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技術 配電線開閉器の遠隔制御システム及び開閉器子局直結型光情報伝送装置

出願人 住友電気工業株式会社関西電力株式会社
発明者 西尾公彦水浪和人本多裕紀男福井隆行田村立博
出願日 1997年8月19日 (23年4ヶ月経過) 出願番号 1997-222798
公開日 1999年3月9日 (21年9ヶ月経過) 公開番号 1999-069665
状態 拒絶査定
技術分野 給配電網の遠方監視・制御 光伝送方式 光通信システム
主要キーワード メタルコンセント 電気通信線 芯線数 下り上り アナログ信号変換 バスアクセス権 光情報伝送 ハイブリッドネットワーク
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年3月9日)のものです。
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図面 (14)

課題

配電線開閉器操作用開閉器子局遠隔制御する遠隔制御用通信線路光ケーブル化されている、配電線開閉器の遠隔制御システムにおいて、光情報伝送装置と、開閉器子局とを一体結合可能にして機材数を減らすこと。

解決手段

光情報伝送装置13Aは、開閉器子局17にアナログ信号を伝えるコンセント部13Dを備え、前記コンセント部13Dは、開閉器子局17の筐体に直接着脱可能になっている。

概要

背景

図1は、従来の配電線開閉器遠隔制御システムを示す配線図である。同図によれば、複数の開閉器親局11に光端局51が1対1に接続されていて、これらにより中央システムを構成している。また、複数の開閉器子局17がネットワークを作り、これらのネットワークごとに光情報伝送装置52が置かれている。

光端局51から光情報伝送装置52までの間はそれぞれ長距離光ケーブル15で接続されていて、光情報伝送装置52と各開閉器子局17との間は、通常の電気通信線路(ペア線)16で結ばれている。開閉器親局11から開閉器子局17を遠隔制御する電気信号は、開閉器親局11から光端局51に入り、ここで光信号に変換されて光ケーブル15を伝送して各ネットワークの光情報伝送装置52に入り、ここで制御用電気信号に変換され各開閉器子局17に伝えられる。

図2は、従来の配電線開閉器の遠隔制御システムにおける光情報伝送装置52等の設置状態を示す斜視図である。同図によれば、電柱上に高圧配電線55が架設されていて、この配電線55を開閉する開閉器54が設置されている。さらに、電柱の途中部には、この開閉器54に開閉信号を与える開閉器子局17が設置されている。

また、光信号を伝送する光ケーブル15と、光情報伝送装置52と、開閉器子局17及び光情報伝送装置52に電源を供給する電源装置53とが設けられている。

概要

配電線開閉器操作用の開閉器子局を遠隔制御する遠隔制御用通信線路が光ケーブル化されている、配電線開閉器の遠隔制御システムにおいて、光情報伝送装置と、開閉器子局とを一体結合可能にして機材数を減らすこと。

光情報伝送装置13Aは、開閉器子局17にアナログ信号を伝えるコンセント部13Dを備え、前記コンセント部13Dは、開閉器子局17の筐体に直接着脱可能になっている。

目的

そこで、本発明は、開閉器親局に光端局を接続し、所定の開閉器子局をまとめてネットワーク化し、当該ネットワークに光情報伝送装置を設け、前記光端局と光情報伝送装置との間を光ケーブルを介して通信する配電線開閉器の遠隔制御システムにおいて、光ケーブルの本数(リンク本数)を減らすために、1つの光端局に複数の光情報伝送装置を接続することができる配電線開閉器の遠隔制御システムを提供することを目的とする。

さらに、本発明は、配電線開閉器の遠隔制御システムにおいて、機材の数を極力増やさずに、見た目にもすっきりした形で電柱に設置することができる光情報伝送装置を実現することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
1件

