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技術 パチンコ球貸システム

出願人 奥村遊機株式会社
発明者 稲垣浩司林成歳
出願日 1997年9月1日 (23年5ヶ月経過) 出願番号 1997-236115
公開日 1999年3月23日 (21年10ヶ月経過) 公開番号 1999-076595
状態 拒絶査定
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等) 自動販売機等の制御,補助装置
主要キーワード カード使用状況 払い戻し要求 使いすぎ ターミナルボックス 終業処理 カード端末機 清算装置 差額決済
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年3月23日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

ホールにとっては以前に設置したカード関係機器を無駄にせず、特別なコストも必要なく、また、不正カードが使用される恐れがなく、売上データの管理はカード会社に任せることが出来る。さらに、遊技者にとっては、台間球貸機においてボタン操作で貸球処理が出来るので便利であり、他人に誤ってあるいは故意清算される恐れが無いパチンコ球貸システムを提供することを目的とする。

解決手段

数台のカード発行装置30に貨幣識別機33を備え、IDカード識別符号組合せで本人確認を行なう。さらに、ターミナルボックス20で演算した売上を定期的に送信手段27によりカード会社3へ送信する。遊技者は、台間球貸機40においては表示部43で残額を確認することが出来、払戻スイッチ44、貸出スイッチ45等のスイッチ操作で球貸、清算を行えるので便利であり、遊技中に興趣がそがれることもない。

概要

背景

従来、パチンコ遊技場において球貸を行なう装置としては、パチンコ遊技台間に据え付けられる薄型台間球貸機が普及している。従来の台間球貸機は通常一万円札五千円札等の高額紙幣は使用できなかった。そのため、遊技者は千円札等の少額現金がなくなったとき、両替のために席を立たなければならないという問題があった。

この問題に対し、特開平6ー23140、あるいは、特開平7ー88244において、台間球貸機においても高額紙幣が投入できるようにした装置が考案されている。これらの装置では、台間球貸機において高額紙幣を受け入れ、その投入金額を記憶しておくことにより、ボタン操作によって投入金額までの貸球処理を可能としている。

しかしながら、貨幣金種識別すると共にその正・不正を判断するための貨幣識別装置は非常に高価なものであり、各台間に設置することはパチンコ遊技場にとってコストが大きい。安価な装置を備えることは、その性能が劣るため、万一不正紙幣等が使用されても判断できない場合がある。特に最近の巧妙な偽造紙幣出現を見るにつけ、高性能な貨幣識別装置が必要とされる。

一方、最近、各種の業界にプリペイドカードが導入されている。これは、使用者が予め現金でプリペイドカードを購入しておき、このカードを各種装置に投入することにより現金と同様に使用できるものである。顧客にとっては高額の現金を持ち歩くかわりにカードを持参すればよく、また、カード購入時にサービスが付与されているものもあるため、広く普及している。パチンコ業界においてもプリペイドカードが導入され、台間球貸機としてカード端末機を設置し、カードを投入することによりボタン操作で貸球処理が出来るようになった。

パチンコホールにおいてプリペイドカードを使用するカードシステムについて図5を参照して説明する。図5はカードシステムの構成を示すブロック図である。図5において、パチンコホール100には光中継装置101を中心として、カード会社110と電話回線で接続されたターミナルボックス102、プリペイドカードを販売するカード販売機103、遊技者120が遊技時に使用するカードユニット、カード球貸機、カードメダル貸機等のカード端末機104がある。このうちには、カード会社110からのレンタルにより使用する機器もある。

カード会社110はターミナルボックス102より、ホール100にて使用されたカード使用金額を定期的に受信し、ホール100からの発注に応じて、定期的にカードを配送、販売する。また、カード会社110とホール100の間では月1回の決済時にカード使用額とカード購入代金との差額決済を行う。一方、遊技者120はカード販売機103でカードを購入し、カード端末機104でカードを使用することにより、パチンコ球あるいはメダル借入して遊技を行う。

