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技術 用紙穿孔装置

出願人 京セラドキュメントソリューションズ株式会社
発明者 近藤一寿
出願日 1998年3月13日 (21年7ヶ月経過) 出願番号 1998-080555
公開日 1999年9月28日 (20年0ヶ月経過) 公開番号 1999-263528
状態 特許登録済
技術分野 薄板状材料の折畳み、特殊排送装置、その他 電子写真装置一般及び筐体、要素 電子写真一般。全体構成、要素
主要キーワード 受入れ台 カム作動機構 回転制御部材 上案内板 中空スリーブ 所定セット 案内スリーブ パンチダイ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年9月28日)のものです。
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図面 (12)

課題

穿設する穴を2種類設定し、使用時には一方を選択して穿孔処理を実行することができる用紙穿孔装置をを提供する。

解決手段

用紙穿孔装置は、用紙搬送路の上側に用紙搬送方向に直交して配設された複数個パンチと、該複数個のパンチの各々を作動する複数個の押圧機構と、該複数個の押圧機構を装着した切り換え軸と、該切り換え軸を作動して複数個の押圧機構を第1の位置と第2の位置に位置付け電磁ソレノイドと、複数個の押圧機構の配列方向に沿って配設されたカム軸と、該カム軸に装着され該押圧機構を作動せしめる複数個のカムとを具備している。該複数個の押圧機構は、該第1の位置に位置付けられると一部の押圧機構が該複数個のカムの中の一部のカムと対応する位置に位置付けられ、該第2の位置に位置付けられると他の押圧機構が他のカムと対応する位置に位置付けられられるように構成されている。

概要

背景

近年、複写機プリンタ等の画像形成機において、画像形成後の用紙にファイリングするための穿孔処理パンチ処理)を施す用紙穿孔装置具備したものが広く実用に供されている。この用紙穿孔装置としては、画像が形成された用紙を原稿枚数に対応した1部毎に一旦用紙受入れ台に搬送し、ここで同時に穿孔処理を行う方式と、画像が形成された用紙を搬送する搬送路のパンチ処理部に穿孔用パンチを配設し、該パンチ処理部を通過する際に用紙を一旦停止してこの停止時にパンチを作動して画像が形成された用紙に穿孔処理を行う所謂1枚打ち方式とが知られている。この二つの穿孔処理方式のうち所謂1枚打ち方式は、画像形成動作と同期して穿孔処理も行うことが可能であるため、画像形成動作時間と略同じ時間で穿孔処理を行うことができる利点がある。所謂1枚打ち方式の穿孔装置を具備した画像形成機が、実公平3ー25919号公報、特開平3ー190696号公報に開示されている。

上記実公平3ー25919号公報に開示された穿孔装置は、画像が形成された用紙を搬送する搬送路に配設され用紙の前端を揃えて一旦停止させるストッパと、該ストッパの上流側に用紙搬送方向に直交して配設された2個のパンチと、該パンチを上下方向に往復動せしめるカム作動機構とによって構成されている。また、特開平3ー190696号公報に開示された穿孔装置は、画像が形成された用紙を搬送する搬送路のパンチ処理部に用紙搬送方向に直交して配設された2個のパンチと、該パンチを上下方向に往復動せしめるカム作動機構と、搬送される用紙の後端側の被穿孔部を上記穿孔部に対応させた状態で一時停止させる用紙停止手段とによって構成されている。

概要

穿設する穴を2種類設定し、使用時には一方を選択して穿孔処理を実行することができる用紙穿孔装置をを提供する。

用紙穿孔装置は、用紙搬送路の上側に用紙搬送方向に直交して配設された複数個のパンチと、該複数個のパンチの各々を作動する複数個の押圧機構と、該複数個の押圧機構を装着した切り換え軸と、該切り換え軸を作動して複数個の押圧機構を第1の位置と第2の位置に位置付け電磁ソレノイドと、複数個の押圧機構の配列方向に沿って配設されたカム軸と、該カム軸に装着され該押圧機構を作動せしめる複数個のカムとを具備している。該複数個の押圧機構は、該第1の位置に位置付けられると一部の押圧機構が該複数個のカムの中の一部のカムと対応する位置に位置付けられ、該第2の位置に位置付けられると他の押圧機構が他のカムと対応する位置に位置付けられられるように構成されている。

目的

本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、その技術的課題は、穿設する穴を2種類設定し、使用時には一方を選択して穿孔処理を実行することができる用紙穿孔装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
0件

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請求項1

紙搬送路に配設され該用紙搬送路を通過する用紙に複数個の穴を穿設する用紙穿孔装置であって、該用紙搬送路の上側に用紙搬送方向に直交して配設された複数個のパンチと、該複数個のパンチの各々を作動する複数個の押圧機構と、該複数個の押圧機構を配列方向に作動し第1の位置と第2の位置に位置付ける押圧機構位置付け手段と、該複数個の押圧機構の配列方向に沿って配設されたカム軸と、該カム軸に装着され該押圧機構を作動せしめる複数個のカムと、該カム軸を回転駆動するカム駆動手段と、を具備し、該複数個の押圧機構は、該押圧機構位置付け手段によって該第1の位置に位置付けられると一部の押圧機構が該複数個のカムの中の一部のカムと対応する位置に位置付けられ、該第2の位置に位置付けられると他の押圧機構が他のカムと対応する位置に位置付けられられるように構成されている、ことを特徴とする用紙穿孔装置。

