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技術 血液中のコレステロール濃度および中性脂肪濃度を低下させ、抗酸化機能を有するミズナラ及びコナラ樹木種実粉末

出願人 社団法人岩泉町産業開発公社
発明者 西澤直行長澤孝志佐藤倫子伊達勝身佐藤信祐
出願日 1998年4月20日 (22年0ヶ月経過) 出願番号 1998-109225
公開日 1999年11月2日 (20年5ヶ月経過) 公開番号 1999-299451
状態 拒絶査定
技術分野 食品の着色及び栄養改善 食品の調整及び処理一般 種実、スープ、その他の食品 植物物質含有医薬 化合物または医薬の治療活性 非環式または炭素環式化合物含有医薬
主要キーワード 地域活性化 林産物 経済活動 生理機能性 過酸化脂質濃度 異符号 一般成分 粗繊維
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この項目の情報は公開日時点(1999年11月2日)のものです。
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課題

液中コレステロ-ル濃度および中性脂肪濃度を低下させ、抗酸化機能を有する新規組成物を提供する。

解決方法

糖質77.1%、蛋白質5.4%、食物繊維総 量14.3%、及び1.3%相当の総ポリフェノールを含み、蛋白質の栄養価が52で、脂質代謝改善及び生体フリーラジカル生成抑制効果を有するミズナラ及びコナラ樹木種実粉末

概要

背景

概要

液中コレステロ-ル濃度および中性脂肪濃度を低下させ、抗酸化機能を有する新規組成物を提供する。

糖質77.1%、蛋白質5.4%、食物繊維総 量14.3%、及び1.3%相当の総ポリフェノールを含み、蛋白質の栄養価が52で、脂質代謝改善及び生体フリーラジカル生成抑制効果を有するミズナラ及びコナラ樹木種実粉末

目的

中山間地の山野には、ブナ、ナラ及びカシのような樹木種実が毎年豊富に実り、生産されている。しかし、これらの樹木種実は、シダミモチのような極少量の伝統的な加工食品以外には、ほとんど活用されていない。更に、これらの樹木種実の食品研究は全くなされておらず、又、基礎データも皆無に近いのが現状である。そこで、本発明の目的は、これらの樹木種実の詳細な成分組成を明らかにし、その生理機能性を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
0件

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請求項1

液中コレステロール濃度および中性脂肪濃度を低下させ、抗酸化機能を有するミズナラ及びコナラ樹木種実粉末

請求項2

請求項1に記載の粉末を含む食品

請求項3

請求項1に記載の粉末を含む食品添加物

請求項4

請求項1に記載の粉末を含む薬剤

技術分野

0001

本発明は、ミズナラ及びコナラ樹木種実粉末に関する。より詳細には、血液中コレステロール濃度および中性脂肪濃度を低下させ、抗酸化機能を有するミズナラ及びコナラ樹木種実粉末に関する。

発明が解決しようとする課題

0002

今日の日本の栄養状態は、最近の健康調査で示されているように、食生活の欧米化によって動物性食品の摂取量が増え、炭水化物の摂取量と共にエネルギーの摂取量がますます増加している。それに伴い動物性脂肪の摂取量も増える傾向にあり、この事は、肥満糖尿病のような生活習慣病(成人病)を引き起こす大きな原因となっている。

0003

また、このような食生活の悪さに加えて、急激な経済活動発展と共に職場におけるストレス過労運動不足によって我々の人体内には悪玉酸素である活性酸素フリーラジカルがますます蓄積するようになっている。これらのフリーラジカル・活性酸素は、血液の低密度リポ蛋白質(LDL)の酸化を促進して、上記の病気と共に心筋梗塞虚血性心疾患などの動脈硬化症などの病気を引き起こしている。このような病気は、ゆとりのない現代社会においてますます増える傾向にある。

0004

一方、山々に囲まれた中山間地地域の活性化にとって、その地域の農林産物を有効活用した特徴ある食品の製造、販売が望まれている。しかし、さまざまな地域活性化のための食品製造が試みられているが、その地域には食素材豊富生産されているにもかかわらず、充分にその素材の特徴を活かした付加価値の高い加工食品は開発されていないの現状である。

0005

中山間地の山野には、ブナ、ナラ及びカシのような樹木種実が毎年豊富に実り、生産されている。しかし、これらの樹木種実は、シダミモチのような極少量の伝統的な加工食品以外には、ほとんど活用されていない。更に、これらの樹木種実の食品研究は全くなされておらず、又、基礎データも皆無に近いのが現状である。そこで、本発明の目的は、これらの樹木種実の詳細な成分組成を明らかにし、その生理機能性を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

本発明に従うと、血液中のコレステロール濃度および中性脂肪濃度を低下させ、抗酸化機能を有するミズナラ及びコナラ樹木種実粉末が提供される。本発明の粉末は、食品、食品添加物薬剤などに応用可能である。

