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技術 文字入力方法およびその装置

出願人 セイコーエプソン株式会社株式会社キングジム
発明者 倉科弘康
出願日 1998年1月14日 (21年8ヶ月経過) 出願番号 1998-018004
公開日 1999年7月30日 (20年1ヶ月経過) 公開番号 1999-203032
状態 未査定
技術分野 文書処理装置 キーボード等からの入力 文書処理装置
主要キーワード 入力切替処理 反転画像データ とびとびの 文化圏 変換言語 入力ポート側 キャラクタ分 各処理毎
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年7月30日)のものです。
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図面 (10)

課題

入力した規定アルファベット文字変換することにより、簡単かつ迅速に規定外アルファベットを入力することができる文字入力方法およびその装置を提供する。

解決手段

直接入力可能な規定アルファベットを当該規定アルファベットに関連する1以上の規定外アルファベットのうちの任意の1の規定外アルファベットに文字変換する文字入力方法において、入力した規定アルファベットに関連する1以上の規定外アルファベットを呼び出す呼出し工程と、呼び出した1以上の規定外アルファベットから任意の1の規定外アルファベットを選択する選択工程と、前記入力した規定アルファベットから選択した規定外アルファベットへの文字変換を行う変換工程と、を備えたことを特徴とする。

概要

背景

従来から、単一のキーボード等(入力手段)を兼用して、複数の言語(例えば英語、ドイツ語、フランス語等)のアルファベットを入力する場合、そのキーボード等の各キーに複数の言語のアルファベットを割り振るとともに、入力言語モード切替キー等により割り振った言語を所望の言語モード切り替え、入力するようにしている。

また、例えば英語用キーボードを使用する場合、英語のアルファベットを規定アルファベットとし、他言語(例えばドイツ語)のアルファベットを規定外アルファベットとして入力するときに、記号入力と同様の要領記号選択画面入り、表示された候補の中から、その規定外アルファベット毎に選択することにより入力するようにしている。

概要

入力した規定アルファベットを文字変換することにより、簡単かつ迅速に規定外アルファベットを入力することができる文字入力方法およびその装置を提供する。

直接入力可能な規定アルファベットを当該規定アルファベットに関連する1以上の規定外アルファベットのうちの任意の1の規定外アルファベットに文字変換する文字入力方法において、入力した規定アルファベットに関連する1以上の規定外アルファベットを呼び出す呼出し工程と、呼び出した1以上の規定外アルファベットから任意の1の規定外アルファベットを選択する選択工程と、前記入力した規定アルファベットから選択した規定外アルファベットへの文字変換を行う変換工程と、を備えたことを特徴とする。

目的

本発明は、このような課題を解決し、入力した規定アルファベットを文字変換することにより、簡単かつ迅速に規定外アルファベットを入力することができる文字入力方法およびその装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

直接入力可能な規定アルファベットを当該規定アルファベットに関連する1以上の規定外アルファベットのうちの任意の1の規定外アルファベットに文字変換する文字入力方法において、入力した規定アルファベットに関連する1以上の規定外アルファベットを呼び出す呼出し工程と、呼び出した1以上の規定外アルファベットから任意の1の規定外アルファベットを選択する選択工程と、前記入力した規定アルファベットから選択した規定外アルファベットへの文字変換を行う変換工程と、を備えたことを特徴とする文字入力方法。

請求項2

前記規定外アルファベットには、対応する規定アルファベットに符号を付したものが含まれることを特徴とする、請求項1に記載の文字入力方法。

請求項3

記文字変換の指示は、前記直接入力された規定アルファベットに対応する1以上の規定外アルファベットを含む複数の候補を表示させるとともに、表示された前記複数の候補のうちのいずれかを選択することにより行われることを特徴とする、請求項1または2に記載の文字入力方法。

請求項4

前記規定アルファベットの入力方法は、入力切替モードにより和文入力が可能なことを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の文字入力方法。

