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技術 受信周波数選択装置

出願人 株式会社東芝
発明者 大神和正
出願日 1997年12月25日 (23年0ヶ月経過) 出願番号 1997-358012
公開日 1999年7月13日 (21年5ヶ月経過) 公開番号 1999-191743
状態 未査定
技術分野 受信機の回路一般
主要キーワード 周波数選択装置 受信周波数選択 チューニング操作 送信感度 電波送信所 各送信所 チャンネル選択ボタン 同一放送局
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (9)

課題

受信装置が受信する電波感度を低下させない。

解決手段

放送局A〜Cが有する複数の送信所から、それぞれ異なる周波数で送信される電波のいずれか一つを受信する移動体の受信装置6における受信する電波の周波数を選択する受信周波数選択装置であって、放送局A〜Cの複数の送信所A1〜A3、B1〜B3、C1〜C2毎の位置情報周波数情報とを含む放送局情報1aを記憶する記憶手段1と、移動体の位置情報を測定する位置測定手段2と、放送局情報1aに含まれている複数の送信所A1〜A3、B1〜B3、C1〜C2毎の位置情報と、位置測定手段2によって測定された移動体の位置情報との関係から、最も電波を感度良く受信できる送信所A1〜A3、B1〜B3、C1〜C2の周波数を求め、当該求めた周波数を選択する選択手段3とを具備する。

概要

背景

通常、放送局は複数の電波送信所を有しており、かつ各電波送信所は異なる周波数同一番組を提供している。図8には、放送局Aの放送を送信する電波送信所A1〜A3が示されており、各電波送信所A1〜A3はそれぞれ異なる周波数a1〜a3で同一番組を放送している。

このため、例えばある地点P1にいる受信者が地点P2に移動すると、当初、つまり地点P1にいるときは電波送信所A1からの周波数a1の電波で受信していたが、地点P2に移動した場合には、電波送信所A1からの電波が弱くなり受信感度がおちるため、同一番組を受信するには電波送信所A2からの周波数a2の電波で受信するよう調整する必要がある。そしてこの調整は、ダイヤルによるチューニング等のような手動により実現されている。

また、受信装置によっては複数のボタンが備えられており、ボタン毎にそれぞれ異なる周波数を設定可能なものもあるが、ボタン数には限りがあり、同一放送局が有する複数の電波送信所それぞれの周波数毎にボタンを割り当てることは現実的な解決方法ではない。

概要

受信装置が受信する電波の感度を低下させない。

放送局A〜Cが有する複数の送信所から、それぞれ異なる周波数で送信される電波のいずれか一つを受信する移動体の受信装置6における受信する電波の周波数を選択する受信周波数選択装置であって、放送局A〜Cの複数の送信所A1〜A3、B1〜B3、C1〜C2毎の位置情報周波数情報とを含む放送局情報1aを記憶する記憶手段1と、移動体の位置情報を測定する位置測定手段2と、放送局情報1aに含まれている複数の送信所A1〜A3、B1〜B3、C1〜C2毎の位置情報と、位置測定手段2によって測定された移動体の位置情報との関係から、最も電波を感度良く受信できる送信所A1〜A3、B1〜B3、C1〜C2の周波数を求め、当該求めた周波数を選択する選択手段3とを具備する。

目的

本発明は上記実状を考慮してなされたもので、移動体の受信装置において最適な感度で放送を受信するための周波数の選択を自動的に行う受信周波数選択装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

放送局が有する複数の送信所から、それぞれ異なる周波数により送信される電波のいずれか一つを受信する移動体受信装置における前記受信する電波の周波数を選択する受信周波数選択装置であって、前記放送局の複数の送信所毎の位置情報周波数情報とを含む放送局情報を記憶する記憶手段と、前記移動体の位置情報を測定する位置測定手段と、前記放送局情報に含まれている複数の送信所毎の位置情報と、前記位置測定手段によって測定された移動体の位置情報との関係から、最も電波を感度良く受信できる送信所の周波数を求め、当該求めた周波数を選択する選択手段とを具備したことを特徴とする受信周波数選択装置。

