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技術 携帯電話機能内蔵情報端末機器およびそのオン/オフフック方法

出願人 日本電気株式会社
発明者 中村篤典
出願日 1997年11月25日 (24年1ヶ月経過) 出願番号 1997-323265
公開日 1999年6月18日 (22年6ヶ月経過) 公開番号 1999-163780
状態 特許登録済
技術分野 電卓等 計算機・構造 電話機の構造 移動無線通信システム
主要キーワード ケーブル巻き取り機構 移動停止位置 内蔵情報 巻き取り位置 スイッチ付き 回転停止位置 巻き取り用 ケーブル巻
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年6月18日)のものです。
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図面 (9)

課題

操作手順が簡略化され操作性が向上した携帯電話機能を有する携帯電話機能内蔵情報端末機器およびそのオンオフフック方法を提供する。

解決手段

先端部に携帯電話用イヤホンマイク160が接続され、反対の端部が情報端末機器内部と接続したケーブル163と、そのケーブル163を巻き取るリール141を含むケーブル巻き取り機構と、ケーブルの引き出し終端位置で巻き取り機構を保持する保持手段と、その保持手段で保持された巻き取り機構により接点が閉じケーブルの巻き取り位置では接点が開く開閉手段とを備え、その開閉手段によって携帯電話のオフフック、オンフック切り替えられる。

概要

背景

最近の電気通信パーソナル化に対応した携帯電話の普及と、コンピュータ記憶装置の進歩にともなった携帯用コンピュータ小型軽量化による情報のパーソナル化に対応して、携帯電話機能内蔵情報端末機器次々と開発されている。従来、この種の携帯電話機能内蔵携帯情報端末機器は本体に直接マイクとスピーカ装備され、一般的な携帯電話のように、本体を顔に近づけて使用するものがほとんどであるが、この場合、あまりに形状の大きなものであると受話器のように使用することは困難であるため表示部の大型化やキーボードの装備などの機能面での制約が発生する。そこで従来の携帯電話用ハンドセットが通話用に使用されてもいるが大型化した本体には必然的にイヤホンマイクを使用することが考えられる。

例えば特開平7−1017148号公報には、イヤホンマイクをアンテナに兼用し、さらにこのイヤホンマイクを巻き取って筐体収納する携帯電話が開示されている。

これらのオンオフフック方法としてはテンキー用のスイッチをその目的に割り当てたり、専用のスイッチを設けていた。

概要

操作手順が簡略化され操作性が向上した携帯電話機能を有する携帯電話機能内蔵情報端末機器およびそのオン/オフフック方法を提供する。

先端部に携帯電話用のイヤホンマイク160が接続され、反対の端部が情報端末機器内部と接続したケーブル163と、そのケーブル163を巻き取るリール141を含むケーブル巻き取り機構と、ケーブルの引き出し終端位置で巻き取り機構を保持する保持手段と、その保持手段で保持された巻き取り機構により接点が閉じケーブルの巻き取り位置では接点が開く開閉手段とを備え、その開閉手段によって携帯電話のオフフック、オンフック切り替えられる。

目的

本発明の目的は、操作手順が簡略化され操作性が向上した携帯電話機能を有する携帯電話機能内蔵情報端末機器およびそのオン/オフフック方法を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
5件

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請求項1

情報処理端末部と携帯無線電話部と制御部とを備えた携帯電話機能内蔵情報端末機器であって、先端部に携帯電話用イヤホンマイクが接続され、反対の端部が前記情報端末機器内部と接続したケーブルと、該ケーブルを巻き取るケーブル巻き取り機構と、前記ケーブルの引き出し終端位置で前記巻き取り機構を保持する保持手段と、該保持手段で保持された巻き取り機構により接点が閉じ前記ケーブルの巻き取り位置では接点が開く開閉手段とを備え、該開閉手段によって前記携帯電話オフフックオンフック切り替えられることを特徴とする、携帯電話機能内蔵情報端末機器。

