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技術 パイプハウスとパイプハウスの組み立てに用使用されるパイプ連結具

出願人 平林物産株式会社
発明者 平林昇相邦弘大竹義彦小林洋平
出願日 1997年12月1日 (22年5ヶ月経過) 出願番号 1997-330693
公開日 1999年6月15日 (20年10ヶ月経過) 公開番号 1999-155387
状態 特許登録済
技術分野 温室 建築構造一般
主要キーワード 半円孔 連結用パイプ 連結用具 パイプ固定具 固定用クランプ 補助パイプ 両側先端 パイプ連結
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年6月15日)のものです。
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図面 (14)

課題

棟木パイプ母屋パイプの高低差が大きい。

解決手段

本件出願のパイプハウス主アーチ3を形成するための連結具2が支持部7と、その両側を下方に曲げて形成した連結部21からなる。アーチパイプ1と棟木パイプ4の双方又は一方が足場用パイプである。連結具2が外パイプ8の内側に内パイプ9を挿入して、その両端の夫々を外パイプ8から外側に突出させ、外パイプ8の両側を内パイプ9と共に下方に曲げてなる。本件出願のアーチパイプ連結具2は棟木パイプ4をのせるための支持部7の両側に、アーチパイプ1と連結する連結部21を設け、その両連結部21を下方に曲げてなる。外パイプ8の内側に内パイプ9を挿入してその両端部を外パイプ8の両端の夫々から外側に突出させ、外パイプ8の両端側を内パイプ9と共に下方に曲げて、その下方に曲げた両端側をアーチパイプ1を連結する連結部21とし、両連結部21間をパイプハウスの棟木パイプ4をのせる支持部7とした。

概要

背景

パイプを組み立てて形成したハウス骨組の外にシートを張ったパイプハウスは従来から各種あり、その一例として図11に示す様なものがある。このパイプハウスは2本のアーチパイプAの先端を、く字状に曲げ連結パイプBの両端に差込んで連結して主アーチCを形成し、この主アーチCを前後方向に間隔をあけて多数本配置し、配置された主アーチCの連結パイプBの上に棟木パイプDを渡し、夫々の主アーチCの傾斜部の上に前記棟木パイプDと同方向に母屋パイプEを渡し、棟木パイプD及び母屋パイプEの上に主アーチCと同方向に補助アーチFを配置してハウス骨組Gを形成し、その外側に樹脂製のシート(図示しない)を張ってなるものである。この種のパイプハウスではアーチパイプAに直径19.1mm〜38.1mmの金属パイプが使用されている。

また、従来のパイプハウスには図13に示す様なものもある。このパイプハウスは強度を高めるために脚パイプJとドームパイプMとに直径48.6mmの金属パイプ(通常足場用パイプと呼ばれている)を使用したものであり、所望間隔をあけて横に配置した2つの基礎石Hに脚パイプJを垂直に立設し、その先にドームパイプMを連結して主アーチCを形成してある。ここで同径の脚パイプJとドームパイプMを連結するためにドームパイプMの先端をスエージ加工によって先細りにして、これを脚パイプJの内側に差込み、脚パイプJの外側からボルトを貫通させて脚パイプJとドームパイプMを連結している。この主アーチCは前記図8に示すパイプハウスと同様に前後方向に配置し、これに棟木パイプD、母屋パイプE、補助アーチFを配置してハウス骨組Gを形成し、その外にシート(図示しない)を張っている。尚、脚パイプJの先端をスエージ加工によって先細りにして、これをドームパイプMの内側に差込むこともある。

