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技術 宅配用給食機器

出願人 パナソニック電工株式会社
発明者 筒井久之
出願日 1997年11月25日 (21年1ヶ月経過) 出願番号 1997-323544
公開日 1999年6月8日 (19年7ヶ月経過) 公開番号 1999-152162
状態 拒絶査定
技術分野 食卓容器 食卓用器具 剛性または準剛性容器の細部 包装体
主要キーワード 補強用リング ブリッジ片 トレーカバー レール片 仕切り片 固着孔 両側面間 取り付けプレート
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年6月8日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課題

バイク自転車等の車両により、温かい食品を保温して配達することができ、美味しい食事を各家庭に配達することができ、かつ安価な宅配給食機器を提供する。

解決手段

食器が載置される複数のトレー3と、持ち運び可能な大きさに形成されており、内面断熱材22を備え、食器が配置された複数のトレー3が収納され、車両の荷台25に着脱可能である保温蔵1とから成る。温かい食品を入れた食器を載置した複数のトレー3をこの保温蔵1に収納する。この保温蔵1を自転車、バイク、自動車等の車両の荷台25に取着して、自転車、バイク、自動車等の車両により各家庭に配達する。

概要

背景

高齢者や独身者の一人暮らし家庭など、料理をすることができない家庭が年年増加している。このような家庭には給食宅配する必要があり、その宅配手段の一つとしては、バイク自転車等の車両の荷台に一般の出前箱を取り付けて、この出前箱の中に食物盛りつけた食器を入れて各家庭に宅配する方法や、ピザの宅配に用いられているような、宅配用の出前箱が一体に設けられているバイクを用いる方法があった。

概要

バイクや自転車等の車両により、温かい食品を保温して配達することができ、美味しい食事を各家庭に配達することができ、かつ安価な宅配用給食機器を提供する。

食器が載置される複数のトレー3と、持ち運び可能な大きさに形成されており、内面断熱材22を備え、食器が配置された複数のトレー3が収納され、車両の荷台25に着脱可能である保温蔵1とから成る。温かい食品を入れた食器を載置した複数のトレー3をこの保温蔵1に収納する。この保温蔵1を自転車、バイク、自動車等の車両の荷台25に取着して、自転車、バイク、自動車等の車両により各家庭に配達する。

目的

本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、バイクや自転車等の車両により、温かい食品を保温して配達することができ、美味しい食事を各家庭に配達することができ、かつ安価な宅配用給食機器を提供することを目的とするものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

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請求項1

食器が載置される複数のトレーと、持ち運び可能な大きさに形成されており、内装断熱材を備え、食器が配置された複数のトレーが収納され、車両の荷台着脱可能である保温蔵とから成ることを特徴とする宅配給食機器

請求項2

上記食器が蓄熱材を内蔵する保温食器であることを特徴とす請求項1に記載の宅配用給食機器。

請求項3

上記保温蔵が、車両の荷台上に固定される取り付けベース係合部に係合されるフックを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の宅配用給食機器。

請求項4

上記保温蔵がその上部に取手を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の宅配用給食機器。

技術分野

0001

本発明は、各家庭給食宅配する宅配用給食機器に関するものである。

背景技術

0002

高齢者や独身者の一人暮らしの家庭など、料理をすることができない家庭が年年増加している。このような家庭には給食を宅配する必要があり、その宅配手段の一つとしては、バイク自転車等の車両の荷台に一般の出前箱を取り付けて、この出前箱の中に食物盛りつけた食器を入れて各家庭に宅配する方法や、ピザの宅配に用いられているような、宅配用の出前箱が一体に設けられているバイクを用いる方法があった。

発明が解決しようとする課題

0003

しかしこのような一般の出前箱は保温機能がなく、温かい食品は冷めてしまい、特に給食センターから遠隔の家庭には温かい食品をそのまま供することができず、美味しく食事することができないという問題があった。またバイクに一体に設けられている宅配用の出前箱にも保温機能がないため同様の問題があり、またこのような宅配用の出前箱が一体に設けられているバイクは高価なものであった。

0004

本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、バイクや自転車等の車両により、温かい食品を保温して配達することができ、美味しい食事を各家庭に配達することができ、かつ安価な宅配用給食機器を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0005

