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技術 作業車の変速操作部構造

出願人 株式会社クボタ
発明者 河野正夫
出願日 1997年10月22日 (22年8ヶ月経過) 出願番号 1997-289458
公開日 1999年5月11日 (21年1ヶ月経過) 公開番号 1999-123950
状態 未査定
技術分野 変速制御装置の配置,取付け
主要キーワード 取付けナット 支え具 速度段階 転オーガ ゴム製筒体 操作ケース 減速伝動機構 操作限界
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年5月11日)のものです。
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図面 (14)

課題

走行用主変速装置副変速装置とを備える作業車において、副変速操作と主変速操作とが迅速に切り換えて行えるようにする。

解決手段

副変速装置を切り換え操作する電気スイッチで成る副変速操作具28を、主変速レバー19の握り部19bに付設してある。

概要

背景

上記作業車において、従来、走行用主変速装置変速操作するための主変速レバーと、走行用副変速装置切り換え操作するための副変速操作具とは離れて存在し、副変速を行う際には、手を主変速レバーから副変速操作具に移して変速操作するようになっていた。

概要

走行用の主変速装置と副変速装置とを備える作業車において、副変速操作と主変速操作とが迅速に切り換えて行えるようにする。

副変速装置を切り換え操作する電気スイッチで成る副変速操作具28を、主変速レバー19の握り部19bに付設してある。

目的

上記作業車の一例としてのコンバインの場合、走行用主変速装置を中立状態に操作することによって機体走行を停止させるようになっている。このため、従来、圃場から路上に出て副変速装置をそれまでの低速側から高速側に切り換えるべく変速操作している際に駆動音の異常に気付くとかによって走行停止が必要になった場合など、手を副変速操作具から主変速レバーに移すという煩わしい手間が必要であった。本発明の目的は、副変速から主変速に切り換えて行う変速操作が迅速かつ容易にできる変速操作構造を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
8件

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請求項1

請求項2

前記副変速操作具が電気スイッチである請求項1記載の作業車の変速操作部構造。

請求項3

前記走行用副変速装置が現出する速度段階を示す表示装置を備えてある請求項1又は2記載の作業車の変速操作部構造。

技術分野

0001

本発明は、無段変速装置で成る走行用主変速装置と、走行用副変速装置とを備えている作業車変速操作部構造に関する。

背景技術

0002

上記作業車において、従来、走行用主変速装置を変速操作するための主変速レバーと、走行用副変速装置を切り換え操作するための副変速操作具とは離れて存在し、副変速を行う際には、手を主変速レバーから副変速操作具に移して変速操作するようになっていた。

発明が解決しようとする課題

0003

上記作業車の一例としてのコンバインの場合、走行用主変速装置を中立状態に操作することによって機体走行を停止させるようになっている。このため、従来、圃場から路上に出て副変速装置をそれまでの低速側から高速側に切り換えるべく変速操作している際に駆動音の異常に気付くとかによって走行停止が必要になった場合など、手を副変速操作具から主変速レバーに移すという煩わしい手間が必要であった。本発明の目的は、副変速から主変速に切り換えて行う変速操作が迅速かつ容易にできる変速操作構造を提供することにある。

課題を解決するための手段

0004

請求項1による発明の構成、作用、効果はつぎのとおりである。

0005

〔構成〕走行用副変速装置を切り換え操作するための副変速操作具を、無段変速装置で成る走行用主変速装置を変速操作するための主変速レバーに付設してある。

0006

〔作用〕手を主変速レバーに添えたままにしても、その手で副変速操作具を操作して副変速装置を切り換え操作できるものである。すなわち、副変速操作具を操作しようとしている際においても、その手を従来の如く主変速レバーに移動させることなく、主変速レバーを操作できるものである。

0007

〔効果〕冒頭に記した如く副変速しようしている際に走行停止が必要になった場合など、手を副変速操作具から主変速レバーに移す手間を掛けることなく迅速にかつ楽に主変速装置を変速操作できるようになった。

