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技術 盗難阻止装置、盗難阻止装置のための固定用部材、および盗難阻止装置のための解除装置

出願人 フェールグクレーマン・アクチボラゲット
発明者 クラス・ストルツボ・グスタフソン
出願日 1999年3月31日 (21年8ヶ月経過) 出願番号 1999-092043
公開日 1999年11月26日 (21年1ヶ月経過) 公開番号 1999-324453
状態 未査定
技術分野 錠;そのための付属具
主要キーワード 解除部分 警報部材 対向圧力 弾性固定 舌状部材 マーキング物質 阻止装置 固定開口
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年11月26日)のものです。
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図面 (6)

課題

盗難に遭いやすい商品取付けられて固定されることを目的とし、解除装置(14)と協働するように構築された盗難阻止装置を提供する。

解決手段

ベース部材(4)を含む第1の部材(2)と、ベース部材から突出して商品に通して挿入することを意図した接続部材(6)と、接続部材に取付けられて固定され、ベース部材から離れた方向への動きを防ぐことで盗難阻止装置を商品に固定することを意図した固定用部材(8)とを含む。固定用部材(8)は、そこに備えた記憶特質を有する材料からなる解除部分(66)の形を温度によって変えることにより接続部材から解除され得る。

概要

背景

概要

盗難に遭いやすい商品取付けられて固定されることを目的とし、解除装置(14)と協働するように構築された盗難阻止装置を提供する。

ベース部材(4)を含む第1の部材(2)と、ベース部材から突出して商品に通して挿入することを意図した接続部材(6)と、接続部材に取付けられて固定され、ベース部材から離れた方向への動きを防ぐことで盗難阻止装置を商品に固定することを意図した固定用部材(8)とを含む。固定用部材(8)は、そこに備えた記憶特質を有する材料からなる解除部分(66)の形を温度によって変えることにより接続部材から解除され得る。

目的

この発明の目的は、構造的に単純でかつ安価な上述の種類の盗難阻止装置であって、前記装置の固定機能違法な解除に対して、この種の既知の装置と比べてより安全な盗難阻止装置を提供することである。

効果

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請求項1

盗難に遭いやすい商品取付けられて固定されることを意図した盗難阻止装置であって、前記装置は、ベース部材(4)およびベース部材から突出し、保護すべき商品(12)に通して挿入することを意図した一般に針状の接続部材(6)と、ベース部材(4)から離れた方向への動きに対して盗難阻止装置をしっかりと前記商品(12)上で固定するように取付けられて固定されるように適合された固定用部材(8)とを含み、前記盗難阻止装置は盗難阻止装置を前記商品(12)から解除するための解除装置(14)と協働するように構築され、前記固定用部材(8)が、固定用部材(8)に配置されて記憶特性を有する材料からなる解除部分(66)の形を温度によって変えることにより、接続部材(6)から解除されるように適合されることを特徴とする、盗難阻止装置。

請求項2

接続部材(6)が固定用部材(8)の固定ユニット(10)内に挿入されて固定されることを意図し、前記固定ユニット(10)は前記解除部分(66)と、前記接続部材(6)のまわりをグリップして動かない位置に固定し、さらに前記解除部分(66)の形の変化に応じて解除部分へと移動するように適合された少なくもと2つの固定用舌状部材(56)とを含むことを特徴とする、請求項1に記載の盗難阻止装置。

請求項3

固定ユニット(10)が2つの互いに協働する部分を含み、その一方は前記解除部分(66)であり、他方は前記固定用舌状部材(56)を含む弾性固定板(52)であることを特徴とする、請求項2に記載の盗難阻止装置。

