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技術 ADSLシステムにおける送出電力制御方法

出願人 三星電子株式会社
発明者 柳載管
出願日 1998年6月23日 (22年4ヶ月経過) 出願番号 1998-176236
公開日 1999年5月21日 (21年6ヶ月経過) 公開番号 1999-136310
状態 特許登録済
技術分野 直流方式デジタル伝送 通信制御 デジタル伝送の保守管理 交換機におけるインターフェイス回路 電話交換機一般 送信機 他装置と結合した電話通信 電話通信サービス
主要キーワード 雑音マージン 接続段階 比較過程 レベル単位 電話線路 線路特性 送出電力 初期化過程
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年5月21日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

ADSLシステムにおける送出電力制御方法を提供する。

解決手段

各加入者別に電話線路を通じて伝送される信号の送出電力レベル初期レベルから段階的なレベル単位に変更しながら雑音マージン基準値と比較し(306段階)、雑音マージンが基準値以上の範囲で送出電力レベルを最小レベルに設定する(310段階)。

概要

背景

通常、ADSLシステムは、非対称データ伝送局装置(ADSL−Transmission Unit Center:ADSL−TUC)と非対称データ伝送子局装置(ADSL−Transmission Unit Remote:ADSL−TUR)間に電話線路を通じてデータを取交わす時、予め設定された固定的な送出電力で信号を伝送してきた。この時、信号減衰などによる信号対雑音(Signal-to-Noise:S/N)比を考慮した伝送速度を保つためには送出電力レベルが高いのが好ましい。これに対し、送出電力レベルに比例する加入者ライン同士間の漏話に対する影響を減らすためには送信電力レベルが低いのが好ましい。

従来には前記のような点を考慮して送出電力レベルを設定してきたが、一旦設定された送出電力レベルは固定され、よって伝送能力を向上させ得る柔軟性に欠けていた。即ち、実際に電話線路状態は加入者ごとに異なる場合があるにも拘わらず、送出電力レベルが全ての各加入者線路に画一的に固定されることによって、送出電力レベルが相異なる各加入者線路の適正レベルより高くなったり、或いは低くなってしまう。この結果、システムは漏話に大きく影響し、よって伝送能力が劣化し、且つ余分な電力を消耗する問題があった。

概要

ADSLシステムにおける送出電力制御方法を提供する。

各加入者別に電話線路を通じて伝送される信号の送出電力レベルを初期レベルから段階的なレベル単位に変更しながら雑音マージン基準値と比較し(306段階)、雑音マージンが基準値以上の範囲で送出電力レベルを最小レベルに設定する(310段階)。

目的

従って、本発明の目的は、データ伝送能力を向上させ得る送出電力制御方法を提供することにある。本発明の他の目的は、電力を節約し得る送出電力制御方法を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

対称データ伝送局装置と非対称データ伝送子局装置間に非対称デジタル加入者ラインを用いて電話線路を通じてデータを伝送するシステムにおいて、前記電話線路を通じて伝送される信号の送出電力ベル初期レベルから段階的なレベル単位に変更しながら雑音マージン基準値と比較する過程と、前記雑音マージンが前記基準値以上の範囲で前記送出電力レベルを最小レベルに設定する過程とを具備することを特徴とする送出電力制御方法

請求項2

前記比較過程は、予め設定された最大レベルを前記初期レベルとし、前記送出電力レベルを段階的に減少させながら前記雑音マージンをチェックする過程を含むことを特徴とする請求項1に記載の送出電力制御方法。

請求項3

前記基準値を6dBに設定することを特徴とする請求項1に記載の送出電力制御方法。

請求項4

前記設定された送出電力レベルで非対称データ伝送母局装置と非対称データ伝送子局装置間にデータを伝送する過程をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の送出電力制御方法。

請求項5

非対称データ伝送母局装置と非対称データ伝送子局装置間に非対称デジタル加入者ラインを用いて電話線路を通じてデータを伝送するシステムにおいて、(a)前記電話線路を通じて伝送される信号の送出電力レベルを最大レベルに設定する過程と、(b)前記設定された送出電力レベルに基づいてテスト信号送出して基本通信イネーブルする過程と、(c)前記基本通信イネーブルによる副チャンネル状態を分析してビットレートを設定し、且つ雑音マージンを基準値と比較する過程と、(d)前記雑音マージンが前記基準値より大きいと、前記送出電力レベルを1段階減少させた後、前記(b)過程に戻る過程と、(e)前記雑音マージンが前記基準値より小さいと、前記送出電力レベルを前段階の電力レベルに決定し、接続を完了する過程とを備えることを特徴とする送出電力制御方法。

