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技術 寸法検査装置及びストレーナの取付け状態検査方法

出願人 オルガノ株式会社
発明者 山岸茂夫窪内誠次古場泉
出願日 1998年2月9日 (23年0ヶ月経過) 出願番号 1998-026901
公開日 1999年8月17日 (21年6ヶ月経過) 公開番号 1999-223501
状態 未査定
技術分野 イオン交換による水処理 機械的手段の使用による測定装置
主要キーワード 寸法検査装置 光学的検出装置 最後方位置 最前方位置 網部材 寸法検査 良否検査 円板状部材
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年8月17日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

所定面から突出する突出物突出長さを検査する寸法検査装置を提供する。

解決手段

寸法検査装置10は、突出物60が進入するさや管14と、さや管14内に軸方向に移動可能に配設されたレバ−20と、レバ−20の後端付勢するスプリング18と、レバ−20の突起20aの軸方向位置を判定する位置判定手段22、24、26、28とを有する。さや管14の前端を所定面62に押し当てると、突出物60の突出長さが、許容範囲内であればランプ28が点灯し、許容範囲内になければランプ28が消灯し又は点灯しない。復水脱塩塔内の多数のストレーナ取付け状態良否検査に好適である。

概要

背景

原子力発電所据え付けられている復水脱塩塔では、年に1回程度の定期検査が行われ、必要な部品交換と共にその正常動作が確認される。図3は、復水脱塩塔の内部を示す断面図である。復水脱塩塔30は、被処理水が流入する本体32、塔本体32内に収容され通過する被処理水を脱塩するイオン交換樹脂34、イオン交換樹脂34の下方にほぼ水平に配設され多数の開口を有する円板状の目板36、及び、各開口内に取り付けられ脱塩された処理水から塵埃等を除く多数のストレーナ38から成る。被処理水は、上部流入口40からイオン交換樹脂34及びストレーナ38を通過し、処理水となって塔本体32下部の流出口42から流出する。

図4に示すように、ストレーナ38は、目板36の各開口44内に1つが配設され、脱塩塔全体では、例えば数百個程度が同心円状に配設される。各ストレーナ38は、ろ過部材を成す円筒形状のステンレス又はプラスチック製の網部材46と、網部材46を目板36に固定する固定部材とから成る。固定部材は、網部材46の周縁部を目板36に向けて押さえるための、中心部がやや盛り上がった円板状部材48と、円板状部材48を貫通するボルト部材50と、ボルト部材50の下端に角度自在に取り付けられ目板36の裏側に係止される係止部材52と、ボルト部材50を介して係止部材52と円板状部材48とを締め付けるナット54とから成る。

ストレーナ38の目板36への取付け作業は、イオン交換樹脂34を除いた後に、目板36の上部から行われる。まず、係止部材52をボルト部材50に対して傾斜させた状態で上方から開口44を通過させ、次いで、ボルト部材50を操作して係止部材52の角度を修正し、その後、ボルト部材50を上方に引き上げつつナット54を締め付ける。ナット54の弛みが生じないように、ダブルナットが使用される。係止部材52が目板36の裏側に正しく係止されると、ストレーナ38は、網部材46と係止部材52とで目板36を挟んだ正しい状態にセットされる。

脱塩塔の定期点検に際しては、各ストレーナの点検及び交換が行われる。この場合、各ストレーナ38は、一旦開口44から取り外され、その良品か否かが点検され、寿命の経過したもの又は不良の生じたものが随時取り替えられる。点検及び交換が終了すると、各ストレーナ38の最終取付け状態が点検される。ここで、係止部材52が正しく係止されていないと、ストレーナ38は、目板に対して傾いた状態でセットされ、塵埃等が処理水と共に流出して、後続して配設された機器等に故障を発生させるおそれがある。また、ダブルナットが正しく設定されていないと、取付けに弛みが生じて、同様に塵埃等が処理水と共に流出するおそれがある。

係止部52が所定角度で正しくセットされているか否か、及び、ダブルナットが正しく取付けられているか否かは、ボルト部材50がナット54の頂部から所定長さだけ突出しているか否かで判定できる。そこで、従来から、ナット54の頂部にスケールを立て、ナット54の頂部とボルト部材50の頂部との寸法が所定範囲内にあるか否かを検査することで、ストレーナが正しくセットされているかが判定されている。

