図面 (/)

この項目の情報は公開日時点(1999年8月27日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (19)

課題

この発明は、光ディスクから画像データや音声データを再生する際に、補正行程再エンコード処理を行わない、つまり画質音質を落とさないで画像あるいは音声の補正を行うことできる。

解決手段

この発明は、光ディスク10の制御情報内にセル単位で画像データに対する輝度等の補正データや音声データに対する音量等の補正データを記録できるようにし、再生時その補正データに応じてエンコード後の画像データや音声データに対して補正することにより、再生するようにしたものである。

概要

背景

近年、映像音声等のデータを記録した光ディスク再生する動画対応光ディスク再生装置が開発され、例えばLDや、ビデオCDなどの様に、映画ソフトカラオケ等の目的で一般に普及されている。

その中で、現在、国際規格化したMPEG2(Moving Image Coding Expert Group)方式を使用し、AC3オーディオ圧縮方式を採用したDVD規格が提案された。

この規格でば、MPEG2システムレイヤに従って、動画圧縮方式にMPEG2、音声にAC3オーディオ、MPEGオーディオ、リニアPCMサポートし、さらに、字幕用としてビットマップデータをランレングス圧縮した副映像データを追加するとともに、早送り巻き戻しなどの特殊再生用コントロールデータナビパック)を追加して構成されている。

また、この規格では、コンピュータでデータを読むことが出来るように、ISO9660とマイクロDFをサポートしている。

その後、DVD−RAMが発表され、2.6Gバイト、4.7Gバイトの容量を持つ書き換え可能なディスクが実現されてきた。

上記技術発展により、ディスクに映像信号を録画し再生することが現実となってきた。

しかしながら、本DVD規格は、現在、一般家庭での編集機などに於ける簡易編集動作に関しては、考慮されていない。

そこで、この規格を元に一般家庭用編集機能付きDVD録再機を構成すると、次のような問題が発生する。

通常、一般家庭においては、ビデオカメラなどで画像を取る場合に、フォーカスなどの諸設定を自動設定で、撮る場合が一般的である。

そのため、ビデオカメラで撮った画像を再生してみると、しばしば、明るさや色合い、音量等が、ユーザの希望とは違う映像が撮られている場合がある。

また、二つの画像を繋げる場合に、前のビデオ画像と後のビデオ画像の間で、明るさや音量等が大幅に違ったりする場合が多々ある。

しかしながら、本規格では、そういう場合に対して、ある一定単位で画像に対する補正や音声に対する補正を行うようにできるフォーマットになっていない。

そのため、もし、そのような編集を行おうとした場合には、一度圧縮を解いてから、補正し、その後、再圧縮するという行程を取る必要がある。

しかしながら、再圧縮を行うと、画質がどうしても落ちてしまうという欠点があった。

概要

この発明は、光ディスクから画像データや音声データを再生する際に、補正行程に再エンコード処理を行わない、つまり画質や音質を落とさないで画像あるいは音声の補正を行うことできる。

この発明は、光ディスク10の制御情報内にセル単位で画像データに対する輝度等の補正データや音声データに対する音量等の補正データを記録できるようにし、再生時その補正データに応じてエンコード後の画像データや音声データに対して補正することにより、再生するようにしたものである。

目的

そこで、この発明は上記欠点を改善し、補正行程に再エンコード処理を行わない、つまり画質や音質を落とさないで画像あるいは音声の補正を行うことを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

管理領域とデータ領域で構成され、管理領域の管理データに基づいてデータ領域に画像データが記録されている記録媒体において、上記データ管理領域に、上記データ領域に記録されている画像データを補正するための画像補正データを記録する領域を有することを特徴とする記録媒体。

請求項2

上記データ領域に記録される画像データがエンコードされているデータであり、上記画像補正データが、デコードされた画像データに対する補正データであることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体。

請求項3

上記データ領域に記録される画像データの最小記録単位ごとに、上記画像補正データが記録されることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体。

請求項4

上記画像補正データが、画像データの輝度の補正データであることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体。

請求項5

上記画像補正データが、画像データのコントラストの補正データであることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体。

請求項6

上記画像補正データが、画像データの色相の補正データであることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体。

請求項7

上記画像補正データが、画像データの色の濃淡の補正データであることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体。

請求項8

上記画像補正データが、画像データのシャープネスの補正データであることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体。

請求項9

上記画像補正データが、画像データのセットアップレベルの補正データであることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体。

請求項10

管理領域とデータ領域で構成され、管理領域の管理データに基づいてデータ領域に音声データが記録されている記録媒体において、上記データ管理領域に、上記データ領域に記録されている音声データを補正するための音声補正データを記録する領域を有することを特徴とする記録媒体。

請求項11

上記データ領域に記録される音声データがエンコードされているデータであり、上記音声補正データが、デコードされた音声データに対する補正データであることを特徴とする請求項10に記載の記録媒体。

請求項12

上記データ領域に記録される音声データの最小記録単位ごとに、上記音声補正データが記録されることを特徴とする請求項10に記載の記録媒体。

請求項13

上記音声補正データが、音声データの音量の補正データであることを特徴とする請求項10に記載の記録媒体。

請求項14

上記音声補正データが、音声データのトーンの補正データであることを特徴とする請求項10に記載の記録媒体。

請求項15

管理領域とデータ領域で構成され、管理領域の管理データに基づいてデータ領域に画像データと音声データとが記録されている記録媒体において、上記データ管理領域に、上記データ領域に記録されている画像データを補正するための画像補正データと音声データを補正するための音声補正データを記録する領域を有することを特徴とする記録媒体。

請求項16

上記データ領域に記録される画像データと音声データがエンコードされているデータであり、上記画像補正データが、デコードされた画像データに対する補正データで、上記音声補正データが、デコードされた音声データに対する補正データであることを特徴とする請求項15に記載の記録媒体。

請求項17

上記データ領域に記録される画像データと音声データの最小記録単位ごとに、上記画像補正データと上記音声補正データが記録されることを特徴とする請求項15に記載の記録媒体。

請求項18

上記画像補正データが、画像データの輝度の補正データであることを特徴とする請求項15に記載の記録媒体。

請求項19

上記画像補正データが、画像データのコントラストの補正データであることを特徴とする請求項15に記載の記録媒体。

請求項20

上記画像補正データが、画像データの色相の補正データであることを特徴とする請求項15に記載の記録媒体。

請求項21

上記画像補正データが、画像データの色の濃淡の補正データであることを特徴とする請求項15に記載の記録媒体。

請求項22

上記画像補正データが、画像データのシャープネスの補正データであることを特徴とする請求項15に記載の記録媒体。

請求項23

上記画像補正データが、画像データのセットアップレベルの補正データであることを特徴とする請求項15に記載の記録媒体。

請求項24

上記音声補正データが、音声データの音量の補正データであることを特徴とする請求項15に記載の記録媒体。

請求項25

上記音声補正データが、音声データのトーンの補正データであることを特徴とする請求項15に記載の記録媒体。

請求項26

記録媒体に情報の記録再生を行う情報記録再生装置において、上記記録媒体に記録されている画像補正データを読取り、この画像補正データに基づいて、再生画像を補正する手段を有したことを特徴とする情報記録再生装置。

請求項27

記録媒体に情報の記録再生を行う情報記録再生装置において、上記記録媒体に記録されている音声補正データを読取り、この音声補正データに基づいて、再生音声を補正する手段を有したことを特徴とする情報記録再生装置。

請求項28

記録媒体に情報の記録再生を行う情報記録再生装置において、上記記録媒体に記録されている画像補正データと音声補正データを読取り、上記画像補正データに基づいて、再生画像を補正し、上記音声補正データに基づいて、再生音声を補正する手段を有したことを特徴とする情報記録再生装置。

