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技術 空気調和機

出願人 三洋電機株式会社
発明者 金井健瀬山光男
出願日 1998年5月14日 (21年2ヶ月経過) 出願番号 1998-131625
公開日 1999年11月26日 (19年7ヶ月経過) 公開番号 1999-325513
状態 未査定
技術分野 その他の空気調和方式 可逆サイクルによる圧縮式冷凍機械
主要キーワード 吸込チャンバ 換気路 建築技術 吹出チャンバ 分岐チャンバ 床下側 排気運転 空気調和器
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年11月26日)のものです。
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図面 (8)

課題

換気ユニットにおける熱回収効率を向上させた空気調和機を提案する。

解決手段

室外側熱交換器13と熱回収熱交換器31とを冷凍回路において並列に接続し、この熱回収熱交換器31を屋内の空気を屋外に排出する換気ユニット30に配置する。

概要

背景

近年、建築技術の向上により、非常に高気密で高断熱家屋が建てられるようになった。それに伴い家屋の天井裏等に室内機を配置し、1台の室内機で家屋内全体を空調する空気調和機が提案されている。このような空気調和機として、例えば特開平9−60926号がある。

この空気調和機は、家屋の天井裏と階段下にそれぞれ室内機を配置し、家屋外に配置された室外機冷媒配管で接続している。各部屋には室内機とダクトを介して接続される吹出口が設けられ、廊下などには室内機とつながる吸込口が設けられている。また各部屋には廊下等に室内空気が流れるように通気口が設けられている。そして室内機で調温された空気は各部屋の吹出口から各部屋に供給され、その室内空気は通気口から廊下等に循環して、再び室内機内へ吸込口を介して戻る。

概要

換気ユニットにおける熱回収効率を向上させた空気調和機を提案する。

室外側熱交換器13と熱回収熱交換器31とを冷凍回路において並列に接続し、この熱回収熱交換器31を屋内の空気を屋外に排出する換気ユニット30に配置する。

目的

そこで本発明は、熱回収効率を向上させる空気調和機を提案することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

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請求項1

圧縮機、室外側熱交換器減圧装置室内側熱交換器冷媒配管によって環状に接続し、前記室外側熱交換器と並列熱回収熱交換器を接続して冷凍サイクルを構成し、前記熱回収熱交換器を屋内の空気を屋外に排出する換気路中に設けたことを特徴とする空気調和機

請求項2

圧縮機、室外側熱交換器、減圧手段、室内側熱交換器を冷媒配管により順次接続して冷凍サイクルを構成し、圧縮機、室外側熱交換器を収納した室外機と、室内側熱交換器を収納すると共に空間的に連通された屋内の複数の被調和室循環する室内空気調温する室内機とを備えた空気調和器において、前記屋内と屋外とをつなぐ換気路に換気ユニットを配置し、前記換気ユニット内には、屋内から室内空気を吸込んで屋外に送風する送風機と、一方が圧縮機と室外側熱交換器との間の冷媒配管に接続され、他方が室外側熱交換器と室内側熱交換器の間の冷媒配管に接続される熱回収熱交換器を収納したことを特徴とする空気調和機。

請求項3

前記換気ユニットには、前記送風機の風下側に配置されると共に屋外につながる排気路と、前記送風機の風下側に配置され屋内につながる循環路と、前記排気路と前記循環路の一方を選択して閉じるダンパーが設けられ、排気運転時は熱回収熱交換器を通過した室内空気を排気路を介して屋外に排気し、循環運転時は熱回収熱交換器を通過した室内空気を循環路を介して屋内に戻すようにしたことを特徴とする請求項2記載の空気調和器。

請求項4

前記室外機には、前記室内機につながる太管の冷媒配管が接続できる第1の太管側サービスバルブと、前記室内機につながる細管の冷媒配管が接続できる第1の細管側サービスバルブと、前記換気ユニットにつながる太管の冷媒配管が接続できる第2の太管側サービスバルブと、前記換気ユニットにつながる細管の冷媒配管が接続できる第2の細管側サービスバルブとがまとてめ配置され、前記第1の太管側サービスバルブと前記第2の太管側サービスバルブの間に前記第1の細管側サービスバルブと前記第2の細管側サービスバルブを配置したことを特徴とする請求項2記載の空気調和機。