概要

棟木パイプと母屋パイプの高低差が大きい。

本件出願のパイプハウスは主アーチ3を形成するための連結具2が支持部7と、その両側を下方に曲げて形成した連結部21からなる。アーチパイプ1と棟木パイプ4の双方又は一方が足場用パイプである。連結具2が外パイプ8の内側に内パイプ9を挿入して、その両端の夫々を外パイプ8から外側に突出させ、外パイプ8の両側を内パイプ9と共に下方に曲げてなる。本件出願のアーチパイプ連結具2は棟木パイプ4をのせるための支持部7の両側に、アーチパイプ1と連結する連結部21を設け、その両連結部21を下方に曲げてなる。外パイプ8の内側に内パイプ9を挿入してその両端部を外パイプ8の両端の夫々から外側に突出させ、外パイプ8の両端側を内パイプ9と共に下方に曲げて、その下方に曲げた両端側をアーチパイプ1を連結する連結部21とし、両連結部21間をパイプハウスの棟木パイプ4をのせる支持部7とした。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
1件

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請求項1

2本のアーチパイプ(1)の先端同士を連結具(2)によって連結した主アーチ(3)を間隔を開けて前後方向に二以上配置し、配置された主アーチ(3)の連結具(2)の上に棟木パイプ(4)を渡し、主アーチ(3)の連結具(2)よりも下方に前記棟木パイプ(4)と同方向に母屋パイプ(5)を渡してなるハウス骨組(6)の外側に、シートを張ってなるパイプハウスにおいて、連結具(2)が棟木パイプ(4)をのせる支持部(7)の両側にアーチパイプ(1)と連結される連結部(21)が形成され、その連結部(21)が支持部(7)から下方に曲げて形成されてなることを特徴とするパイプハウス。

請求項2

2本のアーチパイプ(1)の先端同士を連結具(2)によって連結した主アーチ(3)を間隔を開けて前後方向に二以上配置し、配置された主アーチ(3)の連結具(2)の上に棟木パイプ(4)を渡し、主アーチ(3)の連結具(2)よりも下方に前記棟木パイプ(4)と同方向に母屋パイプ(5)を渡してなるハウス骨組(6)の外側に、シートを張ってなるパイプハウスにおいて、アーチパイプ(1)と棟木パイプ(4)の双方又は一方が足場用パイプであることを特徴とするパイプハウス。

請求項3

請求項1又は請求項2記載のパイプハウスにおいて、連結具(2)が外パイプ(8)の内側に内パイプ(9)を挿入し、その両端の夫々を外パイプ(8)から外側に突出させ、外パイプ(8)の両端側を内パイプ(9)と共に下方に曲げたものであることを特徴とするパイプハウス。

請求項4

パイプハウスの棟木パイプ(4)をのせるための支持部(7)の両側に、アーチパイプ(1)と連結する連結部(21)を設け、その両連結部(21)を下方に曲げてなるアーチパイプ連結具。

請求項5

外パイプ(8)の内側に内パイプ(9)を挿入してその両端部を外パイプ(8)の両端の夫々から外側に突出させ、外パイプ(8)の両端側を内パイプ(9)と共に下方に曲げて、その下方に曲げた両端側をアーチパイプ(1)と連結する連結部(21)とし、両連結部(21)間をパイプハウスの棟木パイプ(4)をのせる支持部(7)としてなることを特徴とするアーチパイプ連結具。

技術分野

0001

本発明はパイプを組み立てて形成したハウス骨組の外にシートを張ってなるパイプハウスと前記ハウス骨組を構成する主アーチを形成するのに使用されるアーチパイプ連結具に関するものである。

背景技術

0002

パイプを組み立てて形成したハウス骨組の外にシートを張ったパイプハウスは従来から各種あり、その一例として図11に示す様なものがある。このパイプハウスは2本のアーチパイプAの先端を、く字状に曲げ連結パイプBの両端に差込んで連結して主アーチCを形成し、この主アーチCを前後方向に間隔をあけて多数本配置し、配置された主アーチCの連結パイプBの上に棟木パイプDを渡し、夫々の主アーチCの傾斜部の上に前記棟木パイプDと同方向に母屋パイプEを渡し、棟木パイプD及び母屋パイプEの上に主アーチCと同方向に補助アーチFを配置してハウス骨組Gを形成し、その外側に樹脂製のシート(図示しない)を張ってなるものである。この種のパイプハウスではアーチパイプAに直径19.1mm〜38.1mmの金属パイプが使用されている。

