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技術 逆止弁付き袋体

出願人 ダイワ包材株式会社
発明者 松本隆
出願日 1998年2月4日 (21年8ヶ月経過) 出願番号 1998-038090
公開日 1999年8月10日 (20年2ヶ月経過) 公開番号 1999-216784
状態 特許登録済
技術分野 紙容器等紙製品の製造
主要キーワード 外部開口端 気密袋 熱融着性プラスチック 口部シール 底部用 開口部用 逆止弁構造 逆止弁付き
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年8月10日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

本発明は、袋体内に内容物を入れることが容易である反面、一旦中に入った内容物は外部に漏れることがない逆止弁付き袋体の提供を目的とし、かつ製造が容易であると共にコストも安くできる逆止弁付き袋体の提供を課題とする。

解決手段

合成樹脂製シートを重ね合わせ、上縁部、底部及び側縁部を融着すると共に上部に開口部を有する袋体を構成する合成樹脂製シート内側に二枚の合成樹脂製シートよりなる弁シートを袋体の上縁部から袋体本体方向にかけて内設し、前記弁シートに袋体上部方向から底部方向にかけて所定の長さを有するシール部を多数設け該弁シートを構成する合成樹脂製シートを熱融着し、弁シートの各シール部間は袋体の開口部と袋体内部とを連通する流通路であって、少なくとも袋体の開口部幅よりも狭い幅からなる流通路を有する逆止弁付き袋体によって解決できる。

概要

背景

従来、合成樹脂製の逆止弁付き袋体に関しては例えば特開平1年240451号に示すように薄い軟質合成樹脂製シートからなる袋体の内側上部に、薄い軟質合成樹脂製のシートからなる逆止弁付設した逆止弁付き袋体であって、前記逆止弁を幅が前記袋体と同幅で、下方に逆V字状シートとその両外側に位置するシートより構成し、前記逆V字状シートとその両外側に位置するシートが重合する部分において袋幅方向に小間隔を隔てた多数箇所熱融着により前記逆V字状シートとその両外側に位置するシート間の双方に上部の開口に連通する多数の小孔を形成すると共にこの小孔及び前記開口を残して熱融着により袋状に形成してある逆止弁付き袋がある。

また、例えば特開平1年267161号に示すように表層熱融着性プラスチック皮膜或いは熱融着性プラスチックを主体とするシート状物であり、中層は対向して重ね合わせた熱融着性プラスチック皮膜よりなり対向面の一部に結果として不着となるよう不着処理部があり不着処理部を挟む弁側融着線により弁腔を形成してあり、中層の両面に表層を配して弁側融着線と交差し不着処理部を横切る上辺接合線そして下辺接合線側部接合線等により接合して、表層を外壁とし中層に形成される弁腔を通じて外部とつながる気密室が形成されている気密袋がある。

概要

本発明は、袋体内に内容物を入れることが容易である反面、一旦中に入った内容物は外部に漏れることがない逆止弁付き袋体の提供を目的とし、かつ製造が容易であると共にコストも安くできる逆止弁付き袋体の提供を課題とする。

合成樹脂製シートを重ね合わせ、上縁部、底部及び側縁部を融着すると共に上部に開口部を有する袋体を構成する合成樹脂製シート内側に二枚の合成樹脂製シートよりなる弁シートを袋体の上縁部から袋体本体方向にかけて内設し、前記弁シートに袋体上部方向から底部方向にかけて所定の長さを有するシール部を多数設け該弁シートを構成する合成樹脂製シートを熱融着し、弁シートの各シール部間は袋体の開口部と袋体内部とを連通する流通路であって、少なくとも袋体の開口部幅よりも狭い幅からなる流通路を有する逆止弁付き袋体によって解決できる。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

