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技術 植物栽培装置

出願人 株式会社ブルーミングスケープ
発明者 大塚雄一
出願日 1997年10月6日 (21年10ヶ月経過) 出願番号 1997-273049
公開日 1999年4月20日 (20年4ヶ月経過) 公開番号 1999-103691
状態 拒絶査定
技術分野 栽培用器(植木鉢),播種用鉢 栽培用器(植木鉢),播種用鉢
主要キーワード 水抜き用孔 通過用孔 格子状部材 発泡煉石 非透水性シート 保水状態 容器群 減少状態
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年4月20日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

構成

複数個の第2の容器2を内部に載置した第1の容器1の複数個を、上部周縁部1bを当接させて連設し、連設した第1の容器群外郭の上部に人工培土保持用壁体3を設けて栽培装置とし、この壁体3内と第1の容器1内の第2の容器2以外の部分に人工培土Mを充填し、樹木等を移植して栽培する。

効果

人工培土の充填量は少なくてすみ、樹木の栽培の場合でも根が水に浸かることがなく、根腐れが生じることがない。また、既存の容器を利用することができ、壁体なども安価な材料で製作できるので、全体の装置費用を安くすることができる。

概要

背景

近年における居住様式の変化にともない、一般家庭においてベランダ植木鉢プランターなどの栽培容器を設置して植物を栽培することが多くなってきており、また、オフィスビル店舗などにおいてもバルコニーや屋上を利用して栽培容器を設置したり庭園化したりして植物を栽培することが行われている。

このような一般家庭、オフィスビルや店舗などにおける植物栽培においては、栽培装置を軽量化するために、人工培土を用いた栽培が行われている。たとえばプランターで植物を栽培する場合は、日常管理の容易化の観点から専ら水耕栽培が行われており、土耕栽培育成した植物の土をすべて払い落とした後人工培土で慣らし栽培を行ってから、水耕栽培を続けることが行われている。また屋上を庭園化して植物を栽培する場合は、床に防水処理を施し、その上に人工培土を敷いて植物を植え、給水しながら植物を育成することが行われている。

概要

複数個の第2の容器2を内部に載置した第1の容器1の複数個を、上部周縁部1bを当接させて連設し、連設した第1の容器群外郭の上部に人工培土保持用壁体3を設けて栽培装置とし、この壁体3内と第1の容器1内の第2の容器2以外の部分に人工培土Mを充填し、樹木等を移植して栽培する。

人工培土の充填量は少なくてすみ、樹木の栽培の場合でも根が水に浸かることがなく、根腐れが生じることがない。また、既存の容器を利用することができ、壁体なども安価な材料で製作できるので、全体の装置費用を安くすることができる。

目的

本発明は、植物の根傷みが生じにくく、培土の使用量が少なくてすみ、さらに装置費用が安価な植物栽培装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

上部を開放した第1の容器の内部に、下部を開放した第2の容器を載置し、前記第1の容器には前記第2の容器を載置したときの第2の容器の上面に相当する高さ位置に人工培土が通過しない大きさの水抜き用孔を設け、前記第2の容器には周壁に人工培土が通過しない大きさの水通過用の孔を設けたことを特徴とする植物栽培装置

請求項2

請求項1記載の第2の容器を内部に載置した第1の容器の複数個連設し、連設した第1の容器群外郭の上部に人工培土保持用壁体を設けたことを特徴とする植物栽培装置。

請求項3

前記第1の容器が、非透水性シート周辺部を上部に立ち上げて容器状としたものである請求項1記載の植物栽培装置。

請求項4

前記第2の容器を第1の容器の内部に複数個載置した請求項1〜3記載の植物栽培装置。装置。

技術分野

0001

本発明は、栽培容器培土充填して樹木などを栽培する植物栽培装置に関する。

背景技術

0002

近年における居住様式の変化にともない、一般家庭においてベランダ植木鉢プランターなどの栽培容器を設置して植物を栽培することが多くなってきており、また、オフィスビル店舗などにおいてもバルコニーや屋上を利用して栽培容器を設置したり庭園化したりして植物を栽培することが行われている。