請求項4

接続部材(1)が解除部分(66)の形を前記接続部材(6)に対して一般に半径方向に変えることで解除されることを特徴とする、請求項3に記載の盗難阻止装置。

請求項5

固定用舌状部材(56)が前記接続部材(6)に対して一般に半径方向に解除位置まで移動可能であることを特徴とする、請求項2から5のいずれか1つに記載の盗難阻止装置。

請求項6

解除部分(66)が全体的または部分的に記憶特性を有する金属材料から作られることを特徴とする、請求項1から5のいずれか1つに記載の盗難阻止装置。

請求項7

解除部分(66)の形が温度の上昇に応じて変わることを特徴とする、請求項1から6のいずれか1つに記載の盗難阻止装置。

請求項8

解除部分(66)の温度が誘導加熱によって上昇することを特徴とする、請求項7に記載の盗難阻止装置。

請求項9

解除部分(66)の形が温度の下降に応じて変わることを特徴とする、請求項1から6のいずれか1つに記載の盗難阻止装置。

請求項10

解除部分(66)の形の変化が、固定用舌状部材(56)を有する弾性の固定板(52)に移行されることを特徴とする、請求項2から9のいずれか1つに記載の盗難阻止装置。

請求項11

解除部分(66)がほぼ円形の形状であることを特徴とし、前記接続部材(6)が前記解除部分(66)の形が一般に前記解除部分の半径方向に変わることにより解除される、請求項1から10のいずれか1つに記載の盗難阻止装置。

請求項12

請求項1から11のいずれか1つに記載の盗難阻止装置のための固定用部材。

請求項13

盗難に遭いやすい商品に取付けられて固定されることを意図した盗難阻止装置のための解除装置であって、前記装置はベース部材(4)と、ベース部材から突出し、保護されるべき商品(12)に通して挿入することを意図した一般に針状の接続部材(6)と、ベース部材(4)から離れた方向への動きに対して盗難阻止装置をしっかりと前記商品(12)に固定するように接続部材(6)に取付けられて固定されるように適合された固定用部材(8)とを含み、解除装置が前記固定用部材(8)を受けて直接的または間接的に固定用部材(8)の解除部分(66)の温度変化を引き起こすことを特徴とする、盗難阻止装置のための解除装置。

請求項14

解除装置(14)が交流電源に接続され得るコイル(18)を含み、固定用部材(8)の前記解除部分(66)が、コイルが前記交流電源に接続されると誘導加熱される、請求項13に記載の解除装置。

請求項15

解除装置(14)が前記固定用部材を受けるための座部(16)を含み、前記コイル(18)が前記座部(16)のまわりに配置されることを特徴とする、請求項14に記載の解除装置。

請求項16

座部(16)が、解除装置(14)で受けた固定用部材(8)によって、前記交流電源に前記コイルを接続するように作動される電気接続手段を含むことを特徴とする、請求項15に記載の解除装置。

技術分野

0001

この発明は、盗難に遭いやすい商品取付けられかつ固定されることを意図した盗難阻止装置に関し、さらに、前記商品から盗難阻止装置を解除するための解除装置協働するように設計された盗難阻止装置に関する。この盗難阻止装置は、ベース部材に含まれる第1の部材と、ベース部材から突出し、保護されるべき商品の部分に通して挿入されることを意図した接続部材と、接続部材に取付けられてベース部材から動かないようにそこに固定され、よって関連の商品の部分に盗難阻止装置をしっかりと止めておくことができる固定用部材とを含む。この発明はまた、盗難阻止装置のための固定用部材および解除装置にも関する。

背景技術

0002

この種の対盗難装置すなわち盗難阻止装置は、衣類、鞄、ハンドバッグスーツケース、および容易に携帯できる他の小売商品などの盗難に遭いやすい商品の盗難を防止または阻止する目的で用いられる。この種の装置は、特殊な解除装置の補助によってのみ装置を外すことができる態様で商品に装着されることが意図されており、こうした特殊な解除装置は潜在的な窃盗犯には入手不可能であると想定される。この目的は当然、権限のある人々(たとえば現金の管理者、またはキャッシュレジスタ担当者など)のみがこのような解除装置を扱うことができるようにすることである。この特殊な解除装置の補助なしに盗難阻止装置を取外そうと試みると、商品が破れるか、または盗難阻止装置内に入っており汚染物質を含む脆性アンプル破裂させて汚染物質を放出させるかのいずれかにより、商品にしみを付けるか、もしくは他の何らかの態様で商品を損傷することによって、商品はひどく破損するかまたは使用不可能になる。盗難阻止装置はまた、汚染またはマーキング物質を含む1つ以上のアンプルに代わるものかそれを補足するものとして、警報システムの一部を形成する警報部材を有してもよく、前記警報システムは、盗難に遭いやすい商品が販売されている商店出口にあるセンサ集成装置によってトリガされるように適合される。

