図面 (/)

技術 データキャリア付食器

出願人 東芝デジタルソリューションズ株式会社後藤尚久
発明者 西山太一高原義男後藤尚久
出願日 1997年12月17日 (19年10ヶ月経過) 出願番号 1997-348039
公開日 1999年7月6日 (18年3ヶ月経過) 公開番号 1999-178695
状態 特許登録済
技術分野 食卓容器 食卓用器具 デジタルマーク記録担体 カ-ドリ-ダライタ及び複合周辺装置 計算機におけるファイル管理
主要キーワード 無線信号形式 計算ミス 自動洗浄機 自動生産 誘導起電圧 無線応答 自動精算システム 座席データ

この技術の活用可能性のある市場・分野

関連する未来課題
重要な関連分野

この技術に関連する成長市場

関連メディア astavision

  • IoT/M2M (InternetOfThings / MachinetoMachine)

    「Software-Defined Car(ソフトウェアで定義されるクルマ)」。そう呼ばれる米国Te…

  • ワクチンと自然免疫制御

    2009年6月、世界保健機関(WHO)は、新型インフルエンザA(N1H1)のパンデミック(pande…

  • 超小型モビリティ・パーソナルモビリティ

    軽自動車よりも更にコンパクトな電気自動車で、1人から2人程度の乗車定員のものを超小型モビリティと呼ば…

後で読みたい技術情報を見つけたら、ブックマークしておきましょう!

ページの右上にあるブックマークボタンからこのページをブックマークできます。
あなたがブックマークした技術情報は、いつでもマイページのリストから閲覧することが出来ます。

この項目の情報は公開日時点(1999年7月6日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

回転寿司店などのように、皿の種類によって飲食代金が異なる多数の寿司皿1を重ね合わせた場合にも、各寿司皿1に取り付けられたデータキャリア4を確実に動作させて、各寿司皿1毎のIDデータを確実に収集する。

解決手段

寿司皿1の真ん中から偏芯した位置にデータキャリア4を配置し、各寿司皿1が重ねられていても、各寿司皿1のデータキャリア4に設けられている各アンテナ6の相互インダクタンスMが小さな値になるようにして、各データキャリア4が相互に影響されないようにする。

背景

無線応答機能を持たせた食器として、従来、特開平8−56799号公報によって開示されている「食器類及びその製造方法」が知られている。

この特開平8−56799号公報によって開示されている「食器類及びその製造方法」では、図7に示すように、外部に設けられた質問器(図示は省略する)から無線信号形式で、信号送信されたとき、この信号を受信して、蓄積しているデータを無線信号形式で送信し、前記質問器に受信させるデータキャリア103を用意し、合成樹脂など、磁力線電波を通す部材を摺状に成形して、食器類本体102を一部を形成した後、食器類本体102の底面内に、データキャリア103を配置した状態で、食器類本体102の残り部分を成形して、食器101を作製する。

そして、社員食堂などによって各食器101を使用した後、自動洗浄機などによって使用済みの食器101を洗い、ベルトコンベアなどによって食器101を搬送している途中で、質問器から無線信号形式で、信号を送信させ、データキャリア103によってこの信号が受信されて、このデータキャリア103からIDデータなどのデータが無線信号形式で送信されたとき、質問器によってデータを受信させ、この受信結果をデコードすることにより、搬送後の分類工程で、各食器101を種類毎に分類する。

概要

回転寿司店などのように、皿の種類によって飲食代金が異なる多数の寿司皿1を重ね合わせた場合にも、各寿司皿1に取り付けられたデータキャリア4を確実に動作させて、各寿司皿1毎のIDデータを確実に収集する。

寿司皿1の真ん中から偏芯した位置にデータキャリア4を配置し、各寿司皿1が重ねられていても、各寿司皿1のデータキャリア4に設けられている各アンテナ6の相互インダクタンスMが小さな値になるようにして、各データキャリア4が相互に影響されないようにする。

目的

本発明は上記の事情に鑑み、複数の食器を重ね合わせた場合にも、各食器に取り付けられたデータキャリアを確実に動作させて、各食器毎のデータを確実に収集することができるデータキャリア付食器を提供することを目的としている。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
4件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

飲食店等で使用され、送信装置から質問信号送信されたとき、記憶しているデータを無線信号形式で送信するデータキャリアを持つ食器であって、各食器毎に、前記データキャリアの取付位置を異ならせたことを特徴とするデータキャリア付食器。