合成樹脂製シート1a,1bを重ね合わせ、上縁部、底部及び側縁部を融着すると共に上部に開口部4を有する袋体において、前記袋体を構成する合成樹脂製シート1a,1b内側に二枚の合成樹脂製シート2a,2bよりなる弁シート2を袋体の上縁部から袋体本体方向にかけて内設し、前記弁シート2a,2bには袋体上部方向から底部方向にかけて所定の長さを有するシール部3を多数設け該弁シートを構成する合成樹脂製シート2a,2bを熱融着すると共に、前記弁シート2の各シール部3間は袋体の開口部と袋体内部とを連通する流通路5であって、少なくとも袋体の開口部幅よりも狭い幅からなる流通路5を有することを特徴とする逆止弁付き袋体。

請求項2

合成樹脂製シート1a,1bを重ね合わせ、上縁部、底部及び側縁部を融着すると共に上部に開口部4を有する袋体を構成する合成樹脂製シート1a,1b内側に二枚の合成樹脂製シート2a,2bよりなる弁シート2を内設し、該弁シート2にシール部3を設けた逆止弁付き袋体であって、前記弁シート2に多数設けたシール部3が略波状のシール部よりなることを特徴とする請求項1記載の逆止弁付き袋体。

請求項3

合成樹脂製シート1a,1bを重ね合わせ、上縁部、底部及び側縁部を融着すると共に上部に開口部4を有する袋体を構成する合成樹脂製シート1a,1b内側に二枚の合成樹脂製シート2a,2bよりなる弁シート2を内設し、該弁シート2にシール部3を設けた逆止弁付き袋体であって、前記弁シート2に多数設けたシール部3が各々平行に設けられていることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の逆止弁付き袋体。

請求項4

合成樹脂製シート1a,1bを重ね合わせ、上縁部、底部及び側縁部を融着すると共に上部に開口部4を有する袋体を構成する合成樹脂製シート1a,1b内側に二枚の合成樹脂製シート2a,2bよりなる弁シート2を内設し、該弁シート2にシール部3を設けた逆止弁付き袋体であって、前記弁シート2に多数設けたシール部3の一端が袋体上縁部の上縁シール部6に重合していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の逆止弁付き袋体。

技術分野

2、製造上においても弁シート2のシール部3は開口部4方向から袋体の底部方向に向けて一定の長さをもって所定間隔幅にて袋体の幅方向に多数設けられていればよく、開口部4との位置合せなどの必要がなく、製造が容易であると共にコストも安くできるばかりでなく歩留まりもよいものである。

背景技術

0001

本発明は合成樹脂製の袋体の開口部に逆止弁構造を有する事を特徴とする逆止弁付き袋体に関し、より具体的には袋体の開口部から袋体内部への連通に際して逆止弁を有する弁シートを設けることにより、袋体内に内容物を入れる場合には容易に流入できる反面、一旦入った内容物の流出を弁シートの逆止弁により阻止する逆止弁付き袋体に関する。

0002

従来、合成樹脂製の逆止弁付き袋体に関しては例えば特開平1年240451号に示すように薄い軟質合成樹脂製シートからなる袋体の内側上部に、薄い軟質合成樹脂製のシートからなる逆止弁を付設した逆止弁付き袋体であって、前記逆止弁を幅が前記袋体と同幅で、下方に逆V字状シートとその両外側に位置するシートより構成し、前記逆V字状シートとその両外側に位置するシートが重合する部分において袋幅方向に小間隔を隔てた多数箇所熱融着により前記逆V字状シートとその両外側に位置するシート間の双方に上部の開口に連通する多数の小孔を形成すると共にこの小孔及び前記開口を残して熱融着により袋状に形成してある逆止弁付き袋がある。

発明が解決しようとする課題

0003

また、例えば特開平1年267161号に示すように表層熱融着性プラスチック皮膜或いは熱融着性プラスチックを主体とするシート状物であり、中層は対向して重ね合わせた熱融着性プラスチック皮膜よりなり対向面の一部に結果として不着となるよう不着処理部があり不着処理部を挟む弁側融着線により弁腔を形成してあり、中層の両面に表層を配して弁側融着線と交差し不着処理部を横切る上辺接合線そして下辺接合線側部接合線等により接合して、表層を外壁とし中層に形成される弁腔を通じて外部とつながる気密室が形成されている気密袋がある。

