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技術 傾斜屋根用屋根材及び屋根構造

出願人 積水化学工業株式会社株式会社住環境研究所
発明者 鈴木良一大西克則
出願日 1999年1月19日 (22年1ヶ月経過) 出願番号 1999-010819
公開日 1999年11月2日 (21年3ヶ月経過) 公開番号 1999-303327
状態 特許登録済
技術分野 屋根ふき・それに関連する装置または器具
主要キーワード 補強突条 溝型部材 基準モジュール 骨組み体 積層成形物 中空筒 化粧模様 一体成形物
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年11月2日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

課題

野地板垂木が不要であり、このため材料費施工作業費を減少できる傾斜屋根用屋根材及び屋根構造を提供することである。

解決手段

屋根面としての強度を有し軒先からに達する長尺屋根材の一方の側縁に沿って上方開口で且つ屋根支持強度を有する溝型部が設けられ、この溝型部の溝内に嵌合可能な縁部が屋根材の他方の側縁に沿って設けられており、この屋根材を、建物本体の軒先部と棟部とに掛け渡し、その溝型部の溝内に隣接する屋根材の縁部を嵌合して葺く。

概要

背景

従来から、実開昭60ー242238号公報や実開平2ー171451号公報に記載されているように建物屋根部分ユニット化したものが公知である。この屋根構造は、棟側に配設される複数の棟側屋根ユニットと、この棟側屋根ユニットより軒側に隣接して配設される複数の軒側屋根ユニットとを有し、複数の建物ユニット上に据え付けられて構成されている。この場合、図8に示すように、軒側屋根ユニット2aは、棟梁3a,梁4a,トラス5a,束6a,垂木7aにて骨組み体8aが構成され、この骨組み体8aの垂木7a上に、野地板9a,防水材(たとえばアスファルトフェルト)10a,屋根瓦11aを施工するようにしている。

概要

野地板や垂木が不要であり、このため材料費施工作業費を減少できる傾斜屋根用屋根材及び屋根構造を提供することである。

屋根面としての強度を有し軒先からに達する長尺屋根材の一方の側縁に沿って上方開口で且つ屋根支持強度を有する溝型部が設けられ、この溝型部の溝内に嵌合可能な縁部が屋根材の他方の側縁に沿って設けられており、この屋根材を、建物本体の軒先部と棟部とに掛け渡し、その溝型部の溝内に隣接する屋根材の縁部を嵌合して葺く。

目的

本発明の目的は、野地板上の防水材工事が不要であったり、更には野地板や垂木までも不要であり、このため材料費や施工作業費を減少できる傾斜屋根用屋根材及び屋根構造を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

屋根面としての強度を有し軒先からに達する長尺屋根材の一方の側縁に沿って上方開口で且つ屋根支持強度を有する溝型部が設けられ、この溝型部の溝内に嵌合可能な縁部が屋根材の他方の側縁に沿って設けられていることを特徴とする傾斜屋根用屋根材

請求項2

屋根材にその雨水の流れ方向に略直交して補強突条が設けられ、屋根材が傾斜屋根に設置された時この補強突条はその水上側が雨水の流下可能な水平以上の傾斜面となることを特徴とする請求項1記載の傾斜屋根用屋根材。

請求項3

請求項1又は2記載の屋根材が、建物本体の軒先部と棟部とに掛け渡され、その溝型部の溝内に隣接する屋根材の縁部を嵌合して葺かれていることを特徴とする屋根構造

請求項4

屋根骨組み体と、この骨組み体上に配設された所定勾配屋根仕上材とを有する屋根構造において、前記骨組み体上に、上方に開口した溝型部材が屋根仕上材の幅にほぼ等しい間隔を置いて固定され、この溝型部材の両上面に隣接する野地板の端部下面が載置して固定され、この野地板上に屋根仕上材が、その端部を前記溝型部材の溝内に挿入するようにして目地部を形成して固定され、この目地部が目地部閉塞部材にて閉塞されていることを特徴とする屋根構造。

