3に接続されたことが特定される。

0039

そして、上記の特定された接続状態のもとで、子機2の以後の動作が機能するように、第一着信端記憶手段2nによって、第二の切り替え手段2vと第三の切り替え手段2wとが切り替え制御される。即ち、着信検出手段2hによって、第二の伝送端2fが第一着信の受信端であることが判定され、それが第一着信端記憶手段2nに記憶される。すると、第一着信端記憶手段2nは、記憶された情報を送信方向制御手段2sに出力し、送信方向制御手段2sは、第二の切り替え手段2vの入力端子2v0と第二出力端子2v2とを相互に接続し、第三の切り替え手段2wの入力端子2w0と第一出力端子2v1とを相互に接続する。この切り替え制御によって、第一の論理和回路2tの出力は、第二の切り替え手段2vの第二出力端子2v2、第二の送信手段2c、第二の伝操短2fを介して必ず親機1に送信されるようになり、また、第二の論理和回路2uの出力は、第三の切り替え手段2wの第一出力端子2w1、第一の送信手段2b、第一の伝送端2eを介して必ず後続の子機2に送信されるようになる。

0040

以上のように、第二の切り替え手段2vと第三の切り替え手段2wとが制御された状態で、第一の信号判別手段2kでは、入力された信号が確認信号であるか指令信号であるかが判別される。そして、確認信号である場合には応答切り替え手段2qの入力端子2q0に入力され、指令信号である場合には第二の信号判別手段2lに入力される。応答切り替え手段2qの入力端子2q0に入力された確認信号は、第二の論理和回路2u、第三の切り替え手段2wを介して第一の送信手段2bに出力される。そして、さらに、第一の伝送端2e、ケーブル3を介して後続の子機2に転送される。

0041

なお、確認信号が受信された段階で、検出部2oがタグ4の異常を検出していると、検出部2oは検出信号を応答切り替え手段2qと応答信号生成手段2rに出力し、これによって、応答切り替え手段2qの入力端子2q0と第一出力端子2q1とが相互に接続され、確認信号が応答信号生成手段2rに入力される。そして、応答信号生成手段2rにおいて応答信号が生成され、これが第一の論理和回路2t、第二の切り替え手段2vを介して第二の送信手段2cに出力される。そして、さらに、第二の伝送端2f、ケーブル3を介して親機1に送信される。

0042

一方、第二の信号判別手段2lに入力された指令信号は、それが後続の子機2に送信されたものであれば、第二の論理和回路2u、第三の切り替え手段2w、第一の送信手段2b、第一の伝送端2eを介してケーブル3に送出されて後続の子機2に転送される。また、指令信号は、それが自分宛(自機宛)のものであればコマンド解析手段2mに入力され、ここで指令の内容が解析され、この解析結果によって検出部2oが制御され、例えば、検出部2oによる監視動作が中断されたり、警報手段2pの警報動作が中止される。

0043

そして、その後に入力される信号が、第一の伝送端2eまたは第二の伝送端2fのいずれを介して入力されるかによって、着信検出手段2hが第一の切り替え手段2gのみを切り替え制御する。即ち、第二の伝送端2f、第二の受信手段2dを介して親機1からの確認信号または指令信号を受信した場合には、着信検出手段2hは第一の切り替え手段2gを制御して、出力端子2g0を第二入力端子2g1に接続し、第一の伝送端2e、第一の受信手段2aを介して後続の子機2からの応答信号を受信した場合には、着信検出手段2hは第一の切り替え手段2gを制御して、出力端子2g0を第一入力端子2g1に接続する。

0044

なお、ケーブル3に接続された子機2が、最後尾の子機2である場合には、第一の伝送端2eまたは第二の伝送端2fのいずれか一方にのみケーブル3が接続される。そして、第一の伝送端2eにケーブル3が接続された場合は、第一の切り替え手段2gの出力端子2g0は、第一入力端子2g1に接続され、第二の切り替え手段2vの入力端子2v0は第一出力端子2v1に接続されるとともに、第三の切り替え手段2wの入力端子2w0は第二出力端子2w2に接続される。また、第二の伝送端2fにケーブル3が接続された場合は、第一の切り替え手段2gの出力端子2g0は、第二入力端子2g2に接続され、第二の切り替え手段2vの入力端子2v0は第二出力端子2v2に接続されるとともに、第三の切り替え手段2wの入力端子2w0は第一出力端子2w1に接続される。そして、最後尾の子機2においては、後続の子機2が存在しないので、その後は、第一の切り替え手段2g、第二の切り替え手段2v、第三の切り替え手段2wは、ともに切り替え制御はされない。さらに、ケーブル3は、下り信号ケーブル3aと上り信号ケーブル3bとがペアとなって使用される必要はなく、一本のケーブルを時分割して確認信号、応答信号等の伝送を行っても良い。

