図面 (/)

技術 段ボール箱のブランク

出願人 レンゴー株式会社
発明者 笹崎達夫
出願日 1997年12月17日 (23年5ヶ月経過) 出願番号 1997-348003
公開日 1999年6月29日 (21年11ヶ月経過) 公開番号 1999-170400
状態 特許登録済
技術分野 紙器 紙容器等紙製品の製造
主要キーワード 切断縁 衛生状態 包装機械 包装箱 内フラップ 包装工程 段ボールシート 段ボール箱
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年6月29日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

課題

ブランクからの髭状の紙粉の発生を防止する。

解決手段

段ボールシート打ち抜くと共に、押圧により折目罫線をつけて形成される段ボール箱のブランクにおいて、その輪郭をなす切断縁Sを、打抜時の圧縮に伴い潰れた中しんの変形部を横切るように段目に対して傾ける。打抜時に中しんの変形部がライナとの接着部から分離しないので、髭状の紙粉が発生することがない。

概要

背景

従来の段ボール箱ブランクの一例を図6に、その組立状態を図7に示す。図6に示すブランクは、段ボールシート打ち抜くと共に、押圧により折目罫線をつけて形成したものであり、各一対の胴板1、2の両端縁にそれぞれ外フラップ3及び内フラップ4を連設し、一方の胴板1の開放側縁から継代片5を延出した構成とされている。このブランクにおいて、外フラップ3及び内フラップ4の先端縁をなす切断縁Sは、段ボール段目に平行となっている。

上記ブランクの組み立てに際しては、図7に示すように、胴板1、2を筒状に折り曲げて継代片5を反対側の胴板2に貼着し、内フラップ4及び外フラップ3を順次内側へ折り曲げ、これらを貼り合わせて両端面を封緘する。このような組み立ては、通常、包装機械で行われる。

概要

ブランクからの髭状の紙粉の発生を防止する。

段ボールシートを打ち抜くと共に、押圧により折目罫線をつけて形成される段ボール箱のブランクにおいて、その輪郭をなす切断縁Sを、打抜時の圧縮に伴い潰れた中しんの変形部を横切るように段目に対して傾ける。打抜時に中しんの変形部がライナとの接着部から分離しないので、髭状の紙粉が発生することがない。

目的

そこで、この発明は、髭状の紙粉の発生を防止し、その除去作業を省力化し、かつ包装物及び包装作業現場衛生状態の向上を図ることを課題とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

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請求項1

段ボールシート打ち抜くと共に、押圧により折目罫線をつけて形成される段ボール箱ブランクにおいて、その輪郭をなす切断縁を、打抜時の圧縮に伴い潰れた中しんの変形部を横切るように段目に対して傾けたことを特徴とする段ボール箱のブランク。

技術分野

0001

この発明は、段ボールシート打ち抜いて形成した段ボール箱ブランクであって、特に、その切断縁からの紙粉の発生を防止するようにしたものに関する。

背景技術

0002

従来の段ボール箱のブランクの一例を図6に、その組立状態図7に示す。図6に示すブランクは、段ボールシートを打ち抜くと共に、押圧により折目罫線をつけて形成したものであり、各一対の胴板1、2の両端縁にそれぞれ外フラップ3及び内フラップ4を連設し、一方の胴板1の開放側縁から継代片5を延出した構成とされている。このブランクにおいて、外フラップ3及び内フラップ4の先端縁をなす切断縁Sは、段ボール段目に平行となっている。

0003

上記ブランクの組み立てに際しては、図7に示すように、胴板1、2を筒状に折り曲げて継代片5を反対側の胴板2に貼着し、内フラップ4及び外フラップ3を順次内側へ折り曲げ、これらを貼り合わせて両端面を封緘する。このような組み立ては、通常、包装機械で行われる。

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、段ボールは、図8に示すように、波状屈曲した中しん6の両側に一対のライナ7を接着部8を介して貼り付けた構造となっており、その打ち抜きに際し、切刃や挟持用ゴム圧迫により中しん6が押し潰されて変形した部分に切断縁Sが位置すると、中しん6の変形部6a、6bは接着部8から切り離されて細長い髭状の紙粉となり、この紙粉が付着したままブランクが次の包装工程へ供給されることとなる。

