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技術 発注数量計算装置及び記録媒体

出願人 中国日本電気ソフトウェア株式会社
発明者 中原徹也
出願日 1998年4月27日 (22年7ヶ月経過) 出願番号 1998-117413
公開日 1999年11月5日 (21年0ヶ月経過) 公開番号 1999-306251
状態 拒絶査定
技術分野 物流システム 物品の積み重ね及び付属装置 特定用途計算機
主要キーワード 係数変更処理 予測処理装置 変動因子 スケジュール検索 出荷数 季節変動 出荷数量 予測数
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年11月5日)のものです。
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図面 (5)

課題

非定量的に出荷がある商品であっても在庫過多在庫不足を防ぐことができる発注数量計算装置及び該装置に用いるプログラムを記録した記録媒体を提供する。

解決手段

商品の出荷予測数を算出する予測処理装置1と、予測処理装置1から出力された商品毎の日別の出荷予測数、並びに商品毎の係数、商品毎の在庫数量及び商品毎の発注スケジュールを記憶する記憶部3と、記憶部3から前記出荷予測数量、係数、在庫数量及び発注スケジュールを読み出して商品毎に発注数量を以下の式(1)で計算するデータ処理装置2とを備える構成とする。

発注数量=(当日から次次回入荷予定日までの日別の出荷予測数の和)×係数−在庫数量・・・(1)

概要

背景

卸売問屋等では、いつでも販売店商品を供給できるようにするため品切れにならないように製品ストックする一方、倉庫を有効利用するため在庫数を最小限にする必要性がある。そのため、商品の在庫を切らさない程度の最小限の数量を計算して発注する必要がある。

従来、よく使用されていた発注数量計算の仕組みには、ある数量を発注点として、現在の在庫数がその発注点を下回ったときに、ある数量まで在庫が達するように発注数量を計算し、発注を行うという発注点方式がある。

概要

非定量的に出荷がある商品であっても在庫過多在庫不足を防ぐことができる発注数量計算装置及び該装置に用いるプログラムを記録した記録媒体を提供する。

商品の出荷予測数を算出する予測処理装置1と、予測処理装置1から出力された商品毎の日別の出荷予測数、並びに商品毎の係数、商品毎の在庫数量及び商品毎の発注スケジュールを記憶する記憶部3と、記憶部3から前記出荷予測数量、係数、在庫数量及び発注スケジュールを読み出して商品毎に発注数量を以下の式(1)で計算するデータ処理装置2とを備える構成とする。

発注数量=(当日から次次回入荷予定日までの日別の出荷予測数の和)×係数−在庫数量・・・(1)

目的

本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、非定量的に出荷がある商品であっても在庫過多、在庫不足を防ぐことができる発注数量計算装置及び該装置に用いるプログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

商品の出荷予測数を算出する予測処理装置と、前記予測処理装置から出力された商品毎の日別の出荷予測数、並びに商品毎の係数、商品毎の在庫数量及び商品毎の発注スケジュールを記憶する記憶部と、前記記憶部から前記出荷予測数量、係数、在庫数量及び発注スケジュールを読み出して商品毎に発注数量を以下の式(1)で計算するデータ処理装置とを備えることを特徴とする発注数量計算装置。発注数量=(当日から次次回入荷予定日までの日別の出荷予測数の和)×係数−在庫数量・・・(1)

請求項2

請求項1記載の発注数量計算装置において、入力装置を備え、かつ、前記データ処理部が、前記入力装置から入力された係数で、前記記憶部に記憶された前記係数を書き換える係数変更装置を有することを特徴とする発注数量計算装置。

