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技術 ノリ原藻に混入している峡雑物の除去装置

出願人 平河克士江崎良久
発明者 江崎良久平河克士
出願日 1998年2月28日 (22年9ヶ月経過) 出願番号 1998-064756
公開日 1999年9月14日 (21年2ヶ月経過) 公開番号 1999-243924
状態 未査定
技術分野 食用海藻
主要キーワード リング状隙間 オーバーブロー 異物受け くぼませる 字形開口 形状認識センサ バケット底 海水タンク
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年9月14日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (3)

課題

年生廃棄物や農業家が使わなくなった藁、施設園芸の廃棄物が海に流出して沿岸海域養殖するノリ混入しノリ業者はその対策に苦慮しているが、ノリ原藻に混入しているこれらの夾雑物の簡単な除去装置の提供。

解決手段

槽4の内部に無数小孔をあけた笊6を装備し、笊内に攪拌手段7で流動させている海水中にノリ原藻を投入し、槽の底部に配備した循環ポンプ1で海水を下方向へ流動させながら、ノリの葉体に付着している雑物離脱浮上させ、沈降したノリ葉体を笊底の原藻取出口13から移送ポンプ14で次工程へ移送するノリ原藻に混入している峡雑物の除去装置。

概要

背景

従来、ノリ原藻混入した雑物を除去する装置には次の方式がある。
1)流水除去式
ミンチ細切りした原藻を水洗いし淡水と混合して流動させて峡雑物を除去する装置。(実用新案2086825)この装置は長方形舟形で幾重ものを設け、下流には底面に網をはり、最下流には表面をすくう羽車をとりつけている。流動させて沈降した峡雑物は網下に分離し、浮上した浮遊峡雑物は羽ですくいあげている。
2)隙間通過式
多量の海水中に峡雑物を含んだ原藻を流動させ、ノリ葉体だけが通過する隙間のスリット回転円盤からポンプで原藻だけを海水とともに吸引して、脱水機で海水を分離する方法である。
3)透過式形状認識センサーで異物を検知する方式
20ミリ程度の厚さの清潔な海水の流れに数枚づつの原藻を流入しカメラで異物を検知し瞬間的に流路を変えて除去する方式である。

概要

年生廃棄物や農業家が使わなくなった藁、施設園芸の廃棄物が海に流出して沿岸海域養殖するノリに混入しノリ業者はその対策に苦慮しているが、ノリ原藻に混入しているこれらの夾雑物の簡単な除去装置の提供。

槽4の内部に無数小孔をあけた笊6を装備し、笊内に攪拌手段7で流動させている海水中にノリ原藻を投入し、槽の底部に配備した循環ポンプ1で海水を下方向へ流動させながら、ノリの葉体に付着している峡雑物を離脱浮上させ、沈降したノリ葉体を笊底の原藻取出口13から移送ポンプ14で次工程へ移送するノリ原藻に混入している峡雑物の除去装置。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

槽(4)の内部に無数小孔をあけた笊(6)を装備し、笊内に攪拌手段(7)で流動させている海水中にノリ原藻投入し、槽の底部に配備した循環ポンプ(1)で海水を下方向へ流動させながら、ノリの葉体に付着している雑物離脱浮上させ、沈降したノリ葉体を笊底の原藻取出口(13)から移送ポンプ(14)で次工程へ移送するノリ原藻に混入している峡雑物の除去装置

請求項2

槽に隣接し水面下に槽内の笊への流入口(19)を開口しているほぐし室(20)を配備している。ノリ原藻はあらかじめこのほぐし室に投入し、海水を下方へ流動させている循環ポンプ(21)からの管を分岐して注入しながら、乗設しているほぐし手段(3)でほぐしている〔請求項1〕に記載したノリ原藻に混入している峡雑物の除去装置。

請求項3

オーバーブロー管(10)を内備している分離室(9)を槽外に接備し、笊の表層周壁の一部と分離槽の底から槽に内設している笊内へ開口し貫通している、槽、笊、の表層部に案内板(18)をもうけている〔請求項2〕に記載したノリ原藻に混入している峡雑物の除去装置。

請求項4

笊底がロート形で最底の芯に原藻取出口(13)を立ち上げ上部を開口している。取出管の開口部に逆ロート形の制流盤(15)を設している。該逆ロート形の制流盤とロート形の笊底部との隙間はリング状で均等に開いている。笊の最底は異物受けバケット(11)で掃除口(12)を設けている。上述のロート形の笊底、逆ロート形の案内板、バケット形の異物受けを具備した〔請求項3〕に記載したノリ原藻に混入している峡雑物の除去装置。