0003

また、従来のパイプハウスには図13に示す様なものもある。このパイプハウスは強度を高めるために脚パイプJとドームパイプMとに直径48.6mmの金属パイプ(通常足場用パイプと呼ばれている)を使用したものであり、所望間隔をあけて横に配置した2つの基礎石Hに脚パイプJを垂直に立設し、その先にドームパイプMを連結して主アーチCを形成してある。ここで同径の脚パイプJとドームパイプMを連結するためにドームパイプMの先端をスエージ加工によって先細りにして、これを脚パイプJの内側に差込み、脚パイプJの外側からボルトを貫通させて脚パイプJとドームパイプMを連結している。この主アーチCは前記図8に示すパイプハウスと同様に前後方向に配置し、これに棟木パイプD、母屋パイプE、補助アーチFを配置してハウス骨組Gを形成し、その外にシート(図示しない)を張っている。尚、脚パイプJの先端をスエージ加工によって先細りにして、これをドームパイプMの内側に差込むこともある。

発明が解決しようとする課題

0004

図11に示した従来のパイプハウスには次の様な課題があった。.連結パイプBがく字状に曲げられているため、その天頂部にのせられた棟木パイプDの位置が高くなり、主アーチのCの傾斜部に渡した母屋パイプEとの高低差が大きくなって棟木パイプDと母屋パイプEの間に張られたシートが図12の様に弛み、そこに水が溜まったり、弛んだシートが風に煽られてばたついたりし、場合によってはシートが破れてしまう。また、シートがばたつくとハウス内の騒音となり作業者の話し声が聞こえないこともある。.パイプハウスの強度を向上させるために棟木パイプDの径を大きくすると母屋パイプEとの高低差が更に大きくなってシートがますます弛む。.棟木パイプDと母屋パイプEの高低差が大きいため、それらの上に配置される補助アーチFの傾斜が急になり、滑らかな円弧状にならない。このため強度上の問題が生じたり、シートを張りにくいといった課題がある。.主アーチCが足場用パイプに比べて径の小さな金属パイプからなるためパイプハウス全体の強度が低くハウスの大型化が困難である。

0005

図13に示した従来のパイプハウスは主アーチに足場用パイプを使用しているため強度が向上し、パイプハウスの大型化は可能であるが、次の様な課題があった。.脚パイプJとドームパイプMを連結するためには何れかのパイプの端部にスエージ加工を施す必要があり施工が面倒である。.さらにスエージ加工をするためには専用の機械が必要なためコストが高くなる。.脚パイプJを立設するために基礎石Hを布設する必要があるため施工が大掛かりになり、コストも高くなる。.ドームパイプMの天頂部の上に渡した棟木パイプDと、それより下方に渡した母屋パイプEの高低差が大きくなる点においては図11に示すパイプハウスと同様であり同一の課題がある。

課題を解決するための手段

0006

本発明の目的は、棟木パイプと母屋パイプとの高低差が小さく、棟木パイプと母屋パイプとの間に張られたシートが弛むことがないパイプハウスと、そのようなパイプハウスを実現可能なパイプ骨組を形成するためのアーチパイプ連結具を提供することにある。

0007

本件出願の第1のパイプハウスは2本のアーチパイプの先端同士を連結具によって連結した主アーチを間隔を開けて前後方向に二以上配置し、配置された主アーチの連結具の上に棟木パイプを渡し、主アーチの連結具よりも下方に前記棟木パイプと同方向に母屋パイプを渡してなるハウス骨組の外側に、シートを張ってなるパイプハウスにおいて、連結具が棟木パイプをのせる支持部の両側にアーチパイプと連結される連結部が形成され、その連結部が支持部から下方に曲げて形成されてなるものである。

