図面 (/)

この項目の情報は公開日時点(1999年10月12日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (2)

課題

泡立ち性、擦り実感、水切れ性、及びフィット性を向上させることのできる洗浄具を提供する。

解決手段

スポンジ製洗浄部材1の表面後方細長い柄2を台座3を介し接着する。洗浄部材1の弾力性を10〜200gf、吸水性を0.005〜0.05g/cm3、洗浄面密度を0.08〜0.2g/cm3とした。また、洗浄面と非洗浄面との比を1/1〜20/1に設定した。柄2の握部4を握り、被洗浄面に洗浄部材1の洗浄面を押し当てて適宜前後左右方向に動かせば、被洗浄面に付着した汚れを容易に除去することができる。

概要

背景

工業用物品家庭用物品、台所トイレ浴室、若しくはリビング等の洗浄に使用される洗浄具は、図示しないが、ポリウレタンビスコース等のスポンジ類植物繊維合成樹脂フィラメント、若しくは金属繊維等からなるタワシ類、合成樹脂フィラメントからなるブラシ類、又はナイロン等の布製ないしは不布製のシート類洗浄部材として単独で、あるいは組み合わせて使用される。この洗浄具は、形態的には洗浄部材だけのタイプ、洗浄部材に短いハンドルを取り付けたタイプ、又は洗浄部材に長い柄を取り付けたタイプに分類される。

上記洗浄具を使用して洗浄する場合には、洗浄部材、ハンドル、又は柄を握り、被洗浄面に洗浄部材を押し当てて適宜動かせば、被洗浄面に付着した汚れを除去することができる。なお、洗浄に際しては、汚れに適した洗剤を併用するのが一般的である。

概要

泡立ち性、擦り実感、水切れ性、及びフィット性を向上させることのできる洗浄具を提供する。

スポンジ製の洗浄部材1の表面後方細長い柄2を台座3を介し接着する。洗浄部材1の弾力性を10〜200gf、吸水性を0.005〜0.05g/cm3、洗浄面密度を0.08〜0.2g/cm3とした。また、洗浄面と非洗浄面との比を1/1〜20/1に設定した。柄2の握部4を握り、被洗浄面に洗浄部材1の洗浄面を押し当てて適宜前後左右方向に動かせば、被洗浄面に付着した汚れを容易に除去することができる。

目的

本発明は、上記問題に鑑みなされたもので、泡立ち性、擦り実感、水切れ性、及びフィット性を向上させることのできる洗浄具を提供することを目的としている。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
4件

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請求項1

洗浄部材洗浄する洗浄具において、該洗浄部材は、以下の(a)〜(c)の項目のうち、少なくとも一項目を満足するものであることを特徴とする洗浄具。(a)弾力性が5〜300gf(b)吸水性が0.005〜0.1g/cm3(c)洗浄面密度が0.02〜0.3g/cm3であるとともに、この洗浄面密度と非洗浄面密度との比が1/1〜20/1である

請求項2

上記洗浄部材は、上記(a)〜(c)の項目のうち、二項目又は全項目を満足するものである請求項1記載の洗浄具。

技術分野

0001

本発明は、各種の工業用物品家庭用物品、身体、台所トイレ、窓、床、浴室、又はリビング等の洗浄に使用される洗浄具に関するものである。

背景技術

0002

工業用物品、家庭用物品、台所、トイレ、浴室、若しくはリビング等の洗浄に使用される洗浄具は、図示しないが、ポリウレタンビスコース等のスポンジ類植物繊維合成樹脂フィラメント、若しくは金属繊維等からなるタワシ類、合成樹脂フィラメントからなるブラシ類、又はナイロン等の布製ないしは不布製のシート類洗浄部材として単独で、あるいは組み合わせて使用される。この洗浄具は、形態的には洗浄部材だけのタイプ、洗浄部材に短いハンドルを取り付けたタイプ、又は洗浄部材に長い柄を取り付けたタイプに分類される。

0003

上記洗浄具を使用して洗浄する場合には、洗浄部材、ハンドル、又は柄を握り、被洗浄面に洗浄部材を押し当てて適宜動かせば、被洗浄面に付着した汚れを除去することができる。なお、洗浄に際しては、汚れに適した洗剤を併用するのが一般的である。

発明が解決しようとする課題

0004

従来の洗浄具は、以上のように構成されているので、スポンジ類、布製ないしは不布製のシート類が洗浄部材として使用される場合、泡立ちや擦り実感に優れるものの、洗浄部材の内部に水分が保持されるので、使用時に重くなるという欠点があった。また、水切れ性に劣るので、保管時にカビ異臭発生原因になるおそれがあるという問題もあった。さらに、タワシ類やブラシ類が洗浄部材として使用される場合、水切れ性に優れるが、弾力性欠けるので、被洗浄面が曲面のときには、フィット性に欠けるという問題があった。