請求項5

槽の上に遮光蓋(22)を脱着自在に冠設している〔請求項4〕に記載したノリ原藻に混入している峡雑物の除去装置。

技術分野

0001

本発明は、摘採したノリ原藻に付着した海洋生物ごみ等の雑物を自動的に除去する装置に関する。

背景技術

0002

従来、ノリ原藻に混入した峡雑物を除去する装置には次の方式がある。
1)流水除去式
ミンチ細切りした原藻を水洗いし淡水と混合して流動させて峡雑物を除去する装置。(実用新案2086825)この装置は長方形舟形で幾重ものを設け、下流には底面に網をはり、最下流には表面をすくう羽車をとりつけている。流動させて沈降した峡雑物は網下に分離し、浮上した浮遊峡雑物は羽ですくいあげている。
2)隙間通過式
多量の海水中に峡雑物を含んだ原藻を流動させ、ノリ葉体だけが通過する隙間のスリット回転円盤からポンプで原藻だけを海水とともに吸引して、脱水機で海水を分離する方法である。
3)透過式形状認識センサーで異物を検知する方式
20ミリ程度の厚さの清潔な海水の流れに数枚づつの原藻を流入しカメラで異物を検知し瞬間的に流路を変えて除去する方式である。

発明が解決しようとする課題

0003

1)流水式での課題
イ、ビニールフィルム、葦や藁の葉の小片など形状がノリ原藻に酷似した峡雑物は流速だけでは分離しない。
ロ、しばしば原藻がスムースに流れず次の工程で原藻不足不都合を生じている。

0004

2)隙間通過式での課題
イ、ノリの葉片だけが通過するはずのスリットや回転円盤の隙間に、しばしば薄いフィルム状のビニールや葦や藁の葉の小片、重なったノリ葉片などが詰まって、ノリ葉体の通過をさまたげている。
ロ、スリットの場合、詰まった異物やノリ葉を放出する方策が完全でなく不都合をおこしている。
ハ、円盤を回転させて隙間を通過させる方式では、しばしば重なった葉体をすりつぶし海苔質を低下させている。
ニ、分離した峡雑物の処理が不完全で、おおくのノリを放棄している。

0005

3)透過式の形状認識センサーで異物を検知する方式の課題
イ、この方式で使用しているセンサーは透過式であるため、葉体は澄んだ海水に混流する必要があるが、ノリにはが付着していて海水を濁らせている、この濁った海水で検知不能になりトラブルが多発している。
ロ、装置が高価である。

課題を解決するための手段

0006

これらの多くの課題を解決するために行った本発明の代表的実施例を図1に示し構造を説明する。供給ポンプ(1)からほぐし室(2)の底へ配管し、ほぐし室にはほぐし手段(3)を装備している。ほぐし室から槽(4)に内設した笊に通じる原藻入り口(5)を海水面下に開口している。笊(6)の底は槽の底で底に近い周壁だけに小孔をあけたパンチングプレートなどで、上部には小孔をあけていない。または槽の底部を2重構造にし内周だけを小孔をあけたパンチングプレートなどで構成した一体構造でもよい。図1にはこの一体構造の実施例1を示している。

0007

笊内は攪拌手段(7)で海水を流動させている。槽内の海水は汲み置いた海水タンクまたは海からポンプで供給し、液面センサー(8)で制御している。分離浮上した峡雑物は分離室(9)に配備しているオーバーブロー管(10)から放出する。

0008

槽の底はロート形で最底はバケット(11)で掃除口(12)を設けている。上端は原藻取出口(13)の管をバケット底芯から立ち上げ移送ポンプ(14)を介し次工程へ連結している。原藻取出口を逆ロート形の制流盤(15)が覆い、該制流盤の周とロート形底部とのあいだで形成する隙間はリング状である。制流盤の上面に凸形の隆起(16)を形成し、槽の芯部に攪拌手段から軸を立ち下げて制流盤を固着し回転させている。

0009

分離室(9)は槽に隣設し、海水面部から底に向かってL字形に開口(17)し槽内の笊に連通している。上部は浮遊物出口とし下部は原藻戻し口である。浮遊物流出口の海水面に案内板(18)を配備している。分離室の形状は略箱形であるが底は槽に向かい傾斜し、槽と接する最底はL字形開口底辺と一致している。

0010

図1には槽と笊とが一体構造の実施例を示したが、図2に示す実施例2は笊の底は槽底で周壁の下部約1/3に無数の小孔をあけ、上部には小孔をあけない板で槽の上端まで二重構造にしている。この笊を内設した槽に遮光蓋(22)を脱着自在に取り付けている。