請求項5

直接入力可能な規定アルファベットを当該規定アルファベットに関連する1以上の規定外アルファベットのうちの任意の1の規定外アルファベットに文字変換する文字入力装置において、前記規定外アルファベットを記憶する記憶手段と、任意の規定アルファベットを入力する入力手段と、入力した規定アルファベットに関連する1以上の規定外アルファベットを呼び出す呼出し手段と、呼び出した1以上の規定外アルファベットから任意の1の規定外アルファベットを選択する選択手段と、前記入力した規定アルファベットから選択した規定外アルファベットへの文字変換を行う変換手段と、を備えたことを特徴とする文字入力装置。

請求項6

前記規定外アルファベットには、対応する規定アルファベットに符号を付したものが含まれることを特徴とする、請求項5に記載の文字入力装置。

請求項7

前記呼出し手段は、前記直接入力された規定アルファベットに対応する1以上の規定外アルファベットを含む複数の候補を表示する表示手段と、をさらに有することを特徴とする、請求項5または6に記載の文字入力装置。

請求項8

前記入力手段は、入力切替モードにより、和文入力可能なものであることを特徴とする、請求項5ないし7のいずれかに記載の文字入力装置。

--

0001

本発明は、複数の言語の文字を入力する文字入力方法およびその装置に関するものである。

背景技術

0002

従来から、単一のキーボード等(入力手段)を兼用して、複数の言語(例えば英語、ドイツ語、フランス語等)のアルファベットを入力する場合、そのキーボード等の各キーに複数の言語のアルファベットを割り振るとともに、入力言語モード切替キー等により割り振った言語を所望の言語モード切り替え、入力するようにしている。

0003

また、例えば英語用キーボードを使用する場合、英語のアルファベットを規定アルファベットとし、他言語(例えばドイツ語)のアルファベットを規定外アルファベットとして入力するときに、記号入力と同様の要領記号選択画面入り、表示された候補の中から、その規定外アルファベット毎に選択することにより入力するようにしている。

発明が解決しようとする課題

0004

しかし、上記のような従来の方法では、例えば各キーの役割を入力言語モードキー等により切り替える場合、キーボード上のキーの割り付けを考慮する必要があり、また小さなキー上に種々の言語対応の文字の割り付けを印刷することには無理があるとともに、そのキーの役割変更の操作が煩雑になる。

0005

また、記号入力と同様の要領で目的の文字を選択する場合は、膨大な数の候補の中から見つけるため、カーソルなどによる選択操作が煩雑になり、手間がかかる。一方、選択肢の階層を設けて階層を深くすれば、一階層で探す数は減るが、多階層となりやはり操作が面倒となる。

0006

本発明は、このような課題を解決し、入力した規定アルファベットを文字変換することにより、簡単かつ迅速に規定外アルファベットを入力することができる文字入力方法およびその装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明の請求項1の文字入力方法は、直接入力可能な規定アルファベットを当該規定アルファベットに関連する1以上の規定外アルファベットのうちの任意の1の規定外アルファベットに文字変換する文字入力方法において、入力した規定アルファベットに関連する1以上の規定外アルファベットを呼び出す呼出し工程と、呼び出した1以上の規定外アルファベットから任意の1の規定外アルファベットを選択する選択工程と、前記入力した規定アルファベットから選択した規定外アルファベットへの文字変換を行う変換工程と、を備えたことを特徴とする。

0008

本発明の請求項5の文字入力装置は、直接入力可能な規定アルファベットを当該規定アルファベットに関連する1以上の規定外アルファベットのうちの任意の1の規定外アルファベットに文字変換する文字入力装置において、前記規定外アルファベットを記憶する記憶手段と、任意の規定アルファベットを入力する入力手段と、入力した規定アルファベットに関連する1以上の規定外アルファベットを呼び出す呼出し手段と、呼び出した1以上の規定外アルファベットから任意の1の規定外アルファベットを選択する選択手段と、前記入力した規定アルファベットから選択した規定外アルファベットへの文字変換を行う変換手段と、を備えたことを特徴とする。

0009

一般に、欧州など複数の言語が広く使われている文化圏では、文字入力方法およびその装置としては、より多くの言語に対応することが望まれる。この文字入力方法およびその装置では、(例えば英語の)直接入力可能な複数の規定アルファベットのうちの、対応する(例えばフランス語の)規定外アルファベットが1つ以上存在するものについて、その規定外アルファベットを呼出し、呼び出された中から所望の文字を選択して、その選択した文字へ変換することができる。