0008

本件出願の第2のパイプハウスは2本のアーチパイプの先端同士を連結具によって連結した主アーチを間隔を開けて前後方向に二以上配置し、配置された主アーチの連結具の上に棟木パイプを渡し、主アーチの連結具よりも下方に前記棟木パイプと同方向に母屋パイプを渡してなるハウス骨組の外側に、シートを張ってなるパイプハウスにおいて、アーチパイプと棟木パイプの双方又は一方を足場用パイプとしたものである。

0009

本件出願の第3のパイプハウスは請求項1又は請求項2記載のパイプハウスにおいて、連結具が外パイプの内側に内パイプを挿入して、その両端の夫々を外パイプから外側に突出させ、外パイプの両端側を内パイプと共に下方に曲げたものである。

0010

本件出願の第1のアーチパイプ連結具はパイプハウスの棟木パイプをのせるための支持部の両側に、アーチパイプと連結する連結部を設け、その両連結部を下方に曲げてなるものである。

0011

本件出願の第2のアーチパイプ連結具は外パイプの内側に内パイプを挿入してその両端部を外パイプの両端の夫々から外側に突出させ、外パイプの両端側を内パイプと共に下方に曲げて、その下方に曲げた両端側をアーチパイプと連結する連結部とし、両連結部間をパイプハウスの棟木パイプをのせる支持部としてなるものである。

0012

本発明のパイプハウスの実施形態の第1の例を図1図7に基づいて詳細に説明する。このパイプハウスは2本のアーチパイプ1の先端同士をアーチパイプ連結具2によって連結した主アーチ3と、主アーチ3のアーチパイプ連結具2の上に渡された棟木パイプ4と、主アーチ3のアーチパイプ連結具2よりも下方に前記棟木パイプ4と同方向に渡された母屋パイプ5と、主アーチ3の上方に配置された補助アーチ10によって構成されるハウス骨組6の外側にシートを張ってなるものである。

0013

主アーチ3は外径48.6mmの足場用パイプをく字状に折曲げたアーチパイプ1を2本対向させて配置し、夫々のアーチパイプ1の先端をアーチパイプ連結具2によって連結して略台形に形成したものである。アーチパイプ連結具2は図2(a)に示す様にアーチパイプ1と同一の外径を有する外パイプ8の内側にアーチパイプ1の内径と同一の外径(42.7mm)を有し、外パイプよりも長尺で外パイプ8の内側に挿入するとその両端が外パイプ8の両端の夫々から外側に突出する内パイプ9を挿入し、外パイプ8の両端側を内部の内パイプ9と共に下方に折曲げて、外パイプ8の両端の夫々から外側に突出した内パイプ9を、アーチパイプ1の内側に嵌入して同アーチパイプ1を連結可能な連結部21とし、両側の連結部21の間の平坦部を棟木パイプ4をのせることができる支持部7としたものである。外パイプ8はその外径がアーチパイプ1の外径と同一であるので連結部21をアーチパイプ1の内側に嵌合するとアーチパイプ連結具2の外パイプ8の外周面と連結されたアーチパイプ1の外周面が面一となるように連結することができる。以上のようにして形成された主アーチ3は図1に示す様に前後方向に二以上配置され、配置された夫々の主アーチ3の下端図1に示す様に地中に埋めて立設してある。この際、同図に示す様に地中に埋められる夫々の主アーチ3の下端同士を横連結パイプ22に固定して配列方向に連結し、この横連結パイプ22をアンカー杭60等によって地面に固定してある。夫々の主アーチ3の下端には地面に埋込み易くするために図1に示すような樹脂製の突子62を取付けてある。主アーチ3の下端と横連結パイプ22の固定には足場用パイプを組み立てる際に一般的に使用されているクランプ61を使用しているが、これ以外の固定具を使用することもできる。

