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技術 インターホン親機およびこれを使用したインターホンシステム

出願人 パナソニック電工株式会社
発明者 岩渕航太奥山毅川原雄三野林正樹旭田正浩
出願日 1998年3月26日 (22年8ヶ月経過) 出願番号 1998-080037
公開日 1999年10月8日 (21年1ヶ月経過) 公開番号 1999-275241
状態 特許登録済
技術分野 閉回路テレビジョンシステム インターホン
主要キーワード 本体カバー側 使用中ランプ 制御信号回路 TV回路 鳴動指令 点灯保持 モニタボタン 住居人
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年10月8日)のものです。
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図面 (8)

課題

連続型あるいはオートストップ型といった増設スピーカの種類を選ばずに接続付加できるインターホン親機、およびこれにドアホン子器カメラ付きドアホン子器を組み合わせて構成したインターホンシステムを提供する。

解決手段

ドアホン子器B1,B2からの呼出を検知する呼出検知回路2,3と、増設スピーカ接続端子tと、呼出検知回路がドアホン子器からの呼出を検知したときに、増設スピーカ接続端子の電圧レベル反転させて、増設スピーカ接続端子に接続付加された増設スピーカCに鳴動指令信号を出力する信号処理部1とを備えたインターホン親機Aにおいて、信号処理部は、呼出検知回路が、ドアホン子器からの呼出を最初に検知したときには、増設スピーカ接続端子の電圧レベルを反転保持し、その後、呼出に応答するまでの間は、ドアホン子器からの呼出を受ける毎に、反転保持された、増設スピーカ接続端子の電圧レベルを所定時間だけ元の電圧レベルに立ち上げ保持した後に、再度反転保持するようにしている。

概要

背景

近時、一般住宅等において、インターホン親機増設スピーカを接続付加することで、住居人が、親機から離れたところにいても、来客があったことを確認できるようにしたインターホンシステムが広く使用されてきている。この種のインターホンシステムは、図6に示すように、玄関先に設置されたドアホン子器Bを設置する一方、室内にはインターホン親機Aを設置し、これらを信号線L1で接続した構成になっており、インターホン親機Aでは、増設スピーカ接続端子tに、信号線L2を接続した増設スピーカCを更に接続している。

増設スピーカ接続端子tは、ドアホン子器Bからの呼出待機時には一定の電圧レベルを有しており、訪問者が、ドアホン子器Bを操作して住居人の呼出を行えば、インターホン親機Aは、この呼出を検知して呼出音鳴動する一方、増設スピーカ接続端子tの電圧レベルを反転させて、増設スピーカCに鳴動指令信号を出力するので、この鳴動指令信号を受けた増設スピーカCは、呼出音を鳴動する。

住居人は、親機Aあるいは増設スピーカCの呼出音を受けて来客があったことを確認すれば、親機Aに設けられた通話ボタンb1を押して呼出に応答すれば、ハンズフリーの状態で訪問者と通話ができる。ここで、増設スピーカCには、連続鳴動型とオートストップ型の2種類があり、連続鳴動型では、インターホン親機Aから鳴動指令信号を受けている間は、呼出音を鳴動し続けるようになっている。また、オートストップ型では、インターホン親機Aから受けている鳴動指令信号の長さに拘らず、予め設定された長さのみ呼出音を鳴動するようになっている。

そのため、インターホン親機Aでは、連続鳴動型の増設スピーカCを接続付加するときには、鳴動指令信号を、呼出を受けたときから応答があるまで出力するようにし、一方オートストップ型の増設スピーカCを接続付加するときには、鳴動指令信号を、呼出を受ける毎に一定時間のみ出力する必要がある。

概要

連続型あるいはオートストップ型といった増設スピーカの種類を選ばずに接続付加できるインターホン親機、およびこれにドアホン子器、カメラ付きドアホン子器を組み合わせて構成したインターホンシステムを提供する。

