図面 (/)

技術 AM/FM同時受信装置

出願人 株式会社デンソーテン
発明者 池上英男
出願日 1997年8月11日 (23年6ヶ月経過) 出願番号 1997-216469
公開日 1999年3月9日 (21年11ヶ月経過) 公開番号 1999-068687
状態 未査定
技術分野 ステレオ放送方式
主要キーワード 発振周波数成分 低周波チャネル 電源スイッチ回路 音声検出信号 局部周波数 バイパス制御 FM受信信号 選択指示信号
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年3月9日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

課題

AM/FM受信装置に関し、特に雑音の少ないAM放送FM多重放送データ受信との同時受信を可能としたAM/FM受信装置を提供することを目的とする。

解決手段

AM/FM同時受信装置は、FM多重信号を受信し、その多重文字データ表示装置に与えるFM多重回路と、AM信号を受信するAM回路と、前記FM多重回路とAM回路で復調された各音声信号のいずれか一方を選択して音響出力装置に与えるスイッチ回路と、前記スイッチ回路における音声信号の選択制御を行うと共に、前記FM多重回路におけるFM音声復調部の動作停止の御を行う制御部から構成する。

概要

背景

AM/FM受信装置はAM音声放送又はFM音声放送のいずれか一方だけを選択して受信し、そのため従来においてAM/FM放送同時受信という要請はなかった。

しかしながら、近年FM多重放送が普及し、AM音声放送を受信しながらFM多重放送による文字データをAM/FM受信装置のディプレイに表示させたいという要望が増大している。

概要

AM/FM受信装置に関し、特に雑音の少ないAM放送とFM多重放送のデータ受信との同時受信を可能としたAM/FM受信装置を提供することを目的とする。

AM/FM同時受信装置は、FM多重信号を受信し、その多重文字データ表示装置に与えるFM多重回路と、AM信号を受信するAM回路と、前記FM多重回路とAM回路で復調された各音声信号のいずれか一方を選択して音響出力装置に与えるスイッチ回路と、前記スイッチ回路における音声信号の選択制御を行うと共に、前記FM多重回路におけるFM音声復調部の動作停止の御を行う制御部から構成する。

目的

そこで本発明の目的は、FM多重放送による文字データの受信時にFMステレオ復調回路は不要との見地から、AM/FM同時受信時に前記FMステレオ復調回路又はその発振素子の動作を停止させることによってAM放送音声のS/N比の悪化を防止したAM/FM同時受信装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

FM多重信号を受信し、その多重文字データ表示装置に与えるFM多重回路、AM信号を受信するAM回路、前記FM多重回路とAM回路で復調された各音声信号のいずれか一方を選択して音響出力装置に与えるスイッチ回路、前記スイッチ回路における音声信号の選択制御を行うと共に、前記FM多重回路におけるFM音声復調部の動作停止の制御を行う制御部から構成することを特徴とするAM/FM同時受信装置。

請求項2

前記制御部によるFM音声復調部の動作停止の制御では、前記AM回路におけるAM信号の受信時に前記FM多重回路におけるFM副搬送周波数を生成する発振子の動作を停止する請求項1記載の装置。

請求項3

前記発振子の動作停止は、前記発振子の出力信号グランド若しくは電源バイパス制御するバイパススイッチ回路によって行う請求項2記載の装置。

請求項4

前記バイパススイッチ回路は、前記AM回路に電源が供給された時に前記発振子の出力信号をグランド若しくは電源にバイパスさせる請求項3記載の装置。

請求項5

前記バイパススイッチ回路は、所定のAM/FM選択信号に従い、それが前記AM回路におけるAM信号の受信を示すAM側を選択した場合に前記発振子の出力信号をグランド若しくは電源にバイパスさせる請求項3記載の装置。

請求項6

前記制御部によるFM音声復調部の動作停止の制御では、前記AM回路におけるAM信号の受信時に前記FM多重回路におけるFMステレオ復調部の動作を停止する請求項1記載の装置。