請求項2

前記巻き取り機構は、前記ケーブルを巻き取って収納するリール、該リールの回転軸と同心で該リールに固定されたピニオン、該ピニオンと噛み合って移動可能に保持され、前記保持手段の係止部と係合する係止部と前記開閉手段を前記ケーブルの引き出し終端位置で閉じる方向に作動させる開閉動作部とを有するラックギヤ、および該ラックギヤを前記ケーブルの引き込み方向に付勢するばねとを備え、前記保持手段は、前記ラックギヤに設けられた係止部と係合可能な係止部、該保持手段を係合解除方向に情報端末機器外部から操作可能な操作部、および前記係止部を係合方向に付勢するばねとを備える、請求項1に記載の携帯電話機能内蔵情報端末機器。

請求項3

前記ラックギヤが回転可能に軸支された扇形セクタギヤである、請求項2に記載の携帯電話機能内蔵情報端末機器。

請求項4

前記ラックギヤが摺動可能に保持された直線状のギヤである、請求項2に記載の携帯電話機能内蔵情報端末機器。

請求項5

携帯電話のオフフック、オンフックを切り替えるための前記開閉手段が、前記ラックギヤに設けられた前記開閉動作部の押圧により接点が閉じる押しボタンスイッチである、請求項2に記載の携帯電話機能内蔵情報端末機器。

請求項6

携帯電話のオフフック、オンフックを切り替えるための前記開閉手段が、前記ラックギヤに設けられた前記開閉動作部の接近により接点が閉じるリードスイッチである、請求項2に記載の携帯電話機能内蔵情報端末機器。

請求項7

携帯電話のオフフック、オンフックを切り替えるための前記開閉手段が、前記ラックギヤに設けられた前記開閉動作部による光路遮断により接点が閉じる光センサスイッチである、請求項2に記載の携帯電話機能内蔵情報端末機器。

請求項8

情報処理端末部と携帯無線電話部と制御部とを備えた携帯電話機能内蔵情報端末機器であって、先端部に携帯電話用のイヤホンマイクが接続され、反対の端部に該イヤホンマイクを前記情報端末電気的に接続するためのプラグが接続されたケーブルと、前記情報端末機器本体に設けられ、前記プラグと電気的に接続可能でかつ該プラグとの接続時には閉じ該プラグの取り外し時には開く接点を有するジャックとを備え、該ジャックの接点の開閉によって前記携帯電話のオフフック、オンフックが切り替えられることを特徴とする、携帯電話機能内蔵情報端末機器。

請求項9

イヤホンマイクを用いて通話する携帯電話機能内蔵情報端末機器の携帯電話のオン/オフフック方法であって、外部からの呼び出しや外部に対する通話のために、前記情報端末とケーブルで接続された前記イヤホンマイクを前記情報端末の収納位置から所定の長さ引き出すと、該ケーブルが保持手段によって引き出し位置で保持されるとともに、前記携帯電話がオフフックとなり、前記情報端末に設けられた前記保持手段の操作部を押圧すると、前記ケーブルの保持状態開放されて該ケーブルと前記イヤホンマイクとが前記情報端末の収納位置に収納されるとともに、前記携帯電話がオンフックとなる、ことを特徴とする携帯電話機能内蔵情報端末機器のオン/オフフック方法。

請求項10

イヤホンマイクを用いて通話する携帯電話機能内蔵情報端末機器の携帯電話のオン/オフフック方法であって、外部からの呼び出しや外部に対する通話のために、先端部に携帯電話用のイヤホンマイクが接続され、反対の端部に該イヤホンマイクを前記情報端末に電気的に接続するためのプラグが接続されたケーブルの該プラグを、前記情報端末本体に設けられ、前記プラグと接続可能でかつ該プラグとの接続時には閉じ該プラグの取り外し時には開く接点を有するジャックに接続することによって前記携帯電話がオフフックとなり、前記プラグを前記ジャックから取り外すことによって前記携帯電話がオンフックとなる、ことを特徴とする携帯電話機能内蔵情報端末機器のオン/オフフック方法。

