図面 (/)

技術 画像読取装置及び画像形成装置

出願人 キヤノン株式会社
発明者 内田由紀
出願日 1997年11月4日 (22年4ヶ月経過) 出願番号 1997-317631
公開日 1999年5月28日 (20年9ヶ月経過) 公開番号 1999-146131
状態 未査定
技術分野 ファクシミリ用ヘッド FAXの走査装置
主要キーワード 標準地 部品交換後 SEN信号 不可視光領域 PWM出力信号 動作遷移 可視センサ ライン間距離
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年5月28日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (15)

課題

複数回の原稿走査のそれぞれ主となる画像データを読み込むラインセンサに対して、最もピントを合わせることができる画質の良い信頼性に優れた画像読取装置及び画像形成装置を提供する。

解決手段

M及びBKスキャン時にピントが合うように光路長を調整した時の第2ミラーの位置をAとする。次に、C及びYのスキャン時は△xだけ光路長が短くなるように、同一の位置の第1ミラーに対して、第2ミラーは、1/2Δxだけ第1ミラーに近づき、Bの位置に移動する。

概要

背景

従来、この種の画像読取装置の光学移動型画像入力方法としては、例えば原稿圧板にて原稿台ガラス上に積載された原稿ランプ照射し、その反射光を第1ミラーと第2ミラーによってレンズに導くものがある。

ここで、2つのミラーは、ステッピングモータ等で制御される一本のワイヤによって駆動され、第1ミラーと第2ミラーの速度比が2対1の関係を満たすことによって、光路長を一定に保ち、照明手段としてのランプによって照射された原稿の反射光がレンズを介して常に読取り手段としてのラインセンサ上に結像するように制御されている。

この画像入力方法をフルカラー画像に対して適用した場合、一般的にはR,G,Bの異なる波長特性を持つ3種類の受光素子としてのラインセンサを用いる。

概要

複数回の原稿走査のそれぞれ主となる画像データを読み込むラインセンサに対して、最もピントを合わせることができる画質の良い信頼性に優れた画像読取装置及び画像形成装置を提供する。

M及びBKスキャン時にピントが合うように光路長を調整した時の第2ミラーの位置をAとする。次に、C及びYのスキャン時は△xだけ光路長が短くなるように、同一の位置の第1ミラーに対して、第2ミラーは、1/2Δxだけ第1ミラーに近づき、Bの位置に移動する。

目的

本発明は上記の従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、複数回の原稿走査のそれぞれ主となる画像データを読み込むラインセンサに対して、ピントを合わせることができる光路長の調整が可能な信頼性に優れた画像読取装置及び画像形成装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

固定された原稿画像照明する照明手段と、照明された原稿画像の反射光を読み取る読取手段と、反射光を読取手段に導く光路長を一定に保持しながら走査する第1ミラー及び第2ミラーと、を有した読取走査手段を備えた画像読取装置において、第1ミラー及び第2ミラーをそれぞれ独立に制御し、第1ミラー及び第2ミラー間距離を移動させて所定の光路長に調整して、調整された光路長を一定に保持しながら走査することを特徴とする画像読取装置。

請求項2

前記読取り手段は照明された原稿画像の反射光を各色成分毎に読み取る受光素子を備え、各受光素子に対応した光路長に調整することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。

請求項3

光路長の調整の際、読取手段に導く第2ミラーだけを移動させて調整することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取装置。

請求項4

光路長の調整は、所定の調整用原稿を用い、隣接画素差分値を算出して二乗誤差を累積することを1クロック毎に第2ミラーを移動させて行い、累積二乗誤差が最大であった場合のクロック数の値を2倍して元の光路長から減算して調整することを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。

請求項5

各色成分毎に読み取る受光素子に対応した光路長に調整する第1ミラー及び第2ミラー間距離を複数備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像読取装置。

請求項6

請求項1乃至5のいずれか一つに記載の画像読取装置と、シート画像形成色毎に画像形成する画像形成手段と、を備え、該画像読取装置により読み取った画像をシートに画像形成することを特徴とする画像形成装置