請求項2

複数の放送局のそれぞれが有する少なくとも一つの送信所から、それぞれ異なる周波数により送信される電波のいずれか一つを受信する移動体の受信装置における前記受信する電波の周波数を選択する受信周波数選択装置であって、受信者が前記複数の放送局のいずれか一つを指定するための放送局指定手段と、前記複数の放送局毎の少なくとも一つの送信所の位置情報と周波数情報とを含む放送局情報を記憶する記憶手段と、前記移動体の位置情報を測定する位置測定手段と、前記記憶手段に記憶された放送局のうち前記放送局指定手段によって指定された放送局の各送信所の位置情報と、前記位置測定手段によって測定された移動体の位置情報との関係から、前記指定された放送局の各送信所の周波数のうち最も感度良く電波を受信できる周波数を求め、当該求めた周波数を選択する選択手段とを具備したことを特徴とする受信周波数選択装置。

請求項3

複数の放送局のそれぞれが有する少なくとも一つの送信所から、それぞれ異なる周波数により送信される電波のいずれか一つを受信する移動体の受信装置における前記受信する電波の周波数を選択する受信周波数選択装置であって、受信者が前記複数の放送局のいずれか一つを指定するための放送局指定手段と、前記複数の放送局を複数の地域に区分けした場合における各地域に所属する放送局毎の少なくとも一つの送信所の位置情報と周波数情報とを含む放送局情報を記憶する複数の記憶手段と、移動体の位置情報を測定する位置測定手段と、当該位置測定手段が測定した位置情報に対応する記憶手段を選択する記憶手段選択手段と、当該記憶手段選択手段によって選択された記憶手段に記憶された放送局のうち前記放送局指定手段によって指定された放送局の各送信所の位置情報と、前記位置測定手段によって測定された移動体の位置情報との関係から、前記指定された放送局の各送信所の周波数のうち最も感度良く電波を受信できる周波数を求め、当該求めた周波数を選択する選択手段とを具備したことを特徴とする受信周波数選択装置。

技術分野

0001

本発明は、移動体受信装置に備えられ、当該受信装置によって受信される電波周波数を自動的に選択する受信周波数選択装置に関する。

背景技術

0002

通常、放送局は複数の電波送信所を有しており、かつ各電波送信所は異なる周波数で同一番組を提供している。図8には、放送局Aの放送を送信する電波送信所A1〜A3が示されており、各電波送信所A1〜A3はそれぞれ異なる周波数a1〜a3で同一番組を放送している。

0003

このため、例えばある地点P1にいる受信者が地点P2に移動すると、当初、つまり地点P1にいるときは電波送信所A1からの周波数a1の電波で受信していたが、地点P2に移動した場合には、電波送信所A1からの電波が弱くなり受信感度がおちるため、同一番組を受信するには電波送信所A2からの周波数a2の電波で受信するよう調整する必要がある。そしてこの調整は、ダイヤルによるチューニング等のような手動により実現されている。

0004

また、受信装置によっては複数のボタンが備えられており、ボタン毎にそれぞれ異なる周波数を設定可能なものもあるが、ボタン数には限りがあり、同一放送局が有する複数の電波送信所それぞれの周波数毎にボタンを割り当てることは現実的な解決方法ではない。

発明が解決しようとする課題

0005

上述のように、同一放送局からの番組であっても、電波送信所それぞれが異なる周波数で送信しているため、従来の移動体の受信装置では、送信感度が低下する度に受信感度の良い周波数に調整しなければならなかった。

0006

また、例えば移動体が自動車等であり、この運転者運転中に周波数をチューニング操作により調整するのは好ましくない。さらに、受信装置に複数のボタンを備えるものであっても、上述のような問題点を含んでいる。

0007

本発明は上記実状を考慮してなされたもので、移動体の受信装置において最適な感度で放送を受信するための周波数の選択を自動的に行う受信周波数選択装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