ドアホン子器B1,B2からの呼出を検知する呼出検知回路2,3と、増設スピーカ接続端子tと、呼出検知回路がドアホン子器からの呼出を検知したときに、増設スピーカ接続端子の電圧レベルを反転させて、増設スピーカ接続端子に接続付加された増設スピーカCに鳴動指令信号を出力する信号処理部1とを備えたインターホン親機Aにおいて、信号処理部は、呼出検知回路が、ドアホン子器からの呼出を最初に検知したときには、増設スピーカ接続端子の電圧レベルを反転保持し、その後、呼出に応答するまでの間は、ドアホン子器からの呼出を受ける毎に、反転保持された、増設スピーカ接続端子の電圧レベルを所定時間だけ元の電圧レベルに立ち上げ保持した後に、再度反転保持するようにしている。

目的

本発明は、上記事情に鑑みて提案されるものであり、連続鳴動型あるいはオートストップ型といった増設スピーカの種類を選ばずに、いずれの種類の増設スピーカも接続付加できるインターホン親機、およびこれを使用して構成したインターホンシステムを提供することを目的としている。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
4件

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請求項1

ドアホン子器からの呼出を検知する呼出検知回路と、増設スピーカ接続端子と、上記呼出検知回路が上記ドアホン子器からの呼出を検知したときに、上記増設スピーカ接続端子の電圧レベル反転させて、上記増設スピーカ接続端子に接続付加された増設スピーカ鳴動指令信号を出力する信号処理部とを備えたインターホン親機において、上記信号処理部は、上記呼出検知回路が、上記ドアホン子器からの呼出を最初に検知したときには、上記増設スピーカ接続端子の電圧レベルを反転し、その状態を保持し、その後、呼出に応答するまでの間は、上記ドアホン子器からの呼出を受ける毎に、反転状態に保持された上記増設スピーカ接続端子の電圧レベルを、所定時間だけ元の電圧レベルに立ち上げ保持した後に、再度、反転状態に保持するようにしているインターホン親機。

請求項2

請求項1において、上記インターホン親機は、通話ボタンを備えたハンズフリーインターホンであることを特徴とするインターホン親機。

請求項3

請求項1において、上記インターホン親機は、通話のためのハンドセットを備えたハンドセット型インターホンであることを特徴とするインターホン親機。

請求項4

請求項1又は請求項3において、上記インターホン親機は、モニタテレビ付きインターホンであることを特徴とするインターホン親機。

請求項5

玄関先に設置された、呼出ボタンを有したドアホン子器と、請求項2又は請求項3に記載されたインターホン親機とを組み合わせて構成されているインターホンシステム

請求項6

玄関先に設置された、呼出ボタンとカメラとを有したカメラ付きドアホン子器と、請求項4に記載されたインターホン親機とを組み合わせて構成されているインターホンシステム。

技術分野

0001

本発明は、増設スピーカを接続付加できるインターホン親機、およびこれを使用して構成したインターホンシステムに関する。

背景技術

0002

近時、一般住宅等において、インターホン親機に増設スピーカを接続付加することで、住居人が、親機から離れたところにいても、来客があったことを確認できるようにしたインターホンシステムが広く使用されてきている。この種のインターホンシステムは、図6に示すように、玄関先に設置されたドアホン子器Bを設置する一方、室内にはインターホン親機Aを設置し、これらを信号線L1で接続した構成になっており、インターホン親機Aでは、増設スピーカ接続端子tに、信号線L2を接続した増設スピーカCを更に接続している。

0003

増設スピーカ接続端子tは、ドアホン子器Bからの呼出待機時には一定の電圧レベルを有しており、訪問者が、ドアホン子器Bを操作して住居人の呼出を行えば、インターホン親機Aは、この呼出を検知して呼出音鳴動する一方、増設スピーカ接続端子tの電圧レベルを反転させて、増設スピーカCに鳴動指令信号を出力するので、この鳴動指令信号を受けた増設スピーカCは、呼出音を鳴動する。