請求項7

請求項5に記載の画像読取装置と、シートに画像形成色毎に画像形成する画像形成手段と、を備え、該画像読取装置により読み取った画像をシートに画像形成する画像形成装置であって、画像形成手段が画像形成する画像形成色に対応して光路長を選択することを特徴とする画像形成装置。

請求項8

請求項5に記載の画像読取装置と、シートに画像形成色毎に画像形成する画像形成手段と、を備え、該画像読取装置により読み取った画像をシートに画像形成する画像形成装置であって、光路長を選択して原稿画像を読取り、選択した光路長に対応した画像形成色で画像形成手段が画像形成することを特徴とする画像形成装置。

技術分野

0001

本発明は特に光学移動型画像読取装置を備えた画像形成装置に関するものである。

背景技術

0002

従来、この種の画像読取装置の光学系移動型の画像入力方法としては、例えば原稿圧板にて原稿台ガラス上に積載された原稿ランプ照射し、その反射光を第1ミラーと第2ミラーによってレンズに導くものがある。

0003

ここで、2つのミラーは、ステッピングモータ等で制御される一本のワイヤによって駆動され、第1ミラーと第2ミラーの速度比が2対1の関係を満たすことによって、光路長を一定に保ち、照明手段としてのランプによって照射された原稿の反射光がレンズを介して常に読取り手段としてのラインセンサ上に結像するように制御されている。

0004

この画像入力方法をフルカラー画像に対して適用した場合、一般的にはR,G,Bの異なる波長特性を持つ3種類の受光素子としてのラインセンサを用いる。

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、上記した従来技術の場合には、3種類のラインセンサに対して同時にピントを合わせることは困難であり、現状では近似的に中央に位置したラインセンサに対してピントを合わせていた。

0006

本発明は上記の従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、複数回の原稿走査のそれぞれ主となる画像データを読み込むラインセンサに対して、ピントを合わせることができる光路長の調整が可能な信頼性に優れた画像読取装置及び画像形成装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

上記目的を達成するために本発明にあっては、固定された原稿画像を照明する照明手段と、照明された原稿画像の反射光を読み取る読取手段と、反射光を読取手段に導く光路長を一定に保持しながら走査する第1ミラー及び第2ミラーと、を有した読取走査手段を備えた画像読取装置において、第1ミラー及び第2ミラーをそれぞれ独立に制御し、第1ミラー及び第2ミラー間距離を移動させて所定の光路長に調整して、調整された光路長を一定に保持しながら走査することを特徴とする。

0008

従って、上記のように構成された画像読取装置では、光路長の調整が可能である。

0009

前記読取り手段は照明された原稿画像の反射光を各色成分毎に読み取る受光素子を備え、各受光素子に対応して光路長を設定することが好ましい。

0010

これにより、各受光素子に対応してピントを合わせることができる。

0011

光路長の調整の際、読取手段に導く第2ミラーだけを移動させて調整することが好ましい。

0012

これにより、光路長は第2ミラーだけで調整することが可能である。

0013

光路長の調整は、所定の調整用原稿を用い、隣接画素差分値を算出して二乗誤差を累積することを1クロック毎に第2ミラーを移動させて行い、累積二乗誤差が最大であった場合のクロック数の値を2倍して元の光路長から減算して調整することが好ましい。

0014

これにより、精度の良い第2ミラー調整位置が求められ、この位置に第2ミラーを移動して調整することで、よりよい画像入力が可能である。

0015

各色成分毎に読み取る受光素子に対応した光路長に調整する第1ミラー及び第2ミラー間距離を複数備えることが好ましい。

0016

これにより、光路長は、すでに調整された光路長を選択するだけで良い。

0017

上記に記載の画像読取装置と、シート画像形成色毎に画像形成する画像形成手段と、を備え、該画像読取装置により読み取った画像をシートに画像形成することを特徴とする。

0018

従って、上記のように構成された画像形成装置では、良い画質の画像形成を行うことができる。

0019

上記に記載の画像読取装置と、シートに画像形成色毎に画像形成する画像形成手段と、を備え、該画像読取装置により読み取った画像をシートに画像形成する画像形成装置であって、画像形成手段が画像形成する画像形成色に対応して光路長を選択することを特徴とする。