0014

配置された夫々の主アーチ3のアーチパイプ連結具2の支持部7の上には図1に示す様に前記アーチパイプ1と同一の足場用パイプからなる棟木パイプ4が渡されている。このときアーチパイプ連結具2の支持部7は前記の通り平坦であるため、この上にのせられた棟木パイプ4の位置は、図3に示す様に、く字状に曲げられた連結用パイプ(同図に仮想線で示す)の天頂部にのせられた場合に比べて下方に下がることになる。アーチパイプ連結具2の支持部7の上に渡されたに棟木パイプ4は図2(b)に示す様な棟木パイプ固定用クランプ23を使用して直交するアーチパイプ連結具2の支持部7に固定されている。

0015

この棟木パイプ固定用クランプ23は図2(b)に示す様に支持部側固定部24の上部に、同支持部側固定部24に対して90度ずらして棟木パイプ側固定部25を連設し、支持部側固定部24をアーチパイプ連結具2の支持部7に固定し、棟木パイプ側固定部25を棟木パイプ4に固定することで、直交する支持部7と棟木パイプ4を連結可能としたものである。支持部側固定部24は同図に示す様に半円弧状の上基材26の一端にボルト27を軸ピン28によって図中の矢印a−b方向に回動可能に取付け、他端に同じく半円弧状の受板29をピン30によって矢印c−d方向に回動可能に取付け、受板29の上基材26への取付け側とは反対側に前記ボルト27を受け入れ可能な受部31を形成し、ボルト27を矢印a方向に回動させ、受板29を矢印c方向に回動させた状態でアーチパイプ連結具2の支持部7の外周に被せ、その後に受板29を矢印d方向に回動させて支持部7の下方に当てがい、ボルト27を矢印b方向に回動させて、前記受部31の内側に入れ、同受部31の下方に突出したボルト27の下部32に螺合したナット33を締め上げて受板29を上方に押し上げることで、上基材26と受板29の間に支持部7を挟着して固定可能としたものである。棟木パイプ側固定部25は半円孔状の受面35を有する2枚の下板36を対向させて立設し、夫々の下板36の先端を上方に立ち上げ、そこに37を打ち込むための長方形通孔38を軸線を同じくして開口した下基材39の後端に、板材を半円弧状に湾曲させ、その先端から下方に前記通孔38と同一の通孔38を開設した止め板40を連設した嵌合板41を止めピン42によって矢印e−f方向に回動可能に取付けてなるものであり、嵌合板41を矢印e方向に回動させて、下板36の受面35を棟木パイプ4の下方に当てがい、その上から嵌合板41を被せて、連通した下板36及び嵌合板41の通孔38に楔37を打ち込んで下板36と嵌合板41の間に棟木パイプ4を固定可能としたものである。この楔37は平板状であって先端から後端にかけて次第に肉厚に形成されており、打ち込む程に固定が強固になるようにしてある。

0016

図1に示す様に前後方向に配置され二以上の主アーチ3の傾斜部分の上には前記棟木パイプ4と同方向に母屋パイプ5を渡してある。この母屋パイプ5は直径が25.4mmの金属製パイプであり、図4に示す様に母屋パイプ固定用クランプ43を使用して直交する主アーチ3に固定されている。母屋パイプ固定用クランプ43は同図に示す様に長方形の板材の両側を下方に折曲げてトンネル状にし、その下端を内側に折り返して支持片44を形成し、両側面に主アーチ3を挿入可能な通孔45を開設したものであり、通孔45に主アーチ3を通し、同主アーチ3と母屋パイプ固定用クランプ43の内面との間に主アーチ3に対して直交する母屋パイプ5を通し、主アーチ3の下面と前記支持片44との間に楔37を打ち込むと主アーチ3及び母屋パイプ5が母屋パイプ固定用クランプ43の内面に押し付けられて固定されるようにしたものである。この楔37は前記棟木パイプ固定用クランプ23における楔37と同一形状のものである。図3に示す様に棟木パイプ4はアーチパイプ連結具2の平坦な支持部7の上に渡されているため、同図に仮想線で示す様な三角形の連結パイプBの上に渡された場合に比べて、母屋パイプ5と前記棟木パイプ4の高低差は小さく抑えられる。

