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技術 保持用具

出願人 帝国インキ製造株式会社
発明者 藤田進一
出願日 1997年9月25日 (21年10ヶ月経過) 出願番号 1997-278092
公開日 1999年4月6日 (20年3ヶ月経過) 公開番号 1999-091295
状態 特許登録済
技術分野 ファイリング用具 その他の机上用具 表示による位置入力
主要キーワード 保持用具 両シート体 粘着糊 浮きだし 硬質塩化ビニール 付着条件 未形成領域 パット印刷
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重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年4月6日)のものです。
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図面 (5)

課題

電話番号表写真等を交換可能に保持することができる保持用具を提供する。

解決手段

保持用具1を無色透明シート体2により形成し、シート体2表面3の周縁部を除く部位に透視性を有した摩擦面4を形成する。シート体2の裏面5における周縁部に貼着部6を形成し、シート体2の中央部に、貼着部6を有しない未形成領域7を確保する。貼着部6を、粘弾性体円形の環状に形成されてなる複数の吸盤部11,・・・と、各吸盤部11,・・・を連結する複数の連結部12,・・・とにより構成し、シート体2の裏面5に、貼着部6を介して剥離紙13を剥離自在に貼着する。

概要

背景

従来、電話番号が記載された電話番号表写真等を上に貼着する際には、粘着テープ両面テープが用いられていた。

概要

電話番号表や写真等を交換可能に保持することができる保持用具を提供する。

保持用具1を無色透明シート体2により形成し、シート体2表面3の周縁部を除く部位に透視性を有した摩擦面4を形成する。シート体2の裏面5における周縁部に貼着部6を形成し、シート体2の中央部に、貼着部6を有しない未形成領域7を確保する。貼着部6を、粘弾性体円形の環状に形成されてなる複数の吸盤部11,・・・と、各吸盤部11,・・・を連結する複数の連結部12,・・・とにより構成し、シート体2の裏面5に、貼着部6を介して剥離紙13を剥離自在に貼着する。

目的

本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、電話番号表や写真等を交換可能に保持することができる保持用具を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

透視性を有したシート体の裏面における周縁部に、当該シート体を対象物剥離自在に貼着する粘弾性体からなる貼着部を形成したことを特徴とする保持用具

請求項2

前記シート体の表面に、ビーズを含有するインキが定着されてなる摩擦面を形成したことを特徴とした請求項1記載の記載の保持用具。

請求項3

対象物に剥離自在に貼着される粘弾性体からなる貼着部が裏面及び表面に設けられた第1のシート体と、該第1のシート体に積層された状態で当該第1のシート体の表面に設けられた前記貼着部に剥離自在に貼着される透視性を有した第2のシート体と、からなる保持用具。

請求項4

前記第1のシート体の表面に設けられた前記貼着部を、前記第1のシート体の周縁部のみに設けたことを特徴とする請求項3記載の保持用具。

請求項5

前記第1のシート体を着色したことを特徴とする請求項3又は4記載の保持用具。

請求項6

前記第2のシート体の表面に、ビーズを含有するインキが定着されてなる摩擦面を形成したことを特徴とした請求項3、4又は5記載の記載の保持用具。

請求項7

前記貼着部を、前記粘弾性体が環状に形成されてなる複数の吸盤部により構成したことを特徴とする請求項1から6のいずれか記載の保持用具。

技術分野

0001

本発明は、電話番号表写真等を保持する保持用具に関する。

背景技術

0002

従来、電話番号が記載された電話番号表や写真等を上に貼着する際には、粘着テープ両面テープが用いられていた。

発明が解決しようとする課題

0003

しかしながら、前記電話番号表や写真等は、その表面が露出しているため、汚れたり破れたりする恐れがあり、前記電話番号表にあっては、記載された電話番号が読み取れなくなるといった問題点が生じる。さらに、電話番号の修正や追加が生じ、電話番号表を交換する際には、前記粘着テープによる新たな電話番号表の貼り直し作業や、机上に付着した粘着糊除去作業等の手間がかかってしまう。

0004

本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、電話番号表や写真等を交換可能に保持することができる保持用具を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0005

前記課題を解決するために、本発明の請求項1の保持用具にあっては、透視性を有したシート体の裏面における周縁部に、当該シート体を対象物剥離自在に貼着する粘弾性体からなる貼着部を形成した。

