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技術 浴室防水施行方法

出願人 田島応用化工株式会社
発明者 谷川亘伊東省一古谷慶和
出願日 1998年5月26日 (22年1ヶ月経過) 出願番号 1998-162911
公開日 1999年12月7日 (20年6ヶ月経過) 公開番号 1999-336283
状態 特許登録済
技術分野 壁の仕上げ
主要キーワード 構築材料 シート周縁 現場作業者 粘着付与材 建設中 境界部位 ゴム化アスファルト 防水施工法
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重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年12月7日)のものです。
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図面 (9)

課題

専門施工業者の手を煩わせることなく、住宅建設中大工など現場作業者により簡単に浴室の本格防水ができる浴室防水施工法を提供する。

解決手段

浴室10の下地面広幅自着層付き防水シート1を、その側縁を突き合わせるようにして貼る領域A、B、C…を画定し、次いで、前記浴室のコーナー部(開口部の周辺のコーナーなどを含む)11と前記画定した領域A、B、C…の境界部位12に、細幅にして表面平滑な自着層付き防水テープ2を貼り、しかる後、前記画定した領域A、B、C…に防水シート1をその周縁部が前記防水テープ2に重なるように貼ることを特徴とし、本格防水が簡単かつ確実に行えるように構成した。

概要

背景

浴室は、住宅において一番湿気の多い場所である。湿気は住宅構築材料である木材を腐朽させ、鉄材を錆させ、かび白蟻を発生させる等の原因となる。これらは住宅の寿命を著しく縮めることになる。

従来の浴室防水は、浴室の下地面防水紙ステープルで止める方法で施工していたため防水効果が低く、自着層付き防水シートを浴室の下地面と全面接着させる、いわゆる本格防水施工方法を採ることが望まれた。

前記本格防水施工は、浴室のコーナー部、例えば、二側壁のコーナー、床と側壁とのコーナー、天井と側壁とのコーナー、窓枠出入口などの開口部周囲のコーナーなどの処理が困難であり、高い熟練度が要求されたため、専門防水施工業者依頼せざるを得なかった。

概要

専門施工業者の手を煩わせることなく、住宅建設中大工など現場作業者により簡単に浴室の本格防水ができる浴室防水施工法を提供する。

浴室10の下地面に広幅の自着層付き防水シート1を、その側縁を突き合わせるようにして貼る領域A、B、C…を画定し、次いで、前記浴室のコーナー部(開口部の周辺のコーナーなどを含む)11と前記画定した領域A、B、C…の境界部位12に、細幅にして表面平滑な自着層付き防水テープ2を貼り、しかる後、前記画定した領域A、B、C…に防水シート1をその周縁部が前記防水テープ2に重なるように貼ることを特徴とし、本格防水が簡単かつ確実に行えるように構成した。

目的

そこで、本発明者は、専門防水施工業者の手を煩わせることなく、住宅建設中の大工などの現場作業者により簡単かつ確実に本格防水施工ができる新規な浴室防水施工方法を提供することを目的としている。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

浴室下地面広幅自着層付き防水シートを、その側縁を突き合わせるようにして貼る領域を画定し、次いで、前記浴室のコーナー部と前記画定した領域の境界部位に、細幅にして表面が平滑な自着層付き防水テープを貼り、しかる後、前記画定した領域に防水シートをその周縁部が前記防水テープに重なるように貼ることを特徴とする浴室防水施工方法

請求項2

前記防水シートの横幅が400〜600mm、前記防水テープの横幅が80〜150mmであることを特徴とする請求項1に記載の浴室防水施工方法。

技術分野

0001

この発明は、浴室の本格防水を、専門防水施工業者の手を煩わせることなく現場作業者により簡単かつ確実に施工できるようにした浴室防水施工方法に関するものである。

背景技術

0002

浴室は、住宅において一番湿気の多い場所である。湿気は住宅構築材料である木材を腐朽させ、鉄材を錆させ、かび白蟻を発生させる等の原因となる。これらは住宅の寿命を著しく縮めることになる。

0003

従来の浴室防水は、浴室の下地面防水紙ステープルで止める方法で施工していたため防水効果が低く、自着層付き防水シートを浴室の下地面と全面接着させる、いわゆる本格防水施工方法を採ることが望まれた。

0004

前記本格防水施工は、浴室のコーナー部、例えば、二側壁のコーナー、床と側壁とのコーナー、天井と側壁とのコーナー、窓枠出入口などの開口部周囲のコーナーなどの処理が困難であり、高い熟練度が要求されたため、専門防水施工業者に依頼せざるを得なかった。

