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技術 横架材支持具および横架材支持構造

出願人 有限会社ユース北浦
発明者 北浦和雄
出願日 1998年1月10日 (22年5ヶ月経過) 出願番号 1998-014955
公開日 1999年7月27日 (20年11ヶ月経過) 公開番号 1999-200663
状態 特許登録済
技術分野 建築物の階段 建築物の手すり 囲い
主要キーワード 横断面非円形状 各筒状部材 各側面片 ネットフェンス 横断面円弧状 横方向軸 結合穴 各横架材
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年7月27日)のものです。
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図面 (20)

課題

横架材間の角度を調整可能で、かつ横架材支持具に対する横架材受けの位置を上下方向に関し調整可能な横架材支持具および横架材支持構造を提供する。

解決手段

上下方向に延びる支柱6の上端部に取り付けられるベース部材2に、筒状部材3a,3bまたは雄ねじ材を立設し、これらの筒状部材3a,3bまたは雄ねじ材に回転部材4a,4bを螺合し、これらの回転部材4a,4bに横架材21a,21bを支持する横架材受け15a,15bを支持させる。筒状部材3a,3bまたは雄ねじ材に対し回転部材4a,4bを回転することにより、横架材受け15a,15b間の角度、ひいては横架材21a,21b間の角度を調整できるとともに、横架材受け15a,15bの位置を上下方向に関し調整できる。

概要

背景

従来のこの種の横架材支持具および横架材支持構造の多くは、横架材支持具に対し2つの横架材受けが水平な定められた方向に固定されるようになっていた。

また、横架材支持具に対する2つの横架材受けの方向を種々の方向に可変なものもあったが、これらのものは鋳物製部品を用いて構成されており、かつ横架材支持具が各横架材受けを支持する支点は一定位置に固定されていた。

概要

横架材間の角度を調整可能で、かつ横架材支持具に対する横架材受けの位置を上下方向に関し調整可能な横架材支持具および横架材支持構造を提供する。

上下方向に延びる支柱6の上端部に取り付けられるベース部材2に、筒状部材3a,3bまたは雄ねじ材を立設し、これらの筒状部材3a,3bまたは雄ねじ材に回転部材4a,4bを螺合し、これらの回転部材4a,4bに横架材21a,21bを支持する横架材受け15a,15bを支持させる。筒状部材3a,3bまたは雄ねじ材に対し回転部材4a,4bを回転することにより、横架材受け15a,15b間の角度、ひいては横架材21a,21b間の角度を調整できるとともに、横架材受け15a,15bの位置を上下方向に関し調整できる。

目的

本発明は、このような従来の事情に鑑みてなされたもので、本発明の1つの目的は、各横架材間の角度を調整可能で、かつ横架材支持具に対する各横架材受けの位置を上下方向に関し調整可能な横架材支持具および横架材支持構造を提供することを目的とする。

本発明の他の目的は、横架材支持具に対し横架材受けを横方向に延びる軸回り回動可能であり、横架材を水平方向のみならず、水平方向に対して任意角度に傾斜させて支持することができる横架材支持具および横架材支持構造を提供することを目的とする。

本発明の他の目的は、製造コストを安価にすることができる横架材支持具および横架材支持構造を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
2件

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請求項1

横架材受けを介して横架材を支持する横架材支持具であって、上下方向に延びる支柱上端部に取り付けられるベース部材と、このベース部材に上下方向に立設された第一の筒状部材と、この第一の筒状部材の内周に設けられた雌ねじ部と、この雌ねじ部に螺合された雄ねじ部を備えており、第一の前記横架材受けを支持する第一の回転部材と、前記ベース部材に上下方向に立設された第二の筒状部材と、この第二の筒状部材の内周に設けられた雌ねじ部と、この雌ねじ部に螺合された雄ねじ部を備えており、第二の前記横架材受けを支持する第二の回転部材とを有してなる横架材支持具。