上記目的を達成するために、請求項1に対応する発明は、放送局が有する複数の送信所から、それぞれ異なる周波数により送信される電波のいずれか一つを受信する移動体の受信装置における受信する電波の周波数を選択する受信周波数選択装置であって、放送局の複数の送信所毎の位置情報周波数情報とを含む放送局情報を記憶する記憶手段と、移動体の位置情報を測定する位置測定手段と、放送局情報に含まれている複数の送信所毎の位置情報と、位置測定手段によって測定された移動体の位置情報との関係から、最も電波を感度良く受信できる送信所の周波数を求め、当該求めた周波数を選択する選択手段とを具備した受信周波数選択装置である。

0009

従って、請求項1に対応する発明の受信周波数選択装置においては、移動体の位置情報と、送信所の位置情報とから、最も電波を感度良く受信できる送信所の周波数を求め、この周波数を選択するため、移動による受信感度の低下を防止することができる。

0010

また、自動的に周波数を選択するため、手動等による再調整が必要ない。次に、請求項2に対応する発明は、複数の放送局のそれぞれが有する少なくとも一つの送信所から、それぞれ異なる周波数により送信される電波のいずれか一つを受信する移動体の受信装置における受信する電波の周波数を選択する受信周波数選択装置であって、受信者が複数の放送局のいずれか一つを指定するための放送局指定手段と、複数の放送局毎の少なくとも一つの送信所の位置情報と周波数情報とを含む放送局情報を記憶する記憶手段と、移動体の位置情報を測定する位置測定手段と、記憶手段に記憶された放送局のうち放送局指定手段によって指定された放送局の各送信所の位置情報と、位置測定手段によって測定された移動体の位置情報との関係から、指定された放送局の各送信所の周波数のうち最も感度良く電波を受信できる周波数を求め、当該求めた周波数を選択する選択手段とを具備した受信周波数選択装置である。

0011

従って、請求項2に対応する発明の受信周波数選択装置においては、受信者が受信する電波の周波数を指定するのではなく、受信する放送局を放送局指定手段によって指定し、この指定された放送局の各送信所の周波数のうち最も感度良く電波を受信できる周波数を求め、この周波数を選択するため、移動による受信感度の低下を防止することができる。

0012

また、受信者は放送局の指定のみを行えばよく、放送局の電波送信所とその周波数の選択や変更を意識する必要がないため、簡単な操作により良好な感度で電波を受信することができる。

0013

さらに、自動的に周波数を選択するため、手動等による再調整が必要ない。最後に、請求項3に対応する発明は、複数の放送局のそれぞれが有する少なくとも一つの送信所から、それぞれ異なる周波数により送信される電波のいずれか一つを受信する移動体の受信装置における受信する電波の周波数を選択する受信周波数選択装置であって、受信者が複数の放送局のいずれか一つを指定するための放送局指定手段と、複数の放送局を複数の地域に区分けした場合における各地域に所属する放送局毎の少なくとも一つの送信所の位置情報と周波数情報とを含む放送局情報を記憶する複数の記憶手段と、移動体の位置情報を測定する位置測定手段と、当該位置測定手段が測定した位置情報に対応する記憶手段を選択する記憶手段選択手段と、当該記憶手段選択手段によって選択された記憶手段に記憶された放送局のうち放送局指定手段によって指定された放送局の各送信所の位置情報と、位置測定手段によって測定された移動体の位置情報との関係から、指定された放送局の各送信所の周波数のうち最も感度良く電波を受信できる周波数を求め、当該求めた周波数を選択する選択手段とを具備した受信周波数選択装置である。

0014

従って、請求項3に対応する発明の受信周波数選択装置においては、複数の放送局を複数の地域に区分けし、移動体の位置情報に基づいて各地域に所属する放送局を選択するため、地域に合った放送局の電波を受信することができる。

0015

また、地域の変更によって放送局が変更しても、放送局指定手段によって指定された放送局の各送信所の周波数のうち最も感度良く電波を受信できる周波数を求め、この周波数を選択するため、移動による受信感度の低下を防止することができる。さらに、自動的に周波数を選択するため、手動等による再調整が必要ない。

発明を実施するための最良の形態

0016

以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)図1は、本実施形態による受信周波数選択装置を備えた受信装置の一例を示すブロック図である。

