図面 (/)

技術 ディスク装置及びその動的大容量化方法

出願人 日本電気株式会社
発明者 布川博士
出願日 1998年5月11日 (22年6ヶ月経過) 出願番号 1998-127906
公開日 1999年11月30日 (20年11ヶ月経過) 公開番号 1999-327792
状態 特許登録済
技術分野 デジタル計算機の試験診断 外部記憶装置との入出力
主要キーワード 域拡大処理 先頭物理アドレス 空き領域情報 特定場所 予備領域 置換処理 認識領域 二重化
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年11月30日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

ディスク装置に記憶されたデータをアクセス可能としながら、より容量の大きなディスク装置に交換することができるディスク装置の動的大容量化方法を提供すること。

解決手段

第1のディスク装置10の記憶データを第2のディスク装置20に複写するステップと、記憶データの複写中に読み出し要求があった場合に第1のディスク装置10をアクセスし、書き込み要求があった場合に第1及び第2のディスク装置10,20をアクセスするステップと、第2のディスク装置20の特定場所に、この第2のディスク装置20の管理情報領域22の位置情報の一覧を記録し、この一覧に基づき第2のディスク装置20のデータ領域21を管理するステップと、第2のディスク装置20上の未認識領域23に対する管理情報を発生させて、この未認識領域23をデータ領域とするステップとを有する。

概要

背景

コンピュータなどの情報処理装置は、記憶装置として大量のデータを記憶することが可能なディスク装置を備える。このディスク装置にデータが次々蓄積されて記憶容量が足りなくなると、ディスク装置を大容量化する必要が生じる。一般に、ディスク装置の大容量化方法として、ディスク装置自体をより容量の大きなものに置換する方法が採られる。

具体的には、記憶容量が足りなくなった小容量のディスク装置に対するアクセスを一旦停止させ、このディスク装置に記憶されたすべてのデータをファイル毎に大容量のディスク装置に複写する。この記憶データの複写は、磁気テープ媒体として行われることもある。記憶データの複写が終了した後、小容量のディスク装置を、記憶データが複写された大容量のディスク装置と交換し、データのアクセスを再開させる。

概要

ディスク装置に記憶されたデータをアクセス可能としながら、より容量の大きなディスク装置に交換することができるディスク装置の動的大容量化方法を提供すること。

第1のディスク装置10の記憶データを第2のディスク装置20に複写するステップと、記憶データの複写中に読み出し要求があった場合に第1のディスク装置10をアクセスし、書き込み要求があった場合に第1及び第2のディスク装置10,20をアクセスするステップと、第2のディスク装置20の特定場所に、この第2のディスク装置20の管理情報領域22の位置情報の一覧を記録し、この一覧に基づき第2のディスク装置20のデータ領域21を管理するステップと、第2のディスク装置20上の未認識領域23に対する管理情報を発生させて、この未認識領域23をデータ領域とするステップとを有する。

目的

この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、ディスク装置に対するアクセスを可能としながら、ディスク装置を大容量化することができるディスク装置の動的大容量化方法を提供することを課題とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

記録媒体としてのディスク上に、データ本体を格納するためのデータ領域と、このデータ領域の管理情報が格納された管理情報領域とを有し、前記管理情報を参照して前記データ領域をアクセスするディスク装置の動的大容量化方法であって、(a)第1のディスク装置の記憶データをこの第1のディスク装置よりも大きな容量を有する第2のディスク装置に複写するステップと、(b)前記記憶データの複写中に読み出し要求があった場合に前記第1のディスク装置をアクセスし、前記記憶データの複写中に書き込み要求があった場合に前記第1及び第2のディスク装置をアクセスするステップと、(c)前記第2のディスク装置の特定場所に、この第2のディスク装置の管理情報領域の位置を一覧にして記録し、この一覧に基づき前記第2のディスク装置のデータ領域を管理するステップと、(d)前記第2のディスク装置上の未認識領域に対する管理情報を発生させて、この未認識領域をデータ領域とするステップと、を有することを特徴とするディスク装置の動的大容量化方法。