0007

本発明の粉末を製造し、その一般成分分析脂質代謝に及ぼす影響、抗酸化機能性を調べた。まず最初に、生のミズナラ及びコナラを水に浸した後、殻を除き、水を加えて重曹又は木灰を添加して加熱して水を捨てた。この工程を数回繰り返し、乾燥した後、粉末にした。この粉末の一般成分を分析した。分析結果を表1に示した。

0008

(g/100g)
_____________________________
水分 11.0
蛋白質5.4
脂質 2.6
糖質77.1
粗繊維2.0
食物繊維14.3
水溶性食物繊維1.6
不溶性食物繊維12.7
灰分 1.9
総ポリフェノール1.3

0009

上記のように製造した本発明の粉末の主成分は糖質で77.1g/100gであった。粗繊維が2.0g/100gであったのに対して、食物繊維総量は14.3g/100gと多かった。又、ポリフェノールの総量は1.3g/100gであった。表2に上記本発明の粉末のアミノ酸組成を示す。

0010

0011

本発明の粉末の栄養価アミノ酸価で52(FAO/WHO/UNU,1985年の幼児アミノ酸必要量に対して)であり、米のその値に比べて低いものの、しかし小麦雑穀よりも高い値であった。

0012

実施例1
次に本発明の粉末の脂質代謝に及ぼす影響及び抗酸化機能性を調べた。ウィスタ—系4週齢ラットに、上記本発明の粉末を10%添加した20%カゼインを含むAIN-76標準飼料を20日間与えて、体重増加量飼料摂取量血液脂質濃度を測定した。なお、標準飼料群では自由摂取させた群と、本発明の粉末を10%添加した飼料群と同量の標準飼料を与えたペア飼育群を設けて比較した。また、抗酸化機能性を調べるために血液の過酸化脂質量を2-チオバルビツール酸反応生成物(TBARS)として測定して、ペア飼育群と比較した。結果を表3および表4に示す。

0013

本発明の
(g/20日間)標準飼料群ペア飼育群粉末10%添加群
最終体重 192±7 179 ±4 186±9
飼料摂取量286±15 277 ±5 275±28
体重増加量109±5 95.5±5 103±10
___________________________________________________________
6頭の平均値±標準偏差

0014

血漿脂質濃度 本発明の
(mg/dl)標準飼料群ペア飼育群粉末10%添加群
TC 61.1±5.8 67.8±8.4a 54.8±3.5b
HDL31.1±15 43.9±3.7 29.2±4.7
TG 116 ±23 91.7±15.7a 74.2±15.8b
_____________________________________________________________
(nmol/ml)
TBARS 4.26±0.90 4.25±1.00a 2.12±0.90b
_____________________________________________________________
6頭の平均値±標準偏差異符号の平均値の間には、ペア飼育群に比較して統計
学的に有意な差があることを示している(p<0.05)。
TC:血漿中の総コレステロール濃度、HDL:高密度リポ蛋白質コレステロール濃度、TG:中性脂肪濃度、TBARS:過酸化脂質濃度

0015

表3に示したように、本発明の粉末を10%の添加した飼料群の体重増加量及び飼料摂取量は、標準飼料を与えた群と有意な差はなかった。また、表4に示したように、本発明の粉末を飼料に10%の添加量することによって、血液の血漿中の総コレステロール濃度が有意に低下し、中性脂肪濃度も有意に低下した(p<0.05)。さらに、血液の過酸化脂質量が、ペア飼育群に比べて有意に低下した(p<0.05)。

0016

本発明の粉末の抗酸化機能性−血漿ハイドロパーオキサイド濃度に及ぼす影響を調べた。上述の実施例1と同様、ラットに標準飼料群と本発明の粉末を30%添加した飼料とでそれぞれ2週間飼育した後解剖し、血液と肝臓採取して、血漿中のハイドロパーオキサイド濃度を測定した。なお実施例1と同様の理由で、標準飼料群では自由摂取させた群と、本発明の粉末を30%添加した飼料群と同量の標準飼料を与えたペア飼育した群の2群を設けた。結果を表5に示す。

0017

血漿ハイドロオキシパーオキサイド濃度(nmol/ml)
標準飼料群5.40±2.20a
ペア飼育群 6.60±3.00a
本発明の粉末30%添加群1.50±1.30b
______________________________________
4頭の平均値±標準偏差。異符号の平均値の間には、統計学的に有意な差があることを示している(p<0.05)。

0018

表5に示したように、本発明の粉末は、血漿中のハイドロパーオキサイド濃度をペア飼育群の6.6nmol/mlに比べて、1.5nmol/mlと著しくに低下させる効果を示した(p<0.05)。

発明の効果

0019

以上詳述のように、本発明の粉末は、脂質代謝改善生体フリーラジカル生成抑制効果を有するな新規な素材であり、さまざまな食品、医薬品等に広く適用されることが期待できる。

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