請求項29

管理領域とデータ領域で構成され、管理領域の管理データに基づいてデータ領域に画像データが記録され、上記データ管理領域に、上記データ領域に記録されている画像データを補正するための画像補正データを記録する領域を有する記録媒体に対して、データを記録したり、記録されているデータを再生する記録媒体処理装置において、上記データ管理領域の画像補正データを読取る読取手段と、この読取手段により読取った画像補正データに基づいて、上記データ領域から再生した画像データを補正する補正手段と、を具備したことを特徴とする記録媒体処理装置。

請求項30

上記データ領域に記録される画像データがエンコードされているデータであり、上記補正手段が、上記データ領域から再生した画像データをデコードしたデータに対して、上記画像補正データで補正するようにしたものであることを特徴とする請求項29に記載の記録媒体処理装置。

請求項31

管理領域とデータ領域で構成され、管理領域の管理データに基づいてデータ領域に音声データが記録され、上記データ管理領域に、上記データ領域に記録されている音声データを補正するための音声補正データを記録する領域を有する記録媒体に対して、データを記録したり、記録されているデータを再生する記録媒体処理装置において、上記データ管理領域の音声補正データを読取る読取手段と、この読取手段により読取った音声補正データに基づいて、上記データ領域から再生した音声データを補正する補正手段と、を具備したことを特徴とする記録媒体処理装置。

請求項32

上記データ領域に記録される音声データがエンコードされているデータであり、上記補正手段が、上記データ領域から再生した音声データをデコードしたデータに対して、上記音声補正データで補正するようにしたものであることを特徴とする請求項31に記載の記録媒体処理装置。

請求項33

管理領域とデータ領域で構成され、管理領域の管理データに基づいてデータ領域に画像データと音声データが記録され、上記データ管理領域に、上記データ領域に記録されている画像データを補正するための画像補正データと音声データを補正するための音声補正データとを記録する領域を有する記録媒体に対して、データを記録したり、記録されているデータを再生する記録媒体処理装置において、上記データ管理領域の画像補正データと音声補正データを読取る読取手段と、この読取手段により読取った画像補正データに基づいて、上記データ領域から再生した画像データを補正し、音声補正データに基づいて、上記データ領域から再生した音声データを補正する補正手段と、を具備したことを特徴とする記録媒体処理装置。

請求項34

上記データ領域に記録される画像データと音声データがエンコードされているデータであり、上記補正手段が、上記データ領域から再生した画像データをデコードしたデータに対して、上記画像補正データで補正し、上記データ領域から再生した音声データをデコードしたデータに対して、上記音声補正データで補正するようにしたものであることを特徴とする請求項33に記載の記録媒体処理装置。

請求項35

情報を記録可能な記録媒体に記録再生を行う情報記録再生装置において、上記記録媒体にあらかじめ記録された画像データに対する画像補正データを設定する設定手段と、この設定手段により設定された画像補正データを上記画像データに対応して記録媒体に記録する記録手段と、を具備したことを特徴とする情報記録再生装置。

請求項36

情報を記録可能な記録媒体に記録再生を行う情報記録再生装置において、上記記録媒体にあらかじめ記録された音声データに対する音声補正データを設定する設定手段と、この設定手段により設定された音声補正データを上記音声データに対応して記録媒体に記録する記録手段と、を具備したことを特徴とする情報記録再生装置。

請求項37

情報を記録可能な記録媒体に記録再生を行う情報記録再生装置において、上記記録媒体にあらかじめ記録された画像データに対する画像補正データと音声データに対する音声補正データを設定する設定手段と、この設定手段により設定された画像補正データと音声補正データとを上記画像データと音声データに対応して記録媒体に記録する記録手段と、を具備したことを特徴とする情報記録再生装置。

技術分野

0001

この発明は、画像データや音声データを記録再生できる記録媒体記録再生装置記録媒体処理装置に関する。

背景技術

0002

近年、映像や音声等のデータを記録した光ディスク再生する動画対応光ディスク再生装置が開発され、例えばLDや、ビデオCDなどの様に、映画ソフトカラオケ等の目的で一般に普及されている。

0003

その中で、現在、国際規格化したMPEG2(Moving Image Coding Expert Group)方式を使用し、AC3オーディオ圧縮方式を採用したDVD規格が提案された。

0004

この規格でば、MPEG2システムレイヤに従って、動画圧縮方式にMPEG2、音声にAC3オーディオ、MPEGオーディオ、リニアPCMサポートし、さらに、字幕用としてビットマップデータをランレングス圧縮した副映像データを追加するとともに、早送り巻き戻しなどの特殊再生用コントロールデータナビパック)を追加して構成されている。

0005

また、この規格では、コンピュータでデータを読むことが出来るように、ISO9660とマイクロDFをサポートしている。

0006

その後、DVD−RAMが発表され、2.6Gバイト、4.7Gバイトの容量を持つ書き換え可能なディスクが実現されてきた。

0007

上記技術発展により、ディスクに映像信号を録画し再生することが現実となってきた。

0008

しかしながら、本DVD規格は、現在、一般家庭での編集機などに於ける簡易編集動作に関しては、考慮されていない。

0009

そこで、この規格を元に一般家庭用編集機能付きDVD録再機を構成すると、次のような問題が発生する。

0010

通常、一般家庭においては、ビデオカメラなどで画像を取る場合に、フォーカスなどの諸設定を自動設定で、撮る場合が一般的である。

0011

そのため、ビデオカメラで撮った画像を再生してみると、しばしば、明るさや色合い、音量等が、ユーザの希望とは違う映像が撮られている場合がある。

0012

また、二つの画像を繋げる場合に、前のビデオ画像と後のビデオ画像の間で、明るさや音量等が大幅に違ったりする場合が多々ある。

0013

しかしながら、本規格では、そういう場合に対して、ある一定単位で画像に対する補正や音声に対する補正を行うようにできるフォーマットになっていない。

0014

そのため、もし、そのような編集を行おうとした場合には、一度圧縮を解いてから、補正し、その後、再圧縮するという行程を取る必要がある。

0015

しかしながら、再圧縮を行うと、画質がどうしても落ちてしまうという欠点があった。

発明が解決しようとする課題

0016

記録再生できる記録媒体と記録再生装置と記録媒体処理装置において、ある一定単位で画像に対する補正や音声に対する補正を行うようにできないため、補正を行うためには、処理過程で、再エンコード処理が入ってしまい、画質や音質が落ちると言う欠点があった。

0017

そこで、この発明は上記欠点を改善し、補正行程に再エンコード処理を行わない、つまり画質や音質を落とさないで画像あるいは音声の補正を行うことを目的とする。

課題を解決するための手段

0018

この発明の記録媒体は、管理領域とデータ領域で構成され、管理領域の管理データに基づいてデータ領域に画像データが記録されているものにおいて、上記データ管理領域に、上記データ領域に記録されている画像データを補正するための画像補正データを記録する領域を有するものである。

0019

この発明の記録媒体は、管理領域とデータ領域で構成され、管理領域の管理データに基づいてデータ領域に音声データが記録されているものにおいて、上記データ管理領域に、上記データ領域に記録されている音声データを補正するための音声補正データを記録する領域を有するものである。

0020

この発明の記録媒体は、管理領域とデータ領域で構成され、管理領域の管理データに基づいてデータ領域に画像データと音声データとが記録されているものにおいて、上記データ管理領域に、上記データ領域に記録されている画像データを補正するための画像補正データと音声データを補正するための音声補正データを記録する領域を有するものである。

0021

この発明の情報記録再生装置は、記録媒体に情報の記録再生を行うものにおいて、上記記録媒体に記録されている画像補正データを読取り、この画像補正データに基づいて、再生画像を補正する手段を有する。

0022

この発明の情報記録再生装置は、記録媒体に情報の記録再生を行うものにおいて、上記記録媒体に記録されている音声補正データを読取り、この音声補正データに基づいて、再生音声を補正する手段を有する。

0023

この発明の情報記録再生装置は、記録媒体に情報の記録再生を行うものにおいて、上記記録媒体に記録されている画像補正データと音声補正データを読取り、上記画像補正データに基づいて、再生画像を補正し、上記音声補正データに基づいて、再生音声を補正する手段を有する。