0008

請求項2による発明の構成、作用、効果はつぎのとおりである。

0009

〔構成〕請求項1による発明の構成において、前記副変速操作具が電気スイッチである。

0010

〔作用〕副変速操作具を、主変速レバーを持つ手の指先を作用させるだけで操作できるようにコンパクトなものにできる。

0011

〔効果〕主変速レバーに副変速操作具を付設するものである割りには、副変速操作具がコンパクトで主変速レバー操作の障害になりにくく、主変速操作が行いやすい。

0012

請求項3による発明の構成、作用、効果はつぎのとおりである。

0013

〔構成〕請求項1又は2による発明の構成において、前記走行用副変速装置が現出する速度段階を示す表示装置を備えてある。

0014

〔作用〕表示装置による表示により、副変速装置がいかなる速度段階になっているかを判断できる。

0015

〔効果〕副変速操作具を主変速レバーに付設する場合、副変速操作具がいかなる操作位置になっているか判断しにくくなり、副変速装置がいかなる速度段階になっているかは副変速操作具によって判断しにくくなるが、副変速装置が現出する速度段階を表示装置によって判断し、副変速装置を所定のあるいは所望の速度段階に適切に確実に切り換え操作できる。

発明を実施するための最良の形態

0016

図1に示すように、左右一対クローラ走行装置1L,1Rによって走行するとともに運転キャビン2を有する自走機体に、脱穀装置3、この脱穀装置3からの脱穀粒貯留する穀粒タンク4を備えさせ、脱穀装置3の前部に前処理装置5をリフトシリンダ6によって機体横向き軸芯Xまわりで上下に揺動操作するように連結してある。前処理装置5は、稲、麦などの植立穀稈回転リール7によってバリカン刈取り装置8の方に掻き寄せながら刈取り、この刈取り装置8からの刈取り穀稈を回転オーガ9によってプラットフォーム10の機体横方向での中央部に横送りしてフィーダコンベア11に供給し、このフィーダコンベア11によって機体後方側に搬送して脱穀装置3に供給するように構成してある。脱穀装置3を、フィーダコンベア11からの刈取り穀稈の身部分と着粒部分との全体を扱室投入し、回転する扱胴3aによって機体後方に搬送しながら脱穀処理していくように全稈投入型に構成し、もって、コンバインを構成してある。

0017

図2に示すように、エンジンEにベルト伝動機構12を介して駆動されるように構成した一対のアキシャルプランジャ型の可変容量型油圧ポンプPL,PRを自走機体の原動部に設け、これら油圧ポンプPL,PRのうちの一方の油圧ポンプPLに駆動油路13Lを介して接続するアキシャルプランジャ型の可変容量型油圧モータMLを、減速ケース14Lに取り付けるとともにこの減速ケース14Lに内装減速伝動機構を介して前記一対のクローラ走行装置1L,1Rのうちの左側の走行装置1Lの駆動輪15Lに動力伝達するように構成し、前記一対の油圧ポンプPL,PRのうちの他方の油圧ポンプPRに駆動油路13Rを介して接続するアキシャルプランジャ型の可変容量型油圧モータMRを、減速ケース14Rに取り付けるとともにこの減速ケース14Rに内装の減速伝動機構を介して前記一対のクローラ走行装置1L,1Rのうちの右側の走行装置1Rの駆動輪15Rに動力伝達するように構成してある。すなわち、一対の油圧ポンプPL,PRのうちの一方の油圧ポンプPLと、一対の油圧モータML,MRのうちの一方の油圧モータMLとにより、左側のクローラ走行装置1Lを伝動停止の中立状態を挟んで前進側後進側とに切り換えて駆動するとともに前後進側いずれにおいても駆動速度を無段階に変更する静油圧式無段変速装置を構成し、一対の油圧ポンプPL,PRのうちの他方の油圧ポンプPRと、一対の油圧モータML,MRのうちの他方の油圧モータMRとにより、右側のクローラ走行装置1Rを伝動停止の中立状態を挟んで前進側と後進側とに切り換えて駆動するとともに前後進側いずれにおいても駆動速度を無段階に変更する静油圧式無段変速装置を構成し、両油圧ポンプPL,PRの斜板角を各別に変更することにより、左側のクローラ走行装置1Lの駆動速度と、右側のクローラ走行装置1Rの駆動速度とに差ができ、自走機体の走行方向を変更できるようにしてある。すなわち、自走機体の操向操作ができるようにしてある。そして、左側のクローラ走行装置1Lを駆動する静油圧式無段変速装置と、右側のクローラ走行装置1Rを駆動する静油圧式無段変速装置とにより、自走機体の走行速度を変更したり、自走機体の走行を停止させたりする走行用主変速装置16を構成してある。つまり、両油圧ポンプPL,PRの斜板角を共に変更することにより、両クローラ走行装置1L,1Rの駆動速度が無段階に変化したり、両走行装置1L,1Rの駆動が停止したりする。さらに、一対の油圧モータML,MRにより、自走機体の走行速度を高速側と低速側との二段階に副変速する走行用副変速装置17を構成してある。つまり、両油圧モータML,MRの斜板角を共に変更することにより、両走行装置1L,1Rの駆動速度が高速側と低速側とに変化する。