0004

住居人は、親機Aあるいは増設スピーカCの呼出音を受けて来客があったことを確認すれば、親機Aに設けられた通話ボタンb1を押して呼出に応答すれば、ハンズフリーの状態で訪問者と通話ができる。ここで、増設スピーカCには、連続鳴動型とオートストップ型の2種類があり、連続鳴動型では、インターホン親機Aから鳴動指令信号を受けている間は、呼出音を鳴動し続けるようになっている。また、オートストップ型では、インターホン親機Aから受けている鳴動指令信号の長さに拘らず、予め設定された長さのみ呼出音を鳴動するようになっている。

0005

そのため、インターホン親機Aでは、連続鳴動型の増設スピーカCを接続付加するときには、鳴動指令信号を、呼出を受けたときから応答があるまで出力するようにし、一方オートストップ型の増設スピーカCを接続付加するときには、鳴動指令信号を、呼出を受ける毎に一定時間のみ出力する必要がある。

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、従来のインターホン親機は、製造段階で予め鳴動指令信号の出力設定が行われて、連続鳴動型増設スピーカ用かオートストップ型増設スピーカ用かを指定して種類別に製造されているため、増設スピーカを接続付加する際には、使用する増設スピーカの種類を選択する必要があった。

0007

このとき、インターホン親機の種類や、鳴動指令信号の出力設定を間違えたりすると、以下に示すような不都合が発生する。図7(a)には、インターホン親機からの鳴動指令信号が連続鳴動型増設スピーカに対応した出力になっている場合に、オートストップ型増設スピーカを接続付加した際における不具合を示している。ここでは、ドアホン子器からの呼出しがあると、インターホン親機から出力される鳴動指令信号は、待機時のHレベルの状態からLレベルに反転し、この反転状態は応答するまで保持される。これに対して、増設スピーカCでは、インターホン親機から出力される鳴動指令信号のLレベルの反転の立下りを検知して、呼出音を鳴動させるが、その鳴動音出力時間は、予めタイマなどによって設定されているため、所定時間継続すれば、停止する。したがって、ドアホン子器が呼出音を鳴動している間に、インターホン親機で応答すれば、問題はないが、その時間内に応答せずに、呼出音が停止してしまうと、ドアホン子器から再度の呼出を受けても、インターホン親機では、待機状態復帰していないため、増設スピーカに鳴動指令信号を出力することが出来なくなってしまう。ゆえに、ドアホン子器から呼出があっても、増設スピーカでは鳴動音が出力されず、増設スピーカは機能を果たさない。

0008

また、図7(b)には、インターホン親機からの鳴動指令信号が、オートストップ型増設スピーカに対応した出力になっているときに、連続鳴動型増設スピーカを接続付加した際における不具合を示している。ここでは、ドアホン子器からの呼出しがあると、インターホン親機から出力される鳴動指令信号は、待機時のHレベルの状態からLレベルに反転し、すぐにHレベルに復帰する。これに対して、増設スピーカCでは、インターホン親機から出力される鳴動指令信号のLレベルの反転の立下りを検知して、呼出音を鳴動させるが、その鳴動音は、インターホン親機から出力される鳴動指令信号がLレベルに反転されている時間だけ継続するようになっているので、ドアホン子器からの再度の呼出があったときには、鳴動音が出力されるが、すぐに停止してしまい、十分な呼出が出来ない。

0009

本発明は、上記事情に鑑みて提案されるものであり、連続鳴動型あるいはオートストップ型といった増設スピーカの種類を選ばずに、いずれの種類の増設スピーカも接続付加できるインターホン親機、およびこれを使用して構成したインターホンシステムを提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0010