0004

この場合、先ず特開平1年240451号に示す逆止弁付き袋に関しては『逆止弁を幅が前記袋体と同幅で、下方に逆V字状シートとその両外側に位置するシートより構成し、前記逆V字状シートとその両外側に位置するシートが重合する部分において袋幅方向に小間隔を隔てた多数箇所の熱融着により前記逆V字状シートとその両外側に位置するシート間の双方に上部の開口に連通する多数の小孔を形成すると共にこの小孔及び前記開口を残して熱融着により袋状に形成』したものであることから、下方に逆V字状シートとその両外側に位置するシートを構成した上逆V字状シートとその両外側のシートが重合する部分において袋幅方向に小間隔を隔てた多数箇所の熱融着を行ない逆V字状シートとその両外側に位置するシート間の双方に上部の開口に連通する多数の小孔を形成することにより逆止弁を構成するものである。

0005

従って、逆V字状シートとその両外側に位置するシートを用い、かつ逆V字状シートが溶着せずに一の外方に位置するシートとこれに接する一の逆V字状シートとを溶着し、他の外方に位置するシートとこれに接する他の逆V字状シートとを別々に溶着しなければならない等、その製造工程が複雑となると共にコスト面でも高価となるものという欠点を有していた。

0006

併せて逆V字状シートとその両外側に位置するシートとの融着に伴い、逆V字状部分に圧力がかかり、逆V字状シートが広がることにより初めて内容物の漏れを防ぐものであることから、この部分に圧力が余りかからないような少量の内容物を入れた状態においては、どうしても漏れを生じさせてしまう欠点を有している。特に融着による小孔を設けた部分は6枚のシートが重なり合うと共に、二箇所の融着部を有していることから当該小孔を構成する部分の強度が増し、袋体内の内容物の圧力が掛かった場合であっても小孔部分の平面状の歪み等はそれほど大きくなく、どうしても漏れを生じさせてしまうという欠点を有している。

課題を解決するための手段

0007

次に特開平1年267161号に示す気密袋にあっては、中層は対向して重ね合わせた熱融着性プラスチック皮膜よりなり対向面の一部に結果として不着となるよう不着処理部があり不着処理部を挟む弁側融着線により弁腔を形成し弁腔を有するが、この弁腔は外部開口端として気密袋外に開口し、上部接合線により袋体の上部方向を構成するものである。従って弁腔の位置と外部開口端との位置を一致させなければならず、精度の高い製造機器を用いなければならないと共に歩留まりも悪いものである。また製造工程上も中層用弁腔形成を行なった後袋体との接合を図るものであり、かかる部分の精度の高い一致がなければ完成品の製造は難しいものである。併せて弁腔の幅は袋体の開口部の幅と同じであることから、通常の袋体にあっては弁腔の部分の幅が大きく内部のもれを生じさせてしまうという欠点を有している。仮に弁腔の幅を狭くするために開口部を狭くした場合には内容物の流入には極めて不便となってしまうという欠点を有している。

0008

本発明は上記欠点を解消し、極めて簡単に製造でき、かつ内容物の漏れをおこさない逆止弁構造を有する逆止弁付き袋体を提供するものである。このためまず、請求項1にかかる発明は、合成樹脂製シートを重ね合わせ、上縁部、底部及び側縁部を融着すると共に上部に開口部を有する袋体であって、前記袋体を構成する合成樹脂製シート内側に二枚の合成樹脂製シートよりなる弁シートを袋体の上縁部から袋体本体方向にかけて内設し、前記弁シートには袋体上部方向から底部方向にかけて所定の長さを有するシール部を多数設け該弁シートを構成する合成樹脂製シートを熱融着すると共に、前記弁シートの各シール部間は袋体の開口部と袋体内部とを連通する流通路であって、少なくとも袋体の開口部幅よりも狭い幅からなる流通路を有する逆止弁付き袋体によって解決できる。