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、浴室は施工面積が小さく、現場までの往復の時間と費用を考慮すると、コスト面で専門防水施工業者に依頼することが困難であって、工期との関係で現場作業者が簡易防水を行ってしまうという問題が生じていた。

0006

そこで、本発明者は、専門防水施工業者の手を煩わせることなく、住宅建設中大工などの現場作業者により簡単かつ確実に本格防水施工ができる新規な浴室防水施工方法を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0007

上記目的を達成するため、本発明に係わる浴室防水施工方法は、浴室の下地面に広幅の自着層付き防水シートを、その側縁を突き合わせるようにして貼る領域を画定し、次いで、前記浴室のコーナー部と前記画定した領域の境界部位に、細幅にして表面が平滑な自着層付き防水テープを貼り、しかる後、前記画定した領域に防水シートをその周縁部が前記防水テープに重なるように貼ることを特徴とし、本格防水が簡単かつ確実に行えるように構成した。

0008

また、請求項2に記載の発明に係わる浴室防水施工方法は、前記防水シートの横幅が400〜600mm、前記防水テープの横幅が80〜150mmであることを特徴とし、防水シート及び防水テープの取扱性と作業性の向上に寄与できるように構成した。

0009

次に、本発明を添付図面に示す実施態様に基づいて説明する。図1(a)は防水シートの斜視図、(b)は同拡大断面図、図2(a)は防水テープの斜視図、(b)は同拡大断面図、図3は浴室に防水シートを貼る領域を画定した後、コーナー部に防水テープを貼っている状態を示す斜視図、図4は防水シートを貼る領域の境界部位に防水テープを貼っている状態を示す斜視図、図5は防水シートを貼っている状態を示す斜視図、図6は貼った防水シートをステープルで止めた状態を示す斜視図、図7は防水シートを貼る作業状態を示す斜視図、図8ガンタッカー操作状態を示す斜視図である。

0010

図1において、1は広幅の防水シートで、(a)の如く、ロール状に巻設されている。該防水シート1の横幅W1 は400〜600mmが取扱性と作業性の向上に寄与できる上で適当である。即ち、400mm未満では防水シート1の領域が狭くなり作業性が低下し、600mmを越えると防水シート1の両縁を把持する作業者の腕間の余裕がなくなり、取扱性が低下するからである。

0011

また、防水シート1は、図1(b)の如く、支持体1aの片面に、自着層1bを設け、その外面に剥離紙1cを貼り合わせてなる。該支持体1aは実施例ではアスファルト含浸させた不織布が用いられている。前記自着層1bはゴム化アスファルト、具体的には合成ゴムとアスファルトと粘着付与材軟化剤等を適量づつ混合した粘着性のあるゴム化アスファルトをコーティングしてなる。該ゴム化アスファルトは粘着性に優れるとともに、釘穴シール性ステープル穴シール性)が高い点で好ましい。

0012

図2において、2は細幅にして表面が平滑な防水テープで、(a)の如く、ロール状に巻設されている。該防水テープ2の横幅W2 は80〜150mm、好ましくは100mm前後が取扱性と作業性の向上に寄与できる上で適当である。即ち、80mm未満では後記する防水シート1の周縁部との重なり量が少なくなり、防水性が低下する一方、150mmを越えると後記するコーナー部の作業性が悪くなる虞がある。

0013

また、防水テープ2は、図2(b)の如く、支持体2aの片面に、自着層2bを設け、その外面に剥離紙2cを貼り合わせてなり、該支持体2aの表面は、あとから重ね合わせるように貼られる防水シートの接着性の向上と互いの接着面にミズミチを作らせないために重要であり、ポリエチレンフィルムを含むプラスチックフィルム等の表面が平滑な素材のものが選ばれる。また、自着層2bは前記防水シート1と同様のものを用いて満足できる。

0014

次に、前記防水シート1及び防水テープ2を用いる浴室の本格防水施工方法について説明すると、まず、浴室10の下地面(天井、床、側壁を含む。)に広幅の防水シート1を、その側縁1′、1″を突き合わせるようにして貼る領域A、B、C、D、E、F、G、H…を図3破線で示すように画定する。

0015

次いで、前記浴室10のコーナー部(例えば、二側壁のコーナー、床と側壁とのコーナー、天井と側壁とのコーナー、窓枠や出入口などの開口部周囲のコーナーなどの角部を含む)11と、前記画定した領域A、B、C…の境界部位12とに、それぞれ細幅の防水テープ2を貼る。該防水テープ2を前記コーナー部11に貼る場合には次のようにするとよい。

