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技術 TVカメラ用インカム装置

出願人 ソニー株式会社
発明者 石川文男
出願日 1998年1月28日 (22年11ヶ月経過) 出願番号 1998-015846
公開日 1999年8月6日 (21年4ヶ月経過) 公開番号 1999-215406
状態 未査定
技術分野 スタジオ装置 スタジオ装置 光伝送方式 光通信システム
主要キーワード 赤外線光信号 チャネル選択回路 光ワイヤレス カメラヘッドユニット 赤外光信号 カメラアダプタ 送受信チャネル TVカメラ装置
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年8月6日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

比較的簡単な方法で、TVカメラカメラマンがTVカメラ周辺行動拘束されることがなく自由な位置で通話を行うことができ、必要ならば複数の人間が同時に通話することが可能なTVカメラのインカム装置の実現を課題とする。

解決手段

TVカメラ操作卓とTVカメラカメラマン間の通話をTVカメラ装置1を通じて行うTVカメラ用インカム装置において、TVカメラカメラマンが用いるヘッドセット6と、TVカメラ装置1にそれぞれ光通信装置を設け、2つの光通信装置の間で赤外光を用いたワイヤレス空間通信を行ってインカム伝送するようにする。

概要

背景

放送用TVカメラでは、カメラマンカメラコントロールユニット側からの指示により撮影中のカメラの角度やズーム絞り等を制御している。このような撮影に関する指示や情報(インカム)をカメラコントロールユニットがカメラマンに伝える場合、従来はTVカメラとカメラコントロールユニットを接続している映像信号伝送するケーブル上り下り音声回線を設け、インカム信号重畳して伝送し、カメラマンはTVカメラにヘッドホンを差し込み、このヘッドホンを使って音声通信のやり取りを行うようにしていた。

図4に、TVカメラとそれに接続される従来のTVカメラ用インカム装置外観図を示す。図4において、1はTVカメラ、2はカメラヘッドユニット(CHU)、3はカメラアダプタ(CA)、4はTVカメラ1とカメラコントロールユニット(CCU)を繋ぐケーブル、8はインカム用のヘッドホンである。図示しないCCUからの信号は映像信号を伝送するケーブル4中の回線を介して、一旦、TVカメラ1のCA3に入力され、そこに設けられているコネクタに接続されているインカム用のヘッドホン8に伝達される。

しかし、このような方法では、カメラマンはTVカメラ1とヘッドホン8間のワイヤでTVカメラ1に結ばれてしまうため、それだけ行動の自由度が制限されてしまい、TVカメラ1の周囲から離れるときにはヘッドホン8を外さねばならないという煩わしさがあり、使用上不便であった。

また、このカメラコントロールユニットからの連絡情報を聞くことができるのはヘッドホン8を装着しているカメラマンに限られ、他の関係者にも連絡したいと思っても、他の方法によるしか手段がなかった。さらに、ヘッドホン8には各種のコネクタ形状があり、また感度の違いなどもあり、どれでも良いというわけに行かず、TVカメラが決まると独自のヘッドホンを用いる必要があり、この点でも操作の不便があった。

概要

比較的簡単な方法で、TVカメラのカメラマンがTVカメラ周辺に行動を拘束されることがなく自由な位置で通話を行うことができ、必要ならば複数の人間が同時に通話することが可能なTVカメラのインカム装置の実現を課題とする。

TVカメラ操作卓とTVカメラカメラマン間の通話をTVカメラ装置1を通じて行うTVカメラ用インカム装置において、TVカメラカメラマンが用いるヘッドセット6と、TVカメラ装置1にそれぞれ光通信装置を設け、2つの光通信装置の間で赤外光を用いたワイヤレス空間通信を行ってインカムを伝送するようにする。

目的

本発明はこの点を解決して、比較的簡単な方法で、TVカメラのカメラマンがTVカメラ周辺に行動を拘束されることがなく自由な位置で通話を行うことができ、必要とあらば複数の人間が同時に通話することが可能なTVカメラのインカム装置を実現することを課題とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

