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技術 モニュメント

出願人 山田光造
発明者 山田光造
出願日 1998年4月23日 (22年9ヶ月経過) 出願番号 1998-113796
公開日 1999年11月2日 (21年3ヶ月経過) 公開番号 1999-301192
状態 未査定
技術分野 塔;農工業用築物;大型貯蓄容器の建設 特殊な装飾 装飾技術
主要キーワード モニュメント 切り片 ガラス質 低融点金属 溶融ガラス 低融点 建造物 打ち込む
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年11月2日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

自然石に形成された溝を利用して装飾を施すことができるモニュメントを提供する。

解決手段

自然石50で形成されたモニュメント10の表面には、自然石50を分割する際の打ち込み用下穴に利用された溝53が形成されている。前記溝53に低融点の金属11を溝53の内周と金属11との間に隙間12が形成されるように配置した。そして、前記隙間12にガラス粉末13を充填し、バーナー14で加熱した。すると、ガラス粉末13は溶融し、これにより金属11が溝53に接着されるようにした。従って、自然石に形成された溝を利用して装飾を施すことができる。

概要

背景

従来より、公園記念的な建造物の周囲には、景観を向上させるために様々なモニュメントが配置されている。この種のモニュメントの中には、一つあるいは複数の自然石よりなるものや、自然石の表面を加工したもの等がある。これらは、自然石から切り出される。

概要

自然石に形成された溝を利用して装飾を施すことができるモニュメントを提供する。

自然石50で形成されたモニュメント10の表面には、自然石50を分割する際の打ち込み用下穴に利用された溝53が形成されている。前記溝53に低融点の金属11を溝53の内周と金属11との間に隙間12が形成されるように配置した。そして、前記隙間12にガラス粉末13を充填し、バーナー14で加熱した。すると、ガラス粉末13は溶融し、これにより金属11が溝53に接着されるようにした。従って、自然石に形成された溝を利用して装飾を施すことができる。

目的

ところが、前記溝53が形成されることによって、自然石50の醸し出す自然な雰囲気が損なわれ、不自然さを感じさせてしまうという問題点があった。本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その主な目的は、自然石に形成された溝を利用して装飾を施すことができるモニュメントを提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

石に形成された穴又は溝に金属及びガラスのうちの少なくとも一つを配置し、それらを加熱溶融させることによって溝に固定させたモニュメント

請求項2

前記穴又は溝に別の石を付加して配置し、その別の石は溶融金属又は溶融ガラスにより、穴又は溝に固定されるようにした請求項1に記載のモニュメント。

請求項3

前記金属又は別の石を溶融ガラスに内蔵させた請求項2に記載のモニュメント。

請求項4

前記金属又は別の石を穴又は溝から突出させた請求項2に記載のモニュメント。

請求項5

石に形成された穴又は溝と、金属又は別の石との間に隙間を形成し、その隙間に金属及びガラスのうちの少なくとも一つを充填し、それらを加熱溶融させることによって別の石を本体を構成する石に固定した請求項2及び請求項4に記載のモニュメント。

請求項6

石に形成された穴又は溝と、金属又は別の石との間に隙間を形成し、その隙間に溶融金属又は溶融ガラスを流し込むことによって石に固定した請求項2及び請求項4に記載のモニュメント。

請求項7

複数種類の金属を使用した請求項1〜請求項6のうちいずれか一項に記載のモニュメント。

請求項8

前記金属は低融点金属である請求項1〜請求項7のうちいずれか一項に記載のモニュメント。

請求項9

前記金属は、金、銀、銅、アルミニウム真鍮及び鉛のうちの少なくとも一つである請求項1〜請求項7のうちいずれか一項に記載のモニュメント。

技術分野

0001

本発明は、モニュメントに関するものである。

背景技術

0002

従来より、公園記念的な建造物の周囲には、景観を向上させるために様々なモニュメントが配置されている。この種のモニュメントの中には、一つあるいは複数の自然石よりなるものや、自然石の表面を加工したもの等がある。これらは、自然石から切り出される。

