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技術 油圧ブレーカ

出願人 冨士重機株式会社
発明者 佐藤和彦内藤昭康
出願日 1997年11月25日 (23年5ヶ月経過) 出願番号 1997-323139
公開日 1999年6月15日 (21年11ヶ月経過) 公開番号 1999-156757
状態 特許登録済
技術分野 衝撃工具及びその付属品
主要キーワード 手掘り アーム用シリンダ 対向接続 回動軸心 土留用 締付部材 ベースブラケット ブーム用シリンダ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年6月15日)のものです。
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図面 (9)

課題

ピン等に大きな負担をかけることなく、ベースブラケットに対するブレーカ本体の回動角度を無段階に調節し得、側壁が垂直となる目的の溝を掘削でき、作業効率の向上を図り得る油圧ブレーカを提供する。

解決手段

建設機械1のアーム6先端部にベースブラケット18を、アーム6を含む面内において回動可能となるよう取り付けると共に、前記ベースブラケット18に、被破砕物に対して打撃力を与えるためのチゼル9を有するブレーカ本体10を、ベースブラケット18の回動軸心Oと略直角な方向へ延び且つブレーカ本体10の長手方向略中心部に位置する仮想軸線O’を中心として回動角度が無段階に調節自在となるよう、複数の締付部材としてのボルト24・ナット25により取り付ける。

概要

背景

一般に、図3に示される如く、油圧ショベル等の建設機械1は、クローラ式下部走行体2の上部に上部旋回体3を水平旋回可能に搭載し、該上部旋回体3の前端部にブーム4を、ブーム用シリンダ5の伸縮作動により上下方向へ起伏可能に取り付け、該ブーム4の先端部にアーム6を、アーム用シリンダ7の伸縮作動により回動可能に取り付けてなる構成を有しており、前記建設機械1のアーム6の先端部には、作業用アタッチメントとして油圧ブレーカ8が取り付けられる。

前記油圧ブレーカ8は、被破砕物に対して打撃力を与えるためのチゼル9を有するブレーカ本体10の基端部を、前記建設機械1のアーム6の先端部に対して、該アーム6を含む面と直交する方向に延びるピン11により回動自在に取り付けると共に、前記アーム6の先端部に枢着され且つアタッチメント用シリンダ12によって駆動されるリンク13をピン14により前記ブレーカ本体10の所要位置に枢着し、前記アタッチメント用シリンダ12を伸縮作動せしめることにより、ブレーカ本体10をアーム6を含む面内において回動させ得るようになっている。

しかしながら、下水管ガス管等の埋設工事において、前述の如き油圧ブレーカ8をアーム6先端部に装着した建設機械1を用いて地面に溝を掘って行くような場合、図4に示される如く、油圧ブレーカ8のブレーカ本体10の側面がチゼル9よりも先に溝15の側壁16に当ってしまい、該溝15の側壁16を垂直に掘削することができず、溝15の断面形状がV形になり、目的の溝15を形成することができなかった。

側壁16が垂直となる目的の溝15を掘削できない場合、下水管やガス管等の埋設工事の際に必要となる土留用シーティングプレート(図示せず)を溝15の側壁16に設置することができないため、従来においては、油圧ブレーカ8によってV形に掘削された溝15を、図4中仮想線で示されるように、作業員手掘り作業することにより、溝15の側壁16を垂直にしたり、或いは、図5に示される如く、建設機械1の下部走行体2の片側の下方に枕木等の台17を敷き、建設機械1全体を傾斜させることにより、油圧ブレーカ8のブレーカ本体10の側面を溝15の側壁16に接触させることなく、チゼル9を溝15の側壁16に押し付けて掘削を行ったりしていた。

しかしながら、前述の如く油圧ブレーカ8によってV形に掘削された溝15を、図4中仮想線で示されるように、作業員が手掘り作業することにより、溝15の側壁16を垂直にするのでは、作業員の負担が大きく且つ時間もかかり、効率が悪くなる一方、図5に示される如く、建設機械1の下部走行体2の片側の下方に枕木等の台17を敷き、建設機械1全体を傾斜させることにより、油圧ブレーカ8のブレーカ本体10の側面を溝15の側壁16に接触させることなく、チゼル9を溝15の側壁16に押し付けて掘削を行うのでは、建設機械1のバランスが悪く、しかも、溝15の片側の側壁16の掘削完了後には、もう一方の側の側壁16の掘削を行うために、台17を入れ換える必要があり、無駄な労力と時間がかかり、やはり効率が悪くなるという欠点を有していた。