請求項2

横架材受けを介して横架材を支持する横架材支持具であって、上下方向に延びる支柱の上端部に取り付けられるベース部材と、このベース部材に上下方向に立設された第一の雄ねじ材と、筒状部分を備えていて、この筒状部分の内周に設けられた雌ねじ部を前記第一の雄ねじ材に螺合されており、第一の前記横架材受けを支持する第一の回転部材と、前記ベース部材に上下方向に立設された第二の雄ねじ材と、筒状部分を備えていて、この筒状部分の内周に設けられた雌ねじ部を前記第二の雄ねじ材に螺合されており、第二の前記横架材受けを支持する第二の回転部材とを有してなる横架材支持具。

請求項3

請求項1または2記載の横架材支持具と、前記第一および第二の回転部材に、前記ベース部材に対する該第一および第二の回転部材の回転軸とは異なる軸回りにそれぞれ回動可能に支持された第一および第二の横架材受けと、これらの第一および第二の横架材受けにそれぞれ支持された横架材とを有してなる横架材支持構造

請求項4

前記第一および第二の横架材受けは前記第一および第二の回転部材に、それぞれ横方向に延びる軸回りに回動可能に支持された請求項3記載の横架材支持構造。

技術分野

0001

本発明は、フェンス階段側柵等において、上下方向に延びる支柱間に架け渡される架木、手摺り笠木横木パネル状材等の横架材を横架材受けを介して支持する横架材支持具および横架材支持構造係り、特にコーナー部等において2つの横架材受けを支持する横架材支持具および横架材支持構造に関する。

背景技術

0002

従来のこの種の横架材支持具および横架材支持構造の多くは、横架材支持具に対し2つの横架材受けが水平な定められた方向に固定されるようになっていた。

0003

また、横架材支持具に対する2つの横架材受けの方向を種々の方向に可変なものもあったが、これらのものは鋳物製部品を用いて構成されており、かつ横架材支持具が各横架材受けを支持する支点は一定位置に固定されていた。

発明が解決しようとする課題

0004

前記従来の、横架材支持具に対する横架材受けの方向が水平な定められた方向に固定される横架材支持具および横架材支持構造においては、当然、横架材を水平方向に対して傾斜して取り付けることができず、傾斜地に設けられるフェンスや、階段の側壁等には用いることができないとともに、2つの横架材受け間の角度、ひいてはこれらの横架材受けに支持される横架材間の角度を調整できないという問題があった。

0005

また、前記従来の支柱に対する横架材受けの方向が種々の方向に可変となっている横架材支持具および横架材支持構造においては、横架材支持具が各横架材受けを支持する支点が一定位置に固定されていたので、横架材支持具に対する各横架材受けの位置を上下方向に関し調整することができないという問題があった。また、鋳物製の部品を用いて構成されていたので、製造コストが高くなるという問題もあった。

0006

本発明は、このような従来の事情に鑑みてなされたもので、本発明の1つの目的は、各横架材間の角度を調整可能で、かつ横架材支持具に対する各横架材受けの位置を上下方向に関し調整可能な横架材支持具および横架材支持構造を提供することを目的とする。

0007

本発明の他の目的は、横架材支持具に対し横架材受けを横方向に延びる軸回り回動可能であり、横架材を水平方向のみならず、水平方向に対して任意角度に傾斜させて支持することができる横架材支持具および横架材支持構造を提供することを目的とする。

0008

本発明の他の目的は、製造コストを安価にすることができる横架材支持具および横架材支持構造を提供することを目的とする。

0009

本発明のさらに他の目的は、以下の説明から明らかになろう。

課題を解決するための手段

0010

本発明における横架材支持具の一つは、上下方向に延びる支柱の上端部に取り付けられるベース部材と、このベース部材に上下方向に立設された第一の筒状部材と、この第一の筒状部材の内周に設けられた雌ねじ部と、この雌ねじ部に螺合された雄ねじ部を備えており、第一の前記横架材受けを支持する第一の回転部材と、前記ベース部材に上下方向に立設された第二の筒状部材と、この第二の筒状部材の内周に設けられた雌ねじ部と、この雌ねじ部に螺合された雄ねじ部を備えており、第二の前記横架材受けを支持する第二の回転部材とを有してなる。