0024

この発明の記録媒体処理装置は、管理領域とデータ領域で構成され、管理領域の管理データに基づいてデータ領域に画像データが記録され、上記データ管理領域に、上記データ領域に記録されている画像データを補正するための画像補正データを記録する領域を有する記録媒体に対して、データを記録したり、記録されているデータを再生するものにおいて、上記データ管理領域の画像補正データを読取る読取手段、およびこの読取手段により読取った画像補正データに基づいて、上記データ領域から再生した画像データを補正する補正手段から構成される。

0025

この発明の記録媒体処理装置は、管理領域とデータ領域で構成され、管理領域の管理データに基づいてデータ領域に音声データが記録され、上記データ管理領域に、上記データ領域に記録されている音声データを補正するための音声補正データを記録する領域を有する記録媒体に対して、データを記録したり、記録されているデータを再生するものにおいて、上記データ管理領域の音声補正データを読取る読取手段、この読取手段により読取った音声補正データに基づいて、上記データ領域から再生した音声データを補正する補正手段から構成される。

0026

この発明の記録媒体処理装置は、管理領域とデータ領域で構成され、管理領域の管理データに基づいてデータ領域に画像データと音声データが記録され、上記データ管理領域に、上記データ領域に記録されている画像データを補正するための画像補正データと音声データを補正するための音声補正データとを記録する領域を有する記録媒体に対して、データを記録したり、記録されているデータを再生するものにおいて、上記データ管理領域の画像補正データと音声補正データを読取る読取手段、およびこの読取手段により読取った画像補正データに基づいて、上記データ領域から再生した画像データを補正し、音声補正データに基づいて、上記データ領域から再生した音声データを補正する補正手段から構成される。

0027

この発明の情報記録再生装置は、情報を記録可能な記録媒体に記録再生を行うものにおいて、上記記録媒体にあらかじめ記録された画像データに対する画像補正データを設定する設定手段、およびこの設定手段により設定された画像補正データを上記画像データに対応して記録媒体に記録する記録手段から構成される。

0028

この発明の情報記録再生装置は、情報を記録可能な記録媒体に記録再生を行うものにおいて、上記記録媒体にあらかじめ記録された音声データに対する音声補正データを設定する設定手段、およびこの設定手段により設定された音声補正データを上記音声データに対応して記録媒体に記録する記録手段から構成される。

0029

この発明の情報記録再生装置は、情報を記録可能な記録媒体に記録再生を行うものにおいて、上記記録媒体にあらかじめ記録された画像データに対する画像補正データと音声データに対する音声補正データを設定する設定手段、およびこの設定手段により設定された画像補正データと音声補正データとを上記画像データと音声データに対応して記録媒体に記録する記録手段から構成される。

発明を実施するための最良の形態

0030

以下、図面を参照して、この発明の一実施の形態に係るデジタル情報記録再生システム情報記録媒体処理装置;情報記録再生装置)を説明する。

0031

この発明に係るデジタル情報記録再生システムの代表的な一実施の形態として、MPEG2に基づきエンコードされた動画AVデータ)を可変ビットレートで記録・再生する装置、たとえばDVDデジタルビデオレコーダがある。(このDVDデジタルビデオレコーダの具体例については後述する。)
図1は、上記DVDデジタルビデオレコーダに使用される記録可能な光ディスク10の構造を説明する斜視図である。

0032

図1に示すように、この光ディスク10は、それぞれ記録層17が設けられた一対の透明基板14を接着層20で貼り合わせた構造を持つ。各基板14は0.6mm厚のポリカーボネートで構成することができ、接着層20は極薄(たとえば40μm厚)の紫外線硬化性樹脂で構成することができる。これら一対の0.6mm基板14を、記録層17が接着層20の面上で接触するようにして貼り合わすことにより、1. 2mm厚の大容量光ディスク10が得られる。

0033

光ディスク10には中心孔22が設けられており、ディスク両面の中心孔22の周囲には、この光ディスク10を回転駆動時クランプするためのクランプエリア24が設けられている。中心孔22には、図示しないディスクドライブ装置に光ディスク10が装填された際に、ディスクモータスピンドルが挿入される。そして、光ディスク10は、そのクランプエリア24において、図示しないディスククランパにより、ディスク回転中クランプされる。

0034

光ディスク10は、クランプエリア24の周囲に、ビデオデータ、オーディオデータその他の情報を記録することができる情報エリア25を有している。

0035

情報エリア25のうち、その外周側にはリードアウトエリア26が設けられている。また、クランプエリア24に接する内周側にはリードインエリア27が設けられている。そして、リードアウトエリア26とリードインエリア27との間にデータ記録エリア28が定められている。

0036

情報エリア25の記録層(光反射層)17には、記録トラックがたとえばスパイラル状に連続して形成されている。その連続トラックは複数の物理セクタに分割され、これらのセクタには連続番号が付されている。このセクタを記録単位として、光ディスク10に種々なデータが記録される。

0037

データ記録エリア28は、実際のデータ記録領域であって、記録・再生情報として、映画等のビデオデータ(主映像データ)、字幕・メニュー等の副映像データおよび台詞効果音等のオーディオデータが、同様なピット列レーザ反射光光学的な変化をもたらす物理的な形状あるいは相状態)として記録されている。

0038

光ディスク10が片面1層で両面記録RAMディスクの場合は、各記録層17は、2つの硫化亜鉛酸化シリコン合物(ZnS・SiO2)で相変化記録材料層(たとえばGe2Sb2Te5)を挟み込んだ3重層により構成できる。

0039

図2は、図1の光ディスク(DVDーRAM)10のデータ記録エリア28とそこに記録されるデータの記録トラックとの対応関係を説明する図である。

0040

ディスク10は、デリケートなディスク面を保護するために、ディスク10の本体がカートリッジ11に収納されるようになっている。DVD−RAMディスク10がカートリッジ11ごと後述するDVDビデオレコーダディスクドライブに挿入されると、カートリッジ11からディスク10が引き出されて図示しないスピンドルモータターンテーブルにクランプされ、図示しない光ヘッドに向き合うようにして回転駆動される。

0041

図1に示した情報エリア25の記録層17には、データ記録トラックがスパイラル状に連続して形成されている。その連続するトラックは、図2に示すように一定記憶容量の複数論理セクタ(最小記録単位)に分割され、この論理セクタを基準にデータが記録されている。1つの論理セクタの記録容量は、1パックデータ長と同じ2048バイト(あるいは2kバイト)に決められている。

0042

データ記録エリア28には、実際のデータ記録領域であって、管理データ、主映像(ビデオ)データ、副映像データおよび音声(オーディオ)データが同様に記録されている。

0043

なお、図示はしないが、図2のディスク10のデータ記録エリア28は、リング状(年輪状)に複数の記録エリア(複数の記録ゾーン)に分割することができる。各記録ゾーン毎にディスク回転の角速度は異なるが、各ゾーン内では線速度または角速度を一定にすることができる。この場合、各ゾーン毎予備の記録エリア(フリースペース)を設けることができる。このゾーン毎のフリースペースを集めて、そのディスク10のリザーブエリアとすることができる。

0044

図3図7は、図2の光ディスク10に記録される情報の階層構造を説明する図である。

0045

図2の光ディスク10に形成されたデータ記録エリア28は、図3に示すような構造を有している。この構造の論理フォーマットは、たとえば標準規格の1つであるISO9660およびユニバーサルディスクフォーマット(UDF)ブリッジ準拠して定められている。

0046

リードインエリア27からリードアウトエリア26までの間は、ボリュームスペース28として割り当てられる。このボリュームスペース28には、ボリュームおよびファイル構造の情報のための空間(ボリューム/ファイル管理情報70)と、DVD規格のアプリケーションのための空間(データエリア書換可能)DA)とが含まれる。