請求項7

前記FMステレオ復調部の動作停止は、前記FMステレオ復調部への電源供給を制御する電源スイッチ回路によって行う請求項6記載の装置。

請求項8

前記電源スイッチ回路は、前記AM回路に電源が供給された時に前記FMステレオ復調部への電源供給を停止する請求項7記載の装置。

請求項9

前記電源スイッチ回路は、所定のAM/FM選択信号に従い、それが前記AM回路におけるAM信号の受信を示すAM側を選択した場合に前記FMステレオ復調部への電源供給を停止する請求項7記載の装置。

技術分野

0001

本発明はAM/FM受信装置に関し、特にAM放送音声FM多重放送のデータとを同時に受信可能とするAM/FM受信装置に関するものである。

背景技術

0002

AM/FM受信装置はAM音声放送又はFM音声放送のいずれか一方だけを選択して受信し、そのため従来においてAM/FM放送同時受信という要請はなかった。

0003

しかしながら、近年FM多重放送が普及し、AM音声放送を受信しながらFM多重放送による文字データをAM/FM受信装置のディプレイに表示させたいという要望が増大している。

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、FMステレオ信号復調用として456kHz又は912kHzの発振素子を用いたFM受信回路では、その発振周波数を12又は24分周することによってFM放送の副搬送波である38KHzを得ている。

0005

この場合、AM放送とFM多重放送の同時受信を可能とするため、AM受信回路とFM受信回路の双方を同時にオンにすると、前述したFM受信回路の456kHz又は912kHzの発振周波数成分がAM受信回路の信号帯域ノイズとして混入するという問題があった。一例として、600KHz〜1500KHzのAM放送帯域にあっては、特に912kHzや1368kHz(456kHz×3)付近のAM放送受信時信号対雑音比(S/N)が大きく劣化するという問題があった。

0006

そこで本発明の目的は、FM多重放送による文字データの受信時にFMステレオ復調回路は不要との見地から、AM/FM同時受信時に前記FMステレオ復調回路又はその発振素子の動作を停止させることによってAM放送音声のS/N比の悪化を防止したAM/FM同時受信装置を提供することにある。

0007

すなわち、本発明によればAM音声信号雑音を低減したAM/FM同時受信(AM放送の音声受信とFM多重放送の文字データ受信)が可能なラジオ受信機が提供される。

課題を解決するための手段

0008

本発明によれば、FM多重信号を受信し、その多重文字データ表示装置に与えるFM多重回路と、AM信号を受信するAM回路と、前記FM多重回路とAM回路で復調された各音声信号のいずれか一方を選択して音響出力装置に与えるスイッチ回路と、前記スイッチ回路における音声信号の選択制御を行うと共に、前記FM多重回路におけるFM音声復調部の動作停止の制御を行う制御部から構成するAM/FM同時受信装置が提供される。

0009

前記制御部によるFM音声復調部の動作停止の制御では、前記AM回路におけるAM信号の受信時に前記FM多重回路におけるFM副搬送周波数を生成する発振子の動作を停止する。そして、前記発振子の動作停止は、前記発振子の出力信号グランド若しくは電源バイパス制御するバイパススイッチ回路によって行う。

0010

前記バイパススイッチ回路は、前記AM回路に電源が供給された時に前記発振子の出力信号をグランド若しくは電源にバイパスさせ、又は所定のAM/FM選択信号に従い、それが前記AM回路におけるAM信号の受信を示すAM側を選択した場合に前記発振子の出力信号をグランド若しくは電源にバイパスさせる。

0011

また本発明によれば、前記制御部によるFM音声復調部の動作停止の制御では、前記AM回路におけるAM信号の受信時に前記FM多重回路におけるFMステレオ復調部の動作を停止する。前記FMステレオ復調部の動作停止は、前記FMステレオ復調部への電源供給を制御する電源スイッチ回路によって行う。

0012

前記電源スイッチ回路は、前記AM回路に電源が供給された時に前記FMステレオ復調部への電源供給を停止するか、又は所定のAM/FM選択信号に従い、それが前記AM回路におけるAM信号の受信を示すAM側を選択した場合に前記FMステレオ復調部への電源供給を停止する。

