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技術 装飾体等の取付構造

出願人 株式会社リッチェル
発明者 澤田豊
出願日 1997年12月3日 (22年11ヶ月経過) 出願番号 1997-332738
公開日 1999年6月22日 (21年5ヶ月経過) 公開番号 1999-165499
状態 拒絶査定
技術分野 特殊な装飾 装飾技術 板の接続 クランプ・クリップ
主要キーワード 回転防止構造 着用ベース 断面凹字状 肉薄部分 ベース表面 衣装ケース 被取付体 ティッシュケース
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年6月22日)のものです。
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図面 (10)

課題

被取付体保水性密閉性を失うことなく簡単かつ確実に着脱でき、各種の被取付体に対して移動および回転不能に取り付けることのできる装飾体取付構造を提供する。

解決手段

装飾体1等に設けられた第1の嵌合体2と、被取付体の外面3aに設けられ装飾体1等が着脱自在に取り付けられる第2の嵌合体4とを備えてなり、第1の嵌合体2を第2の嵌合体4に結合することにより、装飾体1等を被取付体に対して移動および回転不能に取り付けたものである。

概要

背景

例えば台所風呂場トイレ等の床面、側面、装飾用額縁玩具敷物などの被取付体に用いられる装飾体の一例として、実公昭63−21434号公報および実公昭63−21436号公報に開示された考案がある。

実公昭63−21434号公報(従来例1)に開示された装飾体は、装飾体の本体と、装飾体の本体下面に突設され、嵌挿用ベースに設けられた嵌合孔に嵌着する少なくとも1つの嵌子とからなり、嵌子は嵌挿用ベースの厚さ以下の長さであって嵌合孔との係止部を有し、また嵌挿用ベース表面と当接する装飾体の本体下面の縁端部に少なくとも1つの切欠部が設けられてなるものである。

そして、嵌挿用ベースを台所等の床面等に貼着して固定し、装飾体の嵌子を嵌挿用ベースの嵌合孔に圧入、嵌合させ、装飾体の本体で嵌挿用ベースを覆う。この時、装飾体の嵌子は、嵌挿用ベースの厚さ以外の長さであるため、嵌挿用ベースの裏面から嵌子の先端部が突出しない。また、季節に応じて模様替えをするときは、装飾体の本体の下面縁端部に設けた切欠部を利用してドライバー等の工具を使って嵌挿用ベースから装飾体を取り外し、他の模様の装飾体に取り替える。

実公昭63−21436号公報(従来例2)に開示された装飾体は、装飾体の本体と、装飾体の本体下面に突設され、装飾体取着用ベースに設けられた嵌合孔に嵌着する少なくとも1つの嵌子とからなる装飾体であって、嵌子は装飾体取着用ベースの厚さより小なる寸法で、しかも装飾体取着用ベースの嵌合孔に有する係止部と係合する係止部を有し、また装飾体の本体下面は装飾体取着用ベース表面と対接する周縁部を残して少なくとも嵌子の周囲部に凹所が形成されてなるものである。

そして、貼着、止め具等の適宜手段により、取着用ベースを台所の床面等被装飾箇所に固定し、装飾体の嵌子を取着用ベースの嵌合孔に圧入して取着する。この時、装飾体の嵌子は、その先端部が取着用ベースの裏面から突出しないようになっている。また、季節に応じて模様替えをするときは、装飾体の本体の周縁部に設けた切欠部、取着用ベースに設けた凹所を利用してドライバー等の工具により装飾体を取着用ベースから取り外し、他の模様の装飾体に取り替える。

図8は従来の装飾体(従来例3)の作用を示す分解斜視図、図9はその正面図である。図において、11は例えばなどの動物デザインが施された装飾体で、裏面は凹状に形成されており、そのほぼ中心部には後述する固定具14が係止される係合部12と、その下方に後述するゴミ箱本体15に設けられた嵌合穴16に嵌合される嵌合部13とが設けられている。