0005

このような紙粉は、包装物に紛れ込んだり、包装作業現場飛散したりして、衛生状態を悪化させる原因となり、特に被包装物食品である場合などには、このことが問題となる。

0006

その対策として、加振吸引によりブランクから紙粉を除去する方法も採用されているが、これらの手段でも紙粉は十分に除去できないため、パレット積みされたブランクの切断面を人手によりブラシがけする場合もある。

0007

そこで、この発明は、髭状の紙粉の発生を防止し、その除去作業を省力化し、かつ包装物及び包装作業現場の衛生状態の向上を図ることを課題とする。

課題を解決するための手段

0008

上記課題を解決するため、この発明は、段ボールシートを打ち抜くと共に、押圧により折目罫線をつけて形成される段ボール箱のブランクにおいて、その輪郭をなす切断縁を、打抜時の圧縮に伴い潰れた中しんの変形部を横切るように段目に対して傾けたのである。

0009

このブランクでは、打抜時に中しんの変形部がライナとの接着部から分離しないので、髭状の紙粉が発生することがない。

発明を実施するための最良の形態

0010

この発明に係る段ボール箱のブランクの一例を図1に、その組立状態を図2に示す。なお、この箱は上記従来例と同一の形式のものであり、対応する各部分には同一の符号を付する。

0011

図1に示すブランクは、段ボールシートから輪郭を打ち抜くと共に、押圧して折目罫線をつけることにより、各一対の胴板1、2の両端縁にそれぞれ外フラップ3及び内フラップ4を連設し、一方の胴板1の開放側縁から継代片5を延出した構成としたものである。このブランクにおいて、外フラップ3及び内フラップ4の先端縁をなす切断縁Sは、段目に対して傾斜している。

0012

上記ブランクの組み立てに際しては、図2に示すように、胴板1、2を筒状に折り曲げて継代片5を反対側の胴板2に貼着し、内フラップ4及び外フラップ3を順次内側へ折り曲げ、これらを貼り合わせて両端面を封緘する。

0013

ここで、段目に交差した断面における切断縁Sの切断位置を、切断縁Sの各端部について、それぞれ図3(A)及び(B)に示す。図示の切断縁Sの位置から分かるように、この切断縁Sは、打抜時の圧縮に伴い潰れた中しん6の変形部を横切っている。

0014

このため、中しん6の変形部はライナ7との接着部8から分離せず、このブランクから髭状の紙粉が発生することがない。

0015

なお、この切断縁Sの傾斜の度合いは、段目に対して1/100以上とし、一般的には2/100以上としておくと、確実に上記効果が得られる。

0016

図4は、この発明に係るブランクの他の例を示し、図5は、その組立状態を示す。この例では、段目が上述のものとは90°異なる方向を向いており、外フラップ3及び内フラップ4の幅が先端へ向けてテーパ状に小さくなるように、その両側縁をなす切断縁Sが段目に対して傾いている。また、胴板2及び継代片5の開放側縁をなす切断縁Sは、ジグザグに段目を横切っている。このようなブランクでも髭状の紙粉の発生は抑制される。

0017

また、打ち抜きに際し、片面が細かい波状となった切刃を用いると、切刃で手を切ることがない。

発明の効果

0018

以上のように、この発明に係る段ボール箱のブランクでは、その輪郭をなす切断縁を、打抜時の圧縮に伴い潰れた中しんの変形部を横切るように段目に対して傾けたので、打抜時に中しんの変形部がライナとの接着部から分離せず、髭状の紙粉が発生することがない。

0019

従って、加振や吸引、ブラシがけ等により紙粉を除去する必要もなく、包装箱供給の省力化、効率化を図ることができ、包装物及び包装作業現場の衛生状態も向上する。

図面の簡単な説明

0020

図1この発明に係る段ボール箱のブランクの一例を示す図
図2同上の組立状態を示す斜視図
図3段目に対して傾斜した切断縁の切断位置を示す断面図
図4この発明に係る段ボール箱のブランクの他の例を示す図
図5同上の組立状態を示す斜視図
図6従来の段ボール箱のブランクの一例を示す図
図7同上の組立状態を示す斜視図
図8段目に平行した切断縁の切断位置を示す断面図

--

0021

1、2胴板
3外フラップ
4内フラップ
5継代片
6 中しん
7ライナ
8接着部
S 切断縁

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