0018

前記両油圧ポンプPL,PRの斜板角操作部に、運転キャビン2の内部に位置するステアリングハンドル18と主変速レバー19とを備える変速操操作機構41を連動させてある。この変速操向操作機構41は、次の如く構成してある。

0019

図3及び図4に示すように、ステアリングハンドル18は、運転キャビン2の内部の前端側でキャビン床上に立設する操作20が回転自在に支持するハンドル支軸21の上端部に一体回転自在に支持されている。ハンドル支軸21の下端側に自在継ぎ手22を介して入力軸59が一体回動自在に連結している操作ケース42を、運転キャビン2の床下側に取り付けてある。

0020

図5に示すように、前記操作ケース42の内部において、操作ケース42が回転自在に支持する機体横向きの主変速操作軸43と、これに平行な姿勢で操作ケース42に支持されるガイド軸(図示せず)とにわたって、左右一対のスライド部材46L,46Rが左右に平行スライド可能に外嵌装着されるとともに、主変速操作軸43にスプライン係合によって一体回転するように連結する左右一対の操作アーム47L,47Rが各スライド部材46L,46Rの外側部位に位置させて配備され、主変速操作軸43に外嵌装着した圧縮コイルバネ48によって左右の操作アーム47L,47Rおよびスライド部材46L,46Rがそれぞれ中央側にスライド付勢されている。そして、各スライド部材46L,46Rが操作ケース42に固定されたストッパー49に当接すると、その中央側へのスライド限界になるようにスライド規制されている。

0021

各スライド部材46L,46Rの下部には前後向き支点Z1,Z2周り天秤状に回動自在に横長のステアリングカム50L,50Rが連結され、このステアリングカム50L,50Rと前記操作アーム47L,47Rとがロッド51で連動連結されている。また、前記操作ケース42の前壁(図示せず)には、左右一対のステアリングアーム52L,52Rがステアリング操作軸53L,53Rを介して回動自在に取付けられるとともに、各ステアリングアーム52L,52Rの遊端に備えたローラ54が、各ステアリングカム50L,50Rに形成されたカム溝55に係入されている。そして、左右のステアリング操作軸53L,53Rのうちの一方のステアリング操作軸53Lがリンク機構56Lを介して前記両油圧ポンプPL,PRのうちの一方のポンプPLの斜板操作軸40Lに連結され、左右のステアリング操作軸53L,53Rのうちの他方のステアリング操作軸53Rがリンク機構56Rを介して前記両油圧ポンプPL,PRのうちの他方のポンプPRの斜板操作軸40Rに連結されている。

0022

また、前記左右のスライド部材46L,46Rの間には、前記主変速操作軸43と前記ガイド軸とにわたってスライド自在に外嵌されたシフト部材57が配備され、このシフト部材57の下部にラックギヤ58が固定されるとともに、機体上下向きの前記入力軸59に、前記ラックギヤ58に咬合するピニオンギヤ60が一体回転自在に取り付けられている。これにより、ステアリングハンドル18の左右への回動操作に伴う入力軸59の正回転又は逆回転方向の回動によってシフト部材57が左又は右にシフト操作され、これに伴って左右のスライド部材46L,46Rのうちの一方のスライド部材46L又は46Rが圧縮コイルバネ48に抗して外方にスライド操作される。