装飾体11の係合部12は、複数のスリット12bによって分割され、内周面突起部12cが形成された円筒状の側壁12aによって構成されている。装飾体11の嵌合部13は、長さがゴミ箱本体15の壁面15aの厚さより長く形成され、先端部13b側が肉厚に形成された突出部13aと、その下部両側に設けられ先端部が嵌合穴16に嵌合したときに壁面15aの外周面側に当接し、突出部13aの先端部13bとにより突出部13aを嵌合穴16内に位置させる保持部13cとによって構成されている。

固定具14は、円盤状の頭部14aと、その外径より小径円筒部14bとからなり、円筒部14bの先端部の外周面には係合部12の突起部12cに係止する係止部14cが設けられている。嵌合穴16は、丸穴部16aと長穴部16bとからなるほぼ鍵穴状で、ゴミ箱本体15の壁面15aに形成されており、長穴部16bの幅は装飾体11の嵌合部13に形成された突出部13aの肉薄部分とほぼ等しい大きさに形成されている。

このように構成したこの装飾体11をゴミ箱本体15の壁面15aに取り付ける場合、まず、装飾体11の嵌合部13の突出部13aをゴミ箱本体15の外側から嵌合部16の丸穴部16aに挿入し、突出部13aが長穴部16bに嵌入されるように下方に移動する。ついで、固定具14の円筒部14bをゴミ箱本体15の内側から嵌合部16の丸穴部16aを介して係合部12の側壁12a内に挿入し、固定具14の係止部14cを係合部12の突起部12cに係止して、装飾体11がゴミ箱本体15の壁面15aから外れたり、回転したりしないように、図9に示すように、取り付ける。

また、他の種類の装飾体11を取り付ける場合は、固定具14を係合部12から取り外した後、突出部13aが丸穴部16aに位置するように装飾体11を上方に移動して嵌合部13と嵌合穴16との嵌合を解除し、ゴミ箱本体15の壁面15aから外す。ついで、他の種類の装飾体11を上述したようにゴミ箱本体15の壁面15aに取り付ける。

概要

被取付体の保水性密閉性を失うことなく簡単かつ確実に着脱でき、各種の被取付体に対して移動および回転不能に取り付けることのできる装飾体の取付構造を提供する。

装飾体1等に設けられた第1の嵌合体2と、被取付体の外面3aに設けられ装飾体1等が着脱自在に取り付けられる第2の嵌合体4とを備えてなり、第1の嵌合体2を第2の嵌合体4に結合することにより、装飾体1等を被取付体に対して移動および回転不能に取り付けたものである。

目的

本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、植木鉢密閉容器などにおいてもその保水性や密閉性を失うことなく簡単かつ確実に着脱することができるとともに、各種の被取付体に対して移動および回転不能に取り付けることのできる装飾体等の取付構造を提供することを目的としたものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

装飾体等に設けられた第1の嵌合体と、被取付体の外面に設けられ前記装飾体等が着脱自在に取り付けられる第2の嵌合体とを備えてなり、前記第1の嵌合体を前記第2の嵌合体に結合することにより、前記装飾体等を前記被取付体に対して移動および回転不能に取り付けたことを特徴とする装飾体等の取付構造

請求項2

第1の嵌合体および第2の嵌合体に、被取付体に対する装飾体等の移動防止構造部および回転防止構造部を別個に設けたことを特徴とする請求項1記載の装飾体等の取付構造。

請求項3

第1の嵌合体および第2の嵌合体の正面形状を真円以外の形状とし、当該形状に合致する形状に移動防止および回転防止を兼ね備えた結合部を形成したことを特徴とする請求項1記載の装飾体等の取付構造。

技術分野

0001

本発明は、例えばタンス本棚またはなどの家具植木鉢ゴミ箱ティッシュケース衣装ケース筆箱、お弁当箱または水筒などの密閉容器玩具などの被取付体に取り付けられて用いられる装飾体あるいはフック等(以下、装飾体等という)の取付構造に関するものである。