請求項6

前記基準値を6dBに設定することを特徴とする請求項5に記載の送出電力制御方法。

請求項7

前記決定された送出電力レベルで非対称データ伝送母局装置と非対称データ伝送子局装置間にデータを伝送する過程をさらに具備することを特徴とする請求項5に記載の送出電力制御方法。

技術分野

0001

本発明は、非対称デジタル加入者ライン(Asymmetric Digital Subscriber Line:以下、ADSL)システム係り、特に送出電力を制御する方法に関する。

背景技術

0002

通常、ADSLシステムは、非対称データ伝送局装置(ADSL−Transmission Unit Center:ADSL−TUC)と非対称データ伝送子局装置(ADSL−Transmission Unit Remote:ADSL−TUR)間に電話線路を通じてデータを取交わす時、予め設定された固定的な送出電力で信号を伝送してきた。この時、信号減衰などによる信号対雑音(Signal-to-Noise:S/N)比を考慮した伝送速度を保つためには送出電力レベルが高いのが好ましい。これに対し、送出電力レベルに比例する加入者ライン同士間の漏話に対する影響を減らすためには送信電力レベルが低いのが好ましい。

0003

従来には前記のような点を考慮して送出電力レベルを設定してきたが、一旦設定された送出電力レベルは固定され、よって伝送能力を向上させ得る柔軟性に欠けていた。即ち、実際に電話線路状態は加入者ごとに異なる場合があるにも拘わらず、送出電力レベルが全ての各加入者線路に画一的に固定されることによって、送出電力レベルが相異なる各加入者線路の適正レベルより高くなったり、或いは低くなってしまう。この結果、システムは漏話に大きく影響し、よって伝送能力が劣化し、且つ余分な電力を消耗する問題があった。

発明が解決しようとする課題

0004

従って、本発明の目的は、データ伝送能力を向上させ得る送出電力制御方法を提供することにある。本発明の他の目的は、電力を節約し得る送出電力制御方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0005

このような目的を達成するために、本発明は、各加入者別に電話線路を通じて伝送される信号の送出電力レベルを初期レベルから段階的なレベル単位に変更しながら雑音マージン基準値と比較し、雑音マージンが基準値以上の範囲で送出電力レベルを最小レベルに設定することを特徴とする。

発明を実施するための最良の形態

0006

以下、本発明に従う好適な一実施形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、図面中、同一な構成要素及び部分には、可能な限り同一な符号及び番号を共通使用するものとする。そして、以下の説明では、具体的な特定事項が示しているが、これに限られることなく本発明を実施できることは、当技術分野で通常の知識を有する者には自明である。また、関連する周知技術については適宜説明を省略するものとする。

0007

図1は本発明の適用される通常のADSLシステムの概略構成図であって、ADSL−TUC100とADSL−TUR102間の電話線路104を通じてADSLを用いてデータを伝送する。その詳細ブロック図が図2に示してある。図2を参照すれば、図1の前記ADSL−TUC100は、電話線路104を通じてデータを取交わすために、伝送しようとするデジタル信号を接続させるデジタル信号接続部206、該信号を変復調する信号変復調及びデータ演算部208、変調された信号を伝送する電話線路104に接続されて信号を送出及び受信するアナログ信号増幅及び接続部210、各部を制御するマイクロプロセッサ200、前記マイクロプロセッサ200の動作プログラムを格納するROM202、データを一時的に格納するRAM204よりなる。

0008

前述したようなADSLシステムの初期化は、ADSL−TUC100の電源オフされてからオンされる場合及びADSL−TUC100とADSL−TUR102間の通信中断されてから電話線路104の状態の正常化によって前記通信が復旧される場合に行われる。前記初期化は電話局内のADSL−TUC100と該当加入者の各家庭のADSL−TUR102のモデム相互連動することによって該当加入者ラインの状態に基づいて行われる。この時、各加入者ループのS/Nなどに基づいて伝送速度が最適の状態に設定され、使用する周波数帯域に基づいて最適のビット割当てが行われる。