TVカメラ操作卓とTVカメラ操作者間の通話をこのTVカメラ操作者が使用する載頭型通話装置TVカメラ装置を通じて行うTVカメラ用インカム装置において、前記載頭型通話装置に設けられた第1の光通信装置と、前記TVカメラ装置に設けられた第2の光通信装置とを具備し、前記第1の光通信装置と前記第2の光通信装置の間で光を用いたワイヤレス空間通信を行うことを特徴とするTVカメラ用インカム装置。

請求項2

前記第2の光通信装置は複数の前記第1の光通信装置に対して個別にあるいは同報通信することを特徴とする請求項1に記載のTVカメラ用インカム装置。

請求項3

前記第1の光通信装置と前記第2の光通信装置が使用する通信光赤外光であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のTVカメラ用インカム装置。

技術分野

0001

本発明は、TVカメラインカム装置に関し、特に光通信を用いたワイヤレスのTVカメラ用インカム装置に関する。

背景技術

0002

放送用のTVカメラでは、カメラマンカメラコントロールユニット側からの指示により撮影中のカメラの角度やズーム絞り等を制御している。このような撮影に関する指示や情報(インカム)をカメラコントロールユニットがカメラマンに伝える場合、従来はTVカメラとカメラコントロールユニットを接続している映像信号伝送するケーブル上り下り音声回線を設け、インカム信号重畳して伝送し、カメラマンはTVカメラにヘッドホンを差し込み、このヘッドホンを使って音声通信のやり取りを行うようにしていた。

0003

図4に、TVカメラとそれに接続される従来のTVカメラ用インカム装置の外観図を示す。図4において、1はTVカメラ、2はカメラヘッドユニット(CHU)、3はカメラアダプタ(CA)、4はTVカメラ1とカメラコントロールユニット(CCU)を繋ぐケーブル、8はインカム用のヘッドホンである。図示しないCCUからの信号は映像信号を伝送するケーブル4中の回線を介して、一旦、TVカメラ1のCA3に入力され、そこに設けられているコネクタに接続されているインカム用のヘッドホン8に伝達される。

0004

しかし、このような方法では、カメラマンはTVカメラ1とヘッドホン8間のワイヤでTVカメラ1に結ばれてしまうため、それだけ行動の自由度が制限されてしまい、TVカメラ1の周囲から離れるときにはヘッドホン8を外さねばならないという煩わしさがあり、使用上不便であった。

0005

また、このカメラコントロールユニットからの連絡情報を聞くことができるのはヘッドホン8を装着しているカメラマンに限られ、他の関係者にも連絡したいと思っても、他の方法によるしか手段がなかった。さらに、ヘッドホン8には各種のコネクタ形状があり、また感度の違いなどもあり、どれでも良いというわけに行かず、TVカメラが決まると独自のヘッドホンを用いる必要があり、この点でも操作の不便があった。

発明が解決しようとする課題

0006

上述のごとく、従来のTVカメラのインカム装置は、TVカメラと操作卓間のケーブルを用いて通信を行い、TVカメラにつないだヘッドホンによって音声通信が行われていたので、使用するカメラマンはTVカメラの側から離れることが出来ず、不便な点が多かった。また、複数の関係者に同時に通話することが難しいという問題もあった。

0007

本発明はこの点を解決して、比較的簡単な方法で、TVカメラのカメラマンがTVカメラ周辺に行動を拘束されることがなく自由な位置で通話を行うことができ、必要とあらば複数の人間が同時に通話することが可能なTVカメラのインカム装置を実現することを課題とする。

課題を解決するための手段

0008

上記課題を達成するため、本発明は、TVカメラ操作卓とTVカメラ操作者間の通話をこのTVカメラ操作者が使用する載頭型通話装置TVカメラ装置を通じて行うTVカメラ用インカム装置において、前記載頭型通話装置に設けられた第1の光通信装置と、前記TVカメラ装置に設けられた第2の光通信装置とを具備し、前記第1の光通信装置と前記第2の光通信装置の間で光を用いたワイヤレスの空間通信を行うことを特徴とする。