請求項3

請求項1又は2記載の発注数量計算装置において、前記記憶部が、前記データ処理装置によって処理され出力された発注数量を記憶することを特徴とする発注数量計算装置。

請求項4

商品の出荷予測数を算出する予測処理装置と、データを記憶する記憶部と、プログラムにより制御されるデータ処理装置とを備える発注数量計算装置の前記データ処理装置に読み込まれてデータ処理を実行するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記プログラムが、前記記憶部に前記予測処理装置から出力された商品毎の日別の出荷予測数、並びに商品毎の係数、商品毎の在庫数量及び商品毎の発注スケジュールを記憶させる処理と、前記データ処理装置に、前記記憶部から前記出荷予測数、前記係数、前記在庫数量及び前記発注スケジュールを読み出して商品毎に発注数量を以下の式(1)で計算させる処理を実行させることを特徴とするプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。発注数量=(当日から次次回入荷予定日までの日別の出荷予測数の和)×係数−在庫数量・・・(1)

請求項5

商品の出荷予測数を算出する予測処理装置と、前記出荷予測処理装置から出力された商品毎の日別の出荷予測数、商品毎の係数、商品毎の在庫数量及び発注スケジュールを記憶している記憶部と、プログラムにより制御されるデータ処理装置とを備える発注数量計算装置の前記データ処理装置に読み込まれてデータ処理を実行するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記プログラムが、前記データ処理装置に、前記記憶部から前記出荷予測数量、前記係数、前記在庫数量及び前記発注スケジュールを読み出して商品毎に発注数量を以下の式(1)で計算させる処理を実行させることを特徴とするプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。発注数量=(当日から次次回入荷予定日までの日別の出荷予測数の和)×係数−在庫数量・・・(1)

請求項6

請求項4又は請求項5記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、前記発注数量計算装置が入力装置を備え、かつ、前記プログラムが、前記データ処理装置に、前記入力装置から入力された係数で、前記記憶部に記憶された前記係数を書き換える処理を実行させることを特徴とするプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

技術分野

0001

本発明は、発注数量計算装置及び記録媒体に関し、特に、出荷予測数量に基づく発注数量を経験などに基づいて補正して適正な発注を行うことができる発注数量計算装置及び発注数量計算プログラムを格納した記録媒体に関する。

背景技術

0002

卸売問屋等では、いつでも販売店商品を供給できるようにするため品切れにならないように製品ストックする一方、倉庫を有効利用するため在庫数を最小限にする必要性がある。そのため、商品の在庫を切らさない程度の最小限の数量を計算して発注する必要がある。

0003

従来、よく使用されていた発注数量計算の仕組みには、ある数量を発注点として、現在の在庫数がその発注点を下回ったときに、ある数量まで在庫が達するように発注数量を計算し、発注を行うという発注点方式がある。

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、従来の発注点方式によると、定量的に出荷がある商品であれば問題ないが、非定量的に出荷がある商品では、在庫過多、あるいは在庫不足に陥りやすい欠点があった。

0005

本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、非定量的に出荷がある商品であっても在庫過多、在庫不足を防ぐことができる発注数量計算装置及び該装置に用いるプログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

上記目的を達成するため、請求項1記載の発注数量計算装置は、商品の出荷予測数を算出する予測処理装置と、前記予測処理装置から出力された商品毎の日別の出荷予測数、並びに商品毎の係数、商品毎の在庫数量及び商品毎の発注スケジュールを記憶する記憶部と、前記記憶部から前記出荷予測数量、係数、在庫数量及び発注スケジュールを読み出して商品毎に発注数量を以下の式(1)で計算するデータ処理装置とを備える構成としてある。
発注数量=(当日から次次回入荷予定日までの日別の出荷予測数の和)×係数
−在庫数量・・・(1)

0007

このような構成の発明によれば、予測処理装置によって出荷予測を計算すると共に、商品毎の任意の係数で計算された出荷予測値を補正できるので、非定量的に出荷がある商品に対しても対応できると共に、経験などによって係数で出荷予測値を補正して発注数量を調整することができるため、予測の精度が低い場合などによって発生する不都合を、係数の増減のみで対処することができ、より正確な発注数量を計算することができる。