こうした欠点を解消する油圧ブレーカとしては、従来、例えば、実願平8−2926号(実用新案登録第3030092号)に記載されたようなものが存在し、これは、図6〜図8に示される如く、建設機械1のアーム6先端部にベースブラケット18を、アーム6を含む面内において回動可能となるようピン11及びピン14を用いて取り付けると共に、前記ベースブラケット18に、被破砕物に対して打撃力を与えるためのチゼル9を有するブレーカ本体10を、ベースブラケット18のピン11における回動軸心Oと略直角な方向へ延び且つブレーカ本体10の上端部に配設されるピン19を中心として回動自在に取り付け、前記ベースブラケット18から、下端部にロックピン20を抜き差し可能なロックプレート21を垂下せしめ、ブレーカ本体10に、前記ロックピン20を差し込み可能な複数(図7の例では三個)のロック孔22が穿設された固定板23を取り付けてなる構成を有している。

前記複数のロック孔22は、固定板23におけるピン19を中心とした円弧上に穿設されており、ベースブラケット18に対してブレーカ本体10を、ピン19を中心に所要角度だけ回動させ、ロックプレート21のロックピン20を固定板23のロック孔22に差し込むと、前記ベースブラケット18に対してブレーカ本体10が所要角度だけ傾斜した状態で固定され、この状態で、図8に示される如く、下水管やガス管等の埋設工事において地面に溝15を掘って行けば、油圧ブレーカ8のブレーカ本体10の側面がチゼル9よりも先に溝15の側壁16に当ってしまうことがなくなり、該溝15の側壁16を垂直に掘削することができ、溝15の断面形状がV形とならずに、目的の溝15を形成することができる。

概要

ピン等に大きな負担をかけることなく、ベースブラケットに対するブレーカ本体の回動角度を無段階に調節し得、側壁が垂直となる目的の溝を掘削でき、作業効率の向上を図り得る油圧ブレーカを提供する。

建設機械1のアーム6先端部にベースブラケット18を、アーム6を含む面内において回動可能となるよう取り付けると共に、前記ベースブラケット18に、被破砕物に対して打撃力を与えるためのチゼル9を有するブレーカ本体10を、ベースブラケット18の回動軸心Oと略直角な方向へ延び且つブレーカ本体10の長手方向略中心部に位置する仮想軸線O’を中心として回動角度が無段階に調節自在となるよう、複数の締付部材としてのボルト24・ナット25により取り付ける。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

建設機械アーム先端部にベースブラケットを、アームを含む面内において回動可能となるよう取り付けると共に、前記ベースブラケットに、被破砕物に対して打撃力を与えるためのチゼルを有するブレーカ本体を、ベースブラケットの回動軸心と略直角な方向へ延び且つブレーカ本体の長手方向略中心部に位置する軸線を中心として回動角度が無段階に調節自在となるよう、複数の締付部材により取り付けたことを特徴とする油圧ブレーカ

請求項2

ベースブラケットにフランジ部を形成し、且つ該ベースブラケットのフランジ部に対して対向接続されるようブレーカ本体にフランジ部を形成し、前記ベースブラケットに形成したフランジ部に、ベースブラケットの回動軸心と略直角な方向へ延びる軸線を中心とする円弧状の複数の長孔穿設すると共に、前記ブレーカ本体に形成したフランジ部に、前記各長孔に挿通される複数のボルトを固着し、該各ボルトに対するナット締め付けにより、ベースブラケットに対するブレーカ本体の回動角度を調節するよう構成した請求項1記載の油圧ブレーカ。

