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技術 有害絶縁油の回収方法

出願人 松田産業株式会社株式会社エーエルデー・サーモ・テクノロジーズ・ファーイースト
発明者 アルプレヒトメルバー
出願日 1998年4月28日 (21年10ヶ月経過) 出願番号 1998-118487
公開日 1999年11月9日 (20年4ヶ月経過) 公開番号 1999-309222
状態 特許登録済
技術分野 消化剤;有害な化学剤の無害化 固体廃棄物の処理 有機絶縁材料
主要キーワード 真空加熱炉内 PCB油 柱上トランス 真空加熱炉 配電用 電気絶縁油 汚染対策 PCB汚染物
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重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年11月9日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

解決手段

有害絶縁油含浸した部材を用いた電気機器から有害絶縁油を回収する方法において、該電気機器を真空加熱炉に入れ、真空加熱炉内減圧し、減圧を継続しながら電気機器を加熱し、有害絶縁油を含浸した部材を炭化させるとともに有害絶縁油を蒸発させ、真空加熱炉からの排気系上で有害絶縁油蒸気凝縮せしめて回収することを特徴とする有害絶縁油の回収方法

概要

背景

PCB(ポリ塩化ビフェニル)は、その安定性耐熱性絶縁性を利用して電気絶縁油感圧紙等、様々な用途に用いられてきたが、環境中で難分解性であり、生物蓄積しやすく、かつ慢性毒性を有することが明らかになり、生産・使用の中止等され、さらには製造及び輸入も原則禁止された。しかし、廃PCB油の安定的な分解処理方法は未だ確立しておらず、また容器及びPCB汚染物質の処理方法についても同様である。このため、廃PCB油及びこれを含む電気機器は、一部がPCBを密封した上で現在も使用されているのを除いて、事業者等によって保管されているのが現状である。しかし、長期間の保存に伴う事故等によるPCBの環境への漏洩や、これまで使用されてきたPCB使用機器が保管に移されることによる保管量の増大化等の点から、PCB汚染物質処理方法の早期確立が必要とされている。

廃PCB油それ自体の安定的な分解処理方法については、1100℃以上の高温焼却処理法や、アルカリ触媒分解法BCD法)等の化学処理法の開発が進められており、これらの方法に基づいて処理することで廃PCB油を分解して安全なレベルまで無害化することは十分可能であるとされている。

一方、PCB油を含む電気機器や、廃PCB油を抜き取った後の容器、PCBが付着したPCB汚染物質等からPCBを回収する方法については、例えばトランスの場合には抜油した後に溶媒洗浄を施してPCBを除去する方法、同じく傾倒抜油した後に真空加熱によりPCBを蒸発・回収する方法等が考えられている。しかしながら、トランスやコンデンサー等の電気機器には、PCBを含浸せしめた紙・木類からなる部材(以下、絶縁部材と省略することがある)が用いられており、これらの部材からPCBを回収することは困難であった。

このような点に関して、特願平9−99341号には、配電用柱上トランスから抜油した後に、前述の絶縁部材ごと破砕して小片となし、これに所定の条件で溶剤による洗浄を施してPCBを除去し、次いで溶剤にからPCBを分離することによりPCBを回収する方法が開示されている。

また、特開平9−192534号公報及び特開平9−192535号公報には、配電用柱上トランスから抜油した後に、必要に応じて前述の絶縁部材のみを解体裁断してから、真空加熱によりPCBを蒸発・回収する方法が開示されてい

る。

概要

有害絶縁油を含浸した部材を用いた電気機器から有害絶縁油を回収する方法において、該電気機器を真空加熱炉に入れ、真空加熱炉内減圧し、減圧を継続しながら電気機器を加熱し、有害絶縁油を含浸した部材を炭化させるとともに有害絶縁油を蒸発させ、真空加熱炉からの排気系上で有害絶縁油蒸気凝縮せしめて回収することを特徴とする有害絶縁油の回収方法

目的

効果

実績

技術文献被引用数
4件
牽制数
4件

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請求項1

有害絶縁油含浸した部材を用いた電気機器から有害絶縁油を回収する方法において、該電気機器を真空加熱炉に入れ、真空加熱炉内減圧し、減圧を継続しながら電気機器を加熱し、有害絶縁油を含浸した部材を炭化させるとともに有害絶縁油を蒸発させ、真空加熱炉からの排気系上で有害絶縁油蒸気凝縮せしめて回収することを特徴とする有害絶縁油の回収方法

請求項2

真空加熱炉内を0.01〜50mbarに減圧することを特徴とする請求項1記載の有害絶縁油の回収方法。

請求項3

真空加熱炉内で電気機器を250〜650℃に加熱することを特徴とする請求項1又は2記載の有害絶縁油の回収方法。

請求項4

PCBを含む有害絶縁油を含浸せしめた紙・木類からなる部材を用いたコンデンサー又はトランスからPCBを回収する方法において、前記コンデンサー又はトランスを真空加熱炉に入れ、真空加熱炉内を0.01〜50mbarに減圧し、減圧を継続しながら前記コンデンサー又はトランスを250〜650℃に加熱し、PCBを含む有害絶縁油を含浸した部材を炭化させるとともに有害絶縁油を蒸発させ、真空加熱炉からの排気系上でPCBを凝縮せしめて回収することを特徴とする有害絶縁油の回収方法。