本発明の請求項1に記載の宅配用給食機器は、食器が載置される複数のトレー3と、持ち運び可能な大きさに形成されており、内装として断熱材22を備え、食器が配置された複数のトレー3が収納され、車両の荷台25に着脱可能である保温蔵1とから成ることを特徴とするものである。

0006

また本発明の請求項2に記載の宅配用給食機器は、請求項1の構成に加えて、上記食器が蓄熱材109を内蔵する保温食器110であることを特徴とするものである。また本発明の請求項3に記載の宅配用給食機器は、請求項1又は2の構成に加えて、上記保温蔵1が、車両の荷台25上に固定される取り付けベース2の係合部8に係合されるフック7を備えることを特徴とするものである。

0007

また本発明の請求項4に記載の宅配用給食機器は、請求項1乃至3のいずれかの構成に加えて、上記保温蔵1がその上部に取手6を備えることを特徴とするものである。

発明を実施するための最良の形態

0008

以下、本発明の実施の形態を説明する。本発明の宅配用給食機器は、食器が載置される複数のトレー3と保温蔵1とから成るものである。トレー3は図13及び図14に示すように、左右両側部に上面が開口する凹部76を設けると共に両凹部76をブリッジ片77で接続して合成樹脂成形品で形成してあり、両凹部76を同一寸法及び同形状に形成することによって、トレー3を左右対称に形成してある。各凹部76の開口周縁には係止凹段部113が設けてあり、各凹部76のブリッジ片77以外の周囲の三方フランジ片111として形成してある。ブリッジ片77はこのフランジ片111よりも高い位置に形成されるようにしてあり、ブリッジ片77の両端部は幅広に形成してこの部分を手で掴んで持つことのできる把持部112としてある。

0009

中仕切り78は外周形状を凹部76の開口周縁の係止凹段部113に沿う形状に形成してあり、中仕切り78には図15(a)に示すように一対の食器用凹部80a,80bが上方へ開口させて設けてある。一方の食器用凹部80aは飯用食器84の下部の外周面密着して嵌合する形状に形成してあり、他方の食器用凹部80bは用食器85の下部の外周面が密着して嵌合する形状に形成してある。

0010

惣菜容器79の周囲には外周形状が凹部76の開口周縁の係止凹段部113に沿う形状のフランジ片114が設けてあり、仕切り片82で仕切って上面が開口する凹所79aを複数設けてある。そして図23に示すように、トレー3の一方の凹部76に中仕切り78を、他方の凹部76に惣菜容器79を脱着自在にはめ込んで、中仕切り78と惣菜容器79を装着する。ここで、中仕切り78の外周縁を凹部76の係止凹段部113に、惣菜容器79のフランジ片114の外周縁を凹部76の係止凹段部113にそれぞれ係止させることによって、凹部76への中仕切り78や惣菜容器79の装着を行なうようにしてあり、中仕切り78の上面や惣菜容器79のフランジ片114の上面がトレー3の上面と面一になるようにしてある。ここで、凹部76に惣菜容器79をはめ込んで装着する際、図14に示すように凹部76の底部に蓄冷剤26を載置した後に惣菜容器79をはめ込むようにすることによって、惣菜容器79に冷たい食品を入れる際に、この冷たい食品を蓄冷剤26にて冷やすことができるものである。この蓄冷剤26としては、水とゲル化剤を袋や容器に入れたものを用いることができる。

0011

飯用食器84や汁用食器85は図16に示すように、肉厚内部を中空に形成した樹脂成形品の食器本体116内にパラフィン等の蓄熱材料109を充填した保温食器110として形成したものが使用されるものであり、予め加熱して蓄熱材料109に蓄熱させておくことによって、飯用食器84内の御飯や、汁用食器85内の味噌汁などの汁を、蓄熱材料109に蓄熱した熱で保温することができるようにしてある。