請求項2

該押圧機構位置付け手段は、該複数個の押圧機構を装着した切り換え軸と、該切り換え軸を軸方向に作動して該複数個の押圧機構を該第1の位置と該第2の位置に位置付ける切り換え軸作動機構とを具備する、請求項1記載の用紙穿孔装置。

請求項3

該カム軸には該カムに隣接して案内スリーブが装着されており、該案内スリーブの外周面半径が該カムにおける最も短い半径部に相当する長さに形成されている、請求項1記載の用紙穿孔装置。

請求項4

案内スリーブは該カムと一体成形されている、請求項3記載の用紙穿孔装置。

技術分野

0001

本発明は、複写機プリンタ等の画像形成機に装着され、画像形成後の用紙に穴を穿設する用紙穿孔装置に関する。

背景技術

0002

近年、複写機やプリンタ等の画像形成機において、画像形成後の用紙にファイリングするための穿孔処理パンチ処理)を施す用紙穿孔装置を具備したものが広く実用に供されている。この用紙穿孔装置としては、画像が形成された用紙を原稿枚数に対応した1部毎に一旦用紙受入れ台に搬送し、ここで同時に穿孔処理を行う方式と、画像が形成された用紙を搬送する搬送路のパンチ処理部に穿孔用パンチを配設し、該パンチ処理部を通過する際に用紙を一旦停止してこの停止時にパンチを作動して画像が形成された用紙に穿孔処理を行う所謂1枚打ち方式とが知られている。この二つの穿孔処理方式のうち所謂1枚打ち方式は、画像形成動作と同期して穿孔処理も行うことが可能であるため、画像形成動作時間と略同じ時間で穿孔処理を行うことができる利点がある。所謂1枚打ち方式の穿孔装置を具備した画像形成機が、実公平3ー25919号公報、特開平3ー190696号公報に開示されている。

0003

上記実公平3ー25919号公報に開示された穿孔装置は、画像が形成された用紙を搬送する搬送路に配設され用紙の前端を揃えて一旦停止させるストッパと、該ストッパの上流側に用紙搬送方向に直交して配設された2個のパンチと、該パンチを上下方向に往復動せしめるカム作動機構とによって構成されている。また、特開平3ー190696号公報に開示された穿孔装置は、画像が形成された用紙を搬送する搬送路のパンチ処理部に用紙搬送方向に直交して配設された2個のパンチと、該パンチを上下方向に往復動せしめるカム作動機構と、搬送される用紙の後端側の被穿孔部を上記穿孔部に対応させた状態で一時停止させる用紙停止手段とによって構成されている。

発明が解決しようとする課題

0004

上記両公報に開示された用紙穿孔装置は、穿設する穴の数が1種類しか設定できない構成であり、異なる種類の穴を穿孔する場合にはパンチおよびカム作動機構を交換しなければならない。

0005

本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、その技術的課題は、穿設する穴を2種類設定し、使用時には一方を選択して穿孔処理を実行することができる用紙穿孔装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

上記技術的課題を達成するために、本発明によれば、用紙搬送路に配設され該用紙搬送路を通過する用紙に複数個の穴を穿設する用紙穿孔装置であって、該用紙搬送路の上側に用紙搬送方向に直交して配設された複数個のパンチと、該複数個のパンチの各々を作動する複数個の押圧機構と、該複数個の押圧機構を配列方向に作動し第1の位置と第2の位置に位置付ける押圧機構位置付け手段と、該複数個の押圧機構の配列方向に沿って配設されたカム軸と、該カム軸に装着され該押圧機構を作動せしめる複数個のカムと、該カム軸を回転駆動するカム駆動手段と、を具備し、該複数個の押圧機構は、該押圧機構位置付け手段によって該第1の位置に位置付けられると一部の押圧機構が該複数個のカムの中の一部のカムと対応する位置に位置付けられ、該第2の位置に位置付けられると他の押圧機構が他のカムと対応する位置に位置付けられられるように構成されている、ことを特徴とする用紙穿孔装置が提供される。

0007

上記押圧機構位置付け手段は、上記複数個の押圧機構を装着した切り換え軸と、該切り換え軸を軸方向に作動して複数個の押圧機構を第1の位置と第2の位置に位置付ける切り換え軸作動機構とを具備している。上記カム軸には上記カムに隣接して案内スリーブが装着されており、該案内スリーブの外周面半径が上記カムにおける最も短い半径部に相当する長さに形成されている。

発明を実施するための最良の形態

0008

以下、本発明に従って構成された用紙穿孔装置の好適な実施の形態を示している添付図面を参照して、更に詳細に説明する。

0009

図1には画像形成機としての静電複写機2と、該静電複写機2に連結して配置され本発明に従って構成された用紙穿孔装置を備えた後処理装置4が示されている。図示の静電複写機2は、直方体状の機体ハウジング5を具備している。この機体ハウジング5の上面には、複写すべき原稿が載置される静止透明板6が配設されている。静止透明板6の上側には自動原稿搬送装置7が配設されている。この自動原稿搬送装置7は、複写すべき原稿を載置する原稿載置部と、該原稿載置部に載置された原稿を上記静止透明板6の所定位置に搬送する原稿搬送ベルト機構等を有する原稿搬送部を具備している。