背景技術

0002

例えば台所風呂場トイレ等の床面、側面、装飾用額縁、玩具、敷物などの被取付体に用いられる装飾体の一例として、実公昭63−21434号公報および実公昭63−21436号公報に開示された考案がある。

0003

実公昭63−21434号公報(従来例1)に開示された装飾体は、装飾体の本体と、装飾体の本体下面に突設され、嵌挿用ベースに設けられた嵌合孔に嵌着する少なくとも1つの嵌子とからなり、嵌子は嵌挿用ベースの厚さ以下の長さであって嵌合孔との係止部を有し、また嵌挿用ベース表面と当接する装飾体の本体下面の縁端部に少なくとも1つの切欠部が設けられてなるものである。

0004

そして、嵌挿用ベースを台所等の床面等に貼着して固定し、装飾体の嵌子を嵌挿用ベースの嵌合孔に圧入、嵌合させ、装飾体の本体で嵌挿用ベースを覆う。この時、装飾体の嵌子は、嵌挿用ベースの厚さ以外の長さであるため、嵌挿用ベースの裏面から嵌子の先端部が突出しない。また、季節に応じて模様替えをするときは、装飾体の本体の下面縁端部に設けた切欠部を利用してドライバー等の工具を使って嵌挿用ベースから装飾体を取り外し、他の模様の装飾体に取り替える。

0005

実公昭63−21436号公報(従来例2)に開示された装飾体は、装飾体の本体と、装飾体の本体下面に突設され、装飾体取着用ベースに設けられた嵌合孔に嵌着する少なくとも1つの嵌子とからなる装飾体であって、嵌子は装飾体取着用ベースの厚さより小なる寸法で、しかも装飾体取着用ベースの嵌合孔に有する係止部と係合する係止部を有し、また装飾体の本体下面は装飾体取着用ベース表面と対接する周縁部を残して少なくとも嵌子の周囲部に凹所が形成されてなるものである。

0006

そして、貼着、止め具等の適宜手段により、取着用ベースを台所の床面等被装飾箇所に固定し、装飾体の嵌子を取着用ベースの嵌合孔に圧入して取着する。この時、装飾体の嵌子は、その先端部が取着用ベースの裏面から突出しないようになっている。また、季節に応じて模様替えをするときは、装飾体の本体の周縁部に設けた切欠部、取着用ベースに設けた凹所を利用してドライバー等の工具により装飾体を取着用ベースから取り外し、他の模様の装飾体に取り替える。

0007

図8は従来の装飾体(従来例3)の作用を示す分解斜視図、図9はその正面図である。図において、11は例えばなどの動物デザインが施された装飾体で、裏面は凹状に形成されており、そのほぼ中心部には後述する固定具14が係止される係合部12と、その下方に後述するゴミ箱本体15に設けられた嵌合穴16に嵌合される嵌合部13とが設けられている。

0008

装飾体11の係合部12は、複数のスリット12bによって分割され、内周面突起部12cが形成された円筒状の側壁12aによって構成されている。装飾体11の嵌合部13は、長さがゴミ箱本体15の壁面15aの厚さより長く形成され、先端部13b側が肉厚に形成された突出部13aと、その下部両側に設けられ先端部が嵌合穴16に嵌合したときに壁面15aの外周面側に当接し、突出部13aの先端部13bとにより突出部13aを嵌合穴16内に位置させる保持部13cとによって構成されている。

0009

固定具14は、円盤状の頭部14aと、その外径より小径円筒部14bとからなり、円筒部14bの先端部の外周面には係合部12の突起部12cに係止する係止部14cが設けられている。嵌合穴16は、丸穴部16aと長穴部16bとからなるほぼ鍵穴状で、ゴミ箱本体15の壁面15aに形成されており、長穴部16bの幅は装飾体11の嵌合部13に形成された突出部13aの肉薄部分とほぼ等しい大きさに形成されている。

