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技術 施設園芸における灌水方法及びその装置

出願人 南国ハウス有限会社
発明者 中田速雄
出願日 1998年3月30日 (22年1ヶ月経過) 出願番号 1998-103654
公開日 1999年10月12日 (20年6ヶ月経過) 公開番号 1999-275963
状態 未査定
技術分野 植物の栽培 物理的水処理 溶解、混合、フローミキサー 酸素;オゾン;酸化物一般
主要キーワード 空気調整器 散水用ノズル 混入器 不足がち 農業用ハウス内 育成状況 園芸施設 自動灌水
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この項目の情報は公開日時点(1999年10月12日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

農業用ハウス内土壌活性化させるとともに、連作障害をなくして作物成育速度を高めるようにした施設園芸における灌水方法及びその装置を提供することを目的とする。

解決手段

揚水ポンプ2により汲み上げた用水中に、オゾン供給装置1によって得られるオゾンを供給して充分に混合し、該オゾンが溶存する用水を自動灌水パイプ5に送りこんで散水する灌水方法と装置を基本的手段とする。装置として用水とオゾンを充分に混合するオゾン混入器3と、用水中からエアを引き抜く空気調整器4とを具備した構成にしてある。

概要

背景

従来から農業用ハウス等の園芸作物栽培用施設を利用して、野菜等の作物を限られた場所で育成する手段が広く行われている。この農業用ハウスには自然換気を行う手段が施され、揚水ポンプを利用してハウス内に用水を引き入れて作物に供給し、最適な温度条件を維持することによって成育速度を速めている。

概要

農業用ハウス内土壌活性化させるとともに、連作障害をなくして作物の成育速度を高めるようにした施設園芸における灌水方法及びその装置を提供することを目的とする。

揚水ポンプ2により汲み上げた用水中に、オゾン供給装置1によって得られるオゾンを供給して充分に混合し、該オゾンが溶存する用水を自動灌水パイプ5に送りこんで散水する灌水方法と装置を基本的手段とする。装置として用水とオゾンを充分に混合するオゾン混入器3と、用水中からエアを引き抜く空気調整器4とを具備した構成にしてある。

目的

そこで本発明は、ハウス内の土壌を活性化させるとともに連作障害をなくして作物の成育速度を高めるようにした施設園芸における灌水方法及びその装置を提供することを目的とするものである。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

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請求項1

揚水ポンプにより汲み上げた用水中に、オゾン供給装置によって得られるオゾンを供給して充分に混合し、該オゾンが溶存する用水を自動灌水パイプ送りこんで散水することを特徴とする施設園芸における灌水方法

請求項2

揚水ポンプにより汲み上げた用水中に、オゾン供給装置によって得られるオゾンを供給して充分に混合することにより、用水中に活性酸素を生成させ、該活性酸素が溶存する用水を自動灌水パイプに送りこんで散水することを特徴とする施設園芸における灌水方法。

請求項3

自動灌水パイプの適宜位置に多数の散水孔を開口して、この散水孔からオゾン又は活性酸素が溶存する用水の散水を行うことを特徴とする請求項2に記載の施設園芸における灌水方法。

請求項4

用水を汲み上げる揚水ポンプと、該用水中にオゾンを供給するオゾン供給装置と、用水とオゾンを充分に混合するオゾン混入器と、用水中からエアを引き抜く空気調整器と、オゾンが溶存する用水の散水を行う自動灌水パイプとから構成されたことを特徴とする施設園芸における灌水装置

請求項5

用水を汲み上げる揚水ポンプと、該用水中にオゾンを供給するオゾン供給装置と、用水とオゾンを充分に混合して、用水中に活性酸素を生成させるオゾン混入器と、用水中からエアを引き抜く空気調整器と、オゾン及び活性酸素が溶存する用水の散水を行う自動灌水パイプとから構成されたことを特徴とする施設園芸における灌水装置。

請求項6

オゾン供給装置は、空気を供給するためのコンプレッサと、無声放電によりオゾンを発生するオゾン発生機及び圧力計とを主要な構成要素とし、圧力を調整しながらオゾンを発生させることを特徴とする請求項4又は5に記載の施設園芸における灌水装置。

技術分野

0001

本発明は農業用ハウス等の施設園芸栽培における灌水時に、用水中にオゾンを混入することにより、活性酸素の生成に伴って土壌活性化させるとともに連作障害をなくして作物成育速度を高めるようにした施設園芸における灌水方法及びその装置に関するものである。