0008

請求項2記載の発注数量計算装置は、請求項1記載の発注数量計算装置において、入力装置を備え、かつ、前記データ処理部が、前記入力装置から入力された係数で、前記記憶部に記憶された前記係数を書き換える係数変更装置を有する構成としてある。このような構成の発明によれば、商品毎に係数を入力して変更できるので、より正確な発注数量を計算することができる。

0009

請求項3記載の発注数量計算装置は、請求項1又は2記載の発注数量計算装置において、前記記憶部が、前記データ処理装置によって処理され出力された発注数量を記憶する構成としてある。このような構成の発明によれば、記憶された発注数量に基づいて、印刷したり直接注文書を印刷させるなどが可能となる。

0010

請求項4記載の記録媒体は、商品の出荷予測数を算出する予測処理装置と、データを記憶する記憶部と、プログラムにより制御されるデータ処理装置とを備える発注数量計算装置の前記データ処理装置に読み込まれてデータ処理を実行するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記プログラムが、前記記憶部に前記予測処理装置から出力された商品毎の日別の出荷予測数、並びに商品毎の係数、商品毎の在庫数量及び商品毎の発注スケジュールを記憶させる処理と、前記データ処理装置に、前記記憶部から前記出荷予測数、前記係数、前記在庫数量及び前記発注スケジュールを読み出して商品毎に発注数量を上記の式(1)で計算させる処理を実行させる構成としてある。

0011

このような構成の発明によれば、記録媒体に記録したプログラムをデータ処理装置に読み込んで実行させることにより、上述した発注数量計算装置を構築できる。

0012

請求項5記載の記録媒体は、商品の出荷予測数を算出する予測処理装置と、前記出荷予測処理装置から出力された商品毎の日別の出荷予測数、商品毎の係数、商品毎の在庫数量及び発注スケジュールを記憶している記憶部と、プログラムにより制御されるデータ処理装置とを備える発注数量計算装置の前記データ処理装置に読み込まれてデータ処理を実行するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記プログラムが、前記データ処理装置に、前記記憶部から前記出荷予測数量、前記係数、前記在庫数量及び前記発注スケジュールを読み出して商品毎に発注数量を上記の式(1)で計算させる処理を実行させる構成としてある。

0013

このような構成の発明によれば、記録媒体に記録したプログラムをデータ処理装置に読み込んで実行させることにより、上述した発注数量計算装置を構築できる。

0014

請求項6記載の記録媒体は、請求項4又は請求項5記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、前記発注数量計算装置が入力装置を備え、かつ、前記プログラムが、前記データ処理装置に、前記入力装置から入力された係数で、前記記憶部に記憶された前記係数を書き換える処理を実行させる構成としてある。

0015

このような構成の発明によれば、商品毎に係数を入力して変更できるので、より正確な発注数量をデータ処理装置に計算させることができる。

発明を実施するための最良の形態

0016

以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の発注数量計算装置の第1実施形態を示すブロック図である。この発注数量計算装置11は、商品の日別の出荷予測(計画)数を出力する予測処理装置1と、プログラム制御により動作するデータ処理装置2と、情報を記憶する記憶部3と、キーボードなどの入力装置4とを有する。

0017

予測処理装置1は、商品の日別の出荷予測数を出力するものであれば手段は問わない。例えば、前年度の実際の出荷データに基づいて出荷予測数を出力するものでも良く、出荷計画に基づいて出荷数を出力するものでも良い。

0018

記憶部3は、日別出荷予測記憶部31と、商品情報記憶部32と、在庫情報記憶部33と、発注スケジュール記憶部34と、発注数量記憶部35とを備えている。日別出荷予測記憶部31は、予測処理装置1から出力された商品毎の日別の出荷予測数を受けて、商品毎に年月別に出荷予測数量を記憶する。

0019

商品情報記憶部32は、商品毎の係数という数量と、商品を発注する仕入先の情報を予め記憶している。係数は、商品に応じて入力装置4を介して予め入力されているが、状況に応じて随時変更することができる。在庫情報記憶部33は、商品毎の現在の在庫数量を記憶している。この在庫数量は、入力装置4を介して予め入力されている。

