図面 (/)
課題
解決手段
技術分野
背景技術
発明が解決しようとする課題
0003
図1
課題を解決するための手段
0004
コマンド例文表の中で引数を含まないものを無引コマンド、引数を含むものを引数コマンドとそれぞれ命名して定義する。引数はプログラムごとに特定されるべきもので絶対に必要であるが、従来は、無引コマンドと引数コマンドの引数以外の記号や文字の入力を、その都度、入力強制されていた。本発明は、表示装置に出ているコマンド例文表の中からそのプログラムに必要な例文コマンドを選択し決定して表示装置の特定行にその順位数と例文コマンドを呈示する。この場合、直ちにプログラムによって順位数から、それが無引コマンドと判定すると、そのまま特定行からプログラム行にその無引コマンドは移って、判断にいたる。1回のリターンで入るので、入力回数の減少化が実行されたことになる。
0005
無引コマンドは、既述の通り入力回数の減少化がなされているので、プログラムによって順位数から引数コマンドと判定した場合を考えればよい。引数コマンドと判定されると、サブルーチンに飛んでその中の引数が消去されており、そこに所要の新引数を入力装置から入力する方法をとるならば、引数以外は既に特定行にいるから、入力回数の減少化が実行されたことになる。本発明は、例文コマンドをプログラム行に少ない入力回数で入力するにはと言うことであるので、表示装置に出ているコマンド例文表から所要の例文コマンドを選択して決定し、その例文コマンドが特定行に納まった時の引数コマンドの中にある引数の処置のみを考えればよい。そのために、記憶装置にあるコマンド例文表が入力装置よりの指示で表示装置に呈示されなければならない。
0006
表示装置に呈示されているコマンドを選択して決定のリターンによって特定行に移った時、それがプログラムによって順位数から無引コマンドと判定されプログラム行に納まって次の続行か終了の判断の入力の待機状態になり、入力回数の減少化が実行されたことになる。
0007
それがプログラムによって順位数から引数を含む引数コマンドと判定された時には、そのコマンドの順位数をプログラムによって文字数に変換したものを含むサブルーチンに行かせ、そこの指示でその例文コマンドの中の引数を消去しているので、そこに所要の新引数を入力装置のキーボードから入力すればよい。引数が複数箇所にわたって離れていても、上記操作の繰返しで処理できてプログラム行に納まる手段を有してなり、それらの入力装置、表示装置、記憶装置、演算制御装置を備えたことを特徴とする。
0008
図1
0010
図2
0011
請求項1及び請求項2について、入力装置からの入力により、プログラムの手順に従って記憶装置の中のコマンド例文表が演算制御装置により表示装置に呈示される。ここで選択し決定のリターンでそれが特定行に行き、プログラムによって順位数で、無引コマンドか引数コマンドの二者択一の判定によってそれぞれのコースに分れる。既述のように無引コマンドはそのままプログラム行に納まるので、入力回数はそのコマンドの字数には無関係で1回で入り、入力回数の減少化が実行されたことになる。選択し決定のリターンで特定行に順位数とコマンドは納まる。順位数をプログラムが読み、引数コマンドと判定すると、順位数を文字数に変えて「{SUB」の次に付け、更に「}」とでメイン名をプログラムが作り、引数コマンドはこのサブルーチンに飛び、編集でカーソルはそのコマンドの最右端の次の右にいるが、その引数コマンドの中の最左端の第1引数までカーソルが移動し、第1引数を消去して所要の新引数の入力を促している。ここで、入力装置から新引数の入力を実行してリターンすると、その引数コマンドに第2引数がなければ、プログラム行に納まって続行か終了の判断に処理が移り、入力回数の減少化が実行されたことになる。ここで、その引数コマンドに第2引数があると、第1の新引数の入力をしてリターンを実行したときに第2引数の消去が目視できるので、再び、新引数の入力をしてリターンすればよい。これらの経過は、出力装置の画面に始めから出ていて目視できるので間違えることはない。何故ならば、第1引数が消去されて新引数の入力をしたときのリターンで、第2引数があれば、それの消去される状態が目視できるからである。第3、第4の引数があっても、同様の既述の処理と入力でよい。