0017

補助アーチ10は図5に示す様に母屋パイプ5よりも小径の金属製パイプの下端を下方に折曲げて、アーチパイプ1に沿って配置可能な形状とした2本の補助パイプ45の先端同士を補助パイプ連結具46によって連結して主アーチ3に沿って配置可能なアーチ状に形成したものである。補助パイプ連結具46は図5に示す様に補助パイプ45を差込み可能な内径を有する短尺の金属製パイプのく字状に折曲げて、両端に夫々補助パイプ45の先端を差込んで2本の補助パイプ45を連結可能としたものである。この補助アーチ10は同図及び図1に示す様に補助パイプ連結具46の天端部下面を棟木パイプ4の上に乗せて、同棟木パイプ4及び母屋パイプ5を挟んで夫々の主アーチ3の上方に配置すると共に、各主アーチ3の間にも配置してある。このとき、補助アーチ10が乗せられる棟木パイプ4及び母屋パイプ5は前記の通りその高低差が小さく抑えられているため補助アーチ10は棟木パイプ4からその下方の母屋パイプ5に向けて無理のない滑らかな傾斜で配置することができる。

0018

図1に示す様にアーチパイプ1の傾斜部下端47であって補助パイプ10の外側には前記棟木パイプ4と同方向に桁材48が渡してある。この桁材48は図6(a)に示す様に断面形状が略M字形であって、幅方向の一方に係止受部71をその長手方向に形成し、幅方向の他方に骨組6の外に張られたシートの端を挟み込むための挟着部72を形成したものであり、前記係止受部71にその長手方向に沿って所定間隔で取付けられた図6(b)に示す様なパイプ固定具73によって主アーチ3又は補助アーチ10に連結固定されている。このパイプ固定具73は同図に示す様に長方形の垂直板74の上下に同じく長方形の水平板75を対向させて連設してコ字形に形成し、対向する2枚の水平板75にその先端において開口して、主アーチ3又は補助アーチ10を挿入可能な略U字形切欠き部76を形成すると共に、水平板75の切欠き部76の両側先端を夫々外側に折返して桁材48の係止受部71に係止可能な係止爪77を形成したものであり、同図に示す様に切欠き部76の内側に主アーチ3又は補助アーチ10を挿入し、先端の係止爪77を桁材48の係止受部71の内側に係止させ、主アーチ3又は補助アーチ10と前記垂直板74の間に図6(c)に示す様な断面コ字形細長楔78を打ち込むことで桁材48と主アーチ3又は補助アーチ10を連結固定可能としたものである。細長楔78は同図に示す様に先端から後端に向けて次第に幅広に形成されており、打ち込む程に固定が強固になるようにしてある。

0019

上記の様にして形成したハウス骨組6の上には図示されていない樹脂製のシートを張ってある。このシートは1枚でパイプハウスの屋根面、両側面、両妻面の5面を一度に覆うことができる大きさ及び形状のものを使用してもよいし、屋根面、両側面、両妻面の夫々面に応じて分割された5枚のシートを夫々使用してもよい。独立した複数枚のシートを使用する場合には各シートの接合部分同士を針金その他の連結用具によって連結する。また、一方の妻面には図6に示す様に細長の金属棒53を縦横適宜間隔で配置して中央に間口54を形成し、この間口54に扉55を設けることができる。扉55は例えば上下の長尺の金属棒56の内側に図示されていないレールを取り付け、このレールの沿って左右に開く引き戸とす。

