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技術 生コン圧送配管用管継手

出願人 有限会社中島生コンポンプ
発明者 中島英輔
出願日 1997年10月14日 (22年1ヶ月経過) 出願番号 1997-280186
公開日 1999年4月30日 (20年6ヶ月経過) 公開番号 1999-118077
状態 未査定
技術分野 現場における建築要素の搬送及び組立作業 管の調節可能継手
主要キーワード クランプ金物 圧送配管 スポンジボール 硬質ゴム製 耐損傷性 厚肉円筒 フランジ外周 開放側端
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この項目の情報は公開日時点(1999年4月30日)のものです。
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図面 (7)

課題

解決手段

隙間を設けて突き合わされた配管3、3の端部を厚肉に形成したフランジ31、31の外周面に嵌装される金属製のリング41と、その外側に嵌められる厚肉円筒状のシールゴム42と、このシールゴム42およびフランジ31、31を外側から包み込んで保持するクランプ金物43とから構成し、リング41には多数の小さい孔を設け、シールゴム42は硬質ゴム製であり、内周面にリング41を嵌装する凹部とこの凹部中央にV字形の溝が形成されている。

概要

背景

コンクリートを使用して構造物構築する土木建築等の作業現場において、特に高所や空洞内部等にコンクリートを打設するには、従来は「ねこ車」等の手押し台車や、コンクリートタワーエレベータ等を使用して主として人力によってコンクリートを送り込んでいたが、最近ではコンクリートポンプ車に備えつけられているスラリーポンプを使用し、多数の自在回転継手を有する配管によって生コンを直接圧送することが行われている。

図3はコンクリートポンプ車の一例を示す正面図で、1はコンクリートポンプ車本体、2はその上に取り付けられた屈伸自在なアーム、3はアーム2に沿って配置されたコンクリート圧送用の配管、4は屈曲部分など配管3の要所に設けられた回転可能な継手、5は配管3の先端部分に取り付けられたフレキシブルホースである。

図4はアームの屈曲部付近の一例を示す斜視図(アームに対する配管の位置は必ずしも図3と対応しない)で、例えばアーム2aが矢印aのように屈曲すると、継手4aにおいて、接続している両側の配管3が矢印bのように相対的に回転するのである。このような配管3の要所に使用されている従来の継手4の一例を図面により説明する。図5は継手4の一部を断面で示す部分断面図で、31は配管3の端部に設けられた厚肉部(以下フランジという)、42は内周リップ部分を両側の配管のフランジに軽く接触させて外側に嵌められるシールゴム、43はこれらをさらに外側から包み込んで保持するクランプ金物、図6はクランプ金物43の一例を示す斜視図である。

シールゴム42は切れ目のないリング状で、長さ方向両端部で内側に折り返るリップ部を有し、その内部に空間が形成されている。またクランプ金物43は半円に分割したリングの一端をヒンジで連結した構造であり、開放側端部をボルト締めすることによってリング状となる。両側の配管3のフランジ31の少なくとも一方がシールゴム42の内周摺動することにより、配管3の回転が可能である。

配管3は継手部分においておよそ4mm程度の隙間を設けてある。生コンを圧送すると、この隙間からシールゴム42内部の空間に生コンが侵入する。その圧力でリップ部がフランジ31に押しつけられるから、生コンが継手外部に洩れることはないが、圧送完了後スポンジボール等を圧送して配管3内を水洗しても空間内に付着した生コンは除去されずに大部分が残留する。コンクリートはやがて固化するので、次に使用したとき、例えばアーム2が屈伸したときに固化したコンクリートによってシールゴム42が損傷を受け、継手部分の寿命が短いという問題点があった。

この対策として、シールゴムの空間部分にインナーパッキンと呼ばれるリング状のゴムシート装入し、このインナーパッキンを交換することにより継手全体の寿命延長を図ることも試みられたが、従来1か月の寿命が2倍に伸びる程度の効果しか認められなかった。