0010

このように構成したこの装飾体11をゴミ箱本体15の壁面15aに取り付ける場合、まず、装飾体11の嵌合部13の突出部13aをゴミ箱本体15の外側から嵌合部16の丸穴部16aに挿入し、突出部13aが長穴部16bに嵌入されるように下方に移動する。ついで、固定具14の円筒部14bをゴミ箱本体15の内側から嵌合部16の丸穴部16aを介して係合部12の側壁12a内に挿入し、固定具14の係止部14cを係合部12の突起部12cに係止して、装飾体11がゴミ箱本体15の壁面15aから外れたり、回転したりしないように、図9に示すように、取り付ける。

0011

また、他の種類の装飾体11を取り付ける場合は、固定具14を係合部12から取り外した後、突出部13aが丸穴部16aに位置するように装飾体11を上方に移動して嵌合部13と嵌合穴16との嵌合を解除し、ゴミ箱本体15の壁面15aから外す。ついで、他の種類の装飾体11を上述したようにゴミ箱本体15の壁面15aに取り付ける。

発明が解決しようとする課題

0012

上記のような従来例1〜3の装飾体は、各種の被取付体に用いられ簡単に取り付けられる。しかしながら、従来例1,2の装飾体においては他の模様の装飾体に替える場合、ドライバー等の工具を用いなければならず、ベースから取り外すのに面倒であった。また、従来例3の装飾体においては、ドライバー等の工具を用いずに取り外すことは可能であるが、装飾体11が取り付けられる嵌合穴16はゴミ箱本体15の壁面15aを貫通している。これは従来例1,2の場合も同様であり、嵌合孔はベースを貫通している。このような嵌合孔または嵌合穴16を例えば植木鉢や密閉容器などに用いようとすると、植木鉢においてはその内部に収容された土や注がれる水が嵌合孔または嵌合穴16から漏れ出てしまい、密閉容器においても容器内の等が出てしまって密閉性を無くしてしまうなどの問題があり、これらに用いることができなかった。

0013

そこで、ベースや壁面15aを貫通しない嵌合孔または嵌合穴16とすることが考えられるが、上述した従来例1,2の嵌合孔においてはその形状が単純であるものの貫通しないように形成することが難しく、これを避けるために例えば装飾体の本体に嵌合孔を設け、ベース表面に嵌合孔に嵌着する嵌子を突設すると、装飾体の本体に貫通している嵌合孔が設けられ、これにより、装飾体表面に嵌合孔と嵌子の先端が現れた状態で取り付けられることとなり、被取付体を装飾するという装飾体本来の作用および効果が損なわれるおそれがあった。また、従来例3においても、嵌合穴16を貫通しないようにするには、嵌合穴16および装飾体11の嵌合部13等の形状を変更しなければならないなどの問題があった。

0014

さらに、従来例1,2においては、1つの装飾体に嵌子を2つ以上設けなければ装飾体をベースに回転不能に取り付けることができず、従来例3においては、ゴミ箱本体15の壁面15aに固定具14および嵌合穴16の丸穴部16aに相当する構造を設けることができたとしても、その両者を備えなければ装飾体11をゴミ箱本体15の壁面15aに移動および回転不能に取り付けることができない。このため、装飾体の嵌子または係合部12および嵌合部13の取付部分の面積が狭かったり、特に装飾体の周縁部が湾曲しているものに対しては、これら複数の嵌子または係合部12および嵌合部13を設けることは困難なことがあり、このため、嵌子を1つにしたり、係合部12および嵌合部13のいずれか一方が無い構造のものにしようとすると、移動および回転のいずれをも不能とする装飾体を得ることができないという問題があった。

0015

本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、植木鉢や密閉容器などにおいてもその保水性や密閉性を失うことなく簡単かつ確実に着脱することができるとともに、各種の被取付体に対して移動および回転不能に取り付けることのできる装飾体等の取付構造を提供することを目的としたものである。