概要

所定面から突出する突出物突出長さを検査する寸法検査装置を提供する。

寸法検査装置10は、突出物60が進入するさや管14と、さや管14内に軸方向に移動可能に配設されたレバ−20と、レバ−20の後端付勢するスプリング18と、レバ−20の突起20aの軸方向位置を判定する位置判定手段22、24、26、28とを有する。さや管14の前端を所定面62に押し当てると、突出物60の突出長さが、許容範囲内であればランプ28が点灯し、許容範囲内になければランプ28が消灯し又は点灯しない。復水脱塩塔内の多数のストレーナの取付け状態の良否検査に好適である。

目的

本発明は、上記に鑑み、脱塩塔内におけるストレーナの取付け状態の検査のために特に好適であって、所定面から突出する突出物の前記所定面からの突出長さの良否簡易に検査できる寸法検査装置を提供することを目的とする。

本発明は、更に、上記寸法検査装置を用いてストレーナの取付け状態を検査する検査方法を提供することをも目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

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請求項1

所定面から突出する突出物の前記所定面からの突出寸法検査する寸法検査装置であって、前記突出物を収容しつつ前進前端が前記所定面に当接可能なさや管と、前記さや管に対して該さや管の軸方向に一端が固定される弾性部材と、前記弾性部材の他端によって前記さや管の軸方向に支持される後端と、前記さや管内に収容された前記突出物に当接可能な前端とを有し、少なくとも一部が前記さや管内に移動可能に配設されたレバー部材と、前記レバー部材の軸方向位置を判定する位置判定手段とを備えることを特徴とする寸法検査装置。

請求項2

請求項1に記載の寸法検査装置を用いて復水脱塩塔内のストレーナボルト突出長さを検査することを特徴とするストレーナの取付け状態検査方法

技術分野

0001

本発明は、寸法検査装置に関し、詳しくは、所定面から突出する突出物の前記所定面からの突出寸法所定範囲内にあることを検査するために使用される寸法検査装置に関する。本発明は、更に、該寸法検査装置を用いてストレーナ取付け状態を検査する取付け状態検査方法に関する。

背景技術

0002

原子力発電所据え付けられている復水脱塩塔では、年に1回程度の定期検査が行われ、必要な部品交換と共にその正常動作が確認される。図3は、復水脱塩塔の内部を示す断面図である。復水脱塩塔30は、被処理水が流入する本体32、塔本体32内に収容され通過する被処理水を脱塩するイオン交換樹脂34、イオン交換樹脂34の下方にほぼ水平に配設され多数の開口を有する円板状の目板36、及び、各開口内に取り付けられ脱塩された処理水から塵埃等を除く多数のストレーナ38から成る。被処理水は、上部流入口40からイオン交換樹脂34及びストレーナ38を通過し、処理水となって塔本体32下部の流出口42から流出する。

0003

図4に示すように、ストレーナ38は、目板36の各開口44内に1つが配設され、脱塩塔全体では、例えば数百個程度が同心円状に配設される。各ストレーナ38は、ろ過部材を成す円筒形状のステンレス又はプラスチック製の網部材46と、網部材46を目板36に固定する固定部材とから成る。固定部材は、網部材46の周縁部を目板36に向けて押さえるための、中心部がやや盛り上がった円板状部材48と、円板状部材48を貫通するボルト部材50と、ボルト部材50の下端に角度自在に取り付けられ目板36の裏側に係止される係止部材52と、ボルト部材50を介して係止部材52と円板状部材48とを締め付けるナット54とから成る。

0004

ストレーナ38の目板36への取付け作業は、イオン交換樹脂34を除いた後に、目板36の上部から行われる。まず、係止部材52をボルト部材50に対して傾斜させた状態で上方から開口44を通過させ、次いで、ボルト部材50を操作して係止部材52の角度を修正し、その後、ボルト部材50を上方に引き上げつつナット54を締め付ける。ナット54の弛みが生じないように、ダブルナットが使用される。係止部材52が目板36の裏側に正しく係止されると、ストレーナ38は、網部材46と係止部材52とで目板36を挟んだ正しい状態にセットされる。