請求項2

請求項1に記載の食器において、前記データキャリアは、前記食器を重ねた状態で食器の中心から偏芯した位置で、食器底面に埋設されていることを特徴とするデータキャリア付食器。

技術分野

0001

本発明は、回転寿司店などの寿司皿として用いて好適データキャリア食器に関する。

背景技術

0002

無線応答機能を持たせた食器として、従来、特開平8−56799号公報によって開示されている「食器類及びその製造方法」が知られている。

0003

この特開平8−56799号公報によって開示されている「食器類及びその製造方法」では、図7に示すように、外部に設けられた質問器(図示は省略する)から無線信号形式で、信号送信されたとき、この信号を受信して、蓄積しているデータを無線信号形式で送信し、前記質問器に受信させるデータキャリア103を用意し、合成樹脂など、磁力線電波を通す部材を摺状に成形して、食器類本体102を一部を形成した後、食器類本体102の底面内に、データキャリア103を配置した状態で、食器類本体102の残り部分を成形して、食器101を作製する。

0004

そして、社員食堂などによって各食器101を使用した後、自動洗浄機などによって使用済みの食器101を洗い、ベルトコンベアなどによって食器101を搬送している途中で、質問器から無線信号形式で、信号を送信させ、データキャリア103によってこの信号が受信されて、このデータキャリア103からIDデータなどのデータが無線信号形式で送信されたとき、質問器によってデータを受信させ、この受信結果をデコードすることにより、搬送後の分類工程で、各食器101を種類毎に分類する。

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、上述した従来の食器101は、1列に並べた状態で、搬送しながら、質問器から質問を送信させ、各食器101の応答を受信し、この受信結果に基づき、各食器101の種類を識別することを目的としていることから、他の使用方法、例えば飲食代金自動精算システムで使用すると、次に述べるような問題があった。

0006

まず、回転寿司店などの飲食店で使用される飲食代金自動精算システムでは、顧客が飲食した代金精算を行なうとき、顧客が使用した食器などに取り付けたデータキャリアからIDデータなどを読み出して、顧客が飲食した代金を自動的に計算し、会計時の待ち時間を短縮したり、会計時の精算ミスなどを無くすようにしているので、一度に、たくさんの食器について、IDデータを収集することが求められる。

0007

このため、顧客が飲食時に使用した食器を重ね合わせた状態で、質問器から低い周波数交番磁界出力させて、各食器に設けられたデータキャリアに電源を供給しながら、各データキャリアから無線信号形式で、IDデータなどを送信させなければならない。

0008

しかしながら、従来の食器101では、食器類本体102の中央部分にデータキャリア103を配置しているので、各食器101を重ね合わせたとき、データキャリア103が1本の線上に並んでしまい、これによって各データキャリア103の相互インダクタンスが大きくなることから、質問器から交番磁界が出力され、各データキャリア103から無線信号形式でデータが送信されたとき、各データが他のデータキャリア103に影響を与えて、各データキャリア103から無線信号形式で送信されるデータが乱れるとともに、各データキャリア103の電源電圧変動して、質問器側で、各データキャリア103から送信されるデータが解読できなくなってしまうことがあった。

0009

このため、このような食器101を重ね合わせるとき、枚数を考慮しないと、質問器によって各食器101のデータが読み出せなくなり、会計時に正確な飲食代金を算出できなくなってしまうという問題が生じてしまう。

0010

本発明は上記の事情に鑑み、複数の食器を重ね合わせた場合にも、各食器に取り付けられたデータキャリアを確実に動作させて、各食器毎のデータを確実に収集することができるデータキャリア付食器を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0011

上記の目的を達成するために本発明は、送信装置から質問信号が送信されたとき、記憶しているデータを無線信号形式で送信するデータキャリアを持つ食器において、各食器毎に、データキャリアの配置位置を異ならせることを特徴としている。

0012

また、前記データキャリアは、前記食器を重ねた状態で食器の中心から偏芯した位置で、食器底面に埋設されていることを特徴としている。

0013

上記の構成によれば、各食器毎に、データキャリアの配置位置を異ならせているので、複数の食器を重ね合わせた場合にも、各食器に取り付けられたデータキャリアを確実に動作させて、各食器毎のデータを確実に収集することができる。このような食器を、飲食店で使用される皿として使用することにより、回転寿司店などのように、皿の種類によって飲食代金が異なる皿を多数、重ね合わせた場合にも、各食器に取り付けられたデータキャリアを確実に動作させて、各食器毎のデータを確実に収集させ、正確な飲食代金を求めることができる。