請求項5

屋根仕上材がその表面が合成樹脂にて被覆されている薄板状の鋼板である請求項4記載の屋根構造。

技術分野

0001

本発明は傾斜屋根用屋根材及び屋根構造、詳細には防水の容易な傾斜屋根用屋根材及び屋根構造に関する。

背景技術

0002

従来から、実開昭60ー242238号公報や実開平2ー171451号公報に記載されているように建物屋根部分ユニット化したものが公知である。この屋根構造は、棟側に配設される複数の棟側屋根ユニットと、この棟側屋根ユニットより軒側に隣接して配設される複数の軒側屋根ユニットとを有し、複数の建物ユニット上に据え付けられて構成されている。この場合、図8に示すように、軒側屋根ユニット2aは、棟梁3a,梁4a,トラス5a,束6a,垂木7aにて骨組み体8aが構成され、この骨組み体8aの垂木7a上に、野地板9a,防水材(たとえばアスファルトフェルト)10a,屋根瓦11aを施工するようにしている。

発明が解決しようとする課題

0003

しかしながら、この従来の屋根構造では、骨組み体8aを組み立てた上に、更に、野地板9a,防水材10a,屋根瓦11aを施工しているため、部品点数および作業工程が増大するという問題があった。

0004

本発明の目的は、野地板上の防水材工事が不要であったり、更には野地板や垂木までも不要であり、このため材料費施工作業費を減少できる傾斜屋根用屋根材及び屋根構造を提供することである。

課題を解決するための手段

0005

請求項1記載の本発明は、屋根面としての強度を有し軒先からに達する長尺屋根材の一方の側縁に沿って上方開口で且つ屋根支持強度を有する溝型部が設けられ、この溝型部の溝内に嵌合可能な縁部が屋根材の他方の側縁に沿って設けられていることを特徴とする傾斜屋根用屋根材である。

0006

請求項2記載の本発明は、屋根材にその雨水の流れ方向に略直交して補強突条が設けられ、屋根材が傾斜屋根に設置された時この補強突条はその水上側が雨水の流下可能な水平以上の傾斜面となることを特徴とする請求項1記載の傾斜屋根用屋根材である。

0007

請求項3記載の本発明は、請求項1又は2記載の屋根材が、建物本体の軒先部と棟部とに掛け渡され、その溝型部の溝内に隣接する屋根材の縁部を嵌合して葺かれていることを特徴とする屋根構造である。

0008

請求項4記載の本発明は、屋根骨組み体と、この骨組み体上に配設された所定勾配屋根仕上材とを有する屋根構造において、前記骨組み体上に、上方に開口した溝型部材が屋根仕上材の幅にほぼ等しい間隔を置いて固定され、この溝型部材の両上面に隣接する野地板の端部下面が載置して固定され、この野地板上に屋根仕上材が、その端部を前記溝型部材の溝内に挿入するようにして目地部を形成して固定され、この目地部が目地部閉塞部材にて閉塞されていることを特徴とする屋根構造である。

0009

請求項5記載の本発明は、屋根仕上材がその表面が合成樹脂にて被覆されている薄板状の鋼板である請求項4記載の屋根構造である。

0010

本発明における屋根材としては、塗装鋼板ステンレス鋼板繊維強化セメント板繊維強化プラスチック、合成樹脂などからなり、それらの一体成形物、或いは積層成形物などが、防水性に優れ強度が大きいので好ましい。この屋根材の溝型部及び縁部は屋根材の強度維持に役立つものであり、その高さが高いのが強度維持上好ましい。特に溝型部の高さは5cm〜20cmの範囲が好ましい。溝型部の高さが20cmを超えるのは経済的でない。屋根材の幅としては、30cm〜120cmの範囲が屋根面の支持強度の面から好ましい。特に、葺いたときに各屋根材の占める幅が建物の基準モジュール整数倍になっているのが効率的で好ましい。

0011

請求項1記載の本発明の傾斜屋根用屋根材は、屋根面としての強度を有し軒先から棟に達する長尺の屋根材の一方の側縁に沿って屋根支持強度を有する溝型部が設けられているから、屋根材が野地板の役割をし、溝型部が垂木などの役割をし、野地板や垂木などを必要とせずに屋根を葺けるものとなる。

0012

しかも、請求項1記載の本発明の傾斜屋根用屋根材は、屋根材の一方の側縁に沿って上方開口の溝型部が設けられ、この溝型部の溝内に嵌合可能な縁部が屋根材の他方の側縁に沿って設けられているから、この溝型部の溝内に隣接する屋根材の縁部を嵌合するだけで、溝型部が排水溝の役割をして、隣接する屋根材間の雨仕舞いができ、屋根葺の施工作業が簡単で工数のかからないものになる。