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請求項1

開閉器親局光端局を接続し、所定の開閉器子局をまとめてネットワーク化し、当該ネットワーク光情報伝送装置を設け、前記光端局と光情報伝送装置との間を光ケーブルを介して通信する配電線開閉器遠隔制御システムにおいて、前記光ケーブルの途中には、複数の光情報伝送装置が接続可能なように光信号分岐させる光分岐器が配置され、前記光端局は、光情報伝送装置のいずれかのアドレスを指定して、接続されている全ての光情報伝送装置に下りデータを送信する機能と、光情報伝送装置より指定された開閉器親局への上りデータを受信する機能とを有し、前記光情報伝送装置は、光端局から受信したデータのアドレスが自己のアドレスと一致する場合に、当該光信号を取り込み、当該アドレスの除去をして所定の開閉器子局に当該データを伝える機能と、開閉器子局からのデータに所定の開閉器親局のアドレスを付加して光端局に送出する機能とを有することを特徴とする配電線開閉器の遠隔制御システム。

請求項2

開閉器親局に光端局を接続し、開閉器子局ごとに光情報伝送装置を設け、前記光端局と光情報伝送装置との間を光ケーブルを介して通信する配電線開閉器の遠隔制御システムにおいて、前記光ケーブルの途中には、複数の光情報伝送装置が接続可能なように光信号を分岐させる光分岐器が配置され、前記光端局は、光情報伝送装置のいずれかのアドレスを指定して、接続されている全ての光情報伝送装置に下りデータを送信する機能と、光情報伝送装置より指定された開閉器親局への上りデータを受信する機能とを有し、前記光情報伝送装置は、光端局から受信したデータのアドレスが自己のアドレスと一致する場合に、当該光信号を取り込み、当該アドレスの除去をして開閉器子局に当該データを伝える機能と、開閉器子局からのデータに所定の開閉器親局のアドレスを付加して光端局に送出する機能とを有することを特徴とする配電線開閉器の遠隔制御システム。

請求項3

配電線開閉器操作用の開閉器子局を遠隔制御する遠隔制御用通信線路が光ケーブル化されている、配電線開閉器の遠隔制御システムに使用され、開閉器子局を制御する光信号を電気信号に変換する光/電気変換部と、ディジタル信号アナログ信号に変換するディジタルアナログ信号変換部と、開閉器子局にアナログ信号を伝えるコンセント部とを備え、前記コンセント部は、開閉器子局の筐体に直接着脱可能になっていることを特徴とする開閉器子局直結型光情報伝送装置

請求項4

前記光情報伝送装置は、その動作用電源を開閉器子局から受電することを特徴とする請求項1記載の開閉器子局直結型光情報伝送装置。

技術分野

0001

本発明は、配電線開閉器遠隔制御用通信線路が途中まで光ケーブル化されていて、この光ケーブルと従来の電気通信線路とを接続する光情報伝送装置を含む配電線開閉器の遠隔制御システムに関するものである。本発明は、配電線開閉器の遠隔制御用通信線路が光ケーブル化されている配電線開閉器の遠隔制御システムにおいて、この光ケーブルを既存の開閉器子局に接続する光情報伝送装置に関するものである。

背景技術

0002

図1は、従来の配電線開閉器の遠隔制御システムを示す配線図である。同図によれば、複数の開閉器親局11に光端局51が1対1に接続されていて、これらにより中央システムを構成している。また、複数の開閉器子局17がネットワークを作り、これらのネットワークごとに光情報伝送装置52が置かれている。

0003

光端局51から光情報伝送装置52までの間はそれぞれ長距離光ケーブル15で接続されていて、光情報伝送装置52と各開閉器子局17との間は、通常の電気通信線路(ペア線)16で結ばれている。開閉器親局11から開閉器子局17を遠隔制御する電気信号は、開閉器親局11から光端局51に入り、ここで光信号に変換されて光ケーブル15を伝送して各ネットワークの光情報伝送装置52に入り、ここで制御用電気信号に変換され各開閉器子局17に伝えられる。

0004

図2は、従来の配電線開閉器の遠隔制御システムにおける光情報伝送装置52等の設置状態を示す斜視図である。同図によれば、電柱上に高圧配電線55が架設されていて、この配電線55を開閉する開閉器54が設置されている。さらに、電柱の途中部には、この開閉器54に開閉信号を与える開閉器子局17が設置されている。