0012

またこの飯用食器84や汁用食器85の上面の開口に被せる食器蓋86は、飯用食器84と汁用食器85に共用することができる一種類のものを用いるものである。すなわち、図17及び図18は食器蓋86の一例を示すものであり、円板型の蓋本体118の上面に補強用リング119を突設すると共に、蓋本体118の下面に飯用食器嵌合リング105と汁用食器嵌合リング106を同心円で突設することによって形成してある。飯用食器嵌合リング105は飯用食器84の開口上縁の内側に嵌合する直径で形成してあり、汁用食器嵌合リング106は汁用食器85の開口上縁の内側に嵌合する直径で、飯用食器嵌合リング105の内側に形成してある。内側の汁用食器嵌合リング106の下方への突出寸法は、飯用食器嵌合リング105の下方への突出寸法よりも大きな寸法に形成してある。また食器蓋86の蓋本体118の中央部の近傍には下方へ筒部107が突設してあり、筒部107の内周に食器蓋86の上下に開口する空気孔108が図19のように形成してある。

0013

このように形成される食器蓋86を飯用食器84の上に被せると、図20のように飯用食器嵌合リング105が飯用食器84の開口上縁の内側に嵌合し、また食器蓋86を汁用食器85の上に被せると、汁用食器嵌合リング106は汁用食器85の開口上縁の内側に嵌合し、飯用食器84や汁用食器85の上面の開口に食器蓋86を被せることができるものである。従って、飯用食器84専用の蓋や汁用食器85専用の蓋を用いる場合のような、蓋の被せ間違いが生じることがなくなるものである。

0014

ここで、汁用食器嵌合リング106は下方への突出寸法を大きく形成してあるので、図20に示すように、汁用食器嵌合リング106の下端が汁用食器85の内面に接する位置から汁用食器85の上端の位置までの長さが長くなり、汁用食器85内の汁が揺れて汁用食器嵌合リング106の下端を超えても汁用食器85の上端は超え難くなるものであり、汁用食器85からの汁漏れを防ぐことができるものである。また、食器蓋86に設けた空気孔108は、食器蓋86で閉じた汁用食器85内が負圧になって、食器蓋86を開くことができなくなることを防ぐためのものであるが、汁用食器85内の汁が揺れると空気孔108から汁が飛び出すおそれがある。しかし、汁用食器85内の汁の波は汁用食器85の内面で発生するために、汁の波の高さは汁用食器85の内周に近い部分程大きく、汁用食器85の中央部では汁の波の高さは小さくなる。このために本実施の形態では、空気孔108を食器蓋86の中央部若しくはその近傍に設けることによって、汁用食器85内の汁の揺れで汁が空気孔108から飛び出すことを防ぐようにしている。しかも、空気孔108は筒部107の内周に設けることによって長さが長く形成されており、汁が空気孔108から飛び出すことを一層有効に防ぐことができるようにしてある。

0015

上記のように食器蓋86を被せた飯用食器84や汁用食器85は、図24に示すように、中仕切り78の食器用凹部80aに飯用食器84の下部をはめ込んで、また中仕切り78の食器用凹部80bに汁用食器85の下部をはめ込んで、トレー3の上に載置するようにしてある。また図24のように惣菜容器79の上には容器蓋83を被せて、惣菜容器79の凹所79aに盛りつけた惣菜を保護するようにしてある。ここで、惣菜容器79に被せた容器蓋83の上面の高さと、飯用食器84に被せた食器蓋86の上面の高さと、汁用食器85に被せた食器蓋86の上面の高さはそれぞれ同じ高さになるようにしてある。

0016

トレーカバー88は透明の樹脂成形品で形成してあり、図21及び図22に示すように、両側に下面が開口する断面コ字形の蓋部120を蓋ブリッジ片90で接続して形成されるものであり、また各蓋部120に下方へ開口する蓋凹部89が形成されるものである。各蓋部120の蓋ブリッジ片90以外の周囲の三方はフランジ片121として形成してある。トレーカバー88の下面はトレー3の上面に沿う形状に形成してあり、蓋ブリッジ片90の両端部は幅広に形成してこの部分を手で掴んで持つことのできる把持部122としてある。また各蓋部120の下面(各凹部89の上底面)の複数箇所には下方へ突出する押さえ突部91が設けてある。