0006

この保持用具を使用する際には、電話番号表や写真等を、机上に載置するとともに、シート体からなる保持用具にて被覆し、前記シート体裏面の周縁部に形成された粘弾性体(粘性弾性とを兼ね備えた物質)からなる貼着部を机上に密着させる。すると、前記電話番号表や写真等は、周縁部が机上に剥離自在に貼着された透視性を有するシート体に被覆された状態で保持される。

0007

また、請求項2の保持用具では、前記シート体の表面に、ビーズを含有するインキが定着されてなる摩擦面を形成した。

0008

すなわち、電話番号表や写真等を保持した状態で机上に貼着固定されたシート体の表面には、ビーズを含有するインキが定着されてなる摩擦面が形成されている。このため、電話番号表や写真等を保持した保持用具は、マウスマットとしての使用が可能となるとともに、前記シート体の表面の耐擦傷性が高められる。

0009

さらに、請求項3の保持用具にあっては、対象物に剥離自在に貼着される粘弾性体からなる貼着部が裏面及び表面に設けられた第1のシート体と、該第1のシート体に積層された状態で当該第1のシート体の表面に設けられた前記貼着部に剥離自在に貼着される透視性を有した第2のシート体とからなる。

0010

すなわち、この保持用具を使用する際には、先ず、第1のシート体を、裏面に設けられた貼着部によって、例えば、机上の所定の部位に貼着して固定する。そして、第1のシート体に電話番号表や写真等を載置した後、この上に、透視性を有した第2のシート体を積層する。すると、第2のシート体は、電話番号表や写真等の部位を除く部分が、前記第1のシート体の表面に設けられた貼着部に剥離自在に貼着され、前記電話番号表や写真等は、前記第1及び第2のシート体に挟まれるとともに、その表面が透視性を有した第2のシート体に被覆された状態で保持される。

0011

また、請求項4の保持用具においては、前記第1のシート体の表面に設けられた前記貼着部を、前記第1のシート体の周縁部のみに設けた。

0012

これにより、第1のシート体の表面における中央部には、前記貼着部を有しない未形成領域が設けられているので、前記貼着部を形成する粘弾性体の使用量が削減される。また、前記未形成領域に、前記電話番号表や写真等を保持することにより、前記電話番号表や写真等の前記貼着部への不用意な貼着を防止することができる。

0013

さらに、請求項5の保持用具では、前記第1のシート体を着色した。

0014

すなわち、机上に貼着されるとともに、前記電話番号表や写真等の背部を形成する第1のシート体は、着色されているので、第1のシート体によって前記電話番号表や写真等の背景色を設定することができる。これにより、机上の色や模様浮きだしを防止することができる。

0015

加えて、請求項6の保持用具にあっては、前記第2のシート体の表面に、ビーズを含有するインキが定着されてなる摩擦面を形成した。

0016

すなわち、第1のシート体を介して机上に貼着固定された第2のシート体の表面には、ビーズを含有するインキが定着されてなる摩擦面が形成されている。このため、電話番号表や写真等を保持した保持用具は、マウスマットとしての使用が可能となるとともに、前記シート体の表面の耐擦傷性が高められる。

0017

また、請求項7の保持用具においては、前記貼着部を、前記粘弾性体が環状に形成されてなる複数の吸盤部により構成した。

0018

この場合、粘弾性体からなる吸盤部が机上等の対象物に密着された状態において、環状の吸盤部に包囲された領域には密室が形成され、この吸盤部が形成された保持用具には、前記密室による吸引力が生じる。このため、前記保持用具は、前記吸盤部を形成する粘弾性体の粘着力と、前記吸盤部に包囲された領域における密室に生じる吸引力とによって対象物に固定される。また、この保持用具が対象物より移動される際には、保持用具の縁部がめくり上げられ、前記吸盤部が前記対象物より剥離される。このとき、前記吸盤部により包囲された領域には、空気が通流されるので、前記密室により生じていた前記吸引力は消失される。そして、この吸盤部は前記粘弾性体が環状に形成されてなることから、保持用具の裏面に前記粘弾性体が面一に形成された場合と比較して、前記粘弾性体を形成する材料費の削減が行われる。