0010

上記機体ハウジング5内の略中央部には、図1に示すように感光体ドラム8が回転自在に配設されている。この感光体ドラム8は、図示しない駆動手段によって矢印で示す方向に回転駆動される。該感光体ドラム8の周囲には、矢印で示す回転方向に見て順次に、帯電用コロナ放電器9、現像装置10、転写用コロナ放電器11、剥離用コロナ放電器12、クリーニングユニット13および除電ランプ14が配設されている。図示の静電複写機は、上記感光体ドラム8の上方に配設された照射ランプ15、第1のミラー16、第2のミラー17、第3のミラー18、レンズ19、第4のミラー20からなる光学系を具備している。この光学系は、照射ランプ15によって上記静止透明板6上に位置付けられた原稿に照射し、その反射光像を第1のミラー16、第2のミラー17、第3のミラー18、レンズ19および第4のミラー20を介して上記感光体ドラム8の外周面上に結像するように構成されている。

0011

図示の静電複写機2は、上記転写用コロナ放電器11と感光体ドラム8との間の転写域に用紙を供給するための用紙供給装置22を備えている。該用紙供給装置22は、転写する用紙を収納する用紙カセット23および24、用紙送出ローラ25および26、捌きローラ対27および28、案内路29、搬送ローラ対30および31、レジストローラ対32を具備している。このように構成された転写紙供給装置22の上記各ローラ対は、図示しない駆動手段によって各々矢印で示す方向に回転駆動せしめられる。

0012

上記転写域の転写紙送出側には転写紙搬送ベルト機構33、定着ローラ対340を有する定着装置34および排出ローラ対35が配設されており、これら搬送ベルト機構および各ローラは図示しない駆動手段によって各々矢印で示す方向に駆動せしめられる。

0013

以上のように構成された静電複写機2は、感光体ドラム8が矢印で示す方向に回転駆動せしめられる間に、帯電用コロナ放電器9が感光体ドラム8上の感光体特定極性に実質上均一に帯電し、次いで、照射ランプ15によって静止透明板6上に位置付けられた原稿に照射し、その反射光像が第1のミラー16、第2のミラー17、第3のミラー18、レンズ19および第4のミラー20を介して前記感光体ドラム8上に走査露光され、感光体ドラム6上に静電潜像が形成される。しかる後、感光体ドラム8上の静電潜像が現像装置10によってトナー像現像される。一方、用紙供給装置22の用紙カセット23または24に収納された用紙が送出ローラ25または26から捌きローラ対27または28を通して案内路29に送り出され、レジストローラ対32で一端停止し、上記感光体ドラム8に形成されるトナー像と同期して転写域に搬送される。転写域に搬送された用紙は、トナー像が形成された感光体ドラム8と転写用コロナ放電器11の間を通過することによってトナー像が転写される。そして、トナー像が転写された用紙は、剥離用コロナ放電器12の作用によって感光体ドラム8から剥離され、転写紙搬送ベルト機構33によって定着装置34に搬送され、ここで加熱定着されて、排出ローラ対35により排出口36を通して排出される。また、上述のようにして転写工程が終了した感光体ドラム8は、クリーニングユニット13によってその外周面に付着しているトナーが除去され、更に、除電ランプ14によって感光体表面に除電光が照射され、除電される。

0014

後処理装置4は、装置ハウジング40を具備している。装置ハウジング40には、上記複写機本体2側の一端に上記排出口36と対向する位置に用紙搬入口401が設けられており、この用紙搬入口401から延びる第1の用紙搬送路41が配設されている。第1の用紙搬送路41における用紙搬入口401側の搬入部は、上記排出口36側が上下に開いて形成された一対の案内板411、412によって構成されている。また、第1の用紙搬送路41の排出側端部には、駆動ローラ431と従動ローラ432とからなる排出ローラ対43が配設されている。この排出排出ローラ対43を構成する駆動ローラ431は、図示しない駆動機構を介して駆動源としての電動モータ44(M1)に伝動連結され、矢印で示す方向に回転駆動せしめられる。なお、第1の用紙搬送路41の中間部から第2の用紙搬送路45が接続して形成されており、この第2の用紙搬送路45は後処理装置としての例えば図示しないステイプル処理部に延びている。第1の用紙搬送路41と第2の用紙搬送路45との分岐部には分岐爪46が配設されており、この分岐爪46は電磁ソレノイド47(SOL1)によって図1において実線で示す第1の位置と、図1において破線で示す第2の位置とに作動せしめられるようになっている。電磁ソレノイド47(SOL1)が除勢されているときは、分岐爪46が図1において実線で示す第1の位置に位置付けられ、上記用紙搬入口401から搬入された用紙は第1の用紙搬送路41を通って排出ローラ対43に向けて搬送される。また、電磁ソレノイド47(SOL1)が付勢されると、分岐爪46が図1において破線で示す第2の位置に位置付けられ、上記用紙搬入口401から搬入された用紙は第1の用紙搬送路41の分岐部から第2の用紙搬送路45に向けて搬送される。上記第1の用紙搬送路41における上記一対の案内板411、412と第2の用紙搬送路45の分岐部との間には、用紙穿孔装置50が配設されている。この用紙穿孔装置50については、後に詳細に説明する。なお、ハウジング40の排出側(図1において左側)には、その上部にノンソートトレイ48が配設されており、また、ノンソート用トレイ48の下方にソート用トレイ49が上下方向に移動可能に配設されている。