上記目的を達成するために、請求項1に記載のインターホン親機では、ドアホン子器からの呼出を検知する呼出検知回路と、増設スピーカ接続端子と、呼出検知回路がドアホン子器からの呼出を検知したときに、増設スピーカ接続端子の電圧レベルを反転させて、増設スピーカ接続端子に接続付加された増設スピーカに鳴動指令信号を出力する信号処理部とを備えたインターホン親機において、信号処理部は、呼出検知回路が、ドアホン子器からの呼出を最初に検知したときには、増設スピーカ接続端子の電圧レベルを反転保持し、その後、呼出に応答するまでの間は、ドアホン子器からの呼出を受ける毎に、反転保持された、増設スピーカ接続端子の電圧レベルを所定時間だけ元の電圧レベルに立ち上げて保持した後に、再度、最初に呼出を受けたときに電圧レベルを反転させた状態に保持するようにしている。

0011

請求項2では、通話ボタンを備えたハンズフリー型インターホンに適用されたインターホン親機を提案しており、請求項3では、通話のためのハンドセットを備えたハンドセット型インターホンを提案しており、請求項4では、モニタテレビ付きインターホンが提案されている。更に、請求項5では、玄関先に設置された、呼出ボタンを有したドアホン子器と、請求項2又は請求項3に記載されたインターホン親機とを組み合わせて構成されたインターホンシステムが提案されており、請求項6では、玄関先に設置された、呼出ボタンとカメラとを有したカメラ付きドアホン子器と、請求項4に記載されたインターホン親機とを組み合わせて構成されたインターホンシステムが提案されている。

発明を実施するための最良の形態

0012

以下に、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。図1は、本発明のインターホン親機を含んだインターホンシステムの一例を示すシステム構成図である。ここでは、インターホンシステムの一例として、親世帯と子世帯とからなる2世帯住宅テレビインターホンシステムの構成を示しているが、これには限定されない。例えば、玄関口に設置されたドアホン子器に、室内に設置されたインターホン親機を接続し、インターホン親機には更に増設スピーカを接続付加したシステムであってもよい。

0013

親世帯に設置されたインターホン親機Aには、2台のドアホン子器B1,B2を信号線L1,L1を介してパラレル接続するとともに、インターホン副親機A1,A3を信号線L3を介してパラレル接続している。更に、インターホン親機Aでは、増設スピーカ接続端子tに、信号線L2を接続した増設スピーカCを更に接続している。そして、インターホン副親機A1には、信号線L3を介してインターホン副親機A2を接続し、インターホン副親機A3には、信号線L3を介して、インターホン副親機A4,A5をシリアル接続している。ここに、インターホン親機Aは、ドアホン子器B1,B2、これらのドアホン子器B1やB2に内蔵したカメラを駆動するための電源を内蔵しており、ドアホン子器B1、B2のカメラによって撮像された来訪者映像を映し出すモニタテレビtvを備えている。また、A1,A3,A4は、それぞれにドアホン子器B1、B2のカメラによって撮像された来訪者の映像を映し出すモニタテレビtvを備えたインターホン副親機であるが、インターホン親機A2とA5は、モニタテレビtvを備えず、通話のみが可能となっている。

0014

なお、接続形態は、図示したものには限定されず、例えば、親機Aと副親機A1〜A5をパラレル接続したような形態でもよく、複数の子器B1,B2に対し、親機A,複数の副親機A1〜A5が応答できる構成であればよい。このような構成において、このインターホンシステムは以下に示すような基本動作をなす。

0015

図1において、各親機A,副親機A1〜A5の各々には、応答可能なドアホン子器B1,B2を設定する設定手段として、子器1設定スイッチsw1,子器2設定スイッチsw2を備えており、各世帯毎にこれらの設定を変えることによって、親機A,副親機A1〜A5は、設定に対応するドアホン子器B1,B2から呼出があったときに、スピーカspから呼出音を鳴動させるとともに、そのドアホン子器B1,B2のカメラcが撮影する映像をモニタテレビtvに映し出す。