発明を実施するための最良の形態

0013

図1は、本発明によるAM/FM同時受信装置の基本構成例を示したものである。本発明においてAM/FM同時に受信する場合とは、AM音声を聞きながら同時にFM多重放送のデータを受信し, そのデータを表示装置に表示する場合をいう。

0014

図1において、アンテナ(ANT)1で受信したAM/FM放送信号高周波増幅器2で増幅されたる。そのAM受信信号はAM回路5で、そしてFM受信信号はFM多重回路3でそれぞれ復調される。

0015

スイッチ回路6は、復調されたAM音声信号又はFM音声信号のいずれか1つを選択する。制御回路4は、AM/FMの選択指示信号(AM/FM)等に従って前記スイッチ回路6を制御する。なお、制御回路4の詳細な動作については以降の本発明の実施例で説明する。

0016

スイッチ回路6で選択されたAM回路5又はFM多重回路3からの音声信号は増幅器7で電力増幅された後、スピーカ8から出力される。また、FM受信信号がFM多重文字データである場合にはその内容がディスプレイ9に表示される。

0017

次に、本発明との関連からFM多重回路3の主要なブロック構成について簡単に説明しておく。なお、AM回路5については一般的なAM受信回路が用いられており、ここではそれについて説明しない。

0018

先ず、FM音声信号の復調については、高周波増幅器2で増幅された所定のFMチャネル信号は一旦局部発振回路11からの局部周波数を使ってミキサMIX)10で10.7MHzの中間周波数に変換される。検波器12では、前記FMチャネル信号の周波数変化振幅変化に変換した後、その搬送波を除去することによって75KHz帯域低周波チャネル信号を取り出す。

0019

ステレオ復調回路では、水晶発振子15からの発振周波数456kHz又は912kHzを12又は24分周してFM放送用の副搬送波38KHzを生成し、それを内蔵PLL回路によって受信した19KHzのパイロット信号位相同期させる。

0020

そして、前記低周波チャネル信号から15KHz帯域の低域フィルタによって(L+R)信号を抽出し、また前記副搬送波38KHzを高域の(L−R)信号に加えてAM検波することによって(L−R)信号を得ている。最後に、これらをマトリクス回路加算及び減算することによってL信号及びR信号のステレオ音声信号を復調する。

0021

一方、FM多重放送の文字データ受信では、ステレオ音声の復調は必要とされないことから、前記検波回路12からの信号を直接FM多重デコーダ回路13に与える。FM多重デコーダ回路13では、FMチャネル信号の空き帯域を利用したDARC方式と呼ばれる76KHzを中心周波数とした16Kbpsの文字データを受信し、それをディスプレイ9に表示する。

0022

このように、FM多重データだけを受信する場合にはステレオ復調回路14は不要となる。従ってAM音声とFM多重放送のデータを同時受信する際に発振素子15又はステレオ復調回路14の動作を停止させることができ、その結果AM受信信号のS/N悪化を防止することができる。本発明は、この点に着目してなされたものであり、以下本発明の各実施例について詳細に説明する。

0023

図2は、本発明の基本となる第1の実施例を示している。図2では、AM/FM同時受信の際、制御回路4の内部に設けられたバイパスコンデンサ41及びスイッチ42とによって発振素子15の出力端をグランドにバイパスし、それによって発振子11の動作を停止させる。

0024

図3は、本発明のもう1つの基本となる第2の実施例を示している。図3では、AM/FM同時受信の際、制御回路4の内部に設けられた電源スイッチ43をオフし、それによってステレオ復調回路14の動作を停止させる。

0025

図4図7では、上記2つの本発明の基本的な実施例のより具体的な実現例を示している。図4は、図2の具体例である第3の実施例を示している。図4では、図2と同様にAM/FM同時受信の際に、制御回路4の内部に設けられたバイパスコンデンサ41、及びFETトランジスタ等の能動素子からなる電気的スイッチ44によって発振素子15の出力端をグランドにバイパスし、それによって発振子11の動作を停止させる。

