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技術 プリント物改質方法、該方法により改質したプリント物及びプリント物改質装置

出願人 キヤノン株式会社
発明者 柴田烈小林本和
出願日 1997年8月26日 (23年3ヶ月経過) 出願番号 1997-229657
公開日 1999年3月2日 (21年8ヶ月経過) 公開番号 1999-059003
状態 未査定
技術分野 印刷方法
主要キーワード 一構成単位 熱発泡性樹脂 エナメルペイント 印字出力データ 判別画像 非対象物 複合色 プリント部分
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年3月2日)のものです。
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図面 (7)

課題

印刷物光沢感を所望する状態で再現可能なプリント物改質方法、該方法により改質したプリント物及びプリント物改質装置を提供する。

解決手段

プリント物改質方法において、原画像画質改質する部位を判別する工程として、原画像の対象物を判別する工程と、対象物の画質改質部を判別する工程を有し、その部位に画像改質プリントを行うことを特徴とする。

概要

背景

種々の白黒およびカラープリント物プリント方法が知られている。たとえば、オフセット印刷グラビア印刷シール印刷スポンジ印刷等の商業印刷分野である。また、銀塩写真電子写真、熱転写、熱昇華プリントインクジェットプリント等のコンシューマープリンティング分野が、一般的である。

これらのプリント方法のいくつかは、実在物質感光沢感立体感を、より実在近似させて、紙面上に再現するように、研究開発されてきている。

概要

印刷物の光沢感を所望する状態で再現可能なプリント物改質方法、該方法により改質したプリント物及びプリント物改質装置を提供する。

プリント物改質方法において、原画像画質改質する部位を判別する工程として、原画像の対象物を判別する工程と、対象物の画質改質部を判別する工程を有し、その部位に画像改質プリントを行うことを特徴とする。

目的

そこで本発明は、画質改質インクによる光線屈折させる作用のある表面および/または凹凸面を形成する画像状の部位の、好適な作成方法を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

原画像プリント手段と、原画像の画質改質画像プリント手段とを、少なくとも有し、原画像プリントしたプリント物の表面に、原画像から求められる画像状の画質改質プリントを画質改質インクで行うプリント物改質方法において、原画像の画質改質する部位を判別する工程として、原画像の対象物を判別する工程と、対象物の画質改質部を判別する工程を有し、その部位に画質改質プリントを行うことを特徴とするプリント物改質方法。

請求項2

前記画質改質する部位を判別する工程は、対象物のデジタル画像データのグレースケール画像階調値の、最明部から少なくとも10%以上60%以下の画像領域を判別する請求項1に記載のプリント物改質方法。

請求項3

前記のプリント方法が、インクをノズルから吐出してプリントするプリント方法であって、そのインクジェット吐出素子が、ノズルに熱を印加し、気泡の発生による作用力によりインクを吐出する、インクジェット吐出素子である請求項1または2に記載のプリント物改質方法。

請求項4

前記画質改質インクが少なくとも水溶性高分子化合物および/または熱発泡性樹脂粒子を含む請求項1乃至3のうち、いずれか1項に記載のプリント物改質方法。

請求項5

請求項1乃至4のうち、いずれか1項に記載の方法により改質したことを特徴とするプリント物。

請求項6

原画像のプリント手段と、原画像の画質改質画像プリント手段を少なくとも具備したプリント物改質装置において、原画像の入力画像データの対象判別画像処理部と画像改質部判別画像処理部とを設けたことを特徴とするプリント物改質装置。

技術分野

0001

本発明は、白黒および/またはカラーの画像および/または文字プリント物改質方法である。そのなかでも、近年急速に普及した、インクジェットプリント方法および装置に深く関与する。

背景技術

0002

種々の白黒およびカラーのプリント物のプリント方法が知られている。たとえば、オフセット印刷グラビア印刷シール印刷スポンジ印刷等の商業印刷分野である。また、銀塩写真電子写真、熱転写、熱昇華プリントインクジェットプリント等のコンシューマープリンティング分野が、一般的である。

0003

これらのプリント方法のいくつかは、実在物質感光沢感立体感を、より実在近似させて、紙面上に再現するように、研究開発されてきている。

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、印字物をより実際の物体に近似させて再現する際に、上記に挙げたようなプリント方法では、いまだ不満があった。