0020

これにより、画像形成色に最も適する受光素子に対応する光路長を選択して原稿画像を読み取ることができる。

0021

上記に記載の画像読取装置と、シートに画像形成色毎に画像形成する画像形成手段と、を備え、該画像読取装置により読み取った画像をシートに画像形成する画像形成装置であって、光路長を選択して原稿画像を読取り、選択した光路長に対応した画像形成色で画像形成手段が画像形成することが好ましい。

0022

これにより、選択した光路長に適した受光素子に対応する画像形成色で画像形成することができる。

発明を実施するための最良の形態

0023

以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。

0024

(第1の実施の形態)まず、画像形成装置のおおまかな動作について説明する。

0025

図1において201は画像読取装置としてのイメージスキャナ部であり、原稿を読み取りデジタル信号処理を行う部分である。また、200は画像形成手段としてのプリンタ部であり、イメージスキャナ201に読み取られた原稿画像に対応した画像を用紙にフルカラーでプリント出力する部分である。

0026

イメージスキャナ部201において、202は原稿圧板であり、原稿台ガラス(以下プラテン)203上の原稿204を、照明手段としてのハロゲンランプ205の光で照射され、原稿からの反射光は第1,第2ミラー206,207に導かれ、レンズ208により読取手段としてのラインセンサ(以下CCD)210上に像を結ぶものである。レンズ208には赤外カットフィルタ231が設けられている。以上の構成が読取手段となっている。

0027

CCD210は原稿からの光情報色分解して、フルカラー情報レッド(R),グリーン(G),ブルー(B)成分を読み取り、信号処理部209に送る。

0028

CCD210の受光素子としての各色成分読み取りセンサ列は各々5000画素の画素から構成されている。これにより原稿台ガラス203に載置される原稿中で最大サイズであるA3サイズの原稿の短手方向297mmを400dpiの解像度で読み取る。

0029

尚、205,206は速度vで、207は1/2vでCCD210の電気的走査方向(以下、主走査方向)に対して垂直方向(以下、副走査方向)に機械的に動くことにより、原稿全面を走査する。

0030

211は標準白色板であり、センサ210−1〜210−3のR,G,Bセンサの読み取りデータの補正データを発生する。

0031

この標準白色板211は可視光でほぼ均一の反射特性を示し、可視では白色の色を有している。この標準白色板211を用いてセンサ210−1〜210−3の可視センサの出力データの補正を行う。

0032

画像信号処理部209では読み取られた信号を電気的に処理し、マゼンタ(M),シアン(C),イエロー(Y),ブラック(BK)の各成分に分解し、プリンタ部200に送る。

0033

また、イメージスキャナ部201における一回の原稿走査(スキャン)につき、M,C,Y,BKの内、一つの成分がプリンタ200に送られ、計4回の原稿走査により一回のプリントアウトが完成する。

0034

イメージスキャナ部201より送られてくるM,C,Y,BKの画像信号は、レーザドライバ212に送られる。レーザドライバ212は画像信号に応じ、半導体レーザ213を変調駆動する。レーザ光ポリゴンミラー214、f−θレンズ215、ミラー216を介して、感光ドラム217上を走査する。

0035

219〜222は現像器であり、マゼンタ現像器219、シアン現像器220、イエロー現像器221、ブラック現像器222、より構成され、4つの現像器が交互に感光ドラムに接し、感光ドラム217上に形成されたM,C,Y,BKの静電潜像を対応するトナー現像する。