課題を解決するための手段

0016

本発明に係る装飾体等の取付構造は、装飾体等に設けられた第1の嵌合体と、被取付体の外面に設けられ装飾体等が着脱自在に取り付けられる第2の嵌合体とを備えてなり、第1の嵌合体を第2の嵌合体に結合することにより、装飾体等を被取付体に対して移動および回転不能に取り付けたものである。

0017

本発明に係る装飾体等の取付構造は、第1の嵌合体および第2の嵌合体に、被取付体に対する装飾体等の移動防止構造部および回転防止構造部を別個に設けたものである。

0018

本発明に係る装飾体等の取付構造は、第1の嵌合体および第2の嵌合体の正面形状を真円以外の形状とし、当該形状に合致する形状に移動防止および回転防止を兼ね備えた結合部を形成したものである。

発明を実施するための最良の形態

0019

実施の形態1.図1は本発明の実施の形態1の正面図、図2は本発明の実施の形態1の分解斜視図、図3は本発明の実施の形態1に係る嵌合体の斜視図である。図において、1は例えば熊などの動物のデザインが施された合成樹脂からなるほぼ板状の装飾体で、裏面には移動および回転防止構造部である合成樹脂からなる第1の嵌合体2が一体に形成されており、この第1の嵌合体2と、被取付体である例えば植木鉢の本体3の側壁3aに一体に形成された移動および回転防止構造部である合成樹脂からなる第2の嵌合体4とによって、植木鉢の本体3に移動および回転不能でかつ着脱自在に取り付けられるように構成されている。

0020

装飾体1の裏面に形成された第1の嵌合体2は、図2および図3(b)に示すように、装飾体1の裏面と一体に形成され、ほぼ中心部に第2の嵌合体4の先端部側が嵌入する四角形状の角穴21aを有するほぼ矩形状の固定部21と、固定部21の上部および下部から延出され、先端部に第2の嵌合体4に係止する係止爪22aを有する少なくとも一対の係止片22,22とによって構成されている。なお、この実施の形態1の角穴21aは、第1の嵌合体2が装飾体1に一体に形成されているため、装飾体1の裏面により断面凹字状に形成される。

0021

植木鉢の本体3の側壁3aの外周面側に形成された第2の嵌合体4は、図2および図3(a)に示すように、ウエブ40と上下のフランジ41,42とによりほぼ工字状に形成され、上部フランジ41の上面41aおよび下部フランジ42の下面42aには第1の嵌合体2の一対の係止片22,22の係止爪22a,22aが係合する係止部43,43が第2の嵌合体4の突出方向と直交して設けられている。

0022

また、第1の嵌合体2に設けられた一対の係止片22,22の係止爪22a,22aの内側の間隔wは、第2の嵌合体4の係止部43,43の両底部間の間隔w1よりも狭く、w1>wに形成されており、第1の嵌合体2を第2の嵌合体4に嵌合させたときに、第1の嵌合体2の有する弾性によって第1の嵌合体2が若干変形して第2の嵌合体4に確実に係止し、装飾体1を側壁3aに回転不能に取り付ける。さらに、第2の嵌合体4の先端部側の平面の大きさは、第1の嵌合体2の固定部21の角穴21aの開口の大きさにほぼ等しいか若干小さく形成されており、第1の嵌合体2を第2の嵌合体4に嵌合させたときに、第2の嵌合体4の先端部側が角穴21a内に確実に嵌入し、装飾体1を側壁3aに移動不能に取り付ける。

0023

ここで、第1の嵌合体2に係止爪22a,22aを有する一対の係止片22,22を設け、第2の嵌合体4に係止部43,43を設けて、両者22,22,43,43を弾性嵌合させると、装飾体1を側壁3aに回転不能に取り付けることはできても移動不能に取り付けることができない。このため、第1の嵌合体2の固定部21に角穴21aを設け、この角穴21a内に第2の嵌合体4の先端部側を嵌入させることにより、装飾体1を側壁3aに移動不能に取り付けることができる。