技術分野

0001

本発明は携帯電話機能内蔵情報端末機器に関し、特に携帯電話機能内蔵情報端末機器のオンオフフック方法に関する。

背景技術

0002

最近の電気通信パーソナル化に対応した携帯電話の普及と、コンピュータ記憶装置の進歩にともなった携帯用コンピュータ小型軽量化による情報のパーソナル化に対応して、携帯電話機能内蔵情報端末機器が次々と開発されている。従来、この種の携帯電話機能内蔵携帯情報端末機器は本体に直接マイクとスピーカ装備され、一般的な携帯電話のように、本体を顔に近づけて使用するものがほとんどであるが、この場合、あまりに形状の大きなものであると受話器のように使用することは困難であるため表示部の大型化やキーボードの装備などの機能面での制約が発生する。そこで従来の携帯電話用ハンドセットが通話用に使用されてもいるが大型化した本体には必然的にイヤホンマイクを使用することが考えられる。

0003

例えば特開平7−1017148号公報には、イヤホンマイクをアンテナに兼用し、さらにこのイヤホンマイクを巻き取って筐体収納する携帯電話が開示されている。

0004

これらのオン/オフフック方法としてはテンキー用のスイッチをその目的に割り当てたり、専用のスイッチを設けていた。

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、従来の携帯電話や携帯電話機能内蔵情報端末機器では、そのオン/オフフック方法としてはテンキー用のスイッチをその目的に割り当てたり、専用のスイッチを設けているのが通常であり、上述の特開平7−1017148号公報で開示された携帯電話では、ケーブル収納手段の係止爪係合する係止板の係合を解除する巻き取り操作子オンフックスイッチと兼用することが提案されているがオフフックはアイコンボタンに割り当てられている。

0006

しかし、本体をかばんなどに収納した状態で移動中に着信があった場合など、簡潔な操作で着信に応答できないと周囲に思わぬ迷惑や、使用者に精神的な影響をおよぼす可能性がある。

0007

本発明の目的は、操作手順が簡略化され操作性が向上した携帯電話機能を有する携帯電話機能内蔵情報端末機器およびそのオン/オフフック方法を提供することである。

課題を解決するための手段

0008

本発明の携帯電話機能内蔵情報端末機器は、情報処理端末部と携帯無線電話部と制御部とを備えた携帯電話機能内蔵情報端末機器であって、先端部に携帯電話用のイヤホンマイクが接続され、反対の端部が情報端末機器内部と接続したケーブルと、そのケーブルを巻き取るケーブル巻き取り機構と、ケーブルの引き出し終端位置で巻き取り機構を保持する保持手段と、その保持手段で保持された巻き取り機構により接点が閉じケーブルの巻き取り位置では接点が開く開閉手段とを備え、その開閉手段によって携帯電話のオフフック、オンフックが切り替えられる。

0009

巻き取り機構は、ケーブルを巻き取って収納するリール、そのリールの回転軸と同心でそのリールに固定されたピニオン、そのピニオンと噛み合って移動可能に保持され、保持手段の係止部と係合する係止部と開閉手段をケーブルの引き出し終端位置で閉じる方向に作動させる開閉動作部とを有するラックギヤ、およびそのラックギヤをケーブルの引き込み方向に付勢するばねとを備え、保持手段は、ラックギヤに設けられた係止部と係合可能な係止部、その保持手段を係合解除方向に情報端末機器外部から操作可能な操作部、および係止部を係合方向に付勢するばねとを備えることが好ましい。

0010

ラックギヤが回転可能に軸支された扇形セクタギヤであってもよく、摺動可能に保持された直線状のギヤであってもよい。

0011

携帯電話のオフフック、オンフックを切り替えるための開閉手段が、ラックギヤに設けられた開閉動作部の押圧により接点が閉じる押しボタンスイッチであってもよく、ラックギヤに設けられた開閉動作部の接近により接点が閉じるリードスイッチであってもよく、ラックギヤに設けられた開閉動作部による光路遮断により接点が閉じる光センサスイッチであってもよい。