発明を実施するための最良の形態

0009

以下、本発明にかかるTVカメラのインカム装置を添付図面を参照にして詳細に説明する。図1は、TVカメラとそれに接続される本発明のTVカメラ用のインカム装置の一実施の形態の外観図である。図1において、1はTVカメラ、2はカメラヘッドユニット(CHU)、3はカメラアダプタ(CA)、4はTVカメラ1とカメラコントロールユニット(CCU)を繋ぐケーブル、5は光送受信装置、6はインカム用光ヘッドセット、7はその他の光ヘッドホンである。

0010

本発明が図4に示した従来例と異なっている点は、ヘッドセット光ワイヤレスヘッドセット6を用いている点である。この光ワイヤレスヘッドセット6は、マイク、ヘッドホン、光送受信機およびこれらの電源である電池から構成されている。もし受信のみで、マイクの必要がない場合は、市販されているような通常の光ヘッドホン7を使用することができる。光ヘッドホン7はヘッドホン、光受信機および電池から構成されている。

0011

光通信は赤外光を用いて行う。この場合、TVカメラ1からの送信光波長と、ヘッドセット6からの送信光の波長とを異なる波長にしておくと送受の分離が容易になる。ここでは、仮に、TVカメラ1への上り信号に0.85μmの波長の赤外光を、TVカメラ1からの下り信号に1.3μmの波長の赤外光を用いるものとする。また、他のTVカメラからのインカム信号と混信しないように、TVカメラごとに特定の送受信チャネルを使用するようにする。各チャネルの分離は、アナログ光伝送の場合は例えば変調周波数をそれぞれ異ならした周波数分離方式が、ディジタル光伝送の場合はパケット方式等を用いることができる。

0012

図2に、図1に示される本実施の形態で用いられる光ワイヤレスヘッドセット6の回路ブロック図を示す。図2において、11はマイクロホン、12は送信側の可変増幅器、13は変調器、14は電気光変換器、15は送信側のチャネル選択回路、16は1.3μm光学フィルタ、17は光/電気変換器、18は受信側のチャネル選択回路、19は復調器、20は受信側の可変増幅器、21はヘッドホン、22はこの光ワイヤレスヘッドセット6の電源となる電池である。

0013

光ワイヤレスヘッドセット6を装着しているカメラマンからの音声は、マイクロホン11で電気信号に変換され、変調器13で変調される。この変調器13での変調はチャネル設定信号によって決定された送信側のチャネル選択回路15からの信号に基づいて行われる。変調された信号は、発光ダイオードなどの光/電気変換器17で0.85μmの赤外光信号に変換されて、TVカメラ1に送信される。光/電気変換器17を複数個、設けることによって全方位に向けて光信号発信することができる。

0014

一方、受信側では、TVカメラ1の光送受信装置5から送られてきた1.3μmの赤外線光信号は1.3μm光学フィルタ16を介して、ホトダイオードなどの光/電気変換器17で受光されて電気信号に変換される。変換された電気信号から受信側のチャネル選択回路18によって所定のチャネルが選択され、復調器19でベースバンド信号に変換され、受信側の可変増幅器20で増幅されて、ヘッドホン21から音声信号として発声される。

0015

図3は、図1に示される本実施の形態のTVカメラ1側の通信回路の回路ブロック図である。図3において、31は送信側増幅器、32は変調器、33は電気/光変換器、34は送信側のチャネル選択回路、35は0.85μm光学フィルタ、36は光/電気変換器、37は受信側のチャネル選択回路、38は復調器、39は受信側の可変増幅器である。

0016

操作卓のカメラコントロールユニットでマイクロホンなどから入力されたインカム信号はケーブル4を介してTVカメラ1に入力され、増幅器31で増幅され、変調器32で変調される。この変調器32ではインカム信号をチャネル設定信号によって決定された送信側のチャネル選択回路34からの信号によってチャネル設定して変調する。変調された信号は、発光ダイオードなどの光/電気変換器33で1.3μmの赤外線光信号に変換されて光送受信装置5から送信される。光/電気変換器33を複数個、設けることによって全方位に向けて光信号を発信することができる。