0047

ボリュームスペース28は、多数のセクタに物理的に分割され、それらの物理的セクタには連続番号が付されている。このボリュームスペース(データ記録エリア)28に記録されるデータの論理アドレスは、ISO9660およびUDFブリッジで定められるように、論理セクタ番号を意味している。ここでの論理セクタサイズは、物理セクタの有効データサイズと同様に、2048バイト(2kバイト)としてある。論理セクタ番号は、物理セクタ番号昇順に対応して連続番号が付加されている。

0048

なお、論理セクタと異なり、物理セクタにはエラー訂正情報等の冗長な情報が付加されている。このため、物理セクタサイズは、正確に言うと論理セクタサイズと一致しない。

0049

すなわち、ボリュームスペース28は階層構造を有しており、ボリューム/ファイル管理情報70、及びデータエリアDAを含んでいる。また、ボリュームスペース28に含まれる領域は、論理セクタの境界上で区分されている。ここで、1論理セクタは2048バイトと定義され、1論理ブロックも2048バイトと定義される。したがって、1論理セクタは1論理ブロックと対等に定義される。

0050

ボリューム/ファイル管理情報70は、ISO9660およびUDFブリッジに定められる管理領域に相当する。

0051

リードインエリア27のエンボスデータ領域と書換可能領域とにより構成されている。

0052

リードインエリア27のエンボスデータ領域には、情報記録媒体概要に関する情報、記録・再生・消去特定に関する情報、及び情報記録媒体の製造に関する情報が予め記録される。情報記録媒体の概要に関する情報とは、光ディスク10のディスクタイプ(DVD−RAM、DVD−ROM、CD−ROMなど)、ディスクサイズ記録密度記録開始記録終了位置を示す物理セクター番号などの情報である。記録・再生・消去特定に関する情報とは、記録パワー記録パルス幅消去パワー再生パワー、記録・消去時の線速などの情報である。情報記録媒体の製造に関する情報とは、製造番号などの情報である。

0053

また、リードインエリア27の書換可能領域、及びリードアウトエリア26の書換可能領域には、情報記憶媒体識別するための固有ディスク名記録領域、試し記録領域記録消去条件の確認用)、及びデータエリアDA内の欠陥領域に関する欠陥管理情報記録領域が設けられている。これら、各領域には、デジタル情報記録再生システムによる記録が可能になっている。

0054

データエリアDAには、所定のデータが記録されるデータ記録領域が設けられている。このデータエリアDAには、コンピュータデータと、オーディオデータ及びビデオデータとの混在記録が可能となっている。このデータエリアDAにおいて、コンピュータデータと、オーディオデータ及びビデオデータとの記録順序、各記録情報サイズは任意となる。図3上では、コンピュータデータが記録される領域がコンピュータデータエリアDA1及びDA3として記載されており、オーディオ・ビデオデータが記録される領域がオーディオ・ビデオデータエリアDA2として記載されている。

0055

オーディオ・ビデオデータエリアDA2には、制御情報CI)DA21、ビデオオブジェクトDA22、ピクチャオブジェクトDA23、オーディオオブジェクトDA24が記録される。制御情報DA21とは、録画(録音)、再生、編集、検索の各処理を行う時に必要な制御情報である。ビデオオブジェクトDA22とは、ビデオデータの中身録画情報(動画データ)である。ピクチャオブジェクトDA23とは、スライドスチルなどの静止画、ビデオデータ内の見たい場所検索用の情報、及びビデオデータ内の編集用サムネールの情報である。オーディオオブジェクトDA24とは、オーディオデータの中身の録音情報である。

0056

ビデオオブジェクトDA22、ピクチャオブジェクトDA23、オーディオオブジェクトDA24により、オーディオ・ビデオデータの再生対象となる内容に対する記録情報となっている。

0057

制御情報(CI)DA21には、再生制御情報DA211、記録制御情報DA212、編集制御情報DA213、及び縮図制御情報DA214が含まれる。再生制御情報DA211とは、再生時に必要な制御情報である。記録制御情報DA212とは、記録(録画・録音)時に必要な制御情報である。編集制御情報DA213とは、編集時に必要な制御情報である。縮図制御情報DA214とは、ビデオデータ内の見たい場所検索用の情報、及びビデオデータ内の編集用サムネールに関する管理情報である。

0058

再生制御情報DA211には、プログラムチェーン情報テーブルPGCITの内容が記録される。再生制御情報DA211は、プログラムチェーン情報テーブルPGCITに示されるデータ構造を持ち、プログラムチェーンPGCとセルCELLによって、再生順序が決定される。

0059

プログラムチェーンPGCは、再生順序を指定した一連の再生を実行する単位を示す。

0060

セルCELLは、再生データ開始アドレス終了アドレスで指定した再生区間を示す。

0061

このプログラムチェーン情報テーブルPGCITには、図3に示すように、プログラムチェーン情報管理情報(PGCIMI)と、プログラムチェーン情報サーチポインタ(PGCI_SRP#1〜PGCI_SRP#n)と、プログラムチェーン情報(PGCI#1〜#n)とが含まれている。

0062

プログラムチェーン情報管理情報(PGCIMI)には、プログラムチェーンPGCの数を示す情報が含まれている。プログラムチェーン情報サーチポインタ(PGCI_SRP)は、各プログラムチェーン情報PGCIの先頭ポイントしており、サーチを容易にする。

0063

なお、複数設けられたプログラムチェーン情報PGCIの順序は、複数のプログラムチェーン情報サーチポインタPGCI_SRP#1〜PGCI_SRP#nの順序と無関係に設定されている。したがって、たとえば同一のプログラムチェーン情報PGCIを1以上のプログラムチェーン情報サーチポインタPGCI_SRPで指し示すことが可能となっている。

0064

プログラムチェーン情報(PGCI)は、プログラムチェーン一般情報(PGC_GI)、セル再生情報(C_PBI#1〜#n)によって構成されている。プログラムチェーン一般情報(PGC_GI)には、プログラムチェーンPGCの再生時間やセルの数を示す情報が含まれる。

0065

図4は、図3のセル再生情報C_PBI(C_PBI#1〜#n)の内容を示す。すなわち、各セル再生情報(C_PBI)は、図4に示すように、セルカテゴリー(C_CAT;4バイト)、セル再生時間(C_PBTM;4バイト)、セル内の最初のビデオオブジェクトユニット(VOBU)のスタートアドレス(CELL_SA;4バイト)、セル内の最終ビデオオブジェクトユニット(VOBU)のエンドアドレス(CELL_EA;4バイト)、画像補正用輝度データ(OFFSETRIGHDATA;−80〜7Fh;1バイト)、画像補正用コントラストデータ(OFFSET CONTRASTDATA;−80〜7Fh;1バイト)、画像補正用色相データ(OFFSET COLORPHASE DATA;−80〜7Fh;1バイト)、画像補正用色濃淡データ(OFFSET COLORAMPITUDE DATA;−80〜7Fh;1バイト)、画像補正用シャープネスデータ(OFFSET SHARPNESS DATA;−80〜7Fh;1バイト)、画像補正用セットアップレベルデータ(OFFSET SETUPLEVEL DATA;−80〜7Fh;1バイト)、音声補正用音量レベルデータ(OFFSET AUDIO VOLUME DATA;−80〜7Fh;1バイト)、および音声補正用トーンレベルデータ(OFFSET TONE DATA;−80〜7Fh;2バイト)を含んでいる。

0066

上記したように、制御情報(CI)DA21の中の、再生制御情報DA211内のプログラムチェーン情報PGCI内のセル再生情報C_PBIに、画像補正用に6種類、音声補正用に2種類の補正データが記録されている。この補正データは、最初の録画時、基準値としての”00”が設定され、再生が行われ、設定が変更されることにより、補正値が設定されるようになっている。

0067

1)輝度データ
輝度とは、画面全体の明るさのことで、正方向に値を設定すると、明るくなり、負方向に設定すると暗くなる。

0068

2)コントラストデータ
コントラストとは、画像の明暗の差のことで、輝度信号に対する振幅の大きさを正方向に値を設定すると、振幅が大きくなり、明暗の差が大きくなり、負方向に設定すると振幅が小さくなり、明暗の差が小さくなる。