0011

本発明における横架材支持具の他の一つは、上下方向に延びる支柱の上端部に取り付けられるベース部材と、このベース部材に上下方向に立設された第一の雄ねじ材と、筒状部分を備えていて、この筒状部分の内周に設けられた雌ねじ部を前記第一の雄ねじ材に螺合されており、第一の前記横架材受けを支持する第一の回転部材と、前記ベース部材に上下方向に立設された第二の雄ねじ材と、筒状部分を備えていて、この筒状部分の内周に設けられた雌ねじ部を前記第二の雄ねじ材に螺合されており、第二の前記横架材受けを支持する第二の回転部材とを有してなる。

0012

本発明においては、各筒状部材または雄ねじ材に対し各回転部材を回転することによって、各横架材受け間の角度、ひいては各横架材間の角度を調整できる。したがって、コーナー部において各横架材間の角度を任意角度に設定でき、また各横架材を上から見て一直線状に配置することもできる。

0013

また、各筒状部材または雄ねじ材に対し各回転部材を回転することによって各回転部材を昇降し、横架材支持具に対する各横架材受けの位置を上下方向に関し調整することができる。

0014

また、横架材受けが回転部材に、横方向に延びる軸回りに回動可能に支持されるようにすれば、横架材を水平方向のみならず、水平方向に対して任意角度に傾斜させて支持することができる。したがって、傾斜地に設けられるフェンスや、階段の側壁等にも用いることができる。

0015

また、主たる部品をプレス加工により製作することができ、鋳物製の部品を用いる必要がないため、製造コストを低減できる。

発明を実施するための最良の形態

0016

以下、本発明を実施例に基づいて説明する。

0017

図1〜8は、本発明の第一実施例を示しており、この実施例において、横架材支持具1は、ベース部材2と、第一および第二の筒状部材3a,3bと、第一および第二の回転部材4a,4bとを有してなる。

0018

前記ベース部材2は、鋼板等の1枚の金属板をプレス加工することにより、円板状の屋根部5と、この屋根部5の周縁から該屋根部5に対し垂直方向に折り曲げられて短い円筒状をなす側壁部6とを一体的に形成してなり、屋根部5と側壁部6とはそれらの全周に渡って連続している。前記屋根部5には2つの円形結合穴7(図5参照)が開けられている。前記ベース部材2は、図7,8に示されるように、フェンス、階段の側柵等において、上下方向に延びるパイプ材からなる支柱8の上端部の外周を、側壁部6の内周側に嵌合される。なお、必要な場合には、ベース部材2は、さらに溶接や、ねじ止めによって支柱8に固定される。

0019

前記第一および第二の筒状部材3a,3bは、それぞれ鋼鉄等の金属製のパイプ材を主としてプレス加工により加工してなり、上端部付近小径下端側を大径とされた円筒状をなしている。これらの筒状部材3a,3bは、それぞれ図5に示されるように、該筒状部材3a,3bの下端部付近をプレス加工により塑性変形させてベース部材2をかしめることにより、ベース部材2に屋根部5に対して垂直方向に固定されている。さらに詳しく言うと、それぞれ前記ベース部材2の屋根部5の各結合穴7に筒状部材3a,3bを挿通した状態で、該筒状部材3a,3bを軸方向に圧縮し、該筒状部材3a,3bの周壁のうちの屋根部5の両側の部分を外側につば状に膨出して第一および第二の膨出部9,10を形成し、かつこれらの膨出部9,10により屋根部5を強く挾持させることにより、ベース部材2に筒状部材3a,3bが固定されている。なお、このかしめ作業において、前記筒状部材3a,3bのうち、第一および第二の膨出部9,10となる部分は外側への変形を拘束しない一方、他の部分のうちの外側に膨出する虞がある部分は外側へ変形しないように拘束しておく。各筒状部材3a,3bの上端部付近の内周には雌ねじ部11が設けられている。

0020

前記第一および第二の回転部材4a,4bは、それぞれ全体に丸棒状をなしており、その外周部に設けられた雄ねじ部12を雌ねじ部11に螺合されている。各回転部材4a,4bの上端部には、軸支承部13が一体的に設けられており、この軸支承部13には丸穴状の軸穴14が設けられている。

