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技術 文字認識方式、及び文字認識のためのプログラムを記録した記録媒体

出願人 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ
発明者 伏見俊雄
出願日 1997年8月11日 (22年6ヶ月経過) 出願番号 1997-216175
公開日 1999年3月9日 (20年11ヶ月経過) 公開番号 1999-066229
状態 未査定
技術分野 文字入力
主要キーワード クリアエリア 裁断誤差 レイアウト毎 ID番号情報 切替釦 排出キー 番号入力領域 キャンセル釦
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年3月9日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

異なるレイアウト帳票の読取処理において、帳票内のIDフィールドの位置に応じてIDフィールド認識用の情報を自動切替えするようにする。

解決手段

業務A〜Nに応じたN個のIDフィールド情報登録カウンタ初期化を行う。業務AのIDフィールド情報をデフォルトのIDフィールド情報に決めてセットする。業務AのIDフィールド情報に基づき第1の帳票のIDフィールドの認識を開始する。IDフィールドの文字認識結果オールスペースでなく予め登録されているID番号に一致していれば第1の帳票のID番号として決定する。業務AのIDフィールド情報に基づき、第2の帳票のIDフィールドの認識を行う。IDフィールドの文字認識結果がオールスペースになっているので、業務BのIDフィールド情報に基づき再度第2の帳票のIDフィールドの認識を行う。IDフィールドの文字認識結果がオールスペースでなく予め登録されているID番号に一致していれば第2の帳票のID番号として決定する。このようにして順次第3、第4、…の帳票のIDフィールドの認識を行う。

概要

背景

従来より、1台のOCR装置で複数のレイアウト業務用帳票(以下、「帳票」という)の読取を行うために、以下のような方法が採用されている。

帳票には、各レイアウト毎一意のID番号を付与し、全てのレイアウトの帳票について共通の位置にIDフィールドを設ける。OCR装置には、各帳票のIDフィールドを認識するのに必要なIDフィールド情報、各ID番号毎に設定されるレイアウト情報を予め登録する。そして、OCR装置は、挿入された帳票の読取において最初にIDフィールドを認識してその帳票のレイアウトを知り、そのレイアウトに基づき他のフィールドの切出し・文字の切出し・文字認識を行う。

概要

異なるレイアウトの帳票の読取処理において、帳票内のIDフィールドの位置に応じてIDフィールド認識用の情報を自動切替えするようにする。

業務A〜Nに応じたN個のIDフィールド情報の登録、カウンタ初期化を行う。業務AのIDフィールド情報をデフォルトのIDフィールド情報に決めてセットする。業務AのIDフィールド情報に基づき第1の帳票のIDフィールドの認識を開始する。IDフィールドの文字認識結果オールスペースでなく予め登録されているID番号に一致していれば第1の帳票のID番号として決定する。業務AのIDフィールド情報に基づき、第2の帳票のIDフィールドの認識を行う。IDフィールドの文字認識結果がオールスペースになっているので、業務BのIDフィールド情報に基づき再度第2の帳票のIDフィールドの認識を行う。IDフィールドの文字認識結果がオールスペースでなく予め登録されているID番号に一致していれば第2の帳票のID番号として決定する。このようにして順次第3、第4、…の帳票のIDフィールドの認識を行う。

目的

従って本発明の目的は、異なったレイアウトの帳票の読取処理において、帳票内のIDフィールドの位置に応じてIDフィールドを認識するための情報がオペレータの操作を介することなく自動的に切替るようにすることにある。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
2件

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請求項1

帳票に設けられたフィールドの認識を行う文字認識方式において、フィールドの位置情報を含むフィールド情報を複数保持する保持手段と、前記複数のフィールド情報中から1つのフィールド情報を選択してそのフィールド情報に基づき、与えられた帳票のフィールドの認識を行う認識手段と、前記帳票のフィールドの認識結果が有効でないとき、別のフィールド情報を選択して前記認識手段に再度認識させるフィールド情報切替手段と、を備えることを特徴とする文字認識方式。

請求項2

請求項1の文字認識方式において、前記フィールドが、予め複数保持されている帳票のレイアウト情報中から1つのレイアウト情報を検索するのに必要な帳票のID番号が記載されたIDフィールドと、業務内容を示す各種データが記載された読取対象フィールドと、有意の情報が全く記載されていないクリアエリアとから成ることを特徴とする文字認識方式。