請求項2

前記未認識領域をデータ領域とするステップは、前記第2のディスク装置の管理情報領域に格納された管理情報に、前記未認識領域を未使用のデータ領域とする情報を付け加えることを特徴とする請求項1に記載されたディスク装置の動的大容量化方法。

請求項3

前記未認識領域をデータ領域とするステップは、前記未認識領域の一部を新たな管理情報領域として前記一覧に付け加えると共に、前記未認識領域の残りを新たなデータ領域とする管理情報を発生させて、これを前記新たな管理情報領域に格納することを特徴とする請求項1に記載されたディスク装置の動的大容量化方法。

請求項4

記録媒体としてのディスク上に、データ本体を格納するためのデータ領域と、前記データ領域の管理情報が格納された管理情報領域と、前記管理情報領域の位置情報が記録された一覧と、を有し、前記一覧に基づき前記管理情報領域に格納された管理情報を参照して前記データ領域をアクセスすることを特徴とするディスク装置。

技術分野

0001

本発明は、情報処理装置記憶装置としてデータを記録するためのディスク装置の動的大容量化方法に関する。

背景技術

0002

コンピュータなどの情報処理装置は、記憶装置として大量のデータを記憶することが可能なディスク装置を備える。このディスク装置にデータが次々蓄積されて記憶容量が足りなくなると、ディスク装置を大容量化する必要が生じる。一般に、ディスク装置の大容量化方法として、ディスク装置自体をより容量の大きなものに置換する方法が採られる。

0003

具体的には、記憶容量が足りなくなった小容量のディスク装置に対するアクセスを一旦停止させ、このディスク装置に記憶されたすべてのデータをファイル毎に大容量のディスク装置に複写する。この記憶データの複写は、磁気テープ媒体として行われることもある。記憶データの複写が終了した後、小容量のディスク装置を、記憶データが複写された大容量のディスク装置と交換し、データのアクセスを再開させる。

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、上述のディスク装置の大容量化方法によれば、ディスク装置の置換作業中、ディスク装置に対するアクセスが停止されるので、この間、このディスク装置を外部記憶装置として有する情報処理装置は、その処理が中断されるという問題がある。

0005

この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、ディスク装置に対するアクセスを可能としながら、ディスク装置を大容量化することができるディスク装置の動的大容量化方法を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0006

この発明にかかるディスク装置の動的大容量化方法は、上記課題を解決達成するため、以下の構成を有する。即ち、この発明は、記録媒体としてのディスク上に、データ本体を格納するためのデータ領域と、このデータ領域の管理情報が格納された管理情報領域とを有し、前記管理情報を参照して前記データ領域をアクセスするディスク装置の動的大容量化方法であって、(a)第1のディスク装置の記憶データをこの第1のディスク装置よりも大きな容量を有する第2のディスク装置に複写するステップと、(b)前記記憶データの複写中に読み出し要求があった場合に前記第1のディスク装置をアクセスし、前記記憶データの複写中に書き込み要求があった場合に前記第1及び第2のディスク装置をアクセスするステップと、(c)前記第2のディスク装置の特定場所に、この第2のディスク装置の管理情報領域の位置を一覧にして記録し、この一覧に基づき前記第2のディスク装置のデータ領域を管理するステップと、(d)前記第2のディスク装置上の未認識領域に対する管理情報を発生させて、この未認識領域をデータ領域とするステップと、を有することを特徴とする。

0007

この方法によれば、第1のディスク装置から第2のディスク装置に記憶データを複写することにより、第2のディスク装置に第1のディスク装置と同じデータが記憶される。この複写中に読み出し要求があった場合に第1のディスク装置をアクセスし、書き込み要求があった場合に第1のディスク装置と第2のディスク装置とをアクセスすることにより、複写中にデータがアクセスされても、第1のディスク装置と第2のディスク装置の記憶データが同一となる。従って、データのアクセスを可能とした状態で記憶データが第1のディスク装置から第2のディスク装置に複写される。続いて、第2のディスク装置の管理情報領域の一覧を作成して、このデータ領域を管理することにより、第1のディスク装置に代えて、第2のディスク装置を管理の対象とする。続いて、第2のディスク装置上の未認識領域に対する管理情報を発生させ、この未認識領域をデータ領域とすることにより、第2のディスク装置のデータ領域を拡大する。以上により、アクセスが中断されることなく、第1のディスク装置が第2のディスク装置に置換される。