0020

発注スケジュール記憶部34は、仕入先毎の発注日(商品を注文できる日)、及び入荷予定日(注文した商品が入荷できる日)の情報を記憶している。この発注日、及び入荷予定日は、入力装置4を介して予め入力されている。

0021

データ処理装置2は、日別出荷予測検索装置21、商品情報検索装置22、在庫情報検索装置23、発注スケジュール検索装置24、発注数量検索装置25と、係数変更装置26とを備えている。

0022

日別出荷予測検索装置21は、日別出荷予測記憶部31から当月の年月をキーにして、商品、日別の出荷予測数を検索して取得し、その商品と日別の出荷予測数を商品情報検索装置22に出力する。一つの商品の検索が終了した段階で処理を終了する。商品情報検索装置22は、商品情報記憶部32から日別出荷予測検索装置21で検索した商品をキーにして、その商品の係数と、商品を発注する仕入先を検索して取得し、在庫情報検索装置23に出力し、在庫情報検索装置23に処理を移行する。

0023

在庫情報検索装置23は、在庫情報記憶部33から日別出荷予測検索装置21で検索した商品をキーにして、その商品の現在の在庫数量を検索して取得し、発注スケジュール検索装置24に出力し、発注スケジュール検索装置24に処理を移行する。発注スケジュール検索装置24は、商品情報検索装置22で検索した仕入先をキーにして、その仕入先の次回の発注日、次回の入荷予定日、次次回の発注日、次次回の入荷予定日を検索して取得し、発注数量計算装置25に出力し、発注数量計算装置25に処理を移行する。

0024

発注数量計算装置25は、日別出荷予測検索装置21で検索した商品の次回の発注数量を、以下の式(1)を用いて計算する。

0025

発注数量=(当日から次次回入荷予定日までの日別の出荷予測数の和)×係数
−在庫数量・・・(1)
すなわち、発注数量計算装置25は、当日から次次回発注日の入荷予定日までの出荷予測数量を加算し、更にその値から在庫数量を減算した値を次回発注数量とする。

0026

計算した発注数量が0以下の場合は、全て0にする。日別出荷予測検索装置21で検索した商品、計算した結果の次回発注数量、発注スケジュール検索装置24で検索した次回の発注日等を発注情報として、発注数量記憶部35に出力し、その商品の発注数量の計算を終了する。そして、日別出荷予測検索装置21に処理を移行する。係数変更装置26は、キーボードなどの入力装置4からの入力を受けて商品情報記憶部32に記憶している商品毎の係数を変更する。

0027

図2は、図1に示した発注数量計算装置11の動作を示すフローチャートである。以下、図1図2を参照しながら本実施形態の発注数量計算装置11の動作について説明する。予め、日別出荷予測記憶部31は、予測処理装置1から出力された商品毎の日別の出荷予測数を受けて、商品毎に年月別に出荷予測数量を記憶している。また、商品情報記憶部32は入力装置4から入力された商品毎の係数及び仕入先を記憶し、在庫情報記憶部33は、入力装置4から入力された商品毎の在庫数量を記憶し、発注スケジュール記憶部34は、入力装置4から入力された仕入先毎の発注日及び入荷予定日を記憶している。

0028

テップ1で、日別出荷予測検索装置21は、日別出荷予測記憶部31から、当月の年月をキーにして最初の1件の商品の日別出荷予測数量のデータを検索する。例えば、当月が1998年4月であれば、1998年4月をキーにして、データ(商品、その商品の日別出荷予測数量)を例えば5日:6個、6日:4個、7日:5個、8日:3個、9日:2個といった具合に読み込む。ここで、最初の商品名が商品Aであったとする。

0029

ステップ2で、最初の1件の商品Aの日別出荷予測数量のデータがなかった場合は処理を終了し、次の商品の日別出荷予測数量のデータを検索する。データが存在した場合、日別出荷予測検索装置21は、商品Aとその日別出荷予測数量データを商品情報検索装置22に出力する。

