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技術 園芸造園用具

出願人 株式会社仲田コーテイング
発明者 松野竹己
出願日 1997年9月2日 (23年3ヶ月経過) 出願番号 1997-252790
公開日 1999年3月23日 (21年9ヶ月経過) 公開番号 1999-075558
状態 未査定
技術分野 栽培用器(植木鉢),播種用鉢 栽培用器(植木鉢),播種用鉢
主要キーワード 対向頂点 円リング状 拡大変形 直立円筒 保持剛性 大重量物 重量支持 不透水性材料
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年3月23日)のものです。
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図面 (9)

課題

園芸造園に使用して種々の点で有益である園芸造園用具が提供される。

解決手段

園芸造園用具は、四角形セルの対向する一対の頂点の一方が上方に位置して他方が下方に位置させた金属二次元セルにより横断面が同心円リング状で、上部等に横方向への拡大変形部を有する自立立体形状に形成されている。

効果

園芸造園用具は、軽量性、取扱利便性、重量保持性形態保持性生育環境保持性及びデザイン性等において優れている。

概要

背景

園芸造園に関する従来の提案は、規模相違する栽培容器に関するものが殆どである。

植木鉢型栽培容器に関しては、ポット及び植木鉢の内側に遅効性化学肥料層を設けて施肥回数の減少と作業能率の向上を図る提案(特開平7−75,448号公報参照)、生分解剤配合ヤシ繊維マットにより植木鉢を成形して使用後に分解させる提案(特開平7−107,863号公報参照)、植木鉢を二重構造の底面にして輸送中の給水を可能にする提案(特開平7−115,860号公報参照)及び栽培用ポットの底面内部に通気及び水捌けの突出部を設けて洋蘭栽培適合させる提案等がある。

給水装置付き栽培容器に関しては、横植えこみ植物育成用ボックスを長くする提案(特開平7−327,500号公報参照)、複数のプランタユニットに対して一個給水タンクからの給水を可能にする提案(特開平7−115,861号公報参照)、プランタ−の植物栽培部を階段状に並設して日光を植物に効率的に与える提案(特開平7−132,023号公報参照)及び複数の栽培区画に設けて栽培を効率的に行う提案(特開平7−274,729号公報参照)等がある。

大規模栽培容器に関しては、花及び植物の栽培箇所を立体にする等して大規模化栽培を可能にする提案があるる(特開平7−322,763号公報、特開平7−250,569号公報等参照)。

又、植木鉢空中配置型栽培装置に関しては、給水及び施肥を行う配管収納垂直支柱に複数の植物栽培容器を高さを変えて配設する提案(特開平7−123,867公報参照)及び給水配管付設スタンドに複数の植木鉢を吊り下げる提案等がある。

そして、園芸造園の実際においては、大型植木鉢等の支持台には、図8に示すような支持台70等が使用されていた。支持台70は、高重量負荷に耐えるために鋼材溶接物に形成されていて、人力による移動運搬が不便なものである。

植木鉢は、その規格が2号(内径6.0cm、容積110ml)から10号(内径25.5cm、容積7,000ml)まであって、素焼製、陶器製及び磁器製の大きい植木鉢では、土壌と水の重量が付加されて相当の重量になる。

しかし、園芸造園用具は、個人的及び家庭的に行われ園芸造園にも使用されることがあるので、女性でも移動運搬可能な重量になっていることが望まれる。

園芸造園は、地表付近のごく狭い場所での気候及び気象のもとで行われる。このような条件の気候及び気象は、微気候及び微気象として取り扱われている(「園芸辞典」((株)書店、1989)、p297参照)。

微気候及び微気象は、水平的広がりが10-2〜102mの範囲で、垂直的広がりが10-2〜10mの範囲の気候及び気象であって、気温風速及び湿度がそれらの範囲では特有の条件になることが知られている(「園芸辞典」((株)朝倉書店、1989)、p297参照)。園芸造園における植物の生育は、微気候及び微気象の条件によって大きく影響されることが知られている。