0023

図4に示すように、主変速レバー19は、運転キャビン2の内側でキャビン床上に立設する支持枠23が支持するブラケット24に機体横向きの軸芯Pまわりで揺動自在に支持させ、図11に示す如きレバーガイド25の機体前後方向のガイド溝25aに沿わせて揺動操作するように構成してある。主変速レバー19の前記ブラケット24に連結する基部部分19aをリンク機構44を介して前記主変速操作軸43の一端側に連結してある。これにより、主変速レバー19を軸芯Pまわりで揺動操作すると、その操作力により、主変速操作軸43が回転して前記左右の操作アーム47L,47Rを共に主変速操作軸43の軸芯まわりで揺動操作し、左右のステアリングカム50L,50Rを軸芯Z1,Z2まわりで揺動操作する。

0024

これにより、図5及び図6に主変速レバー19を中立位置Nでステアリングハンドル18を直進位置に操作した場合(中立停止)を示し、図7に主変速レバー19を前進側でステアリングハンドル18を直進位置に操作した場合(直進前進)を示し、図8に主変速レバー19を後進側でステアリングハンドル18を直進位置に操作した場合(直進後進)を示し、図9に主変速レバー19を前進側でステアリングハンドル18を左旋回側に回動操作した場合(前進左旋回)を示し、図10に主変速レバー19を後進側でステアリングハンドル18を左旋回側に回動操作した場合(後進左旋回)を示すように、主変速操作レバー19とステアリングハンドル18を操作すると両油圧ポンプPL,PRが次の如き操作状態になる。

0025

すなわち、主変速レバー19を中立位置Nに操作すると、操作アーム47Lと47Rが共に前向き水平の姿勢になって左右のステアリングアーム52L,52Rが共に水平になり、両油圧ポンプPL,PRが共に中立になる。主変速レバー19を中立位置Nに操作してある場合、ステアリングハンドル18を左右に回動操作しても、両油圧ポンプPL,PRは中立から駆動側に操作されない。例えば、図5及び図6に示す状態でステアリングハンドル18を左側に回動操作すると、ラックギヤ58とピニオンギヤ60との作動によってシフト部材57が図5に示す移動方向aにシフト操作され、左側の油圧ポンプPLに対応するスライド部材46Lと操作アーム47Lとが圧縮コイルバネ48に抗して外側にスライド操作され、これに伴ってステアリングカム50Lも同方向に水平シフト操作される。このとき、ステアリングカム50Lが水平姿勢であるために、このステアリングカム50Lのカム溝55にローラ54を介して係合されたステアリングアーム52Lは、水平姿勢のカム溝55内でローラ54が移動してその係合位置を変えるだけとなり、ステアリングアーム52Lが回動操作されることはない。従って、主変速レバー19を中立位置Nに操作したままの状態では、ステアリングハンドル18を左右に回動操作しても左右の油圧ポンプPL,PRはそれぞれ中立位置に維持される。

0026

主変速レバー19を中立位置Nから前進側に揺動操作すると、主変速操作軸43が図5に示す回転方向fに回転して左右の操作アーム47L,47Rを共に前向きの水平姿勢から上昇揺動させ、左側の操作アーム47Lがステアリングカム50Lを軸芯Z2まわりで揺動操作してステアリングアーム52Lをステアリング操作軸53Lの軸芯まわりで上昇揺動させ、右側の操作アーム47Rがステアリングカム50Rを軸芯Z1まわりで揺動操作してステアリングアーム52Rをステアリング操作軸53Rの軸芯まわりで上昇揺動させ、両油圧ポンプPL,PRが共に前進側の駆動状態になる。主変速レバー19を前進側に操作してある状態で、ステアリングハンドル18を直進位置に操作すると、左右のステアリングアーム52L,52Rのステアリングカム50L,50Rに対する角度が等しくなり、両油圧ポンプPL,PRが同一の前進速度状態になる。主変速レバー19を前進側に操作してある状態で、ステアリングハンドル18を直進位置から左側に回動操作した場合には、左右のスライド操作部材46L,46Rのうちの左側のスライド操作部材46Lのみがステアリングカム50Lを機体横外側にスライド操作し、ステアリングカム50Lがローラ54を回転操作してステアリングアーム52Lをステアリング操作軸53Lの軸芯まわりで下降側に揺動させ、ステアリングハンドル16を直進位置から右側に回動操作した場合には、左右のスライド操作部材46L,46Rのうちの右側のスライド操作部材46Rのみがステアリングカム50Rを機体横外側にスライド操作し、ステアリングカム50Rがローラ54を回転操作してステアリングアーム52Rをステアリング操作軸53Rの軸芯まわりで下降側に揺動させ、いずれの場合も、両油圧ポンプPL,PRのうちのステアリングハンドル18の回動方向とは反対方向、すなわち、旋回外側に位置する方の油圧ポンプPL又はPRがハンドル操作前の速度状態を維持し、両油圧ポンプPL,PRのうちのステアリングハンドル18の回動方向と同一方向、すなわち、旋回内側に位置する方の油圧ポンプPR又はPLがハンドル操作前の速度状態よりも減速側に速度変化する。つまり、ステアリングハンドル18の回動角度に比例する速度分だけ減速する。