0019

(第1の実施の形態)以下、本発明の第1の実施の形態を図面にしたがって説明する。図1は、本実施の形態に係る保持用具1を示す図である。

0020

該保持用具1は、塩化ビニールポリエステルポリカーボネイト、PP、あるいは、ウレタンにより長方形状に形成された無色透明なシート体2からなり、該シート体2の表面3には、周縁部を除く部位に透視性を有した摩擦面4が形成されている。また、前記シート体2の裏面5における周縁部には、貼着部6が形成されており、前記シート体2の中央部には、前記貼着部6を有しない長方形状の未形成領域7が確保されている。

0021

前記貼着部6は、粘弾性体(粘性と弾性とを兼ね備えた物質)が円形の環状に形成されてなる複数の吸盤部11,・・・と、各吸盤部11,・・・を連結する前記粘弾性体からなる複数の連結部12,・・・とにより構成されている。そして、前記シート体2の裏面5には、前記貼着部6を介して剥離紙13が剥離自在に貼着されている。

0022

前記貼着部6は、紫外線硬化型の塗布インキがスクリーン印刷により塗布された後、紫外線照射され、定着されて形成されており、その塗布インキは、次に示す成分が各々の割合で混合されてなる。

0023

ウレタン系オリゴマー・・・・・・・・・・・・・・・ 30.0〜60.0%
エポキシ系モノマー・・・・・・・・・・・・・・・・ 8.0〜15.0%
エステル系モノマー・・・・・・・・・・・・・・・・ 25.0〜30.0%
アセトフェノン光開始剤・・・・・・・・・・・・・ 3.0〜 8.0%
アシルホォスフィンオキサイド・・・・・・・・・・・ 3.0〜 8.0%
エラストマー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1.0〜10.0%
アクリル系等に代表されるシリコンを含まない消泡剤・ 1.0〜 3.0%
重合禁止剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 0.1%
なお、前記塗布インキの塗布工程においては、前記シート体2に、直接紫外線硬化型の塗布インキを塗布して、前記貼着部6を形成したが、前記シート体2と貼着部6との密着性を強固にするために、シート体2の材質と、塗布される塗布インキとの関係に応じて、シート体2に予めアンダーコート層を設け、このアンダーコート層上に塗布インキを塗布して前記貼着部6を形成しても良い。

0024

一方、前記摩擦面4は、前記シート体2表面3の周縁部を除く部位に、ビーズを含有した紫外線硬化型のビーズ含有塗布インキがスクリーン印刷により均一塗布された後、紫外線が照射され、定着されて形成されており、前記シート体2の表面3には、マウスの底部に設けられた球体に接するとともに、マウスが操作された際に前記球体を回転せる凹凸が前記ビーズによって形成されている。

0025

すなわち、このビーズ含有塗布インキは、次に示す成分が各々の割合で混合されてなる。

0026

ウレタンビーズ・・・・・・・・・・・・・・・ 20.00〜25.00%
ウレタン系アクリレート・・・・・・・・・・・ 25.00〜30.00%
ポリエステル系アクリレートー ・・・・・・・・ 10.00〜15.00%
脂肪族単官能モノマー・・・・・・・・・・・・ 35.00〜40.00%
アセトフェノン系光開始剤・・・・・・・・・・ 2.00〜 5.00%
シリコンオイル・・・・・・・・・・・・・・・ 1.00〜 2.00%
重合禁止剤・・・・・・・・・・・・・・・・・ 0.05〜 0.10%
無機系抗菌剤・・・・・・・・・・・・・・・・ 1.00〜 3.00%
以上の構成からなる本実施の形態において、前記保持用具1を使用する際には、先ず、裏面5の剥離紙13を剥離した後、図2に示すように、電話番号表21を机22上に載置する。そして、保持用具1のシート体2裏面5に確保された未形成領域7を前記電話番号表21に合わせるとともに、該電話番号表21を前記シート体2によって被覆した状態で、前記シート体2裏面5の周縁部に形成された粘弾性体からなる貼着部6を机22上に密着させる。すると、前記電話番号表21は、周縁部が机22上に剥離自在に貼着された無色透明のシート体2に被覆されるとともに、該シート体2と机22との間に保持される。このため、電話番号表21を粘着テープや両面テープにより机22上に固定する場合と比較して、その表面を保護することができ、これにより、電話番号表21の汚れや破れを未然に防止することができる。

0027

また、前記シート体2は、粘弾性体からなる貼着部6により剥離自在に貼着されており、机22への貼着・剥離を繰り返し行うことができる。このため、保持された電話番号表21において電話番号の修正や追加が生じた場合であっても、電話番号表21の交換を容易に行うことができる。したがって、粘着テープ等による新たな電話番号表21の貼り直し作業や、机22上に付着した粘着糊の除去作業等を交換毎に行わなければならなかった従来と比較して、利便性を高めることができる。