0017

このように形成されるトレーカバー88を図25のようにトレー3の上に被せると、トレー3のブリッジ片77及びフランジ片114の上にトレーカバー88の蓋ブリッジ片90及びフランジ片121が重ねられると共に、一方の蓋凹部89内に惣菜容器79に被せた容器蓋83が、他方の蓋凹部89内に飯用食器84と汁用食器85が収容される。そして各蓋凹部89の上底面に突設した押さえ突部91が惣菜容器79に被せた容器蓋83の上面及び、飯用食器84や汁用食器85に被せた食器蓋86の上面にそれぞれ当接するようにしてある。このようにして、惣菜容器79、飯用食器84、汁用食器85をトレーカバー88で覆って埃等から保護することができるものであり、またトレーカバー88で容器蓋83や食器蓋86を押さえることができ、惣菜容器79から容器蓋83が浮き上がって外れたり、飯用食器84や汁用食器85から食器蓋86が浮き上がって外れたりして、惣菜容器79や飯用食器84や汁用食器85の内容物が飛び出すことを防ぐことができるものである。

0018

また保温蔵1は、図1乃至図7に示すように、前面に開閉自在な扉体5を設けた箱状に形成されるものである。ここで保温蔵1は、持ち運びができ、かつバイクや自転車の荷台25に取着することができるような大きさに形成して、保温蔵1を給食センター等からバイクや自転車等の車両まで運搬する際や、バイクや自転車等の車両で各家庭の付近まで保温蔵1を運搬した後保温蔵1をバイクや自転車等から各家庭まで運搬する際、人力にて運搬できるようにするものである。

0019

また図5に示すように、この保温蔵1の本体27はアルミニウム材で形成することにより軽量化して人力にて更に容易に運搬できるようにすることができ、その外装28はPVC等の樹脂材で形成することにより、外観良く形成することができる。また保温蔵1の内装にはPP発泡材等の断熱材22を設けて保温蔵1内に収納した食品を保温できるようになっている。

0020

また図1乃至3に示すように保温蔵1の背面の下部の略中央部には、フック7が設けてある。このフック7はコ字状に屈曲成形した棒材の両端を、保温蔵1の背面の下部の略中央部に、棒材の各両端が保温蔵1の底面から同一の高さの位置に配置されるように取着すると共に、このフック7が保温蔵1の底面と平行になるように取着して形成したものである。また保温蔵1の上部には取手6を設け、持ち運び時にこの取っ手を握って簡便に持ち運びができるようにするものである。

0021

またこの保温蔵1の両側面の内壁には、図6及び図7に示すように、保温蔵1の底面に平行な方向に複数のレール体23を設ける。このレール体23はステンレス材等で形成することができ、保温蔵1の両側面の各内壁の、保温蔵1の底面から同一高さの位置にそれぞれ設けると共に、この一対のレール体23を、保温蔵1の両側面の各内壁に等間隔に複数設けるものである。この各レール体23は、保温蔵1の両側面の内壁の前端から後端に向けて一対の長尺レール片24を保温蔵1の底面に平行に突設して形成したものであり、このレール体23のレール片24間の幅は、上記のトレー3にトレーカバー88を取着した状態のトレー3のフランジ片111の下面からトレーカバー88のフランジ片121の上面までの厚みと略等しく形成してある。またこの一対のレール体23の各端部間の幅は、トレー3の側端部間の寸法よりもやや狭くなるように形成するものである。

0022

トレー3を保温蔵1に収納する際は、保温蔵1の扉体5を開き、トレー3にトレーカバー88を取着した状態で、トレー3とトレーカバー88の各側端部を、一対のレール体23のレール片24間にそれぞれ挿通すると共にトレー3を保温蔵1内に押し込んだ後に扉体5を閉じるものである。このとき図7に示すように、複数のレール体23のそれぞれにトレー3を保持させることにより、保温蔵1に複数のトレー3を収納することができるものである。またこのときトレー3はレール体23により安定に保持されるものであり、またトレー3のフランジ片111の下面とトレーカバー88のフランジ片121の上面が各レール片24に係止されているため、振動が加わってもトレー3からトレーカバー88が脱離するようなことがないものである。