技術分野

0001

本発明は家屋内空気調和を行う空気調和機に関し、特に家屋内から家屋外に排気される空気からの熱回収を可能にした空気調和機に関する。

背景技術

0002

近年、建築技術の向上により、非常に高気密で高断熱な家屋が建てられるようになった。それに伴い家屋の天井裏等に室内機を配置し、1台の室内機で家屋内全体を空調する空気調和機が提案されている。このような空気調和機として、例えば特開平9−60926号がある。

0003

この空気調和機は、家屋の天井裏と階段下にそれぞれ室内機を配置し、家屋外に配置された室外機冷媒配管で接続している。各部屋には室内機とダクトを介して接続される吹出口が設けられ、廊下などには室内機とつながる吸込口が設けられている。また各部屋には廊下等に室内空気が流れるように通気口が設けられている。そして室内機で調温された空気は各部屋の吹出口から各部屋に供給され、その室内空気は通気口から廊下等に循環して、再び室内機内へ吸込口を介して戻る。

発明が解決しようとする課題

0004

このような空気調和機において、トイレ等の空気が汚れやすく且つ室内に循環させ難い場所の空気を家屋外に排気するようにしている。この排気路には換気ユニットが設けられ、その内部に熱回収熱交換器が配置されている。したがって室内の空気を排気する前に熱回収熱交換器によって熱回収を行うことで、家屋内の熱ロスができるだけ少なくなるようにしている。

0005

この熱回収熱交換器は室外側熱交換器室内側熱交換器の間に配置され、室外側熱交換器と熱回収熱交換器が直列に接続されることになる。したがって冷媒圧力損失が大きく、熱回収効率があまり向上しなかった。

0006

そこで本発明は、熱回収効率を向上させる空気調和機を提案することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上記課題を解決するために、請求項1にかかる発明は、圧縮機、室外側熱交換器、減圧装置、室内側熱交換器を冷媒配管によって環状に接続し、室外側熱交換器と並列に熱回収熱交換器を接続して冷凍サイクルを構成し、熱回収熱交換器を屋内の空気を屋外に排出する換気路中に設けたものである。

0008

また請求項2にかかる発明は、圧縮機、室外側熱交換器、減圧手段、室内側熱交換器を冷媒配管により順次接続して冷凍サイクルを構成し、圧縮機、室外側熱交換器を収納した室外機と、室内側熱交換器を収納すると共に空間的に連通された屋内の複数の被調和室を循環する室内空気を調温する室内機とを備えた空気調和機において、屋内と屋外とをつなぐ換気路に換気ユニットを配置し、換気ユニット内には、屋内から室内空気を吸込んで屋外に送風する送風機と、一方が圧縮機と室外側熱交換器との間の冷媒配管に接続され、他方が室外側熱交換器と室内側熱交換器の間の冷媒配管に接続される熱回収熱交換器を収納したものである。

0009

また請求項3にかかる発明は、換気ユニットに、送風機の風下側に配置されると共に屋外につながる排気路と、送風機の風下側に配置され屋内につながる循環路と、排気路と循環路の一方を選択して閉じるダンパーが設けられ、排気運転時は熱回収熱交換器を通過した室内空気を排気路を介して屋外に排気し、循環運転時は熱回収熱交換器を通過した室内空気を循環路を介して屋内に戻すようにしたものである。

0010

また、請求項4にかかる発明は、室外機に、室内機につながる太管の冷媒配管が接続できる第1の太管側バルブと、室内機につながる細管の冷媒配管が接続できる第1の細管側バルブと、換気ユニットにつながる太管の冷媒配管が接続できる第2の太管側バルブと、換気ユニットにつながる細管の冷媒配管が接続できる第2の細管側バルブとがまとてめ配置され、第1の太管側バルブと第2の太管側バルブの間に第1の細管側バルブと第2の細管側バルブを配置したものである。