0028

さらに、前記塗布インキはスクリーン印刷により塗布されるので、他の印刷方法により塗布した場合と比較して、厚肉に塗布することができる。これにより、前記貼着部6を厚肉に形成することができるので、この貼着部6を机22上を押圧することにより、前記貼着部6の机22への密着性を高めることができる。加えて、前記貼着部6は、粘弾性体が円形の環状に形成されてなる複数の吸盤部11,・・・と、各吸盤部11,・・・を連結する粘弾性体からなる複数の連結部12,・・・とにより構成されている。このため、前記保持用具1を、粘弾性体からなる前記貼着部6の粘着力と、吸盤部11,・・・が机22に密着された状態において、前記吸盤部11,・・・に包囲された密室の吸引力とによって机22に固定することができる。これにより、粘弾性体を裏面5に面一に形成した場合と比較して、前記粘弾性体を形成する材料費を削減することができるとともに、前記粘弾性体を網点状に形成した場合と比較して、固定力を高めることができる。したがって、優れた固定性を有する保持用具1を安価に提供することができる。

0029

そして、この保持用具1を机22より剥離する際には、シート体2の角部よりめくり上げる。このとき、前記各吸盤部11,・・・により包囲された前記密室には空気が通流され、各密室にて生じていた前記吸引力を消失させることができるので、前記粘弾性体が面一に形成されている場合と比較して、机22からの剥離を容易に行うことができる。

0030

また、本実施の形態にかかる保持用具1にあっては、電話番号表21を保持した状態で机22上に貼着固定されたシート体2の表面3には、ビーズを含有するインキが定着されてなる摩擦面4が形成されている。このため、前記保持用具1を、マウスマットとしての有効利用することができる。この場合、保持された前記電話番号表21を写真や絵画等に変更することも可能であり、表出される絵柄が個々に異なるマウスマットを容易に形成することができる。さらに、前記保持用具1からなるマウスマットは、その裏面5に設けられた貼着部6が机22上に貼着された状態で固定されることから、机22上を横滑りする恐れがあった従来のマウスマットと比較して、マウス操作時にマウスマットが移動してしまうといった問題を防止することができる。

0031

さらに、前記シート体2の裏面5に前記貼着部6を形成することにより、保持用具1からなるマウスマットを机22上へ固定することができるので、硬質塩化ビニールからなるマット本体に肉厚発砲ウレタンを設けることなく、薄肉のマウスマットを形成することができる。また、保持用具1を形成するシート体2にビーズを含有するインキを塗布して定着させるだけで、マウスマットを形成する保持用具1の表面3に前記摩擦面4を形成することができるので、マット本体に型押しをしてエンボスを形成する従来のマウスマットと比較して、シート体2を予め肉厚に形成する必要が無くなる。これらから、マウスと併用するキーボードの一部が保持用具1からなるマウスマット上に載置された場合であっても、キーボードの傾きを防止することができ、キーボードが傾くことによって生じるキーボードへの入力ミスを未然に防止することができる。

0032

加えて、シート体2の表面2には、ビーズを含有するインキが定着されてなる摩擦面4が形成されており、前記表面2の耐擦傷性が高められているので、シート体2を傷から守ることができる。さらに、無機系抗菌剤を含有したビーズ含有塗布インキにより形成されているので、抗菌性の摩擦面4を形成することができる。このため、前記ビーズによって凹凸が形成されるとともに、マウス操作時に手が触れやすく、汚れや菌の付着条件が揃った前記摩擦面4の衛生を保つことができる。

0033

他方、前記保持用具1には、前記貼着部6を覆う剥離紙13が剥離自在に設けられているので、例えば、この保持用具1をビニール袋に収容して出荷する際には、保持用具1に設けられた貼着部6の前記ビニール袋への不用意な貼着を防止することができる。よって、出荷作業の効率化を図ることができる。

0034

なお、本実施の形態においては、前記塗布インキをスクリーン印刷した場合について説明したが、例えば、グラビア印刷フレキソ印刷などの他の印刷方法、あるいは、ロールコーターを用いた印刷方法により、前記塗布インキを塗布しても良く、この場合には、前記塗布インキに、エステル系モノマー又はエーテル系モノマーを添加し、塗布インキの粘性率を0.1〜10%にする。これにより、シート体2への塗布インキの塗布を高速に行うことができるので、貼着部6有した保持用具1を短時間にて大量に生産することができ、保持用具1の製造コストの低減化を図ることができる。