請求項3

請求項1又は請求項2記載の文字認識方式において、前記フィールド情報が、前記IDフィールドの位置と、前記IDフィールドに記載されたID番号の桁数及びその字体と、与えられた帳票の読取方向とを認識するために必要なIDフィールド情報を複数含むことを特徴とする文字認識方式。

請求項4

請求項1又は請求項2記載の文字認識方式において、前記レイアウト情報が、帳票の縦横サイズ情報、及び各フィールドの位置情報を含むことを特徴とする文字認識方式。

請求項5

請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の文字認識方式において、前記認識手段が、前記検索した1つのレイアウト情報に基づいて与えられた帳票の読取対象フィールドの読取処理を行うことを特徴とする文字認識方式。

請求項6

請求項1記載の文字認識方式において、前記複数のIDフィールド情報中の1つを予めデフォルトのIDフィールド情報に決めておくことを特徴とする文字認識方式。

請求項7

請求項6記載の文字認識方式において、前記認識手段が、前記デフォルトのIDフィールド情報に基づいて、与えられた帳票のIDフィールドの認識を行うことを特徴とする文字認識方式。

請求項8

請求項7記載の文字認識方式において、前記フィールド情報切替手段が、前記認識手段による前記IDフィールドの認識結果が有効でないとき、前記デフォルトのIDフィールド情報以外のIDフィールド情報を選択して前記認識手段に再度認識させることを特徴とする文字認識方式。

請求項9

請求項8記載の文字認識方式において、前記デフォルトのIDフィールド情報を除く残りの複数のIDフィールド情報は、選択される順序が予め決められていることを特徴とする文字認識方式。

請求項10

請求項8又は請求項9記載の文字認識方式において、前記フィールド情報切替手段は、前記認識手段が前記IDフィールド中に有意の情報が全く記載されていないと認識したとき、次順位のIDフィールド情報を自動的に選択することを特徴とする文字認識方式。

請求項11

請求項8又は請求項9記載の文字認識方式において、前記フィールド情報切替手段が、与えられた帳票のIDフィールドを認識するのに必要なIDフィールド情報が予め保持されているIDフィールド情報中にないと判断したときは、IDフィールド情報の自動切替を行わないことを特徴とする文字認識方式。

請求項12

請求項11記載の文字認識方式において、各種画像情報を表示するための表示手段を更に備え、前記フィールド情報切替手段は、与えられた帳票のIDフィールドを認識するのに必要なIDフィールド情報が予め保持されているIDフィールド情報中にないと判断したとき、又は、前記認識手段が前記IDフィールド中に記載されている情報を読取ることができなかったときに、与えられた帳票のフィールドの認識結果とIDフィールド情報切替えのためのソフトキーとを少なくとも有する画像情報を前記表示手段に表示することを特徴とする文字認識方式。

請求項13

請求項12記載の文字認識方式において、前記フィールド情報切替手段は、前記ソフトキーが操作されたとき、別のIDフィールド情報を選択することを特徴とする文字認識方式。

請求項14

請求項12記載の文字認識方式において、前記フィールド情報切替手段は、前記画像情報が前記表示手段に表示されたとき入力されたID番号情報を、与えられた帳票のIDフィールドの認識結果と見做すことを特徴とする文字認識方式。

請求項15

帳票に設けられたフィールドの認識を行う文字認識方式のためのプログラムを記録した記録媒体において、フィールドの位置情報を含むフィールド情報を複数保持させる過程と、前記複数のフィールド情報中から1つのフィールド情報を選択してそのフィールド情報に基づき、与えられた帳票のフィールドの認識を行う過程と、前記帳票のフィールドの認識結果が有効でないとき、別のフィールド情報を選択して再度認識させる過程と、を備えることを特徴とするプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。