0010

すなわち、この文字入力方法およびその装置では、規定アルファベット(例えば「e」)を入力することにより、それを文字変換して、簡単かつ迅速に規定外アルファベット(例えば「ё」)を入力することができる(図8参照)。なお、1つの規定アルファベットに対応する規定外アルファベットが複数存在する場合、一度入力された規定外アルファベットを学習する学習機能を持たせることにより、複数の規定外アルファベットに変換の優先順位を設けることもできる。

0011

請求項1の文字入力方法において、前記規定外アルファベットには、対応する規定アルファベットに符号を付したものが含まれることを特徴とすることが、好ましい。

0012

請求項5の文字入力装置において、前記規定外アルファベットには、対応する規定アルファベットに符号を付したものが含まれることを特徴とすることが、好ましい。

0013

各国で使用される言語の中には、アルファベットの構成が異なっていても、文字の大部分が規定のアルファベットで、一部だけが異なる場合も多い。この文字入力方法およびその装置では、規定アルファベットに対応する規定外アルファベットとして、符号を付した符号付きアルファベット(例えばダイアクリティカルマーク「¨」「^」「 ̄」(図9(a)参照)を付したものや、特殊記号「℃」「£」(図9(b)参照)等)が含まれるので、この規定外アルファベットに簡単に変換できる。

0014

このことによって、ユーザは従来から慣れしんだ入力手段(キーボード等)を用いて、その規定アルファベットを入力し、それを変換するだけで、種々の符号付きアルファベットに変換することができ、操作性が向上する。

0015

請求項1または2の文字入力方法において、前記文字変換の指示は、前記直接入力された規定アルファベットに対応する1以上の規定外アルファベットを含む複数の候補を表示させるとともに、表示された前記複数の候補のうちのいずれかを選択することにより行われることを特徴とすることが、好ましい。

0016

請求項5または6の文字入力装置において、前記呼出し手段は、前記直接入力された規定アルファベットに対応する1以上の規定外アルファベットを含む複数の候補を表示する表示手段と、をさらに有することを特徴とすることが、好ましい。

0017

この文字入力方法およびその装置では、入力された規定アルファベットに対応する1つ以上の規定外アルファベットを含む複数の候補が表示されるため、目的のアルファベットを、表示された候補のなかから選択することができ、このことにより、類似した規定外アルファベットの中から所望の文字を敏速にかつ正確に入力できる。

0018

請求項1ないし3の文字入力方法において、前記規定アルファベットの入力方法は、入力切替モードにより和文入力が可能なことを特徴とすることが、好ましい。

0019

請求項5ないし7の文字入力装置において、前記入力手段は、入力切替モードにより、和文入力可能なものであることを特徴とすることが、好ましい。

0020

この文字入力方法およびその装置では、入力切替モードによって、例えばローマ字入力やかな入力による和文の入力が可能なため、和文入力と、規定アルファベットや規定外アルファベットを混在させて入力することができる。

発明を実施するための最良の形態

0021

以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。

0022

図1および図2は、本発明の一実施形態に係る文字入力装置を適用したテープ印刷装置の全体構成を示している。両図に示すように、このテープ印刷装置1は、その上面の手前側部分にキーボード2を、奥右側に液晶表示器9を備え、奥左側には蓋3が取り付けられている。液晶表示器9は、通常のテキスト表示の状態で行番号および6キャラクタ分を1行とする4行分が表示可能な表示画面9aを有している。

0023

キーボード2には、アルファベットキー記号キーなどを含む文字キー群21、各種の動作モードなどを指定するための機能キー群などが配列されている。機能キー群には、他の機能キーによる処理の取消等のための取消キー22、後述の入力モードを選択指定するための入力切替キー23、ファイル操作印刷フォーム選択のためのファイルフォームキー24、それぞれ右(「→」)、下(「↓」)、上(「↑」)、左(「←」)方向へのカーソル移動用の4個のカーソル移動キー25、26、27、28、印刷動作を開始させる印刷キー29、および各種モードの選択やテキスト入力時の改行のための選択キー30が含まれる。