園芸及び造園は、経験的に体感及び感得した微気候及び微気象を基礎として行われるのが一般的である。

園芸造園は、人をして快適及び愉快にする等の影響を与えることが知れていて、人の感性にいい影響を与えるデザイン性を備えることが重要である。

従って、園芸造園用具は、一般的性能として、女性であっても自在に移動運搬可能な範囲の重量である等の軽量性、形態からする取扱が容易となる取扱利便性、、屋外でも性能劣化が生じない耐久性、及び人の感性にいい影響を与えるデザイン性を備えることが必要である。

又、園芸造園用具は、そこに大重量の栽培容器等を載置する支持具等の目的に供するには最小面積で大重量を保持する重量保持性を備えて、かつ、大重量を長期に保持してもその形態保持を可能にする強度を表す形態保持性を備えること重要である。

さらに、園芸造園用具は、順調に植物栽培させる栽培容器の支持具等の目的に供するには栽培容器の微気候及び微気象を保持する生育環境保持性を備えること必要である。

概要

園芸造園に使用して種々の点で有益である園芸造園用具が提供される。

園芸造園用具は、四角形セルの対向する一対の頂点の一方が上方に位置して他方が下方に位置させた金属二次元セルにより横断面が同心円リング状で、上部等に横方向への拡大変形部を有する自立立体形状に形成されている。

園芸造園用具は、軽量性、取扱利便性、重量保持性、形態保持性、生育環境保持性及びデザイン性等において優れている。

目的

そこで、本発明は、軽量性、取扱利便性、重量保持性、形態保持性、生育環境保持性及びデザイン性を併有する園芸造園用具を提供すること、を目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

単位セル四角形の金属二次元セルにより横断面が同心円リング状であって、かつ、下記(a)及び(b)に定義される特徴を備える自立立体形状に構成されている園芸造園用具。(a)自立立体形状は、単位セルの四角形の対向する一対の頂点の一方が上方に位置して他方が下方に位置する配置の金属二次元セルにより形成されているとの特徴を有して、(b)自立立体形状は、その上部又は/及び下部において横方向への拡大変形部を有する形状に形成されているとの特徴を有している。

請求項2

前記自立立体形状が、下記(i)〜(vi)の特徴の一若しくは二以上を備えている請求項1に記載の園芸造園用具。(i)前記自立立体形状が、上端部又は/及び下端部において横方向への拡大変形部を有する形状に形成されているとの特徴を有して、(ii)前記自立立体形状が、内側湾曲、外側湾曲若しくは凹凸湾曲している胴部を有するとの特徴を有して、(iii)前記自立立体形状が、ほぼ垂直の直立形状の胴部を有するとの特徴を有して、(iv)前記自立立体形状が、開口部が配設されている胴部を有するとの特徴を有して、(v)前記自立立体形状が、縦方向対向頂点を結ぶ線に対して左右対称の形状を有するセルの金属二次元セルにより形成されているとの特徴を有して、(vi)前記自立立体形状が、メッシュの長目方向が縦方向になる配置のエキスパンドメタルにより形成されているとの特徴を有している。

技術分野

(4)前記(1)〜(3)の効果を有する園芸造園用具低コストに得られて提供される。

背景技術

0001

本発明は、軽量性、取扱利便性生育環境保持性及びデザイン性等の優れた性能を有する園芸造園用具に関する。

0002

園芸造園に関する従来の提案は、規模相違する栽培容器に関するものが殆どである。

0003

植木鉢型栽培容器に関しては、ポット及び植木鉢の内側に遅効性化学肥料層を設けて施肥回数の減少と作業能率の向上を図る提案(特開平7−75,448号公報参照)、生分解剤配合ヤシ繊維マットにより植木鉢を成形して使用後に分解させる提案(特開平7−107,863号公報参照)、植木鉢を二重構造の底面にして輸送中の給水を可能にする提案(特開平7−115,860号公報参照)及び栽培用ポットの底面内部に通気及び水捌けの突出部を設けて洋蘭栽培適合させる提案等がある。