0012

本発明の他の形態では、情報処理端末部と携帯無線電話部と制御部とを備えた携帯電話機能内蔵情報端末機器であって、先端部に携帯電話用のイヤホンマイクが接続され、反対の端部にそのイヤホンマイクを情報端末電気的に接続するためのプラグが接続されたケーブルと、情報端末機器本体に設けられ、プラグと電気的に接続可能でかつそのプラグとの接続時には閉じそのプラグの取り外し時には開く接点を有するジャックとを備え、そのジャックの接点の開閉によって携帯電話のオフフック、オンフックが切り替えられる。

0013

本発明の携帯電話機能内蔵情報端末機器のオン/オフフック方法は、イヤホンマイクを用いて通話する携帯電話機能内蔵情報端末機器の携帯電話のオン/オフフック方法であって、外部からの呼び出しや外部に対する通話のために、情報端末とケーブルで接続されたイヤホンマイクを情報端末の収納位置から所定の長さ引き出すと、そのケーブルが保持手段によって引き出し位置で保持されるとともに、携帯電話がオフフックとなり、情報端末に設けられた保持手段の操作部を押圧すると、ケーブルの保持状態開放されてそのケーブルとイヤホンマイクとが情報端末の収納位置に収納されるとともに、携帯電話がオンフックとなる。

0014

本発明の他の形態では、イヤホンマイクを用いて通話する携帯電話機能内蔵情報端末機器の携帯電話のオン/オフフック方法であって、外部からの呼び出しや外部に対する通話のために、先端部に携帯電話用のイヤホンマイクが接続され、反対の端部にそのイヤホンマイクを情報端末に電気的に接続するためのプラグが接続されたケーブルのそのプラグを、情報端末本体に設けられ、プラグと接続可能でかつそのプラグとの接続時には閉じそのプラグの取り外し時には開く接点を有するジャックに接続することによって携帯電話がオフフックとなり、プラグをジャックから取り外すことによって携帯電話がオンフックとなる。

発明を実施するための最良の形態

0015

次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態の携帯電話機能内蔵情報端末機器のブロック構成図であり、図2は本発明の第1の実施の形態の携帯電話機能内蔵情報端末機器の模式的外形図であり、図3は本発明の第1の実施の形態の携帯電話機能内蔵情報端末機器のケーブル巻き取り機構の模式的構成図であり、(a)はイヤホンマイク巻き取り時の状態、(b)はイヤホンマイク引き出し時の状態である。図中符号100は携帯電話機能内蔵情報端末機器、110は制御部、115はCPU、120は表示入力部、121は液晶表示部、122は電話機能画面、123はアイコンボタン、125はタッチペン、130はベースバンド部、140はケーブル巻き取り機構、141はリール、142はリールの回転軸、143はピニオンギヤ、146はラックギヤ、146aは切り欠き部、146bはスイッチ押圧部、147はラックギヤの回転軸、148はストッパ、149はラックギヤ用のスプリング、151は固定爪、152は固定爪の回転軸、153は固定爪の操作ボタン、154は固定爪用のスプリング、156は押しボタンスイッチ、160はイヤホンマイク、161はイヤホン、162はマイク、163はケーブル、170は無線部、171はアンテナ、180はバッテリである。

0016

本発明の第1の実施の形態の携帯電話機能内蔵情報端末機器100は図1ならびに図2に示すように情報端末と携帯電話兼用の表示入力部120と、携帯電話機能と、情報端末機能と携帯電話機能とを制御する制御部110と、CPU115と、電源となるバッテリ180とを備える。

0017

表示入力部120は、液晶表示部121を有し、液晶表示部121にはアイコンボタン123を含む電話機能画面122が形成され、アイコンボタン123はタッチペン125によって操作される。

0018

携帯電話機能としては、アンテナ171と無線部170と、ベースバンド部130と、イヤホン161とマイク162とを備えたイヤホンマイク160とケーブル巻き取り機能140を備えている。