0008

また、前記未認識領域をデータ領域とするステップは、例えば、前記第2のディスク装置の管理情報領域に格納された管理情報に、前記未認識領域を未使用のデータ領域とする情報を付け加えることを特徴とする。これにより、第2のディスク装置の未認識領域がデータ領域に付け加えられ、この第2のディスク装置のデータ領域が拡大される。

0009

さらに、前記未認識領域をデータ領域とするステップは、例えば、前記未認識領域の一部を新たな管理情報領域として前記一覧に付け加えると共に、前記未認識領域の残りを新たなデータ領域とする管理情報を発生させて、これを前記新たな管理情報領域に格納することを特徴とする。これにより、新たなデータ領域が第2のディスク装置に発生し、この第2のディスク装置のデータ領域が拡大される。

0010

さらにまた、この発明にかかるディスク装置は、記録媒体としてのディスク上に、データ本体を格納するためのデータ領域と、前記データ領域の管理情報が格納された管理情報領域と、前記管理情報領域の位置情報が記録された一覧と、を有し、前記一覧に基づき前記管理情報領域に格納された管理情報を参照して前記データ領域をアクセスすることを特徴とする。

0011

この装置によれば、データ領域に対して管理情報領域が設けられ、この管理情報領域には、データ領域を管理するための管理情報が格納され、管理情報領域の位置情報は一覧に記録される。データ領域をアクセスする場合、一覧に基づき管理情報領域の位置を特定し、この管理情報領域に格納された管理情報を読み出す。そして、この管理情報で特定されるデータ領域の位置に基づきデータ領域をアクセスする。したがって、上述の方法により拡大されたデータ領域に対するアクセスが可能となる。

発明を実施するための最良の形態

0012

以下、図面を参照しながら、小容量のディスク装置を大容量のディスク装置に置換して、ディスク装置を大容量化する場合について、この発明の実施の形態を説明する。なお、各図において、共通する要素には同一符号を付す。

0013

実施の形態1.この発明の実施の形態1にかかる大容量化方法は、いわゆる「データの二重化」と呼ばれる記録方法を併用して、小容量のディスク装置から大容量のディスク装置にデータを複写する。そして、大容量のディスク装置の未認識領域を未使用領域としてデータ領域に付け加えることにより、データ領域を拡大して大容量化する。

0014

図1に、この発明の実施の形態1にかかるディスク装置の動的大容量化方法の概念を示す。同図左に示す小容量のディスク装置10は、大容量化前(置換前)のものであり、データ本体を格納するためのデータ領域11と、このデータ領域11を管理するための管理情報が格納された管理情報領域12とを有する。この管理情報は、データ領域11に格納されているデータのファイル名や、各ファイルの記録位置、或いは未使用のデータ領域(空き領域)の位置を示す先頭物理アドレスなどの情報からなる。

0015

また、同図中央に示す大容量のディスク装置20は、大容量化の途中過程(置換過程)でのものであり、データ本体を格納するためのデータ領域21と、このデータ領域21を管理するための管理情報が格納された管理情報領域22と、データ領域として認識されていない未認識領域23とを有する。同図右に示す大容量のディスク装置20は、大容量化後(置換後)のものであり、データ本体を格納するためのデータ領域24と、このデータ領域24を管理するための管理情報が格納された管理情報領域22とを有する。なお、図1では省略されているが、ディスク装置20の特定場所には、管理情報領域の位置を管理するための情報が記録された一覧が格納される。