0036

223は転写ドラムで、用紙カセット224または225より給紙された用紙をこの転写ドラム223に巻き付け、感光ドラム217上に現像されたトナー像を用紙に転写する。

0037

このようにしてM,C,Y,BKの4色が順次転写された後に、用紙は定着ユニット226を通過して排紙される。

0038

次に、イメージスキャナ部201について詳細な説明を行う。

0039

図2に本実施の形態に用いたイメージスキャナ部201の構成を示す。

0040

ここで、2001は第1ミラー台であり、図示しないハロゲンランプ205と第1ミラー206が組み込まれている。2002は第2ミラー台であり、第2ミラー207が組み込まれている。

0041

2003はガイドレールであり、第1ミラー台2001および第2ミラー台2002の片側を支持しており、ベアリング等で第1ミラー台2001及び第2ミラー台2002が走査可能になっている。

0042

2004はリニアモータであり、磁性体が着磁されている固定子2005と、固定子2005上を固定子2005と平行に動く可動子2006,2007と、リニアスケール2008と、リニアスケール2008から位置を読み取る走査ヘッド2009,2010で構成されている。

0043

可動子2006,2007はそれぞれ第1ミラー台2001、第2ミラー台2002に固定されており、走査ヘッド2009,2010で位置を検出し、独立に制御することが可能である。

0044

図3に本実施の形態に用いたCCD210の構成を示す。

0045

ここで210−1は赤色光(R)を読み取るための受光素子列であり、210−2,210−3は順に、G,B波長成分を読み取るための受光素子列である。

0046

210−1〜210−3までのR,G,Bの各センサは主走査方向,副走査方向に10μmの開口をもつ。

0047

この3本の異なる光学特性をもつ受光素子列は、R,G,Bの各センサが原稿の同一ラインを読み取るべく互いに平行に配置されるように、同一のシリコンチップ上にモノリシックに構成されている。

0048

このような構成のCCDを用いることで、各色分解読み取りでのレンズ等の光学系を共通にしている。

0049

これにより、R,G,Bの色毎の光学調整簡潔にすることが可能となる。

0050

図3のa−a’線部の断面図を図4に示す。

0051

シリコン基板210−5上にR読み取り用のセンサ210−1とG,B各々の可視情報を読み取るセンサ210−2,210−3が配置されている。

0052

Rのセンサ210−1上には可視光の内、レッドの波長成分を透過するRフィルタ210−7が配置される。同様にGのセンサ210−2上にはGフィルタ210−8が、Bのセンサ210−3上にはBフィルタ210−9が配置されている。210−6は透明有機膜で構成された平坦化層である。

0053

図5にCCD210の受光素子列の要部拡大図を示す。各センサは主走査方向に一画素当たり10μmの長さをもつ。各センサはA3原稿の短手方向(297mm)を400dpiの解像度で読み取ることが出来るように、主走査方向に5000画素ある。

0054

しかしながら、R,G,Bの各センサのライン間距離は80μmであり、400dpiの副走査解像度に対して各8ラインずつ離れている。

0055

つまり、図6に示すとおり、レンズを介して結像される原稿画像の光路長はΔxだけ、RとBが、Gより長くなっている。

0056

そこで、M,C,Y,BK、それぞれの印字の動作に応じて、それぞれ主色となるG,R,B(G)に対応した光路長を設定する(BKは、全色のピントのバランスが合うように、中心のセンサにピントを合わせる)。

0057

次に、これを実現するための光学系の制御方法を説明する。

0058

図7(a)は、M及びBKスキャン時にピントが合うように光路長を調整した図である。この時の第2ミラーの位置をAとする。

0059

次に、図7(b)にC及びYのスキャン時は、上記(a)に対して、図6のΔxだけ光路長が短くなるように、同一の位置の第1ミラーに対して、第2ミラーは、1/2Δxだけ第1ミラーに近づき、Bの位置に移動する。