0015

次に、上記用紙穿孔装置50について、図2乃至図9をも参照して詳細に説明する。用紙穿孔装置50は、用紙案内手段60と、パンチユニット70と、カム駆動手段80とを具備している。用紙案内手段60は、主に図4に示すように上案内板61と下案内板62とからなっており、上案内板61の上流側端部(図4において右端部)上方に傾斜して形成され上記案内板411に接続され、また上流側端部(図4において右端部)が下方に傾斜して形成されている。上案内板61には、用紙搬送方向(図1において紙面に垂直な方向)直交して後述するパンチの数に対応する複数個の通孔611(図示の実施形態においては5個)が所定のパンチ処理部に設けられている。また、下案内板62には、上案内板61に設けられた複数個の通孔611と対応する位置に複数個のパンチ孔621(図示の実施形態においては5個)が所定のパンチ処理部に設けられており、従って、パンチ孔621を備えた下案内板62はパンチダイとして機能する。このように構成された用紙案内手段60の下流側端部には、駆動ローラ651と従動ローラ652とからなるレジストローラ対65が配設されている。駆動ローラ651は下案内板62に設けられた開口622から上方に突出して配設され、従動ローラ652は上案内板61に設けられた開口612から下方に突出して配設されている。このレジストローラ対65を構成する駆動ローラ651は、電磁クラッチ66(CLT1)を介して上記電動モータ44(M1)に伝動連結され、矢印で示す方向に回転駆動せしめられる。この電磁クラッチ66(CLT1)が除勢されているときには駆動ローラ651と電動モータ44(M1)との伝動連結が解除されており、電磁クラッチ66(CLT1)が付勢されると駆動ローラ651と電動モータ44(M1)とが伝動連結される。図示の実施形態においては、用紙案内手段60と上記一対の案内板411、412との間には、用紙検出器67(SW1)が配設されている。この用紙検出器67(SW1)は、複写機本体2から用紙搬入口401を通して後処理装置4内に搬入された用紙を検出して、その検出信号を後述する制御手段に送出する。

0016

上記パンチユニット70は、複数個(図示の実施形態においては5個)のパンチガイド71と、該複数個のパンチガイド71に各々上下方向に摺動可能に配設された複数個(図示の実施形態においては5個)のパンチ72(72ー1、72ー2、72ー3、72ー4、72ー5)と、該複数個のパンチ72を作動する押圧機構73(73ー1、73ー2、73ー3、73ー4、72ー5)と、該各押圧機構73を支持する切り換え軸74と、該切り換え軸74を軸方向に作動する切り換え軸作動機構75とを具備している。複数個のパンチガイド71は、各々上記パンチ72の外径に対応する貫通孔711を備えた円筒部材からなり、上記上案内板61に複数個の通孔611と対応する位置に配設され、その下端に設けられた取付けフランジ712が上記上案内板61にビス715に、715によって固定されている。この複数個のパンチガイド71は、切り換え軸74の軸線方向両側に各々長穴713を備えている。このように構成された複数個のパンチガイド71は、第1の用紙搬送路41の用紙搬送方向と直交する方向(図1および図4において紙面に垂直な方向)に配設されている。

0017

上記パンチ72は、その下端にパンチ刃721を備え、その中間部に径方向に貫通する孔722を備えている。このように構成されたパンチ刃721は、複数個のパンチガイド71に形成された貫通孔711に各々上下方向に摺動可能に嵌合される。なお、各パンチ72ー1、72ー2、72ー3、72ー4、72ー5は、図2および図3に示すように72ー1と72ー3と72ー5が3穴用のパンチ処理部に夫々配設され、72ー2と72ー4が2穴用のパンチ処理部に配設されている。

0018

上記押圧機構73は、水平部をなす押圧部731と該押圧部731の両側から下方に折り曲げて形成された支持部732、733とからなる押圧部材730と、該支持部732、733間に配設された押圧ピン734とによって構成されている。押圧部材730は、支持部732、733の一端部が切り換え軸74に回動可能でかつ軸方向への移動が規制された状態で支持されている。なお、押圧部材730は、支持部732に設けられたばね係止部732aと上記上案内板61との間に張設されたコイルばね735によって、切り換え軸74を中心として図4において時計方向に回動すべく付勢されている。押圧ピン734は、上記パンチガイド71に形成された長穴712およびパンチ72に設けられた孔722を挿通し、その両端部が支持部732、733に支持されている。

0019

上記切り換え軸74は、丸棒材からなり上記複数個の押圧機構73の配列方向に沿って配設され、その両端部が上記上案内板61にビス761およびビス771によって装着された手前側側板76および奥側側板77に軸受741および742を介して軸方向に摺動可能に支持されている。図示の実施形態においては、切り換え軸74に装着された奥側の押圧機構72ー5の押圧部材730と奥側側板77との間に圧縮コイルばね740が配設されており、切り換え軸74は圧縮コイルばね740のばね力によって手前側図2および図3において下方)に向けて付勢されている。この切り換え軸74を軸方向に作動する切り換え軸作動機構75は、電磁ソレノイド750(SOL2)と、中間部が上記上案内板61に支持軸753によって回動可能に支持されたレバー752とからなっており、レバー752の一端が電磁ソレノイド750(SOL2)のプランジャ751に連結され、レバー752の他端が上記切り換え軸74の手前側端部(図2および図3において下端部)に連結されている。電磁ソレノイド750(SOL2)が除勢されているときには、図2に示すようにプランジャ751が突出した状態にあり、レバー752および切り換え軸74は上記圧縮コイルばね740のばね力によって図2に示す第1の位置に位置付けられている。また、電磁ソレノイド750(SOL2)が付勢されると、図3に示すようにプランジャ751が吸引され、レバー752が図において反時計方向に回動して切り換え軸74を上記圧縮コイルばね740のばね力に抗して図3に示す第2の位置に位置付ける。このように上記切り換え軸74および切り換え軸作動機構75は、上記複数個の押圧機構73をその配列方向に作動し、上記第1の位置と第2の位置に選択的に位置付ける押圧機構位置付け手段を構成している。