0069

3)色相データ
色相とは、色信号位相のことで、その位相を全体的にずらすことにより、色を調整する。

0070

4)色濃淡データ
濃淡とは、色信号の振幅のことである。正方向に値を設定すると、濃くなり、負方向に設定すると淡くなる。

0071

5)シャープネスデータ
シャープネスとは、画像のエッジを強調したり、ぼかしたりすることで、正方向に値を設定すると、強調され、負方向に設定するとぼけてくる。

0072

6)セットアップレベルデータ
セットアップレベルとは、TV信号ペデスタルレベルの値で、もしくは基準レベル黒レベル)の値であり、正方向に値を設定すると、画面が白っぽくなり、負方向に設定すると黒っぽくなる。

0073

7)音量データ
正方向に値を設定すると、音が大きくなり、負方向に設定すると小さくなる。

0074

8)トーンレベルデータ
音のレベルを持ち上げることを意味し、高域用のパラメータと低域用のパラメータを用意している。各パラメータの値を正方向に値を設定すると、その設定された領域の周波数の音のレベルが上がり、負方向に設定するとレベルが下がる。

0075

図5の(a)は、再生データをセルとしてセルAからセルFまでの再生区間で指定されている。

0076

図5の(b)〜(d)において、各プログラムチェーン情報PGCIが定義されている。

0077

図5の(b)に示すプログラムチェーン情報PGCI#1は、連続した再生区間を指定したセルで構成される例を示し、その再生順序は、セルA→セルB→セルCとなる。

0078

図5の(c)に示すプログラムチェーン情報PGCI#2は、断続された再生区間を指定したセルで構成される例を示し、その再生順序は、セルD→セルE→セルFとなる。

0079

図5の(d)に示すプログラムチェーン情報PGCI#3は、再生方向重複再生に関わらず飛び飛びに再生可能である例を示し、その再生順序は、セルE→セルA→セルD→セルB→セルEとなる。

0080

図6図7は、図3のビデオオブジェクトセットVOBSに含まれる情報の階層構造を示す。

0081

図6図7に示すように、ビデオオブジェクトセットVOBSは、ビデオオブジェクトDA22、ピクチャオブジェクトDA23、オーディオオブジェクトDA24から構成され、複数のセル84を有し、各セル84は1以上のビデオオブジェクトユニット(VOBU)85により構成される。そして、各ビデオオブジェクトユニット85は、ビデオパック(Vパック)88、副映像パック(SPパック)90、およびオーディオパック(Aパック)91の集合体(パック列)として構成されている。

0082

これらのパックは、データ転送処理を行う際の最小単位となる。また、論理上の処理を行う最小単位はセル単位であり、論理上の処理はこのセル単位で行わる。

0083

上記ビデオオブジェクトユニットVOBU85の再生時間は、ビデオオブジェクトユニットVOBU85中に含まれる1以上の映像グループグループオブピクチャー;略してGOP)で構成されるビデオデータの再生時間に相当し、その再生時間は0.4秒〜1.2秒の範囲内に定められる。1GOPは、MPEG規格では通常約0.5秒であって、その間に15枚程度の画像を再生するように圧縮された画面データである。

0084

ビデオオブジェクトユニットVOBU85がビデオデータを含む場合には、ビデオパック88、副映像パック90およびオーディオパック91から構成されるGOP(MPEG規格準拠)が配列されてビデオデータストリームが構成される。

0085

なお、オーディオおよび/または副映像データのみの再生データにあってもビデオオブジェクトユニットVOBU85を1単位として再生データが構成される。たとえば、オーディオパック91のみでビデオオブジェクトユニットVOBU85が構成されいる場合、ビデオデータのビデオオブジェクトVOB83の場合と同様に、そのオーディオデータが属するビデオオブジェクトユニットVOBU85の再生時間内に再生されるべきオーディオパック91が、そのビデオオブジェクトユニットVOBU85に格納される。

0086

図8は、図1の光ディスク10に図3図7で説明したような構造の情報を用いてデジタル動画情報を可変記録レートで記録再生する装置(DVDビデオレコーダ)の構成を例示している。

0087

この記録再生装置は、大きく分けると、記録媒体である光ディスク10に対して次のような装置が作用する。まずメインマイクロプロセッサ部(以降メインMPU部と称する)101は、記録再生装置全体統合管理する部分である。

0088

ディスクドライブ部102はメインMPU部101からの指令で、光ディスク10の回転制御、光ディスク10のデータの読み出し、光ディスク10へのデータの書き込み機能を含む。光ディスク10の回転制御は、ディスクモータのサーボ装置を通して行われる。光ディスク10へのデータの書き込みや光ディスク10からのデータの読み出しは、レーザビームを扱う光学手段を用いたピックアップ装置を通して実現される。

0089

データ処理部103は、記録動作時には、エンコード部104からの記録データを光ディスク10に記録するため、16セクタ分を単位とするデータにエラー訂正コードを付加し、また変調を行って記録信号を生成し、ディスクドライブ部102に与えている。データ処理部103には、一時記憶部105が接続されており、高速アクセスで数分以上の分の記録データを一時的に保持するために用いられる。

0090

データ処理部103は、再生動作時には、再生信号をディスクドライブ部102から受け取り復調を行い、エラー訂正処理を行い、復調信号デコーダ部106に送る。

0091

エンコード部104には、外部入力が与えられる。オーディオビデオ(AV)入力部107からはオーディオ信号及びビデオ信号を与えることができ、またチューナ部108からもオーディオ信号及びビデオ信号を与えることができる。またチューナ部108からは、垂直ブランキング期間の情報として文字情報クローズドキャプションデータが存在する場合があるので、これらのデータもエンコード部104に入力することができる。

0092

オーディオ信号及びビデオ信号は、エンコード部104内のアナログデジタル(A/D)変換部201に与えられる。ここでデジタル化されたビデオ信号は、ビデオエンコード部202に入力され、オーディオ信号は、オーディオエンコード部203に入力される。また文字情報やクローズドキャプションデータは、副映像(SP)エンコード部204に入力される。エンコードされたビデオデータ、オーディオデータ、副映像データは、フォーマッタ部205に入力されて、記録のためのパケット化、及びパック化される。この時一時保持のためにバッファメモリ206が活用される。

0093

上記のエンコード部202、203、204は、当該ファイル全体の時間の基準となるシステムタイムクロックを参照し、その値にしたがって各パケットプレゼンテーションタイムスタンプ(PTS)及びデコーデッドタイムスタンプ(DTS)を決定する。システムタイムクロックは、システムタイムクロック(STC)部109より発生されている。フォーマッタ部205は、さらに再生時に必要な情報をつけ加えるために、ビデオの所定単位(GOP)毎(例えば再生時間が0.5乃至1.2秒程度)にパックのアライメント処理を行い、GOPの先頭にナビゲーションパック(NVパック)(管理情報として利用できる)を付け加えてもよい。データ処理部103は、データ記録の最後に、NVパック内のデータの早送り、逆送り用のデータ領域部に、各前後のNVパックのアドレスを記録し、また管理領域に必要なその他の管理情報を記録する。

0094

デコード部106は、データ処理部103からの再生データであるパック列を受け取る。このパック列は分離部301に与えられる。分離部301は、各パックを判定し、ビデオパケットビデオデコード部302ヘ、副映像パケットは副映像(SP)デコード部303ヘ、オーディオパケットオーディオデコード部304へそれぞれ転送する。

0095

また、NVパックは、いつでもメインMPU部101がアクセスできるように分離部301の内部メモリ301aに次々と保存される。

0096

分離部301から各パケットがそれぞれ対応するデコーダ部へ転送されるときは、指定されている特定のタイミングでPTSまたはDTSがシステムタイムクロック部109に送られロードされ、装置全体基準時刻を設定する。例えばメインMPU101が、NVパック内のPTSをシステムタイムクロック部109にロードするか、またはビデオデコーダ部302が自動的にビデオデータのDTSもしくはPTSをシステムクロック部109にセットする。