0016

以下、図1図2に示すフローチャートとを参照しながら、この実施の形態1にかかるディスク装置の動的大容量化方法を具体的に説明する。まず、ディスク装置10をディスク装置20に置換するための処理(動的装置置換処理)を行う。すなわち、ディスク装置10及び20に対するアクセス方法を、後述のディスクの二重化と呼ばれる記録方法に設定すると共に、ディスク装置10のデータ領域11及び管理情報領域12のすべての記憶データをディスク装置20に複写し(ステップS10)、ディスク装置20上にデータ領域21および管理情報領域22を作成する。データ領域21及び管理情報領域22以外の領域は、未認識領域23とされる。

0017

ここで、ディスクの二重化と呼ばれる記録方法について説明する。通常、この記録方法は、ディスク装置の障害によるデータの紛失を防止するために用いられる記録方法であって、2台のディスク装置に同一のデータを記録する。この記録方法を併用すれば、ディスク装置10からディスク装置20への複写中に、外部の情報処理装置(図示なし)によるディスク装置へのアクセスを継続させることができ、アクセスを中断することなくデータの複写が可能となる。

0018

このディスクの二重化と呼ばれる記録方法を併用したデータの複写方法を具体的に説明する。まず、ディスク装置10上の物理アドレスXから読み出したデータを、ディスク装置20上の同一物理アドレスXに記録して、各物理アドレスのデータを順次複写する。ここで、複写開始から終了までの複写期間中(複写中)に、外部の情報処理装置がデータを読み出す場合、ディスク装置10をアクセスし、このディスク装置10から所望のデータを読み出す。また、この複写期間中に、外部の情報処理装置がデータを書き込む場合、ディスク装置10とディスク装置20との両方をアクセスし、これらの同一の物理アドレスに同一のデータを書き込む。これにより、ディスク装置に対する外部からのアクセスを停止することなく、ディスク装置10のデータ領域11及び管理情報領域12のすべてのデータが、ディスク装置20のデータ領域21および管理情報領域22にそれぞれ複写される。

0019

次に、上述のディスクの二重化による記録方法を併用したデータの複写が終了すると、ディスク装置20の特定場所に、管理情報領域22の位置情報(例えば先頭物理アドレスと領域の大きさ)が記録された一覧を作成し、この一覧に基づきディスク装置20のデータ領域を管理する(ステップS11)。以上により、管理対象が、ディスク装置10からディスク装置20に移り、動的にディスク装置が置換される(動的装置置換処理終了)。

0020

次に、ディスク装置20の未認識領域23をデータ領域として使用するための処理(領域拡大処理)を行う。すなわち、未認識領域23を未使用のデータ領域とする情報(以下、「空き領域情報」と記す)を発生させ、これを管理情報領域22に格納された管理情報に付け加える(ステップS12)。具体的には、管理情報領域22に格納された管理情報に対し、未認識領域23の位置情報(例えば先頭物理アドレスと領域の大きさ)を空き領域情報として付け加える。これにより、データ領域21の未使用領域が増え、データ領域21がデータ領域24に拡大される(領域拡大処理終了)。ただし、未使用領域が増えると、管理情報領域に格納される情報量が増加するので、管理情報領域の一覧には、当初から十分な予備領域を設けておく。以上により、ディスク装置10がディスク装置20に置換され、そのデータ領域が拡大されて大容量化される。

0021

この実施の形態1にかかる大容量化後のディスク装置20は、記録媒体としてのディスク上に、データ本体を格納するためのデータ領域21と、このデータ領域の各管理情報が格納された管理情報領域22と、この管理情報領域の位置情報が記録された一覧とを有する。このディスク装置20のデータ領域21に格納されたファイルをアクセスする場合、まず、一覧に基づき管理情報領域22の位置を特定する。次に、この管理情報領域22に格納された管理情報を読み出し、データ領域21に格納された所望のファイルの位置を特定する。このファイルの位置が特定できれば、このファイルに対するアクセスが可能となる。

0022

この実施の形態1によれば、既存の管理情報領域に未認識領域を未使用領域とする空き領域情報を付け加えることにより、データ領域を拡大するので、管理情報領域の一覧の規模を増加させることなくデータ領域を拡大でき、管理情報領域の一覧に予備領域を設けておく必要がない。