発明を実施するための最良の形態

0011

本発明の実施の形態を図を参照して説明する。図1は本発明の空気調和機を家屋に設置して、家屋内の各部屋を空調するシステム概念図である。

0012

1は居室等の家中と家屋外との断熱性気密性を高くした高気密・高断熱の家屋であり、居室内の熱が屋外に逃げ難くなっている。家屋1には1階と2階にそれぞれ複数の居室や浴室、トイレ等が設けられ、各居室や廊下には室内空気が家屋1内を循環できるように通気口2が設けられている。そして1階の各居室の室内空気は主に1階の居室と廊下等の間で循環し、2階の各居室の室内空気は2階の居室と廊下等の間で循環できるようになっている。

0013

家屋1の1階の階段下の空間には室内機20aが配置され、2階の天井裏には室内機20bが配置されている。家屋外には2台の室外機10a、10bが配置され、室外機10aと室内機20aが冷媒配管によって接続され、室外機10bと室内機20bが冷媒配管によって接続されている。1階の浴室の天井裏には換気ユニット30が配置され、室外機10aと冷媒配管によって接続されている。

0014

室内機20aは下面側に吹出口を有しており、この吹出口は床下に配置される分岐チャンバ3aと接続されている。1階の各居所の床には吹出チャンバ4aが床下側から取付けられ、この吹出チャンバ4aと分岐チャンバ3aとはダクト5aによって接続され、室内機20aで調温された空気をダクト5aを介して吹出チャンバ4aに送風し、吹出チャンバ4aから各居室に供給している。階段下の空間を形成する壁には廊下と連通する通風口6が形成されて、各居室の室内空気が廊下を介して階段下に流れるようになっており、階段下に流れ込んだ室内空気が室内機20aの吸込口から吸込まれる。

0015

室内機20bの吹出口にはダクト5bを介して分岐チャンバ3bが接続され、この分岐チャンバ3bには各居室の天井に取付けられた吹出チャンバ4bがダクト5cによって接続されている。また室内機20bの吸込口には、2階の廊下の天井に取付けられた吸込チャンバ7とダクト5dを介して接続される。そして室内機20bから吹出される空気は吹出チャンバ4bから各居室に供給され、各居室の室内空気は廊下に流れて吸込チャンバ7を介して室内機20bに吸込まれる。

0016

換気ユニット30は吸込側が1階や2階のトイレや浴室の吸気口8とダクト5eによって接続され、吹出側が家屋1の外壁の排気口9とダクト5fを介して接続されている。換気ユニット30内には熱回収熱交換器31や送風機が収納され、トイレや浴室等から吸込まれた空気は熱回収熱交換器31内の冷媒と熱交換を行った後に、排気口9から家屋1外に排気されている。

0017

図2は室外機10aと室内機20aと換気ユニット30の冷凍サイクル図である。11は冷媒を圧縮する圧縮機であり、吸込側にアキュムレータ15が接続され、吐出側に四方弁12が接続されている。13は室外側熱交換器であり、内部を通過する冷媒と外気との間で熱交換させる。14は冷媒を減圧させるキャピラリチューブであり、冷房運転時又は暖房運転時に冷媒を通過させる。なお、キャピラリチューブ14の代わりに電動膨張弁等を使用してもよい。16はキャピラリチューブ14と並列に接続される電磁弁であり、除湿運転時に冷媒を通過させる。

0018

21は室内側熱交換器であり、家屋1内の被調和空気と冷媒との間で熱交換を行わせ、この室内側熱交換器21で冷却又は加熱された空気を各居室等に戻すものである。この室内側熱交換器21は2分割され、一方が室内空気が通過する際の風上側に、他方が風下側になるように並べて配置されている。この風上側の室内側熱交換器21aと風下側の室内側熱交換器21bとの間に電磁弁22、キャピラリチューブ23、逆止弁24がそれぞれ並列に接続されている。そして冷房運転時は冷媒が電磁弁22を通過し、除湿運転時は冷媒がキャピラリチューブ23を通過し、暖房運転時は冷媒が逆止弁24を通過する。

0019

17aは四方弁12と冷媒配管で接続される太管側サービルバルブであり、室内機20aの太管側バルブ25aと冷媒配管40aを介して接続している。17bは細管側サービスバルブであり、室内機10aの細管側バルブ25bと冷媒配管40bを介して接続されている。室外機10aと室内機20aを冷媒配管40a、40bによって接続することにより、圧縮機11、室外側熱交換器13、キャピラリチューブ14、室内側熱交換器21が環状に接続されて冷凍サイクルが構成される。