0020

次に、上記カム駆動手段80について説明する。カム駆動手段80は、上記複数個の押圧機構73に沿って(上記切り換え軸74と平行)上記押圧機構73を構成する押圧部731の上側に配設されたカム軸81と、該カム軸81の所定位置に装着された複数個(図示の実施形態においては4個)のカム82(82ー1、82ー2、82ー3、82ー4)とを具備している。カム82は、適宜の合成樹脂によって形成され外周面がカム面として機能するように構成されており、その一部が平面部821に形成されている。図示の実施形態においては、カム軸81にはカム82に隣接して案内スリーブ820が装着されている。この案内スリーブ820は適宜の合成樹脂によって形成され、その外周面の半径は上記カム82における最も短い半径部に相当する長さに形成されている。従って、カム82が押圧部材730の押圧部731と対向していない場合には、案内スリーブ820が押圧部731と対向する位置に位置する。このため、カム82における最も短い半径部が下方即ち押圧部材730側に位置する状態で上記複数個の押圧機構73の位置を切り換えることにより、押圧機構73の上記第1の位置と第2の位置との変更が容易となる。なお、カム82と案内スリーブ820は一体成形してもよい。上記カム軸81は、両端部が上記手前側側板76および奥側側板77に軸受811および812を介して回転自在に軸支されており、その奥側端部には駆動歯車78が回転自在に装着されている。この駆動歯車78は、図示しない駆動機構を介して上記電動モータ44(M1)に伝動連結されている。また、図示の実施形態においては、カム軸81における上記駆動歯車78の手前側(図2および図3において下側)には、駆動歯車78の駆動力をカム軸81に伝達するためのばねクラッチ83が装着されている。

0021

上記ばねクラッチ83は、上記駆動歯車78と一体に形成された第1のボス部材831と、該第1のボス部材831と対向して配設されカム軸81と一体的に回転するように構成された第2のボス部材832と、該第1のボス部材831と第2のボス部材832に跨がって被嵌されたコイルばね833と、該コイルばね833を被嵌して配設された回転制御部材834とを具備している。上記第1のボス部材831は、駆動歯車78の内周面に装着され第2のボス部材832側に突出して形成されている。上記第2のボス部材832は、第1のボス部材831の外径と同一の外径を有するボス部832aと、該ボス部832aの手前側端部(図2および図3において下端部)に形成されたフランジ部832bとからなっており、該フランジ部832bの側面に形成された溝に上記カム軸81を貫通して配設されたピン部材832cを係合することによって、カム軸81と一体的に回転するように構成される。上記コイルばね833は、その一端が上記第2のボス832部材のフランジ部832bに形成された溝に係合し、その他端が回転制御部材834に形成された溝に係合されている。上記回転制御部材834は、図5に示すように中空スリーブ部材からなる本体834aと、該本体834aの外周に設けられた係止爪834bとからなっている。係止爪834bは、外周面から所定の隙間を設けて配設された係止部834cと該係止部834cの奥側端部と本体834aとを連結する支持部834dとからなっている。第2の係止爪834eは、第1の係止爪834bの係止部834cの高さより低く形成されている。このように構成されたばねクラッチ83は、係止爪834bに後述するフラッパーソレノイド84(SOL3)のフラッパーが係合して回転制御部材834の回動が規制されると、上記コイルばね833は上記駆動歯車78と一体の第1のボス部材831の回転によって拡張するため、駆動歯車78および第1のボス部材831がカム軸81上を空転し、カム軸81には駆動力が伝達されない。一方、係止爪834bに後述するフラッパー型ソレノイド84(SOL3)のフラッパーが係合しないと、回転制御部材834の回動が許容されるため、コイルばね833が収縮して第1のボス部材831と第2のボス部材832の外周面に密着して第1のボス部材831と第2のボス部材832がコイルばね833を介して接続される。従って、駆動歯車78に伝達された駆動力は、第1のボス部材831とコイルばね833および第2のボス部材832を介してカム軸81に伝達される。

0022

次に、上記ばねクラッチ83を制御するフラッパー型ソレノイド84(SOL3)について、図6および図7をも参照して説明する。フラッパー型ソレノイド84(SOL3)は、上記奥側側板77にビス等の固定手段によって取り付けられたブラケット841と、該ブラケット841に装着されたソレノイド842と、該ソレノイド842の上側に配設されその一端部(図6および図7において右端部)がブラケット841に支持部841aを支点として揺動可能に支持されたフラッパー843と、該フラッパー843の一端(図6および図7において右端)に設けられたばね取付け部843aとブラケット841との間に張設されたコイルばね844とを具備している。フラッパー843の他端部(図6および図7において左端部)には、図7に示すように上記回転制御部材834に設けられた係止爪834bと係合するための係合部843bを備えている。この係合部843bは係止爪834b側に突出して形成されており、係止爪834bの係止部834cと係合するように構成されている。このように構成されたフラッパー型ソレノイド84(SOL3)は、ソレノイド842が除勢されているときには、フラッパー843が図6において実線で示すようにコイルばね844によって支持部841aを支点として時計方向に揺動すべく付勢されている。この状態では、フラッパー843の係合部843bは上記第1の係止爪834bの係止部834cと係合する位置に位置付けられる。一方、フラッパー型ソレノイド84(SOL3)のソレノイド842が付勢されると、フラッパー843は図6において2点鎖線で示すようにソレノイド842の吸引力によってコイルばね844のばね力に抗して吸引される。