発明の効果

0045

以上のように、本発明の盗難監視システムは、盗難監視装置に、ケーブルに接続可能な第一の伝送端および第二の伝送端と、第一の受信手段または第二の受信手段で受信した受信信号を切り替えて取り込む第一の切り替え手段と、上り信号を第一の送信手段または第二の送信手段に切り替えて出力する第二の切り替え手段と、下り信号を第一の送信手段または第二の送信手段に切り替えて出力する第三の切り替え手段とを有し、受信信号が最初に第一の伝送端に入力されたときには、第二の切り替え手段は常に上り信号を第一の送信手段に送出するとともに、第三の切り替え手段は下り信号を第二の送信手段に送出し、受信信号が最初に第二の伝送端に入力されたときには、第二の切り替え手段は常に上り信号を第二の送信手段に送出するとともに、第三の切り替え手段は下り信号を第一の送信手段に送出するようにしたので、第一の伝送端または第二の伝送端のいずれが親機側に接続されても親機との信号の授受が可能となる。従って、親機との接続の方向性がなくなり、接続ミスによる誤動作や故障が無く、システムの設置がし易くなる。

0046

また、本発明の盗難監視システムは、第一の伝送端または第二の伝送端のいずれの伝送端に最初の受信信号が着信したかを検出する着信検出手段と、最初の受信信号が着信した方の伝送端を記憶する第一着信端記憶手段とを設け、第一着信端記憶手段の記憶内容によって第二の切り替え手段および第三の切り替え手段を切り替え制御するようにしたので、受信信号の受信によって自動的に接続状態が特定される。

0047

また、本発明の盗難監視システムは、着信検出手段は常に第一の伝送端または第二の伝送端からの受信信号を取り込むように第一の切り替え手段を切り替え制御するようにしたので、親機からの下り信号と後続の子機からの上り信号とを受信できる。

0048

また、本発明の盗難監視システムは、第一の伝送端または第二の伝送端に入力される受信信号のいずれかを出力する共通受信部を設け、第一着信端記憶手段がリセット状態では、第一の切り替え手段の第三入力端子と出力端子とが接続されており、最初の受信信号が着信したときに、着信検出手段が出力端子を第一入力端子または第二入力端子に接続して受信信号を取り込むようにしたので、リセット状態では共通受信部を介して受信信号を取り込むことができる。従って、着信検出手段が接続状態を特定するまでの期間においても受信信号の処理が可能となる。

図面の簡単な説明

0049

図1本発明の盗難監視システム全体のブロック構成図である。
図2本発明の盗難監視システムにおける親機のブロック構成図である。
図3本発明の盗難監視システムにおける子機のブロック構成図である。
図4従来の盗難監視システム全体のブロック構成図である。
図5従来の盗難監視システムにおける親機のブロック構成図である。
図6従来の盗難監視システムにおける子機のブロック構成図である。

--

0050

1親機(制御装置)
1a 送信部
1b 受信部
1c制御回路
1d 警報手段
1e伝送端
2子機(盗難監視装置)
2a 第一の受信手段
2b 第一の送信手段
2c 第二の送信手段
2d 第二の受信手段
2e 第一の伝送端
2f 第二の伝送端
2g 第一の切り替え手段
2g0出力端子
2g1 第一入力端子
2g2 第二入力端子
2g3 第三入力端子
2h着信検出手段
2i 共通受信部
2j送信方向判別手段
2k 第一の信号判別手段
2l 第二の信号判別手段
2mコマンド解析手段
2n 第一着信端記憶手段
2o 検出部
2p 警報手段
2q応答切り替え手段
2q0 入力端子
2q1 第一出力端子
2q2 第二出力端子
2r応答信号生成手段
2s 送信方向制御手段
2t 第一の論理和回路
2u 第二の論理和回路
2v 第二の切り替え手段
2v0 入力端子
2v1 第一出力端子
2v2 第二出力端子
2v3 第三出力端子
2w 第三の切り替え手段
2w0 入力端子
2w1 第一出力端子
2w2 第二出力端子
2w3 第三出力端子
3ケーブル
3a下り信号ケーブル
3b上り信号ケーブル
3c 第一の受信ケーブル
3d 第一の送信ケーブル
3e 第二の送信ケーブル
3f 第二の受信ケーブル
4 タグ(盗難検出手段)
5 接続ケーブル

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