0005

たとえば、実在物の光沢感を出すためには、表面に光沢を有する記録媒体を用いるか、記録後に光沢を付与することが望まれる。しかし、表面に光沢を有する記録媒体は、記録媒体の全面に光沢があり、実在物のように部分的に光沢があるものの再現には不向きである。また、記録後に部分的に光沢を付与するには、エナメルペイントのような塗料をスポンジ印刷であるとか、あるいは、刷毛で光沢を付与する部分に塗るという作業が必要であった。

0006

また、立体感を出すためには、いくつものプリント方法を組み合わせる必要があり面倒であった。さらには、印刷物の表面を工作することは非常に手間がかかり、複製することが困難であった。また、たとえば、凹凸面をプリント物の上に形成し、立体視試みる工作物もあった。しかしながら、立体視のための凹凸面は、プリント物の質感を改善するものではなく、疑似的に立体感を観察者に与えるのみであった。

0007

これらの質感を出すための技術は、これまで述べたように、特殊な印刷手法により作成されるため非常に手間がかかり、コンシューマープリンティング分野で手軽に扱うことは困難であった。

0008

またプリント物はプリント面を傷つけることなく、原画像色再現性過度変質を加えることなしに光線屈折させる作用のある表面および/または凹凸面を形成して画像改質部位を決定する必要があるがこの決定はプリント操作者の熟練した「カン」によるところが多かった。

0009

そこで本発明は、画質改質インクによる光線を屈折させる作用のある表面および/または凹凸面を形成する画像状の部位の、好適な作成方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0010

前記の目的は以下の手段によって達成される。

0011

すなわち、本発明は、原画像のプリント手段と、原画像の画質改質画像プリント手段とを、少なくとも有し、原画像プリントしたプリント物の表面に、原画像から求められる画像状の画質改質プリントを画質改質インクで行うプリント物改質方法において、原画像の画質改質する部位を判別する工程として、原画像の対象物を判別する工程と、対象物の画質改質部を判別する工程を有し、その部位に画質改質プリントを行うプリント物改質方法を提案するものであり、前記の画質改質する部位を判別する工程は、対象物のデジタル画像データのグレースケール画像階調値の、最明部から少なくとも10%以上60%以下の画像領域を判別すること、前記のプリント方法が、インクをノズルから吐出してプリントするプリント方法であって、そのインクジェット吐出素子が、ノズルに熱を印加し、気泡の発生による作用力によりインクを吐出する、インクジェット吐出素子であること、前記画質改質インクが少なくとも水溶性高分子化合物および/または熱発泡性樹脂粒子を含むことを含む。

0012

また本発明は、前記の方法により改質したことを特徴とするプリント物及び原画像のプリント手段と、原画像の画質改質画像プリント手段を少なくとも具備したプリント物改質装置において、原画像の入力画像データの対象判別画像処理部と画像改質部判別画像処理部とを設けたことを特徴とするプリント物改質装置を提案するものである。

0013

本発明によれば、印刷物の光沢感を所望する状態で再現可能であり、更に、印刷物の質感を容易に変更し、所望する状態の印字物を得ることができる。

発明を実施するための最良の形態

0014

以下、本発明を更に詳細に説明する。

0015

上記、プリント物の質感、光沢感、立体感等の再現性に対する要求に鑑み、本発明者らは以下のプリント物改質方法を考案した。

0016

原画像のプリント手段と、原画像の画質改質プリント手段とを、少なくとも有し、原画像をプリントしたプリント物の表面に、原画像から求められる画像状の画質改質プリントを行うのである。

0017

さらに、原画像をプリントしたプリント物の表面に、画質改質で、光線を屈折させる作用のある表面および/または凹凸面を、原画像をプリントしたプリント物の表面に、原画像から求められる画像状の画質改質プリントを行うことによって、質感、光沢感、立体感等の再現性を向上する可能性を提案した。

0018

この、光線を屈折させる作用のある表面および/または凹凸面をプリントする方法は、種々のプリント方法から選択できる。好適なプリント方法としては、たとえば、常温固体のインクを加熱して液体化し吐出させるインクジェット記録を用いることができる。また、常温で液体のインクをインク吐出素子から吐出させて記録することができる。たとえば、ノズルに熱を印可し気泡の発生による作用力によりインクを吐出する、インクジェットプリント方法が、容易かつ簡便に、原画像と原画像から求められる画像状の画質改質プリントを行うことができる。これらの方法により原画像のプリント物のプリント面を傷つけることなく、また原画像の色再現性を過度に変質させることなしに、容易に光線を屈折させる作用のある表面および/または凹凸面を形成できる。