0023

実施の形態2.次に、この発明にかかる実施の形態2を説明する。上述の実施の形態1では、管理情報領域22に格納された管理情報に空き領域情報を付け加えて、データ領域を拡大するものとしたが、データ領域が増えて、以前よりも多くのデータを格納できるようになると、管理情報領域が不足する場合もある。そこで、この実施の形態2では、未認識領域23に、新たに管理情報領域とデータ領域とを作成してデータ領域を拡大することにより、データ量の増加による管理情報領域の不足を回避する。

0024

図3に、この発明の実施の形態2にかかるディスク装置の動的大容量化方法の概念を示す。同図左に示す小容量のディスク装置10は、大容量化前(置換前)のものであり、データ領域11と管理情報領域12を有する。また、同図中央に示すディスク装置20は、大容量化の途中過程(置換過程)でのものであり、データ領域21と管理情報領域22と未認識領域23を有する。さらに、同図右に示すディスク装置20は、大容量化後(置換後)のものであり、データ領域21及び24と、これらデータ領域21,24を管理するための管理情報がそれぞれ格納された管理情報領域22及び25とを有する。図2では省略されているが、ディスク装置20の特定場所には、複数の管理情報領域の位置を管理するための情報が記録された一覧が格納される。

0025

以下、図3図4に示すフローチャートとを参照しながら、この実施の形態2にかかる大容量化方法を説明する。まず、ディスク装置10をディスク装置20に置換するための処理(動的装置置換処理)を行う。すなわち、図3中央に示すように、上述の実施の形態1と同様に、ディスクの二重化による記録方法を用いて、ディスク装置10からディスク装置20にデータを複写し、このディスク装置20上にデータ領域21及び管理情報領域22を作成する(ステップS20)。データ領域21及び管理情報領域22以外の領域は、未認識領域23とされる。

0026

続いて、ディスク装置20上の特定場所に、管理情報領域22を含む複数の管理情報領域の位置情報(例えば、先頭物理アドレスと領域の大きさ)を記録するための一覧(図示なし)を作成し、この一覧に基づき各データ領域を管理する(ステップS21)。これにより、管理対象がディスク装置10からディスク装置20に移り、ディスク装置が動的に置換される(動的装置置換処理終了)。

0027

次に、ディスク装置20の未認識領域23に新たに管理情報領域とデータ領域とを作成し、未認識領域23をデータ領域として使用するための処理(領域拡大処理)を行う。すなわち、この未認識領域23の一部を新たな管理情報領域26として上述の一覧に付け加える。具体的には、管理情報領域26の位置情報を管理情報領域の一覧に付け加える(ステップS22)。

0028

続いて、未認識領域23の残りを新たなデータ領域25とする管理情報を発生させ、これを管理情報領域25に格納する。具体的には、未認識領域23の位置情報(例えば先頭物理アドレスとその大きさ)を管理情報として格納する(ステップS23)。これにより、データ領域25が新たに加わり、ディスク装置20のデータ領域が拡大される(領域拡大処理終了)。

0029

このディスク装置20のデータ領域21及び25は、管理情報領域22及び26にそれぞれ格納された各管理情報により管理され、これら各管理情報は、上述の一覧により一元的に管理される。以上により、ディスク装置10が、ディスク装置20に置換されて、ディスク装置が大容量化される。

0030

図5に、大容量化後のディスク装置20上のアドレス空間とそのデータ構造の一例を示す。この例では、ディスク装置20の先頭のアドレス空間(特定場所)は、上述の管理情報領域の一覧200に割り付けられる。その次のアドレス空間は、管理情報領域22とデータ領域21とに割り付けられ、さらにその次のアドレス空間は、管理情報領域26とデータ領域25とに割り付けられる。管理情報領域の一覧200に割り付けられるアドレス空間は先頭のアドレス空間に限ることなく、他のアドレス空間であってもよい。