技術分野

0001

本発明は、OCR光学的読取)装置に適用される文字認識方式、及び文字認識のためのプログラム記録媒体の改良に関する。

背景技術

0002

従来より、1台のOCR装置で複数のレイアウト業務用帳票(以下、「帳票」という)の読取を行うために、以下のような方法が採用されている。

0003

帳票には、各レイアウト毎一意のID番号を付与し、全てのレイアウトの帳票について共通の位置にIDフィールドを設ける。OCR装置には、各帳票のIDフィールドを認識するのに必要なIDフィールド情報、各ID番号毎に設定されるレイアウト情報を予め登録する。そして、OCR装置は、挿入された帳票の読取において最初にIDフィールドを認識してその帳票のレイアウトを知り、そのレイアウトに基づき他のフィールドの切出し・文字の切出し・文字認識を行う。

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、上述した方法においては、帳票内でのIDフィールドの位置、IDフィールドに記載された数字(ID番号)の桁数、及びID番号の字体が異なる帳票を読取る場合には、OCR装置が読取処理を開始する前に、オペレータが次に読取処理を行おうとする帳票のIDフィールド情報を変更する必要がある。この作業は、帳票内でのIDフィールドの位置が同一の帳票であっても、OCR装置への挿入方向を変えて読取りを行う場合にも当然行う必要がある。

0005

このような手間の掛かる作業を行わなければならない理由は、上記OCR装置が帳票の読取りを行っているときにIDフィールドの情報が変化することを想定していないためである。つまり、IDフィールド情報自体は正しくても、IDフィールド内に記載されている文字品質の低さ、IDフィールドの汚れ事前に登録したIDフィールド情報と実際に帳票内に存在するIDフィールドとが位置的に不一致である等の現象があると、IDフィールドの認識は失敗する。また、オペレータが上記OCR装置に登録されているIDフィールド情報と異なるIDフィールドを有する帳票の読取を上記OCR装置に行わせようとしたときにも、IDフィールドの認識は失敗する。

0006

しかし、上記OCR装置では、IDフィールド内の文字を正しく認識することができなかったり、文字として認識することができても事前にOCR装置に登録されているID番号中に存在しなかった文字であることによりIDフィールドの認識に失敗した場合に、その原因が上記いずれであるかが把握できなかった。

0007

従って本発明の目的は、異なったレイアウトの帳票の読取処理において、帳票内のIDフィールドの位置に応じてIDフィールドを認識するための情報がオペレータの操作を介することなく自動的に切替るようにすることにある。

課題を解決するための手段

0008

本発明の第1の側面に従う文字認識方式は、帳票に設けられたフィールドの認識を行うもので、フィールドの位置情報を含むフィールド情報を複数保持する保持手段と、複数のフィールド情報中から1つのフィールド情報を選択してそのフィールド情報に基づき、与えられた帳票のフィールドの認識を行う認識手段と、帳票のフィールドの認識結果が有効でないとき、別のフィールド情報を選択して認識手段に再度認識させるフィールド情報切替手段とを備える。

0009

上記構成によれば、帳票のフィールドの認識結果が有効でないとき、別のフィールド情報を選択して認識手段に再度認識させることとしたので、異なったレイアウトの帳票の読取処理において、帳票内のIDフィールドの位置に応じてIDフィールドを認識するための情報が自動的に切替る。

0010

本発明の第1の側面に係る好適な実施形態では、上述したフィールドに、予め複数保持されている帳票のレイアウト情報中から1つのレイアウト情報を検索するのに必要な帳票のID番号が記載されたIDフィールドと、業務内容を示す各種データが記載された読取対象フィールドと、有意の情報が全く記載されていないクリアエリアとが含まれる。また、上述したフィールド情報は、IDフィールドの位置と、IDフィールドに記載されたID番号の桁数及びその字体と、与えられた帳票の読取方向とを認識するために必要なIDフィールド情報を複数含んでいる。また、レイアウト情報は、帳票の縦横サイズ情報、及び各フィールドの位置情報を含んでいる。

0011

認識手段は、検索した1つのレイアウト情報に基づいて与えられた帳票の読取対象フィールドの読取処理を行う。

0012

また、上記実施形態では、複数のIDフィールド情報中の1つを予めデフォルトのIDフィールド情報に決めておき、認識手段がそのデフォルトのIDフィールド情報に基づいて、与えられた帳票のIDフィールドの認識を行う。