0003

このような一般家庭、オフィスビルや店舗などにおける植物栽培においては、栽培装置を軽量化するために、人工培土を用いた栽培が行われている。たとえばプランターで植物を栽培する場合は、日常管理の容易化の観点から専ら水耕栽培が行われており、土耕栽培育成した植物の土をすべて払い落とした後人工培土で慣らし栽培を行ってから、水耕栽培を続けることが行われている。また屋上を庭園化して植物を栽培する場合は、床に防水処理を施し、その上に人工培土を敷いて植物を植え、給水しながら植物を育成することが行われている。

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、上記のような植物栽培においては、つぎのような問題がある。たとえばプランターで植物を水耕栽培する場合、土耕栽培で育成した植物を水耕栽培用順化するために多くの時間と費用がかかり、しかもこの間に根傷みが生じやすく、また発育停滞する。さらに、根鉢の大きい樹木などの場合は当然のことながらプランターも大きくなくてはならないが、1個のプランターの大きさには自ずから限界がある。

0005

また、屋上を庭園化する場合は、床の防水処理および給水設備に多大の費用がかかる。さらに、本来的に樹木は水に浸かっていると根腐れを起こして枯れるものであるので、人工培土の層厚を厚くして根の部分の培土中に水が溜まらないようにしなければならず、そのため多量の培土が必要になる。

0006

本発明は、植物の根傷みが生じにくく、培土の使用量が少なくてすみ、さらに装置費用が安価な植物栽培装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明の請求項1に記載の植物栽培装置は、上部を開放した第1の容器の内部に、下部を開放した第2の容器を載置し、第1の容器には第2の容器を載置したときの第2の容器の上面に相当する高さ位置に人工培土が通過しない大きさの水抜き用孔を設け、第2の容器には周壁に人工培土が通過しない大きさの水通過用の孔を設けた植物栽培装置である。

0008

この植物栽培装置によれば、第1の容器内に第1の容器の内法より小さい第2の容器を載置することにより培土の充填量は少なくてすみ、第1の容器に設けた水抜き用孔により第1の容器内の水面は第2の容器の上面以下となるので、樹木の栽培の場合でも根鉢が第2の容器の上部にくるように樹木を植えることにより、根が水に浸かることがなく、根腐れが生じることがない。水は毛管現象により培土層を上昇して根に供給される。ここで、床面が傾斜している場合は、第1の容器に設ける水抜き用孔の位置に高低差をつければよい。

0009

第1の容器の材質形状寸法はとくに限定されるものではなく、人が持ち運びできる程度の重量、大きさで、ベランダやバルコニーなどにそのまま、あるいは組み立てて設置することのできるものであればよい。軽量化とコスト低減の点からは合成樹脂製のものが望ましく、既存のプランターなどの容器をそのまま、あるいは非透水性シート周辺部を上部に立ち上げて容器状としたものなどを使用することができる。

0010

第2の容器は、第1の容器より高さが低く、第1の容器内に載置できるものであれば材質や形状寸法はとくに限定されるものではない。第1の容器と同様に、軽量化とコスト低減の点からは合成樹脂製の容器が望ましい。この第2の容器は、第1の容器の内部に複数個載置することもできる。ここで、床面が傾斜している場所で第2の容器を複数個載置する場合は、高低差に合わせて高さの異なる第2の容器を用いてもよい。

0011

本発明の請求項2に記載の植物栽培容器は、前記第2の容器を内部に載置した第1の容器の複数個を連設し、連設した第1の容器群外郭の上部に培土保持用壁体を設けた植物栽培装置である。

0012

第1の容器の複数個を連設する場合は、各容器の上縁高さが同じレベルとなるように床面が平坦であることが望ましい。床面に段差があって各容器の上縁高さが異なる場合は、最上段の容器の上縁高さを基準にして前記の壁体の高さを決めればよい。また、相互に隣接する容器の縁の隙間から培土が洩れないように、容器の縁部どうしを密接させることが望ましい。