このカードシステムを導入することにより、ホール100においては現金管理集中化し、貨幣識別装置を多数備える必要が無い。カードの販売及び使用状況光通信により一元管理することが出来る。また、カード使用状況を定期的にカード会社110に報告することにより、カード会社110において売上データの管理をしてくれるので、面倒な決済業務から解放される。カードの使用に付いてはカード会社110が保証してくれる、等の利点があった。

しかし、ここで大きな問題が発生した。不正カードである。特に高額のプリペイドカードについて不正カードが大量に出回り、対策後手に回ったため、カード会社が大きな損害被ることとなった。対策が不正に追いつかない現状で、パチンコ業界では、高額カードの使用を中止することとなった。この状況は他の業界でも同様であり、NTTのテレホンカード、JRのオレンジカード等においても高額カードの使用を中止している。したがって、少額カードの使用と平行して、再び従来の現金による台間球貸機での貸球処理を行なっているのが現状である。

概要

ホールにとっては以前に設置したカード関係機器を無駄にせず、特別なコストも必要なく、また、不正カードが使用される恐れがなく、売上データの管理はカード会社に任せることが出来る。さらに、遊技者にとっては、台間球貸機においてボタン操作で貸球処理が出来るので便利であり、他人に誤ってあるいは故意清算される恐れが無いパチンコ球貸システムを提供することを目的とする。

数台のカード発行装置30に貨幣識別機33を備え、IDカード識別符号組合せで本人確認を行なう。さらに、ターミナルボックス20で演算した売上を定期的に送信手段27によりカード会社3へ送信する。遊技者は、台間球貸機40においては表示部43で残額を確認することが出来、払戻スイッチ44、貸出スイッチ45等のスイッチ操作で球貸、清算を行えるので便利であり、遊技中に興趣がそがれることもない。

目的

そこで、本発明は上記した問題点を解決するためになされたものであり、ホールにとっては以前に設置したカード関係機器を無駄にせず、特別なコストも必要なく、また、不正カードが使用される恐れがなく、売上データの管理はカード会社に任せることが出来る。さらに、遊技者にとっては、台間球貸機においてボタン操作で貸球処理が出来るので便利であり、他人に誤ってあるいは故意に清算される恐れが無いパチンコ球貸システムを提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

現金投入を受けて遊技者の入力に従って遊技媒体を貸し出すパチンコ球貸システムにおいて、カード販売機と、球貸機と、ターミナル装置とからなり、前記カード販売機は、投入された現金の真偽及び金額識別する貨幣識別装置と、投入した遊技者を特定するための識別符号設定手段と、前記ターミナル装置との送受信手段を有し、前記球貸機は、遊技者を特定するための識別符号認識手段と、残額を表示する残額表示手段と、遊技者の指定により残額までの遊技媒体の貸出を行う球貸手段と、前記ターミナル装置との送受信手段を有し、前記ターミナル装置は、前記カード販売機と前記球貸機との送受信手段と、遊技者の設定した識別符号を記憶する識別符号記憶手段と、残額を算出する残額算出手段とを有することを特徴とするパチンコ球貸システム。

請求項2

請求項1に記載するパチンコ球貸システムにおいて、前記ターミナル装置は、売上を算出する売上算出手段と、カード会社へ売上を送信する売上送信手段を有することを特徴とするパチンコ球貸システム。

請求項3

請求項1または請求項2に記載するパチンコ球貸システムにおいて、前記カード販売機が、識別符号を設定すると共に識別符号記憶媒体発行し、前記球貸機が、識別符号を認識すると共に識別符号記憶媒体の投入を受けることを特徴とするパチンコ球貸システム。

技術分野

0001

本発明は、パチンコ遊技場において、現金投入してパチンコ球を貸し出す自動販売機形式のパチンコ球貸システムに関し、特に、高額紙幣が使用できて、パチンコ台におけるボタン操作で投入金額までの貸球が可能なカード式パチンコ球貸システムに関するものである。

背景技術

0002

従来、パチンコ遊技場において球貸を行なう装置としては、パチンコ遊技台間に据え付けられる薄型台間球貸機が普及している。従来の台間球貸機は通常一万円札五千円札等の高額紙幣は使用できなかった。そのため、遊技者は千円札等の少額現金がなくなったとき、両替のために席を立たなければならないという問題があった。