0012
本発明は、記憶装置に記憶させてあるプログラムによって例文コマンドの中の引数を消去した後に新引数を入れ所望の本文コマンドとして入力する過程において、その入力回数を減少化してプログラム行に納めるようにするものである。図1はコマンド入力における入力回数の減少化方法に係る各装置をマイクロコンピュータを用いて構成したブロック図である。コマンド例文表とは、コマンド・関数の説明、順位数、コマンド・関数の3項目の下にそれぞれを入れ、或る順位数を境にして上方にコマンド特性の引数を含まない無引コマンドを、下方には引数を含む引数コマンドをおいている。この3項目の内容の合計字数は表示装置の出力画面の巾より大きくはない。この画面は、プログラムの指示により、例えば、図2のステップ(S2)の折には画面表示される。図2はそのフローチャートである。
0013
図1の装置を起動すると、記憶装置の中のプログラムリストに促されてプログラム名のリストが表示装置に出る。その中から一つを選んでリターンすると、プログラム行の最上行から下向きに連続3行2列にわたって、これから入力するであろうコマンドとは無関係の特定記号の左列の下の空白行にマクロ名として入る。(S1)
0014
リターン後に、コマンド例文表が出力画面に呈示される。その中の例文コマンドを選択して決定のリターンをしたとき、たまたま無引コマンドであった場合について述べる。引数コマンドを選択して決定した時の説明は、無引コマンドの説明後にする。
0015
出力画面に出ているコマンド例文表の何れかの上に、キーボードの操作でカーソルを移動するか、またはマウスを操作し何れかを選択して決定のリターンかクリックをする。図2の(S3)である。この操作で、その順位数と例文コマンドは特定行に納まる。図2の(S4)である。カーソルを移動してのリターンは、マウスを動かしてのクリックと同様であるので、以後はマウス云々を記入しないがそれを含んでいる。
0016
直ちに演算装置によって順位数から引数を含まない無引コマンドと判定されてプログラム行の最上行から下向きに連続3行2列にわたって、これから入力するであろうコマンド・関数とは無関係の特定記号の右列の下の空白行に納まる(S5)。そして、続行か終了のユーザの入力判断を仰ぐことになる。従って、入力回数の減少化が実行された。
0017
ここから引数コマンドを選択して決定した場合について述べる。選択・決定のリターン(S3)で特定行に入り(S4)、それの順位数から引数コマンドと判定されて特定行にいるが、サブルーチンに処理が移る(S6)。
0018
事前設定の「{SUB」と、その引数コマンドの順位数をプログラムで変換した文字数と、事前設定の「}」とで、例えば、{SUB32}をプログラムで演算装置によって作成させる。引数コマンドは、このサブルーチンの手順による演算処理によって引数が消去されるので、入力を促される。
0019
例えば、{SUB32}のサブルーチンは、順位数32の引数コマンドの編集,引数消去と、そこへ新引数の入力を促す引数処理をするサブルーチンで事前制作されてプログラムリストとして記憶装置の中に記憶されている。
0020
特定行に納まっている引数コマンドは、サブルーチンによる編集で引数コマンドの中の最左端の第1引数の文字までカーソルが移動し、第1引数を消去していて新引数の入力を促しているので、それを入力し、次のリターンで第2引数がなければ、この時点で、この引数コマンドは入力回数の減少化が実行され、プログラム行に移動して判断にいたる。何故ならば、特定行に引数コマンドが行った時点で、その引数コマンドの記号を含む全文字が入力されており、プログラム毎に必要な特定の引数とするためにその引数コマンドの中の引数をサブルーチンが消去し、そこに新引数と入れ替えての入力を完了しているからである。
0021