0014

また、このようなデータキャリア付食器は、次のようなシステムに用いて好適である。すなわち、各席毎に配置された質問装置によって、各席に着席した顧客が飲食した食器のデータキャリアから送信される無線信号を受信して、この無線信号に含まれるIDデータを再生し、各質問装置によって得られた各席毎のIDデータに基づき、飲食代金計算装置によって、各席毎に顧客が飲食した食品の種類を特定して、飲食代金を計算することにより、顧客が飲食したときに使用した食器を各席に置いておくだけで、各顧客が飲食した食品の飲食代金を自動的に計算し、これによって飲食代金を計算する際の計算ミスを無くすとともに、従業員数を少なくして、店の営業コストを低減させる。

0015

さらに、各席の前方に設けられているテーブル下に前記各質問装置を配置し、このテーブルの上に重ね合わされた各食器のIDデータを読み出させることにより、各席の前方や上方などに邪魔な装置を配置することなく、顧客が飲食時に使用した食器を自分が着席したテーブルの前に重ねて置くだけで、各顧客が飲食した食品の飲食代金を自動的に計算し、これによって飲食代金を計算する際の計算ミスを無くすとともに、従業員数を少なくして、店の営業コストを低減させる。

0016

さらに、店内に移動自在に配置されたハンディターミナルから会計指示会計要求を出した席の番号とを示す無線信号が送信されたとき、前記飲食代金計算装置によって前記ハンディターミナルから送信された無線信号を受信して、各質問装置のうち、前記席の番号に対応する質問装置に食器のIDデータを読み取らせ、このIDデータに基づき、会計要求を出した顧客が飲食した食品の種類を特定して、飲食代金を計算することにより、各顧客が店側の従業員などに会計を要求した時点で、各顧客が飲食した食品の飲食代金計算を開始し、これによって常時、各顧客の飲食代金を計算する場合に比べて、システム側の負担を軽くし、システムの構築コストを低く抑える。

発明を実施するための最良の形態

0017

図1は本発明によるデータキャリア付食器の実施の形態である寿司皿の構成を示す平面図である。

0018

この図に示す寿司皿1は、合成樹脂など、磁力線や電波を通す部材を皿状に形成して作製される食器本体2と、食器本体2の底面3内のうち、底面3の中心点3aから偏芯した位置に埋め込まれ、外部に設けられた後述する質問装置から低い周波数の交番磁界が供給されたとき、この交番磁界に応じて、電源電圧となる誘導起電圧生成し、記憶しているIDデータを含む磁気信号を発生するデータキャリア4とを備えており、前記質問装置から低い周波数の交番磁界が供給されたとき、この交番磁界を取り込んで、電源電圧となる誘導起電圧を生成するとともに、記憶しているIDデータを含む磁気信号を発生して、これを前記質問装置に供給する。

0019

データキャリア4は、図2に示すように、板状に形成される基板5と、この基板5上に配置されたコイルなどによって構成され、前記質問装置から出力される交番磁界によって誘導起電圧を生成するとともに、信号電流入力されてきたとき、この信号電流に応じた磁気信号を生成して、前記質問装置に供給するアンテナ6と、基板5の中央部分に配置され、アンテナ6に誘起された誘導起電圧から電源電圧を生成して動作状態になり、記憶しているIDデータ(各食器1毎に固有なデータ)を示す信号電流を生成して、アンテナ6に供給する半導体回路7とを備えており、質問装置11から出力される交番磁界の到達範囲にあり、アンテナ6によって交番磁界に応じた誘導起電圧が生成されているとき、半導体回路7によって誘導起電圧から電源電圧を生成するとともに、記憶しているIDデータを示す信号電流を生成し、アンテナ6から信号電流に応じた磁気信号を出力して、この磁気信号を前記質問装置に向けて送信する。

0020

次に、このようなデータキャリア4が埋設された寿司皿1を使用した飲食代自動生産システムについて図3図4を参照して説明する。

0021

図3に示す飲食代金自動精算システム8は、回転寿司店などの従業員によって携帯されるハンディターミナル9と、このハンディターミナル9と無線信号形式でデータの授受を行なうPOS端末装置10と、回転寿司店などの各席毎に設けられる複数の質問装置11と、各質問装置11とPOS端末装置10とを接続するLAN(ローカルエリアネットワーク)12とを備えており、回転寿司店に入店した顧客が席について、ベルトコンベアによって搬送されている各寿司皿1を取り上げて、この寿司皿1上の寿司を食べた後、自分の座席の前にあるテーブル13の上に重ねておく。そして、顧客が会計を要求して、最寄りの従業員がハンディターミナル9を操作して、座席情報を入力したとき、ハンディターミナル9から座席番号が書き込まれたレシート14を発行して、これを顧客に渡すとともに、POS端末装置10によって各質問装置11のうち、座席情報に対応する質問装置11を動作状態にして、会計を要求した顧客の前に重ね合わされている各寿司皿1のデータを読み出させ、このデータに基づき、飲食代金の計算を行ない、顧客がPOS端末装置10の所に来て、レシート14を提示したとき、飲食代金の金額を表示して、顧客に会計を行なわせる。