請求項3

ベースブラケットにフランジ部を形成し、且つ該ベースブラケットのフランジ部に対して対向接続されるようブレーカ本体にフランジ部を形成し、前記ブレーカ本体に形成したフランジ部に、ベースブラケットの回動軸心と略直角な方向へ延びる軸線を中心とする円弧状の複数の長孔を穿設すると共に、前記ベースブラケットに形成したフランジ部に、前記各長孔に挿通される複数のボルトを固着し、該各ボルトに対するナットの締め付けにより、ベースブラケットに対するブレーカ本体の回動角度を調節するよう構成した請求項1記載の油圧ブレーカ。

技術分野

0001

本発明は、油圧ブレーカに関するものである。

背景技術

0002

一般に、図3に示される如く、油圧ショベル等の建設機械1は、クローラ式下部走行体2の上部に上部旋回体3を水平旋回可能に搭載し、該上部旋回体3の前端部にブーム4を、ブーム用シリンダ5の伸縮作動により上下方向へ起伏可能に取り付け、該ブーム4の先端部にアーム6を、アーム用シリンダ7の伸縮作動により回動可能に取り付けてなる構成を有しており、前記建設機械1のアーム6の先端部には、作業用アタッチメントとして油圧ブレーカ8が取り付けられる。

0003

前記油圧ブレーカ8は、被破砕物に対して打撃力を与えるためのチゼル9を有するブレーカ本体10の基端部を、前記建設機械1のアーム6の先端部に対して、該アーム6を含む面と直交する方向に延びるピン11により回動自在に取り付けると共に、前記アーム6の先端部に枢着され且つアタッチメント用シリンダ12によって駆動されるリンク13をピン14により前記ブレーカ本体10の所要位置に枢着し、前記アタッチメント用シリンダ12を伸縮作動せしめることにより、ブレーカ本体10をアーム6を含む面内において回動させ得るようになっている。

0004

しかしながら、下水管ガス管等の埋設工事において、前述の如き油圧ブレーカ8をアーム6先端部に装着した建設機械1を用いて地面に溝を掘って行くような場合、図4に示される如く、油圧ブレーカ8のブレーカ本体10の側面がチゼル9よりも先に溝15の側壁16に当ってしまい、該溝15の側壁16を垂直に掘削することができず、溝15の断面形状がV形になり、目的の溝15を形成することができなかった。

0005

側壁16が垂直となる目的の溝15を掘削できない場合、下水管やガス管等の埋設工事の際に必要となる土留用シーティングプレート(図示せず)を溝15の側壁16に設置することができないため、従来においては、油圧ブレーカ8によってV形に掘削された溝15を、図4仮想線で示されるように、作業員手掘り作業することにより、溝15の側壁16を垂直にしたり、或いは、図5に示される如く、建設機械1の下部走行体2の片側の下方に枕木等の台17を敷き、建設機械1全体を傾斜させることにより、油圧ブレーカ8のブレーカ本体10の側面を溝15の側壁16に接触させることなく、チゼル9を溝15の側壁16に押し付けて掘削を行ったりしていた。

0006

しかしながら、前述の如く油圧ブレーカ8によってV形に掘削された溝15を、図4中仮想線で示されるように、作業員が手掘り作業することにより、溝15の側壁16を垂直にするのでは、作業員の負担が大きく且つ時間もかかり、効率が悪くなる一方、図5に示される如く、建設機械1の下部走行体2の片側の下方に枕木等の台17を敷き、建設機械1全体を傾斜させることにより、油圧ブレーカ8のブレーカ本体10の側面を溝15の側壁16に接触させることなく、チゼル9を溝15の側壁16に押し付けて掘削を行うのでは、建設機械1のバランスが悪く、しかも、溝15の片側の側壁16の掘削完了後には、もう一方の側の側壁16の掘削を行うために、台17を入れ換える必要があり、無駄な労力と時間がかかり、やはり効率が悪くなるという欠点を有していた。

0007

こうした欠点を解消する油圧ブレーカとしては、従来、例えば、実願平8−2926号(実用新案登録第3030092号)に記載されたようなものが存在し、これは、図6図8に示される如く、建設機械1のアーム6先端部にベースブラケット18を、アーム6を含む面内において回動可能となるようピン11及びピン14を用いて取り付けると共に、前記ベースブラケット18に、被破砕物に対して打撃力を与えるためのチゼル9を有するブレーカ本体10を、ベースブラケット18のピン11における回動軸心Oと略直角な方向へ延び且つブレーカ本体10の上端部に配設されるピン19を中心として回動自在に取り付け、前記ベースブラケット18から、下端部にロックピン20を抜き差し可能なロックプレート21を垂下せしめ、ブレーカ本体10に、前記ロックピン20を差し込み可能な複数(図7の例では三個)のロック孔22が穿設された固定板23を取り付けてなる構成を有している。