0011

供給ポンプ(1)は別置きの原藻タンク(図示していない)から原藻を間欠的にほぐし室(2)へ送る。ほぐし室のほぐし手段(3)は多量の海水を流動させて小量送り込まれる原藻を攪拌して峡雑物を分離する。分離した峡雑物と原藻は、海水面下に開口している原藻入り口(5)から槽(4)に内設した笊内へ流入し、攪拌手段(7)と循環ポンプ(10)と制流盤(15)とで起こしているゆるやかでしかも複雑な流れのなかで、軽い物は海水面に浮上し、重たい物は最底のバケット(11)へ向かって急降下し、ノリの葉体はゆっくりと沈降して分離する。

0012

図1に示す攪拌手段は数本の棒を挿入して回転させる例である。この回転体は羽や板でも良い。循環ポンプは笊底周壁を構成しているパンチングプレートの小孔から吸引した海水を水面に送り、下方向に向かうゆるやかな流れをつくりノリ葉の沈降を助長するがこの実施例では液面にスプレーして消泡する役割もかねる。又この循環ポンプからの海水の大部分は分岐してほぐし室へ吐出し、原藻をほぐす役割もはたす。

0013

槽底をロート形にくぼませることにより重たい異物をバケット(11)に集合させ、原藻の取り出しがスムースに行われる。逆ロート形の制流盤(15)は回転して隆起(16)で上方向への流れを起こし峡雑物の分離を助長し、均等な間隔のリング状隙間から原藻はまんべんなく原藻取出口(13)へ向かう。制流盤の周辺より上に開口している原藻取り出口へ向かう原藻の流れで重量異物は完全に分離してバケット(11)へ落下する。この制流盤のもう一つの役割は、原藻を次工程へ送る移送ポンプ(14)の吸引で発生する渦を防止する。渦はせっかく分離浮上させた峡雑物を原藻に戻すからである。

0014

槽内の海水は汲み置いた海水タンクまたは海からポンプで供給し、液面センサー(8)で制御されているが、その量は多量で汲み置く海水タンクは膨大である。さらに放失する海水の塩害で環境を汚す。そのため配水管を海まで延長したり使用海水は濾過して循環使用する。

0015

分離浮上した峡雑物は槽に隣設した分離室へL字形に開口した浮遊物流出口から流入するが、ここで最終的にに原藻と浮遊物とを分離し、原藻はL字形開口の底辺の原藻戻し口から槽へ戻り浮遊峡雑物はオーバーブロー管(10)を介して放出する。

発明の効果

0016

ノリ原藻に付着している峡雑物のほとんどは海水に浮く浮遊物である。ノリは海水面に張設した養殖網に生息している生き物であるからである。しかししばしば海老状蟹状の小生物着生している、又作業中に砂泥などが混入して不良製品になる場合もある。発明者らはこの原理に着目して数回の実験の結果比重の差を利用してシンプルで格安な装置を発明することに成功した。ノリの峡雑物はは強力な攪拌振動水流離脱分離することも実験の結果、確認した。

0017

この装置では従来の課題を解消してつぎのような効果がある。、ビニールフィルム、葦や藁の葉の小片など形状がノリ原藻に酷似した峡雑物でも離脱浮上させて分離除去する。本装置の海水と原藻の混合比が他のどの従来技術装置より大きく完全に峡雑物は離脱分離する。

0018

ノリの葉片だけが通過する隙間のスリットや回転円盤は使用していない、そのため隙間詰まりを起こす事故は皆無である。回転体でノリ葉体を傷つけノリ製品の品質劣化させたり、異物をすりつぶして細分化して混入することもない。浮上した異物だけを放棄し大切なノリ葉体を無駄にしない。

0019

多量の海水に小量のノリ葉体を投入し、つまり混合比の大きい海水で強力に攪拌したり、おだやかな流れにさらしたりしてノリは洗浄され美しくなり増収になる。たとえ潟や泥などで海水が濁っても誤作動を起こしたりしない。そしてシンプルな仕組みの装置であるから格安に提供する事ができる。

図面の簡単な説明

0020

図1本発明のノリ原藻に混入している峡雑物の除去装置を示した立体図である。
図2本発明の実施例2を示した断面図である

--

0021

(1)供給ポンプ(2)ほぐし室
(3)ほぐし手段 (4)槽
(5)原藻入り口 (6)笊
(7)攪拌手段 (8)液面センサー
(9)分離室(10)オーバーブロー管
(11)バケット(12)掃除口
(13)原藻取出口 (14)移送ポンプ
(15)制流盤 (16)隆起
(17)開口 (18)案内板
(19)流入口
(21)循環ポンプ(22)遮光蓋

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