0030

次に、ステップ3で、商品情報検索装置22は、ステップ1で読み込んだ商品をキーにして商品情報記憶部32から、その商品の係数及び仕入先を検索して読み込む。例えば、ステップ1で読み込んだ商品Aをキーにして読み込んだ係数が1.5、仕入先が会社Aであったとする。商品情報検索装置22は、ステップ1で読み込んだデータに加えて、係数と仕入先を在庫情報検索装置23に出力する。

0031

次に、ステップ4で、在庫情報検索装置23は、ステップ1で読み込んだ商品をキーにして在庫情報記憶部33から、その商品の現在の在庫数を検索する。この場合は、商品Aをキーにして読み込み、読み込んだ在庫数は9であったとする。在庫情報検索装置23は、ステップ1、ステップ2で読み込んだデータに加えて、在庫数を発注スケジュール情報検索装置24に出力する。

0032

次に、ステップ5で、発注スケジュール情報検索装置24は、ステップ3で読み込んだ仕入先と当月の年月をキーにして発注スケジュール情報記憶部から、その仕入先と発注スケジュールを読み込み、当日の日付をもとにして次回発注日、次回発注日の入荷予定日(発注した商品が実際に入荷する日)、次次回発注日、次次回発注日の入荷予定日を検索する。

0033

次回発注日、次次回発注日が当月内に見つからなかった場合は、翌月の仕入先の発注スケジュールデータを発注スケジュール情報記憶部34から読み込み、次次回発注日を検索する。もし、次次回発注日の入荷予定日が当月ではなく翌月の場合(ステップ6)は、ステップ7で、商品と翌月の年月をキーにして日別出荷予測記憶部31からデータを読み込んでおく。

0034

次次回発注日が当月に検索できたときは(ステップ6)、次回発注日、次回発注日の入荷予定日、次次回発注日、次次回発注日の情報をステップ1,ステップ3、ステップ4で読み込んだ情報と共に、発注数量計算装置25に出力する。例えば、仕入れ会社Aと1998年4月をキーにして読み込み、読み込んだ結果である発注情報が、次回発注日4/6、次回発注日の入荷予定日4/7、次次回発注日4/8、次次回発注日の入荷予定日4/9であったとする。

0035

次に、ステップ8で、発注数量計算装置25は、それまでに取得した情報をもとに発注数量の計算を行い、発注数量記憶部35に商品、次回発注日及び発注数量を出力する。

0036

このときの計算方法は、以下の(2)、(3)の式を用いて行う。

0037

必要数量=当日から次次回発注日の入荷予定日までの日別出荷予測の和
・・・(2)
発注数量=必要数量×係数−在庫数量・・・(3)
式(2)の必要数量とは、当日から次回発注分でもたせないといけない数量、すなわち、当日から次次回発注分が入荷する日までの日々の出荷予測の和としている。この必要数量が、最低限必要な数量である。

0038

式(3)の発注数量は、この必要数量に係数を乗算し、現在の在庫数量を減算する計算を行っている。これらの式(2)と(3)とを合わせたのが(1)式である。

0039

係数が1のときは、出荷予測に基づいた出荷実績になれば、次次回発注分の入荷予定日に在庫数量がちょうど0になる計算となる。仮に、係数を1.5とすると、必要数量が実際の予測した数の1.5倍となり、予測した数が実績に近い値であれば、その間に必要な数の半分を余分な在庫としてもつことになる。このように、係数は、予測の出荷数量をどれだけ信用するか、また、予測した数よりどのくらい余分に在庫をもたせるかという意味を有する。例えば、商品によっては季節変動や、天候の予測などによって予測数量が異なるものもあり、このような予測数量に対する変動因子を考慮して経験に基づく係数を任意に設定することができるのが本発明の特徴である。また、予測数値を信用して係数を1にして、機械に任せる選択も可能である。

0040

また、本実施形態では、キーボードなどの入力装置4から係数を入力して係数変更装置26から商品情報記憶部32に記憶されている係数を変更することが可能になっている。係数変更装置26は、例えば、図示しない表示装置に商品と共にその商品の係数を一覧表示させ、変更するかしないかの選択を与えるようにすることができる。