0004

給水装置付き栽培容器に関しては、横植えこみ植物育成用ボックスを長くする提案(特開平7−327,500号公報参照)、複数のプランタユニットに対して一個給水タンクからの給水を可能にする提案(特開平7−115,861号公報参照)、プランタ−の植物栽培部を階段状に並設して日光を植物に効率的に与える提案(特開平7−132,023号公報参照)及び複数の栽培区画に設けて栽培を効率的に行う提案(特開平7−274,729号公報参照)等がある。

0005

大規模栽培容器に関しては、花及び植物の栽培箇所を立体にする等して大規模化栽培を可能にする提案があるる(特開平7−322,763号公報、特開平7−250,569号公報等参照)。

0006

又、植木鉢空中配置型栽培装置に関しては、給水及び施肥を行う配管収納垂直支柱に複数の植物栽培容器を高さを変えて配設する提案(特開平7−123,867公報参照)及び給水配管付設スタンドに複数の植木鉢を吊り下げる提案等がある。

0007

そして、園芸造園の実際においては、大型植木鉢等の支持台には、図8に示すような支持台70等が使用されていた。支持台70は、高重量負荷に耐えるために鋼材溶接物に形成されていて、人力による移動運搬が不便なものである。

0008

植木鉢は、その規格が2号(内径6.0cm、容積110ml)から10号(内径25.5cm、容積7,000ml)まであって、素焼製、陶器製及び磁器製の大きい植木鉢では、土壌と水の重量が付加されて相当の重量になる。

0009

しかし、園芸造園用具は、個人的及び家庭的に行われ園芸造園にも使用されることがあるので、女性でも移動運搬可能な重量になっていることが望まれる。

0010

園芸造園は、地表付近のごく狭い場所での気候及び気象のもとで行われる。このような条件の気候及び気象は、微気候及び微気象として取り扱われている(「園芸辞典」((株)書店、1989)、p297参照)。

0011

微気候及び微気象は、水平的広がりが10-2〜102mの範囲で、垂直的広がりが10-2〜10mの範囲の気候及び気象であって、気温風速及び湿度がそれらの範囲では特有の条件になることが知られている(「園芸辞典」((株)朝倉書店、1989)、p297参照)。園芸造園における植物の生育は、微気候及び微気象の条件によって大きく影響されることが知られている。

0012

園芸及び造園は、経験的に体感及び感得した微気候及び微気象を基礎として行われるのが一般的である。

0013

園芸造園は、人をして快適及び愉快にする等の影響を与えることが知れていて、人の感性にいい影響を与えるデザイン性を備えることが重要である。

0014

従って、園芸造園用具は、一般的性能として、女性であっても自在に移動運搬可能な範囲の重量である等の軽量性、形態からする取扱が容易となる取扱利便性、、屋外でも性能劣化が生じない耐久性、及び人の感性にいい影響を与えるデザイン性を備えることが必要である。

0015

又、園芸造園用具は、そこに大重量の栽培容器等を載置する支持具等の目的に供するには最小面積で大重量を保持する重量保持性を備えて、かつ、大重量を長期に保持してもその形態保持を可能にする強度を表す形態保持性を備えること重要である。