0003

通常、導入部分に規定された種類の盗難阻止装置は、磁気解除装置の補助で解除され得る固定用部材を有する。このため、いわゆる海賊版解除装置が開発され使用されて、特殊な解除装置の補助なしに接続部材から固定用部材を違法取外すことにより盗難阻止装置を作動させないことに成功する場合もあった。

発明が解決しようとする課題

0004

この発明の目的は、構造的に単純でかつ安価な上述の種類の盗難阻止装置であって、前記装置の固定機能の違法な解除に対して、この種の既知の装置と比べてより安全な盗難阻止装置を提供することである。

0005

この目的は、前掲の請求項に述べた特徴を有する盗難阻止装置、盗難阻止装置の固定用部材、および付随する解除装置によってこの発明に従って達成される。

課題を解決するための手段

0006

この発明に従うと、固定用部材は、全部または一部に、特殊な記憶特性を有する材料、すなわち変形しても温度変化に応じてその形状または状態などを原形に戻そうとするような材料から作られる固定ユニットを含む。特殊な記憶特性を有する合金、いわゆる記憶合金がこれに対して用いられるのが好ましい。記憶合金という用語は、記憶能力、すなわち変形を被ってもその温度を変えることでその原形に戻ることができる材料を有する合金を指すのに通常用いられる。記憶合金はいわゆる一方向記憶の形式で記憶特性を有してもよく、これは変形を被った商品が温度変化に応じてもとの形に戻り、この過程が成し遂げられる回数はほぼ無制限であることを意味する。記憶合金はまた、二方向記憶特性を有してもよく、これは温度の上昇に反応して元の形に戻ることに加えて、金属がさらに温度の下降に応じて予め定められた変形した形をとることができるということを意味する。

0007

記憶特質を有する通常の合金は、ニッケルチタン系内の多くの変種からなる。他の可能性のある合金の例は、銅−亜鉛アルミニウム合金アルミニウムニッケル合金、銅−アルミニウム−ニッケル合金、および鉄系記憶合金である。

0008

プラスチック材料およびセラミック材料は、記憶特性を有する可能性のある他の材料の例である。

0009

したがって、この発明に従うと、接続部材は、固定用部材の固定ユニットが固定ユニットの温度変化により解除位置に移動することによって固定用部材から解除される。この温度変化はこの発明の範囲内で多くの種々の方法によって達成され、温度は上昇しても下降してもよい。

0010

この発明のある好ましい実施例では、固定ユニットの温度変化は固定ユニットの記憶合金を誘導的に加熱することによって達成される。金属物質、たとえば固定ユニットの全部または一部が記憶合金で作られるこの場合の固定ユニットのような金属物質の誘導加熱は、交流電流が中を通るコイル内またはそのコイルに近接して固定ユニットを位置付けることにより達成される。これにより金属中に渦電流誘導され、当該材料の抵抗によって渦電流の近傍に熱が発生する。

0011

この発明のこの好ましい実施例では、交流電流が供給されたコイルは、前記固定用部材の固定ユニットがコイル内またはコイルの近くに位置付けられ、これで接続部材を解除できるように誘導的に加熱されることができる態様で、解除装置内に配置される。

0012

固定用部材の誘導加熱は重要な利点を有する。というのは、熱が固定ユニットの実際の金属内で即座にかつ直接発達するからである。前記固定用部材の形を変えるのに要する記憶合金の温度変化は非常に急速に起こるので、接続部材を固定用部材から迅速に解除することが可能になる。

0013

この発明の範囲内で、材料の温度変化は他の方法でも達成し得る。たとえば、いわゆるペルチェ効果を利用したり、特別に設計されたノズルを通して熱または冷気を材料に直接運んだり、あるいは何らかの他の適切な方法によって達成され得る。