0027

主変速レバー19を中立位置Nから後進側に揺動操作すると、主変速操作軸43が図5に示す回転方向rに回転して左右の操作アーム47L,47Rを共に前向きの水平姿勢から下降揺動させ、左側の操作アーム47Lがステアリングカム50Lを軸芯Z2まわりで揺動操作してステアリングアーム52Lをステアリング操作軸53Lの軸芯まわりで下降揺動させ、右側の操作アーム47Rがステアリングカム50Rを軸芯Z1まわりで揺動操作してステアリングアーム52Rをステアリング操作軸53Rの軸芯まわりで下降揺動させ、両油圧ポンプPL,PRが共に後進側の駆動状態になる。主変速レバー19を後進側に操作してある状態で、ステアリングハンドル18を直進位置に操作すると、左右のステアリングアーム52L,52Rのステアリングカム50L,50Rに対する角度が等しくなり、両油圧ポンプPL,PRが同一の後進速度状態になる。主変速レバー19を後進側に操作してある状態で、ステアリングハンドル18を直進位置から左側に回動操作した場合には、左右のスライド操作部材46L,46Rのうちの左側のスライド操作部材46Lのみがステアリングカム50Lを機体横外側にスライド操作し、ステアリングカム50Lがローラ54を回転操作してステアリングアーム52Lをステアリング操作軸53Lの軸芯まわりで上降側に揺動させ、ステアリングハンドル18を直進位置から右側に回動操作した場合には、左右のスライド操作部材46L,46Rのうちの右側のスライド操作部材46Rのみがステアリングカム50Rを機体横外側にスライド操作し、ステアリングカム50Rがローラ54を回転操作してステアリングアーム52Rをステアリング操作軸53Rの軸芯まわりで上降側に揺動させ、いずれの場合も、両油圧ポンプPL,PRのうちのステアリングハンドル18の回動方向とは反対方向、すなわち、旋回外側に位置する方の油圧ポンプPL又はPRがハンドル操作前の速度状態を維持し、両油圧ポンプPL,PRのうちのステアリングハンドル18の回動方向と同一方向、すなわち、旋回内側に位置する方の油圧ポンプPR又はPLがハンドル操作前の速度状態よりも減速側に速度変化する。つまり、ステアリングハンドル18の回動角度に比例する速度分だけ減速する。

0028

つまり、主変速レバー19を中立位置Nから前進域Fに操作するとともにこの前進域Fで機体前後方向に揺動操作すると、走行用主変速装置16が前進側の駆動状態になるとともに無段階に変速作動し、機体が前進側に走行するとともに変速走行する。そして、主変速レバー19を中立位置Nから後進域Rに操作するとともにこの後進域Rで機体前後方向に揺動操作すると、走行用主変速装置16が後進側の駆動状態になるとともに無段階に変速作動し、機体が後進側に走行するとともに変速走行する。前後進いずれの走行状態においても、ステアリングハンドル18を直進位置から左又は右側に回動操作すると、旋回外側に位置するクローラ走行装置1L又は1Rの駆動速度がそのままの速度状態に維持されながら、旋回内側に位置するクローラ走行装置1R又は1Lの駆動速度が減速し、ステアリングハンドル18が操作限界に至るに伴ってその走行装置1R又は1Lの駆動が停止し、機体がステアリングハンドル18の回動方向に等しい方向に旋回走行する。直進走行時においても、旋回走行時においても、主変速レバー17を中立位置Nに操作すると、走行用主変速装置16が中立状態になり、機体走行が停止する。