0013

請求項2記載の本発明の傾斜屋根用屋根材は、屋根材にその雨水の流れ方向に略直交して補強突条が設けられ、屋根材が傾斜屋根に設置された時この補強突条はその水上側が雨水の流下可能な水平以上の傾斜面となるものであるから、屋根面がこの補強突条により補強され強度の大きなものになるともに、屋根材上の雨水は滞留せずにスムーズに流下する。

0014

請求項3記載の本発明の屋根構造は、請求項1又は2記載の屋根材が、建物本体の軒先部と棟部とに掛け渡され、その溝型部の溝内に隣接する屋根材の縁部を嵌合して葺かれているから、屋根材が野地板の役割もし、溝型部が垂木などの役割をし、隣接する屋根材間の雨仕舞いを溝型部がし、野地板や垂木などを必要とせずに材料費がかからず、施工作業工数をかけずに強度の大きな屋根を簡単に得ることができる。

0015

請求項4記載の本発明の屋根構造においては、屋根仕上材が野地板上に目地部を介して固定され、この目地部が目地部閉塞部材にて閉塞されているので、目地部への雨水の浸入は閉塞部材にて防止できる。

0016

また、仮に目地部への雨水の浸入防止が十分でなく、目地部を通じて雨水が浸入しても、この浸入した雨水は、溝型部材がとしての機能を有し、これを通じて外部あるいは軒先に配設された軒樋内に排出されることになる。

0017

さらに、屋根仕上材が野地板上に直接固定されているので、野地板上にたとえば防水シートなどの防水材を張るという従来の防水工事は不要となる。この結果、材料費は低減し、施工作業時間も短縮できる。

0018

請求項5記載の本発明においては、屋根仕上材がその表面が合成樹脂にて被覆された薄板状の鋼板であるので、屋根仕上材の端部を野地板の端面に沿わせて折り曲げることで簡単に施工作業を行える。また、野地板端面の防水処理も同時に行える。

発明を実施するための最良の形態

0019

以下、本発明の傾斜屋根用屋根材及び屋根構造の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の実施例である傾斜屋根用屋根材の斜視図、図2図1の傾斜屋根用屋根材を葺いた本発明の屋根構造の第1実施例を示す断面図、図3は互いに隣接する本発明の傾斜屋根用屋根材の嵌合状態を示す斜視図、図4は本発明の傾斜屋根用屋根材の固定状態を示す断面図、図5は本発明の屋根構造の棟部を示す断面図、図6は本発明の屋根構造の第2実施例の要部を示す斜視図、図7図6のX−Xでの拡大断面図である。

0020

図1において、屋根材1は厚み0.8mmの鋼板(SS400)をロールフォーミング又はプレス加工することにより一体のものとして形成されている。屋根材1の表面には塗装仕上げがなされている。屋根材1の左側の側縁に沿って溝型部11が下方に突設され、右側の側縁に沿って縁部12が下方に突設されている。

0021

屋根材1の上面には雨水の流れ方向に直交して補強突条(段部)13、13…が設けられている。この補強突条13は、屋根材が傾斜屋根として設置された時、その水上側が雨水の流下可能な水平以上の傾斜面となる。しかも、この補強突条13、13…は、屋根材1の化粧模様を兼ねており、状に見えるようになっている。

0022

溝型部11は、図3にも示すように、断面U字形状になっており、雨水を排出する樋状の排水溝の役割をしている。

0023

縁部12は、溝型部11の溝内に嵌合可能なように上記溝型部11より若干小さい溝を有する断面U字形状になっている。

0024

屋根材1の上面の幅は30cmになっており、溝型部材11の底面からの高さは十分な曲げ強度を有するように10cmになっている。屋根材1の長さは、屋根の広さにより変わるが、軒先から棟までの長尺になされる。

0025

屋根材1を葺く場合は、図2に示すように、屋根材1をクレーンで吊り上げ、建物本体2の軒先部と棟部とに掛け渡すのである。建物本体2の軒先部の軒梁21上に設けた軒支持具211と、棟部の束22上の棟支持具221とに、屋根材1を嵌合して固定する。

0026

軒支持具211による屋根材1の固定は、図4に示すようになっている。案内鍔212、212付きの上方開口の箱形溝状の軒支持具211内に、屋根材1の溝型部11を嵌合させ、固定ボルト213で固定するのである。棟支持具221も軒支持具211と同様の構造になっており、同様に屋根材1を嵌合固定する。