0016

このとき、親機A,副親機A1〜A5は、ドアホン子器B1からの呼出に対しては、例えば「ピンポンピンポン」という呼出音を鳴動し、一方、ドアホン子器B2からの呼出に対しては、例えば「ピンポン」という呼出音を鳴動して、どちらのドアホン子器B1,B2からの呼出であるかを容易に識別できるようにしている。また、親機Aは、増設スピーカ接続端子tの電圧レベルを反転させて、増設スピーカCに鳴動指令信号を出力するので、増設スピーカCは、この鳴動指令信号を受けて呼出音を鳴動する。つまり、子器1B1の設定スイッチsw1,子器2B2の設定スイッチsw2では、通話ボタンb1の操作を有効とする呼出を、どのドアホン子器B1,B2からの呼出とするかを設定している。

0017

なお、通話ボタンb1は、図示したような、ハンズフリー通話を行うために操作されるものに限定されず、ハンドセットの取り上げによって操作されるオフフックボタンも含まれ、この場合には、インターホン親機、副親機として、ハンドセットを備えたインターホンが使用される。ここでは、親世帯の親機Aは、子器B1,B2からの呼出を有効にし、親世帯の副親機A1,A2は、子器B1からの呼出を有効にしており、子世帯の副親機A3〜A5は、子器B2からの呼出を有効にしている。なお、親機A,副親機A1〜A5には、通話ランプ4を設けており、設定に対応するドアホン子器B1,B2から呼出があれば、呼出音を鳴動させるとともに、そのドアホン子器B1,B2のカメラcが撮影する映像を映し出すばかりでなく、通話ランプ4を点滅させることにより、住居人に来客を報知している。このとき、通話ランプ4は、子器1からの呼出に対しては赤色点滅し、一方、子器2からの呼出に対しては黄色点滅する。そして、通話ランプ4の点滅は、応答操作があれば自動的に消灯し、子器1からの呼出に対して応答したときには続けて赤色に点灯保持し、子器2からの呼出に対して応答したときには続けて黄色に点灯保持される。

0018

また、このインターホンシステムでは、モニタ機能も備えており、図中に示すように、インターホン親機Aおよびインターホン副親機A1,A3,A4の各々には、ドアホン子器B1,B2側をモニタするために操作されるモニタボタンb2を備えており、このモニタボタンb2が操作されたときには、子器1B1の設定スイッチsw1,子器2B2の設定スイッチsw2で設定されているドアホン子器B1,B2のカメラcが撮影する映像を、モニタテレビtvに映し出す。

0019

なお、このインターホンシステムにおいて、親機Aのように、子器1B1の設定スイッチsw1,子器2B2の設定スイッチsw2の設定が、どちらのドアホン子器B1,B2からの呼出を有効としているような場合では、いずれかのドアホン子器B1,B2と通話中に、もう一方のドアホン子器B1,B2からの呼出があれば、通話中のドアホン子器B1,B2からの呼出音とは異なる呼出音を鳴動させるとともに、呼出のあったドアホン子器B1,B2のカメラcが撮影する映像に切り換える。

0020

更に、インターホン親機Aおよびインターホン副親機A1,A3,A4で、このような子器1B1の設定スイッチsw1,子器2B2の設定スイッチsw2の設定がなされている際に、ドアホン子器B1の映像をモニタするには、モニタボタンb2を1回操作する。一方、ドアホン子器B2の映像をモニタするには、モニタボタンb2を2回操作する。更に、このインターホンシステムでは、内線通話機能も備えており、図2に示すように、親機A,副親機A1〜A5には、室内呼Aボタンb3,室内呼Bボタンb4のうち、どちらの操作に対応して呼出音を鳴動するかを設定できるようになっている。ここで、室内呼Aボタンb3の操作に対応して呼出音を鳴動する側をグループA、室内呼Bボタンb4の操作に対応して呼出音を鳴動する側をグループBとしている。

0021

各親機A、副親機A1〜A5の室内呼Aボタンb3を操作すれば、グループAに属する親機A,副親機A1〜A5の呼出を行う一方、各親機A、副親機A1〜A5の室内呼Bボタンb4を操作すれば、グループBに属する親機A,副親機A1〜A5の呼出を行う。ここでは、親世帯の親機A1,副親機A1,A2はグループA、子世帯の副親機A3〜A4はグループBに設定されている。