0020

18aは太管側サービスバルブであり、四方弁12と室外側熱交換器13との間の冷媒配管から分かれた冷媒配管19aがつながれている。18bは細管側サービスバルブであり、この細管側サービスバルブ18bに接続する冷媒配管19bはキャピラリチューブ14及び電磁弁16と細管側サービスバルブ17bとの間の冷媒配管につながっている。そして太管側サービスバルブ18aは換気ユニットの30の太管側バルブ34aに冷媒配管41aを介して接続され、細管側サービスバルブ18bは換気ユニットの30の細管側バルブ34bに冷媒配管41bを介して接続される。

0021

31は熱回収熱交換器であり、一端が太管側バルブ34aと接続され、他端が細管側バルブ34bに接続されている。つまり熱回収熱交換器31は冷凍回路において室外側熱交換器13と並列に接続される。32はキャピラリチューブ、33はキャピラリチューブ32と並列に接続された電磁弁であり、細管側サービスバルブ17bにつながる冷媒配管19bに設けられている。

0022

この図において、冷房運転時は冷媒は実線で示すように流れる。つまり四方弁12によって圧縮機11の吐出側と室外側熱交換器13側を連通し、圧縮機11の吸込側と室内側熱交換器21側を連通し、電磁弁16、33を閉じ、電磁弁22を開く。

0023

圧縮機11から吐出された冷媒は四方弁12を通過した後に2方向に分かれ、大部分の冷媒が室外側熱交換器13に流れ、一部の冷媒が熱回収熱交換器31に流れる。このとき室外側熱交換器13は凝縮器として作用し、室外側熱交換器13で外気と熱交換された冷媒はキャピラリチューブ14で減圧され、冷媒配管40bを通って室内側熱交換器21に供給される。また、太管側サービスバルブ18aを介して換気ユニット30に供給された冷媒は、熱回収熱交換器で31室内空気と熱交換され、その後室外機10aに戻りキャピラリチューブ32を通過する。キャピラリチューブ32で減圧された冷媒は室外側熱交換器13を通過した冷媒と合流し、室内側熱交換器22に供給される。

0024

換気ユニット30は家屋1内の空気を吸込むため、冷房運転時に熱回収熱交換器31を通過する空気の温度は外気の温度よりも低くなっている。また、熱回収熱交換器31は室外側熱交換器13と並列に接続されているため、熱回収熱交換器31内を流れる冷媒の温度は室外側熱交換器13内を流れる冷媒の温度と同じくらい高温になる。したがって熱回収熱交換器31では高温の冷媒と低温の室内空気が熱交換されるので、熱回収熱交換器31での冷媒の凝縮を促進し、効率よく熱(冷熱)の回収が行われてCOPが向上する。

0025

室内側熱交換器21bを通過した冷媒は電磁弁22を通り、室内側熱交換器21aに流れる。このとき室内側熱交換器21は蒸発器として作用するので、室内機20aに吸込まれる室内空気は冷媒と熱交換して冷やされ、この室内空気を各居室へ供給する。室内側熱交換器21を通過した冷媒は冷媒配管40aを通って室外機10aに戻り、四方弁12、アキュムレータ15を通過して再び圧縮機11に戻る。

0026

暖房運転時は、冷媒は点線で示す通りに流れる。つまり四方弁12によって圧縮機11の吐出側と室内側熱交換器21側を連通し、圧縮機11の吸込側と室外側熱交換器13を連通し、電磁弁16、22、33を閉じる。

0027

圧縮機11から吐出された冷媒は、四方弁12、太管側サービスバルブ17a、太管バルブ25aを通って室内側熱交換器21に流れ込む。このとき電磁弁22が閉じているので冷媒は逆止弁24を流れ、室内側熱交換器21の全てが凝縮器として作用する。そのため、室内側熱交換器21に送風される室内空気は冷媒によって暖められ後、各居室等に供給される。

0028

室内側熱交換器21を通過した冷媒は細管側サービスバルブ17bを通過した後に2方向に分けられ、大部分がキャピラリチューブ14を通過して室外側熱交換器13にながれ、一部分がキャピラリチューブ32を通過した後に細管側サービスバルブ18bを通って熱回収熱交換器31に流れる。このとき室外側熱交換器13は蒸発器として作用し、キャピラリチューブ14で減圧された冷媒は外気と熱交換してガス冷媒になる。