0021

図6〜8において、15a,15bは第一および第二の横架材受けであり、それぞれ1枚の鋼板等の金属板からプレス加工により、横断面円弧状で直線的に延びる本体部16と、1対の突出片17とを一体的に形成してなる。前記突出片17は本体部16の一端部付近から該本体部16に対して垂直方向に突出されており、互いに平行な状態で対向し合っている。これらの突出片17にはそれぞれねじ挿通穴18(図7,8参照)が設けられている。そして、前記突出片17間に回転部材4a,4bの軸支承部10が挿入された状態で、軸穴14およびねじ挿通穴18に雄ねじ19が挿通されることにより、各横架材受け15a,15bは、図6の一点鎖線で示されるように、水平方向に延びる雄ねじ19を中心として一定範囲内において回動可能な状態で回転部材4a,4bに支持されている。前記雄ねじ19にはナット20が螺合されており、雄ねじ19に対しこのナット20を締め付けることにより横架材受け15a,15bを回転部材4a,4bに対して任意角度に固定可能となっている。

0022

前記横架材受け15a,15bには、フェンス、階段の側柵等を構成する第一および第二の横架材21a,21bの端部が、それぞれ各横架材受け15a,15bの本体部16の内周面に沿わされた状態で取付ねじ22およびナット23等により取り付けられる。

0023

この横架材支持具1および横架材支持構造においては、図3の一点鎖線で示されるようにベース部材2に対して各回転部材4a,4bを回転することにより、ベース部材2に対して各横架材受け15a,15bを上下方向に延びる軸回りに回転し、各横架材21a,21b間の角度を調整できる。したがって、コーナー部において各横架材受け15a,15b間の角度、ひいては各横架材21a,21b間の角度を任意角度に設定でき、また各横架材21a,21bを上から見て一直線状に配置することもできる。

0024

また、雄ねじ19に対しナット20を緩めた状態とすることにより、水平方向に延びる雄ねじ19を中心として横架材受け15a,15bを回動でき、かつ雄ねじ19に対しナット20を締め付けることにより、任意の角度において横架材支持具1に対し横架材受け15a,15bを固定することができる。そして、これにより、横架材21a,21bを水平方向のみならず、図6に示されるように、水平方向に対して任意角度に傾斜して支持することができる。したがって、傾斜地に設けられるフェンスや、階段の側壁等にも用いることができる。

0025

また、各筒状部材3a,3bと各回転部材4a,4bとが互いに螺合されているので、各筒状部材3a,3bに対して各回転部材4a,4bを回転することにより、各横架材受け15a,15bの上下方向に関する位置をそれぞれ調整できる。これにより、図6の一点鎖線Aで示されるように、各横架材受け15a,15bに支持される横架材21a,21bを横から見て互いに一直線上に配列されるようにして傾けて支持することもできる(各横架材受け15a,15bの上下方向に関する位置を調整できない場合は、各横架材受け15a,15bを水平方向に対して同一角度傾斜させても、両横架材受け15a,15b間に段差ができてしまう)。

0026

また、ベース部材2および回転部材4a,4bはプレス加工により製造することができ、さらにこれらの部材2,4a,4bの結合もプレス加工により行うことができるので、横架材支持具1の製造コストを安価にすることができる。

0027

なお、前記第一実施例においては、つば状の膨出部9,10を筒状部材3a,3bに形成してこれらのつば状部でベース部材2をかしめることにより、筒状部材3a,3bをベース部材2に結合しているが、本発明においては、他の方法により筒状部材3a,3bとベース部材2とをかしめてもよいし、かしめ以外の方法によりこれらの部材を結合してもよい。

0028

図9〜15は、本発明の第二実施例を示している。この実施例において、横架材支持具1は、ベース部材2と、第一および第二の雄ねじ材24a,24bと、第一および第二の回転部材32a,32bとを有してなる。前記ベース部材2は、前記図1〜8の第一実施例のベース部材2と同様のものである。前記第一および第二の雄ねじ材24a,24bは、それぞれその下端部付近に円形のつば状部25を一体的に設けられており、かしめによりベース部材2の屋根部5に、該屋根部5に対して垂直方向に固定されている。すなわち、図13,14に示されるように、各雄ねじ材24a,24bの下端部をベース部材2の結合穴7に挿通した状態で該下端部をプレス加工により押しつぶして塑性変形させ、その塑性変形部26とつば状部25とでベース部材2の屋根部5をきつく挾持することにより、屋根部5に固定されている。各雄ねじ材24a,24bのつば状部25より上方の部分の外周には雄ねじ部27が設けられている。