0023

また保温蔵1は自転車、バイク、自動車等の車両の荷台25に固定される取り付けベース2に着脱自在に取付けることができるものであり、この取り付けベース2は、取り付けプレート4にて荷台25に固定されるものである。取り付けベース2の例を図8乃至図10に示す。取り付けベース2はステンレス等の板材にて形成することができる。この取り付けベース2には、両側部の前端側及び後端側にそれぞれ二箇所づつ左右対称に保持片15が延設してある。ここで保持片15は、左右各側部において、取り付けベース2から同一寸法だけ側方に突出させるものである。この保持片15の各先端部には、鍔部14が取り付けベース2の上面側に向けて垂直に突設して形成してある。ここで前端側及び後端側においてそれぞれ対向する鍔部14間の幅は、保温蔵1の両側面間の寸法と略同一になるように形成してある。また取り付けベース2の一側部の前端側及び後端側のそれぞれの保持片15には係止孔16が、鍔部14と平行な方向に長い長孔として穿設してある。また取り付けベース2の他側部の二つの保持片15の下面には、ネジ棒12が下方に向けてそれぞれ突設してある。また取り付けベース2の後端部には突片10が取り付けベース2の上面側に向けて垂直に突設してある。この突片10は、上記の鍔部14と垂直な方向に形成するものである。またこの突片10の上端部分には、その両側部に、取り付けベース2の前端方向に向けてガイド片11が突片10と垂直な方向に延設してあり、このガイド片11の先部は下方に折り返してある。ここでこの折り返し部分はアールに形成してある。またこの取り付けベース2の下面の、ネジ棒12と係止孔16の間に挟まれた部分には、スポンジゴム等の弾性材で形成した板状の吸振材20を貼着するものである。

0024

また突片10の、取り付けベース2の前端側の面の略中央部には、図1乃至3及び図12に示すように係合部8を一体に取着するものである。この係合部8は一対の板材を取り付けベース2の前端側の面の略中央部に垂直に取着することによって形成することができる。この係合部8は図2に示すように突片10に取着された状態で、平面視において、その前端部がガイド片11よりも突出せず、かつその側端部がガイド片11まで突出しないような形状に形成するものである。また係合部8にはその上方及び側方に開口し、保温蔵1のフック7が係合される係合凹部9を設ける。この係合凹部9の幅は、フック7を形成する棒材の外径よりも僅かに広く形成するものであり、また係合凹部9の底部から取り付けベース2の上面までの高さは、フック7の下端から保温蔵1の底面までの高さと略等しく形成するものである。

0025

また取り付けプレート4は、ステンレス等の板材にて形成することができる。この取り付けプレート4には、一側端に挿入片17が取り付けプレート4の上面側に向けて垂直に突設してあり、この挿入片17の先端部には、取り付けプレート4の他側端に向けて爪片18が突設してある。また取り付けプレート4の他側部には、固着孔19が、一側から他側に向かって長い長孔として穿設してある。またこの取り付けプレート4の上面の、固着孔19と挿入片17の間に挟まれた部分にはスポンジ、ゴム等の弾性材で形成した板状の吸振材21を貼着するものである。

0026

この取り付けプレート4にて荷台25に取り付けベース2を固定し、更にこの取り付けベース2に保温蔵1を取着する方法を説明する。図12に示すように、まず取り付けプレート4を荷台25上に載置すると共に、二枚の取り付けプレート4を荷台25の下方に配置し、各取り付けプレート4の挿入片17を、取り付けベース2の各係止孔16に挿入すると共に取り付けプレート4の固着孔19に取り付けベース2のネジ棒12を挿通する。このとき固着孔19が、一側から他側に向かって長い長孔として穿設してあるので、取り付けプレート4をスライドさせて、挿入片17の爪片18を取り付けベース2の係止孔16に嵌合させて外れないようにすることができる。次にネジ棒12に、内側に雌ネジを形成したネジ孔が形成された固着具13を螺合して、図11に示すような状態になる。ここで図11中には荷台25を省略してある。このとき荷台25は取り付けベース2の吸振材20と取り付けプレート4の吸振材21の間に挟まれた状態となって、荷台25に取り付けベース2が固定される。ここで吸振材20、21はスポンジ、ゴム等の弾性材で形成してあるため、荷台25を挟んでいる吸振材20、21は荷台25の形状に沿って変形して荷台25に密着しており、取り付けベース2は荷台25に強固に固定されているものであり、また荷台25や取り付けベース2に振動が加わっても吸振材20、21が振動を吸収して取り付けベース2が荷台25上で位置ずれするようなことがないものである。