0024

このように構成したこの実施の形態において、植木鉢の本体3に装飾体1を取り付ける場合、まず、装飾体1を手前側にし、第1の嵌合体2の一対の係止片22,22で第2の嵌合体4の上部フランジ41および下部フランジ42を外側から挟み込むように、第1の嵌合体2を第2の嵌合体4の正面側から押し込み、図4に示すように、一対の係止片22,22の係止爪22a,22aを第2の嵌合体4の係止部43,43に係止させるとともに、第2の嵌合体4の先端部側を第1の嵌合体2の角穴21aに嵌入させる。この時、一対の係止片22,22は第1の嵌合体2の弾性によって外方に広げられながら第2の嵌合体4の上部フランジ41および下部フランジ42に沿って移動し、若干広げられつつ第2の嵌合体4の係止部43,43に弾性嵌合して装飾体1を植木鉢の本体3の側壁3aに回転不能に取り付け、第1の嵌合体2の角穴21aに嵌入された第2の嵌合体4の先端部側により、装飾体1を植木鉢の本体3の側壁3aに移動不能に取り付ける。

0025

また、他の模様の装飾体1に付け替える場合は、第2の嵌合体4に嵌合されている第1の嵌合体2を装飾体1とともに手前に引くように動かし、第2の嵌合体4の係止部43,43と第1の嵌合体に設けられた一対の係止片22,22の係止爪22a,22aとの嵌合を解除させながら第1の嵌合体2を第2の嵌合体4から取り外す。そして、他の模様の装飾体1の裏面に一体に形成された第1の嵌合体2を上述したように植木鉢の本体3の側壁3aに形成された第2の嵌合体4に嵌合させて取り付け、装飾体1の取り替えを行う。

0026

このように、装飾体1の裏面に第1の嵌合体2を一体に形成するとともに、植木鉢の本体3の側壁3aに第2の嵌合体4を一体に形成し、第1の嵌合体2に設けられた一対の係止片22,22の係止爪22a,22aを第2の嵌合体4に設けられた係止部43,43に係止して弾性嵌合するとともに、第2の嵌合体4の先端部側を第1の嵌合体2の角穴21aに嵌入するようにしたので、装飾体1を植木鉢の本体3の側壁3aに簡単に取り付けることができ、また、他の模様の装飾体1に付け替える場合の取り替えも容易に行うことができる。そして、第1の嵌合体2の弾性により、一対の係止片22,22の係止爪22a,22aを係止部43,43に確実に係止することができるので、装飾体1を側壁3aに回転したりすることなく取り付けることができるとともに、第1の嵌合体2の角穴21aに嵌入した第2の嵌合体4の先端部側により、装飾体1を側壁3aに移動したりすることなく取り付けることができる。これにより、1組のみの嵌合体、すなわち、第1の嵌合体2および第2の嵌合体4を装飾体1および植木鉢の本体3の側壁3aのそれぞれに設けることにより、装飾体1を側壁3aに移動および回転不能に取り付けることができる装飾体1の取付構造を得ることができる。

0027

また、第2の嵌合体4は植木鉢の本体3の側壁3aの外周面側に一体に形成したので、植木鉢の本体3内に収容されている土や注がれる水が外に漏れ出すおそれがない。これにより、保水性や密閉性を必要とする被取付体においても、簡単な構造で装飾体1を容易にかつ確実に着脱させることができ、各種の被取付体に用いることができる装飾体1の取付構造を得ることができる。

0028

実施の形態2.図5は本発明の実施の形態2に係る装飾体の背面斜視図、図6は本発明の実施の形態2の作用説明図である。この実施の形態2は、実施の形態1の裏面に第1の嵌合体2が一体に形成された板状の装飾体1に代えて、周縁部に周壁1bを有するように裏面に凹部1aが形成され、この凹部1aのほぼ中心部に第1の嵌合体2が一体に形成された装飾体1Aを、被取付体である植木鉢の本体3の側壁3aに取り付けるようにしたものである。