0029

図2に示すように、前記両油圧モータML,MRの斜板操作部を副変速アクチュエータの一例としての油圧シリンダ26L,26Rによって高速位置低速位置との二つの操作位置に切り換え操作するように構成し、両油圧シリンダ26L,26Rの電磁制御弁と、この制御弁を切り換え操作する操作回路とから成る副変速制御機構27に連係する電気スイッチで成る副変速操作具28を、図11に明示する如く前記主変速レバー19の握り部19bに添えたままの手の指先で操作できるようにその握り部19bの背面側に付設するとともに、前記副変速制御機構27に連係する表示ランプ29を前記レバーガイド25の主変速レバー19の近くに付設してある。前記副変速操作具28は、押し操作される毎に入り切りとに切り換わって副変速制御機構27に電気信号を出力する。この副変速制御機構27は、副変速操作具28から信号を入力すると、その都度、前記両油圧シリンダ26L,26Rを共に入力信号に対応する高速側と低速側とに切り換え操作することによって両油圧モータML,MRを共に副変速操作具28からの信号に対応する高速側と低速側とのいずれかに操作するように構成してある。さらに、副変速制御機構27は、両油圧モータML,MRを高速側に切り換え操作した際には、表示ランプ29の駆動回路に表示ランプ29を点灯させるべき信号を自動的に出力し、両油圧モータML,MRを低速側に切り換え操作した際には、表示ランプ29の駆動回路に表示ランプ29を消灯させるべき信号を自動的に出力するように構成してある。

0030

すなわち、手を主変速レバー19の握り部19bに当てたままにしてもその手の指先で副変速操作具28を操作できるようにしてある。そして、この副変速操作具28を操作することにより、走行用副変速装置17が高速側と低速側とに切り換わり、機体の走行速度を高速と低速の二段階に副変速できる。そして、副変速装置17が高速側になれば表示ランプ29が点灯によってそれを表示し、副変速装置17が低速側になれば表示ランプ29が消灯によってそれを表示するのであり、副変速装置17が現出する速度段階が高速側と低速側のいずれであるかを表示ランプ29によって判断しながら副変速操作したり、走行したりできる。

0031

図4及び図11に示す操作スイッチ30と31のうちのスイッチ30は、前記リフトシリンダ6の制御弁を切り換え操作して前処理装置5を昇降操作するものであり、スイッチ31は、前記回転リール7の支持アーム7aを上下に揺動操作する油圧シリンダ32の制御弁を切り換え操作して回転リール7を昇降操作するものである。

0032

前記リンク機構44,56L,56Rには、図12及び図13に示す如くこの機構44,56L,56Rを構成するロッド61の長手方向での途中に支持作用する支え具62でロッド61の自重による撓みを防止する支持機構を作用させてある。

0033

すなわち、支え具62は、自走機体のフレーム部分63に支持されるブラケット64に一対の取付けナット65,65によって締め付け固定するように構成したボルトで成る支え具本体62aと、この支え具本体62aに外嵌させてロッド61を直接に受け止め支持するように構成したゴム製筒体で成るクッション材62bとによって構成してある。前記ブラケット64に支え具62を貫通させて取り付けるように備えてある取付け孔64aを機体上下方向に長い長孔に形成し、支え具62をブラケット64に対して機体上下方向に位置調節して固定することにより、ロッド61に対してこれが持ち上がるとか撓まないように適切に支持作用する状態に調節できるようにしてある。

0034

〔別実施形態〕前記表示ランプ29に替え指針指標を指示する装置、複数の速度段階を各別に指示する表示ランプを備える装置など、表示方法が各種異なる装置を採用して実施してもよいのであり、これらの装置を総称して表示装置29と呼称する。

0035

本発明は、コンバインの他、耕耘機田植機などの各種車両にも適用できるのであり、これらの車両を総称して作業車と呼称する。

図面の簡単な説明

0036

図1コンバイン全体の側面図
図2走行用の伝動系統
図3運転部の正面図
図4運転部の側面図
図5変速操向操作機構の概略斜視図
図6変速操向操作機構の作用を示す説明図
図7変速操向操作機構の作用を示す説明図
図8変速操向操作機構の作用を示す説明図
図9変速操向操作機構の作用を示す説明図
図10変速操向操作機構の作用を示す説明図
図11主変速レバーとレバーガイドの斜視図
図12ロッド支持機構の断面図
図13ロッド支持機構の正面図

--

0037

16走行用主変速装置
17 走行用副変速装置
19主変速レバー
28副変速操作具
29 表示装置

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