0031

この実施の形態2にかかる大容量化後のディスク装置20は、記録媒体としてのディスク上に、データ本体を格納するための複数のデータ領域21,25と、このデータ領域の各管理情報が格納された複数の管理情報領域22,26と、これら管理情報領域22,26の位置情報が記録された一覧200とを有する。例えば、このディスク装置20のデータ領域21に格納されたファイルをアクセスする場合、まず、一覧200に基づきこのファイルが格納されたデータ領域21の管理情報領域22を検索し、この管理情報領域22の位置を特定する。次に、この管理情報領域22に格納された管理情報を読み出し、データ領域21に格納された所望のファイルの位置を特定する。このファイルの位置が特定できれば、このファイルに対するアクセスが可能となる。

0032

この実施の形態2によれば、未認識領域23に新たに管理情報領域26を設けて、これを管理情報領域の一覧に付け加えることによりデータ領域を拡大するので、各管理情報領域に格納される情報量を増加させることなくデータ領域を拡大でき、各管理情報領域に予備領域を設ける必要がない。

0033

なお、上述の実施の形態2では、ディスク装置20に、データ領域21及び25を発生させたが、さらに多くのデータ領域を発生させてもよい。この場合、各データ領域に対して管理情報領域を設け、各管理情報領域に各データ領域の管理情報を格納すればよい。ただし、データ領域の数を増やすと、管理情報領域の数が増え、これを管理するための管理情報領域の一覧に格納される情報量も増えるので、管理情報領域の一覧には、当初から十分な予備領域を設けておく。

0034

また、前述の実施の形態1と上述の実施の形態2とを組み合わせて構成してもよい。例えば、或る管理情報領域の管理情報に空き領域情報を付け加えてデータ領域を順次拡大していき、この管理情報領域に空きがなくなったときに、新たに管理情報領域を発生させて一覧に付け加えるように構成すれば、各管理情報領域を有効に活用することができ、データ領域や管理情報領域の数を必要最小限に抑えることができる。

発明の効果

0035

以上の説明から明らかなように、この発明によれば以下のような効果を得ることができる。すなわち、請求項1に記載された発明にかかる方法によれば、ディスク装置に記憶されたデータをより容量の大きなものに複写して、このデータが複写されたディスク装置の未認識領域をデータ領域とするための管理情報を発生させるようにしたので、ディスク装置に対するアクセスを中断させることなく、このディスク装置をより容量の大きなディスク装置に置換してデータ領域を拡大することができる。

0036

また、請求項2に記載された発明にかかる方法によれば、データ領域の管理情報を書き換えて、このデータ領域を拡張するようにしたので、管理情報領域の一覧の規模を増やすことなく、データ領域を拡大することができる。

0037

さらに、請求項3に記載された発明にかかる方法によれば、管理情報領域の一覧に新たな管理情報領域を付け加えて、新たなデータ領域を発生させるようにしたので、各管理情報領域に格納される管理情報の情報量を増やすことなく、データ領域を拡大することができる。

0038

さらにまた、請求項4に記載された発明にかかる装置によれば、ディスク上にデータ領域と、このデータ領域を管理するための管理情報が格納された管理情報領域と、この管理情報領域の位置情報が記録された一覧とを備えたので、この一覧に基づき1または2以上のデータ領域をアクセスすることができる。

図面の簡単な説明

0039

図1この発明の実施の形態1にかかるディスク装置の動的大容量化方法を説明するための図である。
図2この発明の実施の形態1にかかるディスク装置の動的大容量化方法を説明するためのフローチャートである。
図3この発明の実施の形態2にかかるディスク装置の動的大容量化方法を説明するための図である。
図4この発明の実施の形態2にかかるディスク装置の動的大容量化方法を説明するためのフローチャートである。
図5この発明の実施の形態2にかかるディスク装置の詳細なデータ構造を説明するための図である。

--

0040

10…小容量のディスク装置、11,21,24,25…データ領域、12,22,26…管理情報領域、20…大容量のディスク装置、23…未認識領域、200…管理情報領域の一覧。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

該当するデータがありません

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

該当するデータがありません

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