0022

例えば、親機Aの室内呼Aボタンb1を操作すれば、副親機A1,A2,A3を呼び出して通話をすることができる。また、親機Aの室内呼Bボタンb4を操作すれば、副親機A4,A5を呼び出して通話をすることができる。更に、親機Aの室内呼Aボタンb3と室内呼Bボタンb4を同時に操作すれば、副親機A1〜A5をすべて呼び出して通話をすることができる。

0023

なお、親機A,副親機A1〜A5は、室内間で通話中に、子器1B1の設定スイッチsw1,子器2B2の設定スイッチsw2で設定されているドアホン子器B1,B2からの呼出があれば、そのドアホン子器B1,B2からの呼出に対応する呼出音を鳴動するとともに、この呼出に対応する色で通話ランプ4が点灯する。このとき、親機A,副親機A1,副親機A3,A4では、このドアホン子器B1,B2のカメラcで撮影した映像をモニタテレビtvに映し出す。

0024

また、親機A,副親機A1〜A5には、トークバック設定スイッチ(後述)を設けており、これを操作すれば、他の親機A,副親機A1〜A5から呼出を受けたときに、通話ボタンb1を操作して応答しない限り、呼出を行った親機A,副親機A1〜A5に対して音声を聞こえなくすることができる。加えて、このインターホンシステムは、転送機能も備えており、親機A,副親機A1〜A5が、子器1設定スイッチsw1,子器2設定スイッチsw2で設定されているドアホン子器B1,B2からの呼出を受けた後、室内呼Aボタンb3または室内呼Bボタンb4を操作すれば、対応する親機A,副親機A1〜A5にこの呼出を転送する。なお、図1図2においては、増設スピーカCは、聴覚の不自由な人や騒音の激しい場合に好適に使用され、インターホン親機などから鳴動指令信号を受けたときに、フラッシュ発光させて、呼出しを報知させる光チャイムを想定しているが、呼出音を出力する通常の増設スピーカを使用してもよいことはいうまでもない。

0025

以上の基本動作をなすインターホンシステムにおいて、本発明では、インターホン親機Aが、子器1B1の設定スイッチsw1,子器2B2の設定スイッチsw2で設定されているドアホン子器B1,B2からの呼出を受けて、増設スピーカCに鳴動指令信号を出力する動作に特徴がある。図3には、本発明のインターホン親機Aの内部構成の一例について示されている。

0026

なお、ここでは本発明のインターホン親機Aとして、モニタテレビ付きインターホンの内部構成について示しているが、これに限られず、モニタテレビがなく通話ボタンを備えたハンズフリー型インターホンや、モニタテレビを備えた、あるいはモニタテレビのないハンドセットを備えたハンドセット型インターホンであってもよい。

0027

このインターホン親機Aは、以下の各部を制御し、増設スピーカ接続端子tに接続付加された増設スピーカCに鳴動指令信号を出力する信号処理部1,ドアホン子器B1からの呼出を検知する子器1呼出検知回路2,ドアホン子器B2からの呼出を検知する子器2呼出検知回路3(この呼出検知回路2、3はハード的には1つでよいが、機能を分離するために、ここでは2つの回路として示している),親機Aがドアホン子器B1,B2や、副親機A1〜A5からの呼出を受けたときなどに点灯あるいは点滅する通話ランプ4,副親機A1〜A5が、ドアホン子器B1,B2と通話中であるときなどに点灯する回線使用中ランプ5,ドアホン子器B1,B2や副親機A1〜A5からの呼出に対して、スピーカspから呼出音を鳴動させる呼出音回路6,ドアホン子器B1,B2、あるいは副親機A1〜A5とのインターホン通話を可能とする通話回路7,ドアホン子器B1,B2のカメラcで撮影された映像をモニタテレビtvに映し出すためのTV回路8,ドアホン子器B1,B2からの呼出があったときや、親機Aから副親機A1〜A5を呼び出すときに、多重化回路10に呼出制御信号を出力する制御信号回路9,制御信号回路9から出力されてきた呼出制御信号を多重化して副親機A1〜A5に出力する多重化回路10,ドアホン子器B1,B2からの呼出に対して、信号処理部1によって、呼出元であるいずれかのドアホン子器B1,B2側に切り換えられる切換回路11を備える。