0019

すなわち、光線を屈折させる作用のある表面および/または凹凸面とは、原画像のプリントにかかる着色されたプリント媒体表面を、実質的に色再現性に変質を加えることなく、プリント媒体の表面における光沢度を変質しうる面の形成を指すのである。

0020

このうち、常温で液体のインクをインク吐出素子から吐出させて記録する場合において、インクは水溶性のものが、無害性や、安全性から、一般に用いられている。このインク吐出素子によるプリント方法を、本発明で利用する場合には、つぎのような画質改質インクを用意することが可能である。

0021

ここで画質改質インクとは、原画像のプリントにかかる色処理に基づく、原画像の色再現性にかかるプリントのための色材を含有しないインクを指す。すなわち、通常、カラーの原画像は、RGBの三色のデジタル画像データとして与えられるが、プリントの際には、CMYまたはCMYKの三色あるいは四色に色分刷され、各色の色材を含有するインクによってプリントされる。また、これらの三色あるいは四色以外にも特色と称せられる特別な色材をさらに加えてプリントされることもあるが、この場合は、特色にかかる色材のプリント量は、あらかじめ前述の色分刷の算術時に考慮される。しかしながら、ここで画質改質インクとは、原画像のプリントの色再現にかかる色材を含有しないものであるから、色分刷時に考慮されることはない。ただし、プリント媒体の表面性にかかる、光沢感に起因するプリントのための算術においては十分考慮されることはいうまでもない。

0022

この画質改質インクの組成としては、水、界面活性剤、その他の保湿防腐酸化防止添加剤に加えて、水溶性の高分子材料を加えたものを用いることができる。

0024

ただし、高分子材料は、これらに限定されるものでなく、また、単独でも、また2種以上を組み合わせて用いてもよい。

0025

またさらに熱発泡性樹脂粒子を加えたものを用いることもできる。熱発泡性樹脂粒子とは、例えばポリスチレン、スチレン−アクリル酸エステル共重合体ポリアミド樹脂ポリアクリル酸エステル塩化ビニリデンアクリロニトリルメチルメタクリレート等の熱可塑性樹脂カプセル壁とする中空粒子に、イソブタンn−ペンタン等の揮発性膨張剤を内包し、加熱により膨張するものである。その具体例としては、例えばマツモトマイクロスフェアーF−20、F−30、F−40、F−80(本油脂製薬株式会社製)、エクスバンセル551、642(ケマノーベル株式会社製)等がある。

0027

上記熱発泡性樹脂粒子を画像改質インクとして用いる場合は、画像改質インクを媒体上に吐出後に媒体を所望の温度に加熱し熱発泡性樹脂粒子を発泡させる必要がある。加熱温度は熱発泡性樹脂粒子の材質によって異なるが、概ね100℃〜200℃である。加熱時間は数秒から数十秒でかまわない。

0028

さらに、光線を屈折させる作用のある表面および/または凹凸面の形成方法は、上述以外の方法を用いても、簡略なものであれば、好適に応用することが可能である。

0029

さらに、画質改質する部位を判別する工程は、対象物のデジタル画像データのグレースケール画像の階調値の、最明部から少なくとも10%以上60%以下の画像領域とするプリント物改質方法および装置、そのプリント物である。

0030

ここで、対象画像とは、原画像内の着目する対象物の画像領域を他の非対象物の画像領域から区別、分別された画像領域のことで、たとえば、原画像内の対象物を非対象物となる背景画像部から、切り抜いた画像を指す。

0031

また、画質改質部の判別には、対象画像として判別された対象物が有するデジタル画像データのグレイスケール画像の階調値のもっとも明るい階調値(最明部)から、0%から100%除した階調値にわたって任意に設定することができる。プリント物を改質する目的や対象画像にもよるが、好ましくは10%ないしは60%が、より好ましくは20%ないしは50%の範囲が、光沢感を再現するためには好適である。光沢感を再現する部位が少なくては、その効果が期待できず、また多すぎては、対象物のもつ質感を好適に再現できなくなる可能性がある。より具体的に説明すると、たとえば、デジタル画像データにおいて、もっとも明るい部分を255値もっとも暗い部分を0値とする、0値から255値で階調表現する場合が多い。その場合にあって、対象画像として判別された対象物が有する階調値が200値から50値である場合は、この範囲のもっとも明るい側の階調値である200値から、10%減じた場合の200値から180値の範囲の画像データ、ないしは、60%減じた200値から80値までの画像データを画質改質が像データとする事ができる。