0008

前記複数のロック孔22は、固定板23におけるピン19を中心とした円弧上に穿設されており、ベースブラケット18に対してブレーカ本体10を、ピン19を中心に所要角度だけ回動させ、ロックプレート21のロックピン20を固定板23のロック孔22に差し込むと、前記ベースブラケット18に対してブレーカ本体10が所要角度だけ傾斜した状態で固定され、この状態で、図8に示される如く、下水管やガス管等の埋設工事において地面に溝15を掘って行けば、油圧ブレーカ8のブレーカ本体10の側面がチゼル9よりも先に溝15の側壁16に当ってしまうことがなくなり、該溝15の側壁16を垂直に掘削することができ、溝15の断面形状がV形とならずに、目的の溝15を形成することができる。

発明が解決しようとする課題

0009

しかしながら、図6図8に示されるような油圧ブレーカ8においては、ベースブラケット18に対してブレーカ本体10を、該ブレーカ本体10の上端部に配設されるピン19を中心として回動自在に取り付けてあるため、ピン19に大きな負担がかかり、強度上あまり好ましくないと共に、固定板23のロック孔22に対してロックピン20を差し込むことによりベースブラケット18に対するブレーカ本体10の回動角度を調節するようになっているため、該ベースブラケット18に対するブレーカ本体10の回動角度は段階的にしか調節できず、現場での作業において微妙な調節を行うことができないという欠点を有していた。

0010

本発明は、斯かる実情に鑑み、ピン等に大きな負担をかけることなく、ベースブラケットに対するブレーカ本体の回動角度を無段階に調節し得、側壁が垂直となる目的の溝を掘削でき、作業効率の向上を図り得る油圧ブレーカを提供しようとするものである。

課題を解決するための手段

0011

本発明は、建設機械のアーム先端部にベースブラケットを、アームを含む面内において回動可能となるよう取り付けると共に、前記ベースブラケットに、被破砕物に対して打撃力を与えるためのチゼルを有するブレーカ本体を、ベースブラケットの回動軸心と略直角な方向へ延び且つブレーカ本体の長手方向略中心部に位置する軸線を中心として回動角度が無段階に調節自在となるよう、複数の締付部材により取り付けたことを特徴とする油圧ブレーカにかかるものである。

0012

前記油圧ブレーカにおいては、ベースブラケットにフランジ部を形成し、且つ該ベースブラケットのフランジ部に対して対向接続されるようブレーカ本体にフランジ部を形成し、前記ベースブラケットに形成したフランジ部に、ベースブラケットの回動軸心と略直角な方向へ延びる軸線を中心とする円弧状の複数の長孔を穿設すると共に、前記ブレーカ本体に形成したフランジ部に、前記各長孔に挿通される複数のボルトを固着し、該各ボルトに対するナット締め付けにより、ベースブラケットに対するブレーカ本体の回動角度を調節するよう構成することができる。

0013

又、前記油圧ブレーカにおいては、ベースブラケットにフランジ部を形成し、且つ該ベースブラケットのフランジ部に対して対向接続されるようブレーカ本体にフランジ部を形成し、前記ブレーカ本体に形成したフランジ部に、ベースブラケットの回動軸心と略直角な方向へ延びる軸線を中心とする円弧状の複数の長孔を穿設すると共に、前記ベースブラケットに形成したフランジ部に、前記各長孔に挿通される複数のボルトを固着し、該各ボルトに対するナットの締め付けにより、ベースブラケットに対するブレーカ本体の回動角度を調節するよう構成することもできる。