0013

フィールド情報切替手段は、認識手段によるIDフィールドの認識結果が有効でないとき、デフォルトのIDフィールド情報以外のIDフィールド情報を選択して認識手段に再度認識させる。デフォルトのIDフィールド情報を除く残りの複数のIDフィールド情報は、選択される順序が予め決められている。

0014

フィールド情報切替手段は、認識手段がIDフィールド中に有意の情報が全く記載されていないと認識したとき、次順位のIDフィールド情報を自動的に選択する。また、フィールド情報切替手段は、与えられた帳票のIDフィールドを認識するのに必要なIDフィールド情報が予め保持されているIDフィールド情報中にないと判断したときは、IDフィールド情報の自動切替を行わない。

0015

上述した実施形態の変形例では、各種画像情報を表示するための表示手段を更に備え、フィールド情報切替手段は、与えられた帳票のIDフィールドを認識するのに必要なIDフィールド情報が予め保持されているIDフィールド情報中にないと判断したとき、又は、認識手段がIDフィールド中に記載されている情報を読取ることができなかったときに、与えられた帳票のフィールドの認識結果とIDフィールド情報切替えのためのソフトキーとを少なくとも有する画像情報を表示手段に表示する。

0016

フィールド情報切替手段は、ソフトキーが操作されたとき、別のIDフィールド情報を選択する。フィールド情報切替手段は、また、上述した画像情報が表示手段に表示されたとき入力されたID番号情報を、与えられた帳票のIDフィールドの認識結果と見做す。

0017

本発明の第2の側面に従う文字認識方式のためのプログラムを記録した記録媒体は、帳票に設けられたフィールドの認識を行うもので、フィールドの位置情報を含むフィールド情報を複数保持させる過程と、複数のフィールド情報中から1つのフィールド情報を選択してそのフィールド情報に基づき、与えられた帳票のフィールドの認識を行う過程と、帳票のフィールドの認識結果が有効でないとき、別のフィールド情報を選択して再度認識させる過程とを備える。

発明を実施するための最良の形態

0018

以下、本発明の実施の形態を、図面により詳細に説明する。

0019

図1は、本発明の文字認識方式に適用される複数の業務用帳票(以下、「帳票」という)の一実施形態を示す説明図である。本発明の文字認識方式には、図1に示した3種類の帳票を含む多種類の帳票が適用可能であるが、図1では説明の都合上、業務Aに対応する帳票1、業務Bに対応する帳票3、及び業務Cに対応する帳票5の3種類の帳票を図示することとした。

0020

帳票1、3、5は、いずれも太線矢印方向から本発明の一実施形態に係るOCR装置(図示しない)に挿入されるようになっている。

0021

帳票1には、OCR装置への挿入方向(以下、「挿入方向」という)に対して夫々直角に延びるIDフィールド7、第1のクリアエリア9、及び3段構成の読取対象フィールド13が、挿入方向端部寄りからIDフィールド7、第1のクリアエリア9、及び読取対象フィールド13の順序で配置されている。帳票1には、また、挿入方向に対して平行に延びる第2のクリアエリア11が、挿入方向端部と読取対象フィールド13の2段目との間の空白領域に配置されている。

0022

帳票3には、挿入方向に対して夫々直角に延びる第1のクリアエリア15、IDフィールド17、及び4段構成の読取対象フィールド21が、挿入方向端部寄りから第1のクリアエリア15、IDフィールド17と読取対象フィールド21の1段目、及び読取対象フィールド21の2段目〜4段目の順序で配置されている。帳票3には、また、挿入方向に対して平行に延びる第2のクリアエリア19が、挿入方向端部と読取対象フィールド21の3段目との間の空白領域に配置されている。

0023

帳票5には、挿入方向に対して夫々直角に延びる第1のクリアエリア23、及び第2のクリアエリア25と、挿入方向に対して夫々平行に延びるIDフィールド27、及び3段構成の読取対象フィールド29とが配置されている。挿入方向端部寄りには、第1のクリアエリア23が、次いでIDフィールド27、第2のクリアエリア25、及び読取対象フィールド29の1段目が配置されており、最後に読取対象フィールド29の2段目及び3段目が配置されている。