0060

そして、常に第1ミラーと第2ミラーの上記位置関係を元に、2対1の速度比でそれぞれのミラーを走査させる事によって、常にセンサにピントが合ったデータが入力される。

0061

次にプリンタの濃度再現法について図8を用いて説明する。

0062

本実施の形態ではプリンタの濃度再現のために従来良く知られているPWM方式により、レーザ213の点灯時間を画像濃度信号に応じて制御するものである。これにより、レーザの点灯時間に応じた電位の静電潜像が感光ドラム217上に形成される。そして、現像器219〜222で静電潜像の電位に応じた量のトナーで潜像を現像することにより、濃度再現が行われる。

0063

図8に本実施のにおけるプリンタの濃度再現の制御動作を示す。

0064

10201はプリンタ画素クロックであり、400dpiの解像度に相当する。

0065

このクロックはレーザドライバ212で作られる。

0066

このプリンタ画素クロック10201に同期して400線の三角波10202が作られる。この400線の三角波10202の周期画像クロック10201の周期と同じである。

0067

画像処理部209から送られる400dpiの解像度で256階調(8bit)のM,C,Y,BKの画像データ及び200線/400線切り換え信号はCLOCK信号に同期して伝送されてくるが、レーザドライバ212で図示しないFIFOメモリによりプリンタ画素クロック10201に同期合わせられる。

0068

8bitのデジタル画像データはD/A変換器によりアナログ画像信号10203に変換される。そして、前述の400線三角波10202とアナログ的に比較され、400線のPWM出力10204が作られる。

0069

デジタル画素データは00HからFFHまで変化し、400線PWM出力10204はこの値に応じたパルス幅となる。また400線PWM出力の一周期は感光ドラム上では63.5μmになる。

0070

レーザドライバ212では400線の三角波の他に、プリンタ画素クロック10201に同期して倍の周期の200線の三角波10205も作られる。

0071

そして、この200線の三角波10205と400dpiのアナログ画像信号10203とを比較することにより、200線のPWM出力信号10206を生成する。

0072

200線のPWM出力信号10206は図示のように127μmの周期で感光ドラム上に潜像を形成する。

0073

200線での濃度再現と400線での濃度再現では、200線の方が濃度再現のための最小単位が127μmと400線の倍であるため、階調再現性が良い。

0074

解像の点では63.5μm単位で濃度を再現する400線の方が高解像な画像記録に適している。

0075

このように200線のPWM記録は階調再現に適し、400線のPWM記録は解像度の点で優れているため、画像の性質によって200線のPWMと400線のPWMの切り換えを行うようにしている。

0076

このための信号が200線/400線切り換え信号であり、画像処理部209から400dpiの画像信号に同期して画素単位にレーザドライバに入力される。

0077

200線/400線切り換え信号がLレベルの場合には400線のPWM出力が選択され、Hレベルの場合には200線のPWM出力が選択される。

0078

画像信号処理部209について説明する。

0079

図9は、イメージスキャナ部201での画像信号処理部209を中心とした画像信号の流れを示すブロック図である。

0080

CCD210より出力される画像信号は、アナログ信号処理部101に入力されゲイン調整オフセット調整をされた後、A/Dコンバータ102で各色信号毎に8bitのデジタル画像信号R1 ,G1 ,B1 に変換される。

0081

その後にシェーディング補正部103に入力され、色毎に標準白色板211の読み取り信号を用いた公知のシェーディング補正が施される。

0082

121はクロック発生部であり1画素単位のクロックを発生する。

0083

122は主走査アドレスカウンタでありクロックを計数し、1ラインの画素アドレス出力を生成する。

0084

123はデコーダであり、主走査アドレスカウンタ122からの主走査アドレスをデコードして、シフトパルスリセットパルス等のライン単位のCCD駆動信号や、CCDからの1ライン読み取り信号中の有効領域を表すVE信号や、ライン同期信号HSYNCを生成する。

0085

主走査アドレスカウンタ122はHSYNC信号クリアされ、次のラインの主走査アドレスの計数を開始する。

0086

図5に示すように、CCD210の受光部210−1,210−2,210−3は所定の距離を隔てて配置されているため、ラインディレイ回路104,105において、副走査方向の空間的ずれを補正する。