0097

このセットの後は、各デコード部ではパケット内のPTSとシステムクロックとを比較し同期状態を保ちながらデコード及び再生処理を行う。

0098

ビデオデコード部302で復号されたビデオデータ及び副映像デコード部303で復号された副映像データは、ビデオ処理部305へ入力されて合成される。

0099

ビデオ処理部305の出力は、NTSC(PAL)エンコード部306の画像補正部306aで補正されてNTSC(PAL)に変換されて、ディスプレイ部308へ供給される。

0100

オーディオデコーダ処理部304の出力は、音声補正部307で補正され、デジタルアナログ(D/A)変換部309で変換されて、オーディオ出力部310へ供給される。

0101

上記ビデオ処理部305から出力されるデジタル映像信号は、CCIR656規格で規定されたデータ方式で、標本化周波数が13.5MHzのY:Cr:Cbが4:2:2の割合の方式で、更に映像データ内に同期パターン含んでいるため、データ8bitと基準クロック27MHzだけで画像を送れる利点がある。

0102

メインMPU部101には、再生PLAYキー、録画RECキー、停止STOPキー等からなるキー入力部110、表示部111が接続されている。

0103

メインMPU部101は、装置全体の統合管理を行うとともに、再生時の補正制御を行う。

0104

メインMPU部101には、ワークRAM101aが設けられている。このワークRAM101aは、補正データをパラメータとして記憶するワークエリアSET_VAL、PGCIを記憶するワークエリア、再生するPGC番号、セル番語を記憶するワークエリア等を有している。

0105

上記画像補正部306aは、ビデオ処理部305からのビデオデータに対して輝度、コントラスト、色相、色濃淡、シャープネス、セットアップレベルの補正を行うものであり、図9に示すように、上記画像補正用輝度データに基づいて輝度の補正が行われる輝度補正部311、上記画像補正用コントラストデータに基づいてコントラストの補正が行われるコントラスト補正部312、上記画像補正用色相データに基づいて色相の補正が行われる色相補正部313、上記画像補正用色濃淡データに基づいて色濃淡の補正が行われる色濃淡補正部314、上記画像補正用シャープネスデータに基づいてシャープネスの補正が行われるシャープネス補正部315、上記画像補正用セットアップレベルデータに基づいてセットアップレベルの補正が行われるセットアップレベル補正部316により構成されている。

0106

音声補正部307は、オーディオデコーダ処理部304からのオーディオデータに対する音量レベルとトーンレベルの補正を行うものであり、図9に示すように、上記音声補正用音量レベルデータに基づいて音量レベルの補正が行われる音量補正部317、上記音声補正用トーンレベルデータに基づいてトーンレベルの補正が行われるトーン補正部318により構成されている。

0107

一例として、輝度信号を補正する輝度補正部311に関して、簡単なデジタル的に補正する回路に関して、図10に従って、簡単に説明する。

0108

輝度補正部311は、図10に示すように、8ビットレジスタ321、322、同期パターン検出回路323、D−FF回路324、セレクタ325、326、327、ディレイ8ビットレジスタ328、8ビット加算器329、Yの最大値FDh設定部330、Yの最小値10h設定部331、比較器332、333により構成されている。

0109

すなわち、ビデオ処理部305からのビデオデータのR656信号から、同期パターン検出回路323がまず1ラインの開始を示す同期パターン“FFh 00h 00h XY”を検出する。ただし、ここで、“XY”はフレーム具合などで変化するため、不定とする。その同期パターンから、偶数番のデータが各Yデータとなる。

0110

そこで、そのYデータより、設定された補正値を加算器329で加算し、Yデータとセレクタ325、326、327で置き換えを行うと、輝度信号の補正が可能となる。

0111

ただし、Yデータには上限、下限があるため、その値を超えないように、比較器332、333で、各値と比較し、上限(“FDh”)より大きい場合には、上限(“FDh”)をYデータとし、下限(“10h”)より小さい場合には、下限(“10h”)をYデータとする。

0112

上記輝度補正部311における8ビットのデジタル映像信号つまりR656信号を図11の(a)に示し、この際の基準クロック信号(27MHz)を図11の(b)に示す。

0113

録画時のデータ処理は、以下の通りとなる。

0114

メインMPU部101は、ファイルの管理領域などを読み書きするために、データ処理部103へマイコンバスを通して、データの読み書きをすることが出来る。まず、メインMPU部101が録画命令を受けると、ディスクドライブ部102から管理データを読み込み、書き込む領域を決定する。次に、決定された領域にデータを書き込むように管理領域を再設定し、ビデオデータの書き込みスタートアドレスをディスクドライブ部102に設定し、データを記録する準備を行う。

0115

次に、メインMPU部101はSTC部109に時間のリセットを行う。STC部109はシステム基準時計でこの値を基準にして録画、再生が実行される。さらに、MPU部はその他、本装置を動作させるための各設定を行う。

0116

ビデオ信号の流れは、次のようになる。

0117

まず、TVチューナ部108またはAV入力部107より入力されたAV信号アナログデジタル変換され、映像信号はビデオエンコード部201、オーディオ信号はオーディオエンコード部203、また、テレビチューナ部108からのクローズドキャプション信号、または文字放送等のテキスト信号は副映像(以下SPと略す)エンコード部204へそれぞれ入力される。

0118

各エンコード部202、203、204は、それぞれの信号を圧縮し、PTS、DTSを設定してパケット化する。その後、パケットはフォーマッタ部205に入力される。

0119

フォーマッタ部205はバッファメモリ206へビデオ、音声、SPの各パケットデータを一時保存し、その後、入力された各パケットデータをストリーム化(パック化)する。再生時に必要な情報を付け加えるため、ビデオのGOP毎にパックのアラインメントを行い、前記GOPの頭にNVパックを追加してもよい。パック化されたデータは、データ処理部103へ入力する。

0120

データ処理部は16パック毎にまとめてECC(エラー訂正コード)ブロックとして、ECCをつけてディスクドライブ部102へ送る。ただし、ディスクドライブ部102がディスクへの記録準備が出来ていない場合には、一時記憶部105へ転送し、データを記録する準備が出来るまで待ち、用意が出来た段階で記録を開始する。ここで、一時記憶部105は高速アクセスで数分以上の記録データを保持するため、大容量メモリが好ましい。

0121

また、録画終了時に、各NVパック内の早送り、巻き戻し用のデータ部分に、各NVパックのアドレスデータを記録して、管理領域に終了後に必要な情報を記録して録画動作を終了する。

0122

この時、制御情報DA21の中の、再生制御情報DA211内のプログラムチェーン情報PGCI内のセル再生情報C_PBIの、画像補正用の6種類の補正データと、音声補正用の2種類の補正データに”00”が記録される。つまり、補正無しに設定する。これは、基準値であり、エンコードしたデータをそのまま再生することを示している。

0123

次に、録画時のデータ処理を、図12に示すフローチャートを参照しつつ説明する。

0124

すなわち、キー入力部110の録画RECキーにより録画が指示された際に、メインMPU部101は、ディスクドライブ部102を制御して光ディスク10からボリューム/ファイル管理情報70を読み込み(ST30)、ボリューム/ファイル管理情報70の使用状況により空き容量をチェックし(ST31)、空き容量がない場合には、その旨を表示し(ST32)、終了する。

0125

上記ステップ31のチェックの結果、空き容量がある場合、メインMPU部101は、ボリューム/ファイル管理情報70により書き込みアドレスを決定し、空き容量をワークRAM101aに記憶する(ST33)。

0126

また、メインMPU部101は、再生制御情報DA211などの制御情報DA21によりファイル管理情報を作成し光ディスク10に記録する(ST34)。

0127

また、メインMPU部101は、録画モードにしたがって、各エンコード部202、203、204(記録レートの設定、STCのリセット)、ドライブ部102(書き込みアドレスのドライブ部への設定)、フォーマッタ部205(PGC、CEL区切り情報設定)等に初期値を設定する(ST35)。