0032

ここでいうグレイスケール画像とは、原画像が白黒の階調画像であれば、そのデジタル画像データを指し、原画像がカラー画像であれば、そのデジタル画像データをグレイスケール画像に変換したものを用いることができる。

0033

また、本発明は、プリント方法として、インクをノズルから吐出してプリントするプリント方法であって、そのインクジェット吐出素子が、ノズルに熱を印可し、気泡の発生による作用力によりインクを吐出する、インクジェット吐出素子であるプリント物改質方法および装置、そのプリント物である。

0034

以下に本発明の具体的な実施形態を図面を参照して説明する。

0035

実施例1
図2は本発明の一実施例にかかるインクジェットプリント装置の概略斜視図である。

0036

図中キャリッジ1上に記録ヘッド2−1、2−2が装着される。各記録ヘッドは、図4に示すように64個の吐出口20を一構成単位チップ)としたものを4個を有し、これにより、後述のように8個のヘッドチップから8種類のインクを吐出する事ができる。すなわち、それぞれの記録ヘッドは吐出口20を360dpi(ドットインチ)の密度で配列しているものを用い、これらの記録ヘッドにおいては、それぞれ、シアン同系色のインクについて低い濃度のインクから2−1−1、2−1−2に、マゼンタの同系色のインクについて濃度の低いインクから2−1−3、2−1−4に、イエローのインクを2−2−1に、ブラックの同系色のインクについて低い濃度から2−2−2−、2−2−3に、さらに、後述の画質改質インクを2−2−4によって吐出させるものである。

0037

それぞれのヘッドに対しては、それぞれに対応して設けられたインクタンク4からそれぞれのインクが供給される。キャリッジ1はガイドシャフト3により摺動自在に案内支持され、駆動ベルト6を介したキャリッジモータ7の駆動により上記ガイドシャフト3に沿って往復運動させられる。記録ヘッド2−1、2−2には多数の導線を配した可撓性絶縁ベルト5を介して駆動信号を供給する。さらに被プリント媒体は、不図示の搬送モータ駆動源とする搬送ローラおよび排紙ローラ8によって、各図中矢印方向に搬送され、記録ヘッドの移動に伴って、記録ヘッドから吐出されたインクにより画像の記録が行われる。

0038

キャリッジ1の移動による記録領域外に設定されたホームポジションには、キャップ部9を持つ回復ユニット10が配設され、この回復ユニットによる吐出回復処理により各記録ヘッドのインク吐出特性の安定化を行うことができる。

0039

図3は上述のインクジェットプリント装置の制御構成を示すブロック図である。

0040

図において、101はパーソナルコンピュータビデオ機器等のホスト装置から画像信号を入力する画像入力部を示し、102は各種パラメータの設定及び記録開始を指示する各種キーを備えている操作部である。103は、後述のROMに格納される各種プログラムに従って本記録装置全体を制御するCPUを示す。104は、本記録装置を制御動作させるプログラムを格納するROMを示す。このROM104は後述する、入力画像データから画質改質インクの画像状の印字出力データを生成するプログラムを格納している。

0041

また、105−1は、後述する入力画像データの対象判別画像処理部Aを示し、105−2は画質改質部判別画像処理部Bを示す。106は、ROM104中の各種プログラムの実行の際のワークエリアおよびエラー時の一時退避エリア、そしてプリンタ部に送る画像出力データ格納エリアとして用いるRAMを示す。さらに107は画像出力データに基づき画像をプリントするプリンタ部を示し、主に図2に示した構成を有する。108は本記録装置内のアドレス信号、データ、制御信号伝送するバスラインである。

0042

次に、上記構成に基づく、本実施例の画質改質インクの画像出力データの生成方法について説明する。

0043

本実施例の画質改質インク用の画像出力データは、原画像を入力した入力画像データから、少なくとも次の処理フロー図1)に従って生成される。

0044

テップS1で、画像入力部101より原画像の画像データを入力する。本実施例においては、デジタル画像データとして、もっとも明るい部分を255値もっとも暗い部分を0値とし、0値から255値で階調を表現する。