0029

このように構成したことにより、実施の形態1とほぼ同じ作用および効果が得られ、一対の係止片22,22の係止爪22a,22aを係止部43,43に係止し、第2の嵌合体4の先端部側を角穴21aに嵌入することによって、装飾体1Aを被取付体である植木鉢の本体3の側壁3aに簡単かつ確実で移動および回転不能に取り付けることができ、取り替えも容易に行うことができる。また、植木鉢などの保水性を必要とする被取付体にもその保水性を失うことなく取り付けることができる。さらに、第1の嵌合体2を装飾体1Aの裏面に形成された凹部1aに一体に形成したので、第1の嵌合体2を第2の嵌合体4に嵌合したときに、装飾体1Aの凹部1aに両嵌合体2,4がほぼ隠れる状態となり、見た目にもすっきりとした装飾体1Aの取付構造を得ることができる。

0030

実施の形態3.図7は本発明の実施の形態3に係る嵌合体の斜視図で、この実施の形態3は、実施の形態1に係る第1の嵌合体2の固定部21に設けられた角穴21aを省略し、一対の係止片22,22を二対にするとともに、第2の嵌合体4の上部フランジ41の上面41aおよび下部フランジ42の下面42aに、第1の嵌合体2の二対の係止片22,22,23,23の係止爪22a,22a,23a,23aがそれぞれ係合する係止部43,43,44,44を設けたものである。

0031

このように構成したことにより、実施の形態1とほぼ同じ作用および効果が得られ、二対の係止片22,22,23,23を係止部43,43,44,44にそれぞれ弾性嵌合することにより、二対の係止片22,22,23,23の係止爪22a,22a,23a,23aが係止部43,43,44,44に係止して、装飾体1Aを被取付体である植木鉢の本体3の側壁3aに回転不能に取り付け、二対の係止片22,22,23,23の係止爪22a,22a,23a,23aが係止部43,43と44,44の間に形成された仕切壁45,45に係止して、二対の係止片22,22,23,23の左右方向の動きを抑制し、装飾体1を側壁3aに移動不能に取り付けることができる。また、取り替えも容易に行うことができ、植木鉢などの保水性を必要とする被取付体にもその保水性を失うことなく装飾体1を取り付けることができる。

0032

実施の形態4.本発明の実施の形態4は、実施の形態1に係る第1の嵌合体2の固定部21に設けられた角穴21aを省略し、一対の係止片22,22とは別の一対の係止片を固定部21の左端部および右端部から延出して設けるとともに、正面ほぼ工字状の第2の嵌合体4を正面四角形状に形成し、その上面、下面および両側面に周囲を一巡するように、一対の係止片22,22の係止爪22a,22aと別の一対の係止片の係止爪とが係止する係止部43を設けたものである。

0033

このように構成したことにより、実施の形態1とほぼ同じ作用および効果が得られ、一対の係止片22,22と別の一対の係止片とを係止部43にそれぞれ弾性嵌合することにより、一対の係止片22,22の係止爪22a,22aが第2の嵌合体4の上面および下面の係止部43に係止して、装飾体1Aを被取付体である植木鉢の本体3の側壁3aに回転不能に取り付け、別の一つの係止片の係止爪が第2の嵌合体4の両側面の係止部43に係止して、装飾体1を側壁3aに移動不能に取り付けることができる。このように、簡単な構造、つまり一対の係止片22,22、別の一対の係止片および係止部43だけで第1の嵌合体2および第2の嵌合体4を結合させて、装飾体1を側壁3aに簡単かつ確実で移動および回転不能に取り付けることができる。また、取り替えも容易に行うことができ、植木鉢などの保水性を必要とする被取付体にもその保水性を失うことなく装飾体1を取り付けることができる。