0016

即ち、防水テープ2の先端約100mm程度を、図2(a)の如く、半分に折って折り目2′を付け、次いで、該折り目2′を付けた部分の剥離紙2cを剥がしてから折り目2′を角部に合わせ、支持体側から手指押さえ付ける。しかる後、ヘラ(図示せず)を用いて防水テープ2がコーナー部11に確実に密着する(浮きを無くす)ようにする。

0017

次いで、浴室10に窓枠や出入口等の開口部(図示せず)がある場合は、その周囲の角部に防水テープ2を前述の要領により貼り付ける。細幅の防水テープ2は横幅W2 が100mm前後であるため、半分に折って折り目2′を付ける作業が簡単であるとともに、該折り目2′を角部に合わせて貼ることも簡易に行えるものである。

0018

上述の如く、浴室10のコーナー部11と、画定した領域A、B、C…の境界部位12とに防水テープ2を貼った後、防水シート1を貼るが、その作業は平面貼りでのみの作業であって極めて簡易となる。しかも、防水シート1の横幅W1が600mm以下であると、図7の如く、作業者が防水シート1の両縁を掴む両腕の余裕ができ、取扱性に優れる。

0019

前記防水シート1を貼る場合において、重要なことはシート周縁部(全部又は一部)を予め貼った防水テープ2に重ねることである。この重なり量Lは、最低40mm程度あれば防水性を維持する上において望ましい。即ち、重なり部は前述の如く互いに密着し、ミズミチが出来ないためである。

0020

次いで、貼った防水シート1の上から、図8の如く、現場作業者が通常備えているガンタッカー20を用いてステープル21を打ち込む。このステープル21の打ち込み間隔は、その後に施工されるタイルモルタルなどの重量に耐えられるように、少なくとも250mmピッチで、図6の如く、全面的に打ち込むようにするとよい。

0021

前記防水シート1は打ち込まれたステープル21によって穴が開くこととなるが、自着層1bに釘穴シール性(ステープル穴シール性)があるため、漏水等の問題は生じないことは勿論である。

発明の効果

0022

以上説明した如く、本発明に係る浴室防水施工法は、浴室の下地面に広幅の自着層付き防水シートを、その側縁を突き合わせるようにして貼る領域を画定し、次いで、前記浴室のコーナー部と前記画定した領域の境界部位に、細幅にして表面が平滑な自着層付き防水テープを貼り、しかる後、前記画定した領域に防水シートをその周縁部が前記防水テープに重なるように貼ることを特徴としているから、細幅の防水テープを半分に折って折り目を付け、該折り目を浴室のコーナー部に合わせて貼ることが極めて簡単に行えると共に、広幅の防水シートはコーナー部に貼る必要がなく、総て平面貼り作業となる。従って、専門の防水施工業者の手を煩わせることなく、住宅建設中の大工などの現場作業者により簡単かつ確実に本格防水施工が行えるという優れた効果を奏するものである。

0023

また、請求項2に記載の発明に係る浴室防水施工法は、前記防水シートの横幅が400〜600mm、前記防水テープの横幅が80〜150mmであることを特徴としているから、防水シート及び防水テープの取扱性及び作業性の向上に寄与できるという優れた効果を奏するものである。

図面の簡単な説明

0024

図1(a)は防水シートの斜視図、(b)は同拡大断面図である。
図2(a)は防水テープの斜視図、(b)は同拡大断面図である。
図3浴室に防水シートを貼る領域を画定した後、コーナー部に防水テープを貼っている状態を示す斜視図である。
図4防水シートを貼る領域の境界部位に防水テープを貼っている状態を示す斜視図である。
図5防水シートを貼っている状態を示す斜視図である。
図6貼った防水シートをステープルで止めた状態を示す斜視図である。
図7防水シートを貼る作業状態を示す斜視図である。
図8ガンタッカーの操作状態を示す斜視図である。

--

0025

1広幅の防水シート
1a支持体
1b自着層
1c剥離紙
1′、1″ 防水シートの側縁
2細幅の防水テープ
2a 支持体
2b 自着層
2c 剥離紙
2′折り目
10浴室
11コーナー部
12画定した領域の境界部位
20ガンタッカー
21ステープル
A、B、C 防水シートを貼るための画定された領域
W1 防水シートの横幅
W2 防水テープの横幅
L 重なり量

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