0028

ここで、増設スピーカ接続端子tは、ドアホン子器B1,B2は、一定の待機時の電圧レベルに保持されており、子器1呼出検知回路2,子器2呼出検知回路3のいずれかが呼出を検知すれば、信号処理部1は、増設スピーカ接続端子tの電圧レベルを反転させて、後述するような鳴動指令信号を出力する。また、インターホン親機Aは、ドアホン子器B1からの呼出の有効、無効を設定する子器1設定スイッチsw1,ドアホン子器B1からの呼出の有効、無効を設定する子器2設定スイッチsw2,副親機A1〜A5の室内呼Aボタンb3と室内呼Bボタンb4とのうち、どちらの操作に対応して呼出音を鳴動するかを設定するグループ設定スイッチsw3,副親機A1〜A5からの呼出があったときに、親機Aの通話ボタンb1の操作がなされるまでは、親機A側の音声が呼び出した側に聞こえないように設定するトークバック設定スイッチsw4,親機Aの電源をオンオフさせるための電源スイッチsw5を備えている。なお、子器1設定スイッチsw1,子器2設定スイッチsw2,グループ設定スイッチsw3,トークバック設定スイッチsw4,電源スイッチsw5は、まとめて設定スイッチ部SWを構成しており、設定スイッチ部SWは、親機Aの本体カバー側面に設けられている。

0029

更に、インターホン親機Aは、ドアホン子器B1,B2や副親機A1〜A5からの呼出に応答するために操作する通話ボタンb1,ドアホン子器B1,B2をモニタするために操作するモニタボタンb2,グループAに設定されている副親機A1〜A5に対して呼出を行うときに操作する室内呼Aボタンb3,グループBに設定されている副親機A1〜A5に対して呼出を行うときに操作する室内呼Bボタンb4を備えている。

0030

次に、インターホン親機Aが、子器1設定スイッチsw1,子器2設定スイッチsw2で設定されているドアホン子器B1,B2からの呼出を受けて、増設スピーカCに鳴動指令信号を出力する動作について、図4を用いて説明する。図4には、このときのインターホン親機Aの動作について説明するフローチャートが示されている。(100〜107)
インターホン親機Aでは、ドアホン子器B1,B2からの呼出を受ければ、子器1呼出検知回路2,子器2呼出検知回路3のいずれかがこの呼出を検知する。(100)
子器1呼出検知回路2,子器2呼出検知回路3のいずれかが、ドアホン子器B1,B2からの呼出を検知すれば、信号処理部1は、スピーカspから呼出音を鳴動させると同時に、増設スピーカ接続端子tの電圧レベルをLレベルに反転させて、増設スピーカCに鳴動指令信号を出力する。(101)
スピーカspあるいは増設スピーカCから鳴動する呼出音を受けて、住居人が、通話ボタンb1を操作して応答すれば、信号処理部1は、増設スピーカ接続端子tの電圧レベルネルを待機時のHレベルに復帰させ、増設スピーカCに対する鳴動指令信号の出力を停止する。(102,103)
一方、通話ボタンb1の操作による応答がなければ、信号処理部1は、増設スピーカ接続端子tの電圧レベルネルをLレベルに保持し、そのまま鳴動指令信号の出力を続行する。(102,104)
子器1呼出検知回路2,子器2呼出検知回路3のいずれかが、再度、ドアホン子器B1,B2からの呼出を検知すれば(105)、信号処理部1は、増設スピーカ接続端子tの電圧レベルを待機時のHレベルに復帰させ、一定時間tの後、Lレベルに反転させ、増設スピーカCに対する鳴動指令信号を出力する。(106、107)
図5は、ドアホン子器、インターホン親機、増設スピーカの動作を説明するタイムチャートである。ここでは、親機Aが、ドアホン子器B1,B2からの最初の呼出を検知したときに、増設スピーカCには、Lレベルに反転した鳴動指令信号を出力し、このLレベルはドアホン子器から再呼出があるまでは保持され、ドアホン子器から再呼出があったときには、所定時間Tの間、Hレベルに復帰させて鳴動指令信号の出力を停止した後に、再度、Lレベルに反転しており、このような動作によれば、図に示したように連続鳴動型の増設スピーカに対しては、親機からLレベルの反転信号を受ければ、その立下りを検知して、Lレベルに保持されている間、呼出音を出力し、オートストップ型の増設スピーカに対しては、親機からLレベルの反転信号を受ければ、その立下りを検知して、予め設定された時間だけ呼出音を鳴動させることができる。したがって、ドアホン子器から呼出しを受けた場合には、親機が応答するまでの間は、ドアホン子器の呼出しがある毎に、増設スピーカも呼出音を繰り返し出力するので、増設スピーカの動作不能はなくなり、インターホン親機に接続付加すべき増設スピーカの種別を選ぶことなく使用できる。