0029

前記第一および第二の回転部材32a,32bは、それぞれ鋼鉄等の金属製のパイプ材を主としてプレス加工により加工してなり、その下端部付近は小径の円筒状の筒状部分28とされており、この筒状部分28の内周には雌ねじ部29が設けられている。前記雌ねじ部29は雄ねじ材24a,24bの雄ねじ部27に螺合されている。前記回転部材32a,32bの上端部付近は、該回転部材32a,32bの軸線を含む平面状となるようにプレス加工によりつぶされて軸支承部30とされており、この軸支承部30には長穴状の軸穴31が設けられている。

0030

図15において、第一および第二の横架材受け15a,15bは前記第一実施例の第一および第二の横架材受け15a,15bと同様のものであり、この横架材受け15a,15bが前記第一実施例の場合と同様にして、雄ねじ19を中心として一定範囲内において回動可能な状態で横架材支持具1に支持されている。各横架材受け15a,15bには、前記第一実施例の場合と同様にして、第一および第二の横架材21a,21bの端部が取り付けられる。

0031

なお、本発明においては、必ずしも各回転部材32a,32bの上端部付近を本実施例の場合のように平面状となるようにつぶさなくてもよく、円筒状のままで雄ねじ19等の横架材受け15a,15bの回動軸を支持させてもよい。しかし、本実施例のように回転部材32a,32bの上端部付近を平面状となるようにつぶして軸支承部30を形成すれば、筒状部材3a,3bひいては支柱8内への雨水等の侵入を防止できるとともに、該軸支承部30に長穴を加工することが可能になるし、該軸支承部30の厚さを薄くして、横架材受け15a,15bを支承しやすくすることもできる。その上、該軸支承部30は回転部材32a,32bの周壁が2重に重なって構成されるため、強度を大きくすることができる。

0032

本実施例においても、図10のように雄ねじ材24a,24bに対して回転部材32a,32bをそれぞれ回転することにより、ベース部材2に対して各横架材受け15a,15bを上下方向に延びる軸回りに回転し、各横架材21a,21b間の角度を調整できる。したがって、コーナー部において各横架材受け15a,15b間の角度、ひいては各横架材21a,21b間の角度を任意角度に設定でき、また各横架材21a,21bを上から見て一直線状に配置することもできる。

0033

また、雄ねじ19に対しナット20を緩めた状態とすることにより、図15に示されるように、水平方向に延びる雄ねじ19を中心として横架材受け15a,15bを回動でき、かつ雄ねじ19に対しナット20を締め付けることにより、任意の角度において横架材支持具1に対し横架材受け15a,15bを固定することができる。そして、これにより、横架材21a,21bを水平方向のみならず、水平方向に対して任意角度に傾斜して支持することができる。したがって、傾斜地に設けられるフェンスや、階段の側壁等にも用いることができる。

0034

また、雄ねじ材24a,24bに対して回転部材32a,32bが螺合されているため、雄ねじ材24a,24bに対して回転部材32a,32bを回転することにより、ベース部材2に対して回転部材32a,32bを昇降し、横架材受け15a,15bの位置を上下方向に調整することができる。これにより、図15の一点鎖線Aで示されるように、各横架材受け15a,15bに支持される横架材21a,21bを横から見て互いに一直線上に配列されるようにして傾けて支持することもできる
また、ベース部材2および回転部材32a,32bはプレス加工により製造することができ、さらにベース部材2に対する雄ねじ材24a,24bの取り付けもプレス加工により行うことができるので、横架材支持具1の製造コストを安価にすることができる。