0005

また、光信号を伝送する光ケーブル15と、光情報伝送装置52と、開閉器子局17及び光情報伝送装置52に電源を供給する電源装置53とが設けられている。

発明が解決しようとする課題

0006

図1の構成であれば、光情報伝送装置52の数だけ光端局51が必要となるので、中央システムの構成が大型化するという問題がある。また、光端局51の数だけ光ケーブル15の芯線数が必要となり、ケーブル15布設の手間とコストがかかるという問題がある。

0007

また、図2の構成では、光情報伝送装置52は、開閉器子局17とは別になっているので光情報伝送装置52を電柱の所定の場所に設置しなければならない。しかも、光情報伝送装置52に電源を供給するための電源装置53が必要になり、この電源装置53を電柱の所定の場所に設置する必要がある。このため、装注機材が増え、電柱の回りが込み入り、美観も損なわれるという問題がある。

0008

そこで、本発明は、開閉器親局に光端局を接続し、所定の開閉器子局をまとめてネットワーク化し、当該ネットワークに光情報伝送装置を設け、前記光端局と光情報伝送装置との間を光ケーブルを介して通信する配電線開閉器の遠隔制御システムにおいて、光ケーブルの本数(リンク本数)を減らすために、1つの光端局に複数の光情報伝送装置を接続することができる配電線開閉器の遠隔制御システムを提供することを目的とする。

0009

さらに、本発明は、配電線開閉器の遠隔制御システムにおいて、機材の数を極力増やさずに、見た目にもすっきりした形で電柱に設置することができる光情報伝送装置を実現することを目的とする。

課題を解決するための手段

0010

本発明の配電線開閉器の遠隔制御システムは、開閉器親局に光端局を接続し、所定の開閉器子局をまとめてネットワーク化し、当該ネットワークに光情報伝送装置を設け、前記光端局と光情報伝送装置との間を光ケーブルを介して通信する配電線開閉器の遠隔制御システムにおいて、配電線開閉器の遠隔制御システムを構成する光端局と光情報伝送装置との間に結ばれた光ケーブルの途中には、複数の光情報伝送装置が接続可能なように光信号を分岐させる光分岐器が配置され、前記光端局は、光情報伝送装置のいずれかのアドレスを指定して、接続されている全ての光情報伝送装置に下りデータを送信する機能と、光情報伝送装置より指定された開閉器親局への上りデータを受信する機能とを有し、前記光情報伝送装置は、光端局から受信したデータのアドレスが自己のアドレスと一致する場合に、当該光信号を取り込み、当該アドレスの除去をして所定の開閉器子局に当該データを伝える機能と、開閉器子局からのデータに所定の開閉器親局のアドレスを付加して光端局に送出する機能とを有するものである(請求項1)。

0011

また、本発明の配電線開閉器の遠隔制御システムは、請求項1記載の遠隔制御システムと比べると、開閉器親局に光端局を接続し開閉器子局ごとに光情報伝送装置を設け、前記光端局と光情報伝送装置との間を光ケーブルを介して通信する配電線開閉器の遠隔制御システムにおいて使用されるところが違っているだけで、他の構成は同様である(請求項2)。

0012

以上の請求項1又は請求項2記載の構成であれば、下り系の通信においては、いずれかの開閉器親局から送出されたデータは、光端局で送り先のアドレスが指定され、光ケーブルを伝送して光分岐器で分配され、各光情報伝送装置に入力される。各光情報伝送装置のうち、アドレスが自己のアドレスと一致する光情報伝送装置は、当該光信号を取り込み、当該アドレスの除去をして開閉器子局にデータを伝える。

0013

上り系の通信においては、いずれかの開閉器子局により送出された電気信号は、当該ネットワークの光情報伝送装置で検出され光信号に変換され、所定の開閉器親局のアドレスを付して送出される。光端局は、この光信号を受信すると、電気信号に変換して当該アドレスの開閉器親局にデータを送り出す。また、本発明の開閉器子局直結型光情報伝送装置は、配電線開閉器操作用の開閉器子局を遠隔制御する遠隔制御用通信線路が光ケーブル化されている、配電線開閉器の遠隔制御システムに使用され、開閉器子局を制御する光信号を電気信号に変換する光/電気変換部と、ディジタル信号アナログ信号に変換するディジタルアナログ信号変換部と、開閉器子局にアナログ信号を伝えるコンセント部とを備え、前記コンセント部は、開閉器子局の筐体に直接着脱可能になっているものである(請求項3)。