発明が解決しようとする課題

0016

さらに、園芸造園用具は、順調に植物栽培させる栽培容器の支持具等の目的に供するには栽培容器の微気候及び微気象を保持する生育環境保持性を備えること必要である。

0017

従来の園芸造園用具に関しては、軽量性、取扱利便性、重量保持性、形態保持性、生育環境保持性及びデザイン性を併有するものが存在しないとの問題点があった。

0018

しかも、園芸造園用具をして、軽量性、取扱利便性、重量保持性、形態保持性、生育環境保持性及びデザイン性を併有する形態にする等の発想が存在しないとの問題点があった。

0019

そこで、それらの性能を併有する園芸造園用具の詳細が本発明者により検討されて本発明が見いだされた。

課題を解決するための手段

0020

そこで、本発明は、軽量性、取扱利便性、重量保持性、形態保持性、生育環境保持性及びデザイン性を併有する園芸造園用具を提供すること、を目的とする。

発明を実施するための最良の形態

0021

本発明による園芸造園用具は、単位セル四角形の金属二次元セルにより横断面が同心円リング状であって、かつ、下記(a)及び(b)に定義される特徴を備える自立立体形状に構成されていること、を特徴とする。
(a)自立立体形状は、単位セルの四角形の対向する一対の頂点の一方が上方に位置して他方が下方に位置する配置の金属二次元セルにより形成されているとの特徴を有して、(b)自立立体形状は、その上部又は/及び下部において横方向への拡大変形部を有する形状に形成されているとの特徴を有している。

0022

本発明による園芸造園用具を図1図6に示す具体例に基づいて説明する。

0023

なお、図1図6に示す具体例は、本発明の好適な具体例ではあるが、本発明に包含される多様な具体例の例示の一部である。

0024

図1は、単位セルが四角形の金属二次元セルの一種であるエキスパンドメタルによって一体的に形成の自立立体形状からなる園芸造園用具1を示す斜視図である。

0025

園芸造園用具1は、横断面が同心円リング状であって横断面の中央部を通る縦方向軸線に対してシンメトリック対称的な及び釣合のとれた)な全体形状であって、上端部が外側に拡大変形されて胴部が緩やかに内側に湾曲した一体的な一葉双曲面状の自立立体形状を有している。

0026

園芸造園用具1は、単位面積重量が小さい等の特性を有するエキスパンドメタルにより形成されて、それによって、立体形状が軽量性(例えば、約数kg程度であることが可能)を備えている。そのために、本発明の園芸造園用具は、その立体形状を金属二次元セルにより形成することによって、エキスパンドメタル使用と同等の軽量性を備えている。なお、金属二次元セル及びエキスパンドメタルについては後で詳述する。

0027

園芸造園用具1は、軽重量のシンメトリックな立体形状であることによって優れた取扱利便性を備えている。そのために、本発明の園芸造園用具は、横断面が同心円リング状の自立立体形状に構成されていて、シンメトリック性を備える形状にして軽量性と相まって優れた取扱利便性を備えている。

0028

園芸造園用具1は、シンメトリックな立体形状であることによって、大荷重(例えば、大重量の植木鉢及びプランタ−)が上端部に負荷されても、負荷荷重下端全体に均一分散されて重量支持に必要な面積が最小し得る重量保持性を備えている。そのために、本発明の園芸造園用具は、横断面が同心円リング状の自立立体形状にして重量保持性を有する形状を備えている。

0029

園芸造園用具1は、上端部の横方向への拡大部に栽培容器(例えば、植木鉢、プランタ−)を載置しても、栽培容器周囲の微気候及び微気象の同一性はエキスパンドメタルの殆どを占める空間を通じる環境と栽培容器との直接的接触によって維持される。すなわち、園芸造園用具1は、優れた生育環境保持性を備えている。そのために、本発明の園芸造園用具は金属二次元セルの使用によって生育環境保持性を備えている。

0030

園芸造園用具1は、シンメトリックな立体形状がエキスパンドメタルにより形成されて、それによって、人の感性にいい影響を与える優れたデザイン性を備えている。そのために、本発明の園芸造園用具は、金属二次元セルによるシンメトリックな立体形状にして優れたデザイン性が備えている。

0031

園芸造園用具1は、全体形状がシンメトリックになって、それがメッシュの長目方向図2参照)が縦方向に配置のエキスパンドメタルにより形成されて、立体形状が上端部に横方向への拡大変形部を有することによって立体形状全体が剛性を備えるものにされている。