0020

図1に示すパイプハウスは横に2以上並べて設けることもできる。以下パイプハウスを3つ並べて設ける場合を図8図9に基づいて説明する。この場合には同図に示す様に中央のパイプハウスには前記桁材48に代えて谷下補強パイプ79を取付け、夫々両側のパイプハウスと同谷下補強パイプ79を介して連結する。具体的には例えば次のようにする。中央のパイプハウスは前後方向に配置されたその主アーチ3のうち偶数本目の主アーチ3を前記谷下補強パイプ79に連結し、両側のパイプハウスは奇数本目の主アーチ3を中央のパイプハウスに前記のようにして連結されている谷下補強パイプ79に連結する。この連結には足場用パイプを組むときに一般的に使用されているクランプと同一のものを使用することができる。

0021

谷下補強パイプ79には前記パイプ固定具73に代えて図10に示す様な補助アーチ固定具49を取付ける。この補助アーチ固定具49は長方形の板材の両側を折曲げて略三角形に形成し、その下端を内側に折り返して案内片50を形成し、両側面に谷下補強パイプ79が貫通可能な貫通孔51を開口すると共に、両側面の貫通孔51より上方を内側に絞り込んで補助パイプ10を谷下補強パイプ79に直交する向きに嵌入可能な筒状の補助パイプ固定部52を形成したものであり、同図に示す様に貫通孔51に谷下補強パイプ79を貫通させ、補助パイプ固定部52に補助パイプ10の下方を挿入した後に、前記案内片50と谷下補強パイプ79の間に楔37を打ち込こむと、補助アーチ10と谷下補強パイプ79を連結することができるようにしたものである。尚、楔37は前記母屋パイプ固定用クランプ43において使用したものと同一形状のものである。二以上のパイプハウスを横に並べて設けた場合には図8に示す様に前記谷下補強パイプ79に上に55を設けることが望ましい。この樋55は雨水をスムースに排出する役割を有することは勿論ことパイプハウスを補強する役割も果たす。

0022

主アーチ3、棟木パイプ4、母屋パイプ5、補助パイプ10、谷下補強パイプ79等の各パイプの径は上記のもの限られず所望のものとすることができる。主アーチ3の形状は図示したものに限られずこれ以外の半円弧状等とすることもできる。もっとも主アーチ3の形状を変更したときにはこれに応じて補助パイプ10等の形状も変更する必要がある。ハウス骨組6の外側に張られるシートは樹脂製に限らずこれ以外のものとすることもできる。

0023

アーチパイプ連結具2の支持部7の長さは母屋パイプ5の径によって決定し、母屋パイプ5の径が大きい場合には短く、小さい場合には長くし、例えば母屋パイプ5の径が25.4mmのときには280mm前後とすることが望ましい。

発明の効果

0024

本件出願の第1のパイプハウスは、棟木パイプ4をのせる支持部7の両側にアーチパイプ1と連結される連結部21が形成され、その連結部21が支持部7から下方に曲げて形成されてなる連結具2により2本のアーチパイプ1が連結されてなるので次の様な効果を有する。
.アーチパイプ連結具2の支持部7の上に渡された棟木パイプ4と、アーチパイプ連結具2より下方に渡された母屋パイプ5の高低差が小さくなり、棟木パイプ4と母屋パイプ5の間に張られたシートが弛みにくくなる。このため、シートの上に水が溜ることがなく、シートが風であおられてばたついたりすることもない。
.棟木パイプ4と母屋パイプ5の高低差が小さくなるため、その上に渡される補助パイプ10の傾斜が滑らかになり強度が低下しにくく、シートを張り易い。

0025

本件出願の第2のパイプハウスは、アーチパイプ1と棟木パイプ4の双方又は一方が足場用パイプであるので次の様な効果を有する。
図1に示す様に地中に埋込む夫々の主アーチ3の下端同士を横連結パイプ22にクランプ61等によって固定し、この横連結パイプ22をアンカー杭60等によって地面に固定するだけで主アーチ3を十分な強度をもって布設することができ、パイプハウス全体として十分な強度を得ることができる。従って、基礎石を使用する場合に比べて施工が簡易であり、コストも低減される。