0003

この問題に対し、特開平6ー23140、あるいは、特開平7ー88244において、台間球貸機においても高額紙幣が投入できるようにした装置が考案されている。これらの装置では、台間球貸機において高額紙幣を受け入れ、その投入金額を記憶しておくことにより、ボタン操作によって投入金額までの貸球処理を可能としている。

0004

しかしながら、貨幣金種識別すると共にその正・不正を判断するための貨幣識別装置は非常に高価なものであり、各台間に設置することはパチンコ遊技場にとってコストが大きい。安価な装置を備えることは、その性能が劣るため、万一不正紙幣等が使用されても判断できない場合がある。特に最近の巧妙な偽造紙幣出現を見るにつけ、高性能な貨幣識別装置が必要とされる。

0005

一方、最近、各種の業界にプリペイドカードが導入されている。これは、使用者が予め現金でプリペイドカードを購入しておき、このカードを各種装置に投入することにより現金と同様に使用できるものである。顧客にとっては高額の現金を持ち歩くかわりにカードを持参すればよく、また、カード購入時にサービスが付与されているものもあるため、広く普及している。パチンコ業界においてもプリペイドカードが導入され、台間球貸機としてカード端末機を設置し、カードを投入することによりボタン操作で貸球処理が出来るようになった。

0006

パチンコホールにおいてプリペイドカードを使用するカードシステムについて図5を参照して説明する。図5はカードシステムの構成を示すブロック図である。図5において、パチンコホール100には光中継装置101を中心として、カード会社110と電話回線で接続されたターミナルボックス102、プリペイドカードを販売するカード販売機103、遊技者120が遊技時に使用するカードユニット、カード球貸機、カードメダル貸機等のカード端末機104がある。このうちには、カード会社110からのレンタルにより使用する機器もある。

0007

カード会社110はターミナルボックス102より、ホール100にて使用されたカード使用金額を定期的に受信し、ホール100からの発注に応じて、定期的にカードを配送、販売する。また、カード会社110とホール100の間では月1回の決済時にカード使用額とカード購入代金との差額決済を行う。一方、遊技者120はカード販売機103でカードを購入し、カード端末機104でカードを使用することにより、パチンコ球あるいはメダル借入して遊技を行う。

0008

このカードシステムを導入することにより、ホール100においては現金管理集中化し、貨幣識別装置を多数備える必要が無い。カードの販売及び使用状況光通信により一元管理することが出来る。また、カード使用状況を定期的にカード会社110に報告することにより、カード会社110において売上データの管理をしてくれるので、面倒な決済業務から解放される。カードの使用に付いてはカード会社110が保証してくれる、等の利点があった。

0009

しかし、ここで大きな問題が発生した。不正カードである。特に高額のプリペイドカードについて不正カードが大量に出回り、対策後手に回ったため、カード会社が大きな損害被ることとなった。対策が不正に追いつかない現状で、パチンコ業界では、高額カードの使用を中止することとなった。この状況は他の業界でも同様であり、NTTのテレホンカード、JRのオレンジカード等においても高額カードの使用を中止している。したがって、少額カードの使用と平行して、再び従来の現金による台間球貸機での貸球処理を行なっているのが現状である。

発明が解決しようとする課題

0010

しかしながら、現金による貸球処理には、再び以前と同様の問題が発生する。すなわち、貨幣の金種を識別すると共にその正・不正を判断するための貨幣識別装置は非常に高価なものであり、各台間に設置することはパチンコ遊技場にとってコストが大きい。安価な装置を備えることは、その性能が劣るため、万一不正紙幣等が使用されても判断できない場合がある。

0011

さらに、万一、なんらかの不正が行なわれた場合、現金で、ホール単位での貸球処理を行なっている場合、その損害はすべてパチンコホールに与えられる。小規模なホールでは、不正発生のために経営危機に陥ることも有り得る。さらに、売上データ管理等の経営管理に付いても各ホールで行う必要があり、面倒でありコストもかかる。また、せっかく設置したカード関係機器も高額カードが使用できないのでは、利用範囲が非常に限られてしまう。