0014

上記手段によれば、以下のような作用が得られる。

0015

締付部材を緩め、ベースブラケットに対してブレーカ本体を、ベースブラケットの回動軸心と略直角な方向へ延びる軸線を中心に所要角度だけ回動させ、締付部材を締め付けると、前記ベースブラケットに対してブレーカ本体が所要角度だけ傾斜した状態で固定され、この状態で、下水管やガス管等の埋設工事において地面に溝を掘って行けば、油圧ブレーカのブレーカ本体の側面がチゼルよりも先に溝の側壁に当ってしまうことがなくなり、該溝の側壁を垂直に掘削することができ、溝の断面形状がV形とならずに、目的の溝を形成することができる。

0016

本発明の油圧ブレーカにおいては、ベースブラケットに対してブレーカ本体を、従来のようにブレーカ本体の上端部に配設されるピンを中心として回動自在に取り付けるのではなく、ベースブラケットの回動軸心と略直角な方向へ延び且つブレーカ本体の長手方向略中心部に位置する軸線を中心として回動角度が無段階に調節自在となるよう、複数の締付部材により取り付けてあるため、複数の締付部材に荷重を分散させることが可能となり、強度的に有利になると共に、現場での作業においてベースブラケットに対するブレーカ本体の回動角度を微妙に調節することも可能となる。

0017

尚、前記油圧ブレーカにおいて、ベースブラケットにフランジ部を形成し、且つ該ベースブラケットのフランジ部に対して対向接続されるようブレーカ本体にフランジ部を形成し、前記ベースブラケットに形成したフランジ部に、ベースブラケットの回動軸心と略直角な方向へ延びる軸線を中心とする円弧状の複数の長孔を穿設すると共に、前記ブレーカ本体に形成したフランジ部に、前記各長孔に挿通される複数のボルトを固着し、該各ボルトに対するナットの締め付けにより、ベースブラケットに対するブレーカ本体の回動角度を調節するよう構成した場合、ナットを緩め、ブレーカ本体のフランジ部に固着されたボルトをベースブラケットのフランジ部に穿設された長孔に沿って所要方向へ移動させることにより、ベースブラケットに対してブレーカ本体を、前記軸線を中心に所要角度だけ回動させ、ナットを締め付けると、前記ベースブラケットに対してブレーカ本体が所要角度だけ傾斜した状態で固定される。

0018

又、前記油圧ブレーカにおいて、ベースブラケットにフランジ部を形成し、且つ該ベースブラケットのフランジ部に対して対向接続されるようブレーカ本体にフランジ部を形成し、前記ブレーカ本体に形成したフランジ部に、ベースブラケットの回動軸心と略直角な方向へ延びる軸線を中心とする円弧状の複数の長孔を穿設すると共に、前記ベースブラケットに形成したフランジ部に、前記各長孔に挿通される複数のボルトを固着し、該各ボルトに対するナットの締め付けにより、ベースブラケットに対するブレーカ本体の回動角度を調節するよう構成した場合、ナットを緩め、ベースブラケットのフランジ部に固着されたボルトに対してブレーカ本体のフランジ部に穿設された長孔を所要方向へ移動させることにより、ベースブラケットに対してブレーカ本体を、前記軸線を中心に所要角度だけ回動させ、ナットを締め付けると、前記ベースブラケットに対してブレーカ本体が所要角度だけ傾斜した状態で固定される。

発明を実施するための最良の形態

0019

以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。

0020

図1及び図2は本発明を実施する形態の一例であって、図中、図6図8と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、基本的な構成は図6図8に示す従来のものと同様であるが、本図示例の特徴とするところは、図1及び図2に示す如く、建設機械1のアーム6先端部にベースブラケット18を、アーム6を含む面内において回動可能となるよう取り付けると共に、前記ベースブラケット18に、被破砕物に対して打撃力を与えるためのチゼル9を有するブレーカ本体10を、ベースブラケット18の回動軸心Oと略直角な方向へ延び且つブレーカ本体10の長手方向略中心部に位置する仮想の軸線O’を中心として回動角度が無段階に調節自在となるよう、複数の締付部材としてのボルト24・ナット25により取り付けた点にある。