0034

以上本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、例えば以下の如く適宜変更することができる。
(1)上述の実施の形態1〜4では第1の嵌合体2を装飾体1,1Aに設け、第2の嵌合体4を被取付体である植木鉢の本体3の側壁3aに一体に形成した場合を示したが、それぞれの嵌合体2,4を逆に設け、第2の嵌合体4に装飾体1,1Aを設けてもよく、第1の嵌合体2と装飾体1,1A、第2の嵌合体4と被取付体である植木鉢をそれぞれ別体に形成し、例えば両面テープ接着剤等の接着手段により取り付けるようにしてもよい。これら場合も同様の効果を奏する。また、各種の被取付体およびフック等の装飾体等にも本発明を実施することができる。い。
(2)上述の実施の形態1〜4では動物のデザインを施した装飾体1,1Aを示したが、これに限定するものではなく、例えば葡萄や苺などの果物、月、星またはハートなど各種のデザインのものを用いてもよい。

0035

(3)実施の形態1〜3では正面四角形状の第1の嵌合体2および正面ほぼ工字状の第2の嵌合体4を設けた場合を示し、実施の形態4では正面四角形状の第1の嵌合体2および第2の嵌合体4を設けた場合を示したが、本発明はこれに限定するものではなく、第1の嵌合体2および第2の嵌合体4の正面形状を真円以外の対称形または非対称形とし、当該形状に合致する形状に移動防止および回転防止を兼ねた結合部を設けてもよい。なお、真円形状のものに回転防止構造部を設け、移動不能だけでなく回転不能となるようにしてもよい。
(4)上述の実施の形態3,4では実施の形態1に実施の形態3,4に係る発明を実施した場合を示したが、実施の形態2においても実施の形態3,4に係る発明を実施することができ、この場合も同様の効果を奏する。

発明の効果

0036

以上のように本発明に係る装飾体等の取付構造は、装飾体等に設けられた第1の嵌合体と、被取付体の外面に設けられ装飾体等が着脱自在に取り付けられる第2の嵌合体とを備えてなり、第1の嵌合体を第2の嵌合体に結合することにより、装飾体等を被取付体に対して移動および回転不能に取り付けたので、装飾体等を各種の被取付体の外面に簡単かつ確実に取り付けることができ、他の模様の装飾体等に付け替える場合の取り替えも容易に行うことができる。また、第2の嵌合体を各種の被取付体の外面に設けたので、例えば植木鉢や密閉容器などにおいて水漏れや汁だれ等を起こすおそれがない。これにより、保水性や密閉性を必要とする被取付体においても、その保水性や密閉性を失うことなく簡単な構造で装飾体等を着脱させることができ、各種の被取付体に用いることができる装飾体等の取付構造を得ることができる。

0037

本発明に係る装飾体等の取付構造は、第1の嵌合体および第2の嵌合体に、被取付体に対する装飾体等の移動防止構造部および回転防止構造部を別個に設けたので、各種の被取付体に対して移動および回転不能に取り付けることができる装飾体等の取付構造を得ることができる。

0038

本発明に係る装飾体等の取付構造は、第1の嵌合体および第2の嵌合体の正面形状を真円以外の形状とし、当該形状に合致する形状に移動防止および回転防止を兼ね備えた結合部を形成したので、簡単な構造で装飾体等を被取付体に対して移動および回転不能に簡単かつ確実に取り付けることができる装飾体等の取付構造が得られる。

図面の簡単な説明

0039

図1本発明の実施の形態1の正面図である。
図2本発明の実施の形態1の分解斜視図である。
図3本発明の実施の形態1に係る嵌合体の斜視図である。
図4本発明の実施の形態1の要部の作用説明図である。
図5本発明の実施の形態2に係る装飾体の背面斜視図である。
図6本発明の実施の形態2の作用説明図である。
図7本発明の実施の形態3に係る嵌合体の斜視図である。
図8従来の装飾体の作用を示す分解斜視図である。
図9図8の正面図である。

--

0040

1,1A装飾体
2 第1の嵌合体
3 本体
3a側壁
4 第2の嵌合体
21 固定部
21a角穴
22,23係止片
22a,23a係止爪
43,44係止部

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