0014

前記の構成によれば、光情報伝送装置がコンセント部を通して開閉器子局に直接接続されていて、このコンセントを介在させて、制御用電気信号の授受が行われる。また、本発明の開閉器子局直結型光情報伝送装置は、請求項3記載の開閉器子局直結型光情報伝送装置は、その動作用電源を開閉器子局から受電することを特徴とする(請求項4)。

発明を実施するための最良の形態

0015

以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
<第1の実施形態>図3は、配電線開閉器の遠隔制御システムを示す配線図である。複数の開閉器親局11に1つの光端局10が接続されていて、これらにより中央システムを構成している。

0016

光端局10から光情報伝送装置13までの間はそれぞれ長距離光ケーブル14,15で接続されていて、その途中には、複数の光情報伝送装置13が接続可能なように光信号を分岐させる光分岐器12が配置されている。前記光ケーブル14,15は、それぞれ下り上りに別れていて、下り光ケーブルを14a,15aで表し、上り光ケーブルを14b,15bで表す。

0017

光情報伝送装置13と各開閉器子局(SW)17との間は、通常の電気通信線路(ペア線)16で結ばれている。開閉器親局11から開閉器子局17を遠隔制御する電気信号は、開閉器親局11から光端局10に入り、ここで光信号に変換されて下り光ケーブル14aを伝送して光分岐器12に入る。

0018

光分岐器12は、1対多の光結合を行わせる受動回路からなるものである。光分岐器12から別れた光信号(同じ信号)は、下り光ケーブル15aを伝送してそれぞれ光情報伝送装置13に入る。光情報伝送装置13には、それぞれ個別にアドレスが付与されている。光ケーブル14,15を介して送受信される伝送符号CMI符号である。CMI符号の形式で伝送されるパケットは、アクセス制御コードAC、送り元アドレスSA、送り先アドレスDA、データ、チェック符号CRC等を含んでいる。

0019

図4は、光情報伝送装置13の電気的構成図である。光情報伝送装置13は、下り光ケーブル15aの光信号をコネクタを通して受け電気信号に変換するO/E変換部21a及び上り光ケーブル15bに光信号をコネクタを通して供給するE/O変換部21bと、光系アドレス除去/付加部22と、FSKモデム部23と、端子台MFD)24とを有している。

0020

光系アドレス除去/付加部22は、CMI符号の形式で伝送されてきた光信号を受信・復号し、アドレスの識別と自己のアドレスである場合のアドレスの除去をする機能を持っている。また、開閉器子局17から送られてきた信号の取り込みを行うと、相手先のアドレスを付加する機能を持っている。FSKモデム部23は、ディジタル信号を開閉器子局17を制御するためのアナログ信号に変換するとともにFSK変調を行う。

0021

図5は、光端局10の電気的構成図である。光端局10には、開閉器親局11との間でデータを授受するための親局インタフェース部31がそれぞれモデム部32を介して設けられており、親局インタフェース部31はバス35に接続されている。バス35には、開閉器親局11と複数の光情報伝送装置13との間の通信を制御するためのポーリング制御部37が接続され、ポーリング制御部37は、光ファイバ39を介して光送受信部40に光結合されている。

0022

光送受信部40には、下り光ケーブル14aに光を送出するための発光素子、上り光ケーブル14bからの光を受光するための受光素子、及び複数の光ケーブルに対応した光信号を分配したり集合させたりするための光結合構造が備えられている。図6は、親局インタフェース部31の内部構成を示すブロック図である。親局インタフェース部31は、開閉器親局11と1対1に接続されるもので、図7に示すように、開閉器親局11からの下り信号のデータに送り先アドレス(光情報伝送装置13のアドレス)DA及び送り元アドレス(開閉器親局11のアドレス)SAを付けてバスに送り出すものである。さらに詳説すると、開閉器親局11からの下り信号はインターフェイス部51を通してCPU部52に入り、ここで送り元アドレスSAと送り先アドレスDAとが与えられてバス送信IO部53に取り込まれ、バス35に送り出される。また、バス35からの上り信号のデータは、バス送信IO部54に取り込まれ、CPU部52、インターフェイス部51を通して開閉器親局11に与えられる。