0021

本図示例の場合、前記ベースブラケット18にフランジ部18aを形成し、且つ該ベースブラケット18のフランジ部18aに対して対向接続されるようブレーカ本体10にフランジ部10aを形成し、前記ベースブラケット18に形成したフランジ部18aに、ベースブラケット18の回動軸心Oと略直角な方向へ延びる軸線O’を中心とする円弧状の複数(図2の例では六個)の長孔18bを穿設すると共に、前記ブレーカ本体10に形成したフランジ部10aに、前記各長孔18bに挿通される複数(図2の例では六本)のボルト24を固着し、該各ボルト24に対するナット25の締め付けにより、ベースブラケット18に対するブレーカ本体10の回動角度を調節するよう構成してある。

0022

尚、前述とは逆に、前記ブレーカ本体10に形成したフランジ部10aに、ベースブラケット18の回動軸心Oと略直角な方向へ延びる軸線O’を中心とする円弧状の複数の長孔を穿設すると共に、前記ベースブラケット18に形成したフランジ部18aに、前記各長孔に挿通される複数のボルトを固着し、該各ボルトに対するナットの締め付けにより、ベースブラケット18に対するブレーカ本体10の回動角度を調節するよう構成してもよいことは言うまでもない。

0023

次に、上記図示例の作動を説明する。

0024

ナット25を緩め、ブレーカ本体10のフランジ部10aに固着されたボルト24をベースブラケット18のフランジ部18aに穿設された長孔18bに沿って所要方向へ移動させることにより、ベースブラケット18に対してブレーカ本体10を、軸線O’を中心に所要角度だけ回動させ、ナット25を締め付けると、前記ベースブラケット18に対してブレーカ本体10が所要角度だけ傾斜した状態で固定され、この状態で、下水管やガス管等の埋設工事において地面に溝15を掘って行けば、油圧ブレーカ8のブレーカ本体10の側面がチゼル9よりも先に溝15の側壁16に当ってしまうことがなくなり、該溝15の側壁16を垂直に掘削することができ、溝15の断面形状がV形とならずに、目的の溝15を形成することができる。

0025

本図示例の油圧ブレーカ8においては、ベースブラケット18に対してブレーカ本体10を、従来のようにブレーカ本体10の上端部に配設されるピン19(図6図8参照)を中心として回動自在に取り付けるのではなく、ベースブラケット18の回動軸心Oと略直角な方向へ延び且つブレーカ本体10の長手方向略中心部に位置する仮想の軸線O’を中心として回動角度が無段階に調節自在となるよう、複数の締付部材としてのボルト24・ナット25により取り付けてあるため、複数のボルト24に荷重を分散させることが可能となり、強度的に有利になると共に、現場での作業においてベースブラケット18に対するブレーカ本体10の回動角度を微妙に調節することも可能となる。

0026

こうして、ピン等に大きな負担をかけることなく、ベースブラケット18に対するブレーカ本体10の回動角度を無段階に調節し得、側壁16が垂直となる目的の溝15を掘削でき、作業効率の向上を図り得る。

0027

尚、本発明の油圧ブレーカは、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。

発明の効果

0028

以上、説明したように本発明の油圧ブレーカによれば、ピン等に大きな負担をかけることなく、ベースブラケットに対するブレーカ本体の回動角度を無段階に調節し得、側壁が垂直となる目的の溝を掘削でき、作業効率の向上を図り得るという優れた効果を奏し得る。

図面の簡単な説明

0029

図1本発明を実施する形態の一例の側面図である。
図2図1のII−II矢視図である。
図3従来の油圧ブレーカを装着した建設機械の斜視図である。
図4従来の油圧ブレーカを装着した建設機械によって溝を掘る状態を表わす概要正面図である。
図5従来の油圧ブレーカを装着した建設機械によって側壁が垂直な溝を掘る状態を表わす概要正面図である。
図6従来の改良型の油圧ブレーカの一例を表わす側面図である。
図7図6のVII−VII矢視図である。
図8従来の改良型の油圧ブレーカを装着した建設機械によって側壁が垂直な溝を掘る状態を表わす概要正面図である。

--

0030

1建設機械
6アーム
8油圧ブレーカ
9チゼル
10ブレーカ本体
10aフランジ部
18ベースブラケット
18a フランジ部
18b長孔
24ボルト(締付部材)
25ナット(締付部材)
O回動軸心
O’ 軸線

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