0024

図2に示すように、蓋3の下側には、テープカートリッジ4を装着するための装着部5が設けられている。テープカートリッジ4には、一定の幅のテープ状のテープ(記録媒体)Tが巻回された状態で内蔵されており、テープTはこのテープカートリッジ4から送り出されながら押字に供される。また、テープカートリッジ4には、相異なる幅等のテープTの種別識別できるように、裏面に小さな複数の孔が設けられ、これに対応して装着部5には、この孔の有無を検出するマイクロスイッチ(図示せず)が設けられている。これにより、テープTの種別を検出できるようになっている。

0025

また、テープTは、裏面に接着面が形成されるとともに、接着面に剥離紙を貼着した構成になっている。テープカートリッジ4内には、テープTとともに、インクリボンRが巻回された状態で収納されている。テープTとインクリボンRは、そのケース41に形成した窓42の位置で相互に重なり合った状態で走行するとともに、印字後テープTのみが外部に排出され、インクリボンRは内部で巻き取られるようになっている。

0026

装着部5には、サーマルヘッド6が配置されており、テープカートリッジ4が装着部5に装着され、閉蓋されると、サーマルヘッド6が前進し、テープカートリッジ4に装着したプラテンとの間に、窓42から重なり合って露出しているテープTとインクリボンRとを挟持するようになっている。そして、印字指令に従ってプラテンが回転するとともに、サーマルヘッド6を発熱駆動することにより、所望の文字などがインクリボンRを介してテープTの表面に印刷される。

0027

次に、図3を参照して、テープ印刷装置1の制御系の構成を説明する。制御系は、CPU40、ROM50、RAM60およびキャラクタジェネレータROM(以下「CG−ROM」という)70を有する制御回路80を備えている。制御回路80の入力ポート側には、キーボード2が接続されている。また、制御回路80の出力ポート側には、ヘッド駆動用のドライバ81を介してサーマルヘッド6が接続され、表示駆動用のドライバ82を介して液晶表示器9が接続されている。

0028

ROM50は、プログラムメモリ領域51を有し、ここには、サーマルヘッド6や液晶表示器9を制御する制御プログラムや、後述する各処理プログラムなどを記憶している。またROM50は、後述の規定外アルファベット(図8〜9参照)のコードデータを記憶する規定外アルファベットメモリ領域52を有している。

0029

RAM60は、キーボード2から入力された文字、記号などのテキストデータを一時的に記憶するテキストメモリ61、液晶表示器9の表示画面9aの表示内容に対応する画像データを記憶する表示画像データメモリ62、CPU40の処理結果を一次的に記憶するレジスタ群63、後述する各種処理において画像データ等を作成するための作業領域64、などを備えている。CG−ROM70は、テープ印刷装置1に用意されている文字や記号などのフォントデータを記憶していて、文字などを特定するコードデータが与えられたときに、対応するフォントデータを出力する。

0030

次に、図4以降を参照して、テープ印刷装置1の制御全体の処理フローを説明する。但し、カーソルキー25等によるカーソルの移動などの基本的動作や、その他、本発明に直接、関係しない機能キー等による動作の処理フローは、まとめて「他の機能キー等に対応する処理(S11)」として表示し、詳細な説明は省略する。

0031

電源ONなどにより処理が開始すると、図4に示すように、まず、テープ印刷装置1を、前回の電源OFF時の状態などに戻すために、退避していた各制御フラグを復旧するなどの初期設定を行い(S1)、次に、表示画面処理を行う(S2)。表示画面9aは、図5(a)に示すように、行番号と6キャラクタ分のテキストデータが表示可能になっていて、例えば、同図(b)のように表示される。以下、この表示画面9aの状態を画面Txxで表現し、またその参照番号で図示する。