背景技術

0002

従来から農業用ハウス等の園芸作物栽培用施設を利用して、野菜等の作物を限られた場所で育成する手段が広く行われている。この農業用ハウスには自然換気を行う手段が施され、揚水ポンプを利用してハウス内に用水を引き入れて作物に供給し、最適な温度条件を維持することによって成育速度を速めている。

発明が解決しようとする課題

0003

このような農業用ハウス等の施設園芸では、限られた場所での栽培であるため、毎年同じ作物を連作して栽培しなければならないケースが多く、それに伴う連作障害により作物の成育に悪影響を与えてしまうという課題がある。

0004

更に連作障害以外にも例えば当初の農業用ハウス内の土壌に酸素が多く含まれていても、期間の経過とともに次第に酸素が不足がちとなり、作物の育成状況が低下することが知られている。

0005

一般に連作障害を防止するために、土壌の改良とか入れ替え接木、完全な消毒を実施する等の手段が行われているが、必ずしも連作障害に対して満足する結果は得られていないのが現状である。

0006

そこで本発明は、ハウス内の土壌を活性化させるとともに連作障害をなくして作物の成育速度を高めるようにした施設園芸における灌水方法及びその装置を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0007

本発明は上記目的を達成するために、揚水ポンプにより汲み上げた用水中に、オゾン供給装置によって得られるオゾンを供給して充分に混合し、該オゾンが溶存する用水、或は用水中に生成された活性酸素が溶存する用水を自動灌水パイプ送りこんで散水するようにした灌水方法を基本的手段とする。この自動灌水パイプの適宜位置に多数の散水孔を開口して、この散水孔からオゾン及び活性酸素が溶存する用水の散水を行う。

0008

更に、用水を汲み上げる揚水ポンプと、該用水中にオゾンを供給するオゾン供給装置と、用水とオゾンを充分に混合するオゾン混入器と、用水中からエアを引き抜く空気調整器と、オゾンが溶存する用水の散水を行う自動灌水パイプ、或はオゾン及び活性酸素が溶存する用水の散水を行う自動灌水パイプとから構成された灌水装置を提案する。

0009

前記オゾン供給装置は、空気を供給するためのコンプレッサと、無声放電によりオゾンを発生するオゾン発生機及び圧力計とを主要な構成要素としており、圧力を調整しながらオゾンを発生している。

0010

かかる施設園芸における灌水方法及びその装置によれば、揚水ポンプの起動により用水を汲み上げてオゾン混入器内に送り込むのと同時に、オゾン供給装置を起動することにより無声放電によりオゾンガスが発生し、このオゾンガスにコンプレッサから供給される空気が混入してオゾンと空気の混合気体となってオゾン混入器内に供給される。

0011

そして用水とオゾンがオゾン混入器内で充分に混合されることにより、活性酸素を生成し、更に空気調整器で余分のエアが抜かれた後にオゾン或は活性酸素が溶存する用水がハウス内の自動灌水パイプに供給されて散水が行われ、この用水によってハウス内の土壌が活性化されるとともに連作障害をなくして作物の成育速度が高められるという作用がもたらされる。

発明を実施するための最良の形態

0012

下図面に基づいて本発明にかかる施設園芸における灌水方法及びその装置の具体的な実施形態を説明する。図1は装置の要部を示す概要図であり、先ず主要な構成要素を説明すると、1はオゾン供給装置、2は揚水ポンプ、3はオゾン混入器、4は空気調整器、5はハウス内の自動灌水パイプである。上記各機器管体によって図示した状態に連結されており、更にオゾン混入器3には余分のエアを抜くための管体3aが取付けられている。

0013

図2はオゾン供給装置1の内部構造図であり、図3は同外観図である。図2に示したように、オゾン供給装置1は空気を供給するためのコンプレッサ6とオゾン発生機7及びトランス8とから構成されている。図3に示す9は電源スイッチ、10は電源ランプ、11は圧力計、12は逆止弁である。

0014

かかる施設園芸における灌水装置の使用時の態様を以下に説明する。先ず揚水ポンプ2を起動して地下水河川等から用水を汲み上げ、弁Aを通してオゾン混入器3内に送り込むのと同時に、電源スイッチ9をオンにしてオゾン供給装置1を起動する。尚、揚水ポンプ2による揚水量は1分間に100〜300リットル程度が適当である。