0027

隣接する屋根材1、1…は、図3に示すように、その溝型部11の溝内に隣の屋根材1の縁部12を嵌合させ、順次葺いていくのである。屋根材1の葺幅は、建物の基準モジュールである30.5cmになっている。屋根材1、1…の上面側縁間は隙間がないように当接するようにしてもよい。或いは屋根材1、1…の上面側縁間に隙間を設ける場合は、必要によりガスケットを挿入する。そうすると、屋根材1、1…の上面が一次防水になり、溝型部11が二次防水の樋となり、より防水性能の高い屋根になる。

0028

棟部は、図5に示すように、屋根材1の棟部先端ブチルゴム系テープ31とゴムスポンジ32で塞ぐ。ブチルゴム系テープ31は、屋根材1の端面を覆い、ゴムスポンジ32は溝型部11内に嵌め込む。それから、棟包み受け33、33を固定金具34とボルト35で固定し、ブチルゴムスポンジからなる止水材36を介して棟包み37を防水材付きのビス38で固定する。

0029

この実施例においては、屋根面としての強度を有し軒先から棟に達する長尺の傾斜屋根用屋根材1の一方の側縁に沿って屋根支持強度を有する溝型部11が設けられているから、屋根材1が野地板の役割をし、溝型部11が垂木などの役割をし、野地板や垂木などを必要とせずに屋根を葺けるものとなっている。

0030

しかも、この傾斜屋根用屋根材1は、屋根材1の一方の側縁に沿って上方開口の溝型部11が設けられ、この溝型部11の溝内に嵌合可能な縁部12が屋根材1の他方の側縁に沿って設けられているから、この溝型部11の溝内に隣接する屋根材1の縁部12を嵌合するだけで、溝型部11が排水溝の役割をして、隣接する屋根材1、1間の雨仕舞いができ、屋根葺の施工作業が簡単で工数のかからないものになる。

0031

この傾斜屋根用屋根材1は、屋根材1にその雨水の流れ方向に略直交して補強突条(段部)13、13…が設けられ、屋根材1が傾斜屋根に設置された時この補強突条13はその水上側が雨水の流下可能な水平以上の傾斜面となるものであるから、屋根面がこの補強突条13、13…により補強され強度の大きなものになるともに、雨水の滞留もなくスムーズに流下できる。

0032

この実施例の屋根構造は、上記の屋根材1、1…が、建物本体2の軒先部と棟部とに掛け渡され、その溝型部11の溝内に隣接する屋根材1の縁部12を嵌合して葺かれているから、屋根材1が野地板の役割もし、溝型部11が垂木などの役割をし、隣接する屋根材1、1…間の雨仕舞いを溝型部11、11…がし、野地板や垂木などを必要とせずに材料費がかからず、施工作業工数をかけずに強度の大きな屋根を簡単に得ることができる。

0033

上記実施例の屋根材1の溝型部11を別部材として溶接などで接合するようにしてもよい。

0034

次に、本発明の第2実施例の屋根構造について、図6図7を参照して説明する。この実施例においては、溝型部材41が別部材になっている。

0035

屋根構造は棟側および軒側屋根ユニットとを有しており、軒側屋根ユニットは、従来とほぼ同様に(図8を参照)、不図示の棟梁,軒梁,トラス,束にて骨組み体が構成されている。この骨組み体5の棟梁および軒梁上には断面コ字状の溝型部材41がその上方を開口した状態で溶接されて固定されている。溝型部材41は金属製のものであり、その側部上端には外方にフランジ411、411が延設されている。溝型部材41、41間の間隔は後述の屋根仕上材4の幅にほぼ等しくされている。なお、溝型部材41は樋としての機能を有している。

0036

隣接する野地板42、42の端部下面が溝型部材41の両フランジ411、411上面に載置されて固定具(図示せず)にて固定されている。その際、図7に示すように、両野地板42、42の端部はともに溝型部材41内に少し張り出した状態となっている。そして、野地板42、42の全表面を屋根仕上材4にて葺き、その端部を野地板42、42の端面に沿わせて折り曲げ、溝型部材41の溝内に折り込んで目地部6を形成して固定されている。なお、屋根仕上材4はその表面が耐候性に優れた塩化ビニル樹脂にて被覆された樹脂被覆鋼板、所謂塩ビ鋼板であり、その端部は8にて野地板42と固定されている。