概要

生コン圧送配管用管継手の寿命を延長させる。

隙間を設けて突き合わされた配管3、3の端部を厚肉に形成したフランジ31、31の外周面に嵌装される金属製のリング41と、その外側に嵌められる厚肉円筒状のシールゴム42と、このシールゴム42およびフランジ31、31を外側から包み込んで保持するクランプ金物43とから構成し、リング41には多数の小さい孔を設け、シールゴム42は硬質ゴム製であり、内周面にリング41を嵌装する凹部とこの凹部中央にV字形の溝が形成されている。

目的

本発明はこのような問題点を解消し、長期の使用に耐える生コン圧送配管用管継手を実現することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

隙間を設けて突き合わされた配管(3、3)の端部を厚肉に形成したフランジ(31、31)の外周面に嵌装される金属製のリング(41)と、さらにその外側に嵌められる厚肉円筒状のシールゴム(42)と、このシールゴム(42)および前記フランジ(31、31)を外側から包み込んで保持するクランプ金物(43)とからなる生コン圧送配管用管継手

請求項2

金属製のリング(41)は金属板をリング状とし、多数の小さい孔を設けたものである請求項1に記載の生コン圧送配管用管継手。

請求項3

シールゴム(42)の内周面に、前記リング(41)を嵌装する凹部とこの凹部中央の溝が形成されている請求項1に記載の生コン圧送配管用管継手。

請求項4

シールゴム(42)が硬質ゴム製である請求項1、2または3に記載の生コン圧送配管用管継手。

技術分野

0001

本発明は、セメントと砂、骨材等を水で混合したスラリー状のコンクリート(以下「生コン」という)をポンプ打設位置まで圧送する生コン圧送配管において使用される管継手に関する。

背景技術

0002

コンクリートを使用して構造物構築する土木建築等の作業現場において、特に高所や空洞内部等にコンクリートを打設するには、従来は「ねこ車」等の手押し台車や、コンクリートタワーエレベータ等を使用して主として人力によってコンクリートを送り込んでいたが、最近ではコンクリートポンプ車に備えつけられているスラリーポンプを使用し、多数の自在回転継手を有する配管によって生コンを直接圧送することが行われている。

0003

図3はコンクリートポンプ車の一例を示す正面図で、1はコンクリートポンプ車本体、2はその上に取り付けられた屈伸自在なアーム、3はアーム2に沿って配置されたコンクリート圧送用の配管、4は屈曲部分など配管3の要所に設けられた回転可能な継手、5は配管3の先端部分に取り付けられたフレキシブルホースである。

0004

図4はアームの屈曲部付近の一例を示す斜視図(アームに対する配管の位置は必ずしも図3と対応しない)で、例えばアーム2aが矢印aのように屈曲すると、継手4aにおいて、接続している両側の配管3が矢印bのように相対的に回転するのである。このような配管3の要所に使用されている従来の継手4の一例を図面により説明する。図5は継手4の一部を断面で示す部分断面図で、31は配管3の端部に設けられた厚肉部(以下フランジという)、42は内周リップ部分を両側の配管のフランジに軽く接触させて外側に嵌められるシールゴム、43はこれらをさらに外側から包み込んで保持するクランプ金物図6はクランプ金物43の一例を示す斜視図である。

0005

シールゴム42は切れ目のないリング状で、長さ方向両端部で内側に折り返るリップ部を有し、その内部に空間が形成されている。またクランプ金物43は半円に分割したリングの一端をヒンジで連結した構造であり、開放側端部をボルト締めすることによってリング状となる。両側の配管3のフランジ31の少なくとも一方がシールゴム42の内周摺動することにより、配管3の回転が可能である。

0006

配管3は継手部分においておよそ4mm程度の隙間を設けてある。生コンを圧送すると、この隙間からシールゴム42内部の空間に生コンが侵入する。その圧力でリップ部がフランジ31に押しつけられるから、生コンが継手外部に洩れることはないが、圧送完了後スポンジボール等を圧送して配管3内を水洗しても空間内に付着した生コンは除去されずに大部分が残留する。コンクリートはやがて固化するので、次に使用したとき、例えばアーム2が屈伸したときに固化したコンクリートによってシールゴム42が損傷を受け、継手部分の寿命が短いという問題点があった。