0087

具体的にはB信号に対して副走査方向で先の原稿情報読むR,Gの各信号を副走査方向にライン遅延させB信号に合わせる。

0088

106は既知の入力マスキング部であり、CCD210のR,G,Bのフィルタ210−7,210−8,210−9の分光特性で決まる読み取り色空間をNTSCの標準色空間に変換する部分であり、次式のようなマトリクス演算を行う。

0089

ID=000003HE=020 WI=086 LX=0620 LY=0300
107は光量/濃度変換部で、ルックアップテーブルROMにより構成され、R4 ,G4 ,B4 の輝度信号がC0 ,M0 ,Y0 の濃度信号に変換される。

0090

108はライン遅延メモリであり、後述する黒文字判定部でのR4 ,G4 ,B4 信号からUCR,FILER,SEN等の判定信号までのライン遅延分だけC0 ,M0 ,Y0 の画像信号を遅延させる。

0091

その結果、同一画素に対するC1 ,M1 ,Y1 、の画像信号と黒文字判定信号はマスキングUCR回路109に同時に入力される。

0092

109はマスキング及びUCR回路であり、入力されたY1 ,M1 ,C1 の3原色信号により黒信号(BK)を抽出し、さらにプリンタでの記録色材の色濁りを補正する演算を施されてY2 ,M2 ,C2 ,BK2 の信号が各読み取り動作のたびに順次所定のビット幅(8bit)で出力される。

0093

110は主走査変倍回路であり従来既知の補間演算により、画像信号及び黒文字判定信号の主走査方向の拡大縮小処理を行う。

0094

111は空間フィルタ処理部であり詳細は後述するが、2bitのfilter信号に基づいてエッジ強調スムージング処理を切り換える。

0095

このように処理されたM4 ,C4 ,Y4 ,BK4 の面順次の画像信号と200線/400線切り換え信号であるSEN信号レーザードライバに送られ、プリンタ部でPWMにより濃度記録が行われる。

0096

113は黒文字判定部であり、入力画像中から文字部分を検出し、UCR量制御信号ucr、出力フィルタ制御信号filter、レーザ記録線切り替え信号senを出力する。

0097

図10に各制御信号のタイミングを示す。

0098

SYNC信号は、副走査方向の画像有効区間信号であり、“1”の区間において、画像読み取り(スキャン)を行う順次(M),(C),(Y),(Bk)の出力信号を形成する。

0099

VEは主走査方向の画像有効区間信号であり、“1”の区間において主走査開始位置のタイミングをとり、主にライン遅延のライン計数制御に用いられる。CLOCK信号は画素同期信号であり、0→1の立ち上がりタイミングで画像データを転送し、102から113の各信号処理部に供給されると共に、レーザドライバ212に画像信号、200線/400線切り換え信号を電送するのに用いられる。

0100

このようにして、複数回の原稿走査のそれぞれ主となる画像データを読み込むセンサに対して、最もピントを合わせることで高品位な画像入力が可能となり、画質の良い画像形成がなされる。

0101

(第2の実施の形態)第1の実施の形態において、R,G,Bの3種類の波長特性をもったセンサに対して、ピント調整を行ったが、他の波長特性を持ったセンサに対しても、ピントの補正が行える。

0102

つまり、例えば特定の用途に用いるための不可視光領域のセンサ(赤外線センサ紫外線センサ)の場合には、レンズの屈折率の差による、焦点位置のずれが無視できない。

0103

そこで、本実施の形態において、センサの種類毎にピント調整を行い、より厳密にピント合わせを実現する。

0104

本実施の形態では、画像入力モード以外に、ピント調整モードを設ける。その他の構成および作用については第1の実施の形態と同一なので、同一の構成部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。