0027

この取り付けベース2に保温蔵1を取着する際は、図12に示すように保温蔵1を保温蔵1の前面が取り付けベース2の前端側に位置すると共に保温蔵1の背面が取り付けベース2の後端側に位置するように、取り付けベース2の上方に配置し、保温蔵1を下方に下ろして図1乃至図3に示すように保温蔵1を取り付けベース2の上面に載置すると共に、保温蔵1のフック7を取り付けベース2の係合部8の係合凹部9に係合するものである。ここで図1乃至図3では荷台25を省略してある。また保温蔵1を取り付けベース2の上方に配置する際に保温蔵1の背面の下部を取り付けベース2のガイド片11の端部に接触させるとフック7を係合凹部9の上方に配置することができ、この状態で保温蔵1の背面の下部と取り付けベース2のガイド片11の端部とを滑らせながら保温蔵1を下方に下ろすことによって、フック7を係合凹部9に容易に係合することができるものである。

0028

このように保温蔵1を取り付けベース2の上面に取着している状態では、対向する鍔部14間の幅は、保温蔵1の両側面間の寸法と略同一になるように形成してあるため図1乃至図3に示すように保温蔵1の両側面の下部は取り付けベース2の鍔部14に係止されており、振動が加わっても保温蔵1の両側面の下部は取り付けベース2の鍔部14に係止されて横ずれすることがなく、また係合凹部9は係合部8の上部及び側面に開口し、その幅はフック7を形成する棒材の外径よりも僅かに広く形成してあるため、フック7と係合部8の係合凹部9との係合に振動が加わってもフック7は係合凹部9の内側に係止され、係合が外れることがないものである。従って保温蔵1をバイク等の車両の荷台25に取着して運搬する際に保温蔵1が荷台25から脱離して落ちるようなことがないものである。また保温蔵1を荷台25から取り外す際は、保温蔵を荷台25から真上に持ち上げてフック7と係合部8の係合凹部9との係合を外すことにより取り外すことができるものである。

0029

このように本発明の宅配用給食機器は、食器が載置される複数のトレー3と、持ち運び可能な大きさに形成されており、内装として断熱材22を備え、食器が配置された複数のトレー3が収納され、車両の荷台25に着脱可能である保温蔵1とから成るため、温かい食品を入れた食器を載置した複数のトレー3をこの保温効果を有する保温蔵1に収納し、この保温蔵1を自転車、バイク、自動車等の車両の荷台25に取着して、自転車、バイク、自動車等の車両により各家庭に温かい食品を保温して配達することができ、美味しい食事を各家庭に配達することができるものであり、また保温蔵1を車両の荷台25から取り外した状態で、この持ち運び可能な大きさの保温蔵1を車両から給食センターや各家庭等まで、または給食センターや各家庭等から車両まで人力にて運搬できるものであり、またこの保温蔵1は車両と別体であるので、出前箱等を一体に備えた車両を製作する場合よりも安価なものである。また上記車両として特に自転車又はバイクを用いることにより、少数のトレー3を宅配する際、自転車又はバイクにて簡便に宅配することができるものである。

0030

また上記のようにトレー3に載置する食器を蓄熱材109を内蔵する保温食器116とすると、保温蔵1内の温かい食品が、保温蔵1の断熱材22による保温効果に加えて、保温食器116によっても保温され、保温蔵1内の食品を保温する効果が向上するものである。また保温蔵1に、上記のように車両の荷台25上に固定される取り付けベース2の係合部8に係合されるフック7を備えるようにすると、保温蔵1のフック7を車両の荷台25上に固定される取り付けベース2の係合部8に係合させることによって、保温蔵1を取り付けベース2に取着して保温蔵1を車両の荷台25上に取付けることができ、またこのフック7と係合部8との係合を解除することにより保温蔵1を取り付けベース2から脱離して保温蔵1を車両の荷台25上から取り外すことができるものである。また保温蔵1を車両の荷台25上に取付けるために車両に特別な荷台25を設ける必要がなく、通常の車両の荷台25に取り付けベース2を固定し、この取り付けベース2に保温蔵1を取り付けることができ、宅配用給食機器を更に安価なものとすることができるものである。

0031

また保温蔵1の上部に取手6を設けることのより、保温蔵1を車両の荷台25から取り外した状態で、保温蔵1を車両と給食センターや各家庭等との間で運搬する際、取手6を手で握って保温蔵1を持ち運びすることができ、人力にて更に容易に運搬できるものである。