0024

上述した各帳票1、3、5は、図2に示すような流れに従ってIDフィールド情報決定のための処理が実行され、また、図3或いは図4に示すような流れに従って各帳票1、3、5の読取対象フィールド13、21、29に対する読取処理が実行される。

0025

図2は、本発明の文字認識方式に適用されるIDフィールド情報決定のための処理流れの一実施形態を示すフローチャートである。

0026

図2において、ステップS52以下の処理動作に先立ち、業務A、B、C、……、Nに応じた複数(N個)のIDフィールド情報のOCR装置の記憶部(図示しない)への登録、及びOCR装置の演算処理部(図示しない)内に設けられるカウンタ(図示しない)の初期化が行われる。ここで、IDフィールド情報とは、業務A、B、C、……、Nに夫々対応する各々の帳票のIDフィールドを認識するために必要なIDフィールドの位置・桁数・字体・帳票の挿入方向等に関する情報のことである。また、上記初期化されるカウンタのカウント値iとは、各帳票のIDフィールドを認識するためにIDフィールド情報を上記記憶部(図示しない)から呼出してセットする毎にインクリメントされる値である。更に、業務AのIDフィールド情報とは、帳票1のIDフィールド7を認識するためのものであり、業務BのIDフィールド情報とは、帳票3のIDフィールド17を認識するためのものであり、業務CのIDフィールド情報とは、帳票5のIDフィールド27を認識するためのものである(ステップS51)。

0027

次に、上記記憶部(図示しない)に登録されている各IDフィールド情報の中から1つのIDフィールド情報として例えば業務AのIDフィールド情報を選択し、これをデフォルトのIDフィールド情報に決めてセットする(ステップS52)。この状態で各帳票1、3、5がOCR装置に挿入され、操作部(図示しない)の読取処理動作開始キー(以下、「開始キー」という。図示しない)が操作されると、開始キーの操作情報が演算処理部(図示しない)に与えられる。これにより、OCR装置では業務AのIDフィールド情報に基づき帳票1に付与されているID番号(各々の帳票に、各レイアウト毎に付与される一意のID番号)を知るために、帳票1のIDフィールド7の認識を開始する(ステップS53)。

0028

次に、上記カウンタをインクリメント(i+1)して(ステップS54)、カウント値iが上記Nより小さいか否かをチェックする(ステップS55)。

0029

このチェックの結果、N>iであると判断すると、IDフィールド7の文字認識結果オールスペースになっているか否かをチェックする(ステップS56)。この場合、業務AのIDフィールド情報をデフォルトのIDフィールド情報に決めてIDフィールド7の認識を行っているのであるから、オールスペースになっていないはずである。次に、IDフィールド7における文字品質の低さや、帳票の汚れや、裁断誤差等に起因してIDフィールド7の認識結果に不読が無ければ(ステップS57)、IDフィールド7の認識結果が予め記憶部(図示しない)に登録されているID番号に一致するか否かをチェックする(ステップS62)。

0030

このチェックの結果、両者が一致していれば、ステップS56での認識結果を帳票1のID番号として決定する。つまり、IDフィールド7の文字認識が成功して帳票1のID番号を把握することができる(ステップS63)。ここで、ID番号は、対応する帳票のレイアウト情報(帳票の縦サイズ横サイズ、フィールドの位置等)を上記記憶部(図示しない)から呼出すためのもので、各レイアウト情報は、各ID番号毎に設定され予め上記記憶部(図示しない)に記憶されている。

0031

次に、帳票1に関する上記IDフィールド情報決定のための処理と、この処理に続く読取対象フィールド13の読取処理とが終了して帳票1がOCR装置から排出されると、帳票3に関するIDフィールド情報決定のための処理が継続して行われる。即ち、デフォルトのIDフィールド情報である業務AのIDフィールド情報に基づき、帳票3のIDフィールド17の認識を開始する(ステップS53)。

0032

そして、上記カウンタをインクリメント(i+1)して(ステップS54)、カウント値iが上記Nより小さいか否かをチェックし(ステップS55)、N>iであると判断すると、IDフィールド17の文字認識結果がオールスペースになっているか否かをチェックする(ステップS56)。しかし、業務AのIDフィールド情報で帳票3のIDフィールド17の認識を行おうとしても、IDフィールド17は、図1に示すように帳票1の第1のクリアエリア9に対応する領域にあるから、IDフィールドの文字認識結果がオールスペースになるのは明らかである(ステップS56)。