0017

記憶装置1には、複数の放送局A〜Cが持つ電波送信所A1〜A3、B1〜B3、C1〜C2の位置情報と周波数等からなる放送局情報テーブル1aが記憶されている。

0018

位置測定装置2は、例えばGPS(global positioning system) 等のような装置であり、移動体の例えば緯度経度等のような位置情報を測定して結果を選択部3に出力する。

0019

選択部3は、位置測定装置2によって測定された移動体の位置情報と、記憶装置1の放送局情報テーブル1a中の電波送信所A1〜A3、B1〜B3、C1〜C2の位置情報との関係を比較して評価し、例えば同一放送局においては移動体との距離が最も短い電波送信所を選択する等により自動的、かつ動的に受信周波数を変更する旨の指示を受信器4に出力する。

0020

すなわち、この選択部3は、例えば、同一放送局において移動体から最も近い電波送信所の周波数によって電波を受信すれば、最も良好な感度で電波を受信できるとみなしている。

0021

この場合において、同一放送局の2つの電波送信所の評価の値が近接している場合には、実際にこの評価値の近接している2つの電波送信所の周波数によって電波を受信し、受信感度を比較して結果の良い方を選択する旨の指示を受信器4に出力する。

0022

操作パネル5は、この受信装置6の操作を行うための装置であり、各放送局A〜Cの選択用チャンネル選択ボタン5a〜5c、図示しない受信装置6の電源のON/OFFスイッチ等が設けられている。さらに、この操作パネル5は、手動等による受信装置6の操作のための表示や受信装置6の状態の表示等を行う。

0023

受信器4は、例えばテレビラジオ等の装置であり、選択部3から入力した指示にしたがって電波を受信する。図2は、本実施の形態による受信周波数選択装置を備えた移動体の受信装置6における電波受信の一例を示す概念図であり、放送局Aの場合を例として挙げている。

0024

放送局Aは、3つの電波送信所A1〜A3を持っており、このそれぞれの電波送信所A1、A2、A3は位置(A1x ,A1y )、(A2x,A2y )、(A3x ,A3y )に設置されている。

0025

また、この3つの電波送信所A1、A2、A3は、それぞれ周波数a1、a2、a3の電波を送信している。まず、移動体7は、位置P1に存在するとする。この場合において、受信周波数選択装置を備えた移動体7の受信装置6は最も距離の近い電波送信所A1から送信される周波数a1の電波を受信する。

0026

ここで、移動体7が位置P2に移動したとすると、受信周波数選択装置を備えた移動体7の受信装置6は、放送局Aに関しては、最も近い電波送信所A2から送信される周波数a2の電波を受信するように自動的に変更を行う。

0027

本実施の形態による受信周波数選択装置の動作は、図3フロー図に示すようなものであり、例として操作パネル5において、放送局Aが指定されている場合について説明する。

0028

まず、位置測定装置2によって移動体7の位置情報が測定される(s11)。次に、選択部3によって、移動体7の位置情報と、放送局情報テーブル1a中の放送局Aの複数の電波送信所A1〜A3の位置情報とから、現在選択している電波送信所が最も移動体7から近いか否かが判定される(s12)。

0029

最も近い場合には、位置測定手段2によって再び移動体7の位置が測定され(s11)、最も近くない場合には、最も移動体7に近い電波送信所の周波数を新しく選択する旨の指示が、選択部3から受信器4に出力される(s13)。

0030

以上のように、本実施の形態による受信周波数選択装置においては、所定の放送局Aの電波送信所A1〜A3の位置情報に基づいて、最も移動体7に近い電波送信所の周波数を選択する旨の指示を出力する。

0031

ゆえに、本実施の形態による受信周波数選択装置を移動体7の受信装置6に備えた場合には、移動体7の移動によって感度が低下しても、最も感度良く受信できる周波数を自動的に選択できるため、感度の低下を防止することができる。

0032

また、自動的に周波数a1〜a3のいずれかを選択するため、手動等による再調整を行う必要がない。なお、本実施の形態による受信周波数選択装置においては、放送局Aの場合を例に挙げて説明したが、この場合にのみ限定されるものではなく、例えば複数の放送局A〜Cに対して適用する等のように、様々な場合に対しても同様に適用することができ、同様の作用により同様の効果を得ることができる。