0022

ハンディターミナル9は、図4に示すように、従業員によって携帯可能な大きさ、形状に形成されるハンディターミナル筐体15と、このハンディターミナル筐体15の上面に設けられ、座席番号などを入力する際に操作される座席情報入力部16、ビールジュース持ち帰り品などの注文内容などを入力する際に操作される品目情報入力部17を有するキー入力回路18と、ハンディターミナル筐体15内に配置され、キー入力回路18から出力される座席データ注文データなどを処理して送信データを生成する処理、この処理内容に応じた表示データ、印字データを生成する処理などを行なうCPU回路19と、ハンディターミナル筐体15内に配置され、CPU回路19で使用される各種プログラム格納し、これをCPU回路19に供給する処理、CPU回路19で使用されるデータを一時的に格納しておく処理などを行なうデータ記憶回路20と、ハンディターミナル筐体15の上面に配置され、CPU回路19から表示データが出力されているとき、この表示データの内容文字などで表示する表示器21とを備えている。

0023

さらに、ハンディターミナル9は、ハンディターミナル筐体15内に配置され、CPU回路19から印字データが出力されたとき、この印字データを取り込んで、レシート14を発行するプリンタ機構22と、ハンディターミナル筐体15内に配置され、CPU回路19から出力される送信データに基づき、キャリア信号変調して送信信号を生成し、また受信信号が入力されたとき、この受信信号を復調して、受信データを生成し、これをCPU回路19に供給する無線通信回路23と、ハンディターミナル筐体15の内部または外部に配置され、無線通信回路23から出力される送信信号を取り込んで、無線信号を送信し、また無線信号を受信したとき、この無線信号を受信信号に変換して、無線通信回路23に供給するアンテナ24とを備えている。

0024

そして、回転寿司店などの従業員によって携帯されている状態で、座席情報入力部16や品目情報入力部17が操作されて、ビール、ジュース、持ち帰り品などの注文内容などが入力されたとき、CPU回路19によって注文の内容を示す表示データを生成して、表示器21上に注文された品目の種類、個数などを表示させるとともに、注文内容を示す送信データを生成して、アンテナ24から注文内容を含む無線信号を送信させた後、アンテナ24によって、受付完了データが受信されたとき、これを表示器21上に表示させる。また、回転寿司店などの従業員によって座席情報入力部16が操作されて、会計が要求されたことを示す会計指示や座席番号などが入力されたとき、CPU回路19によって座席番号を示す表示データを生成して、表示器21上に座席番号を表示するとともに、印字データを生成して、プリンタ機構22から座席番号を書き込んだレシート14を発行させながら、会計を要求した顧客の座席を示す送信データを生成して、アンテナ24から座席内容を含む無線信号を送信させる。

0025

また、質問装置11は、回転寿司店などの各席毎に設けられる誘導コイル形のアンテナ25と、低い周波数の駆動電流を発生して、アンテナ25に交番磁界を発生させ、各テーブル13上に重ねられた各寿司皿1のデータキャリア4に電源電圧となる誘導起電圧を生成させるとともに、各データキャリア4からIDデータを含む高い周波数の磁気信号が送信され、アンテナ25によって磁気信号が受信されて、受信信号が出力されたとき、この受信信号を取り込んで、各寿司皿1のIDデータを再生する送受信回路26と、POS端末装置10から自質問装置11の番号を示す指示信号が出力され、これがLAN12上を介して供給されたとき、送受信回路26を制御して、各寿司皿1のIDデータを読み取らせるとともに、この読取動作で得られた各寿司皿1のIDデータを含む応答信号を生成し、これをLAN12上に送出し、POS端末装置10に供給する制御/通信回路27とを備えている。