0012

そこで、本発明は上記した問題点を解決するためになされたものであり、ホールにとっては以前に設置したカード関係機器を無駄にせず、特別なコストも必要なく、また、不正カードが使用される恐れがなく、売上データの管理はカード会社に任せることが出来る。さらに、遊技者にとっては、台間球貸機においてボタン操作で貸球処理が出来るので便利であり、他人に誤ってあるいは故意清算される恐れが無いパチンコ球貸システムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0013

上記問題点を解決するために、請求項1の発明によれば、現金の投入を受けて遊技者の入力に従って遊技媒体を貸し出すパチンコ球貸システムにおいて、カード販売機と、球貸機と、ターミナル装置とからなり、前記カード販売機は、投入された現金の真偽及び金額を識別する貨幣識別装置と、投入した遊技者を特定するための識別符号設定手段と、前記ターミナル装置との送受信手段を有し、前記球貸機は、遊技者を特定するための識別符号認識手段と、残額を表示する残額表示手段と、遊技者の指定により残額までの遊技媒体の貸出を行う球貸手段と、前記ターミナル装置との送受信手段を有し、前記ターミナル装置は、前記カード販売機と前記球貸機との送受信手段と、遊技者の設定した識別符号を記憶する識別符号記憶手段と、残額を算出する残額算出手段とを有することを特徴とする。

0014

プリペイドカードを使用しないので、不正カードが使用されることが無い。貨幣識別装置は、カード販売機が有するだけなので、少数台の設置でよい。カード販売機は、従来のカード販売機と同様にホールの入口近く等、ホールの広さに応じて数カ所に設置される。従って、貨幣識別装置として、高級機を導入してもさほどコストが大きくならない。一方、球貸機は各遊技台間に設置され、遊技者は遊技台の前に座ったまま球貸処理を行うことが出来る。従って、遊技者は両替のため席を立つ必要がなく、遊技中に興趣をそがれることが無い。

0015

また、予め使用金額を決めてカードを購入することにより、使用金額になった時点で一旦球貸処理ができなくなるので、知らず知らず使いすぎることが無い。さらに、カードを購入したときに遊技者が設定した識別符号を、ターミナル装置が記憶し、各球貸機と送受信を行っているので、遊技者がホール内のどの球貸機を使用しても、識別符号を入力するだけで自動的に遊技者の残金を表示することが出来、残金までの球貸処理を行うことが出来る。このことは、遊技の途中で遊技台を変更する場合にも非常に便利である。

0016

さらに、請求項2の発明によれば、請求項1のパチンコ球貸システムにおいて、前記ターミナル装置は、売上を算出する売上算出手段と、カード会社へ売上を送信する売上送信手段を有することを特徴とする。

0017

遊技場では、ターミナル装置が一定期間毎に自動的に売上を算出し、カード会社へ送信するので、面倒な売上計算をする必要がなく、管理コストを抑えることが出来る。さらに、カード会社が売上及び現金の管理をしてくれることにより、不正に対して大きなリスクを負う必要がなく、安心である。

0018

さらに、請求項3の発明によれば、請求項1または請求項2のパチンコ球貸システムにおいて、前記カード販売機が、識別符号を設定すると共に識別符号記憶媒体発行し、前記球貸機が、識別符号を認識すると共に識別符号記憶媒体の投入を受けることを特徴とする。

0019

識別符号のみの入力であると、万一他の遊技者が間違って、あるいは故意に他人の識別符号を入力することも有り得る。他人による誤入力を防ぐためには識別符号を非常に複雑なものにする必要があり、そのことは、本人にとっても入力が面倒で不快なものとなる。そのため、識別符号を複雑にする代わりに、識別符号記憶媒体を使用する。例えば、IDカードIDキー等である。遊技者は来店時、カード購入と同時に識別符号を入力し、識別符号記憶媒体を受け取る。次に、遊技台に座って、球貸機に識別符号記憶媒体を投入し、簡単な識別符号を入力することにより本人確認が容易に出来る。さらに、離店時には清算と同時に識別符号記憶媒体を返却する。このようにすることにより、識別符号を複雑にすることなく、本人確認を確実に出来る。