0023

以上のように構成された用紙穿孔装置50においては、上記カム軸81に装着された4個の押圧カム82ー1、82ー2、82ー3、82ー4は、上記切り換え軸74が図2の第1の位置に位置付けられているときには上記押圧機構73ー1が押圧カム82ー1と押圧機構73ー3が押圧カム82ー2と押圧機構73ー5が押圧カム82ー4と夫々対応し、切り換え軸74が図3の第2の位置に位置付けられると上記押圧機構73ー2が押圧カム82ー2と押圧機構73ー4が押圧カム82ー3と夫々対応する位置に配設されている。

0024

図示の用紙穿孔装置50を備えた後処理装置4は、図10に示す制御手段100を具備している。制御手段100は、マイクロコンピュータによって構成されており、制御プログラムに従って演算処理する中央処理装置(CPU)101と、制御プログラムを格納するリードオンリメモリ(ROM)102と、演算結果等を格納する読み書き可能なランダムアクセスメモリ(RAM)103と、タイマ104(T)と、カウンタ105と、入力インターフェース106および出力インターフェース107とを備えている。このように構成された制御手段100の入力インターフェース106には、上記用紙検出器67(SW1)等からの検出信号が入力され、出力インターフェース107から上記電動モータ44(M1)、電磁ソレノイド47(SOL1)、電磁ソレノイド750(SOL2)、フラッパー型ソレノイド84(SOL3)、電磁クラッチ66(CLT1)等に制御信号を出力する。また、制御手段100は、複写機本体2の制御手段200と接続されており、両者間においても制御信号のやり取りが行われる。複写機本体2の制御手段200には、複写機本体2の操作パネルに配設された複写開始キー201(SW2)、2穴パンチキー202(SW3)、3穴パンチキー203(SW4)、ステイプルキー204(SW5)等から複写情報が入力される。

0025

図示の実施形態による用紙穿孔装置を備えた後処理装置は以上のように構成されており、以下穿孔処理の作動について図8および図9に示す作動状態説明図および図11に示すフローチャートをも参照して説明する。

0026

制御手段100は作動を開始すると、先ず、複写機本体2の制御手段200から2穴パンチキー202(SW3)が押されて2穴パンチ処理が指定された否かをチェックし(ステップS1)、2穴パンチ処理が指定されている場合はステップステップS2に移行し、2穴パンチ処理が指定されていない場合はステップステップS3に移行する。ステップS1において2穴パンチ処理が指定されている場合は、制御手段100はステップステップS2に進んで、上記切り換え軸74を作動する切り換え軸作動機構を構成する電磁ソレノイド750(SOL2)を付勢する。電磁ソレノイド750(SOL2)が付勢されることにより、上述したように切り換え軸74が図3に示す第2の位置に位置付けられ、該切り換え軸74に装着された押圧機構73ー2が押圧カム82ー2と押圧機構73ー4が押圧カム82ー3と夫々対応する位置に位置付けられる。一方、ステップS1において2穴パンチ処理が指定されていない場合は、制御手段100はステップステップS3に進んで、複写機本体2の制御手段200から3穴パンチキー203(SW4)が押されて3穴パンチ処理が指定された否かをチェックする。ステップS3において3穴パンチ処理が指定されていない場合は、制御手段100はパンチ処理が指定されていないものと判断して、スタートに戻る。ステップS3において3穴パンチ処理が指定されている場合は、制御手段100はステップS4に進んで、上記切り換え軸74を作動する電磁ソレノイド750(SOL2)を除勢状態に維持する。電磁ソレノイド750(SOL2)が除勢されている状態では、上記切り換え軸74が図2の第1の位置に位置付けられ、該切り換え軸74に装着された押圧機構73ー1が押圧カム82ー1と押圧機構73ー3が押圧カム82ー2と押圧機構73ー5が押圧カム82ー4と夫々対応する位置に位置付けられる。このように押圧機構73が2穴パンチ処理状態または3穴パンチ処理にセットされたときには、フラッパー型ソレノイド84(SOL3)と回転制御部材834とが図8の(a)に示す状態となる。即ち、フラッパー型ソレノイド84(SOL3)は除勢されており、フラッパー843は係合部843bが係止爪834bの係止部834cと係合する位置に位置付けられる。また、カム軸81が装着されたカム82と押圧機構73とは、図9の(a)に示す状態となる。即ち、カム82の平面部821が押圧機構73を構成する押圧部材730の押圧部731に当接している。従って、押圧機構73によって作動されるパンチ72は退避位置に位置付けられている。なお、今回の実施例においては、電磁ソレノイド47(SOL1)は除勢されており、分岐爪46が図1において実線で示す第1の位置に位置付けられているものとする。

0027

上記のようにして、押圧機構73が2穴パンチ処理状態または3穴パンチ処理にセットされたならば、制御手段100はステップS5に進んで、用紙検出器67(SW1)がONしたか否かをチェックする。即ち、複写機本体2で画像形成され用紙搬入口401を通して後処理装置4内に搬入された用紙の前端が用紙検出器67(SW1)に達したか否かをチェックする。ステップS5において用紙検出器67(SW1)がONしなければ待ち、用紙検出器67(SW1)がONしたならば用紙の前端が用紙検出器67(SW1)に達したものと判断して、制御手段100はステップS6に進んで、上記レジストローラ対65への動力伝達の断・接を行う電磁クラッチ66(CLT1)を除勢してレジストローラ対65を停止状態に維持し、上記電動モータ44(M1)を駆動するとともに、タイマ104(T)を所定セット時間T1にセットする。なお、この所定セット時間T1は、上記用紙検出器67(SW1)を通過した用紙の前端が停止状態にあるレジストローラ対65のニップ部に当接するまでに要する時間で、例えば150μsecに設定されている。なお、レジストローラ対65のニップ部に前端が当接しても用紙Pは複写機本体2の排出ローラ対35によって送り出されているので、用紙案内手段60を構成する上案内板61の上流側端部および用紙搬入部に設けられた案内板411に案内され図1において1点鎖線で示すように湾曲せしめられ、所謂ループを形成する。