発明の効果

0032

上記のように本発明の請求項1に記載の宅配用給食機器は、食器が載置される複数のトレーと、持ち運び可能な大きさに形成されており、内装として断熱材を備え、食器が配置された複数のトレーが収納され、車両の荷台に着脱可能である保温蔵とから成るため、温かい食品を入れた食器を載置した複数のトレーをこの保温効果を有する保温蔵に収納し、この保温蔵を自転車、バイク、自動車等の車両の荷台に取着して、自転車、バイク、自動車等の車両により各家庭に温かい食品を保温して配達することができ、美味しい食事を各家庭に配達することができるものであり、また保温蔵を車両の荷台から取り外した状態で、この持ち運び可能な大きさの保温蔵を車両から給食センターや各家庭等まで、または給食センターや各家庭等から車両まで人力にて運搬できるものであり、またこの保温蔵は車両と別体であるので、出前箱を一体に備えた車両を製作する場合よりも安価なものである。

0033

また本発明の請求項2に記載の宅配用給食機器は、上記食器が蓄熱材を内蔵する保温食器であるため、保温蔵内の温かい食品が、保温蔵の断熱材による保温効果に加えて、保温食器によっても保温され、保温蔵内の食品を保温する効果が向上するものである。また本発明の請求項3に記載の発明は、上記保温蔵が、車両の荷台上に固定される取り付けベースの係合部に係合されるフックを備えるため、保温蔵のフック7を車両の荷台上に固定される取り付けベースの係合部に係合させることによって、保温蔵を取り付けベースに取着して保温蔵を車両の荷台上に取付けることができ、またこのフックと係合部との係合を解除することにより保温蔵を取り付けベースから脱離して保温蔵を車両の荷台上から取り外すことができるものである。また保温蔵を車両の荷台上に取付けるために車両に特別な荷台を設ける必要がなく、通常の車両の荷台に取り付けベースを固定し、この取り付けベースに保温蔵を取り付けることができ、宅配用給食機器を更に安価なものとすることができるものである。

0034

また本発明の請求項4に記載の宅配用給食機器は、上記保温蔵がその上部に取手を備えるため、保温蔵を車両の荷台から取り外した状態で、保温蔵を車両と給食センターや各家庭等との間で運搬する際、取手を握って保温蔵を持ち運びすることができ、人力にて保温蔵を更に容易に運搬できるものである。

図面の簡単な説明

0035

図1本発明の実施の形態の一例を示す側面図である。
図2同上の平面図である。
図3同上の背面図である。
図4本発明に係る保温蔵の一例の正面図である。
図5同上のA−A’断面図である。
図6同上の扉体を開いた状態の正面図である。
図7同上の保温蔵にトレーを収納した状態の正面図である。
図8本発明に係る取り付けベースの一例の平面図である。
図9同上の正面図である。
図10同上の側面図である。
図11同上の取り付けベースに取り付けプレートを取着した状態の側面図である。
図12本発明の実施の形態の一例を示す分解斜視図である。
図13本発明に係るトレーの一例を示す斜視図である。
図14同上のトレーを示すものであり、(a)は正面図、(b)は断面図である。
図15(a)は同上のトレーに装着される中仕切りの斜視図、(b)は同上のトレーに装着される惣菜容器の斜視図である。
図16本発明に係る保温食器の一例を示す断面図である。
図17同上の保温食器に取着される食器蓋を示す断面図である。
図18同上の食器蓋を示すものであり、(a)は平面図、(b)は底面図である。
図19同上の食器蓋の一部拡大した断面図である。
図20図16に示す保温食器に同上の食器蓋が取着された状態を示す一部の断面図である。
図21図13に示すトレーに取着されるトレーカバーを示す斜視図である。
図22同上のトレーカバーを示すものであり、(a)は正面図、(b)は断面図である。
図23図13に示すトレーに図15に示す中仕切りと惣菜容器とを装着した状態を示す斜視図である。
図24図13に示すトレーに容器蓋と飯用食器と汁用食器を装着した状態を示す斜視図である。
図25図13に示すトレーに図21に示すトレーカバーを取着した状態を示す斜視図である。

--

0036

1保温蔵
2取り付けベース
3トレー
6取手
7フック
8係合部
22断熱材
25 荷台

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