0037

図2に示すように、中空筒状の目地部閉塞部材7が上方から目地部6内に押し込まれ、その下端係止部71、71が屋根仕上材4の折り込み部を介在した状態で、隣接する野地板42、42の端部下面に係止して装着され、屋根仕上材4の上側隅部が目地部閉塞部材7の上端押さえ部72、72にて押圧されることにより、目地部6が目地部閉塞部材7にて水密状に閉塞されている。なお、目地部閉塞部材7は可撓性ならびに耐候性を有する樹脂製のものである。

0038

上記屋根構造においては、隣接する野地板42、42の端部が溝型部材41内に張り出した状態で、フランジ411、411上面に固定されているので、この張り出し部を利用して目地部閉塞部材7の下端係止部71、71を係止できる。また、溝型部材41内に折り込まれた屋根仕上材4が目地部閉塞部材7の下端係止部71、71と上端押さえ部72、72との間で水密状に閉塞されるので、防水性に優れている。上端押さえ部72は釘8も被覆防水している。

0039

上記第2実施例では、溝型部材41の両側部上端に外向きのフランジ411、411を延設したが、同様のフランジを内向きに延設してもよい。このように内向きにフランジを延設した場合は、このフランジに目地部閉塞部材の下端係止部を係止するようにしてもよい。

0040

また、屋根仕上材4と野地板42とを一体のものとしてもよい。

0041

また、目地部閉塞部材7は中空筒状のものに代えて、中実状のものとしてもよく、その形状などは溝型部材41ならびに目地部6の形態に対応させて決めればよい。

0042

以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。

発明の効果

0043

請求項1記載の本発明の傾斜屋根用屋根材は、屋根面としての強度を有し軒先から棟に達する長尺の屋根材の一方の側縁に沿って上方開口で且つ屋根支持強度を有する溝型部が設けられ、この溝型部の溝内に嵌合可能な縁部材が屋根材の他方の側縁に沿って設けられているから、野地板や垂木などを必要とせずに屋根を葺け、溝型部が排水溝の役割をし、隣接する屋根材間の雨仕舞いができ、屋根葺の施工作業が簡単で工数のかからないものになる。

0044

請求項2記載の本発明の傾斜屋根用屋根材は、雨水の流れ方向に略直交して補強突条が設けられ、この補強突条はその水上側が雨水の流下可能な水平以上の傾斜面となるものであるから、屋根面がこの補強突条により補強され強度の大きなものになるともに、雨水の滞留もなくスムーズに流下できる。

0045

請求項3記載の本発明の屋根構造は、請求項1又は2記載の屋根材が、建物本体の軒先部と棟部とに掛け渡され、その溝型部の溝内に隣接する屋根材の縁部を嵌合して葺かれているから、屋根材が野地板の役割もし、溝型部が垂木などの役割をし、隣接する屋根材間の雨仕舞いを溝型部がし、野地板や垂木などを必要とせずに材料費がかからず、施工作業工数をかけずに強度の大きな屋根を簡単に得ることができる。

0046

請求項4または5記載の本発明の屋根構造においては、屋根仕上材の目地部からの雨水の浸入は目地部閉塞部材にて防止できる。仮に目地部への雨水の浸入防止が十分でなく、目地部を通じて雨水が浸入しても、この浸入した雨水は、溝型部材を通じて外部あるいは軒先に配設された軒樋内に排出される。

0047

また、野地板上に防水材を張るという防水工事が不要となり、材料費は低減し、施工時間も短縮できる。

0048

請求項5記載の本発明においては、表面が合成樹脂にて被覆された薄板状の鋼板の端部を野地板の端面に沿わせて折り曲げることで簡単に施工作業を行え、同時に、野地板端面の防水処理もできる。

図面の簡単な説明

0049

図1本発明の実施例である傾斜屋根用屋根材の斜視図である。
図2図1の傾斜屋根用屋根材を葺いた本発明の屋根構造の第1実施例を示す断面図である。
図3互いに隣接する本発明の傾斜屋根用屋根材の嵌合状態を示す斜視図である。
図4本発明の傾斜屋根用屋根材の固定状態を示す断面図である。
図5本発明の屋根構造の棟部を示す断面図である。
図6本発明の第2実施例の屋根構造の要部を示す説明図である。
図7図6のX−Xでの拡大断面図である。
図8従来公知の屋根構造を示す説明図である。

--

0050

1屋根材
11溝型部
12 縁部
13突条
2建物本体
211軒支持具
221棟支持具
4屋根仕上材
41溝型部材
411フランジ
42野地板
5骨組み体
6目地部
7 目地部閉塞部材
71係止部
72押さえ部

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