0026

本件出願の第3のパイプハウスは、請求項1又は請求項2記載のパイプハウスにおいて、連結具2が外パイプ8の内側に内パイプ9を挿入して、その両端の夫々が外パイプ8から外側に突出させ、外パイプ8の両側を内パイプ9と共に下方に曲げたものであるので上記効果に加えて次の様な効果を有する。
.外パイプ8の両側から突出した内パイプ9をアーチパイプ1に差込むだけで2本のアーチパイプ1を連結できる。
.外パイプ8の外径をアーチパイプ1の外径と同一し、内パイプ9の外径をアーチパイプ1の内径と同一にすれば、連結したアーチパイプ1の外周面と外パイプ8の外周面が面一となるように連結することができる。

0027

本件出願の第1のアーチパイプ連結具2は、パイプハウスの棟木パイプ4をのせるための支持部7の両側に、アーチパイプ1と連結する連結部21を設け、その両連結部21を下方に曲げてなるので次の様な効果を揺する。
.アーチパイプ連結具2の支持部7の上に渡された棟木パイプ4と、アーチパイプ連結具2より下方に渡された母屋パイプ5の高低差が小さくなるため、棟木パイプ4の径が大きくなっても棟木パイプ4と母屋パイプ5の間に張られたシートが弛むことがない。
.棟木パイプ4と母屋パイプ5の高低差が小さくなるため、その上に渡される補助パイプ10の傾斜が滑らかになり、シートをスムースに張ることができる。

0028

本件出願の第2のアーチパイプ連結具2は、外パイプ8の内側に内パイプ9を挿入してその両端部を外パイプ8の両端の夫々から外側に突出させ、外パイプ8の両端側を内パイプ9と共に下方に曲げて、その下方に曲げた両端側をアーチパイプ1と連結する連結部21とし、両連結部間をパイプハウスの棟木パイプ4をのせる支持部7としてなるので、上記効果に加えて次の様な効果を有する。
.連結部21をアーチパイプ1の内側に差込むだけでアーチパイプ1を連結できる。
.外パイプ8の外径をアーチパイプ1の外径と同一とし、内パイプ9の外径をアーチパイプ1の内径と同一にすれば、外パイプ8プの両側から突出した内パイプ9にアーチパイプ1を嵌合させて連結可能となると共に、連結部21にアーチパイプ1を連結するとアーチパイプ1の外周面と外パイプ9の外周面が面一となるように連結することができる。

0029

図面の簡単な説明

0030

図1本発明のパイプハウスの実施形態の一例を示す説明図。
図2(a)は主アーチ3と棟木パイプ4の連結状態を示す説明図、(b)は棟木パイプ連結用クランプ23の一例を示す斜視図。
図3棟木パイプ4と母屋パイプ5との位置関係を示す説明図。
図4母屋パイプ連結用クランプ43を示す斜視図。
図5補助アーチ10の配置状態示す側面図。
図6(a)は桁材48と主アーチ3又は補助アーチ10の連結状態を示す斜視図、(b)はパイプ固定具73の一例を示す斜視図、(c)は細長楔78の一例を示す斜視図。
図7扉55が設けられたパイプハウスの妻面を示す説明図。
図8パイプハウスを横に二以上並べて設けた状態を示す説明図。
図9谷下補強パイプ79が設けられたパイプハウスを示す説明図。
図10谷下補強パイプ79と補助アーチ10の連結状態を示す斜視図。
図11従来のパイプハウスのハウス骨組Gの一例を示す説明図。
図12図11に示すハウス骨組Gにシートを張った状態を示す説明図。
図13従来のパイプハウスにおける主アーチCの他例を示す説明図。

--

0031

1アーチパイプ
2連結具
3主アーチ
4棟木パイプ
5母屋パイプ
6ハウス骨組
7 支持部
8外パイプ
9内パイプ
10 補助アーチ

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