0035

また、本実施の形態では、紫外線硬化型の塗布インキを塗布した後、この塗布インキを紫外線により定着させて前記貼着部を形成したが、可塑剤を含有した溶剤型の塗布インキを塗布した後、この塗布インキを熱乾燥させて軟質化された貼着部6を形成しても良い。この溶剤型の塗布インキは、具体的には、次に示す成分が各々の割合で混合されてなる。

0036

熱可塑性樹脂・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25.0〜30.0%
ケント系溶剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30.0〜60.0%
芳香族系溶剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8.0〜10.0%
ジオクチルフタレートに代表される可塑剤等・・・・・ 15.0〜40.0%
アクリル系等に代表されるシリコンを含まない消泡剤・ 0.5〜 3.0%
この場合、軟質化された貼着部6を机22上に押圧することにより、密着性を高めることができるので、保持用具1の机22上への固定力を、さらに高めることができる。

0037

また、溶剤型の塗布インキを、グラビア印刷やフレキソ印刷などの他の印刷方法、あるいは、ロールコーターを用いた印刷方法により、保持用具1に塗布する際には、前述した溶剤型の塗布インキに、ケント系または芳香族系を添加して、塗布インキの粘性率を0.1〜10%にする。これらの印刷方法により溶剤型の塗布インキを塗布した場合においても、前述と同様に、シート体2への塗布インキの塗布を高速に行うことができ、保持用具1の製造コストの低減化を図ることができる。

0038

さらに、パット印刷オフセット印刷(凸オフセット印刷、ウエットオフセット印刷)、凸版印刷によって塗布インキを塗布しても良く、また塗布後にエンボスロール成形加工も可能であり、さらには、水性型の塗布インキを用いることもできる。

0039

(第2の実施の形態)以下、本発明の第2の実施の形態を図面にしたがって説明する。図3は、本実施の形態に係る保持用具31を示す図である。

0040

該保持用具31は、第1の実施の形態と同様に、塩化ビニール、ポリエステル、ポリカーボネイト、PP、あるいは、ウレタンにより長方形状に形成された無色透明な第1のシート体としての下部シート体32と、該下部シート体32上に積層された状態で剥離自在に貼着された第2のシート体である上部シート体33とからなり、該上部シート体33の表面34には、周縁部を除く部位に透視性を有した摩擦面35が、第1の実施の形態と同様に、ビーズを含有した紫外線硬化型のビーズ含有塗布インキが定着され形成されている。

0041

前記下部シート体32の裏面36には、白色のインキが塗布されるとともに定着され、不透明な着色層37が形成されており、該着色層37の下面には、下面側貼着部38が形成されている。さらに、前記下部シート体32の表面39における周縁部には、上面側貼着部40が形成されており、これにより、前記下部シート体32の中央部には、前記上面側貼着部40を有しない長方形状の未形成領域41が確保されている。

0042

前記下面側及び上面側貼着部38,40は、第1の実施の形態と同様の粘弾性体が円形の環状に形成されてなる複数の吸盤部51,・・・と、各吸盤部51,・・・を連結する前記粘弾性体からなる複数の連結部52,・・・とにより構成されている。そして、前記下部シート体32の裏面36には、前記下面側貼着部38を介して剥離紙53が剥離自在に貼着されている。

0043

以上の構成からなる本実施の形態において、前記保持用具31を使用する際には、先ず、下部シート体32の裏面36に貼着された剥離紙53を剥離した後、図4に示すように、前記下部シート体32の裏面36に形成された粘弾性体からなる下面側貼着部38を机61の所定の部位に密着させ、下部シート体32を机61上に貼着させた状態で固定する。そして、下部シート体32表面39の上面側貼着部40を介して下部シート体32上に貼着された上部シート体33を角部よりめくり上げる。このとき、上部シート体33を貼着する上面側貼着部40の貼着面積は、前記下部シート体32を机31に貼着する下面側貼着部38の貼着面積より狭いので、下部シート体32と上部シート体33との貼着力は、下部シート体32と机31との貼着力より小さく設定されている。このため、下部シート体32から上部シート体33を剥離する際における前記机61上からの前記下部シート体32の不用意な剥離を確実に防止することができる。