0032

なお、エキスパンドメタルは、セルが「メッシュ」の名称で呼ばれていて、メッシュの寸法を示す名称が示されている(JISG3351号参照)。本明細書においては、エキスパンドメタルの空間に言及する場合には「メッシュ」の用語を使用し、金属二次元セルの空間に言及する場合には「セル」の用語を使用する。

0033

図2は、エキスパンドメタルのメッシュの説明図であって、図2の(A)がメッシュの基本形状を示す説明図である。メッシュは、長目方向中心間距離La、短目方向中心間距離Lb、ストランド20及びポンド21の寸法により形状が特定されている(図2の(A)及びJISG3351号参照)。

0034

メッシュは、長目方向の対向する頂点22、21aを通る線に対して対称形状の四角形であって(図2の(A)参照)、メッシュの長目方向がほぼ垂直の縦方向に配列するエキスパンドメタルにより園芸造園用具1の立体形状が形成されている。

0035

園芸造園用具1の立体形状は、上端部において横方向に拡大湾曲変形されていて、その拡大変形部ではメッシュが図2の(C)に示すような短目方向変形メッシュに変形して、胴部中央でのメッシュが図2の(B)に示すような長目方向変形メッシュに変形した状態になっている。短目方向変形メッシュと長目方向変形メッシュとの間ではメッシュが連続的に変化した状態になっている。

0036

従って、園芸造園用具1は、立体形状が横方向への拡大変形部を上端に有することによって、メッシュの基本形状が短目方向変形及び長目方向変形に連続的に変形して、それによって、立体形状が人力による横方向からの押圧にも変形しない(例えば、0.2〜1.0mm程度の変形もしない)剛性を有する形態になっている。

0037

園芸造園用具1は、上端部近くの位置で横断面を著しく小さく変形してから上端部に向けて拡大変形する立体形状であることができる。その立体形状では、著しく小さく変形した横断面(例えば、図5の符号53の箇所を参照)の部分ではメッシュが長目方向変形メッシュに変形していて、そこから上端部に向けてメッシュが連続的に基本形状メッシュ若しくは短目方向方向変形メッシュの形状に変化している。園芸造園用具1は、そのようにメッシュ形状が変化するものであっても、大きな剛性を有する自立立体形状になっている。

0038

園芸造園用具1の立体形状が有する剛性は、大重量物を載置しても、立体形状の形態を損なうことなく長期にわたって保持可能である。すなわち、本発明の園芸造園用具が備える形態保持性の基盤になっている。

0039

エキスパンドメタルの規格(JISG3351号)においては、メッシュのLa/Lbの比率が約2.4〜4.0のものが規定されているが、本発明においては、規格内のもの及び規格外のいずれをも使用可能である。

0040

本発明の園芸造園用具においては、エキスパンドメタルの以外の四角形セルの金属二次元セルの使用が可能である。すなわち、本発明においては、四角形セルの対向する一対の頂点の一方が上方で他方が下方になる配置の金属二次元セルにより横断面が同心円の自立立体形状にされて、その上部又は下部のいずれかの位置若しくはそれら両方の位置において横方向への拡大変形部を有する形状にすることによって、自立立体形状が形態保持剛性を備えるものにされている。

0041

本発明の「上部上部又は/及び下部」は、立体形状の上方又は/及び下方のいずれかの位置の意味でって、下端部及び上端部が含まれる。

0042

従って、本発明の園芸造園用具は、横方向への拡大変形部を立体形状の上方又は/及び下方のいずれかの位置に有していることが可能である。

0043

本発明の「方向への拡大変形部」については、拡大変形の程度に制約されることがない。拡大変形の程度が小さくても立体形状に剛性が生じ得るからである。本発明の園芸造園用具においては、単位セルの長い対向頂点間を結ぶ線に対して左右対称の形状(例えば、たこ形、菱形、メッシュ及びそれらに類似の形状)であって、長い対向頂点間を結ぶ線が縦方向に配列される金属二次元セルにより形成の立体形状である場合には、形態保持剛性が大きくなって本発明による効果の享受が容易となることが見いだされている。