0017

一方、受信側では光ワイヤレスヘッドセット6からの0.85μmの赤外線光信号は、0.85μm光学フィルタ35を介して、ホトダイオードなどの光/電気変換器36で受光されて電気信号に変換される。変換された電気信号から受信側のチャネル選択回路37によって所定のチャネルが選択され、復調器38でベースバンド信号に変換され、受信側の可変増幅器39で増幅されて、インカム信号としてケーブル4を通じてカメラコントロールユニットに入力され、操作卓のスピーカなどから発声される。

0018

カメラコントロールユニットから複数のヘッドホン7に通話したい場合には、TVカメラ1側で複数のチャネルに変調して送信することで、それぞれのヘッドホン7を選択して通話したり、あるいは複数のヘッドホン7に同時通話することも可能になる。

0019

以上説明したように、TVカメラ1と光ヘッドセット6あるいは光ヘッドホン7間の通信に赤外光などの光を用い、ワイヤレスの空間通信で信号伝送を行うようにしたので、インカムを受ける側のカメラマンは行動の自由が制限されることがなく、TVカメラ1から離れることも自由にできるので、ヘッドセットを使用する煩わしさがなく、操作性が向上する。また、複数のチャネルを使って、同報通話や個別の通話も可能なので、それだけ使い勝手を向上することができ、状況にあった通話が可能になる。また、TVカメラ1側のコネクタにヘッドホンのジャックを差し込んで接続することがないので、通信に用いる光波長さえ合致すれば、光ヘッドセット6あるいは光ヘッドホン7の仕様が限定されず、どのようなものでも使用することができる。

発明の効果

0020

以上説明したように本発明の請求項1の発明は、TVカメラ操作卓とTVカメラ操作者間の通話をこのTVカメラ操作者が使用する載頭型通話装置とTVカメラ装置を通じて行うTVカメラ用インカム装置において、載頭型通話装置に設けられた第1の光通信装置と、TVカメラ装置に設けられた第2の光通信装置とを具備し、第1の光通信装置と前記第2の光通信装置の間で光を用いたワイヤレスの空間通信を行うことを特徴とする。これにより、比較的簡単な方法で、通話者がTVカメラ周辺に行動を拘束されることがなく自由な位置で通話を受信することができ、操作性を大幅に改善したTVカメラ用インカム装置を実現することができる。

0021

本発明の請求項2の発明は、第2の光通信装置は複数の第1の光通信装置に対して個別にあるいは同報で通信することを特徴とする。これにより、必要な時には複数の関係者のそれぞれと通話したり、同時に通話したりすることができ、より効果的な仕様が可能なTVカメラ用インカム装置を実現することができる。

0022

本発明の請求項3の発明は、第1の光通信装置と第2の光通信装置が使用する通信光は赤外光であることを特徴とする。これにより、比較的安全で低出力な光通信で所望の目的を実現することができる。

図面の簡単な説明

0023

図1本発明のTVカメラ用のインカム装置の一実施の形態の外観図。
図2図1の実施の形態の光ワイヤレスヘッドセットの回路ブロック図。
図3図1の実施の形態のTVカメラ側の通信回路の回路ブロック図。
図4従来のTVカメラ用インカム装置の外観図。

--

0024

1…TVカメラ、2…カメラヘッドユニット、3…カメラアダプタ、4…ケーブル、5…光送受信装置、6…インカム用光ヘッドセット、7…光ヘッドホン、8…光ヘッドホン、11…マイクロホン、12…送信側の可変増幅器、13…変調器、14…電気/光変換器、15…送信側のチャネル選択回路、16…1.3μm光学フィルタ、17…光/電気変換器、18…受信側のチャネル選択回路、19…復調器、20…受信側の可変増幅器、21…ヘッドホン、22…電池、31…送信側増幅器、32…変調器、33…電気/光変換器、34…送信側のチャネル選択回路、35…0.85μm光学フィルタ、36…光/電気変換器、37…受信側のチャネル選択回路、38…復調器、39…受信側の可変増幅器。

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