0019

ケーブル巻き取り機構140は図3に示すように、同軸で固定されたピニオンギヤ143を有し回転軸142により回転自由なケーブル163の巻き取り用のリール141と、一端に切り欠き部146aとスイッチ押圧部146bを有しピニオンギヤ143と噛み合って回転軸147により回転自由な扇状のラックギヤ146と、ラックギヤ146をケーブル163の巻き取り方向に付勢するスプリング149と、ラックギヤ146のケーブル巻き取り方向と引き出し方向の回転を規制するストッパ148と、外部から係合引き離し操作可能な操作ボタン153とを有しスプリング154によりラックギヤ146の切り欠き部146aとの係合方向に付勢されケーブル163の引き出し終端位置でラックギヤ146の切り欠き部146aと係合する固定爪151と、ケーブル163の引き出し終端位置でラックギヤ146のスイッチ押圧部146bにより接点が閉じられる押しボタンスイッチ156とから構成される。

0020

次に従来の携帯電話機能内蔵情報端末機器の動作について説明する。通常、電話機能を使用する際には、電話機能画面122にあるアイコンボタン123をタッチペン125によってタッチすることにより操作を行っている。例えば発信の場合は、イヤホンマイク160を引き出した後に電話番号を入力し、続いてオフフックボタンをタッチすることにより発信を行い通話を行う。また、着信の場合にも同様にイヤホンマイク160を引き出した後にオフフックボタンをタッチペン125によりタッチし通話を行う。さらに終話の際にはタッチペン125にてオンフックボタンをタッチすることにより通話を終了し、待ち受け状態へ戻る。

0021

本発明のオン/オフフック方式によると、通常のオン/オフフック方法が使用可能であることに加え、イヤホンマイク160の引き出しと巻き戻しによりオン/オフフックが可能である。その動作の詳細を図3図4を用いて詳細に説明する。図4は本発明の第1の実施の形態の携帯電話のオン/オフフック方法を説明するためのフローチャートであり、図中符号S101〜S115は各ステップである。

0022

まず、携帯電話機能内蔵情報端末機器100をスタートさせると(S101)、携帯電話機能は待機状態となる(S102)、外部からの呼び出しに応じたり、外部に通話するためにイヤホンマイク160を格納されている端末機器ケース内から引き出すと、イヤホンマイク160が接続しているケーブル163が巻き取られているリール141が回転し、ピニオンギア143を回転させることによりラックギア146がスプリング149を伸張させつつ時計回りに回転する。次にストッパ148により制限されているラックギア146の回転停止位置付近に配置されている押しボタンスイッチ156と固定爪151とにそれぞれラックギア146のスイッチ押圧部146bと切り欠き部146aとが接触する。さらにイヤホンマイク160をラックギア146がストッパ148による回転停止位置に達するまで引き出すと、ラックギア146のスイッチ押圧部146bが押しボタンスイッチ156を押下し、かつ固定爪151はラックギア146の切り欠き部146aに接触し、一旦、回転軸132を中心に時計回りに回転した後にラックギア146の切り欠き部146aにスプリング154の張力とスプリング149の張力により噛み合うことによりラックギア146は回転不能となりその位置に固定される。ここで図3(b)の状態となり、スイッチ154が押下され接点が閉じるので携帯電話機能はオフフック状態となり通話可能となる(S104)。

0023

制御部110が外部からの呼び出し信号があることを判断すると(S105Yes)、呼び出し外線と接続し(S106)、呼び出し先と通話する(S110)。制御部110が外部からの呼び出し信号がないことを判断すると(S105No)、外線呼び出しを待機し、アイコンボタン123のテンキーをタッチペン125で操作して呼出し番号を入力すると制御部110は無線部170とアンテナ171を経由して外線を呼び出し(S108)、外線と接続し(S109)、呼び出し先と通話する(S110)。