0026

本例では、AM回路5への電源(AMVcc)供給開始トリガ信号として前記スイッチ44がオンとなり、発振素子15の出力端をグランドにバイパスするように構成してある。従って、本例ではAM音声信号が自動的にFM音声信号に優先することになる。

0027

図5は、図3の具体例である第4の実施例を示している。図5では、図3と同様にAM/FM同時受信の際に、制御回路4の内部に設けられた電源スイッチ45をオフし、それによってステレオ復調回路14の動作を停止させる。

0028

本例の電源スイッチ45も、図4と同様にFETやトランジスタ等の能動素子からなる電気的スイッチで構成されており、AM回路5への電源(AMVcc)供給開始をトリガ信号としてオフし、ステレオ復調回路14への電源供給を停止する。従って、本例においてもAM音声信号が自動的にFM音声信号に優先することになる。

0029

図6は、図4の変形例である第5の実施例を示している。図7は、図5の変形例である第6の実施例を示している。図6図7は、前述した図4図5にそれぞれ対応しており、いずれもAM回路5への電源(AMVcc)供給開始をトリガ信号とするのではなく外部から与えられるAM/FM選択信号に基づいて対応するスイッチ41と45をオン/オフさせる点が相違している。

0030

前記AM/FMの選択信号は、装置外部からマニュアル操作で与えられるものであってもよく、またAM回路5からのAM音声検出信号等を用いることも可能である。

0031

図8は、AM/FM同時受信時の実測データの一例を示している。図8では、FMステレオ復調回路14に912kHzの発振子15を使用した受信機において、FM多重文字データとAM918kHzの放送を同時受信する場合のS/Nの実測値を示している。

0032

図8から、本発明によりFM多重文字データと発振子15の発振周波数付近のAM放送とを同時に受信する場合に、弱入力時(35dBuV)のS/N比で16dB、残留雑音比で13dBの改善度が達成されることがわかる。

発明の効果

0033

以上述べたように、本発明によればAM/FM同時受信の際にAM信号受信時のS/N比の大幅な改善が達成される。特に912kHz及び1386kHz付近のAM放送を同時受信する際にその効果は顕著である。

0034

その結果、本発明によればAM音声信号の雑音を低減したAM/FM同時受信(AM放送の音声受信とFM多重放送の文字データ受信)が可能なラジオ受信機が提供される。

図面の簡単な説明

0035

図1本発明によるAM/FM同時受信装置の基本構成の一例を示した図である。
図2本発明の基本となる第1の実施例を示した図である。
図3本発明のもう1つの基本となる第2の実施例を示した図である。
図4図2の具体例である第3の実施例を示した図である。
図5図3の具体例である第4の実施例を示した図である。
図6図4の変形例である第5の実施例を示した図である。
図7図5の変形例である第6の実施例を示した図である。
図8AM/FM同時受信時の実測データの一例を示した図である。

--

0036

3…FM多重回路
4…制御回路
5…AM回路
6…スイッチ回路
8…スピーカ
9…ディスプレイ
13…FM多重デコーダ
14…ステレオ復調回路
15…発振子
41…バイパスコンデンサ
42,43,44,45…スイッチ回路

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 山口放送株式会社の「 同期放送用測定器」が 公開されました。( 2020/04/23)

    【課題】同期放送システムにおいて、音声品質の客観的な評価を実現する技術を提供する。【解決手段】基準値生成部(611)は、基準パイロット信号におけるN個の観測位相のそれぞれについて、基準パイロット信号を... 詳細

  • 山口放送株式会社の「 同期放送用測定器」が 公開されました。( 2020/04/09)

    【課題】同期放送システムにおいて、放送品質の測定を容易にする技術を提供する。【解決手段】同期放送用測定器1において、二つのアンテナ41、51は、指向性を有し、それぞれが互いに異なる送信元から同期放送の... 詳細

  • 山口放送株式会社の「 同期放送用測定器」が 公開されました。( 2020/04/09)

    【課題】同期放送システムにおいて、放送品質の測定を容易にする技術を提供する。【解決手段】同期放送用測定器1において、二つのアンテナ41、51は、指向性を有し、それぞれが互いに異なる送信元から同期放送の... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