0033

(第2の実施の形態)本実施の形態による受信周波数選択装置は、先に述べた第1の実施の形態による受信周波数選択装置を更に改良したものであり、この本実施の形態による受信周波数選択装置を備えた受信装置は図1と同様の構成を持つため、同様な説明は省略する。

0034

本実施の形態による受信周波数選択装置を備えた受信装置6おいて、操作パネル5のチャンネル操作ボタン5a〜5cは、各放送局A〜Cを指定するように設定されている。

0035

選択部3においては、チャンネル操作ボタンで指定されている放送局の電波送信所だけではなく、指定されていない他の放送局の電波送信所も常に最も良好な感度で電波を受信できるように選択されている。

0036

すなわち、本実施の形態による受信周波数選択装置を備えた受信装置6においては、受信者は、放送局A〜Cの指定を行うのみであり、それぞれの放送局A〜Cに対する最適な電波送信所とその周波数は、選択部3によって自動的に、かつ動的に求められる。

0037

図4は、本実施の形態による受信周波数選択装置を備えた移動体の受信装置6における電波受信の一例を示す概念図であり、例として、放送局Aのみを示し、他の放送局B、Cを図示するのは省略している。

0038

複数の放送局A〜Cは、それぞれ異なる周波数a1〜a3、b1〜b3、c1〜c2で電波を送信する複数の電波送信所A1〜A3、B1〜B3、C1〜C2を持っている。

0039

今、移動体7は、位置P1に存在しており、操作パネル5のチャンネル操作ボタン5a〜5cには、それぞれ放送局A〜Cが設定されている。本実施の形態による受信周波数選択装置においては、チャンネル操作ボタン5a〜5cに設定された全ての放送局A〜Cにおいて、位置P1から最も近い電波送信所A1、B2、C1とその周波数a1、b2、c1が選択されている。

0040

ゆえに、受信者がチャンネル操作ボタン5a〜5cによって放送局A〜Cのいずれか1つを指定すると、受信装置6は指定された放送局の位置P1から最も近い電波送信所の周波数によって電波を受信する。

0041

ここで、移動体7が位置P2に移動すると、受信周波数選択装置を備えた受信装置6は、全ての放送局A〜Cに対して最も近い電波送信所A2、B3、C2とその周波数a2、b3、c2を動的に求める。

0042

ゆえに、受信者がチャンネル操作ボタン5a〜5cによって放送局A〜Cのいずれか1つを指定すると、受信装置6は、指定された放送局の位置P2から最も近い電波送信所の周波数によって電波を受信する。

0043

本実施の形態による受信周波数選択装置の動作を、図5のフロー図に示す。まず、位置測定装置2によって移動体7の位置が測定される(s21)。次に、選択部3によって、全ての放送局A〜Cに対して、移動体7の位置から最も近い電波送信所が選択されているか否かが判定される(s22)。

0044

全ての放送局A〜Cの選択されている電波送信所が移動体7の位置から最も近い場合には、位置測定手段2によって再び移動体7の位置が測定され(s21)、最も近くないものがある場合には、最も移動体7に近い電波送信所とその周波数を新しく選択する旨の指示が選択部3から受信器4に出力される(s23)。

0045

以上のように、本実施の形態による受信周波数選択装置においては、全ての放送局A〜Cに対して、最も近い電波送信所を求めて、この求めた電波送信所の周波数を選択する旨の指示を出力する。

0046

ゆえに、本実施の形態による受信周波数選択装置を移動体7の受信装置に備えた場合には、先に示した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、受信者は、受信する電波の周波数a1〜a3、b1〜b3、c1〜c2を指定するのではなく、受信する放送局A〜Cを指定し、この放送局A〜Cの電波送信所A1〜A3、B1〜B3、C1〜C2とその周波数a1〜a3、b1〜b3、c1〜c2の選択や変更を意識する必要がないため、簡単な操作により良好な感度で電波を受信することができる。