0029

熱回収熱交換器31は蒸発器として作用し、熱回収熱交換器31を通過する室内空気と冷媒とを熱交換する。暖房運転時は熱回収熱交換器31を通過する室内空気の温度は外気の温度よりも高くなっているので、室外側熱交換器13と比較して熱回収熱交換器31での冷媒の蒸発をより促進し、排熱の回収が効率よく行われる。また、室外側熱交換器13と熱回収熱交換器31とが並列に接続されているため、熱回収熱交換器31における冷媒の圧力損失が少なくなり、室外側熱交換器13と熱回収熱交換器31を直列に接続した場合と比較して熱回収効率が向上する。

0030

熱回収熱交換器31を通過した冷媒は太管側サービスバルブ34aを介して室外機10aに流れ、室外側熱交換器13を通過した冷媒と合流して圧縮機11の吸込側に流れる。

0031

除湿運転時は、冷媒は一点鎖線で示す通りに流れる。つまり四方弁11によって圧縮機11の吐出側と室外側熱交換器13側を連通し、圧縮機11の吸込側と室内側熱交換器21側を連通し、電磁弁16、33を開き、電磁弁22を閉じる。このとき室外側熱交換器13及び熱回収熱交換器31が凝縮器として作用し、室内側熱交換器21が蒸発器として作用する。

0032

圧縮機11から吐出された冷媒は四方弁12を通過した後に2方向に分かれ、大部分の冷媒が室外側熱交換器13を通過して電磁弁16を通過する。また、一部分の冷媒は換気ユニット30の熱回収熱交換器31に流入し、室内空気と熱交換してから電磁弁33を通過する。

0033

室外側熱交換器13又は熱回収熱交換器31を通過した冷媒は細管側サービスバルブ17bを介して室内機20aに供給され、室内側熱交換器21b、キャピラリチューブ23、室内側熱交換器21aの順に冷媒が通過する。このとき風下側になる室内側熱交換器21bは凝縮器として作用し、風上側の室内側熱交換器21aは蒸発器として作用するので、室内空気は室内側熱交換器21aを通過するときに冷やされながら除湿され、室内側熱交換器21bを通過するときに暖められて各居室に送風される。したがって室内側熱交換器21を通過する室内空気は、除湿しながら温度を下げ過ぎないようにしている。

0034

室内側熱交換器21を通過した冷媒は太管側サービスバルブ25aを介して室外機10aに戻り、四方弁12、アキュムレータ15を通過して圧縮機11に吸込まれる。

0035

なお、室外機10b及び室内機20bで構成される冷凍回路は、図2に示す冷凍サイクルから熱回収熱交換器31、キャピラリチューブ33、電磁弁32等を除いたものであり、他の構成は図2に示す冷凍回路と同じである。

0036

図3は室外機10aの側面に設けられたサービスバルブ18、40の拡大図であり、図3(a)は冷媒配管40、41が接続された際の状態を示し、図3(b)は冷媒配管40、41が接続される前の状態を示す。サービスバルブ18、40が下から太管側サービスバルブ17a、細管側サービスバルブ17b、細管側サービスバルブ18b、太管側サービスバルブ18aの順に配置され、下側のサービスバルブ17a、17bが室内機20aに接続され、上側のサービスバルブ18a、18bが換気ユニット30へ接続されている。2つの細管サービスバルブ17b、18bはカバー42によって覆われており、冷媒配管40、41が接続される前は太管側サービスバルブ17a、18aには大径のナット43aが取り付けら、細管側サービスバルブ17b、18bには小径のナット43bが取り付けられる。本発明は太管側サービスバルブ17a、18aを外側に配置し、細管サービスバルブ17b、18bを内側に配置したので、各サービスバルブ17、18の間隔が狭くてもナット43を外すためにスパナを入れることができる。

0037

図4は室内機20bの設置状態を示す斜視図である。室内機20bは上部ユニット50と下部ユニット51に分離でき、上部ユニット50内には室内側熱交換器21、電磁弁22、キャピラリチューブ23等が収納され、下部ユニット51内には送風機(図示しない)が収納されている。