0023

図8は、ポーリング制御部37の内部構成を示すブロック図である。開閉器親局11からのデータは、バス35からバス受信IO部41に取り込まれ、その内部のバス受信バッファ(図示せず。)にパケットとして蓄えられる。バス35からのデータは、送り元アドレスSAと送り先アドレスDAとが付与されたデータである。バス受信バッファ内のパケットは、下り送信処理部43に与えられる。下り送信処理部43は、光信号送出用の発光素子(図示せず。)を内部に有している。下り送信処理部43には、さらに、CPU部45から、ポーリングを行う際に用いられる所定のポーリングデータが与えられる(ポーリングデータの詳細は、特開平7−177170号公報参照)。

0024

下り送信処理部43は、バス受信バッファ内のパケット又はCPU部45から与えられるデータの前後に、必要に応じて開始符号SD、送信エラーチェックのためのチェック符号CRC(Cyclical Redundancy Check )及び終了符号EDを付加する。そして、CMI(Coded Mark Inversion)符号に変調して、光ケーブル39を介して光送受信部40に下り用光信号を送出する。送出される信号には、アクセス制御コードACが含まれている。このアクセス制御コードACは、送出されるデータがポーリングデータであるのか、それとも開閉器親局11からのデータであるのかを表すコードである。

0025

一方、光送受信部40で受信された光情報伝送装置13からの上り光信号は、光ケーブル39を介して上り受信処理部47に入力される。上り受信処理部47は、光信号を電気信号に変換するための受光素子(図示せず。)を有する。受信パケットは、例えば、CMI符号からなり、送り元アドレスSA、送り先アドレスDA、アクセス制御コードAC、データ、及びエラーチェックのためのチェック符号CRCを含む。

0026

上り受信処理部47は、いずれかの信号を受信した場合には、CMIデコード処理を行った後、チェック符号CRCをチェックし、エラーの有無を検出するとともに、CPU部45に受信通知を与える。この受信通知にはエラーの有無を表す情報が含まれている。CPU45は、エラーの有無により、光情報伝送装置13からの上り信号の衝突の有無を判定する。

0027

受信された信号にエラーがなければ、次の処理が行われる。すなわち、当該ポーリング制御部37宛てのパケットが受信されたときには、そのパケット中制御コードAC及びデータがCPU部45に与えられる。それ以外の受信パケットは、バス送信IO部49に備えられたバス送信バッファ(図示せず。)に書き込まれる。バス送信IO部49は、バスアクセス権制御を行い、アクセス権を獲得したうえで、バス送信バッファ内のパケットをバス35に送り出す。

0028

以上の配電線開閉器の遠隔制御システムにおける信号の流れを説明する。下り系の通信においては、いずれかの開閉器親局11から送出されたデータは、光端局10の親局インタフェース部31に入り、ここで送り先アドレス(光情報伝送装置13のアドレス)DA及び送り元アドレス(開閉器親局11のアドレス)SAが付加されて、ポーリング制御部37で光変換された後、光送受信部40を通して下り光ケーブル14aを伝送して光分岐器12で分配され、それぞれ光情報伝送装置13に入力される。

0029

各光情報伝送装置13のうち、送り先アドレスDAが自己のアドレスと一致する光情報伝送装置13は、当該光信号を取り込み、当該アドレスの除去をして所定の開閉器子局17にデータを伝える。上り系の通信においては、いずれかの開閉器子局17の応答により送出された電気信号は、当該ネットワークの光情報伝送装置13で検出され光信号に変換され、所定の開閉器親局11のアドレスを付して送出される。光端局10は、この光信号を受信すると、電気信号に変換して当該アドレスの開閉器親局11にデータを送り出す。