0013

培土保持用の壁体は、培土の充填高さを高くして根鉢の大きな樹木を栽培可能にするためのもので、連設した第1の容器群の外郭に沿って木製、金属製あるいはコンクリート製の補助部材を組み立てて壁体とする。

0014

このような構造とすることにより、請求項1記載の植物栽培容器の場合よりも面積が広く、内容積の大きい栽培容器とすることができ、大きい樹木などを数多く栽培することができる。この場合も、第2の容器を第1の容器内に複数個載置することができる。

0015

本発明において用いる培土は、人工培土を含む従来の植物栽培用の培土のいずれをも使用することができるが、とくに、経年変化が少なく、保水力に優れていることから、発泡煉石の使用が最適である。発泡煉石は、粘土を1200℃程度の高温焼成し、発泡させて製造した硬質多孔質の人工培土である。硬質であるので、容器内に充填して使用中に崩れにくく、発泡煉石相互の間に隙間があるので毛管現象による水の浸透がよく行われ、また多孔質であるので水に浸かると多数の気孔内に水が蓄えられ、保水性が高い。

発明を実施するための最良の形態

0016

図1は本発明の第1の実施形態における植物栽培装置の基本構造を一部断面で示す斜視図であり、図2図1の植物栽培装置に樹木を移植するときの手順を示す図である。

0017

本実施形態の植物栽培装置10は、複数個の第2の容器2を内部に載置した第1の容器1の複数個を、上部周縁部を当接させて連設し、連設した第1の容器群の外郭の上部に人工培土保持用の壁体3を設けたものであり、この壁体3内と第1の容器1内の第2の容器2以外の部分に人工培土Mを充填したものである。

0018

第1の容器1は、市販品の合成樹脂製のプランターであり、第2の容器2を載置したときの第2の容器2の上面に相当する高さ位置に人工培土Mが通過しない大きさの水抜き用孔1aを設けている。第2の容器2は円錐台状の合成樹脂製の容器であり、周壁に人工培土Mが通過しない大きさの水通過用の孔2aを設けている。この第1の容器1の内部に、図示のように複数個の第2の容器2の開放側を下にして載置し、さらに、複数個の第1の容器1の上部周縁部1bを密接させて連設している。

0019

人工培土保持用の壁体3は、連設した第1の容器群の外郭を、第1の容器1の高さの約2倍の長さの丸太で囲んだもので、その内面側には人工培土Mの洩れを防ぐための網4を設けている。

0020

上記構成の植物栽培装置10に樹木を移植して育成する場合を例にして植物栽培装置10の使用方法を説明する。まず、図1に示すように第1の容器1の内部に第2の容器2が載置された状態において、図2に示すように、第2の容器2の上に樹木固定用部材5を載置する。樹木固定用部材5は鋼製格子状部材であり、この樹木固定用部材5に樹木Tの根鉢TaをBで縛り付け、樹木Tがぐらつかないように固定する。

0021

つぎに、壁体3内と第1の容器1内の第2の容器2以外の部分に人工培土Mを充填する。人工培土Mは、粒径が1.5〜2.5cmの発泡煉石を半分に割ったものである。発泡煉石を半分に割ることにより、多孔質の内部が露出して水の吸収がよくなり、保水性が高くなる。この充填の際に、第1の容器1と第2の容器2の隙間および第2の容器2どうしの隙間に人工培土Mが確実に充填されるように留意する。

0022

つぎに、人工培土Mの上面から満遍なく水をかけながら、第1の容器1の内部に向けて水を注入する。注入された水Wは、人工培土M中を下降し、第2の容器2の周壁に設けられた孔2aを通じて第2の容器2内に流入する。第2の容器2内の水面が上面に達すると、同じレベルに設けられた第1の容器1の水抜き用孔1aから水はオーバーフローするので、このレベル以上には水は溜まらない。

0023

この注水時に、多孔質の人工培土Mが水を吸収し、また、第1の容器1の底部に溜まった水が毛管現象により人工培土M中を上昇し、これを人工培土Mが吸収して、人工培土Mは常時保水状態になる。