0044

次に、前記下部シート体32の表面39に確保された未形成領域41に、電話番号表62を合わせて載置した後、該電話番号表62を前記上部シート体33によって被覆するようにして、該上部シート体33を、下部シート体32の周縁部のみに形成された上面貼着部40に密着させる。すると、上部シート体33は、その周縁部が前記下部シート体32の上面貼着部40に剥離自在に貼着され、前記電話番号表62を、前記上部シート体33と下部シート体32とにより挟むとともに、その表面を、透視性を有した上部シート体33に被覆した状態で保持することができる。したがって、第1の実施の形態と同様に、前記電話番号表62を粘着テープや両面テープにより机61上に固定する場合と比較して、その表面を保護することができ、電話番号表62の汚れや破れを未然に防止することができる。

0045

また、前記両シート体32,33は、粘弾性体からなる上面側貼着部40により剥離自在に貼着されており、互いの貼着・剥離を繰り返し行うことができるので、保持された電話番号表62において電話番号の修正や追加が生じた場合であっても、電話番号表62の交換を容易に行うことができる。また、前記下部シート体32と机61とは、粘弾性体からなる下面側貼着部38により剥離自在に貼着されている。よって、粘着テープ等による新たな電話番号表62の貼り直し作業や、机61上に付着した粘着糊の除去作業等を交換毎に行わなければならなかった従来と比較して、利便性を高めることができる。

0046

さらに、前記上面側貼着部40は、前記下部シート体32の周縁部のみに設けられているので、前記上面側貼着部40が下部シート体32の前面に設けられている場合と比較して、上面側貼着部40を形成する粘弾性体の使用量を削減することができ、低コスト化を図ることができる。また、前記未形成領域41に、前記電話番号表62を保持することにより、該電話番号表62の前記上面側貼着部40への不用意な貼着を防止することができるので、電話番号表62交換時における作業性が向上する。

0047

また、前記上面側及び下面側貼着部38,40は、粘弾性体が環状に形成されてなる複数の吸盤部51,・・・と、各吸盤部51,・・・を連結する複数の連結部52,・・・とにより構成されているので、第1の実施の形態と同様に、粘弾性体の材料費を削減しつつ、固定力を高めることができる。さらに、下部シート体32を介して机61上に固定された前記上部シート体33の表面には、摩擦面35が形成されているので、第1の実施の形態と同様に、この保持用具31をマウスマットとして有効利用することができる。

0048

加えて、本実施の形態の保持用具31では、机61上に貼着されるとともに電話番号表62の背部を形成する前記下部シート体32には、不透明な着色層37が形成されており、この下部シート体32によって前記電話番号表62の背景色を設定することができる。このため、机61の色や模様等の浮きだしを防止することができる。

発明の効果

0049

以上説明したように本発明の請求項1の保持用具にあっては、机上に載置された電話番号表や写真等は、透視性を有したシート体にて被覆されるとともに、該シート体裏面の周縁部に形成された貼着部が机上に剥離自在に貼着されることによって机とシート体との間に保持されるので、電話番号表や写真等を粘着テープや両面テープにより机上に固定する場合と比較して、その表面を保護することができる。これにより、前記電話番号表や写真等の汚れや破れを未然に防止することができる。また、前記シート体は、粘弾性体からなる貼着部により剥離自在に貼着されており、机への貼着・剥離を繰り返し行うことができるので、保持された電話番号表において電話番号の修正や追加が生じた場合であっても、電話番号表の交換を容易に行うことができる。したがって、粘着テープ等による新たな電話番号表の貼り直し作業や、机上に付着した粘着糊の除去作業等を交換毎に行わなければならなかった従来と比較して、利便性を高めることができる。

0050

また、請求項2の保持用具では、電話番号表や写真等を保持した状態で机上に貼着固定されたシート体の表面には、ビーズを含有するインキが定着されてなる摩擦面が形成されており、電話番号表や写真等を保持した保持用具を、マウスマットとして有効に利用することができる。さらに、前記保持用具からなるマウスマットは、その裏面に設けられた貼着部が机上に貼着された状態で固定されることから、マウス操作時にマウスマットが滑り移動してしまうことが無い。また、シート体の裏面に前記貼着部を形成することにより、保持用具からなるマウスマットを机上へ固定することができるので、硬質塩化ビニールからなるマット本体に肉厚の発砲ウレタンを設けることなく、薄肉のマウスマットを形成することができる。これにより、マウスと併用するキーボードの一部がマウスマット上に載置された場合であっても、キーボードの傾きを防止することができ、キーボードが傾くことによって生じるキーボードへの入力ミスを未然に防止することができる。加えて、シート体の表面には、ビーズを含有するインキが定着されてなる摩擦面が形成されており、前記表面の耐擦傷性が高められているので、シート体を傷から守ることができる。