0009

通常、前記初期化過程は三段階に大別される。第一段階は、基本通信イネーブル段階であって、ADSL−TUC100の信号変復調及びデータ演算部208がADSL−TUR102にテスト信号送出し、基本通信を可能にする。第二段階は、副チャンネル状態分析段階であって、ADSL−TUC100が伝送装置で用いられる30〜1104KHzの周波数帯域を4.3125KHzで分けた248個の副チャンネルの雑音及び信号減衰を分析し、該分析結果に基づいて各々の副チャンネルに伝送するデータビットを0〜15個割当てることでビットレートを決定する。第三段階は、分析結果の交換及び接続段階であって、前記割当てた内容をADSL−TUR102に伝送した後、正常に通信を開始する。

0010

従って、ADSL−TUC100の電源が連続してオン/オフされたり、ADSL−TUC100とADSL−TUR102間の通信が中断されてから電話線路104の状態が正常化して通信を再開する時は前記初期化によって正常的な通信が行われる。本発明によれば前記のような初期化の際に、送出電力の最適化も達成し得る。

0011

図3は本発明の実施形態による送出電力を制御する流れ図であって、前記初期化過程に送出電力を制御する過程をさらに含む。前記図3に示した流れ図による動作は図2のマイクロプロセッサ200によって行われるようROM202にプログラムする。

0012

以下では、図1乃至図3を参照しつつ本発明の実施形態による動作を詳細に説明する。先ず、初期化が始まると、マイクロプロセッサ200は図3の300段階で送出電力レベルを最大レベルに設定する。そして、302段階で、前述したようにテスト信号を送出して基本通信をイネーブルさせ、304段階で、基本通信イネーブルによる副チャンネル状態を分析してビットレートを設定する。次いで、306段階で、雑音マージンが基準値、例えば6dBより大きいかをチェックする。

0013

この際、雑音マージンが6dBを超えると、送出電力レベルをさらに下げても構わないので、308段階で、送出電力レベルを1段階減少させた後、前記302段階の基本通信イネーブル過程から繰り返し行う。この結果、雑音マージンが6dBより小さくなると、それ以上送出電力レベルを下げてはいけないため、310段階で送出電力レベルを前段階の電力レベルに設定する。最終的に、312段階で、このように最適化した内容をADSL−TUR102に伝送した後、正常に通信を開始する。

0014

従って、初期化時の加入者線路の距離などによるS/N比に基づいて伝送ビットレート可変的に設定する他に、S/N比に基づいて設定された伝送速度を正常に保ち得る範囲内で送出電力レベルを最適化することによって、加入者ライン同士間の漏話に対する影響を最小化し、余分の電力消耗を防止し得る。かつ、距離による信号減衰などでS/N比が不良な加入者ループに対しては、国際標準で定められた限度内の最大送出電力で伝送することで、データ伝送能力を向上させ得る。

0015

以上のように、本発明の思想による好適な一実施形態にあげて説明してきたが、本発明の技術的な思想を外れない範囲内では、多様な変化及び変形が実施可能で有るということは、通常な知識を有する者ならば自明に分かるであろう。特に、本発明の実施形態では初期化の際に送出電力レベルを制御したが、必要時はいつでも制御して良い。従って、本発明の範囲は説明された実施形態によって定められてはいけなく、特許請求の範囲と均等なものによって定められるべきである。

発明の効果

0016

以上から述べてきたように、本発明は、送出電力レベルを線路特性に合わせて可変的に制御することによってデータ伝送能力を向上させ、余分の電力消耗を防止し得る。

図面の簡単な説明

0017

図1通常のADSLシステムの概略構成図である。
図2図1のADSL−TUCの詳細ブロック図である。
図3本発明の実施形態による送出電力制御を含む初期化流れ図である。

--

0018

100 ADSL−TUC
102 ADSL−TUR
104電話線路
200マイクロプロセッサ
202 ROM
204 RAM
206デジタル信号接続部
208 信号変復調及びデータ演算部
210アナログ信号増幅及び接続部
整理番号 F05145A1

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