0047

なお、本実施の形態においては、チャンネル操作ボタン5a〜5cで指定されている放送局の電波送信所のみでなく、チャンネル操作ボタン5a〜5cで指定されていない放送局の電波送信所も常に最も良好な感度で電波を受信できるように選択されるとしたが、必ずしもチャンネル操作ボタン5a〜5cで指定されていない放送局の電波送信所までも選択する必要はなく、チャンネル操作ボタン5a〜5cで指定されている放送局の電波送信所のみが最も良好な感度で電波を受信できるように選択されるとしていもよい。

0048

また、本実施の形態においては、放送局A〜Cからなる場合を例に挙げて説明したが、この場合にのみ限定されるものではなく、例えば放送局の数は2つ又は4つ以上とすることもでき、各放送局の持つ電波送信所の数も自由に変更できる。

0049

(第3の実施の形態)本実施の形態による受信周波数選択装置は、先に述べた第2の実施の形態による受信周波数選択装置の機能に別の機能を付加して改良したものであり、この本実施の形態による受信周波数選択装置を備えた受信装置は図1と同様の構成を持つため、同様な説明は省略する。

0050

図6は、本実施の形態による受信周波数選択装置を備えた移動体の受信装置6における電波受信の一例を示す概念図であり、ここでは放送局A及び放送局Dを例として示しており、他の放送局B、C、E、Fに関しては図示するのを省略している。

0051

放送局情報テーブル1bには、各地域X、Y(例えば、X県、Y県)毎に、その地域X、Yにおいて電波を送信する放送局A〜C,D〜Fを持っており、これらの各放送局A〜Fは、少なくとも一つの電波送信所A1〜F1を持っている。

0052

移動体7が地域Xに存在する場合には、チャンネル選択ボタン5a〜5cに、それぞれ放送局A〜Cが放送局情報テーブル1bの情報に従って、設定される。なお、放送局A〜C毎の電波送信所とその周波数には、移動体7の位置P1から最も近いものが選択される。

0053

ここで、移動体7が地域Xから地域Yに移動すると、移動体7の現在の位置情報と、放送局情報テーブル1bを用いて、チャンネル選択ボタン5a〜5cの設定が、地域Xのものから地域Yのものへ自動的に変更される。

0054

これにより、チャンネル選択ボタン5a〜5cには、それぞれ放送局D〜Fが放送局情報テーブル1bの情報にしたがって設定される。なお、放送局D〜F毎の電波送信所とその周波数には、移動体7の位置P2から最も近いものが選択される。

0055

本実施の形態による受信周波数選択装置の動作を、図7のフロー図に示す。まず、位置測定装置2によって移動体7の位置が測定される(s31)。次に、選択部3によって、移動で移動体7の地域Xが変更したか否かが判定される(s32)。

0056

移動して地域Xが変更した場合には、チャンネル選択ボタン5a〜5cに新しい地域Yの放送局D〜Fが設定され(s33)、変更していない場合には、位置測定装置2によって再び移動体7の位置が測定される(s31)。

0057

以上のように、本実施の形態による受信周波数選択装置においては、先に述べた第2の実施の形態による受信周波数選択装置と同様の作用により、同様の効果を得ることができ、加えて地域X、Yの変更によって発生する放送局A〜Fの変更も自動的に設定する旨の指示を出力することができる。

0058

ゆえに、本実施の形態による受信周波数選択装置を移動体7の受信装置に備えた場合には、先に述べた第2の実施の形態による受信周波数選択装置を移動体7の受信装置に備えた場合と同様の効果に加え、地域X、Yの変更によって、自動的に放送局A〜Fの設定を変更するため、地域に合った放送局の電波を受信することができ、受信者の設定操作を簡単にすることができる。

0059

なお、本実施の形態においては、放送局A〜C及び地域X、Yからなる場合を例に挙げて説明したが、この場合にのみ限定されるものではなく、様々な場合においても同様に適用することができ、同様の作用により同様の効果を得ることができる。

0060

また、本実施の形態による受信周波数選択装置を備えた周波数選択装置は、地域X、Yが変更すると、チャンネル選択ボタン5a〜5cの設定を自動的に変更するとしたが、場合によっては、地域X、Yが変更しても受信者が変更を望まないこともあるため、手動等の操作によっても切り換えることができるようにしてもよい。