0051

そして、対象物に剥離自在に貼着される粘弾性体からなる貼着部が裏面及び表面に設けられた第1のシート体と、該第1のシート体に積層された状態で当該第1のシート体の表面に設けられた前記貼着部に剥離自在に貼着される透視性を有した第2のシート体とからなる請求項3の保持用具にあっては、電話番号表や写真等を、第1及び第2のシート体に挟むとともに、その表面を、透視性を有した第2のシート体によって被覆した状態で保持することができる。したがって、請求項1の場合と同様に、電話番号表や写真等を粘着テープや両面テープにより机上に固定する場合と比較して、その表面を保護することができる。これにより、前記電話番号表や写真等の汚れや破れを未然に防止することができる。また、前記両シート体は、粘弾性体からなる貼着部により剥離自在に貼着されており、互いの貼着・剥離を繰り返し行うことができるので、保持された電話番号表において電話番号の修正や追加が生じた場合であっても、電話番号表の交換を容易に行うことができる。よって、粘着テープ等による新たな電話番号表の貼り直し作業や、机上に付着した粘着糊の除去作業等を交換毎に行わなければならなかった従来と比較して、利便性を高めることができる。

0052

また、請求項4の保持用具においては、前記貼着部が、前記第1のシート体の周縁部のみに設けられ、第1のシート体の中央部には、前記貼着部を有しない未形成領域が設けられている。このため、該貼着部を形成する際の粘弾性体の使用量を削減することができ、低コスト化を図ることができる。また、前記未形成領域に、前記電話番号表や写真等を保持することにより、前記電話番号表や写真等の前記貼着部への不用意な貼着を防止することができるので、前記電話番号表や写真等の交換作業が容易となる。

0053

さらに、請求項5の保持用具では、机上に貼着されるとともに、電話番号表や写真等の背部を形成する第1のシート体が着色されており、該第1のシート体によって前記電話番号表や写真等の背景色を設定することができる。これにより、机の色や模様等の浮きだしを防止することができる。

0054

加えて、請求項6の保持用具にあっては、第1のシート体を介して机上に貼着固定された第2のシート体の表面には、ビーズを含有するインキが定着されてなる摩擦面が形成されている。このため、電話番号表や写真等を保持した保持用具を、請求項2の場合と同様に、マウスマットとして有効に利用することができるとともに、前記シート体の表面の耐擦傷性を高めることができる。

0055

また、前記貼着部を、前記粘弾性体が環状に形成されてなる複数の吸盤部により構成した請求項7の保持用具においては、吸盤部が机上に密着された状態において、シート体を、前記吸盤部を形成する粘弾性体の粘着力と、前記吸盤部に包囲された領域における密室の吸引力とによって机上に固定することができる。このため、粘弾性体を面一に形成した場合と比較して、前記粘弾性体を形成する材料費を削減することができるとともに、粘弾性体を網点状に形成した場合と比較して、固定力を高めることができる。したがって、優れた固定性を有する保持用具を安価に提供することができる。

0056

一方、この保持用具の縁部をめくり上げ、前記吸盤部を机上より剥離する際には、前記吸盤部により包囲された領域に空気を通流させることにより、前記密室により生じていた前記吸引力を消失させることができる。よって、前記粘弾性体が面一に形成されている場合と比較して、対象物からの剥離を容易に行うことができる。

0057

図面の簡単な説明

0058

図1本発明の第1の実施の形態を示す斜視図である。
図2同実施の形態の一使用形態を示す斜視図である。
図3本発明の第2の実施の形態を示す斜視図である。
図4同実施の形態の一使用形態を示す斜視図である。

--

0059

1保持用具
2シート体
3 表面
4摩擦面
5 裏面
6 貼着部
11吸盤部
22机
31 保持用具
32 下部シート体
33 上部シート体
34 表面
35 摩擦面
36 裏面
37着色層
38 下面側貼着部
39 表面
40 上面側貼着部
51 吸盤部
61 机

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