0105

以下に、イメージスキャナ部の、ピント調整モードの動作について説明する。

0106

図11はピント調整モード時の、第1ミラー台2001、第二ミラー台2002、それぞれの動作を表している。

0107

図12はピント調整モードの動作遷移を示すフローチャート図である。

0108

図12に従って、ピント調整の動作を説明する。

0109

テップ1:原稿台ガラス203に置かれた所定の調整用原稿204をセンサ210に読み込む。ここで調整用原稿204は、副走査方向に多数の細線が引かれたものを用いる事が望ましい(各センサに対して最も感度のある波長特性を有した原稿であることが望ましい)。

0110

ステップ2:読み込まれた1ライン分のデータを用いて、隣接画素の差分値を算出し、二乗誤差を累積する。nは主走査方向の画素数を示す。nが0から最大画素数までの累積二乗誤差は、

0111

ID=000004HE=015 WI=092 LX=0590 LY=2600
と、表される。

0112

ステップ3:Δdatamの値を格納した後、第1ミラー台2001は固定したまま、第2ミラー台2002をCCD方向に1クロック分移動させる。mは元の位置を0とした場合のクロック数を表す。

0113

m=m+1
十分な回数、ステップ1からステップ3を繰り返した後、ステップ4:Δdatamの最大値Δdatamaxを求める。

0114

ステップ5:Δdatamの最大値を与えるmの値mmaxから、光路長Xを決定する。

0115

X0 をm=0の時の光路長とすると、微調整後の光路長は、

0116

X=X0 −2mmax
となる。

0117

以上の動作を、センサを切り替えることによって、センサの種類の数だけ繰り返し、それぞれのセンサに対する光路長Xを求める。

0118

以上の動作によって求められた光路長Xを保つ様に、第2ミラー台2002を制御する事によって、ピントの微調整が成された画像入力が可能になる。

0119

ここで、図13は、ステップ4において、Δdatamの最大値を求めるグラフ概念図である。また、図14は、光路長Xを求めるイメージ図である。

0120

図14において、Aは、光路長のX0 の時のリニアモータ2071の位置、Bは、Aよりmmaxだけ進んだ時のリニアモータ2071の位置を示す。

0121

リニアモータ2051が標準地点にある時、リニアモータ2071がBにあると、最もピントが合った状態となる。

0122

上記ピント調整は、イメージスキャナの組立工程や、部品交換後など、必要に応じて指示する事によって実行される。

0123

さらに、上記ピント調整を電源投入後に自動的に実行する事によって、環境変動等による微細な光路長の誤差まで常に補正され、より高品位な画像入力が可能になる。

0124

尚、本実施の形態では、ピント調整を行うための原稿として、副走査方向に多数の細線が引かれた物を用いたが、上記ステップに従ってΔdatamaxの値が求められる物であれば、調整用原稿204はいかなる物でも構わない。

0125

さらに、ピント調整を行うための方法は上記の物に限らず、ピントの調整を行った結果、最適な光路長が求められる物であれば、いかなる物でも構わない。

発明の効果

0126

本発明は、第1ミラー及び第2ミラー間距離を移動させて所定の光路長に調整して設定し、設定された光路長を一定に保持しながら走査すれば、正確な光路長となり、ピント調整が行え、精度の良い画像読込みが可能となる。

0127

読取り手段は照明された原稿画像の反射光を各色成分毎に読み取る受光素子を備え、各受光素子に対応して光路長を設定すれば、各受光素子に適した誤差のないピント調整が行え、精度の良い画像読込みが可能となる。

0128

光路長の調整の際、読取手段に導く第2ミラーだけを移動させて調整すれば、光路長は第2ミラーだけで調整することが可能である。

0129

光路長の調整は、所定の調整用原稿を用い、隣接画素の差分値を算出して二乗誤差を累積することを1クロック毎に第2ミラーを移動させて行い、累積二乗誤差が最大であった場合のクロック数の値を2倍して元の光路長から減算して調整すれば、精度の良いピントの合った第2ミラー調整位置が求められ、この位置に第2ミラーを移動することで、より高品位な画像入力が可能になる。