0015

オゾン供給装置1内に配置されたオゾン発生機7では、トランス8から印加される電源電圧による無声放電によりオゾンガスが発生し、このオゾンガスにコンプレッサ6により供給される空気が混入してオゾンと空気の混合気体となる。このオゾンと空気の混合気体の圧力を、圧力計11により監視しながら弁Bを通してオゾン混入器3内に供給する。

0016

オゾン混入器3内で用水とオゾンとを充分に混合することにより、活性酸素を生成した後、空気調整器4内に送り込む。そして空気調整器4に取付けられている管体3aから余分のエアが抜かれた後、弁Cを介してオゾン或は活性酸素が溶存する用水をハウス内の自動灌水パイプ5に供給する。尚、図1中の弁Dは、平常時には閉止され、揚水ポンプ2から直接ハウス内の自動灌水パイプ5に用水を供給する場合にのみ開放する弁である。

0017

図4は自動灌水パイプ5の使用形態を示す要部断面図、図5は同要部斜視図であり、ハウス内に形成した畦13の上部とか他の適宜位置に自動灌水パイプ5を設置しておき、この自動灌水パイプ5に開口した多数の散水孔5a,5aから土壌及び作物に対して散水を行う。散水孔5aに代えて散水用ノズルを取付けても良い。

0018

前記オゾン発生機7によるオゾンの発生原理を簡単に説明すると、酸素又は空気雰囲気中交流電圧を無声放電することによりO2がO3となり、オゾンガスとなる。得られたオゾンO3は塩素よりも強い酸化力を有し、塩素では分解できない有機物とか臭気色度の除去及び殺菌等に用いられる。

0019

一般に灌水する場合に用水ポンプより1分間に200〜350リットル程度の水量が2〜3Kg程度の圧力で供給されており、この水量に短い時間内に酸素を混入しようとしても、空気では水に溶ける酸素が小量で8ppm程度しか混入させることができない。これに対し、本発明のオゾンO3を発生させて混入させると最大15ppm程度の溶存酸素となる。本発明はこのようにオゾンO3を混入することにより、オゾンO3は酸素O2と活性酸素O1とに分かれるため、活性酸素を生成することができ、用水中の溶存酸素として活性酸素を灌水することにより土壌の活性化を図ることができることに特徴を有する。

発明の効果

0020

以上詳細に説明したように、本発明にかかる施設園芸における灌水方法及びその装置によれば、揚水ポンプにより汲み上げた用水とオゾン供給装置で得られるオゾンとをオゾン混入器内で充分に混合し、余分のエアを抜いた後にオゾン及び活性酸素が溶存する用水を自動灌水パイプに送りこんで散水を行うことにより、ハウス内の土壌が活性化され、しかも連作障害をなくして作物の成育速度を高めるという大きな効果が得られる。

0021

特に土壌中にオゾン及び活性酸素が溶存する用水を散布すると、全ての作物の根の発育活発化して成育に好影響を与え、しかもオゾンの持つ殺菌作用により害虫とか病気の発生を抑えてきわめて良好な作物が成育する。更に活性酸素は連作障害を排除する効果があり、農業用ハウス等の限られた場所での連作栽培に対しても作物の成育に悪影響を与えることがないという効果がある。また、本発明にかかる灌水装置は、既製の農業用ハウス等の園芸施設にもなんら問題なく適用することができる。

0022

従って連作障害を防止するために土壌の改良とか入れ替え、消毒等を実施する必要はなくなり、更に期間の経過とともに酸素が不足がちとなることに起因する作物の成育低下を防止することができるため、各種施設園芸における灌水に適用して有効な方法と装置を提供することができる。

図面の簡単な説明

0023

図1本発明にかかる施設園芸における灌水装置の要部を示す概要図。
図2本発明で用いたオゾン供給装置の内部構造図。
図3図2の外観図。
図4自動灌水パイプの使用形態を示す要部断面図。
図5図4の要部斜視図。

--

0024

1…オゾン供給装置
2…揚水ポンプ
3…オゾン混入器
4…空気調整器
5…自動灌水パイプ
6…コンプレッサ
7…オゾン発生機
8…トランス
9…電源スイッチ
10…電源ランプ
11…圧力計
12…逆止弁

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