0014

固定ユニットの形式を解除形式に変えるのに要する温度変化の大きさは権限のない人物には容易に達成できず、これにより、商品からこの発明の盗難阻止装置を取外すための海賊器具を製造することが難しくなる。権限のないの人物は装置の外側からは、2つの部材がどのように互いから外され得るかを見抜くことはできない。固定用部材は使いやすいようにプラスチックケースで囲まれ、このプラスチックケースは加熱すると軟らかくなり、これが固定用部材の外側から固定ユニットを加熱して盗難阻止装置を違法に解除しようとする試みを達成困難にする。固定用部材はまた絶縁性の材料で取囲まれてもよく、これは、外側から固定ユニットを加熱または冷却することにより固定ユニットに必要な温度変化を起こさせることを困難または不可能にする。盗難阻止装置中の汚染物質を含むアンプルは、それに外部接続された警報部材を含むかまたは有してもよく、この警報装置は盗難阻止装置が取付けられた商品が商店または小売店から持ち出され、よって盗難阻止装置がどこか他の場所で操作され得ることを防ぐ。

0015

この発明のある好ましい実施例では、接続部材は、その形状などの形を接続部材に対して基本的には半径方向に直接および/または間接的に変えることにより取外される。この方法で半径方向に動かすことにより、接続部材を積極的に取外すために非常に小さな動きしか必要としないという利点が提供される。よって、この装置の動作の信頼性は非常に高くなる。固定用部材の構築、また原則的には固定ユニットの構築は非常に単純であり、数個の構成要素を含むのみでよく、これらの構成要素は容易に適合され、かつ比較的小さなスペースしか必要としない。結果として、固定用部材、さらには盗難阻止装置は、軽量でかつ製造コストが安価になる。

発明を実施するための最良の形態

0016

図1は、この発明の盗難阻止装置および協働する解除装置の例図である。この盗難阻止装置は2つのユニットからなり、第1の部材2はベース部材4とベース部材から突出した細長い接続部材6とを含み、第2の部材8は固定ユニット10を含む。接続部材6は保護すべき商品の一部に挿入するように意図され、その後第2の部材8すなわち固定用部材が接続部材6に取付けられて固定される。

0017

固定ユニット10は動かないように作られてもよく、よって2つの部材2、8が特殊な解除装置14の補助によって互いから、また商品12から取外されることを可能にする。解除装置14は固定用部材8および固定ユニット10を収容するように適合された座部16を有し、さらに固定用部材8の底部分は固定ユニット10を接続部材6から取外すように位置付けられ得る。解除装置14は座部16のまわりに配置された電流担持コイル18を含む。電気接続装置20は座部の底に位置してもよく、前記接続装置は座部16に位置する固定用部材8によってコイル18を電源に接続するように作動する。上述したように、交流電流がコイル18を通って流れると固定ユニット10に熱が誘導される。

0018

2つの部材2、8の一方または両方は、汚染物質を含む1つ以上のアンプルを含んでもよく、このアンプルは、特殊な解除装置14を用いることなく商品12から対盗難装置を取外そうと試みると破砕または破裂して、アンプル内に含まれる汚染物質が放出されて商品12にしみを付けるかまたは他の何らかの方法で前記商品を損傷するようにされている。部材2、8はまた、汚染物質を含むアンプルの代わりに、あるいはその補足として、電子警報システムの警報部材を備えてもよい。警報部材が汚染物質とともにアンプル中に含まれていれば便利であろう。当然、固定用部材8は汚染物質を含むアンプルまたは警報部材を含まずに、単独で固定用部材として用いることもできるであろう。

0019

図2は、この発明の盗難阻止装置の断面図である。前記装置の2つの部材、すなわち外側に突出する接続部材6を有する第1の部材2と、第2の部材すなわち固定用部材8とは、前記2つの部材2、8の間に挟まれる保護すべき商品(図2には図示せず)とともに互いにしっかり固定されることを意図する。