0007

この対策として、シールゴムの空間部分にインナーパッキンと呼ばれるリング状のゴムシート装入し、このインナーパッキンを交換することにより継手全体の寿命延長を図ることも試みられたが、従来1か月の寿命が2倍に伸びる程度の効果しか認められなかった。

発明が解決しようとする課題

0008

本発明はこのような問題点を解消し、長期の使用に耐える生コン圧送配管用管継手を実現することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

本発明は、隙間を設けて突き合わされた配管の端部を厚肉に形成したフランジの外周面に嵌装される金属製のリングと、さらにその外側に嵌められる厚肉円筒状のシールゴムと、このシールゴムおよびフランジを外側から包み込んで保持するクランプ金物とからなり、望ましくは前記金属製のリングは金属板をリング状とし、多数の小さい孔を設けたものであり、また前記シールゴムの内周面に、前記リングを嵌装する凹部とこの凹部中央の溝が形成されており、さらに前記シールゴムが硬質ゴム製である生コン圧送配管用管継手である。

発明を実施するための最良の形態

0010

本発明の生コン圧送配管用管継手は、シールゴムとフランジとの間に金属リングを介在させたことにより、配管の回動時でのフランジ外周面に付着・固化したコンクリートによるシールゴムの損傷が防止され、さらにシールゴムの材質として損傷を受けにくい硬質ゴムとしたので、継手の寿命を従来品の6〜10倍程度と飛躍的に延長させることができる。

0011

本発明の一実施例を図面により説明する。図1はこの実施例の生コン圧送配管用管継手を示す部分断面図で、これまでと同じ部品については同じ符号を使用している。41は金属製のリングである。この生コン圧送配管用管継手は、わずかの隙間を設けて突き合わされた配管3、3、の端部を厚肉に形成したフランジ31の外周面に嵌装される金属製のリング41と、さらにその外側に嵌められるシールゴム42と、このシールゴム42およびフランジ31を外側から包み込んで保持するクランプ金物43とから構成される。図2はリング41の一部を示す部分斜視図である。すなわち、リング41はステンレス鋼板等の金属板をリング状としたもので、適当な間隔で直径1mm程度の孔を多数設けてあり、これにより生コンの圧力はリング41の裏面まで伝達されてシールゴムを押し開くが、骨材等がリング41の裏面まで侵入することはない。また、リング41をフランジ31と後述するシールゴム42との間に介在させたので、配管3の回動時、フランジ31の外周面に付着・固化したコンクリートによるシールゴム42の損傷が防止できる。

0012

シールゴム42は、硬質ゴム製の厚肉円筒状で、内周面に前記のリング41を嵌装する凹部が設けられており、さらにこの凹部の中央部分には2〜3mmの幅、4〜5mmの深さを有するV字形の溝が形成されている。生コン圧送時の圧力がV字溝に作用し、その影響でフランジに接している部分の内径縮小され、シール性が向上する。なお、実施例では凹部の中央部に形成する溝の形状をV字形として説明したが、たとえばU字形や半円形など、本発明での目的を達成しうるものであればいかなる形状であっても構わない。

0013

硬質ゴムとしては、自動車タイヤトレッド部に使用されるような加硫した天然ゴム合成ゴムプラスチック等、適度に弾性を有しかつ耐損傷性耐摩耗性の高いものが好ましい。クランプ金物43は従来と同様のものである。

発明の効果

0014

本発明によれば、生コン圧送配管用継手の寿命を大幅に延長して建設工事コストを低減できるという、すぐれた効果を奏する。

図面の簡単な説明

0015

図1本発明の実施例を示す管継手の部分断面図である。
図2本発明の実施例における金属リングを示す部分斜視図である。
図3本発明に係わるコンクリートポンプ車の一例を示す正面図である。
図4本発明に係わるコンクリートポンプ車のアーム屈曲部付近の一例を示す斜視図である。
図5従来の技術を示す管継手の部分断面図である。
図6従来の技術におけるクランプ金物を示す平面図である。

--

0016

1コンクリートポンプ車本体
2アーム
3配管
4継手
5フレキシブルホース
21節点
31フランジ(肉厚部)
41リング
42シールゴム
43 クランプ金物

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