もし、第2引数があれば、第1引数が消去されたあとに新引数を入力し、次のリターンで第2引数の左文字にカーソルが移動し、そこが消去されていて新引数の入力を促すので、ここで、新引数を入力してからのリターンで入力回数の減少化が実行され、プログラム行の最上行から下向きに連続3行2列にわたって、これから入力するであろうコマンド・関数とは無関係の特定記号の右列の下のコマンド等の次の下の空白行に移って完了する。上記の新引数の入力をしてリターンをしたときに、その引数コマンドに次の引数が無ければ、図2のプログラム行に納まって(S7)、出力画面の(S8)の判断にいたる。第3引数、第4引数があっても、上記の繰返しで処理できて判断にいたる。以上の第1引数、第2引数、第3引数、第4引数等の消去と入力については、それらの引数コマンドごとに最初からサブルーチンが組まれているからである。引数コマンドに次の引数が残っている限り、S7には行かない。
0022
以上のように、本発明の方法を実施すれば、コマンド入力における入力回数の減少化がなされて下記のような効果を有する。
(イ)コマンド例文表は事前制作なので、そのスペルは正確である。
(ロ) 無引コマンドは文字数に無関係で、単純な1回のリターンで入力できるので、従来の入力回数に較べてすべて0.2以下の回数となる。
(ハ) 本発明のプログラムの作成用のコマンドと関数47種類では、その入力回数は、従来の入力回数に較べて3種類のコマンドのみが0.53から0.59の範囲で、他のすべてのコマンドが0.5以下の回数となる。
(ニ)キー位置が未記憶のユーザーにとっての入力回数の減少化は、入力前のキー位置を探す回数の減少化にも通じるので、ビギナーには更に好都合である。
(ホ) 学習当初からの相当期間はAからEあたりのキー位置を記憶すれば、それだけの引数でマクロ作りができるのが本方法である。従来方法では、一文字あての入力なのでAからZまでのキー位置の記憶を要するので、最初から記憶のためのきつくて辛い入力練習に相当時間を必要としていたが、本発明ではそれらの労力や時間の軽減化,短縮化にも通じる。
(ヘ) 本方式のビギナーはベテランのブラインドタッチ方式に比肩し得る入力回数の減少化によって、正しいスペルでの入力スピードの格段の向上に繋がっている。
図面の簡単な説明
0023
図1本発明を実施したコマンド等の入力における入力回数の減少化方法及びその減少化装置のブロック装置図である。
図2本発明を実施したコマンド等の入力における入力回数の減少化方法のフローチャートである。
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0024
1表示装置(ディスプレイ)
2演算・制御装置
3記憶装置
4入力装置(キーボード)
31コマンド例文表
(1) コマンド例文表とは、コマンド・関数の説明、順位数、コマンド・関数の三項目で、ある順位数を境界にして上方に無引コマンドを、下方に引数コマンドをそれぞれおき分けて整列させたもので、この三項目の内容の合計字数は一行以内で、表示装置の画面巾より大きくはない。
(2) 引数は、引数コマンド毎の特定なものが絶対に必要で、数値、セル番地、範囲名、文字列などである。
(3) それらの引数が離れて複数箇所にあるとき、一番左のものから右に第1引数、第2引数、…と称する。
(4)マクロ名,範囲名の登録などは言及していないが、これらはプログラムリストの中で実行できる。
(5) プロクラム行には、その最上行から下向きに連続3行2列にわたって、これから入力するであろうコマンド等とは無関係の特定記号の下の左列にはマクロ名・範囲名を、右列にはコマンド・関数を充当するものである。
(6) 範囲名の右列のコマンド・関数の上の行は空白行となるべきで、そこには特殊な無引コマンドがコマンド例文表より、このシステムで入れられて、プログラムの完成後にその特殊記号は消去されて、空白行となる。
(7)サブルーチンは、上記2列より適当列離れたスペースの連続2列の適当行を使用する。
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