0128

さらに、メインMPU部101は、各エンコード部202、203、204へ録画開始命令を設定する(ST36)。これにより、録画が開始される。

0129

ついで、メインMPU部101は、録画終了STOPキーが入力されると(ST37)、ステップ43へ進む。

0130

また、メインMPU部101は、PGCの切り分け情報があるかをフォーマッタ部205のステータスによりチェックし(ST38)、切り分け情報がある場合には、フォーマッタ部205より切り分け情報を読取りワークRAM101aに保存する(ST39)。

0131

上記ステップ38のチェックにより、切り分け情報がない場合、メインMPU部101は、上記ワークRAM101aに記憶した空き容量とデータ記録料により残り容量を算出し(ST40)、残り容量が少ない場合には、それに対応する処理(記録レートの変更等)を行う(ST41)。

0132

メインMPU部101は、記録容量が十分ある場合(ST42)、ステップ37に戻り、記録容量がない場合(ST42)、録画終了処理を行う(ST43)。

0133

すなわち、メインMPU部101は、各エンコード部202、203、204の初期化、フォーマッタ部205の初期化、ドライブ部102の停止命令発行を行い、再生制御情報DA211などの制御情報DA21によりファイル管理情報を作成し光ディスク10に記録する。

0134

この時、制御情報DA21の中の、再生制御情報DA211内のプログラムチェーン情報PGCI内のセル再生情報C_PBIの、画像補正用の6種類の補正データと、音声補正用の2種類の補正データに”00”が記録される。

0135

次に、再生時のデータ処理は、以下の通りとなる。

0136

まず、メインMPU部101は再生命令を受けると、ディスクドライブ部102よりデータ処理部103を通して、管理領域を読み込み、再生するアドレスを決定する。メインMPU部101は次にディスクドライブ部102に先ほど決定された再生すべきデータのアドレスとリード命令を送る。

0137

ディスクドライブ部102は送られた命令に従って、光ディスク10よりデータを読み出し、データ処理部103でエラー訂正を行い、パック化されたデータの形にしてデコード部106へ出力する。

0138

デコード部106の内部では、読み出したパック化データを分離部301が受け取り、パケット化し、データの目的に応じて、ビデオパケットデータMPEGビデオデータ)はビデオデコード部302へ転送し、オーディオパケットデータはオーディオデコード部304へ転送し、副映像パケットデータはSPデコード部303へ転送し、また、NVパックは、メインMPU部101が処理するため内部メモリ306ヘ保存し、いつでも、メインMPU部101がアクセス出来るようにする。

0139

パケットデータの転送開始時に、DTSもしくはPTSがSTC部109へロードされる。つまりNVパック内のPTSをメインMPU部がSTCへセットして、またはビデオデコーダ部302が自動的にビデオデータのDTSもしくはPTSをSTC部109へセットする。その後、各デコード部302、303、304はパケットデータ内のPTSの値に同期して(PTSとSTCの値を比較しながら)再生処理を行い、NTSC(PAL)エンコード部306でTV信号に変換し、デジタルアナログ(D/A)変換部309で音声信号に変換し、ディスプレイ部308とオーディオ部310で音声、字幕付きの動画を再生することができる。

0140

この時の再生動作を、図13に示すフローチャートを参照しつつ説明する。

0141

すなわち、キー入力部110の再生PLAYキーにより再生が指示された際に、メインMPU部101は、ディスクドライブ部102を制御して光ディスク10からボリューム/ファイル管理情報70を読み込み、そのデータに従って、制御情報DA21を読み込み、全てのPGCIをワークRAM101aに保存する(ST1)。

0142

ついで、メインMPU部101は、指定されたタイトルを再生と決定し(ST2)、再生するPGCを決定し、目的のPGCIを読み出し、再生を開始するCELL番号を決定する(ST3)。

0143

さらに、メインMPU部101は、制御情報DA21の内容に従って各デコーダ部202、203、204に初期設定を行う(ST4)。

0144

ついで、メインMPU部101は、再生するPGC番号、CELL番号をワークRAM101aに設定する(ST5)。

0145

次に、メインMPU部101は、PGCI内の内容より、前処理コマンドがある場合には、前処理コマンドを実行する(ST6)。

0146

ついで、メインMPU部101は、セル再生時の処理(後述する)を行う(ST7)。

0147

この後、メインMPU部101は、最終セルか否かをチェックし(ST8)、PGC内の最終セルでない場合には、ワークRAM101aのセル番号カウントアップした後(ST9)、ステップ7へ移行する。

0148

上記ステップ8で最終セルが判断された場合、メインMPU部101は、PGCスチルがある場合には、設定された時間、スチルする(ST10)。

0149

さらに、メインMPU部101は、PGCI内の内容より、後処理コマンドがある場合には、後処理コマンドを実行する(ST11)。

0150

ついで、メインMPU部101は、再生終了か否かをチェックし(ST12)、再生終了でない場合には、次のPGC番号を決定し(ST13)、ステップ5へ移行する。

0151

上記ステップ12で再生終了が判断された場合、メインMPU部101は、再生終了処理を行う(ST14)。

0152

上記ステップ7のセル再生時の処理を、図14に示すフローチャートを参照しつつ説明する。

0153

すなわち、メインMPU部101は、セルが前のセルと連続かどうかをチェックし(ST20)、連続の場合には、続いて再生を継続するため、ステップ23へ移行する。

0154

上記ステップ20でセルが連続していないと判断した場合、メインMPU部101は、目的のPGCIより再生開始アドレスを決定し(ST21)、読み出しコマンドをディスクドライブ部102にセットする(ST22)。

0155

ついで、メインMPU部101は、ワークRAM101aに記憶されているPGCI内の再生中のCELLに関するセル再生情報C_PBI内の補正データを各補正部311〜318へ設定する(ST23)。

0156

すなわち、画像補正用輝度データが輝度補正部311に設定され、画像補正用コントラストデータがコントラスト補正部312に設定され、画像補正用色相データが色相補正部313に設定され、画像補正用色濃淡データが色濃淡補正部314に設定され、画像補正用シャープネスデータがシャープネス補正部315に設定され、画像補正用セットアップレベルデータがセットアップレベル補正部316に設定され、音声補正用音量レベルデータが音量補正部317に設定され、音声補正用トーンレベルデータがトーン補正部318に設定される。

0157

ついで、メインMPU部101は、セルCELLの再生開始時間をワークRAM101aの表示用ワークに保存する(ST24)。

0158

また、メインMPU部101は、セルのCELLの最後のVOBUまで待つ(ST27、28)。また、メインMPU部101は、終了STOPキーが入力されると(ST25)、再生終了処理を行う(ST26)。

0159

上記ステップ28により最後のVOBUの再生が終了するまで待った場合、メインMPU部101は、セルスチルが設定されていれば、設定されている時間、スチル動作を行う(ST29)。

0160

さらに、補正値を設定する手順について、図15に示すフローチャートと図16の(a)(b)に示す表示例を参照しつつ説明する。

0161

まず、補正するPGCを決定し、CELLを決定する。さらに、そのCELLを表示する。そして、補正を開始するために、補正キーを押す。たとえば、再生処理を行って補正を行う画像が再生された際に、キー入力部110の補正キーを投入する。

0162

この状態において、メインMPU部101は、表示中のPGCI内の補正データを読み込み、補正するアイテムを決定する(ST50)。

0163

ついで、メインMPU部101は、そのアイテムの補正データをワークRAM101aのワーク(SET_VAL)にセットする(ST51)。

0164

さらに、メインMPU部101は、図16の(a)に示すように、表示中の画面に、補正するアイテム名(たとえば輝度;BRIGHT)と設定用メニューバー、設定用カーソルを補正データに対応した位置に表示する(ST52)。