0024

また、終話時には固定爪151の操作ボタン153を押し上げると(S111)、固定爪151とラックギア146との噛み合わせが外れ、スプリング149の張力によりラックギア146が反時計回りに回転することによりピニオンギア143にその回転が伝わり、リール141にケーブル163が巻き込まれイヤホンマイク160は機器内部に引き込まれ(S112)、同時に押しボタンスイッチ156が開放され携帯電話機能がオンフック状態となり終話する(S113)。待機終了でなければ(S114No)、S102の待機に戻り、待機終了ならば(S114Yes)、終了する(S115)。

0025

このように、本発明のオン/オフフック方法によればイヤホンマイク160を機器から引き出すだけでオフフック状態になり、通話が終わりイヤホンマイク引き込み操作ボタン153を操作するだけで自動的にオンフック状態になり操作手順が簡略化される。

0026

次に本発明の第2の実施例について説明する。図5は第2の実施の形態の携帯電話機能内蔵情報端末機器のケーブル巻き取り機構の模式的構成図であり、図中符号241はリール、242はリールの回転軸、243はピニオンギヤ、246はラックギヤ、246aは切り欠き部、246bは磁石、247はラックギヤの回転軸、248はストッパ、249はラックギヤ用のスプリング、251は固定爪、252は固定爪の回転軸、253は固定爪の操作ボタン、254は固定爪用のスプリング、256は近接スイッチ、263はケーブルである。図5はイヤホンマイク巻き取り時の状態を示し、イヤホンマイク引き出し時の状態は一部を一点鎖線で同図上に示している。

0027

第1の実施の形態ではオン/オフフック用のスイッチとして押しボタンスイッチを用い、ラックギヤに設けられたスイッチ押圧部により開閉を行っていたが、第2の実施の形態ではオン/オフフック用のスイッチとして近接スイッチ256を用い、ラックギヤ246に設けられた磁石246bの接近と離開により開閉を行っている。その他の構造と動作は第1の実施の形態と同様なので説明を省略する。

0028

次に本発明の第3の実施例について説明する。図6は第3の実施の形態の携帯電話機能内蔵情報端末機器のケーブル巻き取り機構の模式的構成図であり、図中符号341はリール、342はリールの回転軸、343はピニオンギヤ、346はラックギヤ、346aは切り欠き部、346bは遮光板、347はラックギヤの回転軸、348はストッパ、349はラックギヤ用のスプリング、351は固定爪、352は固定爪の回転軸、353は固定爪の操作ボタン、354は固定爪用のスプリング、356は光センサスイッチ、363はケーブルである。図6はイヤホンマイク巻き取り時の状態を示し、イヤホンマイク引き出し時の状態は一部を一点鎖線で同図上に示している。

0029

第1の実施の形態ではオン/オフフック用のスイッチとして押しボタンスイッチを用い、ラックギヤに設けられたスイッチ押圧部により開閉を行っていたが、第3の実施の形態ではオン/オフフック用のスイッチとして光センサスイッチ356を用い、ラックギヤ346に設けられた遮光板346bによる光センサスイッチ356の光路の遮断と開放により開閉を行っている。その他の構造と動作は第1の実施の形態と同様なので説明を省略する。

0030

次に本発明の第4の実施例について説明する。図7は第4の実施の形態の携帯電話機能内蔵情報端末機器のケーブル巻き取り機構の模式的構成図であり、(a)はイヤホンマイク巻き取り時の状態、(b)はイヤホンマイク引き出し時の状態である。図中符号441はリール、442はリールの回転軸、443はピニオンギヤ、446はラックギヤ、446aは切り欠き部、446bはスイッチ押圧部、446cは突起部、447はスライドガイド、448はストッパ、449はラックギヤ用のスプリング、451は固定爪、452は固定爪の回転軸、453は固定爪の操作ボタン、454は固定爪用のスプリング、456は押しボタンスイッチ、463はケーブルである。

0031

第1の実施の形態ではケーブルを巻き取るリールと一体で回転するピンオンギヤに扇型セクターラックギヤが噛み合っていたが、第4の実施の形態ではケーブル463を巻き取るリール441と一体で回転するピンオンギヤ443にスライドガイド447に摺動可能に保持された直線型のラックギヤ446が噛み合っている。