0020

第1の部材2は、好ましくはプラスチックまたは金属で作られるベース部材4と、好ましくは金属で作られベース部材4に取付けられてそこから突出している針またはピン型の接続部材6とを含む。接続部材6はその外側部分に複数の円形の溝30を含み、これはこれ以降より詳細に述べる態様で固定ユニット10と協働するように意図される。

0021

固定用部材を構成する第2の部材8は、底部分32と、前記底部分に溶接されるかまたは他の何らかの方法で永久に固定される蓋すなわちカバー34とからなるケースを含む。このケース部分は好ましくはプラスチック材料から作られる。前記ケースのカバー34は中心開口部35を有し、そこを通って接続部材6が挿入される。底部分32は中心に位置する雄部分37を含み、これは部材2、8の固定位置に接続部材6の外側部分を収容し、図1を参照して上述したように、解除装置の座部16と協働するように適合される。

0022

ガラスまたは何らかの他の脆性の材料で作られた円筒状のアンプル36は、ケースの底部分32とカバー部分34との間に囲われている。アンプル36はアンプルの端部で、底部分32の斜めの支持面38とカバー部分34の上方向に突出する肩部40との間に固定され得る。アンプル36は原則的に汚染物質42を含み、電子警報システム(図示せず)によって感知されることを意図した警報部材44もまた含み得る。

0023

固定ユニット10は固定用部材8の中心に配置され、前記ケースの底部分32とカバー部分34との間にしっかりと保持される。固定ユニット10は接続部材6を受けて固定するように設計され、カバー部分34と底部分32との間で、第1の部材2を固定用部材8から強制的に外そうとすると固定ユニット10が接続部材6とある程度一緒に動いてアンプル36が壊れ、中の汚染物質を放出するような態様で、締付けられて固定される。

0024

固定ユニット10は、複数の、好ましくは2つの固定用舌状部材56を含むほぼ円形の固定板52と、さらにこの固定板52と協働するほぼ円形の解除部分66とを含む。固定用舌状部材56は接続部材6が挿入開口部35中へ動かされると接続部材6を受けるように、またさらに、挿入開口部35以外の方向に接続部材が動こうとすると接続部材6を固定するように適合される。

0025

図2の固定ユニット10の好ましい実施例は図3〜5により詳細に示される。固定ユニット10は外側のほぼ円形の端部54(図5参照)を有するほぼ円形の固定板52を含む。この固定板52は円の中心部に面し、中心部に配置され、固定開口部50が接続部材6を収容するのをともに規定する部分的に円形の溝58を含む、2つ以上の対向する固定用舌状部材56を有する。

0026

好ましい実施例では、固定板52は一片構造であり、その円形部分に開口部60を有する。開口部60は固定用舌状部材56の間の円弧上、好ましくは前記固定用舌状部材の間の中ほどに配置され、固定板52の端部面62は固定肩部64と隣接している。固定肩部64は底部分32の一部を構成し、固定板52の端部面62はこれによって後の文章から明らかになるように、固定肩部およびケースに対して固定される。

0027

固定板は弾性の材料から作られ、ばね銅、ステンレスばね鋼、または他の何らかの好適な材料のような金属シートから打ち抜かれかつ曲げられ得る。しかしながら、固定板の一つの基本的な特徴は、固定板および付随する固定用舌状部材が弾性であるような材料から形成され、また固定板および付随する固定用舌状部材が弾性であるような寸法にされるということである。図5から特にわかるように、固定板52は、固定板の端部54と固定用部材8の底部分との間の間隙68に取囲まれるように固定用部材8に配置される。

0028

ほぼ円形の解除部分66は固定板52に配置され、円筒の端部54の内面に接する。図示した実施例では、解除部分66は固定肩部64および固定板の一方の端部62から固定板の他方の端部62および固定肩部64まで延在し、よって解除部分66の2つの端部もまた固定肩部64と接することになる。