0009

或いは、請求項2にかかる発明である合成樹脂製シートを重ね合わせ、上縁部、底部及び側縁部を融着すると共に上部に開口部を有する袋体を構成する合成樹脂製シート内側に二枚の合成樹脂製シートよりなる弁シートを内設し、該弁シートにシール部を設けた逆止弁付き袋体であって、前記弁シートに多数設けたシール部が略波状のシール部よりなる逆止弁付き袋体によっても解決できる。

0010

または請求項3にかかる発明である合成樹脂製シートを重ね合わせ、上縁部、底部及び側縁部を融着すると共に上部に開口部を有する袋体を構成する合成樹脂製シート内側に二枚の合成樹脂製シートよりなる弁シートを内設し、該弁シートにシール部を設けた逆止弁付き袋体であって、前記弁シートに多数設けたシール部が各々平行に設けられている逆止弁付き袋体によっても解決できる。

発明を実施するための最良の形態

0011

また請求項4にかかる発明である合成樹脂製シートを重ね合わせ、上縁部、底部及び側縁部を融着すると共に上部に開口部を有する袋体を構成する合成樹脂製シート内側に二枚の合成樹脂製シートよりなる弁シートを内設し、該弁シートにシール部を設けた逆止弁付き袋体であって、前記弁シートに多数設けたシール部の一端が袋体上縁部の上縁シール部に重合している逆止弁付き袋体によっても同様に解決できるものである。

0012

本発明の実施の形態を説明するに、図1は本発明にかかる逆止弁付き袋体の一実施の形態を示す図である。合成樹脂製シート1a,1bにより構成される袋体内部に合成樹脂製シート2a,2bにより構成される弁シート2が内設されている。この弁シート2は、袋体の開口部4から袋体の中央部よりやや上部にかけて配設されており袋体の両側部及び開口部4を除く袋体の上部において合成樹脂製シート1a,1bと熱融着しているものである。併せてこの弁シート2には袋体上部方向から底部方向にかけて一定の長さを有する略波状のシール部3を多数設けると共にこの略波状のシール部3は各々平行に設けられている。

0013

従って、この多数のシール部3により合成樹脂製シート2aと合成樹脂製シート2bとを熱融着してあり、各々のシール部3間には流通路5が形成されていると共に図1にあっては袋体の上縁シール部6のやや下方から弁シート2の下端部のやや上部にかけて略波状の一定の長さを有するシール部3が多数平行に設けられているものである。またこのシール部3間の間隔は袋体の開口部4よりも狭いものであり、各々の流通路5は、この間隔により構成されることから極めて狭い多数の流通路5を有することとなる。袋体の開口部4にあっては弁シート2である合成樹脂製シート2a,2bはそれぞれ袋体を構成する合成樹脂製シート1a,1bと熱融着しているものである。

0014

従って合成樹脂製シート1aと合成樹脂製シート2aとが熱融着し開口部4の一面を構成する開口部シール部10aを形成すると共に合成樹脂製シート1bと合成樹脂製シート2bとが各々熱融着し開口部4の他の面を構成する開口部シール部10bを形成するものである。尚、開口部4を構成する部位の合成樹脂製シート2a,2bには略波状のシール部3は設けられていない。この様に構成することにより開口部4から内容物を入れる場合にはシール部3間の流通路5を通って袋体内に入れることができる。

0015

次に袋体内に入った内容物は弁シート2により漏れる事がない。即ち袋体内の内容物は外部にでる場合においては弁シート2の流通路5を通らなければならないが、弁シート2は二枚からなりかつ略波状の一定の長さを有するシール部3が多数平行に設けられている事からこの弁シート2は密着しており、その通路を塞ぐこととなる。併せて袋体内に内容物が入った場合には袋体自体の形態が変化する事から弁シート2が歪むことにより、更にその通路を塞ぐこととなる。これは弁シート2が二枚からなり、極めて薄いものであると共にシール部3が一定の長さを有することから弁シート2の歪みが大きくその通路を塞ぐことを容易にしているものである。