0033

そこで、デフォルトのIDフィールド情報である業務AのIDフィールド情報に代えて業務BのIDフィールド情報を記憶部(図示しない)から呼出してセットし直し(ステップS64)、再度IDフィールド17の認識を行う(ステップS53)。そして、上記カウンタをインクリメント(i+1)し(ステップS54)、カウント値iが上記Nより小さいか否かを再度チェックする(ステップS55)。このチェックの結果、N>iであれば、IDフィールド17の文字認識結果がオールスペースになっているか否かを再度チェックする(ステップS56)。この場合、業務BのIDフィールド情報に基づいてIDフィールド7の認識を行っているのであるから、オールスペースになっていないはずである。IDフィールド17の認識結果に不読が無ければ(ステップS57)、帳票1の場合と全く同様にステップS62、S63の処理動作を経て帳票3に関する上記IDフィールド情報決定のための処理と、この処理に続く読取対象フィールド21の読取処理とが終了することになる。

0034

次に、帳票3がOCR装置から排出され、業務BのIDフィールド情報に基づいて帳票5に関するIDフィールド情報決定のための処理が行われることになる。

0035

この処理においても、当初は業務BのIDフィールド情報に基づいてIDフィールド27の認識が行われる。そのため、IDフィールド27は、図1に示すように帳票3の第2のクリアエリア19に対応する領域にあるので、帳票3の場合と全く同様にステップS56でIDフィールド27の文字認識結果がオールスペースと判断されることになる。そこで、ステップS64において業務BのIDフィールド情報に代えて業務CのIDフィールド情報がセットし直され、ステップS53でIDフィールド27の認識が再度行われる。そして、ステップS54、S55を経てステップS56でオールスペースになっていないと判定され、ステップS57で不読と判定されなければ、ステップS62、S63に移行し、一連の処理が終了することになる。

0036

ところで、ステップS55において、上記カウンタのカウント値iと上記Nとの間にN>iが成立しなければ(つまり、N≦iであれば)、予め記憶部(図示しない)に登録された全てのIDフィールド情報に基づいて各帳票のIDフィールドの認識が既に行われたことを示している。この場合には、ステップS56で示したオールスペースか否かのチェックは行わず(チェックを行った場合には、オールスペースと判定されることになる)、IDフィールドの認識結果に不読があるか否かのチェック(ステップS57)に移行する。その理由は、登録された全てのIDフィールド情報を使用して認識を行った後は、たとえ処理対象である帳票のIDフィールドの文字認識結果がオールスペースであってもオペレータがソフトキーのIDフィールド情報手動切替釦を押さない限り、IDフィールド情報の自動切換を行わないことにしているためである。

0037

例えば、ステップS53で或る業務に対応する帳票のIDフィールドに関して文字認識を行っているとき、ステップS55でN≦iと判定されると、IDフィールドの認識結果に不読がない場合には(ステップS57)、ステップS62を経てステップS58に移行する。ステップS58では、IDフィールドの認識結果をイメージデータとして表示するためのイメージ表示領域とID番号入力領域とから成るID認識結果修正画面や、IDフィールド情報手動切替釦や、キャンセル釦が画面情報として表示部(図示しない)に表示される(図5を参照)。

0038

次に、上記IDフィールド情報手動切替釦をオペレータが押圧操作したか否かをチェックし(ステップS59)、押圧操作されたことを確認すると、IDフィールド情報の切り替えを行い(ステップS64)、ステップS53以降の処理動作に移行する。一方、IDフィールド情報手動切替釦ではなくキャンセル釦が押圧操作されたときは(ステップS60)、上記認識対象になっている帳票をOCR装置から排出する(ステップS65)。更に、上記双方の釦が共に操作されず、上記イメージ表示領域に表示されたIDフィールドの認識結果に基づいてオペレータがID番号をID番号入力領域に入力したときは、そのID番号を上記帳票のIDフィールドの認識結果と見做し(ステップS61)、ステップS62、S63に移行する。