0044

なお、二次元セル(すなわち、面面積全体の殆どをセルが満たす規則的配列のセル)に使用されるセルの形状は殆どが公知でって、正三角形正四角形及び変則六角形のセルの二次元セルが広く実用に供されている(L.J.Gibson,M.F.Ashby(大塚正久訳)「セル構造体」((株)内田老鶴圃、1993)、p29及び図9参照)。特に、セルが変則六角形の二次元セル(図9の(C)参照)は、一般的には、ハニカム構造体若しくはハニカムと称されていて各種の工業的用途に広く使用されている。

0045

しかし、ハニカム構造体は、その平面への高負荷に耐える性能が工業的に利用される場合が殆どで、ハニカムが変形する方向からの負荷荷重に耐える強度(すなわち、セル形状座屈強度)の工業的用途への利用は殆ど行われていなかった。

0046

又、金属二次元セルのセル形状の変形(例えば、塑性加工変形)による金属二次元セルの厚み方向方向からの荷重に対する強度変化と園芸造園用具の強度との関連性については未知であった。

0047

そして、金属二次元セルのセルの形状及びセル形状の立体形状に配置形態強度と園芸造園用具との関連性が本発明者により見いだされて本発明が構成されている。

0048

図3は、本発明による園芸造園用具の他の具体例を示す斜視図である。

0049

図3の(A)に示す園芸造園用具30は、下方に近い位置から上方に向けて緩やかに外側方向に湾曲した自立立体形状にエキスパンドメタルにより形成されている。園芸造園用具30は、メッシュの長目方向が縦方向に配列されている。これは、図4〜6図に示す園芸造園用具についても同様である。

0050

園芸造園用具30は、外側方向への緩やかな湾曲を有する立体形状であって、上端が最大の横断面積を有する形状(すなわち、上端が外側への拡大変形部)を有する形状になっている。園芸造園用具30においても、その立体形状を形成するエキスパンドメタルのメッシュの形状が、胴部から上端に至って連続的に変化していて、立体形状が剛性を有するものになっている。

0051

図3の(B)に示す園芸造園用具31は、長い円筒状の胴部が上下端部に向けて外側に緩やかに湾曲した自立立体形状にエキスパンドメタルにより形成されている。

0052

園芸造園用具31は、円筒状の胴部が長いので、胴部の高さ方向の中央部付近では、メッシュ変形の影響が小さいが、それども立体形状全体が剛性体になっている。

0053

図4は、本発明による園芸造園用具の他の具体例を示す斜視図である。

0054

図4に示す園芸造園用具40は、長い直立円筒状の胴部と、その上下端部の外側への拡大変形部とからなる自立立体形状にエキスパンドメタルにより形成されている。

0055

園芸造園用具40は、上方段、中央部及び下方の三か所にねじれ防止用金属リング41、42、43が取りつけられている。園芸造園用具40は、長い直立円筒状の胴部の上部及び下部に開放口44、45が配設されている。

0056

園芸造園用具40は、長い直立円筒状の胴部を有して、かつ、胴部の二か所に開放口44、45が配設されていて、しかも、上下端部の変形部は、上下端部に近い位置で外側へやや鋭く拡大変形した形状になっている。

0057

園芸造園用具40は、立体形状全体として剛性を有していて、開放口44、45に大きい重量物(例えば、重い植木鉢)を載せても、僅かでも変形が生ずることがない。図5は本発明による園芸造園用具の他の具体例を示す斜視図である。図5に示す園芸造園用具50は、円錐台状の下部立体形状51と球台状の上部立体形状52からなる自立立体形状にエキスパンドメタルにより形成されている。

0058

園芸造園用具50は、球台状の上部立体形状52が外側方向への緩やかな湾曲を有する形状に形成されて、円錐台状の下部立体形状が下端に近い位置で外側へやや鋭く拡大変形した形状になっていて、上部立体形状と下部立体形状との境界部分53が内側に絞り込んで形状になっている。園芸造園用具50においては、立体形状の上部と下部のメッシュの変形の程度が相違して、かつ、その途中の境界部分53でもメッシュが変形している。