発明を実施するための最良の形態

0020

以下、本発明に係るパチンコ球貸システムについて、具体化した実施の形態を挙げ、図面に基づいて詳細に説明する。本実施の形態に係るパチンコ球貸システムの構成について図1を参照して説明する。図1はパチンコ球貸システムの構成を示したブロック図である。

0021

図1に示すようにパチンコ球貸システム1は、ホール2内に設置され、光中継装置10、ターミナルボックス20、カード発行装置30、台間球貸機40の4装置からなる。管理者がホール全体を管理し、又、売上演算を行うターミナルボックス20、現金を受け入れ、貨幣識別装置、IDカードの発行装置清算装置を備えたカード発行装置30、台間において、パチンコ球の球貸、清算処理を行う台間球貸機40はそれぞれ光中継装置10に接続され、お互いに送受信可能となっている。

0022

このうち、光中継装置10、ターミナルボックス20は従来のカードシステムで使用されたものと同様である。すなわち、光中継装置10はいわゆる遊技機島に各1台程度設置されて、島内の台間球貸機40による貸球処理や、カード発行装置30により新たにIDカードが発行されたときの処理内容をターミナルボックス20に送信する。ターミナルボックス20はカード発行装置30、台間球貸機40からの送信を受けて各遊技者の残額を算出し、再び光中継装置10を介して台間球貸機40に送信し、残額を表示する。また、ターミナルボックス20はさらに、ホール2全体の売上を演算し、電話回線を介して定期的にカード会社3へ送信する。

0023

次に、本実施の形態に係るパチンコ球貸システム1のターミナルボックス20、カード発行装置30、台間球貸機40の内部構成について図2を参照して説明する。図2はパチンコ球貸システム1の内部構成を示したブロック図である。図2では、光中継装置10は省略してあるが、外部機器との送受信はすべて光中継装置10を介して行われる。

0024

図2に示すように、ターミナルボックス20の内部はCPU21を中心にして構成され、CPU21内にはID認識部22、金額演算部23、球貸制御部24、売上演算部25が設けられている。さらに、ターミナルボックス20の内部には、遊技者のID識別符号や、売上を記憶する記憶手段26、電話回線5を介してカード会社3と通信するための送信手段27が設けられている。カード発行装置30の表面には、識別符号入力スイッチ31、IDカード出入口32、及びここでは省略したが現金投入口が設けられ、カード発行装置30の内部には貨幣識別機33、現金払い戻し機34が設けられる。台間球貸機40の内部には、識別符号入力スイッチ41が設けられ、台間球貸機40の表面には、IDカード出入口42、表示部43、払い戻しスイッチ44、貸出スイッチ45、球貸出機46が設けられている。

0025

ID識別部22は識別符号入力スイッチ31または識別符号入力スイッチ41からの入力を受けて、記憶手段26に記憶している識別符号と比較する。IDが既に登録されているときは、IDカードナンバーと識別符号の組合せが正しいかどうかをチェックする。IDがまだ登録されていないときには、新しいIDカードを発行すると共に、IDカードナンバーと入力された識別符号をとの組合せを記憶手段26で記憶する。識別符号としては、従来キャッシュカード等で使用されている4桁の数字の他、記号を用いたり、桁数を変更してもよい。識別符号の種類に応じて、識別符号入力スイッチ31、41は必要なスイッチを設けるようにする。または、特別なスイッチを設けることなく、既に台間球貸機40に設けられている貸出スイッチ45、払い戻しスイッチ44等の組合せで入力するようにしてもよい。

0026

金額演算部23は、カード発行装置30で投入され、貨幣識別機33で真偽、金額が識別された貨幣金額を、IDと共に記憶手段26に記憶する。また、遊技者の要求に応じて、台間球貸機40の表示部43に残額を表示したり、球貸処理が行われたときにはその金額を減算し、払い戻しの場合は現金払い戻し機34において残額を現金で払い戻す。

0027

球貸制御部24は、金額演算部23で算出された残額を入力され、遊技者による台間球貸機40の貸出スイッチ45の操作を受けて、その要求額分のあるいは残額分の球貸処理を行う。球貸が行われたときは、貸出金額を売上演算部25に送信し、売上とする。