0039

次に、例えば業務AのIDフィールド情報に基づいてIDフィールド7の認識を行っているとき、認識結果に不読があると演算処理部(図示しない)が判断したとする(ステップS57)。この場合も、演算処理部(図示しない)はOCR装置の表示部(図示しない)に、上述したID認識結果修正画面、キャンセル釦、及びIDフィールド情報手動切替釦を画面情報として表示出力する(ステップS58)。そして、IDフィールド情報手動切替釦が押圧操作されたか否かチェックし(ステップS59)、押圧操作されたと判断すると業務AのIDフィールド情報に代えて例えば業務BのIDフィールド情報をセットする(ステップS64)。ステップS64での処理動作が終了すると、ステップS53に移行し、上述した内容と同様の処理動作を実行する。

0040

また、IDフィールド7の認識結果に不読がある状態で(ステップS57)、IDフィールド情報手動切替ボタンに代えてキャンセルボタンが押圧操作されたときは(ステップS58〜S60)、処理対象になっていた帳票1をOCR装置から排出し一連の処理を終了させる(ステップS65)。更に、上述したステップS55でN≦iと判定されたときと同様に、上記ID認識結果修正画面のID番号入力領域にオペレータがID番号を入力したときは、そのID番号をIDフィールド7の認識結果と見做し(ステップS61)、ステップS62、S63に移行する。

0041

上記内容は業務AのIDフィールド情報に基づいてIDフィールド7の認識を行っているときのものである。しかし、業務BのIDフィールド情報に基づいてIDフィールド17の認識を行うときや、業務CのIDフィールド情報に基づいてIDフィールド27の認識を行うときや、更にはステップS55でN≦iと判定されたとき等にIDフィールドの認識結果に不読がある場合についても上記と同様の処理が実行される。また、デフォルトのIDフィールド情報は、例えば上述した業務AのIDフィールド情報のように固定的に決定しても良いし、帳票1枚の処理毎に可変(以前に読取処理を行った最後の帳票のIDフィールド情報)にしても良い。

0042

以上説明したように、本実施形態によれば、オペレータが大量の帳票の読取処理を行う前に、夫々IDフィールド情報が異なる業務毎に帳票を仕分けする必要がない。また、IDフィールド情報が異なる帳票を束で一括して読取処理を行うことができ、この場合、オペレータは読取処理を行う帳票のIDフィールド位置の変更の有無を意識する必要がない。また、1つの帳票について異なった方向から挿入しても、読取処理を行うことができる。更には、帳票の汚れや裁断誤差により、IDフィールドの認識結果が必ずしもオールスペースにならない場合でも、ID修正画面中にIDフィールドのイメージデータを表示することにより、オペレータが現在のIDフィールド情報が正しくないことを認識できる。よって、オペレータが手動で帳票のIDフィールドの位置を切替えることにより処理を続行することができる。

0043

図3は、図2のIDフィールド情報決定のための処理流れを適用した業務用帳票の読取処理流れの一実施例を示すフローチャートである。図中、左側の記載内容は、オペレータが実行する処理動作を示し、右側の記載内容は、OCR装置が実行する処理動作を示す。図2で説明したIDフィールド情報決定のための処理流れは、以下に説明するステップS73、S75、及びS77の処理動作の一部に適用されている。

0044

図3において、ステップS72以下の処理動作を実行する前に業務A、B、CのIDフィールド情報の登録が行われる(ステップS71)。次に、オペレータは各帳票1〜5が混在している帳票束を、例えば帳票1、3、5の順で3枚を1束としてOCR装置にセットし、開始キー(図示しない)を操作する(ステップS72)。これにより、OCR装置では業務AのIDフィールド情報に基づき帳票1のIDフィールド7の認識を行う。IDフィールド7の文字認識が成功して帳票1のID番号を把握すると、そのID番号に基づき対応するレイアウト情報を呼出して読取対象フィールド13の切出しや文字の切出しを行って文字認識を行う。このようにして読取処理を行った後、読取結果を画面情報として表示する(ステップS73)。