0038

上部ユニット50の前面には吸込口52が形成され、この吸込口52には天井に設けられた吸込チャンバ7と連通するダクト5dが取付けられる。吸込口52の側方には電装箱53が配置され、その内部に送風機や電磁弁22等を制御する制御部等の電装部品を収納している。

0039

下部ユニット51の前面に吹出口54が形成され、この吹出口54には天井裏に配置される分岐チャンバ3bと接続されるダクト5bが取付けられる。この下部ユニット51は前面と底面が同じ大きさに形成されており、吹出口54が設けられたパネル55が前面と底面の両方に取付可能になっている。したがって、この室内機20を天井裏に設定するときには吹出口54を有するパネル55を前面に取り付け、この室内機20を1階の階段下に配置するときには吹出口54を有するパネル55を底面に取り付けることで、同じ構成の室内機20で吹出口54の向きを変えることができる。

0040

上部ユニット50の下面と下部ユニット51の上面が同じ大きさに形成され、下部ユニット51に上部ユニット50を重ねた状態で固定具56によって一体にしている。この上部ユニット50と下部ユニット51の互いに向かい合う面は空気が通風できるように形成され、上部ユニット50の吸込口52から吸込んだ空気が下部ユニット51の吹出口54から吹出せるようになっている。上部ユニット50と下部ユニット51を別々に構成しているので、下部ユニット51の向きを変えることで、室内機20bの吸込口52と吹出口54を同一の方向に配置したり、互いに反対方向になるように配置することが可能となる。

0041

57は室内機20bが配置される載置台であり、周縁に亘って上方に突出した立設部57aを設けている。載置台57の後方にはストッパー58が設けられ、載置台57上に置いた室内機20bの背面側がこのストッパー58に当接するようになっている。載置台57の前方には取付具59がネジ止めされており、室内機20bをこの取付具59にネジ止めすることで室内機20bが載置台57に固定される。

0042

載置台57の4隅には固定孔57bが設けられており、この固定孔57bにやネジなどを挿入して、梁等に固定された平板60に載置台57を固定する。

0043

このように室内機20bは載置台上に置いた後に取付具59でネジ止めするだけで固定できるので、室内機20bの設置作業が前面側から行うことができ、天井裏等の作業がやり難い場所でも容易に設置作業ができる。また、載置台57に立設部57aを設けたので、室内機20bからドレン水等が滴下した場合でもこのドレン水を載置台57上に溜めることができるので、天井にドレン水等が落ちることを防止できる。

0044

図5は室内機20aの設置状態を示す斜視図である。この室内機20a本体の基本的な構成は図4に示す室内機20bと同じである。この室内機20aの上部ユニット62は吸込口にフィルタ63が取付けられ、下部ユニット64は吹出口を下面側に設けている。

0045

65は室内機20aが配置される載置台であり、載置台56の中央部分に開口部66を設けたもの形状と同じである。したがって載置台65はその周縁に亘って上方に突出した立設部65aが形成されている。また、載置台65の4隅には、床68に載置台65を固定するための固定孔65bが形成されている。

0046

67は載置台65の開口部66に挿入される連結部であり、上面側が室内機20aの底面に当接できるように平坦に形成され、下方側が床68に設けた開口69の下に配置される分岐チャンバ3aの通気口70の内側に嵌まり込むように筒状の突出部を有している。そして上面側を室内機20aの底面に当接し、下方側を分岐チャンバ3aに嵌め込むことで、室内機20aと分岐チャンバ3aとを空気が通気できるように連結している。

0047

71は補助板であり、室内機20aを連結部66を介して載置台65に置いたときにできる隙間分の厚みを有しており、この補助板71を室内機20aと載置台65との間に介在させることで室内機20aを安定して載置できる。

0048

室内機20aを配置する際は、まず載置台65を床68に固定する。このとき載置台65に取付けられた連結部66が分岐チャンバ3aの通気口70に嵌まるようする。そして室内機20aの背面側が載置台65に取付けられたストッパー72に当接するように載置台65上に置く。このとき室内機20aの底面の吹出口は載置台65の開口部66に位置する。そして載置台65に取付けられた取付具73と室内機20aをネジ止めして、室内機20aを固定する。