0016

尚、内容物が液体状のものである場合にはその重さによる袋体の歪みが大きく閉塞状態は極めて大きく内容物の漏れはない。また気体の場合にあっても弁シート2の密着性は高いものであり、そのままの状態で外部に漏れる事はない。袋体の側面を押して気体を外部に出そうとした場合にあっても袋体が変形する事から弁シート2が歪むことにより、更にその通路を塞ぐこととなり、外部に漏れる事はない。

0017

図1に示す本発明にかかる一実施例に関し弁シート2の袋体の長手方向の長さに関しては、袋体の中央部よりやや上部にまで設けられているが、これに限らず、袋体の中央部までであってもあるいは袋体の中央部よりやや下部よりにまで及ぶものであってもよい。また袋体の中央部までの長さを有さずに袋体の上部に設けられているものであってもよい。但し少なくとも内容物の挿入による袋体の変形に伴って、弁シート2が変形する程度の一定の長さを有することが必要である。

0018

次に弁シート2のシール部3に関しては図1においては略波状の形態であるがこれに限らず直線又は折曲線状又は曲線により構成されるものであってもよい。またこのシール部3は袋体の開口部4方向から袋体の底部方向に向けて一定の長さをもって構成されると共に一定間隔幅にて袋体の幅方向に多数設けられ、各々のシール部3間には流通路5が設けられているものである。この場合シール部3の長さは袋体内の内容物の漏れを防止するための流通路5の幅を小さくしかつ弁シート2の密着性を高めるものであり、一定程度の長さを必要とするが、必ずしも弁シート2と袋体との融着部から弁シート2の底部にわたって設けられている必要はない。例えば、袋体と弁シート2の融着部から若干離れた位置から弁シート2の底部方向にシール部3が設けられているものでもよく、弁シート2の底部にあっても底部端部にまでシール部3を設けてなくてもよい。

0019

次にこのシール部3は袋体の幅方向に平行に複数設けられているが、このシール部3の数については多数個設けられていれば足り、個数に限定はない。少なくともシール部3間に構成される流通路5が袋体の開口部4よりも狭く構成されるものであればよい。併せて、必ずしも流通路5が均等の幅になる必要はなく、流通路5の幅の相違があってもよいものである。また、平行にシール部3を構成するものが最も良いがこれに限らず斜めに構成したものであってもよい。シール部3の幅は単なる線状のものでもよいが、一定の幅を有し融着部を多く有するものでもよい。シール部3の幅を厚くすれば、流通路5の幅が狭くなるものであり、袋体の内容物に応じて適宜選定すればよい。

0020

図2は、図1のA−A線断面図であり、袋体を構成する合成樹脂製シート1a,1bの間に弁シート2である合成樹脂製シート2a,2bが配設されている。この合成樹脂製シート2a,2bは、シール部3により多数箇所融着していると共に、シール部3間には流通路5が設けられている。従って内容物を袋体内にいれる場合にはこの流通路5より入れる事が可能であるが、シール部3による合成樹脂製シート2a,2bの密着性が高い事などから袋体内の内容物の漏れを防止できる。

0021

図3は、本発明にかかる逆止弁付き袋体の他の一実施例を示すものであり、シール部3の上部端部が袋体の上縁シール部6にまで達している状態を示す図である。この様に構成した場合開口部4から袋体内部へ連通している部分は開口部4に接している流通路5であり、袋体内に内容物を入れる場合には該流通路5により行え、袋体内に内容物が入っている場合には開口部4につながる流通路5のみが連通する事から密着度が高まる。従って内容物の漏れることがない。

0022

図4も本発明にかかる逆止弁付き袋体の他の一実施例を示すものであり、シール部3の上部端部が袋体の上縁シール部6にまで達していると共に、該シール部3が直線形状により構成されている状態を示す図である。この場合においても流通路5は、開口部4に比べて極めて狭く構成されていることから内容物の漏れがない。以上より本発明にかかる逆止弁付き袋体は、内容物を入れる際には簡単に入れられる反面一旦入った内容物は外部に漏れない。但し開口部4から袋体内につながる流通路5を開口させるために細い棒状物等を挿入することにより流通路5が広がり、内容物の排出が可能である。