0030

このように、同じ光ケーブルに同じアドレスの光情報伝送装置が接続されている必要はなく、異なるアドレスの光情報伝送装置が接続されていても、光端局10は所定の光情報伝送装置13と信号授受が可能になる。また、このように配電線開閉器の遠隔制御システムを構築することにより、光ケーブル14の芯線数が節約できるという利点がある。
<第2の実施形態>図9は、第2の実施形態に係る配電線開閉器の遠隔制御システムを示す配線図である。

0031

この実施形態では、光情報伝送装置13Aが開閉器子局17と1対1に対応している。光端局10から光情報伝送装置13Aまでの間はそれぞれ長距離光ケーブル14,15,15Aで接続されていて、それらの途中には、複数の光情報伝送装置13Aが接続可能なように光信号を分岐させる光分岐器12,12Aが配置されている。光分岐器12Aの分岐数は、光情報伝送装置13Aの数と対応している。

0032

なお、前記の例では光分岐器12,12Aがカスケードに接続されていたが、最終的な分岐数が光情報伝送装置13Aの数と対応していれば、これに限られるものではなく、1つの光分岐器のみを使用してもよいことは勿論である。光情報伝送装置13Aと各開閉器子局(SW)17との間は、メタルコンセント部(後述)により直結されている。

0033

開閉器親局11から開閉器子局17を遠隔制御する電気信号は、開閉器親局11から光端局10に入り、ここで光信号に変換されて光ケーブル14を伝送して光分岐器12に入り、その1本の分岐がさらに光分岐器12Aに入る。光分岐器12Aから別れた光信号は光ケーブル15Aを伝送してそれぞれ光情報伝送装置13Aに入る。

0034

図10は、光情報伝送装置13A等の電気的構成図である。光情報伝送装置13Aは、光ケーブルを伝送する光信号と電気信号との変換機能を有する光電気信号変換部13Bと、光電気信号変換部13Bからのディジタル信号を開閉器子局を制御するためのアナログ信号に変換するディジタル/アナログ信号変換部13Cと、開閉器子局に直接接続されるメタルコンセント部13Dとを有している。

0035

前記メタルコンセント部13Dは、開閉器子局を制御するアナログ信号の端子とともに、開閉器子局17から光情報伝送装置52に電源を供給する電源端子を持っている。光電気信号変換部13Bは、第1の実施形態の「O/E変換部21a」「E/O変換部21b」「光系アドレス除去/付加部22」の機能をまとめたもので、光信号を受信・復号し、アドレスの識別と自己のアドレスである場合のアドレスの除去をし、開閉器子局17から送られてきた信号の取り込みを行うと相手先のアドレスを付加して送り出す。

0036

ディジタル/アナログ信号変換部13Cは、開閉器子局17を直接制御する本第2の実施形態の光情報伝送装置13Aに特有のものである。なお、本第2の実施形態の光情報伝送装置13Aは、開閉器子局17と1対1に対応するので、FSKモデム部は必要ない。図11は、光情報伝送装置13Aの断面切欠側面図である。

0037

光情報伝送装置は、外観上、光ケーブルを固定するためのケーブルクランプ部13Xと、本体部13Yと、メタルコンセント部13Dの3つに分けることができる。ケーブルクランプ部13X、本体部13Y、メタルコンセント部13Dはそれぞれ円筒状をしており、それらの直径は約55mm、合計の長さは約230mmである。

0038

本体部13Yは、光ケーブル15A中の光ファイバ芯線を光電気信号変換部13Bに接続する光コネクタ131と、レーザダイオード及びフォトダイオードを含む発光・受光部132と、光電気信号変換部13Bを構成する第1プリント基板133と、ディジタル/アナログ信号変換部13Cを構成する第2プリント基板134とを実装している。

0039

図12は、この光情報伝送装置13A等の設置状態を示す斜視図である。同図によれば、電柱上に高圧配電線55が架設されていて、この配電線55を開閉する開閉器54が設置されている。さらに、電柱の途中部には、この開閉器54に開閉信号を与える開閉器子局17が設置されている。19は、開閉器54を制御する信号を送る線である。