0035

図16〜18は、本発明の第六実施例を示している。この実施例において、第一および第二の雄ねじ材24a,24bは、前記図9〜15の第二実施例の場合と異なり、つば状部25を六角形状とされるとともに、このつば状部25より下側の部分の外周にも雄ねじ部33を設けられている。そして、各雄ねじ材24a,24bはベース部材2にかしめにより固定されるのではなく、雄ねじ部33をベース部材2の屋根部5に螺合されることによりベース部材2に立設されている(ベース部材2には結合穴7の代わりに、雄ねじ部33を螺合するためのバーリング加工を施されたねじ穴42が設けられている)。また、各雄ねじ材24a,24bの下端面には、ドライバを嵌合するためのドライバ嵌合溝34が設けられている。他の構成は前記第二実施例と同様である。

0036

本実施例においては、雄ねじ材24a,24bに対して回転部材32a,32bを回転するのみならず、雄ねじ材24a,24bをベース部材2に対して回転することによっても、ベース部材2に対して回転部材32a,32bを昇降し、横架材受け15a,15bの高さを調整することができる。なお、つば状部25は六角形状となっているので、雄ねじ材24a,24bをベース部材2に対して回転する場合、スパナレンチ等の工具をこのつば状部25に嵌合して雄ねじ材24a,24bを回転することができる。また、ドライバ嵌合溝34にドライバを嵌合して雄ねじ材24a,24bを回転することもできる。

0037

図19〜23は、本発明の第四実施例を示している。この実施例において、横架材支持具1は、前記図1〜8の第一実施例と同様に、ベース部材2と、第一および第二の筒状部材3a,3bと、第一および第二の回転部材4a,4bとを有してなり、前記ベース部材2および第一および第二の筒状部材3a,3bは前記第一実施例のそれらと同様のものである。

0038

前記第一および第二の回転部材4a,4bは、それぞれ大略丸棒状をなしているが、その上端部付近に該回転部材4a,4bの軸線と垂直方向に広がる円形のつば状部35を一体的に設けられている。前記回転部材32a,32bのうちの、つば状部35より下端側の部分の外周に設けられた雄ねじ部12は筒状部材3a,3bの雌ねじ部11に螺合されている。前記回転部材4a,4bのうちの、つば状部35より上端側の部分の外周には雄ねじ部36が設けられている。また、前記回転部材4a,4bの上端面には、ドライバを嵌合するためのドライバ嵌合溝37(図20参照)が設けられている。

0039

38は中間部材であり、鋼板等の金属板を横断面コの字状をなすようにプレス加工してなる。この中間部材38の中央の面(コの字の開口と反対側の面)には、バーリング加工を施されたねじ穴39(図21参照)、一端部付近には上下方向軸穴40(図20参照)がそれぞれ設けられている。前記中間部材38の両側の面の一端部付近には、それぞれ横方向軸穴41(図19参照)が設けられている。前記中間部材38は、ねじ穴39を設けられている面を上に向けて、ねじ穴39を回転部材4a,4bの雄ねじ部36に螺合されるとともにつば状部35上に載置されている。

0040

図22において、第一および第二の横架材受け15a,15bは前記第一実施例の第一および第二の横架材受け15a,15bと同様のものであり、突出片17間に中間部材38が挿入された状態で、横方向軸穴41および突出片17のねじ挿通穴に雄ねじ19が挿通されることにより、図22の一点鎖線で示されるように、各横架材受け15a,15bは一定範囲内において雄ねじ19を中心として回動可能な状態で中間部材38に支持される。前記雄ねじ19にはナット(図示せず)が螺合されており、雄ねじ19に対しこのナットを締め付けることにより中間部材38に対し横架材受け15a,15bを任意角度に固定可能となっている。

0041

前記各横架材受け15a,15bには、フェンス、階段の側柵等を構成する第一および第二の横架材21a,21bの端部が、各横架材受け15a,15bの本体部16の内周に沿わされた状態で取付ねじ22およびナット23等により取り付けられる。

0042

本実施例においても、ベース部材2に対して各回転部材4a,4bを回転することにより、ベース部材2に対して各横架材受け15a,15bを上下方向に延びる軸回りに回転し、各横架材21a,21b間の角度を調整できる。