0005

脱塩塔の定期点検に際しては、各ストレーナの点検及び交換が行われる。この場合、各ストレーナ38は、一旦開口44から取り外され、その良品か否かが点検され、寿命の経過したもの又は不良の生じたものが随時取り替えられる。点検及び交換が終了すると、各ストレーナ38の最終取付け状態が点検される。ここで、係止部材52が正しく係止されていないと、ストレーナ38は、目板に対して傾いた状態でセットされ、塵埃等が処理水と共に流出して、後続して配設された機器等に故障を発生させるおそれがある。また、ダブルナットが正しく設定されていないと、取付けに弛みが生じて、同様に塵埃等が処理水と共に流出するおそれがある。

0006

係止部52が所定角度で正しくセットされているか否か、及び、ダブルナットが正しく取付けられているか否かは、ボルト部材50がナット54の頂部から所定長さだけ突出しているか否かで判定できる。そこで、従来から、ナット54の頂部にスケールを立て、ナット54の頂部とボルト部材50の頂部との寸法が所定範囲内にあるか否かを検査することで、ストレーナが正しくセットされているかが判定されている。

発明が解決しようとする課題

0007

多数のストレーナについて、その取付けの良否を正しく検査するには、熟練した作業者を必要とし、且つ、熟練した作業者であっても多大の時間を必要とする。特に、原子力発電所では、作業者の放射線被曝の低減の観点から、その作業時間の短縮が望まれる。しかし、原子力発電所では、ストレーナが接近して多数配置されていること、及び、脱塩塔内の作業場所が狭いことから、ストレーナの取付け状態の検査時間の短縮は容易ではなかった。

0008

本発明は、上記に鑑み、脱塩塔内におけるストレーナの取付け状態の検査のために特に好適であって、所定面から突出する突出物の前記所定面からの突出長さの良否を簡易に検査できる寸法検査装置を提供することを目的とする。

0009

本発明は、更に、上記寸法検査装置を用いてストレーナの取付け状態を検査する検査方法を提供することをも目的とする。

課題を解決するための手段

0010

前記目的を達成するため、本発明の所定面から突出する突出物の前記所定面からの突出寸法を検査する寸法検査装置であって、前記突出物を収容しつつ前進前端が前記所定面に当接可能なさや管と、前記さや管に対して該さや管の軸方向に一端が固定される弾性部材と、前記弾性部材の他端によって前記さや管の軸方向に支持される後端と、前記さや管内に収容された前記突出物に当接可能な前端とを有し、少なくとも一部が前記さや管内に移動可能に配設されたレバー部材と、前記レバー部材の軸方向位置を判定する位置判定手段とを備えることを特徴とする。

0011

また、本発明のストレーナの取付け状態検査方法は、上記寸法検査装置を用いて行われる。

0012

本発明の寸法検査装置では、突出物の所定面からの突出寸法の検査は、寸法検査装置のレバー部材を突出物に押し当てながら、弾性部材に抗してさや管を押し下げることで行われ、さや管の前端が所定面に当接した時点でのレバー部材の軸方向位置を位置判定手段によって検査すれば足りるので、寸法検査の際に作業者の熟練を要することなく、その作業時間の短縮が可能である。

発明を実施するための最良の形態

0013

図面を参照して本発明の実施形態例に基づいて本発明を更に詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態例の寸法検査装置の模式的ブロック図である。

0014

本実施形態例の寸法検査装置10は、ハウジング12と、ハウジングの下面に固定され前端が下方に向けられたさや管14と、さや管14と同形状を有し、ハウジング12内にさや管14の後端と軸方向に所定間隔を空けてさや管14に整列して配設されたチューブ16と、チューブ16内に収容され後端がチューブ16の後端に支持された弾性部材(スプリング)18と、前端部分及び後端部分が夫々さや管14及びチューブ16内に収容されており、さや管14とチューブ16との間で軸方向に移動可能に配設されるレバー(ロッド)部材20と、レバー部材20の軸方向中央部に形成された突起20aと、突起20aの軸方向位置が所定範囲内にあるか否かを検出する位置判定手段とを有する。位置判定手段は、第1及び第2のリミットスイッチ(LS)22、24と、電源部26と、ランプ(L)28と、その間を接続する図示しない配線とから成る。