0045

ステップS2で、RAM106に入力画像データを蓄積し、入力画像データから対象物を判別する。本実施例においては、入力画像データとして口唇部を含む部を原画像とし、画質改質を行う画像部として口唇部を判別する事を目的としているため、パラメータとして、口唇部の階調値および肌部の階調値を対象物判別にもちいた。判別した口唇部画像(図5)は対象画像データとしてRAM106に格納した。

0046

ステップS3で、対象画像データより画質改質部を判別する。対象画像データである口唇部をグレースケール画像に変換し、もっとも明るい側の階調値200値より、30%減じた階調値140値までを画質改質部とした。この画質改質画像データ(図7)をRAM106に格納した。

0047

ステップS4で、記録ヘッド2に搭載されているインク群により、原画像のプリントを行う。

0048

ステップS5で、原画像のプリント物の対象とする対象画像部である口唇部の画質改質画像部を、下記の画質改質インクによりプリントした。

0049

画質改質インク組成1:水 70重量部
ジエチレングリコール10重量部
尿素5重量部
グリセリン10重量部
PVA 10重量部
画質改質インク組成としては、本実施形態に示したように、少なくとも高分子材料を含有することが好ましい。

0050

高分子材料の好例としては、本実施例で用いているポリビニルアルコールをはじめとした水溶性高分子材料が挙げられる。しかし、インクジェットプリントにおいて本発明を実施する場合において、インクジェット吐出口から吐出されればよく、水溶性高分子材料限定されるものでなく、分散可能な無白色顔料や、種々の高分子材料に可能性がある。

0051

画質改質インクを印字しないプリント物に比べて、口唇部に光沢感の増大した質感あふれる画像を得ることができた。

0052

同様に画質改質部の判別に最明部から5%の範囲、最明部から10%の範囲、最明部から50%の範囲、最明部から60%、最明部から70%の範囲を選択し、画質改質プリントを試みた。最明部から5%の範囲により判別した画質改質プリントでは光沢感の効果が感じられなかった。また、最明部から70%の範囲を選択した画質改質プリントでは、全面に画質改質プリントしているのとあまり変わりなく、好適な結果をもたらさなかった。

0053

本実施例においては特に口唇に着目して光沢感の増大を目的としたが、口唇のみならず、歯を着目することによってもよい。さらには、質感で強調したい部分があればどこを、画質改質プリント部分として対象物として選択してもよい。
実施例2
実施例1において画像改質インクを下記のものとした。

0054

水 60重量部
ジエチレングリコール10重量部
尿素5重量部
グリセリン10重量部
マツモトマイクロスフェアーF−20 15重量部
上記画像改質インクを実施例1と同様に用いた後、媒体を150℃に30秒間放置した。得られた画像は同様に口唇部に光沢感の増大した質感あふれる画像を得ることができた。

0055

本発明では、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックで画像を形成し、その上に光線を屈折させる作用のある表面および/または凹凸物を、画像の上に、画像状に、形成したが、単色画像でも複合色画像であっても、本発明は有効に適合できる。

0056

さらに、プリント物はインクジェットプリント媒体上に形成されたものであっても、また、一般の印刷物の表面に形成されたものであってもよい。

発明の効果

0057

本発明によれば、画像改質部位とプリント操作者の「カン」に頼ることなく決定でき、さらに印刷物の光沢感を所望する状態で再現することができ、印刷物の質感を容易に変更し所望する状態の印字物を得ることができるものである。

図面の簡単な説明

0058

図1本発明にかかる実施例1で実行される処理の処理フローを示すフローチャート図である。
図2本発明にかかる実施例1のインクジェットプリント装置の概略構成を示す斜視図である。
図3インクジェットプリント装置の制御構成を示すブロック図である。
図4記録ヘッドのインク吐出口面を模式的に示す図である。
図5本発明にかかる実施例1の原画像の一例である。
図6本発明にかかる実施例1の対象画像の一例である。
図7本発明にかかる実施例1の画質改質インクがプリントされる画像領域の一例である。

--

0059

1キャリッジ
2−1記録ヘッド
2−2 記録ヘッド
2−1−1〜2−2−4ヘッドチップ
3ガイドシャフト
4インクタンク
5 可撓性絶縁ベルト
6駆動ベルト
7キャリッジモータ
8排紙ローラ
9キャップ部
10回復ユニット
101画像入力部
102 操作部
103 CPU
104 ROM
105−1画像処理部A
105−2 画像処理部B
106 RAM
107プリンタ部
108バスライン
501頚顎部
502口唇部

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