発明が解決しようとする課題

0003

図5及び図6に示すように、自然石50を切り出しのために分割する場合には、まず、自然石50に打ち込むための下穴52を形成する。そして、前記下穴52に楔を打ち込むと、自然石50は分割面51を境に分割される。分割された自然石50の分割面51には下穴52により溝53が形成されている。

0004

ところが、前記溝53が形成されることによって、自然石50の醸し出す自然な雰囲気が損なわれ、不自然さを感じさせてしまうという問題点があった。本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その主な目的は、自然石に形成された溝を利用して装飾を施すことができるモニュメントを提供することにある。

課題を解決するための手段

0005

請求項1に記載の発明は、石に形成された穴又は溝に金属及びガラスのうちの少なくとも一つを配置し、それらを加熱溶融させることによって溝に固定させたことをその要旨とする。

0006

請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記穴又は溝に別の石を付加して配置し、その別の石は溶融金属又は溶融ガラスにより、穴又は溝に固定されるようにしたことをその要旨とする。

0007

請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記金属又は別の石を溶融ガラスに内蔵させたことをその要旨とする。請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記金属又は別の石を穴又は溝から突出させたことをその要旨とする。

0008

請求項5に記載の発明は、請求項2又は請求項4に記載の発明において、石に形成された穴又は溝と、金属又は別の石との間に隙間を形成し、その隙間に金属及びガラスのうちの少なくとも一つを充填し、それらを加熱溶融させることによって別の石を本体を構成する石に固定したことをその要旨とする。

0009

請求項6に記載の発明は、請求項2又は請求項4に記載の発明において、石に形成された穴又は溝と、金属又は別の石との間に隙間を形成し、その隙間に溶融金属又は溶融ガラスを流し込むことによって石に固定したことをその要旨とする。

0010

請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のうちいずれか一項に記載の発明において、複数種類の金属を使用したことをその要旨とする。請求項8に記載の発明は、請求項1〜請求項7のうちいずれか一項に記載の発明において、前記金属は低融点金属であることをその要旨とする。

0011

請求項9に記載の発明は、請求項1〜請求項7のうちいずれか一項に記載の発明において、前記金属は、金、銀、銅、アルミニウム真鍮及び鉛のうちの少なくとも一つであることをその要旨とする。

発明を実施するための最良の形態

0012

(第1実施形態)以下、本発明を具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。

0013

尚、前記従来の技術と同様の部材構成については、同一の符号を付すことにして、その重複した説明を省略する。図1及び図2に示すように、自然石50で形成されたモニュメント10の表面には、楔の打ち込み用の下穴52として利用された溝53が形成されている。そして、前記溝53を装飾する場合、まず装飾主体の金属11を溝53の内周と金属11との間に隙間12が形成されるように配置する。そして、前記隙間12に適量のガラス粉末13を充填し、バーナー14で加熱する。すると、ガラス粉末13は溶融して溶融ガラス13aとなり、これにより溶融ガラス13aが接着剤となって金属11が溝53内に固定される。

0014

低融点の金属11を使用すれば、その金属11の少なくとも表面が溶融される。前記低融点の金属としては、金、銀、銅、アルミニウム、真鍮及び鉛等のうち少なくとも一つが使用される。

0015

従って、本実施形態によれば、自然石50、金属11及び溶融ガラス13aのコントラストにより美しい模様が形成され、人工感を逆用して自然石50の溝53に装飾を施すことができる。

0016

(第2実施形態)次に、本発明を具体化した第2実施形態を図3に従って説明する。本第2実施形態においては、まず、溝53に自然石50とは別の石20を、溝53と金属11との間に隙間12が形成されるように配置する。そして、前記隙間12にガラス粉末13を充填し、バーナー14でガラス粉末13を加熱する。すると、ガラス粉末13は溶融して溶融ガラス13aとなる。前記別の石20は溶融ガラス13aによって溝53に固定される。

0017

従って、本実施形態によれば、自然石50、別の石20及び溶融ガラス13aのコントラストにより美しい模様が形成され、溝53に装飾を施すことができる。

0018

(第3実施形態)次に、本発明を具体化した第3実施形態を図4に従って説明する。本第3実施形態においては、まず、溝53に小石30とガラス粉末13とを混合したものを充填し、バーナー14等でガラス粉末13を加熱し溶融させる。すると、前記小石30は溶融ガラス13aに内蔵される。尚、前記小石30の大きさは、溝53に内蔵できる範囲であれば任意である。