0059

園芸造園用具50は、それらのメッシュの変形を伴う立体形状にすることによって、立体形状全体が大きな剛性を備えている。

0060

図6は、本発明による園芸造園用具の形成過程の一例を示す説明図である。

0061

図6の(A)は、エキスパンドメタルから円筒状の立体形状60が形成された状態を示している。図6の(B)は、円筒状の立体形状60を加工(例えば、塑性加工)して、上下端部に外側への拡大変形部を有する一葉双曲面状の自立立体形状61にされている。

0062

本発明の園芸造園用具は、金属二次元セル(代表的には、エキスパンドメタル)の金属材料の加工に際して生ずる硬化と、特定方向に配置のセルの金属二次元セルによる特定変形部を有する全体形状との相互関係によって全体を著しく大きな剛性を有する自立立体形状にされている。本発明の園芸造園用具は、金属二次元セル(特に、エキスパンドメタル)による変形加工による低コストの生産が可能である。

0063

本発明の「園芸造園用具」は、園芸及び造園において使用若しくは使用され得る用具である。本発明の園芸造園用具は、例えば、園芸造園の植物及び作物の栽培に直接的及び間接的に使用される用具である。

0064

本発明の園芸造園用具が植物栽培等に直接使用の用具である場合としては、例えば、一若しくは複数の栽培箇所(例えば、不透水性材料により形成の植物栽培箇所)が自立立体形状に設けられて、それ自体が、植木鉢、プランタ−若しくはプランタ−ユニット等にされている場合及び植木鉢、プランタ−若しくはプランタ−ユニットを載置する支持具にされる場合等である。

0065

本発明の園芸造園用具が植物栽培等に間接使用の用具である場合としては、例えば、植物栽培に関連する道具の覆い若しくは収納具にされる場合等がある。又、本発明の園芸造園用具が植物及び作物の栽培以外の目的で使用される場合としては、例えば、照明装置外形として使用される等の園芸造園の景観維持等に使用される場合等がある。

0066

なお、本発明においては、本発明の目的に沿うものであって、本発明の効果を特に害さない限りにおいては、改変あるいは部分的な変更及び付加は任意であって、いずれも本発明の範囲である。

0067

本発明によれば下記(1)〜(6)等に代表される様々な効果が得られる。
(1)軽量性、取扱利便性、重量保持性、形態保持性、生育環境保持性及びデザイン性を有する園芸造園用具が提供される。

図面の簡単な説明

0068

従って、従来の園芸造園用具に変えて本発明の園芸造園用具を使用することによって種々の利益が得られることになる。
(2)それらの性能の併有を利用して、園芸造園における新たな使用方法創成が容易な園芸造園用具が提供される。
(3)多くの性能を併有して、かつ、形状の変更が多様に可能である園芸造園用具が提供される。

--

0069

図1本発明の園芸造園用具の一具体例を示す斜視図である。
図2エキスパンドメタルのメッシュの説明図である。
図3本発明の園芸造園用具の他の具体例を示す斜視図である。
図4本発明の園芸造園用具の他の具体例を示す斜視図である。
図5本発明の園芸造園用具の他の具体例を示す斜視図である。
図6本発明の園芸造園用具形成の一具体例を示す説明図である。
図7公知の植木鉢支持台である。
図8公知の二次元セルの平面を示す説明図である。

0070

1園芸造園用具
30 園芸造園用具
31 園芸造園用具
40 園芸造園用具
41ねじれ防止用金属リング
42 ねじれ防止用金属リング
43 ねじれ防止用金属リング
44開放口
45 開放口
50 園芸造園用具
51円錐台状の下部立体形状
52球台状の上部立体形状
53境界部分
60円筒状立体形状
61一葉双曲面状の自立立体形状

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