0130

各色成分毎に読み取る受光素子に対応した光路長に調整する第1ミラー及び第2ミラー間距離を複数備えれば、光路長を選択するだけで良い。

0131

本発明の画像形成装置では、上記に記載の画像読取装置と、シートに画像形成色毎に画像形成する画像形成手段と、を備え、該画像読取装置により読み取った画像をシートに画像形成するれば、良い画質の画像形成を行うことができる。

0132

画像形成手段が画像形成する画像形成色に対応した光路長を選択すれば、画像形成色に最も適する光路長で原稿画像を読み取ることができ、画質の良い画像形成が可能となる。

0133

光路長を選択して原稿画像を読取り、選択した光路長に対応した画像形成色で画像形成手段が画像形成すれば、選択した光路長に適した受光素子に対応する画像形成色で画像形成することができる。

図面の簡単な説明

0134

図1図1は第1の実施の形態に係る画像形成装置を示す概略断面図である。
図2図2は第1の実施の形態に係るイメージスキャナ部を示す斜視図である。
図3図3は第1の実施の形態に係るCCDを示す斜視図である。
図4図4は第1の実施の形態に係るCCDを示す図3のa−a’部での断面図である。
図5図5は第1の実施の形態に係る受光素子を示す要部拡大図である。
図6図6は第1の実施の形態に係る光路長を示すイメージ図である。
図7図7(a)は第1の実施の形態に係るM及びBKスキャン時にピントが合う光路長を示すイメージ図であり、図7(b)は第1の実施の形態に係るC及びYスキャン時にピントが合う光路長を示すイメージ図である。
図8図8は第1の実施の形態に係るプリンタの濃度再現の制御動作を示すイメージ図である。
図9図9は第1の実施の形態に係るイメージスキャナ部での画像信号の流れを示すブロック図である。
図10図10は第1の実施の形態に係る各制御信号のタイミングを示すイメージ図である。
図11図11は第2の実施の形態に係るイメージスキャナ部でのピント調整モードの動作を示すイメージ図である。
図12図12は第2の実施の形態に係るピント調整モードの動作遷移を示すフローチャート図である。
図13図13は第2の実施の形態に係るΔdatamの最大値を求めるグラフ概念図である。
図14図14は第2の実施の形態に係る光路長Xを求めるイメージ図である。

--

0135

200プリンタ部
2001 第1ミラー台
2002 第2ミラー台
2003ガイドレール
2004リニアモータ
2005固定子
2006,2007可動子
2008リニアスケール
2009,2010走査ヘッド
201イメージスキャナ部
203原稿台ガラス
204原稿
205ハロゲンランプ
206 第1ミラー
207 第2ミラー
210 3ラインセンサ
210−1R波長成分受光素子列
210−2 G波長成分受光素子列
210−3B波長成分受光素子列
210−5シリコン基板
210−6 透明有機膜
210−7 Rフィルタ
210−8 Gフィルタ
210−9 Bフィルタ

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • キヤノン株式会社の「 画像形成装置」が 公開されました。( 2019/09/12)

    【課題】用紙サイズを設定せず、手差し給紙トレイからフリーサイズ設定で用紙を供給した場合であっても、用紙の大きさに応じて適正領域の原稿画像を読み取ることによって、画像読取時間を短縮することができる画像形... 詳細

  • キヤノン株式会社の「 画像読取装置、画像読取方法」が 公開されました。( 2019/09/12)

    【課題】温度変動による読み取った画像の画質劣化を抑制する画像読取装置を提供する。【解決手段】画像読取装置1は、原稿101の画像を読み取って画像信号を出力する読取部105と、シェーディング補正を行うため... 詳細

  • キヤノン株式会社の「 画像読取装置および記録装置」が 公開されました。( 2019/09/12)

    【課題】 原稿カバーの開き角度を容易に変更することができる画像読取装置を提供する。【解決手段】 原稿を載置可能な原稿台が設けられた読取本体部と、前記原稿台に対して原稿を押圧するための原稿カバーと、... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