0028

売上演算部25は、球貸制御部24からの送信を受けて、売上を演算し記憶手段26に記憶する。1日分の営業が終了したとき、その日の売上を集計し、決められた時間帯に、送信手段27により電話回線5を介してカード会社3へ売上の報告を送信する。

0029

次に、本実施の形態に係るパチンコ球貸システム1の作用を図3を参照して説明する。図3はパチンコ球貸システム1のフローチャートである。

0030

遊技者はホール2に入店したとき、まず、カード発行装置30において、現金を投入し(S101)、識別符号を入力する(S102)。カード発行装置30は投入された現金を貨幣識別機33でその真偽、金額を識別する(S103)。次に、遊技者による識別符号の入力を受け、その遊技者の識別符号、投入金額、発行するIDカードナンバーをセットにしてターミナルボックス20へ送信する(S104)。さらに、カード発行装置30はIDカードを発行し、遊技者は、IDを登録したIDカードを受け取る(S105)。

0031

IDカードの発行を受けた後に、残額が不足したり、さらに追加して遊技を行いたい場合等、追加入金する場合がある(S106)。追加入金する場合は、再びカード発行装置30において、IDカードを挿入し、入金の指示を行う(S106:YES)。カード発行装置30は、金額およびIDをチェックし(S107)、残額に加算する(S108)。

0032

次に、遊技者は遊技台において遊技を始める。そのために、遊技台に座ったら先ず台間球貸機40にIDカードを挿入し、識別符号を入力する(S109)。台間球貸機40は入力されたIDカードナンバーと識別符号をターミナルボックス20に送信する(S110)。ターミナルボックス20では、送信されたIDカードナンバーと識別符号から残額を算出し、台間球貸機40に送信する(S111)。台間球貸機40は受信した残額を表示部43に表示する(S112)。

0033

遊技者は、遊技をするためにパチンコ球の貸し出しを要求する(S113)か、残額払い戻しの要求をする(S124)か、パチンコ台の変更や追加入金のためにIDカードの返却要求を行う(S129)。パチンコ球貸システム1はこのいずれかが行われるまで待機する。

0034

球貸要求の場合は、貸出スイッチ45を操作する(S113:YES)。台間球貸機40は操作された貸出スイッチの種類をターミナルボックス20に送信する(S114)。ターミナルボックス20は、残額と、スイッチ操作で要求された球貸金額とを比較する(S115)。残額より貸出額が小さい場合は(S115:YES)、貸出額を要求された貸出額分とし、売上演算部25に送信する(S116)。さらに、ターミナルボックス20が台間球貸機40の球貸出機46に送信して、決定された貸出額分のパチンコ球の球貸処理を行い(S117)、遊技者はパチンコ遊技を行う。また、売上演算部25は売上を記憶装置26に記憶させる。さらに、ターミナルボックス20は、残額を演算し、台間球貸機40に送信し、台間球貸機40では、表示部43の残額表示を変更する(S118)。さらに、つぎのスイッチ操作が行われるまで待機する。

0035

あるいは、残額以上の貸出額が要求された場合は(S115:NO)、貸出額は残額とする(S119)。残額分の球貸処理を台間球貸機40の球貸出機46で行う(S120)。残額がなくなったのでIDを抹消する(S121)。さらに、残額が0となったことを台間球貸機40へ送信し、表示部43の表示をOFF、IDカード回収終了処理を行う(S122)。

0036

球貸要求ではなく(S113:NO)、払い戻し要求が行われる場合は、払い戻しスイッチ44が操作される(S124:YES)。この場合は、払戻金額は残額であり(S125)、残額分の現金が図示しない現金払い戻し口に払い出される(S126)。さらに、残額を0とし(S127)、ID抹消、表示部43の表示をOFF、IDカード回収の終了処理を行う(S128)。

0037

あるいは、球貸でも払い戻しでもなく(S124:NO)、パチンコ台の変更や追加入金のためにIDカードの返却要求が行われる場合は、IDカード出入口42が操作され、IDカードが取り出される(S129:YES)。台間球貸機40は、残額の表示をOFFし(S130)、次のIDカードが挿入されるまで待機する。さらに、球貸、払い戻し、IDカード取出のいずれも行なわれない場合は(S129:NO)、いずれかが行なわれるまで待機する。