0029

記憶合金の好ましい実施例では、解除部分66は記憶特性を有する材料から作られ、よって温度変化を被るとその原形に戻ろうとする。解除部分66の原形はしたがって、図3に示すような完全な円形ではなく、図3の線V−Vおよび図2紙面上に主軸を有する楕円形であるといった方がよい。

0030

固定用部材は前記固定用部材の雄部分37を解除装置14上の座部16内に位置することによって解除され、これとともに座部の底にある電気接続部材20が作動してコイル18を交流電源に接続する。こうして熱が即座に解除部分66中に誘導され、解除部分66はこの後、元の楕円形に戻ろうとする。解除部分66のこの形状の変化は、固定板52の内部およびその端部54に対して矢印AおよびB(図5参照)の方向に押す外方向に作用する力が生じ、一方解除部分66の端部は固定肩部64に対して支持するように位置する結果となる。これらの内部圧力の結果、弾性固定板52は間隙68の範囲内で広がり、これによって前記固定板上の固定用舌状部材56が分離して接続部材6の半径方向に広がる。固定用舌状部材56はよって接続部材6上のグリップを離し、したがって接続部材は固定用部材から解除される。

0031

ある好ましい実施例では、接続部材6の円形の溝30は約0.1mmの深さを有する。この好ましい実施例の場合、接続部材を解除するのに必要な接続部材の半径方向の形状変化は、全体で約0.3mmより小さい。したがって、図示した実施例の場合は、解除部分66の形状における温度による変形は、即座に固定用舌状部材56の開く動きに移行され、これによって積極的な開く動きを提供するのに非常に小さな変化しか必要ないという利点を提供する。

0032

当然ながら、この発明は上述のこの発明の実施例に限定されることはなく、前掲の請求の範囲の範囲内でいくつかの変形例が考えられる。たとえば、固定ユニット10の2つの互いに協働する部分、すなわち形が変えられる弾性の固定板および解除部分は、図示した実施例を参照して説明してきたものと構造的に異なってもよい。当然ながら、解除部分は、開いた円形以外の好適な形状であってもよく、これによってまた楕円形でない独創的な形であってもよい。解除部分はまた、固定用舌状部材を解除するように動かすために協働するいくつかの互いに別個の部分を含んでもよい。しかしながら、形状を変える力の最適な使用に関しては、基本的には前記力のすべてが固定用舌状部材を解除するのに利用されるように固定ユニットが構築されることが基本である。この力を最大に利用するためには、解除部分を固定用部材ケース内に配置して対向する力が集まる(taken up)ようにすることもまた必要であり、これは解除部分をケース内に固定された対向圧力手段、すなわちアンビルの表面に接触させることにより効果を上げる。これに代えて、解除部分はこれらの対向力が、たとえば実際の解除部分が閉リングの形状を有するとき、実際の解除部分で集まるように構築されてもよい。弾性の固定板もまた示したものと異なる形状であってもよく、固定用舌状部材の数は2つ以上であってもよい。解除部分および固定板はまた、単一ユニットに結合されてもよい。

0033

図示した例では、固定用舌状部材は接続部材に対して半径方向に開く。しかしながら、固定用舌状部材はこの代わりに別の態様、たとえば固定板に対して接続子の軸方向に作用する解除部分からの解除力によって達成され得る状の動きを用いて開かれてもよい。

0034

この実施例に従うと、解除部分は代替的に、解除部分の半径方向(この場合は接続部材の軸方向と一致する)に、形状が温度に依存して変化する、ほぼ環状のものであっても良い。固定用舌状部材はこれで接続部材の固定位置と解除位置との間のほぼ旋回または回転する動きを示すことになる。

図面の簡単な説明

0035

図1この発明の一実施例に従った盗難阻止装置および協働する解除装置を例示した図である。
図2この発明の盗難阻止装置の一実施例の断面図である。
図3図2の固定ユニットを下から見たところを、簡潔のため周囲の部分は省いて示した図である。
図4図3の線IV−IVで切取ったところの断面図である。
図5図3の線V−Vで切取ったところの断面図である。

--

0036

6接続部材
30円形の溝
52固定板
56固定用舌状部材
66 解除部分

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