0019

従って、本実施形態によれば、溶融ガラス13aを通して小石20を見ることができ、各種の趣を演出することができる。尚、上記各実施形態は以下のように変更して実施してもよい。

0020

・前記各実施形態においては、自然石50を切り出す際の下穴52として利用された溝53に装飾を施したが、意図的に溝53又は穴を形成し、そこに装飾を施してもよい。このようにしても、前記各実施形態と同様の効果を得ることができる。

0021

・前記各実施形態においては、金属11及びガラス粉末13を溝53に充填してから加熱溶融させたが、前記溝53に金属11を溶融させたもの及び溶融ガラス13aのうちの少なくとも一方を流し込んでもよい。このようにしても、前記各実施形態と同様の効果を得ることができる。

0022

・前記各実施形態において、溝53を模様を描くように形成し、その溝53の少なくとも一部に装飾を施してもよい。このようにすれば、溝53の模様の美しさが加わることにより、景観をいっそう向上させることができる。

0023

・前記各実施形態において、溝53の断面形状を四角形以外に、三角形円弧形楕円形等、任意の形状に形成して装飾してもよい。このようにしても、前記各実施形態と同様の効果を得ることができる。

0024

・前記各実施形態においては、ガラス粉末13を使用したが、粉末ではなく小さな切り片を使用してもよい。このようにしても、前記各実施形態と同様の効果を得ることができる。

0025

・前記各実施形態において、金属11又はガラス粉末13の上から釉薬を塗布し、釉薬の乾燥後、加熱溶融させてもよい。このようにすれば、ガラス質の釉薬により、いっそう各種趣を演出することができる。

0026

・前記各実施形態におけるガラスは、有色、無色を問わない。このようにしても、前記各実施形態と同様の効果を得ることができる。
・前記各実施形態において、金属11、別の石20及び小石30をガラス、陶器樹脂等で形成したものに置き換えてもよい。このようにしても、前記各実施形態同様の効果を得ることができる。

0027

・前記第1実施形態において、低融点の金属11の粉末、ガラス粉末13及び釉薬のうちいずれか一つのみを溝53に充填し、単体で溶融させてもよい。このようにしても、自然石50と溶融した金属11、又は自然石50と溶融ガラス13a、又は自然石50と釉薬とのコントラストにより、美しい装飾を施すことができる。

0028

・前記第1及び第2実施形態において、金属11及び別の石20を覆うようにガラス粉末13を充填し、加熱溶融させてもよい。このようにしても、前記第1及び第2実施形態と同様の効果を得ることができる。

0029

・前記第1及び第2実施形態において、金属11及び別の石20を接着剤で固定してもよい。このようにすれば、金属11及び別の石20をより確実に溝53に固定することができる。

0030

・前記第2実施形態においては、別の石20と溝53との間の隙間12にガラス粉末13を充填して溶融させたが、前記隙間12に金属11を充填して溶融させてもよい。このようにすれば、自然石50、別の石及び溶融した金属11のコントラストにより、美しい装飾を施すことができる。

0031

・前記第3実施形態においては、小石30を溶融ガラス13aに内蔵したが、金属を内蔵させてもよい。このようにしても、前記第3実施形態と同様の効果を得ることができる。

発明の効果

0032

以上詳述したように請求項1〜請求項8のうちいずれか一項に記載の発明によれば、金属又はガラス粉末を溶融させることにより、石に形成された溝を利用して装飾を施すことができる。

図面の簡単な説明

0033

図1(a)は、モニュメントの溝の要部拡大正面図。(b)は、モニュメントの溝の要部拡大平面図。
図2第1実施形態における装飾手順を示す溝の要部拡大平面図。
図3第2実施形態における装飾手順を示す溝の要部拡大平面図。
図4第3実施形態における装飾手順を示す溝の要部拡大平面図。
図5分割以前の石の斜視図。
図6石の分割面を示す石の斜視図。

--

0034

10…モニュメント、11…溝、12…金属、13…隙間、14…ガラス粉末、50…自然石。

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