0049

そして載置台65は周縁が突出した立設部65aを設けているので、例え室内機20aからドレン水が載置台65上に滴下しても、ドレン水を載置台65で受け止めることができる。また載置台65の開口部66は連結部67によって覆われているので、ドレン水等は載置台65上に保持され、その後蒸発する。

0050

次に本発明の他の実施の形態を説明する。図6は空気調和機を家屋1に設置して、家屋1内の各部屋を空調するシステムの概念図であり、図7は換気ユニット80の概略図である。なお、この実施の形態は図1に示す空気調和機と換気ユニット80の構成が異なるだけであり、同一の構成については同じ符号を付して詳細な説明を省略する。

0051

この換気ユニット80は、室内の空気を吸込んで熱回収をした後に家屋1外に排気する排気運転と、室内の空気を吸込んで熱回収をした後に再び室内に戻す循環運転が可能である。

0052

換気ユニット80内には熱回収熱交換器31と送風機81が収納されており、この熱回収熱交換器31は図2に示すように室外側熱交換器13と並列接続されている。82は1階の廊下につながる吸気ダクト、83は2階の廊下につながる循環ダクト、84は家屋1の外につながる排気ダクトである。85は循環ダクト83と排気ダクト84の空気流路切換えるダンパーであり、循環ダクト83と排気ダクト84のうち一方の空気流路のみを有効にすることができる。

0053

壁に取付けられたリモコンにより排気運転が設定されると、ダンパー85によって循環ダクト83が塞がれ、排気ダクト84が有効になる。そして1階の室内空気を吸気ダクト82により換気ユニット80内に吸込み、熱回収熱交換器31を通過させた後に排気ダクト84より室外に排気する。

0054

また、リモコンにより循環運転が設定されると、ダンパー85により排気ダクト84が塞がれ、循環ダクト83が有効になる。そして1階の室内空気を吸気ダクト82を介して換気ユニット80内に吸込み、熱回収熱交換器31を通過させた後に循環ダクト83より2階の廊下に送風する。

0055

冷房運転と除湿運転のときは熱回収熱交換器31が室内空気よりの高温になるので、熱回収熱交換器31を通過した空気が除湿され、室内空気をより快適な湿度に保つことができる。

0056

なお、この実施の形態では循環運転と排気運転の設定をリモコンにより行ったが、設定温度、室温、湿度等の要素をもとに循環運転と排気運転を自動的に切換えるようにしてもよい。

発明の効果

0057

以上説明したように、本発明によれば、室外側熱交換器と熱回収熱交換器とを冷凍回路において並列に接続し、この熱回収熱交換器を屋内の空気を屋外に排出する換気路に配置したので、熱回収熱交換器を流れる冷媒は室外側熱交換器による熱交換や圧力損失等の影響を受けない。したがって熱回収効率が向上し、COPが向上する。

0058

また本発明によれば、換気ユニットは、熱回収した屋内の空気を屋外に排気する排気運転と熱回収した屋内の空気を屋内に戻す循環運転が選択可能であるので、熱回収の効率を向上させながら、屋内の室内空気を快適な湿度に維持することができる。

0059

また本発明によれば、室内機及び換気ユニットにつながる冷媒配管が接続されるサービスバルブを室外機にまとめて配置し、2つの太管側サービスバルブの間に細管側サービスバルブを配置したので、各サービスバルブが配置される間隔が狭くても、サービスバルブと冷媒配管の接続作業が容易に行える。

図面の簡単な説明

0060

図1本発明の実施の形態の空気調和機を家屋に設置して、家屋内の各部屋を空調するシステムの概念図である。
図2本発明の実施の形態の空気調和機の冷凍回路図である。
図3本発明の実施の形態の室外機に配置されたサービスバルブの拡大図である。
図4本発明の実施の形態の室内機の斜視図である。
図5本発明の実施の形態の室内機の斜視図である。
図6本発明の他の実施の形態の空気調和機を家屋に設置して、家屋内の各部屋を空調するシステムの概念図である。
図7本発明の他の実施の形態の換気ユニットの概略図である。

--

0061

3分岐チャンバ
4吹出チャンバ
5ダクト
7吸込チャンバ
10室外機
13室外熱交換器
20室内機
21室内熱交換器
30換気ユニット
31熱回収熱交換器
57 載置台
57a 立設部

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