0032

例えば、図5に示すように、1行目に「は」、2行目に「あけぼ」まで入力した後のテキスト入力中の状態で、図示のように、「の」をキー入力すると、図4に示すように、キー入力有と判別し(S3:Yes)、機能キーでないことを判別し(S4:No)、キャラクタ入力処理を行う(S5)。このキャラクタ入力処理(S5)では、そのテキストデータの「の」をテキストメモリ61に取り込み、対応するフォントデータをCG−ROM70から読み出して、対応する「の」の反転画像データを表示画像データメモリ62に記憶された表示画像データのカーソルに対応する位置に格納する。

0033

続いて、「の」を確定するために選択キー30を押すと、図4に示すように、キー入力有と判別し(S3:Yes)、機能キーであることを判別し(S4:Yes)、入力切替キー23ではないことを判別し(S6:No)、印刷キー29ではないことを判別した(S8:No)後、「の」を確定する処理を行う(S11)。すなわち表示画像データメモリ62内の「の」の反転画像データを正画像データ交換する。この結果、再度、表示画面処理(S2)を行ったときに、図6の画面T11の表示となる。

0034

このテキストデータ入力後は、それぞれ右(「→」)、下(「↓」)、上(「↑」)、左(「←」)方向へのカーソル移動用の4個のカーソル移動キー25、26、27、28(以下、それぞれ「カーソル「→」キー25」、「カーソル「↓」キー26」、「カーソル「↑」キー27」、および「カーソル「←」キー28」という)によって、テキストデータ全体の確認をすることができる。

0035

これらの表示状態となっているときに、印刷キー29を押すと、図4に示すように、キー入力有と判別し(S3:Yes)、機能キーであることを判別し(S4:Yes)、入力切替キー23ではないことを判別し(S6:No)、印刷キー29であることを判別した(S8:Yes)後、印刷画像作成処理(S9)によって、印刷画像データを作成し、その印刷画像データに基づいて、印刷を行う(S10)。そして、その後、再度、次のキー入力待ちの状態の表示を行う(S2)。

0036

次に、入力モード切替処理について、説明する。図4に示すように、表示画面処理(S2)が行われている状態で、入力切替キー23を押すと、キー入力有と判断し(S3:Yes)、機能キーであることを判別し(S4:Yes)、入力切替キー24であることを判別した(S6:Yes)後、入力切替処理を行う(S7)。

0037

例えば、図6に示すように、テキスト入力画面表示(画面T11:以下、「画面」を省略)のときに、入力切替キー23を押すと、各入力モードへの切替が可能になる(T12)。すなわち、ローマ字入力、かな入力、英文字入力の3つのうちのいずれか1つを、カーソル「↓」キー26またはカーソル「→」キー25、もしくはカーソル「↑」キー27またはカーソル「←」キー28の操作によって反転表示させ、選択キー30を押すことによって、反転表示されたものを選択・指定することができる(T12〜T14)。そして、英文字入力が本発明の特徴となる英欧文入力方法の指定となっている。

0038

以下に、英欧文入力方法について説明する。

0039

上述のように、テキスト入力表示の状態(T11)から、カーソル「↓」キー26またはカーソル「→」キー25、もしくはカーソル「↑」キー27またはカーソル「←」キー28を押すことによって、英文字入力を反転表示させて(T12〜T14)、選択キー30を押すと、英文字入力が選択され(T14)、テキスト入力画面に戻る(T15)。

0040

ここで、例えば次の行に「aё」と入力したい場合、この状態(T15)から選択キー30を押すと、次の行への入力が促されるので(T16:図6図7で共通)、図7に示すように、まず「a」をキー入力する。カーソルKは、「a」の場所を示し、「a」が仮確定する(T22)。次に、「ё」の入力であるが、最初に「ё」に類似した英文字「e」をキー入力する。この操作で「e」は仮確定となり、カーソルKは、「e」の場所を示し、それまで仮確定であった「a」は最終確定となる(T23)。

0041

ここで、変換キー31を押すと、「e」に類似した他言語の候補がROM50の規定外アルファベットメモリ領域52からコードデータとして読み出され、CG−ROM70によってフォントデータに変換されて、画面の最終段に一列に並んで表示される(T24)。