0015

レバー部材20は、通常時には最もさや管14側に前進した位置にある。さや管14内に進入する突出物60が第1の基準寸法以上であり、その突出物60によってレバー部材20の前端が押されると、レバー部材20は、スプリング18に逆らって軸方向に後退する。また、突出物60がさや管14の外側に後退すると、レバー部材20はスプリング18に押されて前進する。レバー部材20の突起20aは、レバー部材20のストローク中の最前方位置で第1のリミットスイッチ22をキックし、突出物60が第1の基準寸法以上であると第1のリミットスイッチ22を解除し、更に、突出物60が第2の基準寸法以上であると、レバー部材20のストロークの最後方位置で第2のリミットスイッチ24をキックする。本装置は、突出物の突出長さが第1の基準寸法と第2の基準寸法との間の許容範囲内に在ることを検出するものであり、レバー部材20のストローク(B)は、この許容範囲に対応する。また、さや管14の下端からこのストロークの下端までの長さ(A)は突出物の突出寸法に対応して定められる。

0016

図2は、位置判定手段の回路構成を示している。位置判定手段は、電源(バッテリ)26、ランプ28、第1及び第2のリミットスイッチ22、24が全て直列に接続された構成を有し、第1及び第2のリミットスイッチ22、24のいずれもノーマルクローズNC端子に接続されている。つまり、突出物60がさや管14内に進入していない時点では、第1のリミットスイッチ24は突起20aにキックされてOFF、第2のリミットスイッチ24は突起20aから開放されてONであり、突出物60がさや管14内に進入し、突出物60の寸法が第1の基準寸法以上第2の基準寸法以下であると双方のリミットスイッチ22、24がONとなり、突出物の長さが第2の基準寸法よりも長いと、第2のリミットスイッチ24がOFFとなる。

0017

本実施形態例の寸法検査装置を用いて図4のストレーナの取付け状態を検査するには、図1において、ボルト部材50の頭をさや管14内に挿入しながら、ハウジング12及びさや管14を下方に押し下げる。ボルト部材50の突出寸法が第1の基準寸法以上であれば、まずランプ28が点灯する。引き続き、さや管14の下端がナット54の頂部に当接するまでハウジング12及びさや管14を更に押し下げる。さや管14の下端がナット54に当接した時点でランプ28の点灯がそのまま継続したならば、ボルト部材50の突出寸法は第2の基準寸法以下であり、ストレーナの取付けは良好と判定する。また、さや管14の下端がナット54に当接してもランプ28が全く点灯しない場合、又は、さや管14の下端がナット54に当接するまでにランプ28が消灯した場合には、ボルト部材50のナットからの突出寸法は第1の基準寸法以下、又は、第2の基準寸法以上であり、ストレーナの取付け状態は不良と判定する。

0018

上記のように、本実施形態例の寸法検査装置では、さや管14の前端を単にナットの頂部に押し当てれば、ボルト部材の突出長さの良否の判定が可能であるので、ストレーナの取付け状態の判定が熟練を要することなく且つ速やかに行われる。

0019

なお、上記実施形態例では、検査結果の良否の表示にランプを使用したが、ブザー等が使用できる。また、リミットスイッチに代えて、光電管等の光学的検出装置も使用できる。

0020

以上、本発明をその好適な実施形態例に基づいて説明したが、本発明の寸法検査装置は、上記実施形態例の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施形態例の構成から種々の修正及び変更を施したものも、本発明の範囲に含まれる。

発明の効果

0021

以上説明したように、本発明の寸法検査装置によると、さや管を突出物に挿入しつつさや管を押し下げてその下端を所定面に当接させるのみで突出物の突出寸法が所定範囲内にあるか否かが判定できるので、寸法検査にあたり特別な熟練を必要とせずに検査時間を短縮した顕著な効果を奏する。

図面の簡単な説明

0022

図1本発明の一実施形態例の寸法検査装置の模式的ブロック図。
図2図1の寸法検査装置における位置判定手段の回路図。
図3復水脱塩塔の構成を示す断面図。
図4ストレーナの構造を示す断面図。

--

0023

10寸法検査装置
12ハウジング
14 さや管
16チューブ
18スプリング
20レバー
22、24リミットスイッチ
26電源
28ランプ
50ボルト部材
54ナット
60突出物
62 所定面

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