0026

そして、POS端末装置10から自質問装置11の番号を示す指示信号が出力され、これがLAN12上を介して供給されたとき、制御/通信回路27によってこれを受信して、送受信回路26から低い周波数の駆動電流を出力させ、アンテナ25から低い周波数の交番磁界を出力させるとともに、この交番磁界によって誘導起電圧が誘起された各寿司皿1のデータキャリア4からIDデータを含む磁気信号が出力され、アンテナ25から受信信号が出力されて、送受信回路26から受信信号をデコードした各寿司皿1のIDデータが出力されたとき、このIDデータを含む応答信号を生成して、これをLAN12上に送出し、POS端末装置10に供給する。

0027

POS端末装置10は、会計を要求した顧客が持つレシート14に書き込まれた座席番号を読み取るバーコードリーダ28と、無線信号形式でハンディターミナル9とデータの授受を行なう無線モデム回路29と、マイクロプロセッサなどによって構成される演算回路30、この演算回路30の作業エリアなどとして使用されるメモリ回路31を有し、無線モデム回路29から出力される受信データが各顧客から注文されたビール、ジュース、持ち帰り品などの注文内容であれば、注文内容を示す注文データを生成し、これを厨房側に送信する処理、厨房側に注文を出したことを示す受付完了データを生成して、無線モデム回路29から無線信号を送信させる処理、受信データが会計指示データであれば、この会計指示データとともに受信された座席番号データに基づき、指示データを生成して、各質問装置11のうち、座席番号に対応する質問装置11を動作させる処理、この処理に対応して得られた各寿司皿1のIDデータを記憶する処理、バーコードリーダ28によって読み取られた座席番号に基づき、各座席番号毎に記憶している各寿司皿1のIDデータ、各座席番号毎に記憶している別注文データに基づき、顧客の飲食代金を計算する処理、この処理で得られた飲食代金を示す表示データなどを生成する処理などを行なうPC回路32とを備えている。

0028

さらに、POS端末装置10は、PC回路32から出力される注文データ、指示データを取り込んで、LAN12上に送出する処理、各質問装置11からLAN12上に送出された応答信号を取り込んで、各寿司皿1のIDデータを生成し、これをPC回路32に供給する処理などを行なうネットワークアダプタ33と、PC回路32から出力される表示データを取り込んで、これを会計処理を行なう係員や顧客などに提示する表示部34とを備えている。

0029

そして、ハンディターミナル9から無線信号が送信され、無線モデム回路29によって無線信号が受信され、受信データが出力されたとき、PC回路32によって受信データをデコードし、受信データが各顧客から注文されたビール、ジュース、持ち帰り品などの注文データであれば、この注文データの内容を記憶するとともに、ネットワークアダプタ33を制御して、LAN12に接続された厨房側に注文データの内容を伝えた後、厨房側に注文を出したことを示す受付完了データを生成して、無線モデム回路29から無線信号を送信させ、ハンディターミナル9に注文を受付たことを知らせる。また、受信データが会計を要求する会計指示データであれば、この会計指示データとともに受信された座席番号に基づき、ネットワークアダプタ33を制御して、座席番号に対応する質問装置11を動作させて、顧客が食べた寿司の寿司皿1に関するIDデータを収集し、これを記憶した後、会計要求を出した顧客が来て、係員によりバーコードリーダ28が操作されて、レシート14の内容が読み取られたとき、この読取動作によって得られた座席番号に基づき、各座席番号毎に記憶している各寿司皿1のIDデータ、各座席番号毎に記憶している別注文データを読み出すとともに、各寿司皿1のIDデータ、別注文データに基づき、顧客の飲食代金を計算し、この計算結果を表示部34上に表示して、会計処理を行なわせる。

0030

この際、図5に示すように、寿司皿1が重ねられていても、各寿司皿1に埋め込まれている各データキャリア4が各寿司皿1の真ん中から偏芯した位置に配置されていることから、1つのデータキャリア4の直上または直下に他のデータキャリア4が存在する確率をほぼゼロにして、図6に示すように、各データキャリア4に設けられた各アンテナ6間を通る磁束の数を極めて少なくして、各データキャリア4間の相互インダクタンスMを極めて小さな値にする。

0031

これにより、質問装置11に設けられたアンテナ25によって生成される交番磁界の磁束Φ0によって各データキャリア4に設けられたアンテナ6に誘導起電圧が誘起されて、各データキャリア4のアンテナ6から磁束Φ1、Φ2の磁気信号が出力されたとき、一方のデータキャリア4に設けられたアンテナ6によって生成される磁束Φ1が他方のデータキャリア4に設けられたアンテナ6に影響を与えないようにするとともに、このデータキャリア4に設けられたアンテナ6によって生成される磁束Φ2が一方のデータキャリア4に設けられたアンテナ6に影響を与えないようにして、各データキャリア4のアンテナ6から出力される磁束Φ1、Φ2の磁気信号を質問装置11のアンテナ25によって確実に受信させる。