0042

次にカーソル「→」キー25およびカーソル「←」キー28を押して目的の候補を選択する。カーソル「→」キー25およびカーソル「←」キー28を押した回数に応じて、候補は反転表示され(T25)、目的の候補「ё」が反転表示されたところで、選択キー30を押すと、仮確定していた「e」が「ё」となって最終確定する(T26)。この場合の候補の例を図8に示す。

0043

なお、他言語の大文字を入力する場合には、シフトキー32を押した状態で、例えば「e」キーを入力すると、「E」と表示されるので、前述の場合と同様に、変換キー31を押して画面に表示された候補の中から選択すれば良い(図8参照)。また、大文字を続けて入力する場合にはCAPSキー等でロックさせ、入力しても良い。逆に、ロックさせた状態で小文字を入力する場合には、シフトキー32を押しながら入力し、他言語への変換も前述と同様の操作をすれば良い。

0044

以上に説明したように、本実施形態のテープ印刷装置1では、規定アルファベット(例えば「e」)を入力することにより、それを変換して、簡単かつ迅速に規定外アルファベット(例えば「ё」)を入力できる。

0045

すなわち、一般に欧州など複数の言語が広く使われている文化圏では、文字入力方法およびその装置としては、より多くの言語に対応することが望まれる。このテープ印刷装置1では、(例えば英語の)入力可能な複数の規定アルファベットのうちの、対応する(例えばフランス語の)規定外アルファベットが1つ以上存在するものについて、その規定外アルファベットを記憶しているので、その規定外アルファベットへの変換を指示することにより変換できる。

0046

なお、1つの規定アルファベットに対応する規定外アルファベットが複数存在する場合、一度入力された規定外アルファベットを学習する学習機能を持つことにより、複数の規定外アルファベットに変換の優先順位を設けることもできる。

0047

ところで、各国で使用される言語の中には、アルファベットの構成が異なっていても、文字の大部分が規定のアルファベットで、文字の一部だけが異なる場合も多い。

0048

上述のテープ印刷装置1では、規定アルファベットに対応する規定外アルファベットとして、符号を付した符号付きアルファベット(例えばダイアクリティカルマーク「¨」「^」「 ̄」(図9(a)参照)を付したものや、特殊記号「℃」「£」(図9(b)参照)等)をROM50の規定外アルファベットメモリ領域52に記憶しているので、それらを呼び出して選択することにより、この規定外アルファベットに簡単に変換できる。

0049

このことによって、ユーザは従来から慣れ親しんだ入力手段(キーボード等)を用いて、その規定アルファベットを入力し、それを変換するだけで、種々の符号付きアルファベットに変換することができ、操作性が向上する。

0050

また、テープ印刷装置1では、入力された規定アルファベットに対応する1つ以上の規定外アルファベットを含む複数の候補が表示されるため、目的のアルファベットを、表示された候補のなかから選択でき、このことにより、目的の規定外アルファベットを敏速に入力できる。

0051

また、テープ印刷装置1では、ローマ字入力やかな入力による和文の入力が可能なため、和文入力と、規定アルファベットや規定外アルファベットを混在させて入力することができる。

0052

なお、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。

0053

例えば、入力モードの切替は、表示画面に表示させるのではなく、キーボード上にローマ字入力、かな入力、英字入力それぞれのキーを設けて、そのキーの押下によって切り替えても良い。また、3つのキーを兼用して、そのキーの役割をシフトキー等を用いて行う等、より少ないキーでの切替も可能である。さらに、表示画面上に入力モードの設定を直接表示させるのではなく、画面外に各入力モードの設定を印刷しておき、それに隣接するような場所の画面の一部にインジケーター等を設けて、入力モードの設定が確認できるようにしても良い。

0054

また、入力言語モード(例えば英語入力図6の「英字」入力モード)以外に変換言語モード(例えばドイツ語入力)を設けることもできる。この場合、入力言語モードを設定した後、文字入力前に、変換言語モードを設定したときには、その後に入力される全ての(英語の)文字に対応して、変換言語(ドイツ語)に関係する文字のみを候補とする一方、文字入力後に変換言語モードを設定したときには、その入力済みの(未確定の)文字について、変換言語に関係する文字のみを候補とするなど、種々の工夫が可能になる。