0041

上記の計算を具体例をもって説明すると、当日が4/5で次次回発注日の入荷予定日が4/9であるため、4/5〜4/9までの5日間の日別の予測数が必要である。その予測数を例えばそれぞれ4/5日:6個、4/6日:5個、4/7日:4個、4/8日:3個、4/9日:2個であったとすると、必要数量は下記の式から20個となる。

0042

必要数量=6+5+4+3+2=20
係数は1.5、現在の在庫数は9であったため、発注数量は以下の式で21個となる。

0043

発注数量=20×1.5−9=21
実際のこの数量で発注を行い、予測通りに実績があがったとすると、次次回発注日の入荷予定日には在庫数量は10となり、この間に必要な数量の半分を在庫としてもつことになる。言い換えれば、この間に予測と実績の差が半分以内であれば在庫切れが起こらないことになる。しかし、一方、予測より実績が少なければ、過大な在庫を抱えることになる。

0044

発注数量記憶部35に出力した後、ステップ9で、日別出荷予測記憶部31から当月分の次の商品のデータを読み込み、データがあるか否かをステップ10で判断し、データがあれば、ステップ3へ戻り、ステップ3〜ステップ9を繰り返す。ステップ9で読み込む商品のデータがなくなったとき、処理を終了する。

0045

このように、本実施形態の発注数量計算装置によれば、予測をもとに発注数量を計算しているが、任意の数値である係数を計算式に入れたことにより、係数を増減させることで発注数量を調整することができる。そのため、予測の精度が低い場合であっても、経験に基づいて係数を増減することによって発注数量を補正して対応することができ、柔軟な計算方法であるといえる。

0046

次に、図3を参照しながら、本発明の発注数量計算装置の第2実施形態のついて説明する。図3は、第2実施形態を示すブロック図である。この発注数量計算装置12は、図1と同様の予測処理装置1と入力装置4とを有し、内部にCPUやメインメモリを備えるデータ処理部6と、データを記憶する記憶部7と、プログラムを記録した記録媒体8を有する。この記録媒体8は、発注数量計算プログラムを記録した磁気ディスクその他のコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。

0047

記録媒体に記録されているプログラムは、第1実施形態の記憶部3とデータ処理装置2と同じ働きを記憶部7とデータ処理装置6に実現させる発注数量計算プログラムである。すなわち、記憶部7に対しては、予測処理装置1からの出力結果として商品毎の日々の出荷予測数量を記憶する日別出荷予測記憶部31と、商品毎の発注数量を算出する際に使用する係数及び仕入先を記憶する商品情報記憶部32と、商品毎の現在の在庫数を記憶する在庫情報記憶部33と、商品を管理している仕入先毎の発注日、入荷予定日を記憶している発注スケジュール情報記憶部34と、商品、次回発注日及び計算された発注数量を記憶する発注数量記憶部35の領域を形成する。

0048

また、データ処理装置6に対しては、日別出荷予測記憶部31から当月の年月をキーにして、商品、日別の出荷予測数を検索し、読み出す処理を行う日別出荷予測検索処理と、商品情報記憶部32から日別出荷予測検索処理で検索した商品をキーにして、その商品の係数と、商品を発注する仕入先を検索して取得する商品情報検索処理と、在庫情報記憶部33から日別出荷予測検索処理で検索した商品をキーにして、その商品の現在の在庫数量を検索して取得する在庫情報検索処理と、商品情報検索処理で検索した仕入先をキーにして、その仕入先の次回の発注日、次回の入荷予定日、次次回の発注日、次次回の入荷予定日を検索して取得する発注スケジュール検索処理と、日別出荷予測検索処理で検索した商品毎の発注数量を以下の式(1)を用いて計算し、商品、計算した発注数量、及び次回の発注数量を発注数量記憶部35に出力する発注数量計算処理とを実行させる。