発明の効果

0031

以上の説明から理解できるように、請求項1に記載のインターホン親機では、ドアホン子器からの呼出を最初に検知したときには、増設スピーカ接続端子の電圧レベルを反転保持し、その後、呼出に応答するまでの間は、ドアホン子器からの呼出を受ける毎に、反転保持された、増設スピーカ接続端子の電圧レベルを所定時間だけ元の電圧レベルに立ち上げ保持した後に、再度反転保持するので、連続鳴動型あるいはオートストップ型といった増設スピーカの種類に関係なく、インターホン親機に増設スピーカを接続付加することができ、利便性に長ける。

0032

請求項2に記載のインターホン親機では、インターホン親機は、通話スイッチを備えたハンズフリー型インターホンであるので、本発明の効果を発揮するハンズフリー型インターホンを提供することができる。請求項3に記載のインターホン親機では、インターホン親機は、通話のためのハンドセットを備えたハンドセット型インターホンであるので、本発明の効果を発揮するハンドセット型インターホンを提供することができる。

0033

請求項4に記載のインターホン親機では、インターホン親機は、モニタテレビ付きインターホンであるので、本発明の効果を発揮するモニタテレビ付きインターホンを提供することができる。請求項5に記載のインターホンシステムでは、玄関先に設置された、呼出ボタンを有したドアホン子器と、請求項2又は請求項3に記載されたインターホン親機とを組み合わせて構成されるので、インターホンシステムを構成する際に、連続鳴動型あるいはオートストップ型といった増設スピーカの種類に関係なく、インターホン親機に増設スピーカを接続付加することができる。

0034

請求項6に記載のインターホンシステムでは、玄関先に設置された、呼出ボタンとテレビカメラとを有したカメラ付きドアホン子器と、請求項4に記載されたインターホン親機とを組み合わせて構成されるので、テレビインターホンシステムを構成する際に、連続鳴動型あるいはオートストップ型といった増設スピーカの種類に関係なく、インターホン親機に増設スピーカを接続付加することができる。

図面の簡単な説明

0035

図1本発明のインターホンシステムのシステム構成の一例を示すブロック図である。
図2本発明のインターホンシステムの構成の一例を示し、親機,副親機のグループ設定について説明するための図である。
図3本発明のインターホン親機の内部構成の一例を示すブロック図である。
図4本発明のインターホン親機の動作を説明するためのフローチャートである。
図5本発明のインターホン親機の動作を説明するためのタイムチャートである。
図6従来のインターホンシステムの構成を示す図である。
図7従来のインターホンシステムの動作を説明する図である。

--

0036

Aインターホン親機
B1,B2ドアホン子器
C増設スピーカ
1信号処理部
2子器1呼出検知回路
3 子器2呼出検知回路
b呼出ボタン
b1通話ボタン
cカメラ
t増設スピーカ接続端子
tv モニタテレビ

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