0043

また、雄ねじ19に対しナットを緩めた状態とすることにより、水平方向に延びる雄ねじ19を中心として横架材受け15a,15bを回動でき、かつ雄ねじ19に対しナット20を締め付けることにより、任意の角度において横架材支持具1に対し横架材受け15a,15bを固定することができる。

0044

また、各筒状部材3a,3bと各回転部材4a,4bとが互いに螺合されているので、各筒状部材3a,3bに対して各回転部材4a,4bを回転することにより、各横架材受け15a,15bの上下方向に関する位置をそれぞれ調整できる。

0045

また、中間部材38はつば状部35上に載置されているので、十分な強度をもって横架材受け15a,15bを介して横架材21a,21bを支持することができる。

0046

また、ベース部材2および回転部材4a,4bはプレス加工により製造することができ、さらに両部材2,7の結合もプレス加工により行うことができ、中間部材38もプレス加工により製造することができるので、横架材支持具1の製造コストを安価にすることができる。

0047

図23は、本実施例おける中間部材38の別の使用方法を示している。この場合、横架材受け15a,15bは、上下方向に貫通されたねじ挿通穴(図示せず)を備えている。そして、このねじ挿通穴および中間部材38の上下方向軸穴40に雄ねじ43が挿通されることにより、各横架材受け15a,15bは一定範囲内において雄ねじ43を中心として回動可能な状態で中間部材38を介して回転部材4a,4bに支持される。前記雄ねじ43にはナット(図示せず)が螺合されており、雄ねじ43に対しこのナットを締め付けることにより中間部材38に対し横架材受け15a,15bを任意角度に固定可能となっている。

0048

この場合は、上下方向に延びる雄ねじ43を中心としても各横架材受け15a,15bをそれぞれ回動できる。

0049

なお、本実施例では、中間部材38を回転部材4a,4bの雄ねじ部36に螺合して回転部材4a,4bに取り付けているが、中間部材38を回転部材4a,4bにかしめ等の他の手段で取り付けてもよい。

0050

図24〜26は、本発明の第五実施例を示している。本実施例は前記図1〜8の第一実施例に類似した構造を有しているが、以下に詳しく説明するように、筒状部材3a,3bによりベース部材2と一緒内側部材45がかしめられている。

0051

前記内側部材45は、鋼板等の1枚の金属板をプレス加工することにより、円板状の天井部46と、この天井部46の周縁から下方に折り曲げられた1対の側面片47とを一体的に形成してなり、1対の側面片47は両者でほぼ1つの円筒状をなしているが、互いの間に間隙48を設けられている。各側面片47には、該側面片47の円周方向に延びる凸部49が設けられており、この凸部49の横断面は外側に凸の円弧状をなしている。前記天井部46には2つの円形の結合穴50が開けられている。そして、これらの結合穴50およびベース部材2の屋根部3の結合穴7に筒状部材3a,3bを挿通した状態で、該筒状部材3a,3bを軸方向に圧縮し、該筒状部材3a,3bのうちの屋根部3および天井部46の両側の部分を外側につば状に膨出して第一および第二の膨出部9,10を形成し、かつこれらの膨出部9,10により屋根部3および天井部46を挾持することにより、筒状部材3a,3bにより屋根部3および天井部46を互いに重なった状態でかしめている。横架材支持具1の他の構成は、前記第一実施例と同様である。

0052

本実施例においては、図26に示されるように、内側部材45の側面片47を、パイプ材からなる支柱8の上端部の開口部に押し込み、支柱8の上端部の周壁がベース部材2の側壁部6と側面片47との間に嵌合されるようにするのみで、ベース部材2を支柱8に取り付けることができる。そして、このように嵌合されたとき、側面片47は支柱8の周壁に押されて内方弾性変形する一方、凸部55は側面片47の弾性により強く支柱8の内周に押圧されるので、ベース部材2および内側部材45ひいては横架材支持具1は支柱8に極めて強固に取り付けられる。しかも、嵌合時、側面片47は支柱8の上端部の周壁を側壁部6の内周側と側面片47との間に導く案内としての機能を果たすので、支柱8に対するベース部材2の取付作業は極めて容易に行うことができる。このように本実施例では、ベース部材2を支柱8に溶接したり、ねじ止めしたりする必要がなく、横架材支持具1を支柱8に簡単かつ迅速に取り付けることができ、横架材支持具1の取り付け作業コストを低減できる。