0032

ケーブル巻き取り機構は図7に示すように、同軸で固定されたピニオンギヤ443を有し回転軸442により回転自由なケーブル463の巻き取り用のリール441と、一端に切り欠き部446aとスイッチ押圧部446bと突起部446cとを有しピニオンギヤ443と噛み合ってスライドガイド447により直線方向に摺動自由な直線状のラックギヤ446と、ラックギヤ446をケーブル463の巻き取り方向に付勢するスプリング449と、ラックギヤ446のケーブル引き出し方向の移動を規制するストッパ448と、外部から係合引き離し操作可能な操作ボタン453を有しスプリング454によりラックギヤ446の切り欠き部446aとの係合方向に付勢されケーブル463の引き出し終端位置でラックギヤ446の切り欠き部446aと係合する固定爪451と、ケーブル463の引き出し終端位置でラックギヤ446のスイッチ押圧部446bにより接点が閉じられる押しボタンスイッチ456とから構成される。

0033

次に動作について説明する。外部からの呼び出しに応じたり、外部に通話するためにイヤホンマイクを格納されている端末機器ケース内から引き出すとイヤホンマイクが接続しているケーブル463が巻き取られているリール441が回転し、ピニオンギア443を回転させることによりラックギア446がスプリング449を伸張させつつ図7の左方向に移動する。次にストッパ448により制限されているラックギア446の移動停止位置付近に配置されている押しボタンスイッチ456と固定爪451とにそれぞれラックギア446のスイッチ押圧部446bと切り欠き部446aとが接触する。さらにイヤホンマイクをラックギア446がストッパ448と突起部446cとの当接による移動停止位置に達するまで引き出すと、ラックギア446のスイッチ押圧部446bが押しボタンスイッチ456を押下し、かつ固定爪451はラックギア446の切り欠き部446aに接触し、一旦、行き過ぎた後にラックギア446の切り欠き部446aにスプリング454の張力とスプリング449の張力により噛み合うことによりラックギア446は移動不能となりその位置に固定される。ここで図7(b)の状態となり、スイッチ454が押下され接点が閉じるので携帯電話機能はオフフック状態となり通話可能となる。

0034

制御部が外部からの呼び出し信号があることを判断すると、呼び出し外線と接続し、呼び出し先と通話する。制御部が外部からの呼び出し信号がないことを判断すると、外線呼び出しを待機し、アイコンボタンのテンキーをタッチペンで操作して呼出し番号を入力すると制御部は無線部とアンテナを経由して外線を呼び出し、外線と接続し、呼び出し先と通話する。

0035

また、終話時には固定爪451の操作ボタン453を押し上げると、固定爪451とラックギア446との噛み合わせが外れ、スプリング449の張力によりラックギア446が図7の右側方向に移動することによりピニオンギア443にその回転が伝わり、リール441にケーブル463が巻き込まれイヤホンマイクは機器内部に引き込まれ、同時に押しボタンスイッチ456が開放され携帯電話機能がオンフック状態となり終話する第4の実施の形態でも第2と第3の実施の形態のように押しボタンスイッチを近接スイッチや光センサスイッチに代替することができる。

0036

これまでの説明ではイヤホンマイクのケーブルをリールに巻き取る方法で簡単に説明したが、ケーブルの巻き取り方法は例えば電気掃除機などで広く使用されており、これらの周知の巻き取り方法を本発明のケーブル巻き取り機構に組み合わせることが可能であり、採用した巻き取り方法により当然オン/オフフック切り替えスイッチもその方法に適合したスイッチを採用することとなる。

0037

次に、本発明の第5の実施の形態について図面を参照して説明する。図8は本発明の第5の実施の形態の携帯電話機能内蔵情報端末機器の模式的外形図であり、図中符号500は携帯電話機能内蔵情報端末機器、520は表示入力部、521は液晶表示部、522は電話機能画面、523はアイコンボタン、525はタッチペン、560はイヤホンマイク、563はケーブル、564はプラグ、565はジャックである。