0028

次に、制御手段100はステップS7に進んで、用紙検出器67(SW1)がONしてからの経過時間TSが上記セット時間T1に達したか否かチェックし、経過時間TSが上記セット時間T1に達していなければ待ち、経過時間TSが上記セット時間T1に達したならば、用紙の前端がレジストローラ対65のニップ部に当接したものと判断して、ステップS8に進んでフラッパー型ソレノイド84(SOL3)を付勢する。フラッパー型ソレノイド84(SOL3)が付勢されると、図8の(a)の状態からフラッパー843は下方に吸引され係合部843bが係止爪834bの係止部834cと本体834aの外周面との隙間の位置に位置付けられるため、回転制御部材834の回動が許容されて上述のように駆動歯車78に伝達された駆動力がばねクラッチ83を介してカム軸81に伝達される。このため、図8の(b)に示すように回転制御部材834も矢印で示す方向に回転する。また、制御手段100はステップS8において、フラッパー型ソレノイド84(SOL3)を付勢するとともに、タイマ104(T)を所定セット時間T2にセットする。なお、この所定セット時間T2は、フラッパー型ソレノイド84(SOL3)が付勢されて回転制御部材834が図8の(a)の状態から図8の(b)に示す略90度回転するまでに要する時間で、例えば25μsecに設定されている。なお、回転制御部材834の回動が許容されると、上述のように駆動歯車78に伝達された駆動力がばねクラッチ83を介してカム軸81に伝達される。従って、上記押圧カム82は、図9の(a)の状態から図9の(b)において矢印で示す方向に回転せしめられる。

0029

次に、制御手段100はステップS9に進んで、フラッパー型ソレノイド84(SOL3)を付勢し回転制御部材834が回転し始めてからの経過時間TSが上記セット時間T2に達したか否かチェックし、経過時間TSが上記セット時間T2に達していなければ待ち、経過時間TSが上記セット時間T2に達したならば、回転制御部材834が図8の(a)の状態から図8の(b)に示す略90度回転したものと判断して、ステップS10に進みフラッパー型ソレノイド84(SOL3)を除勢する。そして、制御手段100はタイマ104(T)を所定セット時間T3にセットする。なお、この所定セット時間T3は、回転制御部材834が図8の(b)の状態から略270度回転して図8の(c)の位置に達するまでに要する時間で、例えば75μsecに設定されている。一方、カム軸81に装着されたカム82も図9の(b)に示す状態から矢印で示す方向に回転し、図9の(b)に示す状態から略120度回転した図9の(c)に示す状態で、パンチ72は最下位パンチ位置に達する。この状態では、押圧機構73によって作動されるパンチ72は、その下端のパンチ刃721が上案内板61に設けられた通孔611および下案内板62に設けられたパンチ孔621を挿通して下案内板62の下方に達する。この間に上案内板61と下案内板62との間に搬送されている用紙Pに、2穴または3穴が穿設される。図9の(c)に示す状態からカム軸81即ちカム82が矢印方向に更に回転すると、押圧機構73によって作動されるパンチ72は上昇して上案内板61の上方に達する。そして、カム軸81が図8の(b)および図9の(b)状態から270度(図8の(a)および図9の(a)状態から1回転)回転すると、図8の(a)に示すようにフラッパー型ソレノイド84(SOL3)のフラッパー843の係合部843bに回転制御部材834の係止爪834bの係止部834cが当接して回転制御部材834の回動を規制する。従って、ばねクラッチ83による動力伝達が遮断されカム軸81の回転は停止する。この状態では、カム軸81装着されたカム82と押圧機構73とは、図9の(a)に示す状態に戻る。

0030

上記ステップS10においてフラッパー型ソレノイド84(SOL3)を除勢しタイマ104(T)を所定セット時間T3にセットしたら、制御手段100ステップS11に進んでフラッパー型ソレノイド84(SOL3)を除勢してからの経過時間TSが上記セット時間T3に達したか否かチェックし、経過時間TSが上記セット時間T3に達していなければ待ち、経過時間TSが上記セット時間T2に達したならば、上記穿孔動作が終了したものと判断して、ステップS12に進み上記電磁クラッチ66(CLT1)を付勢する。電磁クラッチ66(CLT1)が付勢されると、レジストローラ対65が駆動せしめられて上記のようにして2穴または3穴パンチ処理された用紙は、排出ローラ対42に向けて搬送され排出ローラ対42によってノンソート用トレイ48に排出される。そして、制御手段100はタイマ104(T)を所定セット時間T4にセットする。なお、この所定セット時間T4は、複写機本体2で画像処理され後処理装置4に搬送される最後の用紙の穿孔動作が終了したか否かを判断するに要する時間で、例えば1secに設定されている。