0040

そして光信号を伝送する光ケーブル15Aを中継するクロージャ引き落とし用)18が設けられていて、クロージャ18の一分岐が光情報伝送装置23につながっている。なお、クロージャ18の構造は、図13のとおり、光ケーブル同志を接続する光結合部18Aを有するものである。以上の配電線開閉器の遠隔制御システムにおける信号の流れを説明する。

0041

下り系の通信においては、いずれかの開閉器親局11から送出されたデータは、光端局10に入り、ここで送り先アドレス(光情報伝送装置13のアドレス)DA及び送り元アドレス(開閉器親局11のアドレス)SAが付加されて光変換された後、下り光ケーブル14を伝送して光分岐器12で分配され、さらに光分岐器12Aで分配され、それぞれの光情報伝送装置13に入力される。

0042

各光情報伝送装置13のうち、送り先アドレスDAが自己のアドレスと一致する光情報伝送装置13は、当該光信号を取り込み、当該アドレスの除去をして、さらにディジタル信号からアナログ信号に変換し、対応する開閉器子局17に当該データを伝える。上り系の通信においては、いずれかの開閉器子局17の応答により送出された電気信号は、当該光情報伝送装置13で光信号に変換され、所定の開閉器親局11のアドレスを付して送出される。光端局10は、この光信号を受信すると、電気信号に変換して当該アドレスの開閉器親局11にデータを送り出す。

0043

このように、第2の実施形態における信号の流れは、第1の実施形態における信号の流れと本質的に異なるところはないが、光情報伝送装置13がコンセント部13Dを通して開閉器子局に直接接続されていて、このコンセントを介在させて、制御用電気信号の授受が行われる。したがって、従来のように光情報伝送装置13を、開閉器子局とは別の電柱の所定の場所に設置する必要はなくなり、装注機材数は増えず、電柱の回りの美観も損なわれることもなくなる。

発明の効果

0044

以上のように請求項1又は2記載の本発明によれば、既設の電気通信線式開閉器子局の有効利用を図ることができるとともに、光情報伝送装置を使用して既設の電気通信線路と光ネットワークとの接続を実現する場合に、親局のチャンネル数を増やすことなく、かつ光ケーブルの本数を少なくすることができ、柔軟性のある光/電気ハイブリッドネットワークを構築することができるため、光ネックワークによる配電総合自動化システムに好適に適用することができる。

0045

また、請求項3記載の本発明によれば、光情報伝送装置がコンセント部を通して開閉器子局に直接接続されているので、機材の数を極力増やさずに、見た目にもすっきりした形で電柱に設置することができる。また、請求項4記載の本発明によれば、光情報伝送装置は、その動作用電源を開閉器子局から受電するので、電源装置を設ける必要がなくなり、建設コストの低下が期待できる。

図面の簡単な説明

0046

図1従来の配電線開閉器の遠隔制御システムを示す配線図である。
図2従来の配電線開閉器の遠隔制御システムにおける光情報伝送装置等の設置状態を示す斜視図である。
図3第1の実施形態に係る配電線開閉器の遠隔制御システムを示す配線図である。
図4光情報伝送装置の電気的構成図である。
図5光端局の電気的構成図である。
図6親局インタフェース部の内部構成を示すブロック図である。
図7送り先アドレスDA及び送り元アドレスSAが付加されたデータを示す図である。
図8ポーリング制御部37の内部構成を示すブロック図である。
図9第2の実施形態に係る配電線開閉器の遠隔制御システムを示す配線図である。
図10光情報伝送装置13Aの電気的構成図である。
図11光情報伝送装置の断面切欠側面図である。
図12光情報伝送装置等の設置状態を示す斜視図である。
図13クロージャの構造図である。

--

0047

10光端局
11開閉器親局
12,12A光分岐器
13,13A光情報伝送装置
13Dメタルコンセント部
14光ケーブル
15,15A 光ケーブル
16電気通信線路
17開閉器子局
18クロージャ
54 開閉器

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