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技術 半田合金の組成成分分離法

出願人 日本アルミット株式会社
発明者 川口寅之輔
出願日 1998年2月5日 (22年8ヶ月経過) 出願番号 1998-039610
公開日 1999年8月17日 (21年2ヶ月経過) 公開番号 1999-222633
状態 特許登録済
技術分野 金属の製造または精製
主要キーワード アルミナロッド 機械的混合物 半田合金 成分分離 黒鉛るつぼ 共晶温度 共晶合金 黒鉛製
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重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年8月17日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

主にSnとPbとから成る半田合金から、低コストでPbを物理的に分離回収する半田合金の組成成分分離法を提供する。

解決手段

溶融したCuを容器充填し、あるいは、前記容器内で前記Cuを溶融し、Snが45〜70重量%と、残部がPbとから成る半田合金を、前記溶融したCuに浸漬して溶融させて、溶融した前記Cuと溶融した前記Snの合金を生成し、溶融した前記Pbを前記容器の底部に沈殿分離させ、前記Pbを物理的に分離回収することを特徴とする半田合金の組成成分分離法。

概要

背景

従来、主にSnとPbとから成る半田合金からPbを回収するために分離する方法が、例えば、特開平9−157767号で提案されていた。

概要

主にSnとPbとから成る半田合金から、低コストでPbを物理的に分離回収する半田合金の組成成分分離法を提供する。

溶融したCuを容器充填し、あるいは、前記容器内で前記Cuを溶融し、Snが45〜70重量%と、残部がPbとから成る半田合金を、前記溶融したCuに浸漬して溶融させて、溶融した前記Cuと溶融した前記Snの合金を生成し、溶融した前記Pbを前記容器の底部に沈殿分離させ、前記Pbを物理的に分離回収することを特徴とする半田合金の組成成分分離法。

目的

しかし、上述の従来例では、化学的分析法に依存するほか無いため、コストが高いという問題点が有った。そこで、本発明は、主にSnとPbとから成る半田合金から、低コストでPbを物理的に分離回収する半田合金の組成成分分離法を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

溶融したCuを容器充填し、あるいは、前記容器内で前記Cuを溶融し、Snが45〜70重量%と、残部がPbとから成る半田合金を、前記溶融したCuに浸漬して溶融させて、溶融した前記Cuと溶融した前記Snの合金を生成し、溶融した前記Pbを前記容器の底部に沈殿分離させ、前記Pbを物理的に分離回収することを特徴とする半田合金の組成成分分離法。

請求項2

前記半田合金にAu、Ag、Pt、Pdの内、一種類以上が含まれ、前記Pbと共に分離回収される請求項1記載の半田合金の組成成分分離法。

技術分野

0001

本発明は、主にSnとPbとから成る半田合金からPbを回収するための半田合金の組成成分分離法に関する。

背景技術

0002

従来、主にSnとPbとから成る半田合金からPbを回収するために分離する方法が、例えば、特開平9−157767号で提案されていた。

発明が解決しようとする課題

0003

しかし、上述の従来例では、化学的分析法に依存するほか無いため、コストが高いという問題点が有った。そこで、本発明は、主にSnとPbとから成る半田合金から、低コストでPbを物理的に分離回収する半田合金の組成成分分離法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0004

本発明は、溶融したCuを容器充填し、あるいは、前記容器内で前記Cuを溶融し、 Snが45〜70重量%と、残部がPbとから成る半田合金を、前記溶融したCuに浸漬して溶融させて、溶融した前記Cuと溶融した前記Snの合金を生成し、溶融した前記Pbを前記容器の底部に沈殿分離させ、前記Pbを物理的に分離回収することを特徴とする半田合金の組成成分分離法である。さらに、前記半田合金にAu、Ag、Pt、Pdの内、一種類以上が含まれ、前記Pbと共に分離回収される場合もある。

0005

本発明によれば、溶融したCuを容器に充填し、あるいは、容器内でCuを溶融し、Snが45〜70重量%と、残部がPbとから成る半田合金のスクラップを、溶融したCu中に投入して浸漬すると全体が溶融状態となる。 PbはCuと合金しないため、溶融したSnのみが溶融したCuのみと合金して、両者の合金である青銅を生成し、また、Pbの比重は大きいため、溶融したPbのみが容器の底部に沈殿する。 このため、Pbのみが分離沈殿するため、PbとCu−Sn合金である青銅をリサイクル金属として物理的に分離回収することができる。この半田合金にAu、Ag、Pt、Pdの内、一種類以上が含まれる場合には、これらの貴金属はPb中に取り込まれてPbと共に沈殿して分離され、これらの貴金属を含むPb合金のリサイクル金属として回収される。

発明を実施するための最良の形態

0006

以下、本発明を、図面を参照して、その実施の形態に基づいて説明する。図1に示されるようにCuを、黒鉛るつぼから成る容器1に充填して溶融した。 次に、Snが63重量%と、Pbが37重量%とから成る半田合金2のスクラップを、図2にしめされるように、溶融したCuに投入して浸漬すると、半田合金2は溶融してくる。 この溶融したCuを、アルミナ(Al2O 3 )から成るロッド攪拌する。ここで、図3に示されるように、PbはCuと合金しないで、溶融したCuとSnのみから成るCu−Sn合金3の青銅が生成される。 このとき、Pbの比重は大きいので、溶融したPbのみが容器1の底部に沈殿分離し、図4に示されるように、Cu−Sn合金3の青銅とPb金属が、リサイクル金属として分離回収され、活用される。この半田合金2にAu、Ag、Pt、Pdの内、一種類以上が含まれる場合には、これらの貴金属はPb中に取り込まれてPbと共に沈殿して分離され、これらの貴金属を含むPb合金のリサイクル金属として回収される。

0007

より具体的には、100KgのCuを黒鉛製るつぼの容器1中で、1,150℃で溶融した。 このるつぼの容器1中の溶融Cu中にSn60重量%、Pb40重量%の半田合金2のスクラップを100kgを投入した。 半田合金2のスクラップの融点は、190℃(共晶温度)であるので、数分間で溶融して、溶融Cuと反応を開始した。 溶融した段階で、黒鉛ロッド、あるいは、アルミナロッドを用いて、十分に攪拌した。 Sn60重量%、Pb40重量%の半田合金2のスクラップは、共晶合金であるが、元々共晶合金は、機械的混合物であるので、溶融Cuと溶融Snは直ちに合金し、溶融したPbのみが沈下し、るつぼの容器1からCu−Sn合金のみを汲み出し、次に、溶融Pbを汲み出し、Pbは凝固した。 汲み出したPbには、幾分かのCuとSnを含むため、このPbを再度溶融することにより、Pbの純度を高めることができる。

発明の効果

0008

本発明は、以上説明したように、PbとCu−Sn合金である青銅をリサイクル金属として物理的に分離回収することができる。この半田合金にAu、Ag、Pt、Pdの内、一種類以上が含まれる場合には、これらの貴金属はPb中に取り込まれてPbと共に沈殿して分離され、これらの貴金属を含むPb合金のリサイクル金属として回収される。

図面の簡単な説明

0009

図1本発明の一実施の形態の一工程図である。
図2本発明の一実施の形態の一工程図である。
図3本発明の一実施の形態の一工程図である。
図4本発明の一実施の形態の一工程図である。

--

0010

1容器
2半田合金
3 Cu−Sn合金

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