0031

次に、制御手段100はステップS13に進んで、レジストローラ対65を駆動してパンチ処理された用紙を排出ローラ対43に向けて搬送してからの経過時間TSが上記セット時間T4に達したか否かチェックする。制御手段100は上記経過時間TSが上記セット時間T4に達していなければステップS14に進んで用紙検出器67(SW1)がONしたか否かをチェックし、用紙検出器67(SW1)がONしたならば次の用紙の前端が用紙検出器67(SW1)に達したものと判断し上記ステップS6に戻って、ステップS6乃至ステップS14を繰り返し実行する。一方、ステップS14において用紙検出器67(SW1)がONしなければ、複写機本体2から次の用紙が搬送されてこないのでステップS13に戻って、ステップS13乃至ステップS14を繰り返し実行する。そして、ステップS13乃至ステップS14を繰り返し実行している間に、レジストローラ対65を駆動してパンチ処理された用紙を排出ローラ対42に向けて搬送してからの経過時間TSが上記セット時間T4に達したならば、制御手段100は複写機本体2で画像処理され後処理装置4に搬送される最後の用紙の穿孔動作が終了したものと判断して、ステップS15に進んで上記切り換え軸74を作動する電磁ソレノイド750(SOL2)を除勢し、上記電磁クラッチ66(CLT1)を除勢するとともに、上記電動モータ44(M1)を停止して穿孔処理動作を終了する。

0032

以上、本発明を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は図示の実施形態のみに限定されるものではなく、例えば図示の実施形態においては、後処理装置に本発明を実施した例を示したが、本発明による用紙穿孔装置は画像形成機内に配設してもよい。

発明の効果

0033

本発明による用紙穿孔装置は以上のように構成されているので、以下の作用効果を奏する。

0034

即ち、本発明によれば、用紙搬送路の上側に用紙搬送方向に直交して配設された複数個のパンチと、該複数個のパンチの各々を作動する複数個の押圧機構と、該複数個の押圧機構を配列方向に作動し第1の位置と第2の位置に位置付ける押圧機構位置付け作動手段と、該複数個の押圧機構の配列方向に沿って配設されたカム軸と、該カム軸に装着され該押圧機構を作動せしめる複数個のカムと、該カム軸を回転駆動するカム駆動手段とを具備し、該複数個の押圧機構は、該押圧機構位置付け手段によって該第1の位置に位置付けられると一部の押圧機構が該複数個のカムの中の一部のカムと対応する位置に位置付けられ、該第2の位置に位置付けられると他の押圧機構が他のカムと対応する位置に位置付けられられるように構成されているので、用紙に2種類の穴を選択的に穿孔処理することができる。

図面の簡単な説明

0035

図1本発明に従って構成された用紙穿孔装置を備えた後処理装置を装備した画像形成機の一実施形態を示す概略構成図。
図2本発明に従って構成された用紙穿孔装置の3穴処理状態の一部を破断して示す平面図。
図3本発明に従って構成された用紙穿孔装置の2穴処理状態の一部を破断して示す平面図。
図4図2におけるA−A線断面図。
図5本発明に従って構成された用紙穿孔装置に用いられるばねクラッチを構成する回転制御部材の斜視図。
図6本発明に従って構成された用紙穿孔装置に用いられるフラッパー型ソレノイドの側面図。
図7本発明に従って構成された用紙穿孔装置に用いられるフラッパー型ソレノイドとばねクラッチを構成する回転制御部材との関係を示す平面図。
図8本発明に従って構成された用紙穿孔装置に用いられるフラッパー型ソレノイドとばねクラッチを構成する回転制御部材との作動状態を示す説明図。
図9本発明に従って構成された用紙穿孔装置に用いられるパンチユニットとパンチユニットの作動カムとの作動状態を示す説明図。
図10本発明に従って構成された用紙穿孔装置を制御する制御手段の構成ブロック図。
図11図10に示す制御手段の処理手順を示すフローチャート。

--

0036

2:静電複写機
4:後処理装置
5:機体ハウジング
6:静止透明板
7:自動原稿搬送装置
8:感光体ドラム
9:帯電用コロナ放電器
10:現像装置
11:転写用コロナ放電器
12:剥離用コロナ放電器
13:クリーニングユニット
14:除電ランプ
15:照射ランプ
16:第1のミラー
17:第2のミラー
18:第3のミラー
19:レンズ
20:第4のミラー
22:用紙供給装置
23:用紙カセット
24:用紙カセット
25:用紙送出ローラ
26:用紙送出ローラ
27:捌きローラ対
28:捌きローラ対
29:案内路
30:搬送ローラ対
31:搬送ローラ対
32:レジストローラ対
33:転写紙搬送ベルト機構
34:定着装置
35:排出ローラ対
36:排出口
40:装置ハウジング
401:用紙搬入口
41:第1の用紙搬送路
411:案内板
412:案内板
43:排出排出ローラ対
44:電動モータ(M1)
45:第2の用紙搬送路
46:分岐爪
47:電磁ソレノイド(SOL1)
48:ノンソート用トレイ
49:ソート用トレイ
50:用紙穿孔装置
60:用紙案内手段
61:上案内板
611:通孔
62:下案内板
621:パンチ孔
65:レジストローラ対
66:電磁クラッチ(CLT1)
67:用紙検出器(SW1)
70:パンチユニット
71:パンチガイド
72:パンチ
73:押圧機構
74:切り換え軸
75:切り換え軸作動機構
730:押圧機構の押圧部材
735:コイルばね
740:圧縮コイルばね
76:手前側側板
77:奥側側板
78:駆動歯車
750:電磁ソレノイド(SOL2)
80:カム駆動手段
81:カム軸
82:カム
820:案内スリーブ
83:ばねクラッチ
84:フラッパー型ソレノイド(SOL3)
100:制御手段
200:複写機本体の制御手段
201:複写開始キー(SW2)
202:2穴パンチキー(SW3)
203:3穴パンチキー(SW4)
204:ステイプルキー(SW5)

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