0023

次に図5は本発明の製造工程を示すものであり、各々ロール状に巻回されているシートから巻き出される弁シート2を構成する合成樹脂製シート2a,2bを重ね合せ、弁シート2のシール部3をシール機Aによる熱融着により構成する。同じく各々ロール状に巻回されているシートから巻き出される袋体を構成する合成樹脂製シート1a,1bを合成樹脂製シート2a,2bからなる弁シート2の上下方向から重ね合せ、ローラーHにより合成樹脂製シート1aと合成樹脂製シート2aと重ね合せ、また合成樹脂製シート1bと合成樹脂製シート2bとを重ね合せ、開口部用シール機Bにより合成樹脂製シート1aと合成樹脂製シート2aとを融着して開口部4を形成し、袋体の一面を構成する開口部シール部10aを形成すると共に合成樹脂製シート1bと合成樹脂製シート2bとを融着し開口部4を形成し、袋体の他の一面を構成する開口部シール部10bを形成する。

0024

次に合成樹脂製シート1a、合成樹脂製シート1b、合成樹脂製シート2a、合成樹脂製シート2bのそれぞれをローラIにより重ね合せてボトム用シール機Cにより熱融着し袋体の開口部4の両側端及び袋体の上端を構成する開口部側縁シール部9、上縁シール部6を形成する。

0025

次に袋体の底部及び側部をそれぞれをシール機D,Eにより熱融着し袋体の底部と両側端とを構成する底部シール部8、袋体側縁シール部7を形成する最後に開口部4の側縁と袋体の上端部とに囲まれる不要部分を抜き刃Fにより切り抜いた後、断裁刃Gによりおのおのの袋体を切り分ける。これらの手順により本発明にかかる逆止弁付き袋体を得る事ができる。従って先ず、弁シートのシール部3を形成する第一の工程、開口部4を構成する袋体の開口部シール部10を形成する第二の工程、開口部の両側端、袋体の上端、袋体の底部、袋体の側部にそれぞれ開口部側縁シール部9、上縁シール部6、底部シール部8、袋体側縁シール部7を形成する第三の工程により、極めて簡単にかつ低廉にて製造できるものである。

図面の簡単な説明

0026

1、本発明にかかる逆止弁付き袋体により袋体内に内容物を入れることが容易である反面、一旦中に入った内容物は外部に漏れることがない。特に弁シート2のシール部3が開口部4方向から袋体の底部方向に向けて一定の長さをもって所定間隔幅にて袋体の幅方向に多数設けられ、各々のシール部3間には流通路5が設けられているものであり、袋体内から袋外に連通している部分は開口部より狭い流通路であることから、内容物は外部に漏れることはない。また、弁シート2に多数のシール部3を設ける事により弁シート2を構成する合成樹脂製シート2a,2bの密着性は極めて高くまた単に薄い二枚からなる弁シート2a,2bであることから袋体の変形や内容物からの圧力に対して歪みやすいものであり、流通路が容易に閉塞され漏れを防止できる。

--

0027

図1本発明にかかる逆止弁付き袋体の一実施の形態を示す図
図2図1のA−A線断面図
図3本発明にかかる逆止弁付き袋体の他の一実施の形態を示す図
図4本発明にかかる逆止弁付き袋体の他の一実施の形態を示す図
図5本発明にかかる逆止弁付き袋体の製造工程の一例の流れを示す図

0028

1袋体を構成する合成樹脂製シート
2弁シートを構成する合成樹脂製シート
3シール部
4 開口部
5流通路
6上縁シール部
7 袋体側縁シール部
8 底部シール部
9 開口部側縁シール部
10 開口部シール部
Aシール機
B開口部用シール機
Cボトム用シール機
D 袋体側縁用シール機
底部用シール機
F抜き刃
G 断裁刃

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