技術分野

0001

しかしながら、特願平9−99341号記載の方法のように溶剤を用いて洗浄する方法の場合、工程が複雑化すること、作業環境へPCBが漏洩すること、作業者のPCB汚染対策をとる必要がある等の問題がある。

背景技術

0001

本発明は、PCB等の有害絶縁油含浸した部材を用いた電気機器から有害絶縁油を回収する方法に関する。

課題を解決するための手段

0002

0002

PCB(ポリ塩化ビフェニル)は、その安定性耐熱性絶縁性を利用して電気絶縁油感圧紙等、様々な用途に用いられてきたが、環境中で難分解性であり、生物蓄積しやすく、かつ慢性毒性を有することが明らかになり、生産・使用の中止等され、さらには製造及び輸入も原則禁止された。しかし、廃PCB油の安定的な分解処理方法は未だ確立しておらず、また容器及びPCB汚染物質の処理方法についても同様である。このため、廃PCB油及びこれを含む電気機器は、一部がPCBを密封した上で現在も使用されているのを除いて、事業者等によって保管されているのが現状である。しかし、長期間の保存に伴う事故等によるPCBの環境への漏洩や、これまで使用されてきたPCB使用機器が保管に移されることによる保管量の増大化等の点から、PCB汚染物質処理方法の早期確立が必要とされている。

0003

発明を実施するための最良の形態

0003

廃PCB油それ自体の安定的な分解処理方法については、1100℃以上の高温焼却処理法や、アルカリ触媒分解法BCD法)等の化学処理法の開発が進められており、これらの方法に基づいて処理することで廃PCB油を分解して安全なレベルまで無害化することは十分可能であるとされている。

0004

本発明は、上記課題を解決するものであって、その要旨とするところは以下の通りである。
(1) 有害絶縁油を含浸した部材を用いた電気機器から有害絶縁油を回収する方法において、該電気機器を真空加熱炉に入れ、真空加熱炉内減圧し、減圧を継続しながら電気機器を加熱し、有害絶縁油を含浸した部材を炭化させるとともに有害絶縁油を蒸発させ、真空加熱炉からの排気系上で有害絶縁油蒸気凝縮せしめて回収することを特徴とする有害絶縁油の回収方法

0004

一方、PCB油を含む電気機器や、廃PCB油を抜き取った後の容器、PCBが付着したPCB汚染物質等からPCBを回収する方法については、例えばトランスの場合には抜油した後に溶媒洗浄を施してPCBを除去する方法、同じく傾倒抜油した後に真空加熱によりPCBを蒸発・回収する方法等が考えられている。しかしながら、トランスやコンデンサー等の電気機器には、PCBを含浸せしめた紙・木類からなる部材(以下、絶縁部材と省略することがある)が用いられており、これらの部材からPCBを回収することは困難であった。

0005

(2)真空加熱炉内を0.01〜50mbarに減圧することを特徴とする前記(1)記載の有害絶縁油の回収方法。
(3) 真空加熱炉内で電気機器を250〜650℃に加熱することを特徴とする前記(1)又は(2)記載の有害絶縁油の回収方法。
(4) PCBを含む有害絶縁油を含浸せしめた紙・木類からなる部材を用いたコンデンサー又はトランスからPCBを回収する方法において、前記コンデンサー又はトランスを真空加熱炉に入れ、真空加熱炉内を0.01〜50mbarに減圧し、減圧を継続しながら前記コンデンサー又はトランスを250〜650℃に加熱し、PCBを含む有害絶縁油を含浸した部材を炭化させるとともに有害絶縁油を蒸発させ、真空加熱炉からの排気系上でPCBを凝縮せしめて回収することを特徴とする有害絶縁油の回収方法。

0005

このような点に関して、特願平9−99341号には、配電用柱上トランスから抜油した後に、前述の絶縁部材ごと破砕して小片となし、これに所定の条件で溶剤による洗浄を施してPCBを除去し、次いで溶剤にからPCBを分離することによりPCBを回収する方法が開示されている。

0006

また、特開平9−192534号公報及び特開平9−192535号公報には、配電用柱上トランスから抜油した後に、必要に応じて前述の絶縁部材のみを解体裁断してから、真空加熱によりPCBを蒸発・回収する方法が開示されてい

0006

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る。

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発明の効果

0019

図面の簡単な説明

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図1本発明を実施する装置の一例を示す概略図である。
図2真空加熱炉1内の加熱温度と圧力との状態の経時的な変化を示す図表である。
図3(a)絶縁油を用いたコンデンサの構造を示す概略図。
(b)コンデンサ素子の構造を示す概略図。

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