0165

ついで、メインMPU部101は、キー入力があるまで待つ(ST53)。

0166

メインMPU部101は、入力されたキーがアイテム選択キーの場合(ST54)、ステップ60へ移行する。

0167

メインMPU部101は、入力されたキーが右への移動を指定するキーの場合(ST55)、ステップ61へ移行する。

0168

メインMPU部101は、入力されたキーが左への移動を指定するキーの場合(ST56)、ステップ64へ移行する。

0169

メインMPU部101は、入力されたキーが終了キーの場合(ST57)、制御情報MA21内のPGCIに、変更した補正アイテムに相当する場所に、変更した補正値を記録し(ST58)、画面のアイテム名と設定用のメニューバー、設定用カーソルの表示を消し(ST59)、本動作を終了する。

0170

上記処理を行ったキー以外の場合には、ステップ53へ移行する。

0171

上記ステップ54によりアイテム選択キーが入力された際、メインMPU部101は、設定した補正アイテム名と補正値をワークRAM101aに保存し、設定するアイテムを変更し(ST60)、ステップ51へ移行する。

0172

上記ステップ55により右キーが入力された際、メインMPU部101は、表示されているカーソルを右に1移動し、ワークRAM101aのワークSEL_VALを1インクリメントする(ST61)。これにより、図16の(b)に示すように、カーソルが右に移動される。

0173

ついで、メインMPU部101は、ワークRAM101aのワークSET_VALが7Fhを越えた場合には(ST62)、7Fhを代入し、表示されているカーソルもメニュ−バーの右端に固定する(ST63)。

0174

この後、およびワークSET_VALが7Fhを越えていない場合には、ステップ53へ移行する。

0175

上記ステップ56により左キーが入力された際、メインMPU部101は、表示されているカーソルを左に1移動し、ワークRAM101aのワークSEL_VALを1デクリメントする(ST64)。

0176

ついで、メインMPU部101は、ワークRAM101aのワークSET_VALが−80hを越えた場合には(ST65)、−80hを代入し、表示されているカーソルもメニュ−バーの左端に固定する(ST66)。

0177

この後、およびワークSET_VALが−80hを越えていない場合には、ステップ53へ移行する。

0178

また、編集時の補正値の変更動作について、図17に示すフローチャートと図18の(a)〜(d)に示す表示例を参照しつつ説明する。

0179

たとえば、キー入力部110の編集キーが入力されると、メインMPU部101は、ワークRAM101aに記憶されているファイル管理情報内の制御情報DA21に記録されていないPGC番号で一番小さい数字をPGC番号とし、ワークRAMに登録する(ST70)。

0180

ついで、メインMPU部101は、図18の(a)に示すように、PGC番号と記録してあるCELLを番号で表示し、その再生時間にあった映像とタイムバーを表示する(ST71)。

0181

ついで、メインMPU部101は、キー入力があるまで待つ(ST72)。

0182

メインMPU部101は、入力されたキーが補正キーの場合(ST73)、ステップ81へ移行する。

0183

メインMPU部101は、入力されたキーが右への移動を指定するキーの場合(ST74)、ステップ82へ移行する。

0184

メインMPU部101は、入力されたキーが左への移動を指定するキーの場合(ST75)、ステップ83へ移行する。

0185

メインMPU部101は、入力されたキーがテンキーの場合(ST76)、その番号に相当するCELLをPGCの後ろに登録し(ST77)、ステップ72へ移行する。

0186

メインMPU部101は、入力されたキーが終了キーの場合(ST78)、制御情報DA21のPGCIに、新しいPGCのデータを記録し、変更した補正アイテムに相当する場所に変更した補正値を記録し(ST79)、画面のPGC番号とCELL番号、設定用のタイムバー、設定用カーソルの表示を消し(ST80)、本動作を終了する。

0187

上記処理を行ったキー以外の場合には、ステップ72へ移行する。

0188

上記ステップ73により補正キーが入力された際、メインMPU部101は、上述したような補正処理を行い(図18の(b)参照)、たとえば、前のCELLと明るさ、色濃淡等を合わせて、ステップ72へ移行する。

0189

上記ステップ74により右キーが入力された際、メインMPU部101は、カーソルの位置がバーの右端の場合には、カーソルをバーの右端に固定し、それ以外では、表示されているカーソルを右に1移動し(ST82)、ステップ84へ移行する。

0190

上記ステップ75により左キーが入力された際、メインMPU部101は、カーソルの位置がバーの左端の場合には、カーソルをバーの左端に固定し、それ以外では、表示されているカーソルを左に1移動し(ST83)、ステップ84へ移行する。

0191

上記ステップ82、83によりカーソルが移動された際、メインMPU部101は、タイムバー上のカーソルに位置に対応した位置のVOBUの先頭のIピクチャを表示し(ST84)、ステップ72へ移行する。

0192

たとえば、編集キーを押して編集開始し、図18の(a)に示すように、セル1のカーソルが示す位置の映像を表示している。この表示状態において、セル3が選択されると、セル1にセル3が接続され、図18の(b)に示すように、セル3のカーソルが示す位置の映像を表示している。この表示状態において、補正キーが入力されると、補正が開始され、たとえば輝度に対する設定メニューバーが表示され、設定メニューバーのカーソルを左右に移動させて、セル1と合う明るさにセル3を調整する(タイムバーのカーソルの操作と、再生PLAYキー等で確認)。

0193

この補正後、エンターキーを押すことにより、図18の(c)の画面が表示され、上記設定された補正値が設定され、補正キーの投入により、補正動作を終了し、次のセルの選択を行う。

0194

ついで、終了キーを押すことにより、図18の(d)の画面が表示され、PGC1にセル1、セル3を登録し、補正値を設定してPGCIを作成する。

0195

上記したように、光ディスク10の制御情報内にセル単位で画像データに対する輝度等の補正データや音声データに対する音量等の補正データを記録できるようにし、再生時その補正データに応じてエンコード後の画像データや音声データに対して補正することにより、再生するようにしたものである。

0196

これにより、光ディスクから画像データや音声データを再生する際に、補正行程に再エンコード処理を行わない、つまり画質や音質を落とさないで画像あるいは音声の補正を行うことできる。

発明の効果

0197

以上説明したようにこの発明によれば、補正行程に再エンコード処理を行わない、つまり画質や音質を落とさないで画像あるいは音声の補正を行うことができる。

図面の簡単な説明

0198

図1光ディスクの構造を説明する斜視図。
図2光ディスクのデータ記録領域とそこに記録されるデータの記録トラックとの対応関係を説明する図。
図3光ディスクに記録される情報の階層構造を説明する図。
図4セル再生情報の内容を説明するための図。
図5再生データのセルと各プログラムチェーン情報PGCIを説明するための図。
図6光ディスクに記録される情報の階層構造を説明する図。
図7ビデオオブジェクトセットに含まれる情報の階層構造を説明する図。
図8デジタル動画情報を可変記録レートで記録再生する装置の構成を説明するブロック図。
図9画像補正部と音声補正部の各補正部を説明するための図。
図10輝度補正部の概略構成を示すブロック図。
図11ビデオ処理部〜出力されるデジタル映像信号と基準クロック信号とを説明するための図。
図12録画時のデータ処理を説明するためのフローチャート。
図13再生動作を説明するためのフローチャート。
図14セル再生時の処理を説明するためのフローチャート。
図15補正値を設定する手順を説明するためのフローチャート。
図16補正時の表示画面例を示す図。
図17編集時の補正値の変更動作を説明するためのフローチャート。
図18編集時の表示画面例を示す図。

--

0199

10…光ディスク
101…メインMPU部
102…ディスクドライブ部
103…データ処理部
104…エンコード部
105…一時記憶部
106…デコード部
107…オーディオビデオ入力
108…チューナ部
109…STC部
110…キー入力部
111…表示部
201…A/D変換部
202…ビデオエンコード部
203…オーディオエンコード部
204…SPエンコード部
205…フォーマッタ部
206…バッファメモリ
301…分離部
302…ビデオデコード部
303…SPデコード部
304…オーディオエンコード部
305…ビデオ処理部
306…NTSC(PAL)エンコード部
306a…画像補正部
307…音声補正部
308…ディスプレイ部
309…D/A変換部
310…オーディオ出力部。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