0005

本発明は、上記問題に鑑みなされたもので、泡立ち性、擦り実感、水切れ性、及びフィット性を向上させることのできる洗浄具を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0006

本発明者等は、鋭意研究を重ねた結果、洗浄具の洗浄部材の物性値を特定することにより、泡立ち性、擦り実感、水切れ性、及びフィット性を満足させることができることを見いだし、本発明を完成させるに至ったものである。すなわち、請求項1記載の発明は、上記課題を達成するため、洗浄部材で洗浄するものにおいて、該洗浄部材は、以下の(a)〜(c)の項目のうち、少なくとも一項目を満足するものであることを特徴としている。
(a)弾力性が5〜300gf
(b)吸水性が0.005〜0.1g/cm3
(c)洗浄面密度が0.02〜0.3g/cm3であるとともに、この洗浄面密度と非洗浄面密度との比が1/1〜20/1である
なお、上記洗浄部材は、上記(a)〜(c)の項目のうち、二項目又は全項目を満足するものであると特に良い。

0007

ここで、特許請求の範囲における洗浄部材の材質としては、単数複数の金属繊維、スポンジ、布、不織布、又はこれらの組み合わせ等を適宜使用することができる。また、平面ほぼ板形小判形半小判形楕円形、又は丸棒形等に適宜構成することが可能である。この洗浄部材は、単独で使用したり、あるいは短いハンドルや長い柄等を直接間接に取り付けて使用することができる。これらのハンドルや柄は、例えばABSやPP等の樹脂アルミ等の金属、ポリエチレンウレタン等の発泡体、又はこれらの組み合わせを適宜用いて構成することができる。特に、ABSやPP等の樹脂をインジェクション成形すれば、軽量性成形性を向上させることが可能である。また、ハンドルや柄は、屈曲可能、伸縮可能、又は着脱可能とすることができる。

0008

洗浄部材の弾力性は、5〜300gfが好ましいが、10〜200gfがより好ましい。この数値限定は、弾力性が5gf未満では剛性が小さすぎて擦り実感に欠け、弾力性が300gfを上回ると剛性が大きすぎるので、曲面や凹凸面に対するフィット性が劣り、好ましくないからである。また、洗浄部材の吸水性は、0.005〜0.1g/cm3が好ましいが、0.005〜0.05g/cm3がより好ましい。この数値限定は、吸水性が0.005g/cm3未満では洗浄時に併用する専用洗剤と洗浄部材とのからみが悪化し、泡立ち性が低下して好ましくないからである。また、これとは逆に0.1g/cm3を上回ると水切れ性が低下し、使用時の重さや保管時のカビや異臭の発生につながる可能性があり、不適切だからである。

0009

本発明の洗浄部材は、そのままでも、ハンドルや柄等の操作部材と組み合わせても良い。この場合の接続方法は、接着熱融着が一般的であるが、これに限定されるものではない。また、洗浄部材の洗浄面密度も、0.02〜0.3g/cm3が望ましいが、0.08〜0.2g/cm3がより望ましい。この数値限定は、洗浄面密度が0.02g/cm3未満では空隙が多すぎて洗剤の撹拌効率が低下し、0.3g/cm3を上回ると空隙が少なすぎて空気の流通が妨げられ、泡立ちが低下する傾向があるからである。また、洗浄面密度と非洗浄面密度との比とは、最も高密度の洗浄面と最も低密度の非洗浄面との比をいう。洗浄面密度と非洗浄面密度との比を上記数値に限定したのは、非洗浄面密度が洗浄面密度を下回ったり、洗浄面密度が非洗浄面密度の20倍を越えると、泡立ちが低下したり、擦り実感が低下したりして不適切な結果を招くという理由に基づく。

0010

洗浄面密度を非洗浄面密度よりも大きくする方法としては、どのような方法でも良いが、洗浄面側からの熱圧縮が最も一般的である。また、洗浄面側に高密度の洗浄部材を、非洗浄面側に低密度の洗浄部材をそれぞれ配置し、これらを接着や熱溶融等で結合させることも可能である。さらに、本発明に係る洗浄具は、少なくとも各種の工業用物品、家庭用物品、壁、玄関、車両、身体、台所、トイレ、窓、床、浴室、又はリビング等の洗浄に使用することができる。