0053

なお、前記各実施例においては、ベース部材2の側壁部6を円筒状としているが、本発明においては、必要に応じて、これらの側壁部6を角筒状等の横断面非円形状としてもよい。

0054

また、本発明においては、横架材21a,21bおよび横架材受け15a,15bの形状は、前記各実施例のような形状に限定されるものではなく、これら横架材21a,21bおよび横架材受け15a,15bの形状は必要に応じて適宜変更することができる。

0055

また、前記各実施例においては、横架材21a,21bは棒状ないしは管状のものとされているが、本発明が対象とする横架材は、このような棒状のものに限らず、パネル状のもの(これにはネットフェンスネット状パネル等も含まれる)をはじめ、上下方向に延びる支柱間に架け渡されるあらゆる材料を含む。

発明の効果

0056

以上のように本発明は、(イ)各筒状部材または雄ねじ材に対し各回転部材を回転することによって、各横架材受け間の角度、ひいては各横架材間の角度を調整できる、(ロ)各筒状部材または雄ねじ材に対し各回転部材を回転することによって各回転部材を昇降することができ、ひいては横架材支持具に対する各横架材受けの位置を上下方向に関し調整できる、(ハ)横架材受けが回転部材に、横方向に延びる軸回りに回動可能に支持されるようにすれば、横架材を水平方向のみならず、水平方向に対して任意角度に傾斜させて支持することができ、したがって、傾斜地に設けられるフェンスや、階段の側壁等にも用いることができる、(ニ)横架材支持具の製造コストを低減できる、等の優れた効果を得られるものである。

図面の簡単な説明

0057

図1本発明の第一実施例における横架材支持具を示す正面図である。
図2前記第一実施例における横架材支持具を示す側面図である。
図3前記第一実施例における横架材支持具を示す平面図である。
図4前記第一実施例における横架材支持具を示す底面図である。
図5図3のV−V線における断面図である。
図6前記第一実施例における横架材支持構造を示す正面図である。
図7前記第一実施例における横架材支持構造の一部を示す側面図である(第二の横架材受けを水平な状態として示している)。
図8前記第一実施例における横架材支持構造を示す平面図である。
図9本発明の第二実施例における横架材支持具を示す正面図である。
図10前記第二実施例における横架材支持具を示す平面図である。
図11前記第二実施例における横架材支持具を示す側面図である。
図12前記第二実施例における横架材支持具を示す底面図である。
図13図10のXIII−XIII線における断面図である。
図14図10のXIV−XIV線における断面図である。
図15前記第二実施例における横架材支持構造を示す正面図である。
図16本発明の第三実施例における横架材支持具を示す縦断面図である。
図17前記第三実施例における横架材支持具を示す平面図である。
図18前記第三実施例における横架材支持具を示す底面図である。
図19本発明の第四実施例における横架材支持具を示す正面図である。
図20前記第四実施例における横架材支持具を示す平面図である。
図21図19のXXI−XXI線における断面図である。
図22前記第四実施例における横架材支持構造を示す正面図である。
図23前記第四実施例における別の横架材支持構造を示す平面図である。
図24本発明の第五実施例における横架材支持具を示す縦断面図である。
図25前記第五実施例における横架材支持具を示す底面図である。
図26前記第五実施例における横架材支持具を支柱に取り付けた状態を示す縦断面図である。

--

0058

1横架材支持具
2ベース部材
3a 第一の筒状部材
3b 第二の筒状部材
4a 第一の回転部材
4b 第二の回転部材
5屋根部
6側壁部
8支柱
9 第一の膨出部
10 第二の膨出部
11雌ねじ部
12雄ねじ部
15a 第一の横架材受け
15b 第二の横架材受け
19 雄ねじ
21a 第一の横架材
21b 第二の横架材
24a 第一の雄ねじ材
24a 第二の雄ねじ材
27 雄ねじ部
28 筒状部分
29 雌ねじ部
32a 第一の回転部材
32b 第二の回転部材
40 雄ねじ

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