0024

第1の容器1の底部に溜まった水は時間の経過とともに減少するので、適当な時間間隔で水を補給する。本実施形態においては、水の減少状態監視するために第1の容器1内にフロート式水位計6を設置している(図1参照)。なお、水の補給を自動的に行うために自動給水装置を設置してもよい。

0025

本実施形態の植物栽培装置10によれば、第1の容器1内に第2の容器2を載置することにより人工培土Mの充填量は少なくてすむ。また、第1の容器1に設けた水抜き用孔1aにより第1の容器1内の水面は第2の容器2の上面以下となるので、樹木Tの栽培の場合でも根鉢Taが第2の容器2の上部にくるように樹木Tを植えることにより、根が水に浸かることがなく、根腐れが生じることがない。さらに、第1の容器1および第2の容器2は既存の容器を利用することもでき、壁体3なども安価な材料で製作できるので、全体の装置費用を安くすることができる。

0026

図3は本発明の第2の実施形態における植物栽培装置の基本構造を示す断面図である。本実施形態の植物栽培装置は、非透水性シートの周辺部を上部に立ち上げ、これを第1の容器としたものである

0027

図3において、11はビニール製の防水シートの周辺部を上部に立ち上げて容器状とした第1の容器であり、立ち上げ部の形状を保持するために、木製の壁体13と発泡スチロール製板材14とで上部を折り曲げシートの端部を挟みつけて保持している。ここで、シートの立ち上げ部および発泡スチロール製の板材14に、第1の実施形態における水抜き用孔1aと同じ目的で水抜き用孔11aおよび14aを設けている。12は第2の容器であり、第1の実施形態における第2の容器2と同じものである。15は第1の実施形態における樹木固定用部材4と同様な樹木固定用部材である。16は第1の容器11内に設置した水位計である。

0028

本実施形態の植物栽培装置20の場合も、第2の容器12の上に樹木固定用部材15を載置し、この樹木固定用部材15に樹木Tの根鉢Taを紐で縛り付けて固定し、第1の容器11内の第2の容器12以外の部分に人工培土Mを充填して第1の容器11の内部に水を注入することにより、第1の実施形態における植物栽培装置10の場合と同様な効果を得ることができる。

0029

さらに本実施形態の植物栽培装置20においては、防水シートで第1の容器11を形成しているので、大きいシートを用いることにより広い面積の栽培装置を構築することができ、また、曲線を含むさまざまな平面形状の栽培装置を構築することができる。

発明の効果

0030

本発明によって以下の効果を奏することができる。

0031

(1)第1の容器内に第2の容器を載置することにより人工培土の充填量は少なくてすみ、第1の容器に設けた水抜き用孔により第1の容器内の水面は第2の容器の上面以下となるので、樹木の栽培の場合でも根鉢が第2の容器の上部にくるように樹木を植えることにより、根が水に浸かることがなく、根腐れが生じることがない。また、第1の容器および第2の容器は既存の容器を利用することもでき、壁体なども安価な材料で製作できるので、全体の装置費用を安くすることができる。

0032

(2)第2の容器を内部に載置した第1の容器の複数個を連設することにより、簡単に栽培装置の平面積を大きくすることができる。

0033

(3)非透水性シートで第1の容器を形成することにより、広い面積の栽培装置を構築することができ、また、曲線を含むさまざまな平面形状の栽培装置を構築することができる。

図面の簡単な説明

0034

図1本発明の第1の実施形態における植物栽培装置の基本構造を一部断面で示す斜視図である。
図2図1の植物栽培装置に樹木を移植するときの手順を示す図である。
図3本発明の第2の実施形態における植物栽培装置の基本構造を示す断面図である。

--

0035

1,11 第1の容器
1a,11a,14a水抜き用孔
1b 上部周縁部
2,12 第2の容器
2a 水通過用孔
3,13壁体
4 網
5,15樹木固定用部材
6,16水位計
10,20植物栽培装置
14発泡スチロール製の板材
M人工培土
W 水
T 樹木
Ta根鉢
B 紐

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