0055

そしてこれらの場合、例えば前者の場合には、全文がドイツ語の文章を英語用のキーボードを使用して入力するときなどに便利であり、後者の場合、全文が英文のうちの一部分がドイツ語による文を入力するときなどに便利であり、いずれの場合も操作性や利便性が向上する。

0056

さらに、例えばダイアクリティカルマーク(例えば「¨」)モード等を設け、規定アルファベットを入力した場合、その規定アルファベットにダイアクリティカルマークを付したダイアクリティカルマーク付きアルファベットの候補だけを表示できるようにしても良い。このことによって、目的の規定外アルファベットがどの言語に属するのか不明な場合でも形状が把握できていれば、入力が可能であり、入力操作の手間が削減できる。

0057

また、規定アルファベットを複数個入力した後(例えば「aeefu」)、規定外アルファベットへ変換したいアルファベットの範囲を指定することも可能である(例えば「ee」を範囲指定した場合「aёёfu」となる)。このことにより、複数個の規定アルファベットを同一のダイアクリティカルマークを付した規定外アルファベットへ、まとめて変換することができる。

0058

また、途中の任意のアルファベットに変換マーク文字修飾等)を付して指定するなどの方法により、とびとびの複数のアルファベットをまとめて変換できるようにしても良い。

0059

なお、実施形態等において前述の図4では、通常の処理フローの中にキー入力による処理フローを含めて説明したが、最も説明し易い例を示したのであって、キー入力による種々の割込処理や、各処理毎に独立したプログラムマルチタスク処理等により管理するなどの、他の手法を用いても同様にできることはいうまでもない。

0060

また、上述した実施形態では、サーマルヘッド方式のテープ印刷装置としたが、インクジェット方式でも良いし、サーマルヘッド方式においても、サーマルヘッドの発熱体によってインク昇華させる昇華型熱転写方式溶融型熱転写方式など、種々のタイプのテープ印刷装置に適用できる。また、テープカートリッジから供給するテープとしても、剥離紙付きのテープばかりでなく、同様に市販されている転写テープアイロン転写テープなどの剥離紙のないものでも良いことはいうまでもない。

0061

さらに、本発明の英欧文字入力処理の思想は、テープ印刷装置以外にも、同じく他言語を入力する機能を有する電子機器(例えば、小型の印章作成装置)においても利用できる。

0062

その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、細部の構成を任意に変更することが可能である。

発明の効果

0063

上述のように、本発明のテープ印刷装置によれば、入力した規定アルファベットを文字変換することにより、簡単かつ敏速に規定外アルファベットを入力できる、などの効果がある。

図面の簡単な説明

0064

図1本発明の一実施形態に係るテープ印刷装置の外観斜視図である。
図2図1のテープ印刷装置の、蓋を開けた状態の斜視図である。
図3図1のテープ印刷装置の制御系を示す概略ブロック図である。
図4図1のテープ印刷装置の制御全体の概略処理を示すフローチャートである。
図5液晶表示器の表示画面を説明するための図である。
図6入力モード切替処理を説明するための表示画面の一例を示す図である。
図7規定アルファベットから規定外アルファベットへの変換方法を表示画面のイメージで示す図である。
図8選択可能な規定外アルファベットの例を表にした図である。
図9主な符号付きアルファベット(ダイアクリティカルマーク)および特殊記号の一例を表にした図である。

--

0065

1テープ印刷装置
2キーボード
3 蓋
4テープカートリッジ
5装着部
6サーマルヘッド
9液晶表示器
21文字キー群
22取消キー
23入力切替キー
24ファイル・フォームキー
25R、26D、27U、28L ……カーソル移動キー
29印刷キー
30選択キー
31変換キー
32シフトキー
40 CPU
50 ROM
51プログラムメモリ領域
60 RAM
61テキストメモリ
62表示画像データメモリ
63レジスタ群
64 作業領域
70キャラクタジェネレータROM
80制御回路
Kカーソル
Rインクリボン
T テープ

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