0032

この結果、寿司皿1が多数、重ねられているときにも、質問装置11によって各寿司皿1のIDデータを確実に読み取らせて、顧客が食べた寿司の代金を正確に精算させることができる。

0033

このようにこの実施の形態においては、寿司皿1の真ん中から偏芯した位置にデータキャリア4を配置し、各寿司皿1が重ねられていても、各寿司皿1のデータキャリア4に設けられている各アンテナ6の相互インダクタンスMが小さな値になるようにしているので、回転寿司店などのように、皿の種類によって飲食代金が異なる多数の寿司皿1を重ね合わせた場合にも、各寿司皿1に取り付けられたデータキャリア4を確実に動作させて、各寿司皿1毎のIDデータを確実に収集することができる。

0034

また、この実施の形態では、各席の前方にあるテーブル13の下に各質問装置11を配置して、テーブル13上に重ねられた各寿司皿1のIDデータを読み出すようにしているので、各席の前方や上方などに邪魔な装置を配置することなく、顧客が飲食した寿司皿1を自分が着席したテーブル13の前に重ねて置くだけで、各顧客が食べた寿司の飲食代金を自動的に計算することができ、これによって飲食代金を計算する際の計算ミスを無くすことができるとともに、従業員数を少なくして、店の営業コストを低減させることができる。

0035

さらに、この実施の形態では、顧客から会計の要求が出され、店側の従業員がハンディターミナル9を操作して、会計の指示要求と、会計の要求を出した顧客の座席番号とを入力した時点で、各質問装置11のうち、座席番号に対応する質問装置11に寿司皿1のIDデータを読み取らせて、飲食代金の計算を開始させるようにしているので、各顧客が店側の従業員などに会計を要求した時点で、各顧客が飲食した食品の飲食代金の計算を開始することができ、これによって常時、各顧客の飲食代金を計算する場合に比べて、システム側の負担を軽くして、システムの構築コストを低く抑えることができる。

発明の効果

0036

以上説明したように本発明によれば、複数の食器を重ね合わせた場合にも、各食器に取り付けられたデータキャリアを確実に動作させて、各食器毎のデータを確実に収集することができる。このため、回転寿司店などのように、皿の種類によって飲食代金が異なる皿を多数、重ね合わせた場合にも、各食器に取り付けられたデータキャリアを確実に動作させて、各食器毎のデータを確実に収集させ、正確な飲食代金を求めることができる。

図面の簡単な説明

0037

図1本発明によるデータキャリア付食器の実施の形態である寿司皿の構成を示す平面図である。
図2図1に示す寿司皿に埋設されるデータキャリアの構成を示す斜視図である。
図3図1に示す寿司皿を使用した飲食代金自動精算システムの一例を示すブロック図である。
図4図3に示すハンディターミナルの詳細な回路構成を示すブロック図である。
図5図1に示す寿司皿を重ねたときにおける各データキャリアの位置を示す説明図である。
図6図2に示す各寿司皿のデータキャリアに設けられている各アンテナと、質問装置のアンテナとの磁気関係を示す説明図である。
図7特開平8−56799号公報によって開示されている「食器類及びその製造方法」の概要を示す断面図である。

--

0038

1:寿司皿(データキャリア付食器)
2:食器本体
3:底面
3a:中心点
4:データキャリア
5:基板
6:アンテナ
7:半導体回路
8:飲食代金自動精算システム
9:ハンディターミナル
10:POS端末装置(飲食代金計算装置)
11:質問装置

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する未来の課題

ページトップへ

おすすめの成長市場

関連メディア astavision

  • 地下大空間・地下構造物

    周口店洞窟の北京原人、ラスコーやアルタミラの壁画洞窟に象徴されるように、人類は太古から地下空間を生活…

  • 3Dプリンター医学応用

    3Dプリンタ、正しくは、積層造形(AM:Additive Manufacturing)技術は、今や家…

  • 生体情報デバイス・バイオセンサ

    「音楽を学習した人工知能は、人間を感動させることができるか?」をテーマに、クラブイベント「2045」…

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

( 分野番号表示ON )※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

新着 最近公開された関連が強い技術

この技術と関連性が強い人物

この技術と関連する未来の課題

関連する未来の課題一覧

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