発明の効果

0061

以上説明したように、本発明の受信周波数選択装置によれば、放送局が有する複数の送信所の位置情報と、移動体の位置情報との関係から、最も電波を感度良く受信できる送信所の周波数を求め、当該求めた送信所の周波数を選択するので、本発明の受信周波数選択装置を移動体の受信装置に備えることにより、最も感度良く受信できる周波数を自動的に選択できるため、移動による感度の低下を防止することができる。

0062

また、自動的に周波数を選択するため、手動等による再調整を行う必要がない。さらに、別の発明の受信周波数選択装置によれば、放送局指定手段によって指定されている放送局の各送信所の位置情報と、位置測定手段によって測定された移動体の位置情報との関係から、指定された放送局の各送信所の周波数のうち最も感度良く電波を受信できる送信所の周波数を求め、当該求めた周波数を選択するので、本発明の受信周波数選択装置を移動体の受信装置に備えることにより、上記発明と同様の効果を得ることができる。

0063

また、受信者は、受信する電波の周波数を指定するのではなく、受信する放送局を放送局指定手段によって指定し、この放送局の電波送信所とその周波数の選択や変更を意識する必要がないため、簡単な操作により良好な感度で電波を受信することができる。

0064

さらに別の発明の受信周波数選択装置によれば、複数の地域に区分けされた複数の放送局から、移動体の位置情報に基づいて、地域に所属する放送局を選択し、選択された放送局のいすれか一つが放送局指定手段によって指定され、当該指定された放送局の各送信所の周波数のうち最も感度良く電波を受信できる送信所の周波数を求め、当該求めた周波数を選択するので、本発明の受信周波数選択装置を移動体の受信装置に備えることにより、地域に合った放送局の電波を受信することができる。

0065

また、地域の変更によって放送局が変更しても、放送局指定手段によって指定された放送局の各送信所の周波数のうち最も感度良く電波を受信できる周波数を選択するため、上記各発明と同様の効果を得ることができる。

図面の簡単な説明

0066

図1本発明に係る第1の実施の形態による受信周波数選択装置を備えた受信装置の一例を示すブロック図。
図2同実施の形態による受信周波数選択装置を備えた移動体の受信装置における電波受信の一例を示す概念図。
図3同実施の形態による受信周波数選択装置の動作の一例を示すフロー図。
図4本発明に係る第2の実施の形態による受信周波数選択装置を備えた移動体の受信装置における電波受信の一例を示す概念図。
図5同実施の形態による受信周波数選択装置の動作の一例を示すフロー図。
図6本発明に係る第3の実施の形態による受信周波数選択装置を備えた移動体の受信装置における電波受信の一例を示す概念図。
図7同実施の形態による受信周波数選択装置の動作の一例を示すフロー図。
図8従来の移動体の受信装置における電波受信の一例を示す概念図。

--

0067

1…記憶装置
1a、1b…放送局情報テーブル
2…位置測定装置
3…選択部
4…受信器
5…操作パネル
5a〜5c…チャンネル選択ボタン
6…受信装置
7…移動体
A〜F…放送局
A1〜F1…電波送信所
a1〜f1…周波数
P1〜P2…位置
X、Y…地域

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    【課題】増幅後の信号に歪みが生じることを抑制する。【解決手段】無線信号を受信する受信部1と、受信部1が受信した無線信号の信号レベルの実効値及びピーク値を検出する検出部801と、実効値及びピーク値に基づ... 詳細

  • 旭化成エレクトロニクス株式会社の「 受信機」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】消費電力は大きいがノイズ性能が高い受信機と、ノイズ性能が低いが低消費電力な受信機とを、1つのデバイスで実現する。【解決手段】受信機は、受信信号からI信号を生成するI信号生成部と、I信号が入力さ... 詳細

  • パイオニア株式会社の「 放送受信装置及び放送受信方法」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】 簡易な構成で、UHF帯域及びVHF帯域の放送波を受信し、適切な受信処理を行う。【解決手段】 利用者により「V−LOWデジタルTV放送」が指定されると、制御ユニット190Aが、FMアンテナ... 詳細

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