0038

図8を参照すると、イヤホンマイク560を巻き取るリールの代わりに、イヤホンマイク560にプラグ564を備え、本体側にはスイッチ付きジャック565が備えられている。すなわちイヤホンマイク560が着脱式となっている。

0039

この本発明の第5の実施の形態の動作を説明すると、プラグ564をスイッチ付きジャック565に挿入すると、ジャックにプラグが接触することによりスイッチがオンとなり、携帯電話機能がオフフック状態となる。またプラグ564を引き抜くことによりスイッチがオフとなりオンフック状態となることにより、携帯電話機能のオン/オフフック機能の制御をイヤホンマイク560の抜き差しにて制御を行う。勿論プラグ564とジャック565はイヤホンマイク560の配線を機器本体の配線と接続する。

0040

これによりリールを本体に装備する必要がないため、本体の小型化および軽量化に貢献可能であるといった新たな効果がある。

発明の効果

0041

以上説明したように本発明の第一の効果は、発信時および着信の際に、迅速かつ簡単に通話状態移行が可能であることである。その理由は、イヤホンマイクを本体より引き出す操作のみでオン/オフフック機能を操作し、通話可能であるため、特に着信時には表示部を確認する必要がなく、かつタッチペンなどで操作する必要もなく、通話状態へ移行するまでの操作手順が削減されるためである。また、オン/オフフックを操作する物理的なボタンを装備している場合においても、ボタンを操作する動作を省略することが可能である。

0042

第二の効果は、装置の消費電力を節約できることにある。その理由は、物理的なスイッチによる動作を行うため、アイコンボタンなどを表示する必要がないため、その表示機能消費する電力を削減可能である。

図面の簡単な説明

0043

図1本発明の第1の実施の形態の携帯電話機能内蔵情報端末機器のブロック構成図である。
図2本発明の第1の実施の形態の携帯電話機能内蔵情報端末機器の模式的外形図である。
図3本発明の第1の実施の形態の携帯電話機能内蔵情報端末機器のケーブル巻き取り機構の模式的構成図である。(a)はイヤホンマイク巻き取り時の状態である。(b)はイヤホンマイク引き出し時の状態である。
図4本発明の第1の実施の形態の携帯電話のオン/オフフック方法を説明するためのフローチャートである。
図5第2の実施の形態の携帯電話機能内蔵情報端末機器のケーブル巻き取り機構の模式的構成図である。
図6第3の実施の形態の携帯電話機能内蔵情報端末機器のケーブル巻き取り機構の模式的構成図である。
図7第4の実施の形態の携帯電話機能内蔵情報端末機器のケーブル巻き取り機構の模式的構成図である。(a)はイヤホンマイク巻き取り時の状態である。(b)はイヤホンマイク引き出し時の状態である。
図8本発明の第5の実施の形態の携帯電話機能内蔵情報端末機器の模式的外形図である。

--

0044

100、500携帯電話機能内蔵情報端末機器
110 制御部
115 CPU
120、520表示入力部
121、521液晶表示部
122、522電話機能画面
123、523アイコンボタン
125、525タッチペン
130ベースバンド部
140ケーブル巻き取り機構
141、241、341、441 リール
142、242、342、442 リールの回転軸
143、243、343、443ピニオンギヤ
146、246、346、446ラックギヤ
146a、246a、346a,446a切り欠き部
146b、446b スイッチ押圧部
147、247、347 ラックギヤの回転軸
148、248、348、448ストッパ
149、249、349、449 ラックギヤ用のスプリング
151、251、351、451固定爪
152、252、352、452 固定爪の回転軸
153、253、353、453 固定爪の操作ボタン
154、254、354、454 固定爪用のスプリング
156、456 押しボタンスイッチ
160、560イヤホンマイク
161イヤホン
162マイク
163、263、363、463、563ケーブル
170無線部
171アンテナ
180バッテリ
246b磁石
256近接スイッチ
346b遮光板
356光センサスイッチ
446c突起部
447スライドガイド
564プラグ
565ジャック
S101〜S115 各ステップ

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