0049

発注数量=(当日から次次回入荷予定日までの日別の出荷予測数の和)×係数
−在庫数量・・・(1)
また、データ処理装置6に対して、キーボードなどの入力装置4からの入力を受けて商品情報記憶部32に記憶している商品毎の係数を変更する係数変更処理も実行させる。

0050

データ処理装置の図示しないCPUは、メインメモリに読み込まれた発注数量計算プログラムに制御されて、記憶部7に上述した記憶部31〜35を設け、図2に示したフローチャートと同じ処理を実行させることができる。

0051

更に、図4は、本発明の発注数量計算装置の第3実施形態を示す。この発注数量計算装置13は、図1と同様の予測処理装置1と記憶部3と入力装置4とを有し、内部にCPUやメインメモリを備えるデータ処理部6と、プログラムを記録した記録媒体9を有する。

0052

記憶部3は、第1実施形態と同じく、予測処理装置からの出力結果として商品毎の日々の出荷予測数量を記憶している日別出荷記憶部31と、商品毎の発注数量を算出する際に使用する係数及び仕入先を記憶している商品情報記憶部32と、商品毎の現在の在庫数を記憶する在庫情報記憶部33と、商品を管理している仕入先毎の発注日、入荷予定日を記憶している発注スケジュール情報記憶部34と、商品、次回発注日及び計算された発注数量を記憶する発注数量記憶部35とを備える。

0053

記録媒体9に記録されているプログラムは、第1実施形態のデータ処理装置2と同じ働きをデータ処理装置6のCPUに行わせることができる発注数量計算プログラムである。すなわち、日別出荷予測記憶部31から当月の年月をキーにして、商品、日別の出荷予測数を検索し、読み出す処理を行う日別出荷予測検索処理と、商品情報記憶部32から日別出荷予測検索処理で検索した商品をキーにして、その商品の係数と、商品を発注する仕入先を検索して取得する商品情報検索処理と、在庫情報記憶部33から日別出荷予測検索処理で検索した商品をキーにして、その商品の現在の在庫数量を検索して取得する在庫情報検索処理と、商品情報検索処理で検索した仕入先をキーにして、その仕入先の次回の発注日、次回の入荷予定日、次次回の発注日、次次回の入荷予定日を検索して取得する発注スケジュール検索処理と、日別出荷予測検索処理で検索した商品毎の発注数量を上記(1)式を用いて計算し、商品、計算した発注数量、及び次回の発注数量を発注数量記憶部35に出力する発注数量計算処理と、キーボードなどの入力装置4からの入力を受けて商品情報記憶部32に記憶している商品毎の係数を変更する係数変更処理を行う。

0054

データ処理装置6は、このような発注数量計算プログラムを記録媒体9からメインメモリに読み込み、読み込まれた発注数量計算プログラムでCPUが制御され、図2に示したフローチャートと同じ処理を実行することができる。

発明の効果

0055

以上説明したように、本発明の発注数量計算装置によれば、予測をもとに発注数量を計算すると共に、任意の係数を用いて発注数量を調整することができるため、非定量的に出荷がある商品であっても在庫過多、在庫不足を防ぐことができ、しかも予測の精度が低い場合などによって発生する不都合を、係数の増減のみで対処することができ、より正確な発注数量を計算することができる。

図面の簡単な説明

0056

図1本発明の発注数量計算装置の第1実施形態を示すブロック図である。
図2図1に示した発注数量計算装置の動作を説明するフローチャートである。
図3本発明の発注数量計算装置の第2実施形態を示すブロック図である。
図4本発明の発注数量計算装置の第3実施形態を示すブロック図である。

--

0057

1予測処理装置
2データ処理装置
21日別予測検索装置
22商品情報検索装置
23在庫情報検索装置
24発注スケジュール情報検索装置
25係数変更装置
3 記憶部
31 日別出荷予測記憶部
32商品情報記憶部
33 在庫情報記憶部
34 発注スケジュール情報記憶部
35発注数量記憶部
4 入力装置

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