発明を実施するための最良の形態

0011

以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明するが、本発明は以下の実施形態になんら限定されるものではない。本実施形態における洗浄具は、図1に示すように、洗浄部材1の表面(上面)後方に柄2を平面ほぼ扇形台座3を介し傾けて接着している。

0012

洗浄部材1は、スポンジを用いて平面ほぼ小判形に成形され、表面が非洗浄面として、裏面が洗浄面としてそれぞれ利用される。この洗浄部材は、弾力性が10〜200gf、吸水性が0.005〜0.05g/cm3、洗浄面密度が0.08〜0.2g/cm3、洗浄面と非洗浄面との比が1/1〜20/1にそれぞれ設定されている。また、柄2は、成形性、剛性、耐熱性、及び衝撃強さ等に優れるPP等の樹脂を用いて細長棒形に成形され、後部周面には曲面からなる握部4が膨出成形されており、後端部がほぼ形のフック部5に湾曲成形されている。

0013

上記構成において、柄2の握部4を握り、被洗浄面に洗浄部材1の洗浄面を押し当てて適宜前後左右方向に動かせば、被洗浄面に付着した汚れをきわめて容易に除去することができる。なお、この洗浄に際しては、汚れに適した洗剤を適宜併用することができる。

0014

上記構成によれば、洗浄部材1の物性値を上記各数値としたので、使用後の水切り性が実に良く、使用時の軽量感が期待できるとともに、洗浄具を清潔に保つことができる。また、洗浄部材1の水分の維持を抑制防止することができるので、保管時にカビや異臭の発生原因になるおそれがない。また、弾力性にも優れるので、フィット性を非常に向上させることができる。さらに、洗浄時の擦掃力が高く、良好な泡立ちが期待できる。

0015

本発明に係る洗浄具の効果を確認するため、弾力性、吸水性、密度の測定、泡立ち性、擦り実感、フィット性、及び水切れ性をそれぞれ測定・試験し、これらの項目に関する測定・試験結果を表1にまとめた。先ず、各項目の測定・試験方法について順次詳説する。

0016

(1)洗浄部材の弾力性測定方法
7×10cmにカットした洗浄部材の短辺側の一端部を固定し、Texture Analyser TA−XT2(Stable Micro System Ltd製)において、Knife/Guillotine Bladeを使用して固定部から5cmの箇所を2cm押し下げたときの応力を測定し、弾力性として表した。

0017

(2)洗浄部材の吸水性測定方法
7×10cmにカットした洗浄部材を14×20×7.5cmのバットに張った1lの水中に投入し、上方から10回圧縮して吸水させ、3分間放置する。そして、水中から引き上げて1分間水切りし、その後、単位体積当たりの重量増加を測定し、吸水性として表した。

0018

(3)洗浄部材の密度測定方法
7×10cmにカットした洗浄部材における洗浄面及び非洗浄面から各々5cmの箇所を厚さ方向にスライスし、重量と体積とから密度を求めた。

0019

(4) 擦り実感試験
浴槽垂直面0.5cm2に市販浴室用洗剤2.5cmlをかけ、8×12.5cmのサンプルで上下に10回数擦った時の擦り実感を下記の4段階で評価した。
◎:擦り実感が非常に良好である。
○:擦り実感がかなり良好である。
△:擦り実感がやや良好である。
×:擦り実感がほとんど感じられない。

0020

(5)泡立ち性試験
上記擦り実感試験の評価後の泡立ちを下記の4段階で評価した。
◎:泡立ちが非常に良好である。
○:泡立ちがかなり良好である。
△:泡立ちがやや良好である。
×:泡立ちがほとんど感じられない。

0021

(6)フィット性試験
浴槽の底面コーナ部に8×12.5cmのサンプルを押し当てた時のサンプルの追随性を下記の4段階で評価した。
◎:追随性が非常に良好である。
○:追随性がかなり良好である。
△:追随性がやや良好である。
×:追随性がほとんど感じられない。

0022

(7)水切り性試験
容量270lの浴槽全体を8×12.5cmのサンプルを用いてシャワーを流しながら上下に50回擦った後、サンプルを静置した時の水の切れ易さを下記の4段階で評価した。
◎:水切れ性が非常に良好である。
○:水切れ性がかなり良好である。
△:水切れ性がやや良好である。
×:水切れ性がほとんど認められない。

0023

発明の効果

0024

以上のように本発明によれば、泡立ち性、擦り実感、水切れ性、及びフィット性を向上させることができるという効果がある。

図面の簡単な説明

0025

図1本発明に係る洗浄具の実施形態を示す全体斜視図である。

--

0026

1洗浄部材
2 柄
3台座
4 握部
5フック部

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