0038

さらに、1日分の営業が終了したら、図4のフローチャートにしたがって終業処理が行われる。図4営業終了後に行なわれるカード会社3への売上報告送信プログラムのフローチャートである。

0039

営業が終了したら、まず、売上演算部25が記憶手段26の記憶内容を用いて、売上の集計を行なう(S201)。次に、集計した売上を、カード会社3へ報告するための報告形式に整理し、送信手段27に送信する(S202)。送信手段27は、カード会社3の受信装置に対し、電話回線5を介して通信呼出を行なう(S203)。回線の接続に成功しなければ(S204:NO)、さらに繰り返して通信呼出を行なう(S203)。回線の接続に成功したら(S204:YES)、売上報告を送信する(S205)。送信が終了したら、回線を切断する(S206)。尚、ここでは、パチンコホール2側から回線呼出を行なうとしたが、カード会社3側から時間を決める等の方法で、回線呼出を行なうようにしても構わない。

0040

以上詳細に説明したように、本実施の形態のパチンコ球貸システム1によれば、貨幣識別機33はカード発行装置30に含まれるのみであり、ホール2の広さに応じて数台備えるだけでよいので、高価な高級機を用いてもコストがさほど大きくならない。また、貸球操作は、台間球貸機40によってパチンコ台の前に座ったままで行えるので、遊技中に興趣がそがれることもない。さらに、識別符号とIDカードを併用するので、誤ってあるいは故意に他人によって払い戻しが行なわれる心配が無い。さらに、現金の管理及び売上データの管理はカード会社が行なうので、ホール2にとっては保険役割ともなり、また、過去に設置したプリペイドカード用機器を再使用することにより新たな設備投資を行なう必要もない。

0041

以上本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限ることなく、色々な応用が可能である。たとえば、ここではIDカードを使用したが、本人確認が出来るものであれば、電子キー等を使用することも可能である。またたとえば、ホール内の送受信に関しては光通信に限るものでなく、ホールの大きさやコストに合わせて、有線あるいは無線の様々な通信方法を使用出来る。

発明の効果

0042

本発明のパチンコ球貸システム1によれば、プリペイドカードを使用しないので、不正カードが使用されることが無い。貨幣識別装置は、カード販売機が有するだけなので、少数台の設置でよい。カード販売機は、従来のカード販売機と同様にホールの入口近く等、ホールの広さに応じて数カ所に設置される。従って、貨幣識別装置として、高級機を導入してもさほどコストが大きくならない。一方、球貸機は各遊技台間に設置され、遊技者は遊技台の前に座ったまま球貸処理を行うことが出来る。従って、遊技者は両替のため席を立つ必要がなく、遊技中に興趣をそがれることが無い。

0043

さらに、遊技場では、ターミナル装置が一定期間毎に自動的に売上を算出し、カード会社へ送信するので、面倒な売上計算をする必要がなく、管理コストを抑えることが出来る。さらに、カード会社が売上及び現金の管理をしてくれることにより、不正に対して大きなリスクを負う必要がなく、安心である。

0044

また、識別符号のみの入力でなく、例えば、IDカード、IDキー等の識別符号記憶媒体を使用することにより、特別複雑な識別符号を使用しなくても、他の遊技者が間違って、あるいは故意に他人の識別符号を入力して清算してしまうことが無い。

図面の簡単な説明

0045

図1本発明のパチンコ球貸システムの構成を示すブロック図である。
図2本発明のパチンコ球貸システムの内部構成を示すブロック図である。
図3本発明のパチンコ球貸システムの動作を示すフローチャートである。
図4営業終了後に行なわれるカード会社への売上報告送信プログラムのフローチャートである。
図5従来のプリペイドカードによる球貸システムの構成を示すブロック図である。

--

0046

1パチンコ球貸しシステム
2ホール
3カード会社
4遊技者
5電話回線
10光中継装置
20ターミナルボックス
21 CPU
26 記憶手段
27 送信手段
30カード発行装置
33貨幣識別機
40台間球貸機
43 表示部
45貸出スイッチ
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