0045

オペレータが表示された画面情報を読取ることによって帳票1の読取結果を確認した後、上記排出キーを操作すると(ステップS74)、帳票1を排出し、次に、業務AのIDフィールド情報に基づき帳票3のIDフィールド17の認識を行う。しかし、文字認識結果がオールスペースになってしまうので、業務BのIDフィールド情報に基づきIDフィールド17の認識を再度実行する。IDフィールド17の文字認識が成功して帳票3のID番号を把握すると、そのID番号に基づき対応するレイアウト情報を呼出して読取対象フィールド21の文字認識を行う。このようにして読取処理を行った後、読取結果を画面情報として表示する(ステップS75)。

0046

オペレータが帳票3の読取結果を確認した後、排出キーを操作すると(ステップS76)、帳票3を排出し、次に、業務BのIDフィールド情報に基づき帳票5のIDフィールド27の認識を行う。しかし、文字認識結果がオールスペースになってしまうので、業務CのIDフィールド情報に基づきIDフィールド27の認識を再度実行する。IDフィールド27の文字認識が成功して帳票5のID番号を把握すると、そのID番号に基づき対応するレイアウト情報を呼出して読取対象フィールド29の文字認識を行う。このようにして読取処理を行った後、読取結果を画面情報として表示する(ステップS77)。

0047

オペレータが帳票5の読取結果を確認した後、排出キーを操作すると(ステップS78)、帳票5を排出し、一連の処理動作を停止する(ステップS79)。

0048

図4は、図2のIDフィールド情報決定のための処理流れを適用した業務用帳票の読取処理流れの他の実施例を示すフローチャートである。図中、左側の記載内容は、オペレータが実行する処理動作を示し、右側の記載内容は、OCR装置が実行する処理動作を示す。図2で説明したIDフィールド情報決定のための処理流れは、以下に説明するステップS93、S95、及びS97の処理動作の一部に適用されている。

0049

即ち、本実施例では、業務Aの帳票1と業務Cの帳票5とを1束にしてOCR装置に挿入する点(ステップS92)、帳票5の認識に際して業務CのIDフィールド情報を用いる前に業務A、業務BのIDフィールド情報を用いてIDフィールドの認識を行う点(ステップS95)で図3に示した実施例と相違する。また、IDフィールド27の認識結果に不読があったりID番号がない場合に、ID認識結果修正画面、キャンセル釦、及びIDフィールド情報手動切替釦(図5参照)を画面情報として表示する点(ステップS95)でも、図3の実施例と相違する。更に、IDフィールドの認識結果に基づき、オペレータがIDフィールド情報手動切替釦を操作すると(ステップS96)、業務CのIDフィールド情報に切替る点(ステップS97)でも、図3の実施例と相違する。その他の点、即ち、ステップS91、S93、S94、S98、及びS99は、夫々処理内容図3に示したステップS71、S73、S74、S78、及びS79と全く同じである。

0050

本実施例によれば、IDフィールドの認識結果がオールスペースにならない場合でも、ID修正画面にIDフィールドのイメージデータを表示することにより、オペレータが現在のIDフィールド情報が正しくないことを認識でき、手動で帳票のIDフィールドの位置を切替えて処理を続行できるという効果を奏し得る。

0051

なお、上述した内容はあくまで本発明に係る各実施形態に関するものであって、本発明が上記内容のみに限定されることを意味するものでないのは勿論である。

発明の効果

0052

以上説明したように、本発明によれば、異なったレイアウトの帳票の読取処理において、帳票内のIDフィールドの位置に応じてIDフィールドを認識するための情報がオペレータの操作を介することなく自動的に切替るようにすることができる。

図面の簡単な説明

0053

図1本発明の文字認識方式に適用される複数の業務用帳票の一実施形態を示す説明図。
図2本発明の文字認識方式に適用されるIDフィールド情報決定のための処理流れの一実施形態を示すフローチャート。
図3図2の処理流れを適用した業務用帳票の読取処理流れの一実施例を示すフローチャート。
図4図2の処理流れを適用した業務用帳票の読取処理流れの他の実施例を示すフローチャート。
図5図4の読取処理流れにおいて生成された画面情報を示す説明図。

--

0054

1、3、5業務用帳票
7、17、27 IDフィールド
9、15、23 第1のクリアエリア
11、19、25 第2のクリアエリア
13、21、29 読取対象フィールド

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